JPH0217211Y2 - - Google Patents

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JPH0217211Y2
JPH0217211Y2 JP1981197501U JP19750181U JPH0217211Y2 JP H0217211 Y2 JPH0217211 Y2 JP H0217211Y2 JP 1981197501 U JP1981197501 U JP 1981197501U JP 19750181 U JP19750181 U JP 19750181U JP H0217211 Y2 JPH0217211 Y2 JP H0217211Y2
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JP
Japan
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eccentric
circular rotor
rotor
hollow shaft
circular
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JP1981197501U
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JPS58101018U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、クーラや冷蔵庫等に使用されるロー
タリーコンプレツサにおけるクランクシヤフト関
する。
〔従来技術〕
従来、この種のクランクシヤフトは、通常、鋳
鉄を鋳型で成形したものに、ガンドリルで給油孔
を穿設して形成されていたが、重量が大であると
ともに、材料に無駄が多く、かつ製造、加工が面
倒である等の問題点があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
そのため、中空鋼管の一部を、バルジ加工によ
り膨出させて、クランクシヤフトとロータ部分と
を一体的に形成したもの(実開昭53−123508号)
も提供されているが、これによると、軽量で、材
料的にも無駄がなく、かつ製造、加工も容易であ
るという利点を有する反面、ロータ部分の摩耗が
激しく、長期間の使用に耐えないという問題点が
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、このような問題点を解決することを
目的とするもので、その要旨とするところは、偏
心孔を有する円形ロータと、中間部に、一側部が
凹入し、かつ他側部が突出する偏心屈曲部を備
え、該偏心屈曲部の凹入部が、前記円形ロータに
おける偏心孔の中心から外周面までの半径が最も
小さい低寸部に係合するようにして、前記円形ロ
ータの偏心孔に嵌合され、かつバルジ加工による
前記偏心屈曲部の拡径により、この拡径した偏心
屈曲部に、前記円形ロータを固着してなる中心軸
とからなるものとしたことにある。
〔作用〕
円形ロータの低寸部を、中空軸の偏心屈曲部に
おける凹入部に係合させたことにより、中空軸の
軸線方向に関する円形ロータの中空軸からの剥離
強度が向上し、かつ中空軸の偏心屈曲部の偏心量
と、円形ロータの中心から偏心孔までの偏心量と
の和に相当する大きな偏心量が得られる。
〔実施例〕
第1図及び第2図に基いて説明する。
2は、偏心孔2aを有する円形ロータである。
1は中空軸で、その中間部の適所には、一側部
が凹入し、かつ他側部が突出する偏心屈曲部1a
形成されている。
偏心屈曲部1aには、その凹入部に、前記円形
ロータ2における偏心孔2aの中心から外周面ま
での半径が最も小さい低寸部が係合するようにし
て、円形ロータ2の偏心孔2aが嵌合され、この
偏心屈曲部1aをバルジ加工によつて拡径するこ
とにより、円形ロータ2は中空軸2に固着されて
いる。中空軸1の材料としては鋼鉄が用いられ、
円形ロータ2の材料としては鋳鉄、砲金、銅等が
用いられる。
このようにして構成されたクランクシヤフト3
は、例えば第3図に示すように、密閉容器4内
に、垂直方向の軸受5をもつて、回転自在に枢支
し、その上部に、密閉容器4内に固設された固定
子6と対向するべく、回転子7を固着し、かつ円
形ロータ2を、シリンダ8内に偏心回転しうるよ
うに嵌合して使用される。
なお、9は、シリンダ8内において、円形ロー
タ2に回転自在に外嵌されたロータである。
〔考案の効果〕
本考案のクランクシヤフトは、上述のように中
空軸と、別途に製作した円形ロータとにより構成
されているので、中空管を素材として、円形ロー
タの部分をも、バルジ加工によつて製造したもの
に比して、長期間の使用に耐えることができる。
また、円形ロータの低寸部を、中空軸の偏心屈
曲部における凹入部に係合させたことにより、中
空軸の軸線方向に関する円形ロータの中空軸から
の剥離強度が向上するとともに、中空軸の偏心屈
曲部の偏心量と、円形ロータの中心から偏心孔ま
での偏心量との和に相当する大きな偏心量が得ら
れので、有利である。
さらに、軽量で、材料に無駄がなく、しかも製
造、加工が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例の中央縦断面図、
第2図は、第1図のX−X線に沿う縦断面図、第
3図は、第1図示の実施例のものの使用状態を示
す中央縦断面図である。 1……中空軸、1a……偏心屈曲部、2……円
形ロータ、2a……偏心孔、3……クランクシヤ
フト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 偏心孔を有する円形ロータと、中間部に、一側
    部が凹入し、かつ他側部が突出する偏心屈曲部を
    備え、該偏心屈曲部の凹入部が、前記円形ロータ
    における偏心孔の中心から外周面までの半径が最
    も小さい低寸部に係合するようにして、前記円形
    ロータの偏心孔に嵌合され、かつバルジ加工によ
    る前記偏心屈曲部の拡径により、この拡径した偏
    心屈曲部に、前記円形ロータを固着してなる中空
    軸とからなるロータリーコンプレツサにおけるク
    ランクシヤフト。
JP19750181U 1981-12-28 1981-12-28 ロ−タリ−コンプレツサにおけるクランクシヤフト Granted JPS58101018U (ja)

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JP19750181U JPS58101018U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 ロ−タリ−コンプレツサにおけるクランクシヤフト

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JP19750181U JPS58101018U (ja) 1981-12-28 1981-12-28 ロ−タリ−コンプレツサにおけるクランクシヤフト

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Publication Number Publication Date
JPS58101018U JPS58101018U (ja) 1983-07-09
JPH0217211Y2 true JPH0217211Y2 (ja) 1990-05-14

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ID=30110720

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100366454B1 (ko) * 2000-11-17 2002-12-31 주식회사 엘지이아이 밀폐형 압축기의 크랭크축 편심조절 구조

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5246141B2 (ja) * 1971-12-04 1977-11-22

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JPS5246141U (ja) * 1975-09-29 1977-04-01

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JPS5246141B2 (ja) * 1971-12-04 1977-11-22

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JPS58101018U (ja) 1983-07-09

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