JPH02173419A - 動力伝達装置 - Google Patents
動力伝達装置Info
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- JPH02173419A JPH02173419A JP63327340A JP32734088A JPH02173419A JP H02173419 A JPH02173419 A JP H02173419A JP 63327340 A JP63327340 A JP 63327340A JP 32734088 A JP32734088 A JP 32734088A JP H02173419 A JPH02173419 A JP H02173419A
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- Japan
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- shaft
- power transmission
- torque
- transmission device
- propeller shaft
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 33
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D41/00—Freewheels or freewheel clutches
- F16D41/06—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
- F16D41/063—Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface the intermediate members wedging by moving along the inner and the outer surface without pivoting or rolling, e.g. sliding wedges
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/348—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed
- B60K17/35—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches
- B60K17/3505—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches with self-actuated means, e.g. by difference of speed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D43/00—Automatic clutches
- F16D43/02—Automatic clutches actuated entirely mechanically
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H1/00—Toothed gearings for conveying rotary motion
- F16H1/28—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion
- F16H1/32—Toothed gearings for conveying rotary motion with gears having orbital motion in which the central axis of the gearing lies inside the periphery of an orbital gear
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/1954—Eccentric driving shaft and axle
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/19—Gearing
- Y10T74/19642—Directly cooperating gears
- Y10T74/19647—Parallel axes or shafts
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Retarders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、同軸的かつ相対回転可能に位置する一対の回
転軸間に配設されてこれら両軸をトルク伝達可能に連結
する動力伝達装置に関する。
転軸間に配設されてこれら両軸をトルク伝達可能に連結
する動力伝達装置に関する。
(従来技術)
この種の動力伝達装置としては、実開昭5918873
1号公報に示されているように両軸間に回転差が生じた
場合にこの回転差により高粘性流体に生じる剪断力を利
用して両軸間のトルク伝達を行うもの、特開昭63−2
40429号公報に示されているように両軸間に回転差
が生じた場合にこの回転差により高粘性流体に生じる圧
力を摩擦クラッチの係合力に利用して両軸間のトルク伝
達を行うもの等がある。
1号公報に示されているように両軸間に回転差が生じた
場合にこの回転差により高粘性流体に生じる剪断力を利
用して両軸間のトルク伝達を行うもの、特開昭63−2
40429号公報に示されているように両軸間に回転差
が生じた場合にこの回転差により高粘性流体に生じる圧
力を摩擦クラッチの係合力に利用して両軸間のトルク伝
達を行うもの等がある。
(発明が解決しようとする課題)
このように、これらの動力伝達装置においては、両軸間
に所定の回転差が生した場合にトルク伝達がなされるた
め、いずれの回転軸側からのトルク伝達もなされる。従
って、当該動力伝達機構においては、一方の回転軸から
他方の回転軸へのみトルク伝達を要求される場合には対
応し得ない。かかる要求がされる場合としては、自動車
等車両における四輪駆動車の動力伝達機構として採用さ
れる場合等が考えられる。
に所定の回転差が生した場合にトルク伝達がなされるた
め、いずれの回転軸側からのトルク伝達もなされる。従
って、当該動力伝達機構においては、一方の回転軸から
他方の回転軸へのみトルク伝達を要求される場合には対
応し得ない。かかる要求がされる場合としては、自動車
等車両における四輪駆動車の動力伝達機構として採用さ
れる場合等が考えられる。
従って、本発明の目的は、かかる要求に対処し得る新規
な型式の動力伝達装置を提供することにある。
な型式の動力伝達装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は、同軸的かつ相対回転可能に位置する一対の回
転軸間に配設されてこれら両軸をトルク伝達可能に連結
する動力伝達装置であり、前記両回転軸の一方の回転軸
の外周に一体回転可能に組付けられ同回転軸に対して偏
心した円筒部を有するインナ部材と、前記両回転軸の他
方の回転軸の一端に一体回転可能に組付けられて前記一
方の回転軸の外周にて所定の周間隙を保って位置する筒
状のアウタ部材と、このアウタ部材と前記インナ部材間
にて同インナ部材の円筒部の外周に回転可能に嵌合され
て前記アウタ部材の内周に同アウタ部材と一体回転可能
に係合する筒状のインタミゾイエイト部材を備えている
ことを特徴とする。
転軸間に配設されてこれら両軸をトルク伝達可能に連結
する動力伝達装置であり、前記両回転軸の一方の回転軸
の外周に一体回転可能に組付けられ同回転軸に対して偏
心した円筒部を有するインナ部材と、前記両回転軸の他
方の回転軸の一端に一体回転可能に組付けられて前記一
方の回転軸の外周にて所定の周間隙を保って位置する筒
状のアウタ部材と、このアウタ部材と前記インナ部材間
にて同インナ部材の円筒部の外周に回転可能に嵌合され
て前記アウタ部材の内周に同アウタ部材と一体回転可能
に係合する筒状のインタミゾイエイト部材を備えている
ことを特徴とする。
(発明の作用・効果)
かかる構成の動力伝達装置においては、一方の回転軸が
回転駆動するとこれと一体回転可能なインナ部材が同部
材の円筒部の軸心とは偏心している回転軸の軸心を中心
に回転し、同部材の円筒部の外周に回転可能に嵌合する
インタミゾイエイト部材を一体的に回転させる。この結
果、インタミディエイ1へ部材に係合するアウタ部材お
よびこれと一体の他方の回転軸か回転する。すなわち、
方の回転軸から他方の回転軸へ1〜ルク伝達がなされる
。これとは逆に、他方の回転軸が回転駆動するとこれと
一体のアウタ部材およびインタミディエイト部材が回転
するか、インタミディエイト部材は自からの軸心であり
かつインナ部材の円筒部の軸心を中心に回転するため、
インナ部材の円筒部の外周を回転して同部材を回転させ
ることはない。この結果、他方の回転軸から一方の回転
軸へのトルク伝達はなされない。
回転駆動するとこれと一体回転可能なインナ部材が同部
材の円筒部の軸心とは偏心している回転軸の軸心を中心
に回転し、同部材の円筒部の外周に回転可能に嵌合する
インタミゾイエイト部材を一体的に回転させる。この結
果、インタミディエイ1へ部材に係合するアウタ部材お
よびこれと一体の他方の回転軸か回転する。すなわち、
方の回転軸から他方の回転軸へ1〜ルク伝達がなされる
。これとは逆に、他方の回転軸が回転駆動するとこれと
一体のアウタ部材およびインタミディエイト部材が回転
するか、インタミディエイト部材は自からの軸心であり
かつインナ部材の円筒部の軸心を中心に回転するため、
インナ部材の円筒部の外周を回転して同部材を回転させ
ることはない。この結果、他方の回転軸から一方の回転
軸へのトルク伝達はなされない。
当該動力伝達装置は四輪駆動車用の前輪側または後輪側
動力伝達系路の動力伝達装置、差動装置、デフロック装
置、差動制限装置として使用することができ、当該動力
伝達装置をこれらの装置に使用した場合には、構造簡単
で小型であるため組付性が良好で組付時の煩雑な工程管
理、チューニングが不要となる効果がある。特に、当該
動力伝達装置を四輪駆動車用の動力伝達装置として使用
した場合には、入力軸側から出力軸側へのトルク伝達が
なされるが出力軸側から入力軸側へのトルク伝達はなさ
れないため、タイトコーナブレーキング現象の発生を防
止することができるとともにアンチロックブレーキング
システムの適合性が良好である。
動力伝達系路の動力伝達装置、差動装置、デフロック装
置、差動制限装置として使用することができ、当該動力
伝達装置をこれらの装置に使用した場合には、構造簡単
で小型であるため組付性が良好で組付時の煩雑な工程管
理、チューニングが不要となる効果がある。特に、当該
動力伝達装置を四輪駆動車用の動力伝達装置として使用
した場合には、入力軸側から出力軸側へのトルク伝達が
なされるが出力軸側から入力軸側へのトルク伝達はなさ
れないため、タイトコーナブレーキング現象の発生を防
止することができるとともにアンチロックブレーキング
システムの適合性が良好である。
(実施例)
以下本発明の実施例を図面に基づいて説明するに、第1
図には本発明の一実施例に係る動力伝達装置10が示さ
れている。当該動力伝達装置10は第3図に示すように
、四輪駆動車の後輪側動力伝達系路に配設される。
図には本発明の一実施例に係る動力伝達装置10が示さ
れている。当該動力伝達装置10は第3図に示すように
、四輪駆動車の後輪側動力伝達系路に配設される。
当該車両においては、エンジン21の一側に組付けたト
ランスミッションおよびトランスファー体のトランスア
クスル22を備え、エンジン21からの動力をアクスル
シャフト23に出力して前輪24を駆動させるとともに
、第1プロペラシヤフト25に出力する。第1プロペラ
シヤフト25は動力伝達装置10を介して第2プロペラ
シヤフト26に連結していて、第1プロペラシヤフト2
5の動力を第2プロペラシヤフト26、リヤディファレ
ンシャル27を介してアクスルシャフト28に出力して
後輪29を駆動させる。
ランスミッションおよびトランスファー体のトランスア
クスル22を備え、エンジン21からの動力をアクスル
シャフト23に出力して前輪24を駆動させるとともに
、第1プロペラシヤフト25に出力する。第1プロペラ
シヤフト25は動力伝達装置10を介して第2プロペラ
シヤフト26に連結していて、第1プロペラシヤフト2
5の動力を第2プロペラシヤフト26、リヤディファレ
ンシャル27を介してアクスルシャフト28に出力して
後輪29を駆動させる。
しかして、動力伝達装置10は第1−図および第2図に
示すようにインナシャフト11、アウタケーシング12
、内接ギヤ13およびセパレータ14を主要構成部材と
している。インナシャフト11は本発明のインナ部材に
対応するもので円筒状の大径部11aと小径部]、 1
cからなり、大径部11aは内スプライン部を備えた
内孔11bに対して偏心している。かかるインナシャフ
ト]1は第1プロペラシヤフト25の後端の外スプライ
ン部25aに嵌合され、同シャフト25の外周に一体回
転可能に組付けられ、かつその大径部11. aが同シ
ャフト25に対して偏心している。アウタケーシング1
2は本発明のアウタ部材に対応するもので円筒状を呈し
、その一端にて第2プロペラシヤフト26の前端に一体
的に組付けられているとともに、その他端開口部12a
を液密的に閉塞するカバ一部材15を介してインナシャ
フト1]の小径部11cの外周に液密的かつ回転可能に
組付けられている。かかるアウタケーシング12におい
ては、その内周に多数の歯部12bを備えていて、その
一端側の内向フランジ部12cにて第1プロペラシヤフ
ト25の後端部を回転可能に支持し、同シャフト25の
外周にて所定の周間隙を保って位置している。
示すようにインナシャフト11、アウタケーシング12
、内接ギヤ13およびセパレータ14を主要構成部材と
している。インナシャフト11は本発明のインナ部材に
対応するもので円筒状の大径部11aと小径部]、 1
cからなり、大径部11aは内スプライン部を備えた
内孔11bに対して偏心している。かかるインナシャフ
ト]1は第1プロペラシヤフト25の後端の外スプライ
ン部25aに嵌合され、同シャフト25の外周に一体回
転可能に組付けられ、かつその大径部11. aが同シ
ャフト25に対して偏心している。アウタケーシング1
2は本発明のアウタ部材に対応するもので円筒状を呈し
、その一端にて第2プロペラシヤフト26の前端に一体
的に組付けられているとともに、その他端開口部12a
を液密的に閉塞するカバ一部材15を介してインナシャ
フト1]の小径部11cの外周に液密的かつ回転可能に
組付けられている。かかるアウタケーシング12におい
ては、その内周に多数の歯部12bを備えていて、その
一端側の内向フランジ部12cにて第1プロペラシヤフ
ト25の後端部を回転可能に支持し、同シャフト25の
外周にて所定の周間隙を保って位置している。
内接ギヤ13は本発明のインタミディエイト部材に対応
するものでその外周に多数の歯部13aを備えた円筒状
を呈し、その外径はアウタケーシング]2の内径より所
定長さ小さく形成されていて、インナシャフト11の大
径部11aの外周に回転可能に嵌合し、セパレータ14
を介して両スナップリング16a、16bにて軸方向の
位置決めかなされている。セパレータ]4は円板状のフ
ランジ部14aの外周縁から直交状に延びる断面円弧状
のガイド部14bを備え、フランジ部14aにてインナ
シャフト11の大径部11aの外周に回転可能に嵌合さ
れている。かがるセパレータ14においては、内接ギヤ
13を介して両スナップリング16a、16bにて軸方
向の位置決めがなされており、ガイド部14bがアウタ
ケーシング12の内周の一部と内接ギヤ13の外周の一
部間に延在し、ガイド部14bの内周が内接ギヤ13の
一部の歯部13aの外周面に接触している。
するものでその外周に多数の歯部13aを備えた円筒状
を呈し、その外径はアウタケーシング]2の内径より所
定長さ小さく形成されていて、インナシャフト11の大
径部11aの外周に回転可能に嵌合し、セパレータ14
を介して両スナップリング16a、16bにて軸方向の
位置決めかなされている。セパレータ]4は円板状のフ
ランジ部14aの外周縁から直交状に延びる断面円弧状
のガイド部14bを備え、フランジ部14aにてインナ
シャフト11の大径部11aの外周に回転可能に嵌合さ
れている。かがるセパレータ14においては、内接ギヤ
13を介して両スナップリング16a、16bにて軸方
向の位置決めがなされており、ガイド部14bがアウタ
ケーシング12の内周の一部と内接ギヤ13の外周の一
部間に延在し、ガイド部14bの内周が内接ギヤ13の
一部の歯部13aの外周面に接触している。
この状態で、内接キャ13の他の一部の歯部13aがア
ウタケーシング12の一部の歯部12bに噛合している
。なお、セパレータ14のガイド部14bはアウタケー
シング12に対して内接ギヤ13が的確に噛合するよう
に作用する。
ウタケーシング12の一部の歯部12bに噛合している
。なお、セパレータ14のガイド部14bはアウタケー
シング12に対して内接ギヤ13が的確に噛合するよう
に作用する。
かかる構成の動力伝達装置10においては、エンジン2
1の駆動により第1プロペラシヤフト25が回転駆動す
るとインナシャフト]1がその大径部11aの軸心Aと
は偏心している内孔11bの軸心Bを中心に回転し、大
径部1.1 aの外周に回転可能に嵌合する内接ギヤ1
3を一体的に回転させる。この結果、内接ギヤ13に噛
合するアウタケーシング12およびこれと一体の第2プ
ロペラシヤフト26が回転する。すなわち、第1プロペ
ラシヤフト25から第2プロペラシヤフト26へトルク
伝達がなされ、車両の後輪2つが前輪24とともに回転
する四輪駆動状態となる。これとは逆に、第2プロペラ
シヤフト26の回転が第1プロペラシヤフト25の回転
より大きい場合には、アウタケーシング12が相対回転
して内接ギヤ13をインナシャフト11の大径部11a
の軸心Aを中心に回転させる。このため、内接ギヤ13
はインナシャフト11の大径部11aの外周上を空転し
て同シャフト11および第1プロペラシヤフト25ヘト
ルクを伝達することがない。
1の駆動により第1プロペラシヤフト25が回転駆動す
るとインナシャフト]1がその大径部11aの軸心Aと
は偏心している内孔11bの軸心Bを中心に回転し、大
径部1.1 aの外周に回転可能に嵌合する内接ギヤ1
3を一体的に回転させる。この結果、内接ギヤ13に噛
合するアウタケーシング12およびこれと一体の第2プ
ロペラシヤフト26が回転する。すなわち、第1プロペ
ラシヤフト25から第2プロペラシヤフト26へトルク
伝達がなされ、車両の後輪2つが前輪24とともに回転
する四輪駆動状態となる。これとは逆に、第2プロペラ
シヤフト26の回転が第1プロペラシヤフト25の回転
より大きい場合には、アウタケーシング12が相対回転
して内接ギヤ13をインナシャフト11の大径部11a
の軸心Aを中心に回転させる。このため、内接ギヤ13
はインナシャフト11の大径部11aの外周上を空転し
て同シャフト11および第1プロペラシヤフト25ヘト
ルクを伝達することがない。
このように、当該動力伝達装置10においては、第1プ
ロペラシヤフト25から第2プロペラシヤフト26への
みトルク伝達がなされるものであるから、タイトコーナ
ブレーキシステムの適合性が良好である。また、当該動
力伝達装置1oは構造簡単かつ小型であって組付性、車
載性が良好である。さらに、当該動力伝達装置10にお
いては、アウタケーシング12と内径ギヤ13との係合
がギヤ噛合となっていて高熱を発生ずることがないため
、耐熱性の問題が生じることがなく、かつトルク伝達特
性が変化して走行性能に影響を及ぼすようなことかない
。
ロペラシヤフト25から第2プロペラシヤフト26への
みトルク伝達がなされるものであるから、タイトコーナ
ブレーキシステムの適合性が良好である。また、当該動
力伝達装置1oは構造簡単かつ小型であって組付性、車
載性が良好である。さらに、当該動力伝達装置10にお
いては、アウタケーシング12と内径ギヤ13との係合
がギヤ噛合となっていて高熱を発生ずることがないため
、耐熱性の問題が生じることがなく、かつトルク伝達特
性が変化して走行性能に影響を及ぼすようなことかない
。
なお、当該動力伝達装置10においては、アウタ部材と
してアウタケーシング12を採用するとともにインタミ
ゾイエイト部材として内接ギヤ13を採用して、これら
両者12.13の係合をこれら両者の歯部12b、13
aを噛合させることにより行っているが、本発明におい
てはこれら両者の歯部1.2 b、13aを省略して内
外周面間での摩擦接触により係合させるようにしてもよ
い。
してアウタケーシング12を採用するとともにインタミ
ゾイエイト部材として内接ギヤ13を採用して、これら
両者12.13の係合をこれら両者の歯部12b、13
aを噛合させることにより行っているが、本発明におい
てはこれら両者の歯部1.2 b、13aを省略して内
外周面間での摩擦接触により係合させるようにしてもよ
い。
この場合には、これら両者]2、]3に歯部]2b、1
3aを形成する必要がなく、動力伝達装置の製作が容易
でかつコストの低減を図ることができる。
3aを形成する必要がなく、動力伝達装置の製作が容易
でかつコストの低減を図ることができる。
=9
第1図は本発明の一実施例に係る動力伝達装置の断面図
、第2図は第1図の矢印■−■線方向にみた断面図、第
3図は同装置を採用した車両の概略図である。 符号の説明 10・・・動力伝達装置、11・・・インナシャフト、
lla・・・大径部、12・・・アウタケーシング、1
2b・・・歯部、13・・・内接ギヤ、13a・・・歯
部、14・ ・セパレータ、25.26・・・プロペラ
シャフト、A・・・インナシャフトの大径部の軸心、B
・・・プロペラシャフトの軸心。 出願人 トヨタ自動車株式会社
、第2図は第1図の矢印■−■線方向にみた断面図、第
3図は同装置を採用した車両の概略図である。 符号の説明 10・・・動力伝達装置、11・・・インナシャフト、
lla・・・大径部、12・・・アウタケーシング、1
2b・・・歯部、13・・・内接ギヤ、13a・・・歯
部、14・ ・セパレータ、25.26・・・プロペラ
シャフト、A・・・インナシャフトの大径部の軸心、B
・・・プロペラシャフトの軸心。 出願人 トヨタ自動車株式会社
Claims (1)
- 同軸的かつ相対回転可能に位置する一対の回転軸間に
配設されてこれら両軸をトルク伝達可能に連結する動力
伝達装置であり、前記両回転軸の一方の回転軸の外周に
一体回転可能に組付けられ同回転軸に対して偏心した円
筒部を有するインナ部材と、前記両回転軸の他方の回転
軸の一端に一体回転可能に組付けられて前記一方の回転
軸の外周にて所定の周間隙を保って位置する筒状のアウ
タ部材と、このアウタ部材と前記インナ部材間にて同イ
ンナ部材の円筒部の外周に回転可能に嵌合されて前記ア
ウタ部材の内周に同アウタ部材と一体回転可能に係合す
る筒状のインタミディエイト部材を備えてなる動力伝達
装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63327340A JP2759996B2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 動力伝達装置 |
EP89313486A EP0393285B1 (en) | 1988-12-23 | 1989-12-21 | Coupling device for power transfer |
DE89313486T DE68905466T2 (de) | 1988-12-23 | 1989-12-21 | Kupplung für Kraftübertragung. |
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