JPH02173261A - 真空成膜装置 - Google Patents

真空成膜装置

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JPH02173261A
JPH02173261A JP32595788A JP32595788A JPH02173261A JP H02173261 A JPH02173261 A JP H02173261A JP 32595788 A JP32595788 A JP 32595788A JP 32595788 A JP32595788 A JP 32595788A JP H02173261 A JPH02173261 A JP H02173261A
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明 松野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、所望のパターンをもつ薄膜を得るための真空
成膜装置に関するのである。
〔従来の技術〕
従来、所望のパターンをもつ薄膜を真空成膜を用いて得
るためにはレジストを用いる方法、マスクを用いる方法
等がある(薄膜ハンドブック5章)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、多層の薄膜にそれぞれのパターンを形成する場
合、レジストを用いる方法を使った場合、一般には次の
ように、 薄膜形成→パターン形成−薄膜形成一パターン(真空)
  (大気)    (真空)  (大気)形成 という工程を経ねばならず、また成膜中にマスクを用い
る場合にも第1の膜を成膜した後、大気中に取り出し所
望のマスクに交換した後、さらに第2の膜を成膜する必
要があった。
いずれの場合では第1の膜を成膜した後、−度大気ある
いは何らかの液体にさらされた面に第、2の膜を成膜し
なければならず、膜の密着強度や、界面準位の増加度の
点で問題があった。
本発明は上記の事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは、真空を破ることなく真空槽内でパ
ターン形成用のマスクを交換することができて少なくと
も第1の膜、第2の膜を真空雰囲気を破らずに連続成膜
でき、このために第1、第2の膜の間の吸着分子の影響
がなくなって膜間の密着強度が上がり、また界面準位密
度も減少させることを可能にする真空成膜装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために本発明は、真空槽と、この
真空槽内に設けられてマスクを着脱自在に保持し且つマ
スクを昇降させるマスクホルダ機構と、真空槽内に設け
られた薄膜形成部と、真空槽内に移動可能に設けられて
基板を保持する搬送トレイと、真空槽内に設けられて前
記搬送トレイを移動させて基板をマスクの直上及び薄膜
形成部上に位置させる搬送機構と、前記搬送トレイに設
けられてマスクを基板に吸着させる吸着手段とを備えた
構成にしである。
〔作 用〕
そして、一方のマスクホルダ機構のマスク上に基板を位
置させてこのマスクを上昇させて基板に密着させ吸着手
段によってマスクを基板に吸着し、この状態で基板を薄
膜形成部上に移動して基板に薄膜を形成し、再び基板を
一方のマスクホルダ機構の直上に移動して吸着を解除し
てマスクをマスクホルダ機構に回収させ、次に基板を他
方のマスクホルダ機構のマスク上に移動して上記したマ
スクの場合と同様の手順でマスクを基板に吸着し、基板
に薄膜を形成する。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図に本発明に係る真空成膜装置の構成を示し、同図
中1は真空槽であり、この真空槽1の一側部に排気口2
が形成しである。真空槽1内には搬送機構3が設けてあ
り、この搬送機構3は多数個の搬送用コロ4を所定間隔
をおいて、左右方向に水平に配置して成る。
また、前記真空槽1内の左右にマスクホルダ機構5.5
′が配設しである。これらマスクホルダ機構5.5′は
支柱7を備えており、この支柱7の下端部はベローズ8
によって支持されており、支柱7の上端部にはマスクホ
ルダ9が設けである。
また、前記真空槽1内には左右のマスクホルダ機t15
.5’間に位置させてルツボ10とヒータ11と電子銃
12とシャッタ13とより成る薄膜形成部Eが配設して
あり、ルツボ10には蒸着材A、Bが入っている。
前記シャッタ13は支軸14回りを回転できるようにし
てあり、ルツボ10もその中心軸を中心に回転できるよ
うにしである。
前記搬送機構3には、搬送用コロ4に引っ掛けて搬送ト
レイ15が移動可能に設けである。
この搬送トレイ15は基板ホルダ16を吊持していて、
この基板ホルダ16には吸着手段Fとしての電磁石17
が取付けである。
この基板ホルダ16の下面には第3図、第4図に示すよ
うに四角形の枠状の基板アダプタ17と基板押え18と
が取付ネジ19により固着してあり、また基板ホルダ1
6の下面には基板押え18により基板20が取付けであ
る。
次に、真空成膜装置の動作を説明する。
マスクホルダ機構5,5′のマスクホルダ9に、強磁性
体で作られたマスク6.6′をセットし、真空槽1内を
排気する。
搬送トレイ15を搬送用コロ4で移動して基板ホルダ1
6をマスクホルダ機構5のマスクホルダ9の直上に位置
させる。
次にベローズ8を油圧等で操作して支柱7を介してマス
クホルダ9を上昇させ、マスク6を基板ホルダ16の基
板20に密着させる。次に電磁石17に通電しマスク6
を基板20に吸着させる。そして、ベローズ8を操作し
てマスクホルダ9を下降させる。
次に、搬送用フロ4を回転させ、搬送トレイ15を移動
してこれの基板ホルダ16部分をルツボ10、電子銃1
2を備える薄膜形成部Eの直上に移動させ、ヒーター1
1で基板20を所定の温度に加熱する。
真空槽1内が所定の圧力(電子ビーム蒸着の場合1O−
6Torr以下)まで下ったら、電子銃12から電子ビ
ームを飛ばして蒸む材Aに当て加熱し、シャッタ13を
開いて基板20上に蒸着する。所定の膜厚まで成膜され
たら、シャッタ14を閉じて電子ビームを止め、ヒータ
11を切って、搬送用コロ4を回転させ、基板ホルダ1
6部分を再びマスクホルダ9の直上に移動させる。この
時、基板20上にはマクス6で、規定された蒸着材Aの
薄膜のパターンが形成されている。
次にベローズ8を操作し、マスクホルダ9を上昇させ、
基板ホルダ16部分に密着させ、電磁石17への通電を
切る。このために、マスク6が基板20より離れてマス
クホルダ9に納まる。
ベローズ8を操作してマスクホルダ9を下降させる。
次に搬送用コロ4を回転させ、搬送トレイ15を右方向
に移動し、基板ホルダ16部分を右のマスクホルダ機構
5′のマスクホルダ9の直上に位置させる。
そして、前記マスク6の基板20への吸着と同様な手順
で基板20にマスク6′を吸着させる。次に基板ホルダ
16部分を薄膜形成部Eの直上に位置させ、ヒーター1
1で所定の温度まで加熱し、ルツボ10を回転させて電
子ビームが蒸着材Bに当るようにして電子銃12から電
子ビームを飛ばして蒸着材Bに当て加熱し、シャッタ1
3を開いて基板20上に蒸着する。
次に、上記の蒸着材Aの基板20上へ黒石後の手順と同
じ手順でマスクホルダ9にマスク6′を回収する。
このようにすることにより、基板20上に異なる材料の
2層膜を異なるパターンで真空を破ることなく形成する
ことができる。
また、多層の薄膜を異なるパターンで成膜する場合には
、マスクホルダ機構5,5′を多数設けるようにしても
良いが、第4図に示すようにマスク交換室21と成膜室
22をゲートバルブ23で仕切り、マスク交換室21に
マスクホルダ機構5,5′を設けて上記した実施例と同
様に2層目までの薄膜を成膜し、2層目の成膜中にマス
ク交換室21をリークし、扉(図示せず)を開いて1層
目の成膜に用いたマスクを取出し、かわりに3層目に用
いるマスクをマスクホルダにセットし、真空排気を行っ
ておく。
2層目の成膜終了後にゲートバルブ23を開き、基板2
0をマスク交換室21まで搬送し、マスクを交換し、成
膜室22へ搬送しゲートバルブ23を閉じて成膜を行う
以下同様に繰り返せば、異なるパターンの多層膜を真空
を破ることなく成膜することができる。
このようにゲートバルブ23で仕切る場合は電磁石17
への通電は搬送用コロ4を通して行うか、成膜室23か
ら電流導入端子で入れる必要がある。
なお、上記した二つの実施例では電子ビーム蒸j3法に
よる成膜について述べたが、抵抗加熱による蒸着スパッ
ク、プラズマCVD等一般の真空成膜法、またはそれら
の組み合せでもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明に係る真空成膜装置は、真空
槽と、この真空槽内に設けられてマスクを着脱自在に保
持し且つマスクを昇降させるマスクホルダ機構と、真空
槽内に設けられた薄膜形成部と、真空槽内に移動可能に
設けられて基板を保持する搬送トレイと、真空槽内に設
けられて前記搬送トレイを移動させて基板をマスクの直
上及び薄膜形成部上に位置させる搬送機構と、前記搬送
トレイに設けられてマスクを基板に吸むさせる吸着手段
とを備えたことを特徴とするものである。
したがって、一方のマスクホルダ機構のマスク上に基板
を位置させてこのマスクを上昇させて基板に密着させ眼
前手段によってマスクを基板に吸着し、この状態で基板
を薄膜形成部上に移動して基板に薄膜を形成し、再び基
板を一方のマスクホルダ機構の直上に移動して吸着を解
除してマスクをマスクホルダ機構に回収させ、次に基板
を他方のマスクホルダ機構のマスク上に移動して上記し
たマスクの場合と同様の手順でマスクを基板に吸着し、
基板に薄膜を形成することができる。
このように、真空を破ることなく真空槽内でパターン形
成用のマスクを交換することができて、少くとも第1の
膜、第2の膜を真空雰囲気を破らずに連続成膜できるの
で、第1、第2の膜の間の吸着分子の影響がなくなり、
膜間の密着強度が上がり、また界面準位密度も減少する
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の構成説明図、第2図は基板と
基板ホルダ部分の平面図、第3図は第2図m−m線に沿
う断面図、第4図は本発明の他の実施例の構成説明図で
ある。 1は真空槽、3は搬送機構、5.5′はマスクホルダ機
構、6.6’はマスク、15は搬送トレイ、

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空槽と、この真空槽内に設けられてマスクを着
    脱自在に保持し且つマスクを昇降させるマスクホルダ機
    構と、真空槽内に設けられた薄膜形成部と、真空槽内に
    移動可能に設けられて基板を保持する搬送トレイと、真
    空槽内に設けられて前記搬送トレイを移動させて基板を
    マスクの直上及び薄膜形成部上に位置させる搬送機構と
    、前記搬送トレイに設けられてマスクを基板に吸着させ
    る吸着手段とを備えたことを特徴とする真空成膜装置。
  2. (2)吸着手段を電磁石で構成したことを特徴とする請
    求項(1)記載の真空成膜装置。
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