JPH02173467A - ロツクアツプクラツチ付き自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

ロツクアツプクラツチ付き自動変速機の変速制御装置

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JPH02173467A
JPH02173467A JP32854088A JP32854088A JPH02173467A JP H02173467 A JPH02173467 A JP H02173467A JP 32854088 A JP32854088 A JP 32854088A JP 32854088 A JP32854088 A JP 32854088A JP H02173467 A JPH02173467 A JP H02173467A
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speed
shift
clutch
automatic transmission
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Tamiji Sakaki
民司 坂木
Hidetoshi Nobemoto
秀寿 延本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両に搭載されたロックアツプクラッチを有
する1−ルクコンハータを備えた自動変速機において所
定の条件のもとに変速動作が行われるとき、トルクコン
バータのロックアツプクラッチのスリップ状態を制御す
る、ロックアツプクラッチ付き自動変速機の変速制御装
置に関する。
(従来の技術) 入力要素を構成するポンプインペラー及び出力要素を構
成するタービンランナーに加えてロックアツプクラッチ
が設けられた1−ルクコンバータを備える自動変速機が
搭載された車両において、所定の走行状態のもとで、エ
ンジンから自動変速機を介して車輪駆動系にトルクが伝
達されるにあたってのトルクコンバータにおけるエネル
ギー損失の低減と、エンジンのトルク変動が自動変速機
を介して車輪駆動系に伝達されて生じる車体振動の低減
とを両立させるべく、トルクコンバータにおけるロック
アツプクラッチに、ポンプインペラーとタービンランナ
ーとの間に回転数差を生じさせる締結状態、即ち、スリ
ップ締結状態をとらせるスリップ制御を行うようにされ
たものが提案されている。そして、斯かるトルクコンバ
ータにおけるロックアツプクラッチについてのスリップ
t#L?卸は、例えば、車両が所定の速度範囲にある車
速で走行しているもとで、車両に搭載された自動変速機
においてシフトアップ動作とされる変速動作が行われる
ときにおいても行われるものとされる。
このように、車両に搭載されたロックアツプクラッチイ
」き自動変速機において所定の態様での変速動作が行わ
れる際に行われるロックアツプクラッチについてのスリ
ップ制御(以下、変速時スリップ制御という)は、変速
時において発生するショックを緩和して、車両の運転者
が受ける変速フィーリングを向上させることを主目的と
しており、例えば、本願出願人により先に出願された特
願昭62−249336号明細書に記載されている如く
、ロックアンプクラッチに関するスリップ制御条件が成
立しでいるもとで、自動変速機における変速動作状態が
、変速段とエンジン回転数もしくはタービン回転数の変
化との検出結果から検知され、例えば、変速動作中であ
ることが判明した場合は、ロックアツプクラッチにおけ
るスリップ締結状態を制御すべくロックアツプクラッチ
に作用する油圧差の制御を行うロックアツプ制御用ソレ
ノイド弁に対しての、その開弁期間を決定する駆動パル
ス信号のデユーティが、一定となるように設定されたも
とで、従って、ロックアツプクラッチに作用する油圧差
が一定とされたもとで、変速動作が完了するまで行われ
るようにされることが提案されている。このようにして
、変速時スリップ制御が行われることにより、変速時に
エンジン側と車輪側との間のトルク差に基づくショック
、及び、トルクコンハークのトルク増大作用に起因する
ショックがともに軽減されることが期待される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述の如くに、ロックアツプ制御用ソレ
ノイド弁に対しての駆動パルス信号のデユーティが一定
とされたもとで変速時スリップ制御が行われる場合には
、例えば、車両が加速走行状態にあり、自動変速機にお
いて予め設定された変速特性に従って2速から3速への
シフトアップ動作とされる変速動作が行われるにあたっ
て、エンジン回転数及びトルクコンバータのタービンラ
ンナーの回転数、即ち、タービン回転数は、夫々、第7
図に示されるグラフにおいて曲線NE及びNTであられ
される如くに変化するものとなり、変速動作が終了した
直後にエンジン回転数が上昇せしめられる際に、不所望
なトルク変動が発生ずる事態がまねかれ、車両の運転者
が不快なショックを感じることになる虞がある。
第7図は、縦軸に回転数Nがとられ、横軸に時間tがと
られたグラフによって、ロックアツプ制御用ソレノイド
弁に対しての駆動パルス信号のデユーティが一定とされ
たもとでの変速時スリップ制御を伴った変速動作が行わ
れる際における、エンジン回転数の変化(NE)及びタ
ービン回転数の変化(NT)を示しており、斯かる状況
においては、変速動作は時点L5で開始されて時点も8
で終了し、時点り。から時点1.までの変速動作期間の
後期においては、エンジン回転数とタービン回転数とが
略一致して、実質的にロックアツプクラッチにおけるス
リップが生じていない状態とされている。その結果、時
点t8において変速動作が終了した直後においてエンジ
ン回転数が上昇せしめられるにあたって、Xにより示さ
れる如くの不所望なタービン回転数の変動、即ち、不所
望なトルク変動が生じてしまうことになる。
なお、ロックアツプ制御用ソレノイド弁に対しての駆動
パルス信号のデユーティが一定とされたもとで、変速動
作期間の後期において実質的にロックアツプクラッチに
おけるスリップが生じていない状態となる原因としては
、トルクコンバータ内の油温の変化に伴うロックアツプ
クラッチの表面摩擦係数の変化や作動油の粘性係数の変
化等が考えられる。
斯かる点に鑑み、本発明は、車両に搭載されたロックア
ツプクラッチを有するトルクコンバータを備えた自動変
速機についての変速時スリップ制御を、自動変速機にお
ける変速動作の終了後に不所望なトルク変動が誘起され
る事態をまねくことなく行うことができるようにされた
、ロックアツプクラッチ付き自動変速機の変速制御装置
を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上述の目的を達成すべく、本発明に係るロックアツプク
ラッチ付き自動変速機の変速制御装置は、その基本構成
が第1図に示される如く、エンジンに接続された入力要
素、出力要素、及び、入力要素と出力要素とを相対回転
可能な状態で係合させるスリップ締結状態をとり得るロ
ックアツプクラッチを有するトルクコンバータを備えた
自動変速機における変速動作を検出する変速検出手段と
、変速検出手段により自動変速機における所定の態様で
の変速動作が検出されたもとで、ロックアツプクラッチ
にスリップ締結状態をとらせるための作動油圧を供給す
る動作を行う油圧供給手段と、トルクコンバータにおけ
る入力要素及び出力要素の夫々の回転数を検出する回転
数検出手段と、油圧供給手段に対する油圧制御手段とを
備え、油圧制御手段が、変速検出手段により自動変速機
における所定の態様での変速動作が検出されてロックア
ツプクラッチがスリップ締結状態をとるもとで、回転数
検出手段により入力要素の回転数と出力要素の回転数と
が諮問−となったことが検出された後の当該変速動作の
終了時以後の時点までの期間、油圧供給手段からロック
アツプクラッチに供給される作動油圧を、ロックアツプ
クラッチに入力要素と出力要素との間の回転数差を大と
なす動作を行わせるものとなす制御を行うものとされて
、構成される。
(作 用) 上述の如くに構成される本発明に係るロックアツプクラ
ッチ付き自動変速機の変速制御装置にあっては、ロック
アツプクラッチを有するトルクコンバータを備えた自動
変速機についての変速時スリップ制御を行うにあたり、
自動変速機における所定の態様での変速動作が開始され
た後にトルクコンバークにおける人力要素の回転数と出
力要素の回転数とが諮問−となった時点からその変速動
作の終了時以後の時点までの、自動変速機における変速
動作期間の後期、あるいは、それに加えて変速動作終了
直後の期間をも含む期間において、油圧制御手段により
、油圧供給手段からロックアツプクラッチに供給される
作動油圧が、ロックアツプクラッチにトルクコンバータ
における入力要素と出力要素との間の回転数差を大とな
す動作、即ち、ロックアツプクラッチにおけるスリップ
率を増大させる動作を行うものとされる。それにより、
自動変速機における所定の態様での変速動作の終了時に
おいて、実質的にロックアツプクラッチにおけるスリッ
プが生じていない状態とされることが回避され、その結
果、変速動作の終了後に不所望なトルク変動が誘起され
て、車両の運転者が不快なショックを感じることになる
事態が防止されにさらに、変速動作の終了後における車
両の加速走行性が向上せしめられる。
(実施例) 第2図は、本発明に係るロックアツプクラッチ付き自動
変速機の変速制御装置の一例を、それが適用された車両
のパワープラントと共に示す。
第2図に示される車両のパワープラントは、エンジン1
0と自動変速機20とから成り、エンジン10は、例え
ば、4つの気筒を有し、4つの気筒の夫々には、スロッ
トル弁12が配設された吸気通路14からの吸入空気と
吸気通路14に配された燃料噴射弁から噴射される燃料
とで形成される混合気が供給される。そして、各気筒に
おける混合気の燃焼によって得られるエンジン10から
のトルクが、自動変速機20を含んで構成される動力伝
達経路を介して、車輪駆動系に伝達される。
自動変速機20は、トルクコンバータ22と、多段歯車
式の変速機構24と、それらの制御に用いられる作動油
圧を形成して供給する、ロックアツプ制御用ソレノイド
弁26を含むものとされた油圧回路部28とが備えられ
たものとされる。
トルクコンバータ22は、第3図において、油圧回路部
28におけるl・ルクコンハータ22の動作制御に関与
する部分を伴って詳細に示される如く、エンジン10に
おける出力部10aによって回転駆動されるドライブプ
レート30と、ドライブプレート30に接続されて、そ
れと共に回転するポンプインペラー32と、エンジン1
0からのトルクがポンプインペラー32を介して伝達さ
れるタービンランナー34と、ポンプインペラー32と
タービンランナー34との間に配されたステータ36と
、ステータ36とトルクコンバータ22における固定部
分との間に配されたワンウェイクラッチ38とを備え、
さらに、ドライブプレート30とタービンランナー34
との間に配設され、タービンハブ40にスプライン嵌合
せしめられた1・−ジョンダンパ42、及び、トーショ
ンダンパ42にコイルスプリング42aを介して連結さ
れたロックアツプクラッチ44を備えるものとされてい
る。ロックアツプクラッチ44は、その全体がドライブ
プレート30に対して近接及び離隔するものとされ、か
つ、タービンランナー34と共に回転するようにされて
いる。
トルクコンバータ22にお6ノるドライブプレート30
とタービンランナー34との間には、ロックアツプクラ
ッチ44が介在せしめられることにより、背圧室48及
び内圧室50が形成されていて、背圧室48には、油圧
回路部28から油路51を通じて、ロックアラフリラッ
チ44をドライブプレート30から離隔させる方向に押
圧する油圧が供給され、また、内圧室50には、油圧回
路部28から油路52を通して、ロックアツプクラッチ
44をドライブプレート30に近接させる方向に押圧す
る油圧が供給される。そして、ロックアツプクラッチ4
4は、内圧室50内の油圧の値が背圧室48内の油圧の
値より所定の値以上高いときには、第3図において右方
に押動され、それにより、ドライブプレート30に摩擦
係合せしめられて、ポンプインペラー32とタービンラ
ンナー34とを保合状態にする締結状態をとるものとさ
れ、また、内圧室50内の油圧の値が背圧室48内の油
圧の値より所定の値以上低いときには、第3図において
左方に押動され、それにより、ドライブプレー1・30
との摩擦係合状態が解除せしめられ、ポンプインペラー
32とタービンランナー34とを非係合状態にする解放
状態をとるものとされる。さらに、ロックアツプクラッ
チ44は、背圧室48内の油圧と内圧室50内の油圧と
の差圧が所定の範囲内にあるときには、ポンプインペラ
ー32とタービンランナー34とを相対回転可能な状態
で係合させることになる、ドライブプレー 1−30に
対するスリップ係合状態をとるものとされて、その差圧
が大である程ドライブプレー1〜30に対するスリップ
率が小となるようにされている。なお、内圧室50は、
逆止弁53が配された油路54を通じてオイルクーラ5
5に接続されている。
油圧回路部28におけるトルクコンバータ22の動作制
御に関与する部分には、ロックアツプクラッチ44のス
リップ係合状態を制御するスリップ制御を行うための、
ロックアツプシフト弁56及びロックアツプ制御用ソレ
ノイド弁26が備えられている。ロックアツプシフト弁
56は、ランド部57a、57b及び57cが設けられ
たスプール57と、スプール57を第3図において右方
に付勢するスプリング58と、スプール57により開閉
されるボートa、b、c、d、e、f、g及びhとを有
している。そして、ボー1− a及びfが油路51を介
して背圧室48に接続され、ボートbが油路64を介し
てオイルクーラ55に接続され、ボートcが油路52を
介して内圧室50に接続されるとともに、油路52から
分岐する油路65を通じて油路64に接続され、ボート
d及びeが油路63を通じ、さらに、調圧弁61を介し
てオイルポンプ62に接続され、ボートgがロックアツ
プ制御用ソレノイド弁26が配された油路60を通じて
オイルポンプ62に接続され、ボートhがオイルパンT
に接続されている。
変速機構24においては、前進4段後退1段を得るため
の遊星歯車部及びクラッチあるいはブレーキ等の各種の
摩擦係合要素が備えられており、それら各種の摩擦係合
要素には、作動油圧あるいは解除油圧が、油圧回路部2
8内に設けられた種々の制御弁もしくはシフト弁を介し
て適宜選択的に供給される。それにより、各摩擦係合要
素が締結状態もしくは解放状態をとるようにされて、P
レンジ(パーキングレンジ)、Rレンジ(リバースレン
ジ)、Nレンジにエートラルレンジ)、及び、フォワー
ドレンジを構成するDレンジ(ドライブレンジ)、Sレ
ンジ及びLレンジの各レンジと、フォワードレンジにお
ける1速〜4速の変速段とを得ることができる。
また、上述の構成に加えて、第2図に示される如く、油
圧回路部28の動作制御を行うべく、油圧回路部28に
内蔵されたロックアツプ制御用ソレノイド弁26に、駆
動信号Cfを供給するコン1−1:I−ル、:J−ニッ
l−100が備えられている。コントロールユニッ)1
00には、スロットル弁12の開度を検出するスロット
ル開度センサ71から得られる検出信号Stと、車速を
検出する車速センサ72から得られる検出信号Svと、
油圧回路部28に設けられた、変速機構24を制御する
ためのマニュアルバルブに接続されて、運転者によって
操作されるシフトレバ−の操作位置を検出するシフトポ
ジションセンサ73から得られる検出信号Ssと、エン
ジン回転数を検出するエンジン回転数センサ74から得
られる検出信号Snと、タービンランナー34の回転数
を検出するタービン回転数センサ75から得られる検出
信号Smとが供給される。さらに、コントロールユニッ
ト100には、他の検出信号Sxも供給されるとともに
、コントロールユニット100から、自動変速機20の
制御に用いられる他の駆動信号Cxが送出される。
コントロールユニット100は、上述の各種の検出信号
に基づいて自動変速機20における変速機構24に対す
る変速制御及びl・ルクコンハータ22に設けられたロ
ックアツプクラッチ44に対する動作制御を行うものと
される。
コントロールユニット100による、変速機構24に対
する変速制御及びロックアツプクラッチ44に対する動
作制御が行われるにあたっては、例えば、Dレンジ走行
状態の場合、コントロールユニット100の内蔵メモリ
にマツプ化されて記憶されている、第4図に示される如
くの、縦軸にスロットル開度Thがとられ横軸に車速V
がとられてあられされるシフトパターン線図における、
変速線La、Lb、Lc、Ld、Le及びLfに検出信
号Stがあられすスロットル弁12の開度及び検出信号
Svがあられず車速が照合されて、シフトアップ条件も
しくはシフトダウン条件が成立したか否かが判断され、
また、ロックアツプ作動線Lgに検出信号Stがあられ
すスロットル弁12の開度及び検出信号Svがあられす
車速力、く照合されて、ロックアツプ作動条件が成立し
たか否かが判断され、さらに、スリップ制御実行線Ls
に検出信号Stがあられずスロットル弁12の開度及び
検出信号Svがあられす車速が照合されて、ロックアツ
プクラッチ44についてのスリップ制御条件が成立した
か否かが判断される。
第4図における変速線La、Lb及びLcは、夫々、1
速から2速へ、2速から3速へ、及び、3速から4速へ
のシフトアップに関し、また、変速線Ld、Le及びL
fは、夫々、2速から1速へ、3速から2速へ、及び、
4速から3速へのシフトダウンに関するものであり、ロ
ックアツプ作動線Lgは、ロックアツプクラッチ44が
、ポンプインペラー32とタービンランナー34とを保
合状態にする締結状態をとるべき動作領域を示し、さら
に、スリップ制御実行線Lsは、車速■の値Vaからv
bとスロットル開度Thの値Taとにより定められる、
ロックアツプクラッチ44についてのスリップ制御が行
われるべき動作領域を包囲するものとされている。
そして、コントロールユニット100は、シフトアップ
条件もしくはシフトダウン条件が成立したことが検知さ
れた場合には、変速機構24に、それに変速段の切り換
えを行わせるべく、駆動信号Cxを選択的に送出して、
変速機構24に対する変速制御を行う。
また、コントロールユニッI−100は、ロックアツプ
クラッチ44に対する動作制御にあたり、ロックアツプ
動作条件、及び、後述される変速時スリップ制御条件を
含むスリップ制御条件が成立していないことが検知され
た場合には、駆動信号Cfのロックアツプ制御用ソレノ
イド弁26への供給を行わない。従って、ロックアツプ
動作条件及びスリップ制御条件のいずれもが成立してい
ない場合には、ロックアツプ制御用ソレノイド弁26が
閉状態に維持されて、オイルポンプ62からの作動油が
、油圧低下を生じることなく、油路60を通じてロック
アツプシフト弁56におしりるポートgに供給され、ま
た、ロックアツプシフト弁56におけるボー)d及びe
の夫々に、調圧弁61からの油圧が供給される。その結
果、ロックアツプシフト弁56においては、スプール5
7が第3図に示される位置をとるものとされて、ポート
b、  e及びhがスプール570ランド部57a。
57b及び57cによって閉状態とされ、また、ポート
Cとポートdとが連通せしめられて、ポートCに得られ
る調圧弁61からの作動油が油路52を通じてトルクコ
ンバータ22における内圧室50に供給される。このと
き、トルクコンバータ22におIJる背圧室48に油路
51を通じて接続されたポートfは、ポートhから遮断
されているので、背圧室48内の作動油は排出されず、
内圧室50内の作動油の油圧が所定圧以上となると、内
圧室50内の作動油が、逆止弁53が設けられた油路5
4を通してオイルクーラ55に排出される。
従って、斯かる場合には、トルクコンバータ22におい
て、ロックアツプクラッチ44が、ドライブプレート3
0から離隔せしめられて解放状態におかれ、トルクコン
バータ22が流体を介して動力伝達を行うコンバータ状
態をとるものとされる。
一方、コントロールユニット100は、ロックアツプ動
作条件が成立していることが検知された場合には、駆動
信号Cfをロックアツプ制御用ソレノイド弁26に供給
し、それにより、ロックアツプ制御用ソレノイド弁26
が開状態とされる。
ロックアツプ制御用ソレノイド弁26が開状態とされる
と、オイルポンプ62からロックアツプシフト弁56に
おけるポートgに供給される作動油の油圧が低下せしめ
られ、一方、ロックアツプシフト弁56におけるポート
d及びeの夫々には、調圧弁61からの油圧が供給され
る。その結果、ロックアツプシフト弁5Gにおけるスプ
ール57が、スプリング58の付勢力に従って第3図に
おいて右方に移動せしめられ、ロックアツプシフト弁5
6におけるポートCとポートdとが連通せしめられると
ともに、ポート「とポートhとが連通せしめられ、ポー
トCに得られる調圧弁61からの作動油が、油路52を
通じてトルクコンハーク22における内圧室50に供給
されるとともに、背圧室48内の作動油が、油路51を
通じた後、ロックアツプシフト弁56をポートfからポ
ートhへと抜けて、ボー)hからオイルパンTに排出さ
れる。
従って、駆動信号Cfがロックアツプ制御用ソレノイド
弁26に供給されるもとにあっては、トルクコンバータ
22において内圧室50における油圧に比して背圧室4
8における油圧が低くなり、その差圧によって、ロック
アツプクラッチ44が、ドライブプレート30に向けて
押圧され、ドライブプレー1・30に摩擦係合せしめら
れて締結状態におかれ、トルクコンバータ22がポンプ
インペラー32とタービンランナー34とが保合状態と
されるロックアツプ状態をとるものとされる。
さらに、コントロールユニット100は、スリップ制御
条件が成立していることが検知された場合には、駆動信
号Cfをロックアツプ制御用ツレノイド弁26に供給し
て、ロックアツプ制御用ソレノイド弁26を断続的に開
状態とするようになすとともに、スリップ制御条件に応
じて駆動信号Cfを変化させ、断続的に開状態とされる
ロックアツプ制御用ソレノイド弁26が開状態をとる期
間を変化させる制御を行う。
それにより、オイルポンプ62からロックアツプシフト
弁56におけるボートgに供給される作動油の油圧低下
の度合いが変化し、背圧室48内の作動油が、油路51
を通じた後、ロックアツプシフト弁56をボートfから
ボートhへと抜けて、ボートhからオイルパンTに排出
されるにあたっての排出量が変化し、それに伴って、ト
ルクコンバータ22の内圧室50における油圧と背圧室
48における油圧との間の差圧が変化して、ロックアツ
プクラッチ44のドライブプレー1・30に対する摩擦
係合力が変化する。その結果、ロックアツプクラッチ4
4が、ドライブプレート30に対してスリップ係合状態
を採るものとされて、ポンプインペラー32とタービン
ランナー34とを相対回転可能な状態で係合させるとと
もに、その際のスリップ率が駆動信号Cfに応じて変化
せしめられ、ロックアツプクラッチ44についてのスリ
ップ制御が行われることになる。
スリップ制御条件のうち、特に、上述の変速時スリップ
制御条件は、例えば、Dレンジ走行状態のもとで、検出
信号Stがあられすスロットル開度及び検出信号Svが
あられず車速が、第4図に示されるシフトパターン線図
におけるスリップ制御実行線Lsで包囲された領域にあ
ること、及び、検出信号Stがあられずスロットル開度
及び検出信号Svがあられす車速に基づいてシフトアッ
プ条件が成立して、自動変速機20の変速機構24にお
いてシフトアップ動作とされる変速動作が行われること
によって成立し、従って、コントロールユニット100
は、Dレンジ走行状態において、検出信号Stがあられ
ずスロットル開度がTa以下であるとともに、検出信号
Svがあられす車速がVaからvbまでの車速範囲にあ
り、かつ、変速線La、LbもしくはLcに従うシフト
アップが行われることになったとき、上述の如くのロッ
クアツプクラッチ44についてのスリップ制御を行うも
のとなり、それによって、変速時スリップ制御が行われ
ることになる。
そして、斯かる変速時スリップ制御が行われるにあたっ
ては、コン1−ロールユニット100は、変速機構24
においてシフトアップとされる変速動作が行われないと
きには、ロックアツプ制御用ソレノイド弁26に供給さ
れる駆動信号Cfについての、ロックアツプ制御卸用ソ
レノイド弁26が開状態とされる期間を決定するデユー
ティDFを、基準デユーティ値Dpに予め内蔵メモリに
記憶された補正値マツプに基づいて得られる補正デユー
ティ値ΔDpaを加算することによって算出し、駆動信
号Cfを算出されたデユーティDF=Dp十へDpaに
応じたパルス幅を有する信号として、ロックアツプ制御
用ソレノイド弁26に送出する。
ソシて、コントロールユニッl−100ハ、!速機構2
4において、例えば、2速から3速へのシフトアップと
される変速動作が行われることが検知された場合には 
斯かる変速動作中において、エンジン回転数Neとター
ビン回転数Ntとの間の回転数差ΔN(ΔN=N e 
−N t )が零となった状態か否かを検知し、回転数
差ΔNが零となっていない場合には、駆動信号Cfにつ
いてのデユーティDFを、上述の如くにして、Dp+Δ
Dpaとして設定し、駆動信号CfをデユーティDF=
Dp十へDpaに応じたパルス幅を有する信号として、
ロックアツプ制御用ソレノイド弁26に送出する。
その後、変速動作中において、回転数差ΔNが零となっ
た場合、即ち、エンジン回転数Neとタービン回転数N
tとが一致した場合には、駆動信号Cfについてのデユ
ーティDFを、補正値マツプを用いることなく、Dp十
ΔDpaより小となる一定の値Daに設定し、トルクコ
ンバータ22の内圧室50における油圧と背圧室48に
おける油圧との間の差圧を低下させて一定に維持すべく
、駆動信号CfをデユーティDF=Daに応じたパルス
幅を有する信号として、ロックアツプ制御用ソレノイド
弁26に送出する。
このようにして、トルクコンバータ22の内圧室50に
おける油圧と背圧室48における油圧との間の差圧が、
駆動信号CfがデユーティDF=Dp+ΔDpaに応し
たパルス幅を有する信号とされる場合に比して低下せし
められることにより、ロックアツプクラッチ44におけ
るスリップ率が増大されることになる。
さらに、その後、変速動作の開始時点がら計測された、
変速動作期間以上に設定された期間の経過時点以後、即
ち、変速動作終了後の設定時点以後においては、駆動信
号CfについてのデユーティDFを、再び、基準デユー
ティ値Dpに上述の補正値マツプに基づいて得られる補
正デユーティ値ΔDpaを加算することによって算出し
、駆動信号Cfを算出されたデユーティDF=Dp+Δ
Dpaに応じたパルス幅を有する信号として、ロックア
ツプ制御用ソレノイド弁26に送出する。
このようにして、変速時スリップ制御動作がt〒われる
もとでは、エンジン回転数Ne及びタービン回転数Nt
は、夫々、第5図に示されるグラフにおいて曲線NE”
及びNT’であられされる如くに変化するものとなる。
第5図は、縦軸に回転数Nがとられ、横軸に時間もがと
られたものとされており、この場合、変速動作は、時点
t5”で開始されて時点Le”で終了しており、変速動
作期間はTuとされている。そして、エンジン回転数N
eとタービン回転数Nuとは、変速動作が開始される時
点5+ においては、所定の回転数差ΔNを有している
が、変速動作期間Tu中における時点t。゛において一
致し、時点t。゛以後においては、時点も8°までの変
速動作期間Tuの後期、及び、時点も。”以後となる変
速動作終了後において、再び、所定の回転数差ΔNを有
するものとされる。斯かる際、変速動作期間Tu中にお
ける、エンジン回転数Neとタービン回転数Ntとが一
致する時点t。°までは、駆動信号CfがデユーティD
F=Dp+ΔDpaに応じたパルス幅を有する信号とさ
れて、ロックアツプ制御用ソレノイド弁26に送出され
、時点t0”から、変速動作が終了する時点り。を越え
て、変速動作が開始される時点t、Iから計測される、
変速動作期間Tuより長い期間Toが経過する時点tX
までの期間Twにおいては、駆動信号Cfがデユーティ
DF=Daに応じたパルス幅を有する信号とされて、ロ
ックアツプ制御用ソレノイド弁26に送出され、さらに
、時点1X以後においては、再度、駆動信号Cfがデユ
ーティDF=Dp+△Dpaに応じたパルス幅を有する
信号とされて、ロックアツプ制御用ソレノイド弁26に
送出される。
このようにして、変速動作期間Tu中における時点t0
1 から時点jel までの変速動作期間TUの後期、
及び、時点t。゛から時点1Xまでの変速動作終了後の
期間において、駆動信号CfがデユーティDF=Daに
応じたパルス幅を有する信号とされてロックアツプ制御
用ソレノイド弁26に送出され、その結果、トルクコン
バータ22の内圧室50における油圧と背圧室48にお
ける油圧との間の差圧が低下せしめられて、ロックアツ
プクラッチ44におけるスリップ率が増大され、それに
よって、斯かる期間に、エンジン回転数Neとタービン
回転数NLとが所定の回転数差ΔNを有するものとされ
ることにより、変速動作終了時において、実質的にロッ
クアツプクラッチ44におけるスリップが生じていない
状態とされることが回避され、変速動作終了後に不所望
なトルク変動が誘起されて、車両の運転者が不快なショ
ツクを感じることになる事態が防止されることになり、
さらには、変速動作終了後における車両の加速走行性が
向上せしめられることになる。
上述の如くの制御動作を行うコントロールユニット10
0は、例えば、マイクロコンピュータが用いられて構成
されるが、斯かる場合におけるマイクロコンピュータが
実行する、変速時スリップ制御を行うに際してのプログ
ラムの一例を第6図のフローチャートを参照して説明す
る。
第6図のフローチャートで示されるプログラムにおいて
は、スター1〜後、プロセス101において各種検出信
号St、Sv、Ss  Sn  SmSχ等を取り込み
、続いて、デイシジョン102において、スリップ制御
条件が成立しているか否かを判断する。斯かるスリップ
制御条件についての判断は、例えば、車両がDレンジ走
行状態にあるもとでは、検出信号Stがあられすスロッ
トル開度及び検出信号Svがあられす車速が、第4図に
示されるシフトパターン線図におけるスリップ制御実行
線Lsにより包囲された範囲内にあるか否かを判断する
ことによって行われる。その結果、スリップ制御条件が
成立していると判断された場合には、プロセス103に
おいて、検出信号Snに基づいて求められるエンジン回
転数Neから、検出信号Smに基づいて求められるター
ビン回転数Ntを滅じて回転数差ΔNを算出する。
続いて、デイシジョン104において、自動変速機20
の変速機構24においてシフトアップが行われる状態か
否かを判断する。斯かるシフトアップについての判断は
、検出信号Stがあられすスロットル開度及び検出信号
Svがあられす車速を、第4図に示されるシフトパター
ン線図における変速線La、Lb及びLcに照合するこ
とによって行われる。そして、シフトアップが行われる
状態ではないと判断された場合には、プロセス105に
おいて、プロセス103において算出された回転数差Δ
Nを補正値マツプに照合して対応する補正デユーティ値
ΔDpaを求め、続いて、プロセス106において、基
準デユーティ値Dpに補正デユーティ値ΔDpaを加算
してデユーティDF=Dp+ΔDpaを算出し、プロセ
ス107に進む。プロセス107においては、プロセス
106で算出されたデユーティDF=Dp+ΔDpaに
対応するパルス幅を有する駆動信号Cfを形成し、それ
をロックアツプ制御用ソレノイド弁26に供給して、プ
ロセス101に戻る。
また、デイシジョン104において、シフトアップが行
われる状態であると判断された場合には、プロセス10
8において、内蔵されたタイマーをスタートさせた後、
デイシジョン109において、プロセス103で算出さ
れた回転数差ΔNが零となったか否かを判断し、回転数
差ΔNが零になっていないと判断された場合には、プロ
セス105に進み、それ以降の各ステップにおける動作
を上述の如くに行う。
デイシジョン109において、回転数差ΔNが零になっ
たと判断された場合には、プロセス110においてデユ
ーティDFを、プロセス106において算出されるDp
+ΔDpaより小なる値Daに設定し、次のプロセス1
11において、プロセス110で設定されたデユーティ
D F = D a ニ対応するパルス幅を有する駆動
信号Cfを形成し、それをロックアツプ制御用ソレノイ
ド弁26に供給する。
次に、デイシジョン112において、内蔵されたタイマ
ーの計測時間Jが、変速動作期間Tu以上とされて設定
された期間Toの経過に対応する時間Jo以上であるか
否かを判断し、タイマーの計測時間Jが時間Joより小
である場合には、プロセス110に戻って、プロセス1
10及びプロセス111における動作及び及びデイシジ
ョン112における判断を繰り返す。そして、デイシジ
ョン112において、タイマーの計測時間Jが時間Jo
以上であると判断された場合には、プロセス113にお
いて、タイマーをストップさせた後プロセス105に進
み、それ以降の各ステップにおける動作を上述の如くに
行う。
一方、デイシジョン102において、スリップ制御条件
が成立していないと判断された場合は、プロセス114
に進み、プロセス114において、トルクコンバータ2
2に対するロックアツプクラッチ44のスリップ制御以
外の制御のための制御プログラムを実行して、プロセス
101に戻る。
なお、上述の例においては、デイシジョン109におい
て、回転数差ΔNが零となったか否がが判断されている
が、斯かる判断に代わり、デイシジョン109において
、回転数差ΔNが比較的小なる値となったか否かの判断
がなされるようにされてもよい。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係るロックアツ
プクラッチ付き自動変速機の変速制外装置によれば、ロ
ックアツプクラッチを有するトルクコンバータを備えた
自動変速機についての変速時スリップ制御を行うにあた
り、その変速時スリップ制御に関連した自動変速機にお
ける所定の態様での変速動作が行われる変速動作期間の
後期、あるいは、さらにそれに変速動作の終了後の期間
が加えられた期間において、ロックアツプクラッチのス
リップ率が増大せしめられ、それにより、所定の態様で
の変速動作の終了時において、実質的にロックアツプク
ラッチにおけるスリップが生していない状態とされるこ
とが回避される。従って、変速時スリップ制御に関連し
た自動変速機における所定の態様での変速動作の終了後
に、不所望な1−ルク変動が誘起されて、車両の運転者
が不快なショックを感しることになる事態が防止され、
さらに、その変速動作の終了後における車両の加速走行
性が向上せしめられることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るロックアツプクラッチ付き自動変
速機の変速制御装置を特許請求の範囲に対応して示す基
本構成図、第2図は本発明に係るロックアツプクラッチ
付き自動変速機の変速制御装置の一例をそれが適用され
た車両のパワープラントと共に示す概略構成図、第3図
は第2図に示される例の主要部を示す概略構成図、第4
図及び第5図は第2図に示される例の動作説明に供され
る特性図、第6図は第2図に示される例におけるコント
ロールユニットにマイクロコンピュータが用いられた場
合における、斯かるマイクロコンピュータが実行する制
御プログラムの一例を示すフローチャー1・、第7図は
従来提案されているロックアツプクラッチを有する1−
ルクコンハータを備えた自動変速機における変速時スリ
ップ制御の説明に供される特性図である。 図中、10はエンジン、20は自動変速機、22はトル
クコンバータ、24は変速機構、26はロックアツプ制
御用ソレノイド弁、28は油圧回路部、30はドライブ
プレー1・、32はポンプインペラー、34はタービン
ランナー、44はロックアツプクラッチ、48は背圧室
、50は内圧室、G 56はロックアツプシフト弁、71はスロットル開度セ
ンサ、72ば車速センサ、73はシフトポジションセン
サ、74はエンジン回転数センサ、75はタービン回転
数センサ、100はコントロールユニッ1−である。 特許出願人   マツダ株式会社 代理人 弁理士 神 原 貞 昭

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エンジンに接続された入力要素、出力要素、及び、該入
    力要素と出力要素とを相対回転可能な状態で係合させる
    スリップ締結状態をとり得るロックアップクラッチを有
    するトルクコンバータを備えた自動変速機における変速
    動作を検出する変速検出手段と、 該変速検出手段により上記自動変速機における所定の態
    様での変速動作が検出されたもとで、上記ロックアップ
    クラッチに上記スリップ締結状態をとらせるための作動
    油圧を供給する動作を行う油圧供給手段と、 上記トルクコンバータにおける上記入力要素と出力要素
    との夫々の回転数を検出する回転数検出手段と、 上記変速検出手段により上記変速動作が検出されて上記
    ロックアップクラッチが上記スリップ締結状態をとるも
    のとされたもとで、上記回転数検出手段により上記入力
    要素の回転数と上記出力要素の回転数とが略同一となっ
    たことが検出された後の上記変速動作の終了時以後の時
    点までの期間、上記油圧供給手段から上記ロックアップ
    クラッチに供給される作動油圧を、該ロックアップクラ
    ッチに上記入力要素と出力要素との間の回転数差を大と
    なす動作を行わせるものとなす制御を行う油圧制御手段
    と、 を具備して構成されるロックアップクラッチ付き自動変
    速機の変速制御装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001141049A (ja) * 1999-10-29 2001-05-25 Hyundai Motor Co Ltd 自動変速機装着車両のダンパクラッチ制御方法
CN109296723A (zh) * 2017-07-24 2019-02-01 上海汽车集团股份有限公司 一种锁止离合器半接合点的自学习方法及装置

Cited By (3)

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JP4587546B2 (ja) * 1999-10-29 2010-11-24 現代自動車株式会社 自動変速機装着車両のダンパクラッチ制御方法
CN109296723A (zh) * 2017-07-24 2019-02-01 上海汽车集团股份有限公司 一种锁止离合器半接合点的自学习方法及装置

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