JPH0341105Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0341105Y2
JPH0341105Y2 JP1985021389U JP2138985U JPH0341105Y2 JP H0341105 Y2 JPH0341105 Y2 JP H0341105Y2 JP 1985021389 U JP1985021389 U JP 1985021389U JP 2138985 U JP2138985 U JP 2138985U JP H0341105 Y2 JPH0341105 Y2 JP H0341105Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
bush
cylinder
circumferential surface
inner circumferential
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1985021389U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61137896U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985021389U priority Critical patent/JPH0341105Y2/ja
Publication of JPS61137896U publication Critical patent/JPS61137896U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0341105Y2 publication Critical patent/JPH0341105Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案はローラの内周にブツシユを取付けた
回転圧縮機の改良に関する。
(ロ) 従来の技術 従来の回転圧縮機は第3図に示すように構成さ
れている。ここで、この図面を参考に従来例を説
明する。
1は密閉容器で、この容器内には上部に電動要
素2が、下部に回転圧縮要素3が夫々収納されて
いる。回転圧縮要素3はシリンダ4と、回転軸5
の偏心部6によりシリンダ4内を回転するローラ
7と、このローラに接してシリンダ4内を高圧区
域と低圧区域とに区画するベーン8と、シリンダ
4の開口部を閉塞する上軸受部9と下軸受部10
とにより構成されている。
この構造の回転圧縮機では回転軸5の偏心部6
により偏心回転するローラ7と、このローラに接
して往復動するベーン8とでシリンダ4内に流入
した冷媒を圧縮し、冷却運転が行なわれるように
している(例えば、実開昭59−40595号広報参
照)。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、ローラ7は外周面に接するベー
ン8よりも内周面に接する回転軸5の方が接触面
に対する相対回転速度が速く、内周部に摩耗によ
る焼付けが起こりやすくなる等の問題があつた。
この考案は上記の問題を解決するために、ロー
ラの内周面に耐摩耗性のブツシユを取付けるとと
もに、このブツシユの抜け出しを防止することを
目的とするものである。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案はローラの内周面にこのローラの軸方
向の長さよりも短いブツシユを焼ばめ固定し、か
つ、ローラの内周面にブツシユの支持具を取付け
たものである。
(ホ) 作用 この考案はローラの内周面にブツシユの抜け出
し防止具を取付けたことにより、このローラの内
周面に嵌着されたブツシユが運転時の回転軸のた
わみによりローラの内周面から移動しないように
するとともに、ローラの内周面が摩耗しないよう
にするものである。
(ヘ) 実施例 以下この考案を第1図及び第2図にしめす実施
例に基づいて説明する。
密閉容器1内には上部に電動要素2が、下部に
回転圧縮要素3が夫々収容されている。回転圧縮
要素3はシリンダ4と、回転軸5の偏心部6によ
りシリンダ4内を回転するローラ11と、このロ
ーラに接してシリンダ4内を高圧区域と低圧区域
とに区画するベーン8と、シリンダ4の開口部を
閉塞する上軸受部9と下軸受部10とにより構成
されている。12はローラ11の内周面に焼ばめ
固定されたブツシユで、このブツシユはアルミを
含浸させたカーボン材で円筒状に形成されるとと
もに、ローラ11の軸方向の長さよりも短かく形
成されている。13はCリングで、このCリング
はローラ11の内周面に穿設された環状溝14に
挿入して取付けられるとともに、ブツシユ12の
下端面に接してこのブツシユを保持している。
このように構成された回転圧縮機において、シ
リンダ4内に流入した冷媒をベーン8との共働に
より圧縮するローラ11は回転軸5の偏心部6に
接する内周面にブツシユ12を取付け、この偏心
部との接触面が摩耗しないようにしている。ま
た、ブツシユ12はローラ11よりも短かくする
ことにより、このローラの内周面に焼ばめ固定す
る際に、ローラ11から飛び出さないようにして
いる。そして、ローラ11の内周面に焼ばめ固定
されてブツシユ12は回転軸5のたわみによる変
形応力でローラ11の内周面からずれ落ちるの
を、このローラの環状溝14に挿入して取付けら
れたCリング13で移動しないように保持されて
いる。このため、ブツシユ12はローラ11の内
周面に焼ばめ代を大きく取らなくても取付けら
れ、このローラの焼ばめ強度を低くおさえられ
る。
尚、上記説明においては、ブツシユ12の下端
をCリング13で保持するように説明したが、ブ
ツシユの上下端にCリングを設けても、あるい
は、ローラとブツシユとの接触面の間にCリング
を設けても良いことは言うまでもない。
(ト) 考案の効果 この考案の回転圧縮機はローラの内周面にこの
ローラの軸方向の長さよりも短いブツシユを焼ば
め固定するとともに、前記ブツシユの軸方向への
移動を防止する支持具を取付けたのであるから、
偏心部のたわみによる変形応力でローラの内周面
に焼ばめ固定されたブツシユが軸方向にずれるの
と防止でき、しかも、このブツシユのずれによる
ローラの内周面の摩耗やブツシユのローラからの
飛び出しによる当りを防止できるものである。ま
た、この考案はブツシユの軸方向への移動を支持
具で防止することにより、このブツシユの焼ばめ
代を小さくさせられ、焼きばめによるローラの変
形を抑えられるようにしたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はこの考案を示し、第1図は
回転圧縮機の要部断面図、第2図はローラの断面
図、第3図は従来例を示す回転圧縮機の要部断面
図である。 4……シリンダ、5……回転軸、6……偏心
部、8……ベーン、11……ローラ、12……ブ
ツシユ、13……Cリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダと、偏心部によつてシリンダ内を回転
    されるローラと、このローラに接してシリンダ内
    を高圧室と低圧室とに区画するベーンとを備えた
    回転圧縮機において、前記ローラの内周面にはこ
    のローラが有する軸方向の長さよりも短いブツシ
    ユは焼ばめ固定されるとともに、前記ブツシユの
    軸方向への移動を防止する支持具を取付けられて
    いることを特徴とする回転圧縮機。
JP1985021389U 1985-02-18 1985-02-18 Expired JPH0341105Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985021389U JPH0341105Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985021389U JPH0341105Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61137896U JPS61137896U (ja) 1986-08-27
JPH0341105Y2 true JPH0341105Y2 (ja) 1991-08-29

Family

ID=30512737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985021389U Expired JPH0341105Y2 (ja) 1985-02-18 1985-02-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0341105Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5572687A (en) * 1978-11-29 1980-05-31 Hitachi Ltd Rotary compressor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5572687A (en) * 1978-11-29 1980-05-31 Hitachi Ltd Rotary compressor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61137896U (ja) 1986-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR910012547A (ko) 로터리 압축기
JPH0341105Y2 (ja)
JPH02277995A (ja) 回転式圧縮機
JPH0135191B2 (ja)
JPH02102036U (ja)
JPH09215273A (ja) 角度検出センサ付モータ及び角度検出センサ内蔵型軸受並びに角度検出方法
JPS5619521A (en) Rotating head assembly
JPH01100389A (ja) 圧縮機
CN210806907U (zh) 一种无刷电机固定封盖及其无刷电机
JPS6118233Y2 (ja)
JPH0217211Y2 (ja)
JP2003148627A (ja) 密封構造およびこれに用いるシールリング
JPH0274589U (ja)
US3447738A (en) Bearing arrangement for motor-compressor assemblies and the like
JPS62171682U (ja)
JPS632633Y2 (ja)
JPH0241772U (ja)
JPS6319594Y2 (ja)
JPS61229985A (ja) ロ−タリ式密閉形圧縮機
JPS59115491A (ja) 密閉形圧縮機
JPH0219893U (ja)
JPH0326309Y2 (ja)
JPS59119997U (ja) 回転式圧縮機
JPS62135889U (ja)
CN108799337A (zh) 一种数控机床更换用轴承