JPH0217210A - 旋回連結装置 - Google Patents

旋回連結装置

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Publication number
JPH0217210A
JPH0217210A JP16638088A JP16638088A JPH0217210A JP H0217210 A JPH0217210 A JP H0217210A JP 16638088 A JP16638088 A JP 16638088A JP 16638088 A JP16638088 A JP 16638088A JP H0217210 A JPH0217210 A JP H0217210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
objects
arc
teeth
retainer
distance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16638088A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Fukukawa
福川 光男
Seiji Tsunashima
綱島 世二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sakai Heavy Industries Ltd
Kajima Road Co Ltd
Original Assignee
Sakai Heavy Industries Ltd
Kajima Road Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sakai Heavy Industries Ltd, Kajima Road Co Ltd filed Critical Sakai Heavy Industries Ltd
Priority to JP16638088A priority Critical patent/JPH0217210A/ja
Publication of JPH0217210A publication Critical patent/JPH0217210A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、2つの物体を両物体の旋回中心間の距離を
変化させることなく、相対的に旋回可能に連結する旋回
連結装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種の旋回連結装置としては、例えば第5図(
a) (b)に示すようなものがある。即ち、一方の物
体Aと他方の物体Bとを枢軸Cにより枢着して、この枢
軸Cに直角な面内において両物体ABを枢軸Cを中心と
して旋回可能に連結して、両物体間を屈折可能としてい
る。同図に示される物体A、Bは輪状をなしているもの
の、これは例示であることは勿論である。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前記従来技術によれば、両物体A、Bの
相対的な旋回による全体の屈折は円滑に行われるものの
、第5図(C)の説明図に示すように、両物体A、 B
における夫々の成る点Aa、Ba間が、屈折前の距IL
から屈折後の距1iiLaに小さくなる。このため、前
記従来の技術によれば、この旋回連結装置が適用される
各技術分野において前記距離の変化に起因する問題点が
表れる。これを例示すると、第1に、物体A、Bの夫々
が車体をなし、これら2つの車体が枢軸Cにより連結さ
れた形式の車両においては、操舵時にホイールベースが
小さくなり、その結果操紺安定性が低下する等の不具合
となって表れる。第2に、物体ABをロボットのアーム
(マニピュレータ)として使用した場合には、屈折によ
ってアームの基端から先端までの直線距離が変化するた
めに、アーム先端を目的位置まで到達させることができ
ないという不具合があって、これを目的位置まで到達さ
せるためにはテレスコープ式の伸縮構造を必要とする等
の不具合がある。
このように、前記従来の旋回連結装置にあっては、これ
により連結される2つの物体の相対的な旋回によって、
両物体の成る点どうしの直線距離が変化して種々の不具
合をもたらすという欠点がある。
そこで、この発明は、連結される2つの物体が相対的に
旋回しても、両物体の成る点どうしの直線距離が変化す
ることのない旋回連結装置を提供することを目的として
いる。
〔課題を解決するための手段〕
この発明の旋回連結装置は、相対的に旋回する第1及び
第2の物体と、両物体にその各旋回中心点を中心とする
弧に沿って夫々形成されて対向部位で相互に噛合する多
数の歯と、両物体の少なくとも一方に前記弧に沿って連
続して形成される凸条と、両物体の少なくとも他方に前
記弧に沿って形成されて前記凸条と対向部位で凹凸係合
する凹溝と、両物体に前記弧に沿って夫々形成される弧
状ガイドと、各弧状ガイドに転がり又は滑り接触する接
触子と、両物体の接触子を支持するリテーナと、を備え
て、両物体を平面内で相対旋回自在に構成してなる。
〔作用〕
第1及び第2の物体を相対的に旋回させると、両物体は
対向部位で弧に沿って形成された歯どうしの噛合位置を
変化させながら旋回して、両物体間が屈折される。この
とき、多数の歯はこれが形成された物体の旋回中心点を
中心とする弧に沿っているために、前記旋回による噛合
位置の変化によっても両物体の旋回中心点間の直線距離
は変化しない。
また、両物体は凸条と凹溝とにより凹凸係合していて、
前記旋回によっても前記凹凸係合位置が弧に沿って変化
するものの、前記凹凸係合は弧に沿ったいずれかの位置
で常時維持されているから、凹凸の上下対向面が接して
両物体の対向部位の相対高さ位置を常時同一に維持する
さらに、弧条ガイドと、これに係合する接触子と、両物
体の接触子を支持するリテーナとで、前記歯の噛合部位
で両物体間が離反することを防止する。
かくして、歯の噛合によって両物体はそれ以上の接近が
防止され、前記凸条と凹溝との係合によって両物体の噛
合部位における上下位置が維持され、さらに弧条ガイド
と接触子とリテーナとで両物体の離反が防止されるため
に、両物体は各方向に連結される。
〔実施例〕
第1〜4図はこの発明の実施例を示している。
ここで、■が第1の物体、2が第2の物体を示しており
、夫々旋回中心1a、2aを中心として旋回するものと
する。
両物体1,2には、相互の対向部位で相互に噛合する歯
11.21が形成される。この歯11゜21は、前記対
向部位で各旋回中心1a、2aを中心とする弧に沿って
多数形成され、弧の一部において両物体1,2間で常時
噛合している0両吻体1,2に対する歯11.21の形
成は、第3゜4図に示されるように、歯11.21が夫
々個別に形成されたブロック12.22を、両物体1゜
2の対向面に形成された溝に嵌入したうえ、ボルト12
a、22aにより固定されている。
また第1の物体lの前記対向面には、前記弧に沿って凸
条13が連続して突設される一方、第2の物体2の対向
面には弧に沿って凹溝23が連続して形成されてこれら
が凹凸係合し、凸条13の上下面と凹溝23の対向する
上下面とが摺接しているとともに、凸条13の先端と凹
溝23の底との間に若干の空間が形成されて、ここに潤
滑剤の溜まりを構成している。
さらに、両物体1,20対向部分では上下に隆起部があ
って、この隆起部における前記対向面とは反対側の面に
、前記弧に沿って弧状のガイド14.24が形成される
。このガイド14,24には、ローラからなる接触子1
5.25がこのガイド14,24をレールとして転がり
接触されて配置される。そして、これら接触子15.2
5は、両物体1.2に跨がる板状のリテーナ31に固定
されて支持される。ここで、接触子15.25は1つの
ガイド14.24に対して3個ずつ配置されるが、この
数は適宜増減してもよい。
次にこの旋回連結装置の動作を説明する。
第1図は両物体1,2が直線状に連結された状態であり
、第2図は両物体1,2が相対的に旋回して屈折した状
態である。第1図の直線状態にあるときの旋回中心1a
、2a間の距離りは第2図の屈折状態においても維持さ
れる。即ち、両物体1.2の相対的な旋回によって、接
合部の歯11゜21における相互に噛合する位置が左右
に移動するものの、この噛合位置は両物体1,2におけ
る旋回中心1a、2aを中心とする同一の弧上に常時あ
るため、噛合位置と旋回中心1a、2aとの距離は常時
同一に維持される。このため旋回中心Ia、2a間の直
線距離は常時同一となる。
前記歯11.21の噛合位置の移動に基づいて、接触子
15.25がリテーナ31を伴いながらガイド14,2
4に沿って移動して、旋回中心1a。
2aを結ぶ直線上に歯If、21の噛合中心とリテーナ
31の中心とが位置する。
ここにおいて凹凸係合している凸条13と凹溝23との
上下面で面接触しているため、両物体1゜2は接合位置
において上下に屈折することと相対高さ位置のずれとが
防止され、また両物体1.2を、隆起部において接触子
15.25とリテーナ3Iとが抱え込んでいるために、
両物体1,2が前後に離反することも防止される。
なお、前記ガイド14.24は、両物体1.2の接合面
とは逆方向を向いた溝により形成されているが、両物体
1.2の上下面に夫々上下を向く溝により形成し、これ
に接触子15.25を係合してもよいし、またいずれの
場合でも接触子15゜25としてローラのような回転体
ではなく滑り接触する部材を採用することもできる。
前記両物体1.2としては、建設機械の車体を構成する
前側車体と後側車体又はこれらの間に固定される部材を
一例として、相互に連結される各種の物体の継手として
適用することができる。前後の車体の連結装置として使
用した場合には、前記旋回中心1a、2aを前後車輪軸
の幅方向中心に設定することによって、その車両のホイ
ールベースを、直進時と旋回時とで同一に維持すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明の旋回連結装置において
は、連結される2つの物体が相対的に旋回しても、両物
体の成る点どうしの直線距離を旋回前と同一に維持する
ことができるため、建設車両その他の連結装置として広
く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の平面図、第2図は同旋回時の平面図、
第3図は第1図の要部を拡大した半断面図、第4図は第
3図の縦断面図、第5図は従来技術を示すものであって
、同図(alは正面図、同図(b)ば同図(alの平面
図、同図(C1は旋回時における平面説明図である。 1.2・・・物体、1a、2a・・・旋回中心、11.
21・・・歯、13・・・凸条、14,24・・・ガイ
ド、15.25・・・接触子、23・・・凹溝、31・
・・リテーナ。 特許出願人 酒井重工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相対的に旋回する第1及び第2の物体と、両物体
    にその各旋回中心点を中心とする弧に沿って夫々形成さ
    れて対向部位で相互に噛合する多数の歯と、両物体の少
    なくとも一方に前記弧に沿って連続して形成される凸条
    と、両物体の少なくとも他方に前記弧に沿って形成され
    て前記凸条と対向部位で凹凸係合する凹溝と、両物体に
    前記弧に沿って夫々形成される弧状ガイドと、各弧状ガ
    イドに転がり又は滑り接触する接触子と、両物体の接触
    子を支持するリテーナと、を備えて、両物体を平面内で
    相対旋回自在に構成したことを特徴とする旋回連結装置
JP16638088A 1988-07-04 1988-07-04 旋回連結装置 Pending JPH0217210A (ja)

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JP16638088A JPH0217210A (ja) 1988-07-04 1988-07-04 旋回連結装置

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JP16638088A JPH0217210A (ja) 1988-07-04 1988-07-04 旋回連結装置

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JPH0217210A true JPH0217210A (ja) 1990-01-22

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ID=15830340

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JP16638088A Pending JPH0217210A (ja) 1988-07-04 1988-07-04 旋回連結装置

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