JP2750314B2 - 非バッファ式交換装置 - Google Patents
非バッファ式交換装置Info
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- JP2750314B2 JP2750314B2 JP5224764A JP22476493A JP2750314B2 JP 2750314 B2 JP2750314 B2 JP 2750314B2 JP 5224764 A JP5224764 A JP 5224764A JP 22476493 A JP22476493 A JP 22476493A JP 2750314 B2 JP2750314 B2 JP 2750314B2
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- switching
- switch
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- Multi Processors (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数または多数のコン
ピューティング要素または入出力要素あるいはその両方
から成るディジタル・コンピュータ・システムと、多段
交換相互接続ネットワーク上で相互に並列に高速で待ち
時間の少ない通信を前記個々の要素が実行できる能力に
関する。
ピューティング要素または入出力要素あるいはその両方
から成るディジタル・コンピュータ・システムと、多段
交換相互接続ネットワーク上で相互に並列に高速で待ち
時間の少ない通信を前記個々の要素が実行できる能力に
関する。
【0002】本発明はさらに、中央クロッキングのない
多段回線交換ネットワークと、ネットワーク上で転送さ
れるディジタル・データを迅速かつ正確に同期化し回復
できる能力に関する。
多段回線交換ネットワークと、ネットワーク上で転送さ
れるディジタル・データを迅速かつ正確に同期化し回復
できる能力に関する。
【0003】用語集 回線交換ネットワーク ネットワークを構成する個々の交換要素が、データ・メ
ッセージをバッファリングせずに、入力から出力への直
接接続としてただちに転送する、ネットワーク。
ッセージをバッファリングせずに、入力から出力への直
接接続としてただちに転送する、ネットワーク。
【0004】データ・メッセージ 循環冗長コーディング方式を使用して情報が正確かどう
かを検査する追加の能力を組み込んだ、並列システムの
ノード間で情報を送信するためのフォーマット。
かを検査する追加の能力を組み込んだ、並列システムの
ノード間で情報を送信するためのフォーマット。
【0005】データ データ・メッセージを表す別の用語。
【0006】遊休状態 交換インタフェースが現在、2つのノードを接続するプ
ロセスに関与していない状態。
ロセスに関与していない状態。
【0007】メッセージ データ・メッセージを表す別の用語。
【0008】ノード ネットワークによって相互接続された1つまたは複数の
プロセッサまたは入出力装置から構成される、システム
の機能要素。
プロセッサまたは入出力装置から構成される、システム
の機能要素。
【0009】ノード要素 ノードを表す別の用語。意味は同じである。
【0010】NRZ 非ゼロ復帰(non-return to zero)を表す略語。
【0011】ポート 交換ネットワークの単一両方向入口出口点。
【0012】受信側ノード ネットワーク上に送られたデータを受信する機能要素。
【0013】送信側ノード ネットワーク上にデータを送信する機能要素。
【0014】
【従来の技術】並列コンピューティング・システムは、
相互接続ネットワークを介して通信する複数のプロセッ
サから構成されている。複数のプロセッサの相互接続を
行うために広く使用されているネットワークの1つに、
複数の回線交換機から成る回線交換ネットワークがあ
る。最新の非バッファ式回線交換機はALLNODE交
換機(非同期短待ち時間ノード間交換機)であり、米国
特許出願第07/677543号で開示されている。米
国特許出願第07/677543号で開示されたALL
NODE交換機は、多段相互接続ネットワークの各交換
機段で最小規模の回路を実現するに過ぎないので、優れ
た短待ち時間特性を提供する。交換機における待ち時間
は極めて短い。なぜなら、各交換機段で再ラッチングを
伴わずに、各交換機段で直線的な配線に相当する機能が
提供されるからである。データの再ラッチングが必要で
ないのは、ALLNODE交換機が、個々の交換機要素
における再ラッチングやバッファリングを必要としない
完全に非同期の伝送をサポートするからである。したが
って、ALLNODE交換機は、交換機を通じて伝送さ
れるデータ・メッセージをバッファリングによる遅延な
しにできるだけ迅速に送達する。
相互接続ネットワークを介して通信する複数のプロセッ
サから構成されている。複数のプロセッサの相互接続を
行うために広く使用されているネットワークの1つに、
複数の回線交換機から成る回線交換ネットワークがあ
る。最新の非バッファ式回線交換機はALLNODE交
換機(非同期短待ち時間ノード間交換機)であり、米国
特許出願第07/677543号で開示されている。米
国特許出願第07/677543号で開示されたALL
NODE交換機は、多段相互接続ネットワークの各交換
機段で最小規模の回路を実現するに過ぎないので、優れ
た短待ち時間特性を提供する。交換機における待ち時間
は極めて短い。なぜなら、各交換機段で再ラッチングを
伴わずに、各交換機段で直線的な配線に相当する機能が
提供されるからである。データの再ラッチングが必要で
ないのは、ALLNODE交換機が、個々の交換機要素
における再ラッチングやバッファリングを必要としない
完全に非同期の伝送をサポートするからである。したが
って、ALLNODE交換機は、交換機を通じて伝送さ
れるデータ・メッセージをバッファリングによる遅延な
しにできるだけ迅速に送達する。
【0015】非バッファ非同期方式の問題点は、各交換
機段を通過するデータ伝送パルスが、再ラッチング・プ
ロセスによって整形または再位置合わせされないことで
ある。信号が複数の交換機段を通過する際、元のパルス
形状がひずむことがある。また、データを並列に転送す
る(バイト幅転送など)と、並列データ・ビット間にス
キューが発生することがある。これは、並列回線が、ネ
ットワークの各段で再位置合わせされないからである。
パルスのひずみとスキュー発生というこの2つの問題に
よって、伝送周波数と、信頼性が失われるほどパルスの
ひずみまたはスキューがひどくならないうちに通過可能
なネットワークの段数が制限される。
機段を通過するデータ伝送パルスが、再ラッチング・プ
ロセスによって整形または再位置合わせされないことで
ある。信号が複数の交換機段を通過する際、元のパルス
形状がひずむことがある。また、データを並列に転送す
る(バイト幅転送など)と、並列データ・ビット間にス
キューが発生することがある。これは、並列回線が、ネ
ットワークの各段で再位置合わせされないからである。
パルスのひずみとスキュー発生というこの2つの問題に
よって、伝送周波数と、信頼性が失われるほどパルスの
ひずみまたはスキューがひどくならないうちに通過可能
なネットワークの段数が制限される。
【0016】ひずみとスキュー発生の問題を解決する際
に、その処置を誤ると、別の問題が発生することがあ
る。たとえば、その解決策を実現可能にするために待ち
時間がきわめて長くなってしまったり、信頼性が大幅に
失われてしまうことがある。ALLNODE交換機の重
要な特徴は、この交換機の信頼性が非常に高く、交換機
チップ全体の障害を引き起こす可能性のある共通信号や
共通コンポーネントがまったくないことである。交換機
のあらゆるポートで使用される共通クロックを導入する
方法は、受け入れられる解決策ではない。そのクロック
が故障すると、交換機チップ全体が障害を起こしてしま
うからである。また、ALLNODE交換機は非同期設
計なので、準安定状態になる可能性が高くなる解決策を
使用しないように注意する必要がある。ひずみおよびス
キューの問題を解決しようとする際に新たな準安定状態
を生じる可能性があるからである。本発明は、これらの
問題を回避しながら、ひずみおよびスキュー発生の問題
を解決するための方法および装置を開示する。
に、その処置を誤ると、別の問題が発生することがあ
る。たとえば、その解決策を実現可能にするために待ち
時間がきわめて長くなってしまったり、信頼性が大幅に
失われてしまうことがある。ALLNODE交換機の重
要な特徴は、この交換機の信頼性が非常に高く、交換機
チップ全体の障害を引き起こす可能性のある共通信号や
共通コンポーネントがまったくないことである。交換機
のあらゆるポートで使用される共通クロックを導入する
方法は、受け入れられる解決策ではない。そのクロック
が故障すると、交換機チップ全体が障害を起こしてしま
うからである。また、ALLNODE交換機は非同期設
計なので、準安定状態になる可能性が高くなる解決策を
使用しないように注意する必要がある。ひずみおよびス
キューの問題を解決しようとする際に新たな準安定状態
を生じる可能性があるからである。本発明は、これらの
問題を回避しながら、ひずみおよびスキュー発生の問題
を解決するための方法および装置を開示する。
【0017】本発明は、米国特許出願第07/6775
43号で開示されたALLNODE交換機の修正および
適合化である。本発明者等はさらに、本発明と前記出願
の関係を以下で詳細に説明する。
43号で開示されたALLNODE交換機の修正および
適合化である。本発明者等はさらに、本発明と前記出願
の関係を以下で詳細に説明する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、交換機を介
してデータを伝送する際に、非同期交換装置がデータ・
パルスを整形しスキュー発生の問題を解消できるよう
に、該装置を改良することに向けられている。本発明
は、交換装置が非同期的に機能でき、かつ中央クロック
の位置合わせおよび分配が必要でない、中央点故障機構
がない、並列システムの各ノードが他のノードの同期要
件と無関係に機能できるなど、非同期操作のすべての利
点を交換機が維持できるようにする能力を有する。
してデータを伝送する際に、非同期交換装置がデータ・
パルスを整形しスキュー発生の問題を解消できるよう
に、該装置を改良することに向けられている。本発明
は、交換装置が非同期的に機能でき、かつ中央クロック
の位置合わせおよび分配が必要でない、中央点故障機構
がない、並列システムの各ノードが他のノードの同期要
件と無関係に機能できるなど、非同期操作のすべての利
点を交換機が維持できるようにする能力を有する。
【0019】本明細書に開示する手法では、クロック・
パルスを伝送し、交換機に各データ文字を送信する目的
で、非同期交換機の各入出力ポートに対するインタフェ
ースにおいて1本の信号線を追加する。この手法は、標
準の単一チップ技術を使用して交換装置をパッケージす
ると仮定した場合、あらゆる交換入出力ポート用に交換
機チップに入出力接続を1つ余計に追加するという最低
限の影響しか及ぼさない。しかし、この手法では、ラッ
チング機能によって交換機自体に準安定状態が発生する
可能性がなくなり、データのラッチングおよび整形によ
って導入される遅延が1交換機段当たり最低限に抑えら
れ、しかも、交換機チップ内であらゆるポートに分散さ
れる信号やクロックがないという重要な信頼性要件およ
び可用性要件が維持される。これは、各入出力ポートに
対する個別の伝送用クロック線が、再ラッチング機能を
個別の論理の島として実現するからである。その結果、
複数のポート間で共用され、故障する可能性があり、そ
の際には複数の入力ポートまたは複数の出力ポートある
いはその両方の除去が必要になるものが、交換機チップ
内になにもなくなる。
パルスを伝送し、交換機に各データ文字を送信する目的
で、非同期交換機の各入出力ポートに対するインタフェ
ースにおいて1本の信号線を追加する。この手法は、標
準の単一チップ技術を使用して交換装置をパッケージす
ると仮定した場合、あらゆる交換入出力ポート用に交換
機チップに入出力接続を1つ余計に追加するという最低
限の影響しか及ぼさない。しかし、この手法では、ラッ
チング機能によって交換機自体に準安定状態が発生する
可能性がなくなり、データのラッチングおよび整形によ
って導入される遅延が1交換機段当たり最低限に抑えら
れ、しかも、交換機チップ内であらゆるポートに分散さ
れる信号やクロックがないという重要な信頼性要件およ
び可用性要件が維持される。これは、各入出力ポートに
対する個別の伝送用クロック線が、再ラッチング機能を
個別の論理の島として実現するからである。その結果、
複数のポート間で共用され、故障する可能性があり、そ
の際には複数の入力ポートまたは複数の出力ポートある
いはその両方の除去が必要になるものが、交換機チップ
内になにもなくなる。
【0020】本発明は、米国特許出願第07/6775
43号で開示されたALLNODE(非同期短待ち時間
ノード間交換機)交換機で開示された、高速で待ち時間
の少ない交換接続技術の修正である。前記出願のALL
NODE交換装置は、簡単に実施できるという特徴をも
ち、いかなる種類のデータ・バッファリングやデータ変
換も必要としない、交換ネットワーク通信を提供する。
この装置は、瞬時に接続を確立または切断するので、動
的に変更可能であり、応答時間が非常に短い。また、並
列接続の確立を求める要求を解決する能力をもち、n個
の接続を同時に接続または切断することができる(n=
交換ネットワークを介して通信するシステムの要素の
数)。したがって、同時に確立または切断できる接続の
数は、システムのサイズに比例する。この能力により、
本発明の装置は、複数の短いメッセージを非常に効率的
に処理することができる。また、この新しい装置には、
同期要件やワイヤ長の制限がない。さらに、新しい技術
による速度の向上に追従し、本発明の装置を実施するの
に使用される技術の発展に合わせて性能を向上すること
もできる。
43号で開示されたALLNODE(非同期短待ち時間
ノード間交換機)交換機で開示された、高速で待ち時間
の少ない交換接続技術の修正である。前記出願のALL
NODE交換装置は、簡単に実施できるという特徴をも
ち、いかなる種類のデータ・バッファリングやデータ変
換も必要としない、交換ネットワーク通信を提供する。
この装置は、瞬時に接続を確立または切断するので、動
的に変更可能であり、応答時間が非常に短い。また、並
列接続の確立を求める要求を解決する能力をもち、n個
の接続を同時に接続または切断することができる(n=
交換ネットワークを介して通信するシステムの要素の
数)。したがって、同時に確立または切断できる接続の
数は、システムのサイズに比例する。この能力により、
本発明の装置は、複数の短いメッセージを非常に効率的
に処理することができる。また、この新しい装置には、
同期要件やワイヤ長の制限がない。さらに、新しい技術
による速度の向上に追従し、本発明の装置を実施するの
に使用される技術の発展に合わせて性能を向上すること
もできる。
【0021】本発明は、交換機チップ全体の障害を引き
起こす可能性がある中央交換機クロックが不要となる、
新しいクロック信号整形回路を含む。本発明では、再ラ
ッチ機能、信号整形機能、およびデスキュー機能によっ
て、1交換機段当たり1/2クロックの待ち時間が追加
される。これによって、前記出願のALLNODE交換
機の短待ち時間の目標がわずかに低下する。しかし、こ
れらの新しい機能を追加しても、この改良型ALLNO
DE交換機は他の最新の交換機よりも待ち時間が何桁も
少ない。
起こす可能性がある中央交換機クロックが不要となる、
新しいクロック信号整形回路を含む。本発明では、再ラ
ッチ機能、信号整形機能、およびデスキュー機能によっ
て、1交換機段当たり1/2クロックの待ち時間が追加
される。これによって、前記出願のALLNODE交換
機の短待ち時間の目標がわずかに低下する。しかし、こ
れらの新しい機能を追加しても、この改良型ALLNO
DE交換機は他の最新の交換機よりも待ち時間が何桁も
少ない。
【0022】
【実施例】本発明は、米国特許出願第07/67754
3号で開示された、ALLNODE交換機(非同期短待
ち時間ノード間交換機)で開示された高速で待ち時間の
少ない相互接続技術の修正である。図1に、非同期AL
LNODE交換装置10mを、データ・パルスの整形と
スキュー発生の問題の解消が可能なように修正した、本
発明の好ましい実施例を全般的に示す。
3号で開示された、ALLNODE交換機(非同期短待
ち時間ノード間交換機)で開示された高速で待ち時間の
少ない相互接続技術の修正である。図1に、非同期AL
LNODE交換装置10mを、データ・パルスの整形と
スキュー発生の問題の解消が可能なように修正した、本
発明の好ましい実施例を全般的に示す。
【0023】本明細書に開示する手法では、前記出願の
ALLNODE交換機の各入出力ポートに対するインタ
フェースにおいて1本の信号線を追加する。図1には、
追加される信号が交換装置10mの入力ポートにおける
INX-XMIT クロック信号と、交換装置10mの出力ポー
トにおけるOUTX-XMIT クロック信号であることが示され
ている。ここで、Xは関連するポート番号である。各追
加信号は、ALLNODE交換機に通常提供される各ポ
ートにおけるデータ信号および制御信号に付随する伝送
クロック信号を含む。その結果、交換機との間で各デー
タ文字が送信されるのに付随して、クロック・パルスが
伝送される。この手法は、標準の単一チップ技術を使用
して交換装置をパッケージすると仮定した場合、あらゆ
る交換入出力ポート用に交換機チップに入出力接続を1
つ余計に追加するという最低限の影響しか及ぼさない。
ALLNODE交換機の各入出力ポートに対するインタ
フェースにおいて1本の信号線を追加する。図1には、
追加される信号が交換装置10mの入力ポートにおける
INX-XMIT クロック信号と、交換装置10mの出力ポー
トにおけるOUTX-XMIT クロック信号であることが示され
ている。ここで、Xは関連するポート番号である。各追
加信号は、ALLNODE交換機に通常提供される各ポ
ートにおけるデータ信号および制御信号に付随する伝送
クロック信号を含む。その結果、交換機との間で各デー
タ文字が送信されるのに付随して、クロック・パルスが
伝送される。この手法は、標準の単一チップ技術を使用
して交換装置をパッケージすると仮定した場合、あらゆ
る交換入出力ポート用に交換機チップに入出力接続を1
つ余計に追加するという最低限の影響しか及ぼさない。
【0024】図2を参照すると、交換機要素を使用し
て、多段相互接続ネットワーク30を介してn個の並列
ノードを相互接続するための好ましい実施例が示されて
いる。多段相互接続ネットワーク30の好ましい交換要
素は、米国特許出願第07/677543号で開示され
た基本的な非バッファ非同期式ALLNODE交換機の
概念である。ALLNODE交換装置は、簡単に実施で
きるという特徴をもち、いかなる種類のデータ・バッフ
ァリングやデータ変換も必要としない交換ネットワーク
通信構造を提供する。この装置は、瞬時に接続を確立ま
たは切断するので、動的に変更可能であり、応答時間が
非常に短い。また、並列接続の確立を求める要求を解決
する能力をもち、n個の接続を同時に接続または切断す
ることができる(n=交換ネットワークを介して通信す
るシステムの要素の数)。したがって、同時に確立また
は切断できる接続の数は、システムのサイズに比例す
る。この能力により、本発明の装置は、複数の短いメッ
セージを非常に効率的に処理することができる。また、
この新しい装置には、同期要件やワイヤ長の制限がな
い。さらに、新しい技術による速度の向上に追従し、本
発明の装置を実施するのに使用される技術の発展に合わ
せて性能を向上することもできる。また、ALLNOD
E交換装置を他の同一の装置とカスケード式に連結し
て、任意の数のシステム要素またはノード間で相互接続
ネットワークを形成することができる。前記多段相互接
続ネットワーク30は、完全並列相互接続の特徴を有す
る。
て、多段相互接続ネットワーク30を介してn個の並列
ノードを相互接続するための好ましい実施例が示されて
いる。多段相互接続ネットワーク30の好ましい交換要
素は、米国特許出願第07/677543号で開示され
た基本的な非バッファ非同期式ALLNODE交換機の
概念である。ALLNODE交換装置は、簡単に実施で
きるという特徴をもち、いかなる種類のデータ・バッフ
ァリングやデータ変換も必要としない交換ネットワーク
通信構造を提供する。この装置は、瞬時に接続を確立ま
たは切断するので、動的に変更可能であり、応答時間が
非常に短い。また、並列接続の確立を求める要求を解決
する能力をもち、n個の接続を同時に接続または切断す
ることができる(n=交換ネットワークを介して通信す
るシステムの要素の数)。したがって、同時に確立また
は切断できる接続の数は、システムのサイズに比例す
る。この能力により、本発明の装置は、複数の短いメッ
セージを非常に効率的に処理することができる。また、
この新しい装置には、同期要件やワイヤ長の制限がな
い。さらに、新しい技術による速度の向上に追従し、本
発明の装置を実施するのに使用される技術の発展に合わ
せて性能を向上することもできる。また、ALLNOD
E交換装置を他の同一の装置とカスケード式に連結し
て、任意の数のシステム要素またはノード間で相互接続
ネットワークを形成することができる。前記多段相互接
続ネットワーク30は、完全並列相互接続の特徴を有す
る。
【0025】好ましい実施例で1方向インタフェースし
か使用せず、したがって図2には、2組の1方向線から
成る交換インタフェース70を示してある。1組の線
は、データをノード1Aから交換ネットワークまで搬送
し、もう1組の線は、データを交換ネットワークからノ
ード1Aまで搬送する。
か使用せず、したがって図2には、2組の1方向線から
成る交換インタフェース70を示してある。1組の線
は、データをノード1Aから交換ネットワークまで搬送
し、もう1組の線は、データを交換ネットワークからノ
ード1Aまで搬送する。
【0026】図3ないし図9は、前述の米国特許出願第
07/677543号と共通する図である。図3ないし
図9は、ALLNODE交換機の4×4クロスバー実施
態様であり、交換概念の原則および速度を例示してい
る。
07/677543号と共通する図である。図3ないし
図9は、ALLNODE交換機の4×4クロスバー実施
態様であり、交換概念の原則および速度を例示してい
る。
【0027】図3を参照すると、好ましい実施例は4×
4交換装置12である。ここで、本発明の機能は、4組
のディジタル入力、アナログ入力、または光入力のいず
れかを相互に排他的に、未使用の4つの出力ポートのい
ずれかに接続する手段を提供することである。4×4交
換装置12は、任意の時間に最大4つの接続を同時にサ
ポートすることができる。たとえば、入力1を出力3
に、入力2を出力4に、入力3を出力2に、入力4を出
力1に接続することができる。
4交換装置12である。ここで、本発明の機能は、4組
のディジタル入力、アナログ入力、または光入力のいず
れかを相互に排他的に、未使用の4つの出力ポートのい
ずれかに接続する手段を提供することである。4×4交
換装置12は、任意の時間に最大4つの接続を同時にサ
ポートすることができる。たとえば、入力1を出力3
に、入力2を出力4に、入力3を出力2に、入力4を出
力1に接続することができる。
【0028】本発明の交換装置12は1方向装置であ
る。すなわち、データは前記交換装置12中をその入力
ポートから出力ポートへと1方向にだけ流れる。交換装
置12のインタフェースは、図3で詳細に定義されてい
る。交換装置12への各入力ポートにおける1組の線3
1、32、33、34は、各出力ポートにおける1組の
線41、42、43、44と番号および機能が同じであ
る。各入出力ポートへのこの2組のインタフェース線
は、7つの独自の信号を含む。これらの線とは、4本の
ディジタル・データ線と3本のディジタル制御線(VA
LID、REJECT、ACCEPT)である。各ポー
トにおける信号は、関連するポート(X)の方向および
番号を示すINX−またはOUTX−という接頭部で区
別される。4本のディジタル・データ線および1本のV
ALID線では、交換装置12中をその入力から出力に
向かう方向に信号が流れ、ディジタルREJECT制御
線およびディジタルACCEPT制御線では反対方向に
信号が流れる。
る。すなわち、データは前記交換装置12中をその入力
ポートから出力ポートへと1方向にだけ流れる。交換装
置12のインタフェースは、図3で詳細に定義されてい
る。交換装置12への各入力ポートにおける1組の線3
1、32、33、34は、各出力ポートにおける1組の
線41、42、43、44と番号および機能が同じであ
る。各入出力ポートへのこの2組のインタフェース線
は、7つの独自の信号を含む。これらの線とは、4本の
ディジタル・データ線と3本のディジタル制御線(VA
LID、REJECT、ACCEPT)である。各ポー
トにおける信号は、関連するポート(X)の方向および
番号を示すINX−またはOUTX−という接頭部で区
別される。4本のディジタル・データ線および1本のV
ALID線では、交換装置12中をその入力から出力に
向かう方向に信号が流れ、ディジタルREJECT制御
線およびディジタルACCEPT制御線では反対方向に
信号が流れる。
【0029】図3に示すように、各1方向交換インタフ
ェース・セットは、多段相互接続ネットワーク30中を
制御信号およびデータを伝送するために7つの信号しか
必要としない。ディジタル・データおよび制御信号の転
送幅は1度に1/2バイト(4ビット)である。必要な
信号は、次のとおりである。
ェース・セットは、多段相互接続ネットワーク30中を
制御信号およびデータを伝送するために7つの信号しか
必要としない。ディジタル・データおよび制御信号の転
送幅は1度に1/2バイト(4ビット)である。必要な
信号は、次のとおりである。
【0030】DATA:交換接続を指令し、ディジタル
・データ・メッセージまたはディジタル制御ヘッダを伝
送するために使用される4つの並列信号。
・データ・メッセージまたはディジタル制御ヘッダを伝
送するために使用される4つの並列信号。
【0031】VALID:活動状態のときは、ディジタ
ル・メッセージ、制御ヘッダ、またはアナログ波形が伝
送中であることを示す。非活動状態のときは、RESE
Tコマンドを示し、すべての交換機をIDLE状態にリ
セットさせる。
ル・メッセージ、制御ヘッダ、またはアナログ波形が伝
送中であることを示す。非活動状態のときは、RESE
Tコマンドを示し、すべての交換機をIDLE状態にリ
セットさせる。
【0032】REJECT:信号の流れが、DATA信
号およびVALID信号と反対方向である。活動状態の
ときは、REJECT条件またはエラー条件が検出され
たことを示す。
号およびVALID信号と反対方向である。活動状態の
ときは、REJECT条件またはエラー条件が検出され
たことを示す。
【0033】ACCEPT:信号の流れが、REJEC
T信号と同じ方向である。ロー状態のときは、メッセー
ジを受信中で、これが正確かどうかを検査中であること
を示す。活動状態のときは、メッセージを正しく受信し
たことを示す。
T信号と同じ方向である。ロー状態のときは、メッセー
ジを受信中で、これが正確かどうかを検査中であること
を示す。活動状態のときは、メッセージを正しく受信し
たことを示す。
【0034】図4に示すように、複数の入力ポートおよ
び出力ポートを有する、ノード用のALLNODE交換
装置が設けられ、I個の入力のどれをもZ個の出力のど
れにも接続できるように、各入力ポート用の接続制御回
路と各出力ポート用のマルチプレクサ制御回路を備えて
いる。ここで、IおよびZは、2以上の任意の独自の値
をとることができる。
び出力ポートを有する、ノード用のALLNODE交換
装置が設けられ、I個の入力のどれをもZ個の出力のど
れにも接続できるように、各入力ポート用の接続制御回
路と各出力ポート用のマルチプレクサ制御回路を備えて
いる。ここで、IおよびZは、2以上の任意の独自の値
をとることができる。
【0035】図4は、4×4クロスバーALLNODE
交換装置を示している。ここで、ALLNODE交換装
置10は1方向装置である。すなわち、データは前記交
換装置10中をその入力ポートから出力ポートへと1方
向だけに流れる。前記交換装置10は1方向装置である
が、4×4 ALLNODE交換装置10を図3に示す
ように接続すると、4つのノード(1A、1B、1C、
1D)間の2方向通信がサポートできる。各ノード1
A、1B、1C、1Dは2組の1方向相互接続線を有
し、1組は交換機10に向かい、1組は交換機10から
くる。交換装置10の内部の破線は、前記交換装置の機
能が、INPUT PORT 1などの入力ポートを4つの可能な出
力ポートの1つに接続することであることを示してい
る。交換装置10は、各入力ポートに対してまったく同
じ機能を提供し、各ポートをどの未使用出力ポートにも
接続できるようにする。
交換装置を示している。ここで、ALLNODE交換装
置10は1方向装置である。すなわち、データは前記交
換装置10中をその入力ポートから出力ポートへと1方
向だけに流れる。前記交換装置10は1方向装置である
が、4×4 ALLNODE交換装置10を図3に示す
ように接続すると、4つのノード(1A、1B、1C、
1D)間の2方向通信がサポートできる。各ノード1
A、1B、1C、1Dは2組の1方向相互接続線を有
し、1組は交換機10に向かい、1組は交換機10から
くる。交換装置10の内部の破線は、前記交換装置の機
能が、INPUT PORT 1などの入力ポートを4つの可能な出
力ポートの1つに接続することであることを示してい
る。交換装置10は、各入力ポートに対してまったく同
じ機能を提供し、各ポートをどの未使用出力ポートにも
接続できるようにする。
【0036】図5を参照すると、8つの交換装置10ブ
ロックをカスケード式に連結することによって、システ
ムにおけるノードの数を増す方法が示されている。8つ
のカスケード連結された交換機を10Aないし10Hで
表して、それらが交換装置10の同一のコピーであっ
て、入力ポートおよび出力ポートの配線だけが異なるこ
とを示す。16個のノードのどれも、2つの交換装置1
0ブロックを通過する接続を介して他のどのノードとも
通信できることに留意されたい。たとえば、ノード5
は、交換機10Bおよび交換機10Hを通過してノード
15にメッセージを送信することができる。すべての接
続は2つの交換装置10ブロックを通って確立されるの
で、8つの交換装置10ブロックから成るネットワーク
を2段交換ネットワークと呼ぶ。3つの段、4つの段な
どを使用することによって、同様に交換装置12ブロッ
クから他の多段ネットワークを構成することができる。
ロックをカスケード式に連結することによって、システ
ムにおけるノードの数を増す方法が示されている。8つ
のカスケード連結された交換機を10Aないし10Hで
表して、それらが交換装置10の同一のコピーであっ
て、入力ポートおよび出力ポートの配線だけが異なるこ
とを示す。16個のノードのどれも、2つの交換装置1
0ブロックを通過する接続を介して他のどのノードとも
通信できることに留意されたい。たとえば、ノード5
は、交換機10Bおよび交換機10Hを通過してノード
15にメッセージを送信することができる。すべての接
続は2つの交換装置10ブロックを通って確立されるの
で、8つの交換装置10ブロックから成るネットワーク
を2段交換ネットワークと呼ぶ。3つの段、4つの段な
どを使用することによって、同様に交換装置12ブロッ
クから他の多段ネットワークを構成することができる。
【0037】図6を参照すると、ALLNODE交換装
置10を通る単純なデータの流れの機能図が示されてい
る。図6では、分かりやすくするために、各入力ポー
ト、交換機内部、および各出力ポートにおける、VAL
ID線および4本のデータ線を1本の線で示してある。
たとえば、IN PORT 1において交換機10に入るVAL
ID線および4本のデータ線は、交換装置10の5つの
内部機能ブロック、すなわちブロック50A、60A、
60B、60C、60Dに向かう。ブロック50Aは、
4つの可能な出力ポートのうちのどれを入力ポート1と
接続するかについて判断を下す。各入力ポートからのV
ALID線および4本のデータ線は、各出力マルチプレ
クサ・ブロック(60A、60B、60C、60D)に
向かう。これによって、任意の入力ポートを任意の出力
ポートに接続することが可能になる。4つの出力マルチ
プレクサ・ブロック(60A、60B、60C、60
D)はそれぞれ、4本の可能な入力ポート線の組のうち
のどれを各出力ポートに接続するかについて、各制御ブ
ロック(50A、50B、50C、50D)から独自に
指令を受ける。たとえば、制御ブロック50Aは、入力
ポート1を出力ポート3に接続するようにマルチプレク
サ60Cに指令することができる。制御ブロック50B
は、入力ポート2を出力ポート1に接続するようにマル
チプレクサ60Aに指令することができる。制御ブロッ
ク50Cは、入力ポート3を出力ポート2および出力ポ
ート4にマルチキャスト式に接続するようにマルチプレ
クサ60Bおよび60Dに指令することができる。3つ
の接続をすべて同時にまたは異なる時間に確立すること
が可能である。マルチプレクサ60Aないし60Dが、
入力ポートから出力ポートへと1方向に信号が流れる、
交換機12中をVALID信号およびデータ信号が移動
する接続を形成するのと同時に、マルチプレクサ61D
およびANDゲート63Dが、出力ポートから入力ポー
トへと反対方向に信号が流れる、REJECT信号およ
びACCEPT信号用の信号接続をそれぞれ形成する
(典型的な実施態様をブロック61Dおよび63Dで示
す。同様なブロックが各入力ポートに結合されてい
る)。このREJECT信号およびACCEPT信号
は、カスケード式ネットワークにおける以後の交換機1
0の各段によってまたはVALID信号および4つのデ
ータ信号を受信し解釈する装置によって取られたアクシ
ョンの肯定フィードバック指示を交換機10に提供す
る。VALID信号の制御下で4つのデータ信号にわた
って交換装置10を通って伝送される制御ヘッダまたは
ディジタル・メッセージは、指令された接続を確立でき
ない場合は任意のネットワーク段によって、またその時
点でメッセージを受信できない場合または伝送中にエラ
ーを検出した場合は受信側装置によって拒絶することが
できる。受信側装置はまた、ACCEPT信号をパルス
発信することによって、コマンドまたはメッセージが
(エラーが検出されずに)正しく到着したかどうかを確
認することができる。REJECT信号およびACCE
PT信号はデータの流れと反対方向に進むので、試みら
れた伝送が正しく受信されたかそれとも拒絶されたかに
ついての肯定指示を送信側に報告する手段となる。
置10を通る単純なデータの流れの機能図が示されてい
る。図6では、分かりやすくするために、各入力ポー
ト、交換機内部、および各出力ポートにおける、VAL
ID線および4本のデータ線を1本の線で示してある。
たとえば、IN PORT 1において交換機10に入るVAL
ID線および4本のデータ線は、交換装置10の5つの
内部機能ブロック、すなわちブロック50A、60A、
60B、60C、60Dに向かう。ブロック50Aは、
4つの可能な出力ポートのうちのどれを入力ポート1と
接続するかについて判断を下す。各入力ポートからのV
ALID線および4本のデータ線は、各出力マルチプレ
クサ・ブロック(60A、60B、60C、60D)に
向かう。これによって、任意の入力ポートを任意の出力
ポートに接続することが可能になる。4つの出力マルチ
プレクサ・ブロック(60A、60B、60C、60
D)はそれぞれ、4本の可能な入力ポート線の組のうち
のどれを各出力ポートに接続するかについて、各制御ブ
ロック(50A、50B、50C、50D)から独自に
指令を受ける。たとえば、制御ブロック50Aは、入力
ポート1を出力ポート3に接続するようにマルチプレク
サ60Cに指令することができる。制御ブロック50B
は、入力ポート2を出力ポート1に接続するようにマル
チプレクサ60Aに指令することができる。制御ブロッ
ク50Cは、入力ポート3を出力ポート2および出力ポ
ート4にマルチキャスト式に接続するようにマルチプレ
クサ60Bおよび60Dに指令することができる。3つ
の接続をすべて同時にまたは異なる時間に確立すること
が可能である。マルチプレクサ60Aないし60Dが、
入力ポートから出力ポートへと1方向に信号が流れる、
交換機12中をVALID信号およびデータ信号が移動
する接続を形成するのと同時に、マルチプレクサ61D
およびANDゲート63Dが、出力ポートから入力ポー
トへと反対方向に信号が流れる、REJECT信号およ
びACCEPT信号用の信号接続をそれぞれ形成する
(典型的な実施態様をブロック61Dおよび63Dで示
す。同様なブロックが各入力ポートに結合されてい
る)。このREJECT信号およびACCEPT信号
は、カスケード式ネットワークにおける以後の交換機1
0の各段によってまたはVALID信号および4つのデ
ータ信号を受信し解釈する装置によって取られたアクシ
ョンの肯定フィードバック指示を交換機10に提供す
る。VALID信号の制御下で4つのデータ信号にわた
って交換装置10を通って伝送される制御ヘッダまたは
ディジタル・メッセージは、指令された接続を確立でき
ない場合は任意のネットワーク段によって、またその時
点でメッセージを受信できない場合または伝送中にエラ
ーを検出した場合は受信側装置によって拒絶することが
できる。受信側装置はまた、ACCEPT信号をパルス
発信することによって、コマンドまたはメッセージが
(エラーが検出されずに)正しく到着したかどうかを確
認することができる。REJECT信号およびACCE
PT信号はデータの流れと反対方向に進むので、試みら
れた伝送が正しく受信されたかそれとも拒絶されたかに
ついての肯定指示を送信側に報告する手段となる。
【0038】図7を参照すると、ブロック56、52、
54は、交換装置12の一部分である交換装置14へと
またそれを通って伝送できるメッセージの形の多重線
(並列)/直列ディジタル・データを生成するための典
型的な方法を示している。交換装置12への他の各入力
ポートでも、ブロック56、52、54で提供されるの
と同様の並列/直列データ生成論理回路が使用できる。
入力データ線の各組は、4つのシフト・レジスタ54に
よって同じクロックに対して同期化された所与の入力ポ
ートに、4本の直列データ線を提供する。シフト・レジ
スタ54は、同一のクロッキング信号(図7の100M
Hz)で制御される4本のデータ同期線31をシフトす
ることによって並列/直列データを作成する。しかし、
交換装置14の4つの異なる入力ポート・ソース(図3
の31、32、33、34)は、異なる非同期100M
Hzクロッキング信号に基づき、相互に非同期にするこ
とができる。
54は、交換装置12の一部分である交換装置14へと
またそれを通って伝送できるメッセージの形の多重線
(並列)/直列ディジタル・データを生成するための典
型的な方法を示している。交換装置12への他の各入力
ポートでも、ブロック56、52、54で提供されるの
と同様の並列/直列データ生成論理回路が使用できる。
入力データ線の各組は、4つのシフト・レジスタ54に
よって同じクロックに対して同期化された所与の入力ポ
ートに、4本の直列データ線を提供する。シフト・レジ
スタ54は、同一のクロッキング信号(図7の100M
Hz)で制御される4本のデータ同期線31をシフトす
ることによって並列/直列データを作成する。しかし、
交換装置14の4つの異なる入力ポート・ソース(図3
の31、32、33、34)は、異なる非同期100M
Hzクロッキング信号に基づき、相互に非同期にするこ
とができる。
【0039】交換装置14を通って並列/直列メッセー
ジを送信するためのプロセスは、伝送すべきデータ・メ
ッセージを累積するFIFO 56を伴う。次に伝送す
るメッセージ全体が、バッファ52に移される。バッフ
ァ52に格納されたメッセージは、伝送の準備としてシ
フト・レジスタ54に移され、データ・ビット0をシフ
ト・レジスタ1の第1ビットに、データ・ビット1をシ
フト・レジスタ2の第1ビットに、データ・ビット2を
シフト・レジスタ3の第1ビットに、データ・ビット3
をシフト・レジスタ4の第1ビットに、データ・ビット
4をシフト・レジスタ1の第2ビットに等々入れること
によって、データが4つのシフト・レジスタ54に拡散
される。そうすると、シフト・レジスタ54は、メッセ
ージ全体が伝送されるまで並列/直列データが連続的に
流れるような形で、4つの同期データ線を介して交換装
置14に直列データを送信し始める。交換装置14は、
(インタフェース31を介してシフト・レジスタ54か
ら交換装置14に入る直列データの最初の2クロック・
サイクルに)最初に伝送された8つのビットを使用し
て、交換装置14を通る接続経路を選択し確立する。図
7の例では、交換装置が、インタフェース31における
8本の個々の線がそれぞれインタフェース42における
対応する各線に独自にかつ直接に接続されるような形
で、入力ポート1(31)と出力ポート2(42)の一
時的接続を確立する様子を破線で示す。
ジを送信するためのプロセスは、伝送すべきデータ・メ
ッセージを累積するFIFO 56を伴う。次に伝送す
るメッセージ全体が、バッファ52に移される。バッフ
ァ52に格納されたメッセージは、伝送の準備としてシ
フト・レジスタ54に移され、データ・ビット0をシフ
ト・レジスタ1の第1ビットに、データ・ビット1をシ
フト・レジスタ2の第1ビットに、データ・ビット2を
シフト・レジスタ3の第1ビットに、データ・ビット3
をシフト・レジスタ4の第1ビットに、データ・ビット
4をシフト・レジスタ1の第2ビットに等々入れること
によって、データが4つのシフト・レジスタ54に拡散
される。そうすると、シフト・レジスタ54は、メッセ
ージ全体が伝送されるまで並列/直列データが連続的に
流れるような形で、4つの同期データ線を介して交換装
置14に直列データを送信し始める。交換装置14は、
(インタフェース31を介してシフト・レジスタ54か
ら交換装置14に入る直列データの最初の2クロック・
サイクルに)最初に伝送された8つのビットを使用し
て、交換装置14を通る接続経路を選択し確立する。図
7の例では、交換装置が、インタフェース31における
8本の個々の線がそれぞれインタフェース42における
対応する各線に独自にかつ直接に接続されるような形
で、入力ポート1(31)と出力ポート2(42)の一
時的接続を確立する様子を破線で示す。
【0040】図8を参照すると、交換装置14の入力ポ
ートと出力ポートの典型的な直列波形が示されている。
交換機は、シフト・レジスタ54によって送信された直
列伝送の最初の8ビットを削除し、それらを使用して、
インタフェース31からインタフェース42への接続な
どの接続を確立し保持する。この例における直列メッセ
ージの残り部分は、インタフェース31からインタフェ
ース42に直接に転送されるので、インタフェース42
には、インタフェース31が受信するメッセージとまっ
たく同じメッセージから最初の8ビットを削除したもの
が見える。この部分は、直列データが交換装置14を通
過する際に発生する回線遅延だけ遅延されている。交換
装置14は、インタフェース31を介して入ってくる直
列データを、いかなる形でもバッファリングまたは再ク
ロックしない。交換装置14は、インタフェース31を
介して受信した入力波形を、最初の8ビットをはぎ取る
以外はいかなる形でも変更せず、可能なかぎり迅速に出
力インタフェース42に反射するだけである。
ートと出力ポートの典型的な直列波形が示されている。
交換機は、シフト・レジスタ54によって送信された直
列伝送の最初の8ビットを削除し、それらを使用して、
インタフェース31からインタフェース42への接続な
どの接続を確立し保持する。この例における直列メッセ
ージの残り部分は、インタフェース31からインタフェ
ース42に直接に転送されるので、インタフェース42
には、インタフェース31が受信するメッセージとまっ
たく同じメッセージから最初の8ビットを削除したもの
が見える。この部分は、直列データが交換装置14を通
過する際に発生する回線遅延だけ遅延されている。交換
装置14は、インタフェース31を介して入ってくる直
列データを、いかなる形でもバッファリングまたは再ク
ロックしない。交換装置14は、インタフェース31を
介して受信した入力波形を、最初の8ビットをはぎ取る
以外はいかなる形でも変更せず、可能なかぎり迅速に出
力インタフェース42に反射するだけである。
【0041】インタフェース(31など)を介して交換
機14の入力ポートに、進行中の転送がないことを示す
ための規約は、4本のデータ線で示される連続したID
LEコマンドを発行することであり、VALID制御線
は論理0に保持される。いずれかの入力線で論理1が検
出された場合は、IDLE状態から離れたことを示し、
選択および転送が開始していることを交換機に示す。同
様に、進行中のアクティブな転送がないときは、交換機
からの出力線がIDLE状態に(すべて0に)保持され
る。
機14の入力ポートに、進行中の転送がないことを示す
ための規約は、4本のデータ線で示される連続したID
LEコマンドを発行することであり、VALID制御線
は論理0に保持される。いずれかの入力線で論理1が検
出された場合は、IDLE状態から離れたことを示し、
選択および転送が開始していることを交換機に示す。同
様に、進行中のアクティブな転送がないときは、交換機
からの出力線がIDLE状態に(すべて0に)保持され
る。
【0042】一般に、(入力ポートから出力ポートへ
の)どの接続を確立すべきかをすべての交換機に指令す
る経路選択方式が必要である。交換装置10の場合、経
路選択コマンドは、データが転送されるインタフェース
と同じインタフェース、すなわち各入力ポートと結合さ
れた4本のデータ線を介して交換機に伝送される。選択
情報は、指令された相互接続が確立でき、データが指令
された宛先に流れることができるように、データより前
に転送しておかなければならない。選択情報は、入力ポ
ート番号(1ないし4)を識別する必要はない。なぜな
ら、入力ポート番号は特定の入力を介して交換機に達す
るが、交換機はどの入力ポート上でデータを受信するか
をすでに知っているからである。したがって、選択情報
は、交換装置10の4つの出力ポートのうちの接続すべ
き出力ポートの番号(1ないし4)を指定するだけでよ
い。ここで推奨される経路選択方式は、ゼロ復帰を伴う
N−1コード化である(DEAD FIELDと呼ばれる)。
の)どの接続を確立すべきかをすべての交換機に指令す
る経路選択方式が必要である。交換装置10の場合、経
路選択コマンドは、データが転送されるインタフェース
と同じインタフェース、すなわち各入力ポートと結合さ
れた4本のデータ線を介して交換機に伝送される。選択
情報は、指令された相互接続が確立でき、データが指令
された宛先に流れることができるように、データより前
に転送しておかなければならない。選択情報は、入力ポ
ート番号(1ないし4)を識別する必要はない。なぜな
ら、入力ポート番号は特定の入力を介して交換機に達す
るが、交換機はどの入力ポート上でデータを受信するか
をすでに知っているからである。したがって、選択情報
は、交換装置10の4つの出力ポートのうちの接続すべ
き出力ポートの番号(1ないし4)を指定するだけでよ
い。ここで推奨される経路選択方式は、ゼロ復帰を伴う
N−1コード化である(DEAD FIELDと呼ばれる)。
【0043】図9を参照すると、交換装置10に制御情
報およびディジタル・データ情報を送信するための厳密
な直列ビット・パターンおよび制御信号活動化の典型的
な例が示されている。この例では、図5に示したカスケ
ード連結2段交換ネットワークを参照し、ネットワーク
を通ってノード1から交換装置10Aおよび10Fを通
りノード7にデータを送信する。この接続を確立するに
は、入力ポート1を、第1段交換装置10Aの出力ポー
ト2と、第2段交換装置10Fの出力ポート3に接続し
なければならない。入力ポート1に送信され、交換装置
10Aおよび10Fにおいて所望の接続を発生させる信
号シーケンスは、図9に示されている。1および0の信
号シーケンスでは、時間が左から右へ経過するので、ク
ロック時間−2に見える値が最初に交換機10Aに到達
し、クロック時間−1における値が次に到達し、以下同
様である。IN1-DATA線およびIN1-VALID線の値はすべて
ゼロであり、それらの値はIDLEを示すので、時間−
2から時間−1までの間に交換機10Aで何も起こらな
い。クロック時間0に、IN1-VALID線が論理1になる。
これによって、入力ポート1がデータを受信することが
できるようになり、交換機10Aの準備が行われるが、
この時点では、交換機10Aで接続やアクションは発生
しない。IN1-VALID制御線は基本的に、対応する交換機
入力ポートを使用可能にする。IN1-VALIDが論理0のと
き、交換機10Aは接続を確立することも、入力ポート
1からデータを受信することもできない。入力ポート1
はRESETに保持されている。最後に、クロック時間
1に、交換機10Aは、どの出力ポートに接続するかに
ついてのコマンドを受信する。このコマンドは、完全に
クロック時間1の間に受信される。
報およびディジタル・データ情報を送信するための厳密
な直列ビット・パターンおよび制御信号活動化の典型的
な例が示されている。この例では、図5に示したカスケ
ード連結2段交換ネットワークを参照し、ネットワーク
を通ってノード1から交換装置10Aおよび10Fを通
りノード7にデータを送信する。この接続を確立するに
は、入力ポート1を、第1段交換装置10Aの出力ポー
ト2と、第2段交換装置10Fの出力ポート3に接続し
なければならない。入力ポート1に送信され、交換装置
10Aおよび10Fにおいて所望の接続を発生させる信
号シーケンスは、図9に示されている。1および0の信
号シーケンスでは、時間が左から右へ経過するので、ク
ロック時間−2に見える値が最初に交換機10Aに到達
し、クロック時間−1における値が次に到達し、以下同
様である。IN1-DATA線およびIN1-VALID線の値はすべて
ゼロであり、それらの値はIDLEを示すので、時間−
2から時間−1までの間に交換機10Aで何も起こらな
い。クロック時間0に、IN1-VALID線が論理1になる。
これによって、入力ポート1がデータを受信することが
できるようになり、交換機10Aの準備が行われるが、
この時点では、交換機10Aで接続やアクションは発生
しない。IN1-VALID制御線は基本的に、対応する交換機
入力ポートを使用可能にする。IN1-VALIDが論理0のと
き、交換機10Aは接続を確立することも、入力ポート
1からデータを受信することもできない。入力ポート1
はRESETに保持されている。最後に、クロック時間
1に、交換機10Aは、どの出力ポートに接続するかに
ついてのコマンドを受信する。このコマンドは、完全に
クロック時間1の間に受信される。
【0044】クロック時間1に送信されたコマンド・ビ
ット・パターンは、交換機10Aが出力ポートへの接続
を確立するために使用する。このプロセスは、経路選択
動作と呼ばれ、完全に交換機10Aの内部で発生する。
このALLNODE交換機の発明で実施される経路選択
手法は、4つのIN1-DATA線にそれぞれ、選択すべき交換
機10Aの一義的出力を定義させることである。たとえ
ば、時間1に論理1になるIN1-DATA1信号は、交換機1
0Aに出力ポート1に接続するよう指令し、IN1-DATA2
は出力ポート2への接続を指令する。この例では、クロ
ック時間1にIN1-DATA2が論理1になるので、それによ
って、交換機10Aは出力ポート2に接続するよう指令
を受ける。言い換えると、接続アルゴリズムは、入力ポ
ートが使用可能になった後に最初に論理1になるデータ
入力線が、その入力ポートが確立すべき接続を定義する
ということである。これは相互に排他的なプロセスであ
り、通常の場合、クロック時間1に論理1となることが
できるデータ線は1本だけである。他の3本のデータ線
は0でなければならない。選択情報の1ビットは論理1
であることが保証されるので、交換機10Aは、転送が
開始することを示す追加のビットを必要とせずに、伝送
の開始を認識することができることに留意されたい。交
換機10Aは、データ線から4つのビットを除去し、図
6の制御ブロック50Aの選択レジスタにそれを格納す
ることによって、指令された接続を確立する。クロック
時間1に伝送されたビットは交換機10Aを通過して交
換機10Fに送られず、その代わり、交換機10Aは、
クロック時間2に対応する次の4ビットを次の交換機1
0Fに渡し始める。しかし、図9に示すように、選択コ
マンドに続く情報ビット(この例では、クロック時間2
に4本のデータ線によって伝送される情報ビット)は常
にすべて0でなければならない(DEAD FIELD)。その目
的については、後で説明する。
ット・パターンは、交換機10Aが出力ポートへの接続
を確立するために使用する。このプロセスは、経路選択
動作と呼ばれ、完全に交換機10Aの内部で発生する。
このALLNODE交換機の発明で実施される経路選択
手法は、4つのIN1-DATA線にそれぞれ、選択すべき交換
機10Aの一義的出力を定義させることである。たとえ
ば、時間1に論理1になるIN1-DATA1信号は、交換機1
0Aに出力ポート1に接続するよう指令し、IN1-DATA2
は出力ポート2への接続を指令する。この例では、クロ
ック時間1にIN1-DATA2が論理1になるので、それによ
って、交換機10Aは出力ポート2に接続するよう指令
を受ける。言い換えると、接続アルゴリズムは、入力ポ
ートが使用可能になった後に最初に論理1になるデータ
入力線が、その入力ポートが確立すべき接続を定義する
ということである。これは相互に排他的なプロセスであ
り、通常の場合、クロック時間1に論理1となることが
できるデータ線は1本だけである。他の3本のデータ線
は0でなければならない。選択情報の1ビットは論理1
であることが保証されるので、交換機10Aは、転送が
開始することを示す追加のビットを必要とせずに、伝送
の開始を認識することができることに留意されたい。交
換機10Aは、データ線から4つのビットを除去し、図
6の制御ブロック50Aの選択レジスタにそれを格納す
ることによって、指令された接続を確立する。クロック
時間1に伝送されたビットは交換機10Aを通過して交
換機10Fに送られず、その代わり、交換機10Aは、
クロック時間2に対応する次の4ビットを次の交換機1
0Fに渡し始める。しかし、図9に示すように、選択コ
マンドに続く情報ビット(この例では、クロック時間2
に4本のデータ線によって伝送される情報ビット)は常
にすべて0でなければならない(DEAD FIELD)。その目
的については、後で説明する。
【0045】クロック時間2に、交換機10Aの入力ポ
ート1から出力ポート2への接続が確立され、この接続
によって、クロック時間2に信号シーケンスが交換機1
0Aと相互接続線を介して交換機10Fの入力ポート1
に伝送される。この時点以降、交換機10Aは単に、後
続のデータをただちに交換機10Fの入力ポート1に送
るだけである。交換機10Aは、その入力ポート1のイ
ンタフェースを介して交換機10Aに提示される他のデ
ータ・パターンを検査せず、また該データ・パターンに
対して何らアクションを取らない。交換機10Aは、入
力ポート1を介して受信したすべてのデータ・パターン
をただちに出力ポート2および交換機10Fに渡すだけ
である。したがって、クロック時間2に、交換機10A
とそれに結合されたケーブルにおける遅延がゼロである
と仮定すると、交換機10Fの入力ポート1には、VA
LID信号が立ち上がり、4本のデータ線上のすべてゼ
ロのDEAD FIELDが交換機10Fの入力ポート1に入って
くるのが見える。このようにして、時間2に、交換機1
0Fの入力ポート1は、以前に時間0に交換機10Aの
入力ポート1が使用可能になったのと同じ方式で使用可
能になる。
ート1から出力ポート2への接続が確立され、この接続
によって、クロック時間2に信号シーケンスが交換機1
0Aと相互接続線を介して交換機10Fの入力ポート1
に伝送される。この時点以降、交換機10Aは単に、後
続のデータをただちに交換機10Fの入力ポート1に送
るだけである。交換機10Aは、その入力ポート1のイ
ンタフェースを介して交換機10Aに提示される他のデ
ータ・パターンを検査せず、また該データ・パターンに
対して何らアクションを取らない。交換機10Aは、入
力ポート1を介して受信したすべてのデータ・パターン
をただちに出力ポート2および交換機10Fに渡すだけ
である。したがって、クロック時間2に、交換機10A
とそれに結合されたケーブルにおける遅延がゼロである
と仮定すると、交換機10Fの入力ポート1には、VA
LID信号が立ち上がり、4本のデータ線上のすべてゼ
ロのDEAD FIELDが交換機10Fの入力ポート1に入って
くるのが見える。このようにして、時間2に、交換機1
0Fの入力ポート1は、以前に時間0に交換機10Aの
入力ポート1が使用可能になったのと同じ方式で使用可
能になる。
【0046】この例では、クロック時間3にIN1-DATA3
が論理1になり、それによって交換機10Fは、交換機
10Aがクロック時間1に入力ポート1を出力ポート2
に接続するよう指令を受けたのと同様に、入力ポート1
を出力ポート3に接続するよう指令を受ける。交換機1
0Fは、指令された接続を確立する際、クロック時間3
にデータ線から4ビットを除去し、図6の制御ブロック
50Aの一部である選択レジスタにそれを格納する。ク
ロック時間3に伝送されたビットは、交換機10Fを通
ってノード7に渡されず、その代わりに、交換機10F
は、クロック時間4に対応するデータの次の4ビットを
ノード7に渡し始める。しかし、図9に示すように、選
択コマンドに続く情報ビット(この例では、クロック時
間4に4本のデータ線によって伝送される情報ビット)
は常にすべて0でなければならない(DEAD FIELD)。し
たがって、クロック時間4までに、交換機10Aおよび
10Fは、ノード1からノード7に直接データを転送す
るための接続経路を確立し終えている。クロック時間5
までノード7にはIDLEコマンドしか見ない。ノード
7は、時間4に交換機10FからのOUT3-VALID線がアク
ティブになることを知り、時間5に使用可能になってデ
ータの受信を開始する。時間5以降、ノード7は交換機
10Fからの4本のOUT3-DATA線を介してノード1から
のデータを受信することができる。実際のデータが伝送
されるプロトコルは、マンチェスタ・コード化、プリア
ンブル付き8/10ビット・コード化など通常のフォー
マットのどれでもよい。しかし、図9に示す好ましい実
施例は、時間5にすべて1の同期化フィールドと、それ
に続くNRZデータ・メッセージである。このデータ・
メッセージは、転送のワード・カウント長を指定するこ
とができる。すべて1の同期化フィールドを実際のデー
タ・メッセージの接頭部として使用する目的は、受信側
ノード7が1クロック時間で送信側ノード1と同期化で
きるようにすることである。その際に、データ転送に関
与する2つのノードが、相互に非同期のクロッキング・
システムを持つが、指定された許容差の範囲内で同じ周
波数で動作するものと仮定されている。
が論理1になり、それによって交換機10Fは、交換機
10Aがクロック時間1に入力ポート1を出力ポート2
に接続するよう指令を受けたのと同様に、入力ポート1
を出力ポート3に接続するよう指令を受ける。交換機1
0Fは、指令された接続を確立する際、クロック時間3
にデータ線から4ビットを除去し、図6の制御ブロック
50Aの一部である選択レジスタにそれを格納する。ク
ロック時間3に伝送されたビットは、交換機10Fを通
ってノード7に渡されず、その代わりに、交換機10F
は、クロック時間4に対応するデータの次の4ビットを
ノード7に渡し始める。しかし、図9に示すように、選
択コマンドに続く情報ビット(この例では、クロック時
間4に4本のデータ線によって伝送される情報ビット)
は常にすべて0でなければならない(DEAD FIELD)。し
たがって、クロック時間4までに、交換機10Aおよび
10Fは、ノード1からノード7に直接データを転送す
るための接続経路を確立し終えている。クロック時間5
までノード7にはIDLEコマンドしか見ない。ノード
7は、時間4に交換機10FからのOUT3-VALID線がアク
ティブになることを知り、時間5に使用可能になってデ
ータの受信を開始する。時間5以降、ノード7は交換機
10Fからの4本のOUT3-DATA線を介してノード1から
のデータを受信することができる。実際のデータが伝送
されるプロトコルは、マンチェスタ・コード化、プリア
ンブル付き8/10ビット・コード化など通常のフォー
マットのどれでもよい。しかし、図9に示す好ましい実
施例は、時間5にすべて1の同期化フィールドと、それ
に続くNRZデータ・メッセージである。このデータ・
メッセージは、転送のワード・カウント長を指定するこ
とができる。すべて1の同期化フィールドを実際のデー
タ・メッセージの接頭部として使用する目的は、受信側
ノード7が1クロック時間で送信側ノード1と同期化で
きるようにすることである。その際に、データ転送に関
与する2つのノードが、相互に非同期のクロッキング・
システムを持つが、指定された許容差の範囲内で同じ周
波数で動作するものと仮定されている。
【0047】好ましい実施例では、クロック時間6およ
びクロック時間7に、まずメッセージのワード・カウン
ト長が送られる。ノード7は次に、長さのカウントを減
分し、転送がいつ完了するかを検出することができる。
ノード7は次に、選択されたエラー検出方式(パリテ
ィ、ECC、またはCRC)を使用してメッセージが正
確かどうか検査することができる。メッセージを正しく
受信しなかった場合、ノード7はそれに応答して、クロ
ック時間n+1およびn+2に、交換機10Fに戻るA
CCEPTインタフェース線を活動化する。交換機10
Fは交換機10AにACCEPT指示を返し、交換機1
0Aはこの指示をただちにノード1に返す。これは、ノ
ード1に対して、転送が首尾よく完了したことを示し、
ノード1は交換機10AへのVALID線および4本の
データ線をゼロにリセットする。これによってデータ転
送は完了し、IDLE状態に戻る。交換機10AへのIN
1-VALID入力線が時間n+3にゼロになると、交換機1
0Aの入力ポート1は、出力ポート2への接続を切断
し、IDLE状態に戻る。交換機10Fはただちに、IN
1-VALID入力線がゼロになるのを知り、出力ポート3へ
の接続を切断し、IDLE状態に戻る。したがって、わ
ずか1クロック時間で、接続を切断し、交換機がIDL
E状態に戻ることができる。伝送すべき別のメッセージ
がノード1にある場合、ノード1は次のメッセージをバ
ッファ52およびシフト・レジスタ54にロードし(図
7)、時間n+4にノード7またはその他のノードへの
伝送を開始することができる。唯一の制限は、ある転送
の終了を別の転送が始まる前に示すため、ノード1で生
成されるVALID信号が、最短の1クロック時間(時
間n+3)でゼロに戻らなければならないことである。
びクロック時間7に、まずメッセージのワード・カウン
ト長が送られる。ノード7は次に、長さのカウントを減
分し、転送がいつ完了するかを検出することができる。
ノード7は次に、選択されたエラー検出方式(パリテ
ィ、ECC、またはCRC)を使用してメッセージが正
確かどうか検査することができる。メッセージを正しく
受信しなかった場合、ノード7はそれに応答して、クロ
ック時間n+1およびn+2に、交換機10Fに戻るA
CCEPTインタフェース線を活動化する。交換機10
Fは交換機10AにACCEPT指示を返し、交換機1
0Aはこの指示をただちにノード1に返す。これは、ノ
ード1に対して、転送が首尾よく完了したことを示し、
ノード1は交換機10AへのVALID線および4本の
データ線をゼロにリセットする。これによってデータ転
送は完了し、IDLE状態に戻る。交換機10AへのIN
1-VALID入力線が時間n+3にゼロになると、交換機1
0Aの入力ポート1は、出力ポート2への接続を切断
し、IDLE状態に戻る。交換機10Fはただちに、IN
1-VALID入力線がゼロになるのを知り、出力ポート3へ
の接続を切断し、IDLE状態に戻る。したがって、わ
ずか1クロック時間で、接続を切断し、交換機がIDL
E状態に戻ることができる。伝送すべき別のメッセージ
がノード1にある場合、ノード1は次のメッセージをバ
ッファ52およびシフト・レジスタ54にロードし(図
7)、時間n+4にノード7またはその他のノードへの
伝送を開始することができる。唯一の制限は、ある転送
の終了を別の転送が始まる前に示すため、ノード1で生
成されるVALID信号が、最短の1クロック時間(時
間n+3)でゼロに戻らなければならないことである。
【0048】ノード7は、ワード・カウントがクロック
時間nにゼロになった後に受信したメッセージ中でエラ
ーを見つけた場合、それに応答して、交換機10Fに戻
る(ACCEPTではなく)REJECTインタフェー
ス線を活動化する。交換機10Fは、ノード7からの着
信REJECT信号を使用してノード7への接続を切断
し、IDLE状態に戻り、交換機10AにREJECT
指示を転送する。交換機10Aは、接続を切断してID
LEに戻った後、ただちにノード1にREJECT指示
を返す。ノード1は次に、転送が拒絶されたことを示
し、交換機10AへのVALID線および4本のデータ
線をゼロにリセットすることによってIDLE状態に戻
る。その後、ノード1はバッファ52からシフト・レジ
スタ54を再ロードし、伝送を最初(クロック時間−
1)からやり直すことによって、伝送を再び試みること
ができる。再伝送は、前に拒絶された伝送と同じ経路を
介して行うことができる。ネットワークを通る代替経路
が実施されている場合は、別の経路を試みることもでき
る。同一のメッセージに対して、指定された回数のRE
JECTが発生するなど、連続してREJECTに出会
った場合は、エラー報告機構を呼び出すことができる。
時間nにゼロになった後に受信したメッセージ中でエラ
ーを見つけた場合、それに応答して、交換機10Fに戻
る(ACCEPTではなく)REJECTインタフェー
ス線を活動化する。交換機10Fは、ノード7からの着
信REJECT信号を使用してノード7への接続を切断
し、IDLE状態に戻り、交換機10AにREJECT
指示を転送する。交換機10Aは、接続を切断してID
LEに戻った後、ただちにノード1にREJECT指示
を返す。ノード1は次に、転送が拒絶されたことを示
し、交換機10AへのVALID線および4本のデータ
線をゼロにリセットすることによってIDLE状態に戻
る。その後、ノード1はバッファ52からシフト・レジ
スタ54を再ロードし、伝送を最初(クロック時間−
1)からやり直すことによって、伝送を再び試みること
ができる。再伝送は、前に拒絶された伝送と同じ経路を
介して行うことができる。ネットワークを通る代替経路
が実施されている場合は、別の経路を試みることもでき
る。同一のメッセージに対して、指定された回数のRE
JECTが発生するなど、連続してREJECTに出会
った場合は、エラー報告機構を呼び出すことができる。
【0049】また、ネットワーク経路におけるどの交換
機10も、メッセージを拒絶することができる。これ
は、次の2つの場合のいずれかで可能である。
機10も、メッセージを拒絶することができる。これ
は、次の2つの場合のいずれかで可能である。
【0050】1)BUSY(ビジー)−交換機がそれに
接続するよう指令を受ける出力ポートがBUSYである
(すなわち、以前に確立された接続によって出力ポート
が使用されている)場合、直前のネットワーク段または
送信側(ネットワークの第1段でBUSYを検出した場
合)に戻るREJECT線を活動化することによって、
コマンドを発行している入力ポートにこの条件を示す。
たとえば、図9に示す例では、10Aがクロック時間−
2に、入力ポート4を出力ポート2に接続するコマンド
を受信していた場合、入力ポート1がクロック時間1に
出力ポート2への接続を要求したとき、その接続は活動
状態になっていたはずである。この場合、出力ポート2
はクロック時間1にBUSYであり、交換機10Aはノ
ード1へのIN1-REJECT線を活動化する。上述のように、
送信側は、拒絶されたメッセージがあればそれを再試行
することができる。
接続するよう指令を受ける出力ポートがBUSYである
(すなわち、以前に確立された接続によって出力ポート
が使用されている)場合、直前のネットワーク段または
送信側(ネットワークの第1段でBUSYを検出した場
合)に戻るREJECT線を活動化することによって、
コマンドを発行している入力ポートにこの条件を示す。
たとえば、図9に示す例では、10Aがクロック時間−
2に、入力ポート4を出力ポート2に接続するコマンド
を受信していた場合、入力ポート1がクロック時間1に
出力ポート2への接続を要求したとき、その接続は活動
状態になっていたはずである。この場合、出力ポート2
はクロック時間1にBUSYであり、交換機10Aはノ
ード1へのIN1-REJECT線を活動化する。上述のように、
送信側は、拒絶されたメッセージがあればそれを再試行
することができる。
【0051】同様に、交換機10Aにおいても首尾よく
接続を確立することができるが、クロック時間3に交換
機10Fの出力ポート3がBUSYになり、それによっ
て交換機10Fが交換機10AにREJECT信号を発
行することができる。それによって、交換機10Aは、
接続を切断してIDLEに戻った後、ただちにノード1
にREJECTを返す。
接続を確立することができるが、クロック時間3に交換
機10Fの出力ポート3がBUSYになり、それによっ
て交換機10Fが交換機10AにREJECT信号を発
行することができる。それによって、交換機10Aは、
接続を切断してIDLEに戻った後、ただちにノード1
にREJECTを返す。
【0052】2)同時CONTENTION(競合)−
上述のように、入力ポート4がクロック時間−2に交換
機10Aの出力ポート2への接続を(クロック時間1に
入力ポート1からそのコマンドが発行される前に)確立
するのでなく、複数の入力ポートがほぼ同時に同じ出力
ポートへの接続を試みることが可能である。これを、利
用可能な出力ポートに対するCONTENTION(競
合)と呼ぶ。たとえば、入力ポート1と入力ポート4が
共にクロック時間1に同時にコマンドを送って、出力ポ
ート2への接続を要求したものとする。本発明では、ま
ず競合している入力ポート1および入力ポート4の両方
を出力ポート2に接続することによってこの競合を解決
する。その正味の効果は、2つの入力ポートが出力ポー
ト2に電気的に接続されることであり、出力ポート2
は、両方のソースからの信号の論理和をとる。クロック
時間2に、2つの入力ポートの論理和によってエラーが
発生することはない。なぜなら、入力ポート1上と入力
ポート4上に存在する値は同じだからである。各入力ポ
ートのVALID線は論理1であり、各入力ポートのデ
ータ線はDEAD FIELD(論理0)を含んでいる。しかし、
クロック時間3には各ソースからの信号が異なる可能性
があり、クロック時間3以降に2つの入力ポートが共に
接続されたままである場合は、エラーが発生する可能性
がある。言い換えると、交換機10Aは、複数の入力を
同一の出力に接続するというそれ自体が下した判断を1
サイクル時間(クロック時間2)の間に訂正する。交換
機10Aはクロック時間2に、複数の入力が所与の出力
に接続されていることを検出することによってこの処置
をとる。交換機10Aは次に、それらの複数の接続のう
ち1つを除くすべてをリセットする処置をとり、クロッ
ク時間3が発生する前にそれを行う。どの接続をリセッ
トしどの接続を維持するかの判断は、優先順位に基づい
て下される。好ましい実施例では、次のような単純な優
先順位方式が使用される。入力ポート1が競合している
場合、該ポートが接続の権利を得る。入力ポート1が競
合しておらず、入力ポート2が競合している場合は、入
力ポート2が接続の権利を得る。入力ポート1および2
が競合しておらず、入力ポート3が競合している場合
は、入力ポート3が接続の権利を得る。入力ポート4が
接続の権利を得るのは、他の入力ポートが接続を要求し
ていない場合だけである。この例に優先順位選択を適用
すると、入力ポート1は出力ポート2への接続を維持す
ることができるが、入力ポート4から出力ポート2への
接続はクロック時間2にリセットされる。その結果、R
EJECT信号が交換機10Aから入力ポート4に通常
の方式で発行される。
上述のように、入力ポート4がクロック時間−2に交換
機10Aの出力ポート2への接続を(クロック時間1に
入力ポート1からそのコマンドが発行される前に)確立
するのでなく、複数の入力ポートがほぼ同時に同じ出力
ポートへの接続を試みることが可能である。これを、利
用可能な出力ポートに対するCONTENTION(競
合)と呼ぶ。たとえば、入力ポート1と入力ポート4が
共にクロック時間1に同時にコマンドを送って、出力ポ
ート2への接続を要求したものとする。本発明では、ま
ず競合している入力ポート1および入力ポート4の両方
を出力ポート2に接続することによってこの競合を解決
する。その正味の効果は、2つの入力ポートが出力ポー
ト2に電気的に接続されることであり、出力ポート2
は、両方のソースからの信号の論理和をとる。クロック
時間2に、2つの入力ポートの論理和によってエラーが
発生することはない。なぜなら、入力ポート1上と入力
ポート4上に存在する値は同じだからである。各入力ポ
ートのVALID線は論理1であり、各入力ポートのデ
ータ線はDEAD FIELD(論理0)を含んでいる。しかし、
クロック時間3には各ソースからの信号が異なる可能性
があり、クロック時間3以降に2つの入力ポートが共に
接続されたままである場合は、エラーが発生する可能性
がある。言い換えると、交換機10Aは、複数の入力を
同一の出力に接続するというそれ自体が下した判断を1
サイクル時間(クロック時間2)の間に訂正する。交換
機10Aはクロック時間2に、複数の入力が所与の出力
に接続されていることを検出することによってこの処置
をとる。交換機10Aは次に、それらの複数の接続のう
ち1つを除くすべてをリセットする処置をとり、クロッ
ク時間3が発生する前にそれを行う。どの接続をリセッ
トしどの接続を維持するかの判断は、優先順位に基づい
て下される。好ましい実施例では、次のような単純な優
先順位方式が使用される。入力ポート1が競合している
場合、該ポートが接続の権利を得る。入力ポート1が競
合しておらず、入力ポート2が競合している場合は、入
力ポート2が接続の権利を得る。入力ポート1および2
が競合しておらず、入力ポート3が競合している場合
は、入力ポート3が接続の権利を得る。入力ポート4が
接続の権利を得るのは、他の入力ポートが接続を要求し
ていない場合だけである。この例に優先順位選択を適用
すると、入力ポート1は出力ポート2への接続を維持す
ることができるが、入力ポート4から出力ポート2への
接続はクロック時間2にリセットされる。その結果、R
EJECT信号が交換機10Aから入力ポート4に通常
の方式で発行される。
【0053】したがって、本発明におけるDEAD FIELDの
目的は、1交換機段当たり1クロック時間で同時競合を
解決できるようにすることである。DEAD FIELDの第2の
目的は、前のクロック時間に活動状態であった選択ビッ
トを立ち下げ、直列選択データをカスケード連結された
交換機へと運ぶ4本のデータ線の両端間に存在する可能
性のあるタイミング・スキューを補償することである。
交換機に接続の確立を指令するデータ・ビットの立上り
と立下りの両方によって、非クロッキング交換機に2つ
のクロック・エッジ(立上りおよび立下り)が与えら
れ、そのとき、トリガし判断を下すことができる。これ
が、ALLNODE交換機で利用可能なただ2つの意志
決定時間である。
目的は、1交換機段当たり1クロック時間で同時競合を
解決できるようにすることである。DEAD FIELDの第2の
目的は、前のクロック時間に活動状態であった選択ビッ
トを立ち下げ、直列選択データをカスケード連結された
交換機へと運ぶ4本のデータ線の両端間に存在する可能
性のあるタイミング・スキューを補償することである。
交換機に接続の確立を指令するデータ・ビットの立上り
と立下りの両方によって、非クロッキング交換機に2つ
のクロック・エッジ(立上りおよび立下り)が与えら
れ、そのとき、トリガし判断を下すことができる。これ
が、ALLNODE交換機で利用可能なただ2つの意志
決定時間である。
【0054】次に本発明の信号再生成装置に話を移す。
その実施態様およびタイミングをそれぞれ、図10およ
び図11に示す。交換機10m(図1)の所与の入力ポ
ートにデータが送られないとき、交換機へのその入力ポ
ートと結合されたINX-VALID信号は0であり、同じ入力
ポートへのINX-XMIT クロックは1である(定常状
態)。交換機10mへのデータ伝送の準備として、交換
機入力ポートへのINX-VALID信号は1になり、転送の継
続時間中そのままである。データ転送は実際には、INX-
XMIT クロック信号上でクロック・パルスが開始するこ
とによって始まる。図11に示すように、クロック・パ
ルスの開始は、クロック・パルスが初めて0に遷移する
ときに始まる。交換機の入力ポートに接続された送信側
ノードは、クロック線を初めて0にする際に、交換機1
0mへのデータ線上に最初の4つのデータ・ビット(IN
X-DATA0ないしINX-DATA3)を置く。送信側ノードは、ク
ロック線の立下りごとに、以後のデータを4ビットのグ
ループに分けて交換機に伝送する。受信側交換機10m
(この例のネットワークの段1)は、送信側ノードから
のデータの中間受信者となり、次に多段相互接続ネット
ワーク30の次の段に送信する。交換機10mは、中間
受信者として、INX-XMIT クロック信号の立上り時に、
着信データをクロックし、ラッチ20にラッチする。交
換機10mは、送信者として、ラッチされたデータをた
だちに、ラッチ20から選択された出力ポートに提供す
る。また、再駆動されたOUTX-VALID信号を選択された出
力ポートに提供し、INX-XMIT クロックを反転し整形し
た再生成クロック信号(OUTX-XMIT クロック)をこの出
力ポートに提供する。
その実施態様およびタイミングをそれぞれ、図10およ
び図11に示す。交換機10m(図1)の所与の入力ポ
ートにデータが送られないとき、交換機へのその入力ポ
ートと結合されたINX-VALID信号は0であり、同じ入力
ポートへのINX-XMIT クロックは1である(定常状
態)。交換機10mへのデータ伝送の準備として、交換
機入力ポートへのINX-VALID信号は1になり、転送の継
続時間中そのままである。データ転送は実際には、INX-
XMIT クロック信号上でクロック・パルスが開始するこ
とによって始まる。図11に示すように、クロック・パ
ルスの開始は、クロック・パルスが初めて0に遷移する
ときに始まる。交換機の入力ポートに接続された送信側
ノードは、クロック線を初めて0にする際に、交換機1
0mへのデータ線上に最初の4つのデータ・ビット(IN
X-DATA0ないしINX-DATA3)を置く。送信側ノードは、ク
ロック線の立下りごとに、以後のデータを4ビットのグ
ループに分けて交換機に伝送する。受信側交換機10m
(この例のネットワークの段1)は、送信側ノードから
のデータの中間受信者となり、次に多段相互接続ネット
ワーク30の次の段に送信する。交換機10mは、中間
受信者として、INX-XMIT クロック信号の立上り時に、
着信データをクロックし、ラッチ20にラッチする。交
換機10mは、送信者として、ラッチされたデータをた
だちに、ラッチ20から選択された出力ポートに提供す
る。また、再駆動されたOUTX-VALID信号を選択された出
力ポートに提供し、INX-XMIT クロックを反転し整形し
た再生成クロック信号(OUTX-XMIT クロック)をこの出
力ポートに提供する。
【0055】クロック反転および整形プロセスは、図1
0に示す論理回路の複製物により、交換機10mの各入
力ポートごとに個別に実施される。交換機10mでデー
タが受信されないとき(INX-VALID = 0, INX-XMIT CLOC
K = 1)、ゲート9にINX-VALID = 0が入ると、Disable
Clock Input(クロック入力使用不能)信号が強制的に
活動状態(=1)になる。また、ゲート7にINX-VALID
が送られると、強制的にゲート7は1となり、ゲート8
が0に駆動される。ゲート8の0がゲート1に達し、ゲ
ート1は強制的に1になる。ゲート3にINX-VALIDが送
られると、OUTX-XMITクロックが強制的に1になり、そ
れによってゲート2が0になる。INX-VALIDが1になり、
INX-XMIT クロックが0になって、最初のデータ(デー
タ1)が着信データ線(INX-DATA0ないしINX-DATA3)か
ら受信されることを示すまで、この論理は安定したまま
である。INX-XMIT クロックが0になると、インバータ
6が1になり、ゲート7が0になる。これによって、ゲ
ート8が1になり、ゲート9が0になる。ゲート8が1
になると、INX-XMIT CLOCKK INが立ち上がった直後にゲ
ート1は0になることができる。また、この時点でゲー
ト9が0になって、ゲート5から1つの入力が削除され
るが、この時点ではOR状態は変更されない。これは、
遅延ブロック4の出力が依然として1だからである。IN
X-XMIT クロックが立ち上がると、強制的にゲート1が
0に、ゲート2が1に、ゲート3が0(ゲート2の反
転)になる。ゲート2が立ち上がると、データがラッチ
にクロックされ、それによって、選択された出力ポート
のデータ線(OUTX-DATA0ないしOUTX-DATA3)がただちに
駆動される。典型的なラッチをブロック20Dで示す。
これは、ラッチ・クロック2の立上り時にD入力信号上
に存在するデータをラッチし、ラッチされたデータをた
だちに出力Qで利用可能にする、二重フリップフロップ
(DFF)回路である。同時に、OUTX-XMIT クロック信
号3が0になり、ネットワークの次の段にデータが送信
されることを示す。
0に示す論理回路の複製物により、交換機10mの各入
力ポートごとに個別に実施される。交換機10mでデー
タが受信されないとき(INX-VALID = 0, INX-XMIT CLOC
K = 1)、ゲート9にINX-VALID = 0が入ると、Disable
Clock Input(クロック入力使用不能)信号が強制的に
活動状態(=1)になる。また、ゲート7にINX-VALID
が送られると、強制的にゲート7は1となり、ゲート8
が0に駆動される。ゲート8の0がゲート1に達し、ゲ
ート1は強制的に1になる。ゲート3にINX-VALIDが送
られると、OUTX-XMITクロックが強制的に1になり、そ
れによってゲート2が0になる。INX-VALIDが1になり、
INX-XMIT クロックが0になって、最初のデータ(デー
タ1)が着信データ線(INX-DATA0ないしINX-DATA3)か
ら受信されることを示すまで、この論理は安定したまま
である。INX-XMIT クロックが0になると、インバータ
6が1になり、ゲート7が0になる。これによって、ゲ
ート8が1になり、ゲート9が0になる。ゲート8が1
になると、INX-XMIT CLOCKK INが立ち上がった直後にゲ
ート1は0になることができる。また、この時点でゲー
ト9が0になって、ゲート5から1つの入力が削除され
るが、この時点ではOR状態は変更されない。これは、
遅延ブロック4の出力が依然として1だからである。IN
X-XMIT クロックが立ち上がると、強制的にゲート1が
0に、ゲート2が1に、ゲート3が0(ゲート2の反
転)になる。ゲート2が立ち上がると、データがラッチ
にクロックされ、それによって、選択された出力ポート
のデータ線(OUTX-DATA0ないしOUTX-DATA3)がただちに
駆動される。典型的なラッチをブロック20Dで示す。
これは、ラッチ・クロック2の立上り時にD入力信号上
に存在するデータをラッチし、ラッチされたデータをた
だちに出力Qで利用可能にする、二重フリップフロップ
(DFF)回路である。同時に、OUTX-XMIT クロック信
号3が0になり、ネットワークの次の段にデータが送信
されることを示す。
【0056】信号整形は、遅延ブロック4で行われる。
遅延ブロック4は、ゲート3が0になることによって活
動化され、ゲート3で生成されるOUTX-XMIT クロック信
号のパルス幅を制御する固定遅延を提供する。ゲート
3、ブロック4、およびゲート5を含む論理ループは、
選択した技術に合わせて10ナノ秒の遅延を提供するよ
うに同調され、したがって、生成されるパルス幅を10
ナノ秒に制御する。ただし、技術上の許容差とプロセス
間の変動のために、遅延は正確に10ナノ秒にはならな
いが、当該技術で提供できる許容差の範囲内になる(1
ミクロンCMOS技術では±1ないし2ナノ秒であり、
これより高度なCMOS技術ではこの値よりさらに小さ
い)。すなわち、再生成されるパルスが10/10ナノ
秒の方形波となることは保証されず、8/12ナノ秒な
いし12/8ナノ秒の不平衡パルスとなる。しかし、次
の段で同じ許容差限度および同じ周波数の範囲内でパル
スを生成し整形することができ、各段でのパルス生成の
再現性が妨げられないかぎり、段から段への伝送がこの
不正確さの影響を受けることはない。パルス整形が、ゲ
ート3、4、5によって形成されるループによって制御
され、INX-XMIT クロック信号が0状態に戻ることによ
って影響を受けないことは重要である。この影響は、ゲ
ート2および3のラッチング・アクションによって防止
される。ゲート2および3は、ゲート5によって、また
はINX-VALID信号が0になることによってのみリセット
可能な、ラッチング機能を提供する。ゲート3からの0
がブロック4によって遅延され、ゲート5を通過して転
送された後にゲート5が0になり、それによって、ゲー
ト3は0状態を8ないし12ナノ秒続けた後に1状態に
戻る。ゲート3が1になると、ゲート2は0に戻る。な
ぜなら、(ゲート13を0に、ゲート9を1に、ゲート
8を0に、ゲート1を1に駆動する)INT-XMIT クロッ
ク信号の立上りの後にゲート3が0になりゲート11が
1になることによって、Enable Clock Input信号が強制
的に0にされることによって、ゲート1が1に駆動され
ているからである。ゲート8を強制的に1状態に戻し
て、ゲート1がINX-XMIT クロック信号の次の立上りを
見つけられるようになるには、ゲート7が、INX-XMIT
クロックが0状態になり、OUTX-XMIT クロック(ゲート
3)が1状態に戻っており、INX-VALIDは依然として1
であることを検出しなければならない。これらの条件が
満たされると、ゲート7が0になって、ゲート8が強制
的に1になり、ゲート1がINX-XMIT クロック信号の次
の立上りを見つけて、次のデータ・バイトをラッチさ
せ、かつ次のOUTX-XMIT クロック信号を整形させること
ができるようになる。
遅延ブロック4は、ゲート3が0になることによって活
動化され、ゲート3で生成されるOUTX-XMIT クロック信
号のパルス幅を制御する固定遅延を提供する。ゲート
3、ブロック4、およびゲート5を含む論理ループは、
選択した技術に合わせて10ナノ秒の遅延を提供するよ
うに同調され、したがって、生成されるパルス幅を10
ナノ秒に制御する。ただし、技術上の許容差とプロセス
間の変動のために、遅延は正確に10ナノ秒にはならな
いが、当該技術で提供できる許容差の範囲内になる(1
ミクロンCMOS技術では±1ないし2ナノ秒であり、
これより高度なCMOS技術ではこの値よりさらに小さ
い)。すなわち、再生成されるパルスが10/10ナノ
秒の方形波となることは保証されず、8/12ナノ秒な
いし12/8ナノ秒の不平衡パルスとなる。しかし、次
の段で同じ許容差限度および同じ周波数の範囲内でパル
スを生成し整形することができ、各段でのパルス生成の
再現性が妨げられないかぎり、段から段への伝送がこの
不正確さの影響を受けることはない。パルス整形が、ゲ
ート3、4、5によって形成されるループによって制御
され、INX-XMIT クロック信号が0状態に戻ることによ
って影響を受けないことは重要である。この影響は、ゲ
ート2および3のラッチング・アクションによって防止
される。ゲート2および3は、ゲート5によって、また
はINX-VALID信号が0になることによってのみリセット
可能な、ラッチング機能を提供する。ゲート3からの0
がブロック4によって遅延され、ゲート5を通過して転
送された後にゲート5が0になり、それによって、ゲー
ト3は0状態を8ないし12ナノ秒続けた後に1状態に
戻る。ゲート3が1になると、ゲート2は0に戻る。な
ぜなら、(ゲート13を0に、ゲート9を1に、ゲート
8を0に、ゲート1を1に駆動する)INT-XMIT クロッ
ク信号の立上りの後にゲート3が0になりゲート11が
1になることによって、Enable Clock Input信号が強制
的に0にされることによって、ゲート1が1に駆動され
ているからである。ゲート8を強制的に1状態に戻し
て、ゲート1がINX-XMIT クロック信号の次の立上りを
見つけられるようになるには、ゲート7が、INX-XMIT
クロックが0状態になり、OUTX-XMIT クロック(ゲート
3)が1状態に戻っており、INX-VALIDは依然として1
であることを検出しなければならない。これらの条件が
満たされると、ゲート7が0になって、ゲート8が強制
的に1になり、ゲート1がINX-XMIT クロック信号の次
の立上りを見つけて、次のデータ・バイトをラッチさ
せ、かつ次のOUTX-XMIT クロック信号を整形させること
ができるようになる。
【図1】データ・パルスの整形およびスキュー発生問題
の解決を可能にするのに必要な、改良型の非同期交換装
置およびインタフェースの好ましい実施例を全般的に示
す図である。
の解決を可能にするのに必要な、改良型の非同期交換装
置およびインタフェースの好ましい実施例を全般的に示
す図である。
【図2】交換ネットワークを使用して並列システムの複
数のノードを相互接続するのに使用される方法を全般的
に示す図である。
数のノードを相互接続するのに使用される方法を全般的
に示す図である。
【図3】非同期的に動作し、開示された改良を提供する
ように修正することのできる、親出願の4入力4出力
(4×4)クロスバー交換装置を示す図である。
ように修正することのできる、親出願の4入力4出力
(4×4)クロスバー交換装置を示す図である。
【図4】4入力4出力(4×4)クロスバー交換装置が
4つのノード間に完全な相互接続を提供するために必要
な相互接続を示す図である。
4つのノード間に完全な相互接続を提供するために必要
な相互接続を示す図である。
【図5】4つを越えるノードをもつ並列システムに対応
できるように、4×4非同期交換装置をカスケード式に
連結するための典型的な方法を示す図である。
できるように、4×4非同期交換装置をカスケード式に
連結するための典型的な方法を示す図である。
【図6】ディジタル・データを転送するために最大4つ
のシステム・ノードを相互接続するための完全に並列な
交換手段を提供できるように本発明によって修正できる
4×4非同期交換装置の単純なディジタル・データ・フ
ローおよび制御経路の実施の概略ブロック図である。
のシステム・ノードを相互接続するための完全に並列な
交換手段を提供できるように本発明によって修正できる
4×4非同期交換装置の単純なディジタル・データ・フ
ローおよび制御経路の実施の概略ブロック図である。
【図7】4本の同期データ線上で本発明の交換装置の元
の4×4実施例に送られる並列制御情報および多重線直
列ディジタル・データ情報を生成するための典型的な方
法を示す図である。
の4×4実施例に送られる並列制御情報および多重線直
列ディジタル・データ情報を生成するための典型的な方
法を示す図である。
【図8】本発明の交換装置の元の4×4実施例の1つの
入力ポートに着信するディジタル・インタフェース信号
を1つの出力ポートに経路指定するための典型的なタイ
ミング図である。
入力ポートに着信するディジタル・インタフェース信号
を1つの出力ポートに経路指定するための典型的なタイ
ミング図である。
【図9】ディジタル・データをあるノードから別のノー
ドに送信する目的で、本発明の交換装置から構成される
ネットワークを通る伝送経路を選択し確立するための典
型的な方法を示す図である。
ドに送信する目的で、本発明の交換装置から構成される
ネットワークを通る伝送経路を選択し確立するための典
型的な方法を示す図である。
【図10】本明細書に開示する信号再生成装置の論理的
実施態様の概略ブロック図である。
実施態様の概略ブロック図である。
【図11】本明細書に開示する信号再生成装置によって
各交換機入力ポートで実行される整形機能およびデスキ
ュー機能のタイミング図である。
各交換機入力ポートで実行される整形機能およびデスキ
ュー機能のタイミング図である。
10 交換装置 20 ラッチ 30 多段相互接続ネットワーク 31 インタフェース 50 制御ブロック 52 バッファ 54 シフト・レジスタ 56 FIFO 60 マルチプレクサ 70 交換インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ドナルド・ジョージ・グライス アメリカ合衆国12401、ニューヨーク州 キングストン、ソーキル=ルビー・ロー ド 2179 (72)発明者 アーサー・ロバート・ウィリアムズ アメリカ合衆国10520、ニューヨーク州 クロトン・オン・ハドソン、ジョージ ア・レーン 20 (56)参考文献 特開 昭54−97302(JP,A) 特開 平4−345242(JP,A) 特開 平2−13096(JP,A) 特開 平1−307397(JP,A) 特開 昭64−48554(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】複数の交換入力ポート及び複数の交換出力
ポートを有し、任意の1つの前記交換入力ポートにおい
て受け取られた一のデータ・メッセージ内に含まれる一
の接続要求に応答して、前記任意の1つの交換入力ポー
トと任意の1つの前記交換出力ポートとの間で一の通信
経路を確立することにより、前記一のデータ・メッセー
ジを前記一の通信経路を介して前記任意の1つの交換出
力ポートへ転送するための交換接続手段を備え、 前記交換接続手段が、前記複数の交換入力ポートにおい
て同時に又は異なる時間に受け取られた複数のデータ・
メッセージ内にそれぞれ含まれる複数の接続要求に応答
して、前記複数の交換入力ポートと前記複数の交換出力
ポートとの間で同時に活動的となる複数の通信経路を非
同期的に確立することにより、前記複数のデータ・メッ
セージを前記複数の通信経路を介して前記複数の交換出
力ポートへ非同期的に転送するための非同期接続手段を
含み、 前記一の通信経路及び前記複数の通信経路の各々が、前
記データ・メッセージの各々を転送するための複数のデ
ータ線及び複数の制御線から成り、第1の前記制御線
が、前記データ・メッセージの各々と並列にクロック信
号を転送するために使用され、前記クロック信号の最初
のパルスが、前記データ・メッセージの各々を構成する
複数のデータ・メッセージ・ビットの転送をトリガする
ために使用され、 更に、前記複数の交換入力ポートの各々にそれぞれ設け
られ、当該各交換入力ポートにおいて受け取られた前記
複数のデータ・メッセージ・ビット及び前記クロック信
号に応答して、再位置合わせされた複数のデータ・メッ
セージ・ビット及び再位置合わせされたクロック信号を
前記任意の1つの交換出力ポートへ転送するためのクロ
ック再生成回路を備え、 前記クロック再生成回路が、前記再位置合わせされたク
ロック信号と前記再位置合わせされた複数のデータ・メ
ッセージ・ビットとの間のスキューを最小化するように
前記再位置合わせされたクロック信号のパルス幅を調整
するための遅延手段を含んでいることを特徴とする、 非バッファ式交換装置。 - 【請求項2】前記複数の交換入力ポート、前記複数の交
換出力ポート、前記一の通信経路及び前記複数の通信経
路の各々が、前記クロック信号の各サイクルにおいてN
個のデータ・メッセージ・ビット(ただし、Nは正の整
数)を並列に転送するためのN個のデータ線から成る、
請求項1記載の非バッファ式交換装置。 - 【請求項3】第2の前記制御線が、前記一の通信経路を
活動化及び非活動化するために使用され、第3の前記制
御線が、前記一の通信経路上で試みられたデータ・メッ
セージの転送が不成功であったことを表す拒絶信号を前
記任意の1つの交換出力ポートから前記任意の1つの交
換入力ポートへ通知するために使用され、第4の前記制
御線が、前記一の通信経路上で試みられたデータ・メッ
セージの転送が成功したことを表す受諾信号を前記任意
の1つの交換出力ポートから前記任意の1つの交換入力
ポートへ通知するために使用されることを特徴とする、
請求項1記載の非バッファ式交換装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US947010 | 1992-09-17 | ||
US07/947,010 US5920704A (en) | 1991-03-29 | 1992-09-17 | Dynamic routing switch apparatus with clocked signal regeneration |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06224998A JPH06224998A (ja) | 1994-08-12 |
JP2750314B2 true JP2750314B2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=25485359
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5224764A Expired - Lifetime JP2750314B2 (ja) | 1992-09-17 | 1993-09-09 | 非バッファ式交換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2750314B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5497302A (en) * | 1978-01-19 | 1979-08-01 | Nec Corp | Time-division data switchboard |
-
1993
- 1993-09-09 JP JP5224764A patent/JP2750314B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06224998A (ja) | 1994-08-12 |
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