JPH05233505A - ネットワーク用スイッチングシステム - Google Patents

ネットワーク用スイッチングシステム

Info

Publication number
JPH05233505A
JPH05233505A JP4145486A JP14548692A JPH05233505A JP H05233505 A JPH05233505 A JP H05233505A JP 4145486 A JP4145486 A JP 4145486A JP 14548692 A JP14548692 A JP 14548692A JP H05233505 A JPH05233505 A JP H05233505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
priority
output port
connection
network
input port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP4145486A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0685161B2 (ja
Inventor
Howard T Olnowich
ハワード、トマス、オルノウィッチ
Norman Barker Thomas
トマス、ノーマン、バーカー
Peter M Kogge
ピーター、マイケル、コッゲ
Iii Gilbert C Vandling
ギルバート、クライド、バンドリング、ザ、サード
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US07/800,652 external-priority patent/US5444705A/en
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Publication of JPH05233505A publication Critical patent/JPH05233505A/ja
Publication of JPH0685161B2 publication Critical patent/JPH0685161B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/02Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information
    • H04L7/033Speed or phase control by the received code signals, the signals containing no special synchronisation information using the transitions of the received signal to control the phase of the synchronising-signal-generating means, e.g. using a phase-locked loop
    • H04L7/0337Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals
    • H04L7/0338Selecting between two or more discretely delayed clocks or selecting between two or more discretely delayed received code signals the correction of the phase error being performed by a feed forward loop

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コマンド型でディジタルシステムを含む複数
のプロセッサまたは他の機能エレメントの相互接続を可
能にする全ノードスイッチの提供。 【構成】 各ノードが送信データの完全な制御を行いう
るように、すなわちネットワーク内の緩衝スイッチ内の
どこかにあるためにそのデータの制御を失うことのない
ようにする多段スイッチングネットワークシステム無緩
衝スイッチ。競合する要求の選択をサポートする被要求
出力ポートへの接続についての入力要求を受け、被要求
出力が使用中であり要求メッセージの再開を要求する場
合にそのシステムの要求発信ソースエレメントに拒否信
号を送るための低優先度ノードと、それよりも待ち時間
が長く、被要求パスを予約し、メッセージを拒否しない
高優先度ノードとを有する。この高優先度ノードは保証
された転送パスをつくるために使用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多段スイッチングネット
ワークに関し、より詳細には、多段ネットワークをつく
るために無緩衝スイッチングエレメントを用いるシステ
ムに関する。本発明は、同期または非同期無緩衝ネット
ワークにも同じく適用出来るものである。
【0002】
【従来の技術】本発明は並列処理スイッチングネットワ
ークに関し、より詳細には、N個のシステムエレメント
を相互接続するための改善された多段スイッチに関して
おり、Nは数個または数千個のコンピュータプロセッ
サ、または複数台のプロセッサまたは他のコンピュータ
システムエレメントの組合せでありうる。本発明は特に
ネットワークの各ノードにおいて非同期で動作する無緩
衝スイッチングシステムに関する。本発明による改善に
より、多段スイッチングネットワークの速度はネットワ
ークの通常の低優先度相互接続モードに高優先度相互接
続モードを付加することによって改善され、二つの異な
るメッセージ転送優先度を処理することの出来るネット
ワークをつくるのに一つのスイッチングエレメントしか
与えない。
【0003】多段スイッチングネットワークは一つのコ
ンピュータシステム内の複数の装置を相互接続するのに
利用される手段となっている。しばしばシステムは異な
った機能を実行するためにスイッチングネットワークを
通しての複数のパスを必要とする。Peter Franaszek の
“Path Hierarchies in Interconnection Networks”
(IBM Jounal of Research and Development,第31巻、
第1号、1987年1月)とは高性能マルチプレクサシステ
ム用の相互接続ネットワークに関連した問題の内のいく
つかが述べられている。この文献ではデータフローから
制御フローを分離し、そして変化する速度で物理的なパ
スの階層を通じて制御情報を転送することにより、各ネ
ットワーク機能の遅れを最適化するネットワーク構造が
提案されている。この提案はクロスポイントチップを利
用する階層型のネットワークの実施である。
【0004】米国特許第4,952,930 号明細書は低待ち時
間メッセージ転送用、および、より長い待ち時間のメッ
セージの転送を保証するための、二つの階層パスを開示
している。
【0005】この一つの問題は多段ネットワーク内の阻
止、すなわち段間のデータ転送遅れおよびネットワーク
の各段での競合を解消するための遅れの制限により実質
的な性能上の問題であることである。この阻止を回避あ
るいは軽減するために、異なる待ち時間周期をもつ二つ
のネットワークの階層化が提案されている。第一のネッ
トワークは低待ち時間については無緩衝であり、第二の
ネットワークは記憶が緩衝されており、そして順方向の
使用がすべてのトラヒック条件下でメッセージの転送を
保証する。メッセージはまず低待ち時間パスを介して送
られる。この伝送が阻止または競合により失敗したなら
ば転送保証パスを介して再送される。これにより通常メ
ッセージの約90%を低待ち時間パスで送ることが出
来、再送により低待ち時間パスで阻止されたメッセージ
の転送が保証される。
【0006】複数パスの使用により一つの問題が生じ
る。すなわちシステム内で相互接続されるべき装置の数
が増加するにつれてかなりの相互接続の量が大きな且つ
費用のかかる問題となり、相互接続ネットワークの数の
増加が複数のパスをつくる上での大きな問題となる。最
近の並列プロセッサについては、数千のプロセッサを数
千のメモリモジュールにフックするように構成すること
は一般的でない。そのような方法に対する相互接続の問
題は非常に重大である。
【0007】上記した従来技術での問題のいくつかは本
発明の発明者により既に解決されており、複数機能が同
一のネットワークパスを介して伝送しうるようにする方
法を詳細説明において述べる。
【0008】本発明をなすに当り、本発明者はこのネッ
トワーク分野の種々の問題に他の者が挑戦していること
を知っている。それを示す文献のいくつかを以下に示
す。
【0009】米国特許第4,679,190 号明細書は音声およ
びデータパケット用の多段相互接続コネクタを用いて多
段ネットワーク内で高優先度メッセージを転送する方法
を開示している。この明細書の発明は同期、クロック
化、時間スロット伝送での異なる伝送法に関する。Hi/
Lo優先度インターフェースラインによる制御はなく、優
先度およびスイッチ接続を行う比較的複雑な方法は異な
り、2×2サブスイッチにのみ適用可能である。優先度
レベルはデータラインでエンコードされる。
【0010】米国特許第4,821,258 号明細書はパケット
スイッチングシステムを開示している。ここでは、同一
の出力バスへのアクセスは競合がある場合には優先度に
より決定され、1個のデータパケットトークンのみが一
本のバスへのアクセスを許可される。これは、同期式、
クロック化そして時間スロット化の異なる電話伝送法で
あり、Hi/Lo優先度インターフェースラインでは制御さ
れない。これはデータFIFOを必要とする緩衝型のスイッ
チである。優先度レベルはデータライン上でエンコード
されるものであり、その実施には複雑なロジックおよび
スイッチアドレス法が必要である。このシステムは送信
装置から終了する能力はない。
【0011】米国特許第4,667,323 号明細書は一本のリ
ングデータパスによる高優先度および低優先度メッセー
ジ伝送を行うネットワークを開示しているが、明らかに
トランク、スターおよびイーサネットワークトポロジー
をもつ同様の機能を意図している。この方法はステーシ
ョントークンホールディングを用い、スイッチは用いな
い。本発明は多段スイッチングネットワークである。
【0012】バスも優先度構成を有するものである。例
えば、そのようなバス優先度法の代表的なものは米国特
許第4,670,855 号明細書に開示されている。これは互換
性のあるインターフェースカードであり、これは優先度
にもとづき共通のデータパスの制御を決定するために用
いられる多数の互換性のあるインターフェース回路カー
ドの内のどれがそのパスを制御しうるかを決定する。
【0013】米国特許第4,623,886 号明細書は、どの情
報を用いるかを動的に決定するバスインターフェースユ
ニットで低優先度のデータの前に高優先度データが送信
されるようにするために優先度メッセージ伝送を処理す
るための技術を用いるネットワーク通信システムを示
す。
【0014】米国特許第4,213,201 号明細書は改善され
たクロスバースイッチを開示しており、固定優先度競合
解消が関係するプロセッサ側のランダム抑制と共に、実
行並列コンピュータの最低優先度のプロセッサによりバ
イアスがつくられるように各プロセッサにしきい値を与
えることにより行われる。
【0015】その目的は多数機能の夫々に異なる優先度
レベルを割当て、各機能が同一のパスにより送られるよ
うにする方法を含んでいるから、一般にスイッチに関係
するIBM Technical Disclosure Bulletin (IBM T.D.
B.)のいくつかを見ることは意味のあることである。ト
ークンリング構造は一つのネットワークの機能に順位を
つけるために木に代るものとして提案されている。H.S.
Stone の方法により、木とトークンリングネットワーク
が、一つのネットワークがN個のメッセージから一つの
要求を検出出来るようにノード間の優先度を管理しうる
ようにするため、そしてそのトランザクションを選択お
よび同報通信によりすべてのプロセッサに同報通信する
ようにしたスイッチの組合せが提案されている。ここで
は要求法の詳細な順位づけが用いられる。これについて
のはじめの文献はIBM T.D.B.、第32巻、第1号、1989年
6月、第281 ページ以下の“ENHANCED MEANS(a fetch-
and-add instruction) FOR PARALLEL SYNCHRONIZATION
IN CROSSBAR SWITCHING NETWORKS ”である。
【0016】この方法は発展し、そして、IBM T.D.B.、
第32巻、第4A号、1989年9月、第225 ページ以下の“LO
W-COST COMBINING SWITCH THAT IMPLEMENTS A MULTIPRO
CESSOR JOIN ”に開示されている。この文献の第338 ペ
ージ以下の“PRIORITY-RESOLUTION MECHANISM FOR REDU
CING COLLISIONS IN A MULTI-PROCESSOR INTERCONNECTI
ON NETWORK”には、メモリモジュール数の回転順に従っ
てメモリアクセス要求を任意化するスイッチングノード
の形の優先度解消機構が示されている。取込み加算(Fe
tch and Add )同期化命令は同じくこの文献の第259 ペ
ージ以下の“PARALLEL SYNCHRONIZATION WITH HARDWARE
COLLISION DETECTION AND SOFTWARE COMBINING ”で論
じられている。
【0017】この並列プロセッサおよびメモリの同期化
は更にIBM T.D.B.、第32巻、第8B号、1990年1月の“TE
CHNIQUE FOR PRIORITY RESOLUTION IN NETWORKS THAT S
UPPORT PARALLEL SYNCHRONIZATION ”に述べられてい
る。
【0018】データスイッチングネットワーク(IEEE 8
96′フューチャーバス(Futurebus)に示されるようなも
の)は、並列処理条件で且つ複数の事業所で要求された
トラヒックを行うには1本のバスでは不充分であるマル
チプロセッサシステム内のプロセッサ間の通信のような
多くのものに適用することができる。基本的な解消要求
はIBM T.D.B.、第31巻、第9号、1989年2月の“DATA-S
WITCHING NETWORK FORA MAGNETIC DISC STORAGE SYSTEM
”で認められている。しかしながらフューチャバス技
術はこの文献に示されるようなある種の制御獲得の仲裁
を必要とする。この形のものはここで述べる改良に関し
ては適用することが出来ない。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】これらの文献にある問
題は、一つのスイッチングネットワークで数個または数
千個のプロセッサを扱うためにはエレメントの相互接続
を動的かつ高速でつくりそして切ること、それを出来れ
ば1個のチップで安価に且つ容易に行うことが出来なく
てはならない、ということである。数千個のエレメント
へ拡張する能力を有し、任意の非調整の相互接続ワイヤ
長を可能にし、そして分散処理システムへの解法を可能
にすると共に、将来の周波数上昇を可能にするために
は、N個のスイッチングパスを並列につくり、それらを
介して同時にデータ転送を可能にする装置を設計する必
要がある。
【0020】
【課題を解決するための手段】複数プロセッサまたは他
の、コマンド型でディジタルシステムを含む機能的エレ
メントの相互接続を可能にする全ノード(ALLNODE)スイ
ッチと呼ぶスイッチを提供するものである。これは一つ
の共通で少数のポイント・ツー・ポイント相互接続ワイ
ヤ群を介してエレメント間に制御とデータを転送するた
めの方法を与える。
【0021】このスイッチング装置は複数の入力および
出力ポートを有するノードに与えられ、そしてこれは各
入力ポートに接続制御回路を、そしてIとZを2以上の
任意の固有の値としてI個の入力の任意のものをZ個の
出力の任意のものに接続するべく、各出力ポートにマル
チプレクサ制御回路を含む。
【0022】
【作用】本発明によれば、複数機能が、各機能に異なる
優先度レベルを割当て、夫々が同一の物理的なパスを介
して送信しうるようにする新しいシステムを用いること
により、同一のネットワークパスを介して送られる。
【0023】本発明によれば、二重優先度すなわちデュ
アルプライオリティを有する多段スイッチが設けられ
る。このスイッチは二つの優先度を可能にし、各機能に
異なる優先度を割当てて各機能が同一の物理的に1本の
ネットワークパスを介して伝送される。
【0024】従って本発明のデュアルプライオリティス
イッチングシステムは各ノードがその伝送するデータの
完全な制御を行う、すなわちネットワーク内の緩衝スイ
ッチ内のどこかにあることによりそのデータの制御を失
うことがないようにする多段スイッチングネットワーク
システムの無緩衝スイッチを与える。このシステムは競
合する要求の選択をサポートする被要求出力ポートへの
接続のための入力要求を受けるための、そして被要求出
力が使用中であって要求メッセージの再開を要求する場
合にこのシステムの要求伝送ソースエレメントに拒否信
号を送るための低優先度ノードを有する。またこのシス
テムは被要求パスを予約し、そしてメッセージを拒否し
ない低優先度ノードスイッチよりもより大きい待ち時間
を有する高優先度ノードスイッチを有する。この高優先
度ノードは保証された転送パスを与えるために使用する
ことが出来る。
【0025】例えば、上記の例についていえば、待ち時
間の短いメッセージは低優先度メッセージレベルに割当
てられることが出来、そして保証された転送メッセージ
は高優先度メッセージレベルに割当てられることが出来
る。このとき、ここに述べる手段により両メッセージタ
イプを同一のパスを介して伝送することが出来る。これ
により複数のパスの目的のほとんどが付加的機能を行う
ための付加的ネットワークを必要とせずに達成される。
本発明は一本のパスを介して階層的ネットワーク機能を
形成しうる。
【0026】本発明を多段ネットワークを通じてのメッ
セージ伝送について説明する。ネットワークとプロトコ
ルはその概念を示すオブジェクトである。選ばれたこの
ネットワークスイッチとプロトコルは米国特許出願第07
/677,543号(出願日1991年3月29日)に詳述されている
が、本発明はほとんどの無緩衝ネットワークスイッチお
よびプロトコルに適用可能なものである。
【0027】
【実施例】好適なスイッチを示す図1において、このス
イッチは4×4クロスバースイッチであり、4入力ポー
トの内の任意のもの4出力ポートの任意のものに4ビッ
トデータを並列に送るべく非同期で動作する。図1に示
すようなスイッチは任意の時点で4個までの同時接続を
サポートすることが出来る。このスイッチは2つのモー
ドの内のいずれか、すなわち低優先度モードまたは高優
先度モードで動作することが出来る。個々のモードの説
明を次に行う。
【0028】図1〜4は前記米国出願第07/677,543号の
ものと共通である。本発明は図5〜14に示す制御信号
のロジックおよびタイミングを特徴とする。
【0029】図1に示すように、この好適なスイッチは
複数の入力ポートおよび出力ポートを有するノードを与
え、そして各入力ポートについて接続制御回路を、また
IとZを2以上の任意の値として、I個の入力の任意の
ものをZ個の出力の内の任意のものに接続するために各
出力ポートについてマルチプレクサ制御回路を含んでい
る。
【0030】しかしながら本発明によればデュアルプラ
イオリティスイッチが多段ネットワーク内の一致動作を
与えられる。このスイッチは二つの優先度を可能にし、
各機能に異なる優先度レベルを割当て、各機能が同一の
物理的に1本のネットワークパスを介して送信しうるよ
うにする。
【0031】好適な実施例は4×4クロスバースイッチ
ング装置であり、本発明の機能は互いに排他関係をもっ
て4個の入力ポートの内の任意のものを優先度により未
使用の4個の出力ポートの任意のものに接続する手段を
与えることである。
【0032】図1において、4×4クロスバースイッチ
ング装置は与えられた時点で4個までの接続を同時にサ
ポートすることが出来る。例えば入力ポート1を出力ポ
ート3に、入力ポート2を出力ポート4に、入力ポート
3を出力ポート2に、入力ポート4を出力ポート1に接
続することが出来る。
【0033】本発明のスイッチング装置10は単方向
性、すなわち、データは装置10を横切り、一つの方向
にのみ、すなわち入力ポート側から出力ポート側へと流
れる。このスイッチング装置10は単方向性であるが、
図1に示すように4×4 ALL-NODEスイッチング装置1
0を接続することにより4個のノード(20,22,2
4,26)間で双方向通信をサポートする。各ノード2
0,22,24,26は2組の単方向性相互接続ワイ
ヤ、すなわちスイッチ10に向う一組とスイッチ10か
ら出る一組、を有する。スイッチング装置10内部の破
線は、このスイッチの機能が入力ポート1のような一つ
の入力ポートを4個の出力ポートの内の1個に接続する
ことであることを示している。このスイッチング装置1
0は各入力ポートについて全く同一の機能を与えてそれ
を任意の未使用の出力ポートに接続しうるようにする。
図2に示すように、スイッチ12は4個のデータビット
入力端と4個の制御入力端を有する。新規な高優先度
(HI-PRI)インターフェース制御ラインがこの基本的AL
LNODE スイッチ構成に加えられて新規なデュアルプライ
オリティ機能を行う。更に、VALID およびREJECT制御信
号並びに必須ラインとなるACCEPTラインがある。
【0034】図2において、ブロック12はスイッチン
グ装置10の拡大図であり、スイッチング装置10に接
続されるインターフェースラインを詳細に特定する。ス
イッチング装置12への各入力ポートのライン31,3
2,33,34は各出力ポートのライン41,42,4
3,44と数および機能において同一である。各入力ポ
ートおよび出力ポートへのインターフェースライン群は
8個の信号、すなわち4本のデータラインと方向と関連
するポートの数(X)を示す前置記号INX-またはOUTX-
により区別される4個の制御ライン(VALID ,ACCEPT,
REJECTおよびHI-PRI)、を含む。4本のデータラインと
VALID ラインおよびHI PRIラインはスイッチング装置1
2の入力端からそこを通り出力端への信号フローを有
し、REJECTおよびACCEPTの各制御ラインはその逆の方向
の信号のフローを有する。
【0035】入力ポートインターフェースライン31,
32,33,34はこのスイッチング装置12内部の入
力ポートと出力ポート間の接続をコマンドし、つくるた
めの制御情報を装置12に伝送する。更に、これらポー
トインターフェースラインは入力ポートから装置12を
通り出力ポートに転送されるべきデータ情報を伝送す
る。インターフェースライン31,32,33,34に
含まれる4本のデータインターフェースはスイッチング
装置12を横切るデータ転送を4ビット情報に制限せ
ず、夫々が任意のサイズのデータの伝送を可能にするシ
リアルデータストリングを含む。例えば、これら4本の
データラインはすべてが40MHzでシリアルデータを
送信中であれば、160Mビット/秒でデータを転送す
ることが出来ることになる。
【0036】このスイッチインターフェースはこのネッ
トワークを通じてデュアルプラリオリティデータを送り
制御するには図3に示すように8個の信号しか必要とせ
ず、データ転送幅は一時に1/2バイト(4ビット)で
ある。これら信号は次の通りである。
【0037】DATA: スイッチ接続をコマンドしデータ
メッセージを送るために用いられる4個の並列信号。
【0038】VALID : 活性のとき一つのメッセージが
送信処理中であることを示す。不活性のときにはRESET
コマンドを示し、すべてのスイッチをIDLE状態にリセッ
トさせる。すべてのスイッチ機能は高優先度ラッチを除
きリセットされる。
【0039】HI-PRI: 活性のとき処理中のメッセージ
が高優先モードであることを示す。
【0040】不活性のときにはTERMINATE 高優先度コマ
ンドを出し、すべての関連する高優先度ラッチをリセッ
トさせる。
【0041】REJECT: 信号フローは他の6個の信号と
は逆となる。低優先度転送について活性のとき、REJECT
条件が検出されたことを示す。HPモード動作では意味を
もたない。
【0042】ACCEPT: 信号フローはREJECT信号と同じ
方向であり、他の6個の信号のそれの逆である。低状態
のときWAIT条件が検出されそして高優先接続がこのとき
出来ないことを示す。高状態のときにはWAIT条件が終了
し、コマンドされた高優先度接続が行われたことを示
す。
【0043】図3においてブロック50,52,54は
スイッチング装置12の部分図であるスイッチング装置
14にそしてそこを横切って伝送しうるメッセージの形
のシリアルデータを発生するための代表的な方法を示
す。ブロック50,52,54により与えられると同様
なシリアルデータ発生ロジックがスイッチング装置12
への他の入力ポートの夫々において使用することが出来
る。各入力データライン群は、同一のクロック信号(図
3では40MHz)で制御されるデータの4本の同期化
ライン31をシフトすることによりシリアルデータをつ
くる4個のシフトレジスタ54により同じクロックに対
し同期化される与えられた入力ポートにシリアルデータ
を与える。しかしながら、スイッチング装置14への4
個の異なる入力ポートソース(31,32,33,3
4)は異なる無同期の40MHzのクロック信号にもと
づき互いに対し非同期となることがある。
【0044】スイッチング装置14を通してシリアルメ
ッセージを送るプロセスは先入れ先出しバッファ(FIF
O)50を含み、これが送信されるべきデータメッセー
ジを累積する。次に、送信されるべきメッセージはバッ
ファ52に移される。バッファ52に記憶されたメッセ
ージは送信準備としてシフトレジスタ54に移され、デ
ータは、データビット0をシフトレジスタ1の第1ビッ
トに、データビット1をシフトレジスタ2の第1ビット
に、データビット2をシフトレジスタ3の第1ビット
に、データビット3をシフトレジスタ4の第1ビット
に、データビット4をシフトレジスタ1の第2ビット
に、以下同様に置くことにより4個のシフトレジスタ5
4を横切るように分散される。このときシフトレジスタ
54は、シリアルデータが全メッセージが送られてしま
うまで連続的に流れるように4本の同期化したデータラ
インを介してスイッチング装置14にシリアルデータを
送りはじめる。スイッチング装置14は送信されたはじ
めの8ビット(シリアルレジスタ54からスイッチング
装置14にインターフェース31を介してのシリアルデ
ータのはじめの2クロックサイクルで)を用いてスイッ
チング装置14を通る接続パスを選び、それを確立す
る。図3の例はスイッチング装置が点線を介して、イン
ターフェース31内の7本のラインの夫々がインターフ
ェース42内の対応するラインの夫々に固有且つ直接に
接続するように、入力ポート1(31)と出力ポート2
(42)間の一時的な接続をつくるものを示している。
【0045】図4において、8個のスイッチング装置1
0のブロックをカスケード接続することにより一つのシ
ステム内のノードの数を増加する方法を示す。8個のカ
スケード接続されたスイッチング装置を10A〜10H
で示しており、これらは入力ポートおよび出力ポートの
結線を除き装置10と同一の構成を有する。スイッチン
グ装置10のブロックの内の2個を通る接続を介して1
6個のノードの内の任意のものが他の任意のノードと通
信可能である。例えばノード5はスイッチ10Bと10
Hを介してノード15にメッセージを送ることが出来
る。
【0046】すべての接続が2個のスイッチング装置1
0ブロックを通じてなされるから、8個のスイッチング
装置10のブロックからなるネットワークを2段スイッ
チングネットワークと呼ぶ。他の多段ネットワークは同
様にこのスイッチング装置10ブロックを3段、4段等
として用いることにより構成することが出来る。この形
式のネットワークで相互接続しうるノードの数は非常に
大きなものとすることができるが、説明の便宜上、図4
のネットワークがより大きいネットワークの特性の代表
的なものであるから、ここでは図4のものについて述べ
る。
【0047】低優先度モードではこのスイッチは各入力
ポートからコマンドを受けることが出来る。これらのコ
マンドは非同期で到着し、特定の出力ポートへの接続を
要求する。被要求出力ポートが使用可能(NOT BUSY。す
なわち前にコマンドされた接続をサポートするために使
用されていない)であれば、そのコマンドは実行されそ
して接続がなされる。その出力ポートがBUSYであれば、
そのコマンドは拒否され、その入力ポートはIDLE状態
(すなわち次に入るコマンドを受け付ける用意の出来た
状態)にもどる。低優先度モードにおけるこの拒否され
た接続は、このネットワーク内のパスの一部がつくられ
ないとすれば全パスが破断されあるいはキルド(KILLE
D)となるから、キル(KILL)と呼ばれる。
【0048】スイッチはその個々のスイッチによりサポ
ートされる4×4相互接続形式より大きいネットワーク
をつくるには、そのスイッチをカスケード接続する。図
4は一つのスイッチの一つの出力ポートを第2スイッチ
の入力ポートに接続することによりこれを行う方法を示
している。この大きいネットワークにおいてははじめの
スイッチが有効な接続をつくり、次のスイッチがBUSYと
なってREJECTを出すことがある。このREJECTインジケー
ションは逆方向に前のスイッチの、すでに有効接続をつ
くっている出力ポートに送られる。この場合、そのスイ
ッチはその有効接続を解消してその事実を、REJECT信号
をそれが接続された入力ポートに送ることにより示す。
一方、この入力ポートはそのソースにREJECTを出し、ID
LE状態にもどる。この方法は、REJECTシーケンスにより
すべての前につくられた接続が破断すなわちKILLされる
からKILLと呼ぶ。このKILLパス内のすべてはIDLE状態に
もどされる。また、伝送が開始されているメッセージの
部分は完全に失なわれ、すなわちKILLとされ、このメッ
セージの再送ははじめから行われねばならない。
【0049】入力ポートの内の2以上のものが同時にコ
マンドを受けて同一のNOT BUSY出力ポートへの接続を互
いに争う場合には、下位の入力ポートがその争いに勝
ち、所望の接続をなし、そして他方は拒否されてそれら
の接続がKILLEDとなる。従って、この簡単なネットワー
クを通る低優先度のパスはこのKILL機能を使用する。こ
のパスの一部に拒否が生じると、全パスが直ちに破断さ
れ、メッセージをスクラッチから再送しなければならな
い。
【0050】はじめに、高優先度モードで送られるメッ
セージはスイッチにおいて、低優先度モードで送られる
メッセージと同じ反応をする。要求された出力ポートが
NOTBUSYであれば、有効接続が先着順サービス(ファー
ストカム・ファーストサービス)型でつくられる。ある
いは複数の入力がNOT BUSY出力について同時に争う場合
には低位の入力が選ばれる。しかしながら、高優先度モ
ードは、破断された接続に応じてREJECTの発行を禁止
し、その破断された接続が使用可能になるまでそのスイ
ッチでその接続をペンディング(Pending )としておく
特殊な高優先度ペンティングラッチをセットするという
付加的機能を行う。そのとき、それは直ちにペンディン
グ接続を行い、リクエスタに正帰還を出す。このペンデ
ィング接続はメッセージソースにより終了とされない限
り、失われたり、その優先度を失ったりすることはな
い。
【0051】REJECT応答に代えて高優先度モードは接続
が行なえないときにはWAIT応答を出す。このWAIT応答は
ACCEPT信号を0にし、それをWAIT条件のある期間中それ
を0に維持することからなる。ペンディング接続がなさ
れると、ACCEPT信号はWAIT状態が終了したことの積極的
インジケーションとして論理1にされる。接続を要求す
るノードがWAIT応答を検出すると、それはそのメッセー
ジの伝送を一時的に中止しそしてWAIT条件が除かれる
と、オフとなったところからそれを続ける。このよう
に、高優先度モードでは送信を行うノードは低優先度モ
ードにおけるようにはじめから阻止されたメッセージの
再送を行わず、単に中止しACCEPTが出たなら続行する。
このタイミングは、送信ノードがACCEPTインジケーショ
ンを受けて可能な限り早い時点で続行し、高優先度メッ
セージがそのような早い時点で送信しうるようにするご
ときものである。更に、阻止(ここでは接続についての
前の争いに勝っている)段の前のすべての段はWAIT周期
の期間保持され、送信中の高優先度メッセージについて
は再びつくられることはない。このように、これは可能
な限り早い時点でネットワークを通じ高優先度メッセー
ジの転送を保証する。
【0052】ある出力ポートが使用可能になるのを2以
上の高優先度メッセージが待っているならば、最低位の
入力ポートに関連するメッセージがはじめに接続され、
他はスナップショットレジスタでWAITを続ける。スナッ
プショットレジスタで待機しているすべての要求がサー
ビスされた後に、このレジスタはすべてのリクエスタに
対し、一つの与えられたリクエスタが次にサービスされ
うるようになる前に、出力ポートへの接続を行うことに
関して等しいチャンスを与える。このようにして、これ
はネットワークを通じ高優先度パスを介して与えられた
リクエスタがこのネットワークから完全に阻止されて餓
死(starvation)を経験することがないようにする方法
を与える。
【0053】大きなネットワークについては、はじめの
スイッチが有効接続をつくり、次のスイッチがWAIT条件
を検出する可能性がある。この場合には、WAIT条件は前
のスイッチに逆方向に送られる。この前段のスイッチは
その接続を破断せずに単にこのWAITインジケーションを
逆方向に伝えるだけである。これはWAITがメッセージソ
ースまで伝わるまですべての以前に接続されたスイッチ
において生じる。
【0054】ソースがHI-PRIをゼロ状態にもどすことに
より任意の時点ですべての高優先度パスをリセットする
ことが可能である。ソースはネットワーク全体について
の究極的な制御を行うことはない。
【0055】図5〜10は本発明のデュアルプライオリ
ティスイッチング装置の一部についての詳細な論理を示
すものである。この部分は、4×4デュアルプライオリ
ティスイッチング装置10の一つの入力ポート(例えば
入力ポート1)と一つの出力ポート(例えば出力ポート
1)の間の一つの低優先度または高優先度データ転送接
続をつくるのに必要な代表的な回路である。ラッチ7
0,72,74および74が通常の低優先度パスを制御
し、それらの動作はいかにしてそれらが低優先度パスを
つくるか、そしていかにしてそのスイッチ内の接続がRE
JECTとなったとき破断される(KILLED)かについては、
特願平4−24105号や米国特許出願第07/677,543号
明細書などに詳細に説明されているところである。
【0056】本発明による新規な方法は基本的なALLNOD
E (全ノード)スイッチロジックに保証された転送機能
を行うための第2の高優先度パスを付加したことであ
る。この新しいロジックの実施はラッチ172,17
4、ブロック140、遅延ブロック84、ゲート17
8,182,78,95,115および図5〜10に示
すような入力ポート1のIN1-HI-PRIおよび出力ポート1
のOUT1-HI-PRI のような各ポートにおける新しいインタ
ーフェース制御信号からなる。これらロジック要素の機
能的動作を次に述べる。
【0057】図11は入力ポート1に付加されるノード
により発生されるタイミングシーケンスを示す。図11
は入力ポート1がデュアルプライオリティスイッチング
装置を通じて入力ポート1の出力ポート1への新しい高
優先度接続をコマンドするために使用する信号シーケン
スを示す。この動作は入力ポート1によるIN1-HI-PRIお
よびIN1-VALID インターフェース制御ラインの論理1へ
の同時作動でスタートする。IN1-HI-PRI信号は図5〜1
0の高優先度パスを制御し、そしてその論理1への作動
によりラッチ172と174のリセットが解けてそれら
を動作可能にする。
【0058】図11に示すように次に生じるのはIN1-DA
TA1インターフェースライン上のコマンドパルス81で
あり、これは入力ポート1に出力ポート1への高優先度
接続をなすことをコマンドする。このコマンドはIN1-HI
-PRIが活性のときそれが高優先度接続であることを特定
することおよびその接続が出力ポート1へのものである
べきことを特定するIN1-DATA 1ライン上のパルス81を
特徴とする。パルス81がIN1-DATA 2ライン上にあると
きにはそれはその接続が出力ポート2に対しなされるべ
きものであることを示し、IN1-DATA 3は出力ポート3へ
の接続を示し、以下同様である。図11に示す例におい
て、IN1-DATA 1にパルス81があれば、ラッチ172が
そのパルスの立上りでセットされ、ラッチ174がその
立下りでセットされる。ラッチ174がセットされる
と、デュアルプライオリティスイッチは、ラッチ174
からの COM HI-PRI 11信号により示されるように入力ポ
ート1から出力ポート1への高優先接続をつくるべくコ
マンドを受けたという事実をラッチする。ラッチ172
がセットされると、PREHI-PRI 11信号が活性となり、A
NDゲート95を活性とさせてWAIT11信号をつくる。
この WAIT 11信号はNORゲート115(ここで反転さ
れる)を通りANDゲート182に送られ、そこで図1
1に示すようにIN1-ACCEPTラインを介してノード1にも
どされてパルス71を生じさせる。パルス71は入力ポ
ート1にコマンドされた接続が行われたことを示す肯定
応答を与える。WAIT 11 信号が活性である限りデュアル
プライオリティスイッチは接続の形成待ちとなり、接続
の形成についてはまだ成功していない。この接続がなさ
れると、WAIT 11 信号は不活性となり、ゲート115と
182を通ってIN1-ACCEPT信号を立上がらせる。このよ
うにしてパルス71をつくり、接続がなされたことを示
す正帰還を入力ポート1に与える。パルス71は、パル
ス71がパルス81と同じ幅であるが、図5〜10に示
すロジックを行うパスにより遅延されるように接続が直
ちになされる(パルス81の期間内で)場合の高速接続
時間を示す。
【0059】COMHI-PRI 11信号もNORゲート182に
入り、そこで他の入力ポートからの他の同様の信号とN
OR処理され、それらの内の任意のものがゲート180
と置換ブロック85を通り出力ポート1をしてBUSY信号
を生じせしめる。これにより出力ポート1についてのす
べての低優先度要求はその出力ポートについてのすべて
の高優先度要求がサービスされるまで直ちに拒否され
る。
【0060】出力ポート1への高優先度接続の形成はロ
ジックブロック140を通して制御され、このブロック
はライッチ147および他の入力ポートに関係する同様
のラッチからのコマンドを受けて優先度を決定し、これ
でそれら接続がつくられる。入力1が出力1についての
最高優先度のリクエスタであることが決定すると、ブロ
ック140は“ENABLE HI-PRI 11”信号を活性化し、デ
ュアルプライオリティスイッチにこのとき接続をなすこ
とを知らせる。ブロック14の動作の詳細は図12,1
3と図8を参照して後述する。活性化したこの“ENABLE
HI-PRI 11”信号は207で示すようにANDゲート1
78に入り、低優先度接続がNORゲート80を介して
活性である74のようなラッチにより検出可能として出
力ポート1に対し現在活性であれば、それ以上の伝ぱん
を禁止される。しかしながら、通常はNORゲート80
がゲート178で“ENABLE HI-PRI 11”信号を阻止せ
ず、直ちに、あるいは低優先度接続が破断されると直ち
に“HI-PRI 11 ”信号を活性化する。この“HI-PRI 11
”信号はゲート190で低優先度信号(LCONNECT 11)
とOR処理されてデュアルプライオリティスイッチに入
力ポート1から出力ポート1への接続をなさせる合成信
号CONNECT 11を発生する。CONNECT 11信号はゲート19
2で反転されてゲート95に入り、WAIT 11 信号を不活
性にする。
【0061】CONNECT 11信号は入力ポート1と出力ポー
ト1の間の6本のインターフェースラインの直接接続を
つくるためにも用いられる。入力ポート1の4本のデー
タラインは出力ポート1の4本のデータラインに接続さ
れる。代表的な接続の詳細はANDゲート122とOR
ゲート130により示される。ANDゲート122に入
るCONNECT 11により、ANDゲート122の出力はIN1-
DATA 1の値に直接に従い、OUT1-DATA 1 へとORゲート
130によりゲートされる。ORゲート130の他の入
力を与えるANDゲート124,126,128はすべ
て論理0に保持され、ゲート130には影響しない。こ
れは通常1個のCONNECT 信号が与えられた時点で活性と
なりうるのであり、それにより特定の出力ポートへの1
本の接続を可能にしているからである。それ故、CONNEC
T 11がゲート122に対して活性であればゲート12
4,126,128に対するCONNECT 21,CONNECT 31お
よびCONNECT 41はすべて不活性でなくてはならない。同
様に、IN1-HI-PRIおよびIN1-VALID ラインもCONNECT 11
信号にもとづき入力ポート1から出力ポート1に接続さ
れる。代表的な接続がIN1-HI-PRIラインについてゲート
154と162を通じて示されている。その結果入力ポ
ート1にあるすべて6個の信号は直接に出力ポート1の
同じ信号に接続し、入力ポート1にあるパルス形が出力
ポート1に一時的に生じて、その通過する2個のロジッ
クゲート(154と162と同様)により生じる僅かな
遅れのみを経験するように、154と162のような2
個のゲートを通り、緩衝されずにデュアルプライオリテ
ィスイッチを直接通る。図11の入力ポート1の波形が
出力波形とは異なるという一つの例外がある。すなわ
ち、パルス81は入力波形からとり出されてラッチ17
4に記憶され、そして出力ポート1には通らない。これ
には二つの理由がある。
【0062】1)CONNECT 11信号が活性となる時間まで
にパルス81は消えて出力ポート1に通ることが出来な
い。
【0063】2)パルス81はつくられるべき第1段ス
イッチ接続を特定し、他の意味はない。それ故パルス8
1を更にこのネットワークに通さない方がよい。
【0064】出力ポート1から入力ポート1への2個の
帰還信号もCONNECT 11信号が活性となる時点でつくられ
る接続を有する。ANDゲート94はOUT1−REJECTをIN
1-REJECT信号のソースとしてNORゲート92とORゲ
ート90を通じて選ぶCONNECT 11を示す。4個の出力ポ
ートからのACCEPT信号は夫々ゲート104,106,1
08,110に入りそしてゲート102によりAND処
理される。4個のOUTX-ACCEPT 信号の個々のモニタはゲ
ート104に入るNOT CONNECT 11を発生するゲート19
2により一般に示されるそれらの対応するCONNECT 信号
の反転により可能となる。
【0065】多段ネットワークではパルス71はそのネ
ットワークの第1段スイッチがその接続を行ったことを
示す。次の段階は第2段ネットワークスイッチにその接
続を図5〜10に示すようにIN1-DATA 1にパルス73を
出すことにより行うことをコマンドすることである。こ
の例は図4に示す2段ネットワークであり、第2段スイ
ッチロジックは第1段と同様に図5〜10に示すロジッ
クと同じである。第2段はIN1-DATA 1ライン上のパルス
73により第1段のように入力ポート1から出力ポート
1への全く同じ高優先度接続をなすコマンドを受ける。
第2スイッチ段は上述のようにCONNECT 11信号によりス
イッチ段1に接続されそしてスイッチ段2が、段1によ
りトリップされたパルス81を受けないことを除き図1
1に示すような段1と全く同じ波形を受ける。
【0066】段2のスイッチに生じるイベントは段1の
スイッチで前に生じたイベントと同様である。動作は段
2において入力ポート1により段2でスタートとし、IN
1-HI-PRIおよびIN1-VALID インターフェース制御ライン
をそれらが段1を通じて接続されるとき同時に論理1に
する。IN1-HI-PRI信号は図5〜10の高優先度パスを制
御し、その論理1への活性化によりラッチ172と17
4からリセットを除き、それらを動作可能にする。
【0067】次に生じるものは図11に示すようにIN1-
DATA 1インターフェースライン上のコマンドパルス73
であり、これは入力ポート1に出力ポート1への高優先
度接続をなすようにコマンドする。IN1-DATA 1上のパル
ス73により第2段のラッチ172はパルス73の立上
りでセットされ、ラッチ174はその立下りでセットさ
れる。セットしたラッチ174によりデュアルプライオ
リティスイッチは、ラッチ174からのCOM HI-PRI 11
信号で示されるように入力ポート1から出力ポート1へ
の高優先接続をなすことについてのコマンドを受けたと
いう事実をラッチする。セットされたラッチ174によ
りPRE HI-PRI 11 信号が活性化し、それによりANDゲ
ート95が活性となって WAIT 11信号をつくる。WAIT信
号はORゲート115(そこで反転される)を通じてA
NDゲート182に送られ、そこでスイッチ段1にもど
される。それによりその信号が段1のスイッチを通りノ
ード1へIN1-ACCEPTラインを介してもどり、図11に示
すようなパルス75をつくる。パルス75はコマンドさ
れた接続が出来たときその肯定応答を与える。WAIT11
信号が活性である限り、デュアルプライオリティスイッ
チは接続を待っており、接続をまだなしていない。接続
がつくられると、WAIT 11 信号は不活性になり、ゲート
115と182を通りIN1-ACCEPT信号を立上がらせてパ
ルス75をつくり、接続がなされた段1を通る正帰還を
与える。パルス75はその幅が広いからパルス71より
低い接続時間を示す。これは、段2において出力ポート
1が前の接続でBUSYであり、図11のOUT1−NOT BUSY信
号201で示される接続について直ちに使用出来ず、パ
ルス201が生じるまで新しい接続をつくるのに使用出
来ないことを意味する。
【0068】パルス201の時点で“ENABLE HI-PRI 1
1”信号がパルス209で示すようにブロック140に
より出される。これは入力ポート1からの次の接続が出
力ポート1に対し行わされるように指示する。活性化し
たこの“ENABLE HI-PRI 11”信号はANDゲート178
に入り、ゲート190で低優先度信号(LCONNECT 11 )
とOR処理され、デュアルプライオリティスイッチに対
し入力ポート1から出力ポート1への接続を行うように
する合成信号CONNECT 11を発生する。このCONNECT 11信
号はゲート192で反転されてゲート95に入り、そこ
でWAIT 11 信号を不活性にし(パルス205の終了で示
す)そしてパルス75を終了させる。これで2段ネット
ワークの両段を通る接続が行われ、2つのノードが、第
1のノードからスイッチ段1の入力ポート1から出力ポ
ートを通りスイッチ段2の入力ポート1へ、そしてその
出力ポート1へ、そして第2ノードへと伸びるネットワ
ークパスにより接続される。図11に示すようなメッセ
ージデータがこのとき第1ノードから第2ノードへと流
れることが出来る。
【0069】その結果、高優先度コマンドからそのスイ
ッチ段に記憶され、かつ優先度にもとづき所要の出力ポ
ートが使用可能となると直ちになされるため、高優先度
パスが最高の速度でつくられる。更に、接続がつくられ
ると直ちに正帰還がその接続をつくるノードに与えられ
て最も早い時点でそれが行われるようにする。
【0070】この高優先度法の要点は図12,13に詳
細に示すブロック140により与えられる機能である。
ゲート250と258および遅延ブロック257に対し
て機能するときラッチ252と254により入力ポート
1から出力ポート1への高優先度接続をつくるための代
表的ロジックが示されている。ゲート260,266,
268および遅延ブロック267に対して機能するとき
にラッチ262と264により入力ポート2から出力ポ
ート1への高優先度接続をつくるための同じロジックが
示されている。ゲート270,276,278および遅
延ブロック277に対して機能するときラッチ272と
274により入力ポート3から出力ポート1への高優先
度接続をつくるロジックが示されている。ゲート28
0,286,288および遅延ブロック287に対し機
能するときラッチ282と284により入力ポート4か
ら出力ポート1への高優先度接続をつくるロジックも示
されている。
【0071】ブロック140はクロック信号を必要とす
る順次的なロジック演算と決定を必要とする。これはこ
の全ノードスイッチの概念のいずれかを行うにクロック
を必要としたはじめのものである。図12,13で用い
られるクロックはこの例では40MHzとされている
が、一般にこのクロック周波数は実施の際の技術により
きまる。
【0072】ブロック140で行われ、かつ図12,1
3に示す機能を出力ポート1への高優先度接続をコマン
ドする入力ポート1の例を続けて用い、それに優先度機
能を示すために出力ポート11への高優先度接続をコマ
ンドする入力ポート2の同時要求を付加することにより
ここに説明する。“COM HI-PRI 11 ”信号と“COM HI-P
RI HI-PRI 21”信号はこの情報をANDゲート250と
260に対し夫々活性となることによりブロック140
に運ぶ。一般に、ゲート250はNOT CONNECT11信号
(図5〜10のゲート192)が不活性(CONNECT 11〜
ゲート192が活性であることを意味する)ならば“CO
M HI-PRI 11 ”信号を通さない。これは、所要の接続が
低優先度パスによりすでにつくられていれば、高優先度
パスを介して接続をつくる必要がなく、高優先度動作が
終了することを意味する。しかしながら、通常の場合に
は、NOT CONNECT 11信号はゲート250に対し活性であ
り、高優先度動作がラッチ252にゲート250の出力
が入りうるようにすることにより進められる。ラッチ2
52はそのリセットライン上のIN1-HI-PRI信号により、
入力ポート1が高優先度で動作していれば機能しうるよ
うにされる。ラッチ252はゲート250が図14のタ
イミング図に示すように40MHzのクロック信号の立
上りと同期して活性となるときセットされ、IN1-HI PEN
DING信号を発生する。ブロック140のロジックの目的
はこのペンディングコマンドを記録し、最も早い時点で
優先度に基づき所望の接続をなすことである。ラッチ2
52の−Q出力はそのSET 入力端に帰還されて、IN1-HI
-PRI信号がそのラッチへのリセット入力で不活性となる
まではじめにセットされた後にはセットのままとなり、
そしてそれをリセットする。
【0073】ラッチ254,264,274,284は
4ビットスナップショットレジスタ(SNAP SHOT REGIST
ER)を含み、これがすべてのペンディング接続を巡回型
でつくりうるようにすると共に、個々のユーザが出力ポ
ート接続を占有しないようにし、所要の接続をつくるこ
とが出来ない他のユーザを迂回させる。スナップショッ
トレジスタはどの接続がペンディングとなっているかを
決定する目的で特定のインターバルでのみ「スナップシ
ョット」と行うことが許可される。この「スナップショ
ット」インターバルは、スナップショットレジスタに夫
々ゲート252,262,272,282からのペンデ
ィング接続要求をサンプリングさせるクロック信号を与
えるANDゲート300により定められる。スナップシ
ョットレジスタのこのクロックはスナップショットレジ
スタビットのいずれもセットされずに出力ポート1がゲ
ート320からのOUT1−NOT CONNECTED 信号により使用
中でないとき40MHzのゲート300により生じる。
基本的にはこのスナップショットレジスタは、出力ポー
ト1がそれに対し現在接続を有さずそしてスナップショ
ットレジスタに活性ビットがない限り40MHzでクロ
ックされる。
【0074】図14は、入力ポート1と2が出力ポート
1への接続についてのペンディング高優先度コマンドを
出し、出力ポート1が0であるOUT1−NOT CONNECTED 信
号302により前の低優先度接続で使用中となっている
ときのスナップショットレジスタのタイミングを示す。
図14はこの場合、IN1-HI PENDINGおよびIN2-HI PENDI
NGラッチ254と264がセットされ、共に出力ポート
1が使用可能となるのを待っていることを示す。パルス
時点301において、出力ポート1は前の接続を終了し
て使用可能になる。スナップショットレジスタが前にセ
ットされたビットを有しないとすると、CLOCK SNAP SHO
T REGISTER信号はパルス301以降の次の40MHzク
ロック信号と一致している間に活性となってパルス30
3を発生する。パルス303はスナップショットレジス
タの4ビットすべて入り、それらを夫々ラッチ252,
262,272,282の状態に対応する状態にセット
させる。この例ではスナップショットレジスタラッチ2
54と264はこのとき共にセットする。これによりブ
ロック257とゲート258を通り10nsの遅延後に
“ENABLE HI-PRI 11”信号を活性にさせる。これはパル
ス305を出すことにより次に出力ポート1に接続する
ものとして入力ポート1を選択する。ラッチ264はパ
ルス303でセットするが、“ENABLE HI-PRI 21”信号
はパルス305と同時に活性とはならない。すなわち、
これは、“NOT ENABLE HI-PRI 11”信号がこのとき0で
あるからゲート266により防止されるからである。
【0075】入力ポート1がそのメッセージを出力ポー
ト1に送った後にその出力ポート1への接続を、図14
に示すようにIN1-HI-PRI信号を不活性とすることにより
断って、これがCOM HI-PRI 11 ,IN1-HI PENDINGおよび
ENABLE HI-PRI 11(スナップショットレジスタ内の一つ
のビット)をリセットさせる。このとき、ラッチ264
のみがスナップショットレジスタ内でセットのままとな
り、ゲート266はそのインジケーションを遅延ブロッ
ク267に通しうるようにされ、それにより“ENABLE H
I-PRI 21”信号268が10ns後に活性となり、図1
4のパルス307を発生し、次に、出力ポート1に接続
するものとして入力ポート2を選択する。入力ポート2
がそのメッセージを出力ポート1に送った後に、出力ポ
ート1へのその接続が図14に示すようにそのIN2-HI-P
RI信号を不活性とすることにより断ち、そしてこれがCO
M HI-PRI 21 ,IN2-HI PENDINGおよびENABLE HI-PRI 21
をリセットする(スナップショットレジスタ内の一つの
ビットをリセットすることにもとづく)。このとき出力
ポート1はそのペンディング接続のすべてにサービスを
行い、CLOCK SNAP SHOT REGISTER信号300が309と
311のようなパルスを出すことにより再びスナップシ
ョットレジスタのクロックを開始し、そしてこれは出力
ポート1が再び接続されるまで、あるいは他の高優先度
動作がスナップショットレジスタにラッチされるまで続
く。
【0076】遅延ブロック257,267,277,2
87の目的は一つの接続が前のものに接近しすぎないよ
うにすると共にインターフェース信号が落つく前の誤動
作を防止することである。
【0077】図5〜10および図12,13はデュアル
プライオリティスイッチ内に必要な回路を示す。更に図
5〜10の機能はすべての入力ポートの夫々がすべての
出力ポートに接続するとき、それら入力ポートのすべて
を総合的に定めることを要求される。
【0078】しかしながら、それらの実施は図5〜10
の明らかな拡張であり、ここには示さない。
【0079】
【発明の効果】本発明によれば、複数のプロセッサ、ま
たはコマンド型でディジタルシステムを含む他の機能エ
レメントの相互接続を可能にする全ノードスイッチと呼
ぶスイッチング装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】内部でのデュアルプライオリティ選択を処理す
るための制御ラインを有する4×4クロスバースイッチ
としての本発明の一実施例を一般的に示す図。
【図2】図1の4×4クロスバースイッチ装置およびそ
のインターフェース接続の詳細を示す図。
【図3】4本のデータラインを介してスイッチング装置
に送られるべき直列データ情報を発生するための代表的
な方法を示す図。
【図4】5以上のノードを有するシステムに適合させる
ために4×4スイッチング装置をカスケード接続する代
表的な方法を示す図。
【図5】デュアルプライオリティスイッチの与えられた
入力ポートと与えられた出力ポートの間の高および低優
先度パスを代表的に示すことによりデュアルプライオリ
ティスイッチの好適な実施例を示す図。図6〜10と共
に一つの図を完結する部分図であって、右に図6が連結
し、下に図8が連結する。
【図6】図5と同様の図。図5および図7〜10と共に
一つの図を完結する部分図であって、左に図5が連結
し、右に図7が連結し、下に図9が連結する。
【図7】図5と同様の図。図5、図6および図8〜10
と共に一つの図を完結する部分図であって、左に図6が
連結し、下に図10が連結する。
【図8】図5と同様の図。図5〜7および図9、図10
と共に一つの図を完結する部分図であって、上に図5が
連結し、右に図9が連結する。
【図9】図5と同様の図。図5〜8および図10と共に
一つの図を完結する部分図であって、上に図6が連結
し、左に図8が連結し、右に図10が連結する。
【図10】図5と同様の図。図5〜9と共に一つの図を
完結する部分図であって、上に図7が連結し、左に図9
が連結する。
【図11】複数のデュアルプライオリティスイッチから
なる2段ネットワークを介して第1の使用可能な時点で
いかにして高優先度パスを順次的につくるかについてそ
の一例を示すタイミング図。
【図12】スナップショットレジスタ、レジスタクロッ
クを含む高優先度スイッチ機能の詳細なロジックおよび
高優先度ペンディングロジックを示す図。図13と共に
一つの図を完結する部分図であって、下に図12が連結
する。
【図13】図12と同様の図。図12と共に一つの図を
完結する部分図であって、上に図12が連結する。
【図14】代表的なスナップショットレジスタのタイミ
ングおよび組込み型優先度法にもとづき最も早い時点で
複数の要求を順次的にサービスする方法を示すタイミン
グ図。
【符号の説明】
10 デュアルプライオリティスイッチ装置 12 同報通信スイッチ装置 14 同報通信スイッチ装置 20〜26 ノード 52 メッセージ 54 シフトレジスタ 56 メッセージバッファ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トマス、ノーマン、バーカー アメリカ合衆国ニューヨーク州、ベスタ ル、サンセット、アベニュ、136 (72)発明者 ピーター、マイケル、コッゲ アメリカ合衆国ニューヨーク州、エンディ コット、ドーチェスター、ドライブ、7 (72)発明者 ギルバート、クライド、バンドリング、 ザ、サード アメリカ合衆国ニューヨーク州、エンディ コット、イースト、キャンプビル、ロー ド、1255

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1個のネットワークパスに対して複数の伝
    送機能を与えるためのスイッチ手段と、 第1優先度を有する第1ノードと、 第2の異なる優先度を有する第2ノードとを備え、上記
    スイッチ手段は、各機能に異なる優先度を割当て、各機
    能が同一の物理的に1個のネットワークパスを介して伝
    送されうるようにするものであるネットワーク用スイッ
    チングシステム。
  2. 【請求項2】前記割当ては保証された転送メッセージに
    高優先度メッセージレベルを割当てる割当て手段を含ん
    でいる請求項1のシステム。
  3. 【請求項3】前記スイッチ手段は、HI-PRIインターフェ
    ースラインによりデュアル優先度高/低モードで動作
    し、かつ無競合条件下では直ちにデータを通すための高
    優先度モードで機能するように命令されうるスイッチン
    グエレメントを含んでいる請求項1のシステム。
  4. 【請求項4】前記スイッチ手段はHI-PRIインターフェー
    スラインによりデュアル優先度高/低モードで動作する
    ように命令されうるスイッチングエレメントと、競合お
    よび阻止条件下で高優先度モードに自動的に変えるため
    の手段を含んでいる請求項1のシステム。
  5. 【請求項5】スイッチングシステムが非同期、非クロッ
    クおよび無緩衝スイッチングネットワークの部分を形成
    している請求項1のシステム。
  6. 【請求項6】いずれの要求装置もロックアウトされえ
    ず、あるいはデータ餓死を経験しないように回転優先度
    方式で高優先度ペンディング接続をサービスするスナッ
    プショットレジスタ手段を使用する請求項1のシステ
    ム。
  7. 【請求項7】夫々が複数の入力ポートおよび出力ポート
    を有する複数のノードを有するネットワーク用のスイッ
    チング装置であって、 各入力ポート用の接続制御回路と、 各出力ポートについて、IとZを夫々2以上の固有の値
    として、I個の入力の内の任意のものをZ個の出力の内
    の任意のものに接続するためのマルチプレクサ制御回路
    と、 一つの機能に異なる優先度レベルを割当てる手段と、 送られるべき各機能を通すことの出来る1本の物理的な
    ネットワークパスとを備えたネットワーク用スイッチン
    グ装置。
  8. 【請求項8】4個のデータビット入力端と4個の制御入
    力端を有し、これら制御入力端に入力される制御入力は
    1個が優先度制御信号入力であり、他の制御入力がVALI
    D 、ACCEPTおよびREJECTの制御信号入力である請求項7
    のスイッチング装置。
JP4145486A 1991-11-27 1992-06-05 ネットワーク用スイッチングシステム Expired - Lifetime JPH0685161B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/800,652 US5444705A (en) 1991-02-22 1991-11-27 Dual priority switching apparatus for simplex networks
US800652 1991-11-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05233505A true JPH05233505A (ja) 1993-09-10
JPH0685161B2 JPH0685161B2 (ja) 1994-10-26

Family

ID=25178978

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4145486A Expired - Lifetime JPH0685161B2 (ja) 1991-11-27 1992-06-05 ネットワーク用スイッチングシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0685161B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0685161B2 (ja) 1994-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5444705A (en) Dual priority switching apparatus for simplex networks
US5680402A (en) Priority broadcast and multi-cast for unbuffered multi-stage networks
US5404537A (en) Priority interrupt switching apparatus for real time systems
US6243378B1 (en) Method and apparatus for minimizing contention losses in networks
KR900006793B1 (ko) 패킷 스위치 다중 대기행렬 NxM 스위치 노오드 및 처리 방법
US6215412B1 (en) All-node switch-an unclocked, unbuffered, asynchronous switching apparatus
US5802057A (en) Fly-by serial bus arbitration
EP0617368B1 (en) Arbitration process for controlling data flow through an I/O controller
JP2708354B2 (ja) マルチメディア・アナログ/デジタル/光交換装置
US20030108058A1 (en) Fibre channel arbitrated loop bufferless switch circuitry to increase bandwidth without significant increase in cost
JPH0695691B2 (ja) 制御式のスタ−ネツトワ−ク
JPH06203000A (ja) スイッチ方式マルチノードプレーナ
JPH06214965A (ja) ディジタル・コンピュータ
US6226683B1 (en) Increasing probability multi-stage network
US5473755A (en) System for controlling data stream by changing fall through FIFO last cell state of first component whenever data read out of second component last latch
JPS60117896A (ja) 相互接続回路網
JPH05233505A (ja) ネットワーク用スイッチングシステム
EP0506135A2 (en) Multi-sender/switching apparatus for status reporting over unbuffered asynchronous multi-stage networks
JPH07123252B2 (ja) ネットワーク用スイッチングシステム
EP0169324B1 (en) Switching protocol with retry
JP2750314B2 (ja) 非バッファ式交換装置
JP3309212B2 (ja) ネットワークスイッチ装置
CN117616735A (zh) 一种数据传输装置、方法及相关设备
EP0505780A2 (en) Priority broadcast and multi-cast for unbuffered multi-stage network
JPH05207151A (ja) 非緩衝非同期交換網による同報/多報転送を実行するための同報/交換装置