JPH0437740Y2 - - Google Patents

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JPH0437740Y2
JPH0437740Y2 JP11682487U JP11682487U JPH0437740Y2 JP H0437740 Y2 JPH0437740 Y2 JP H0437740Y2 JP 11682487 U JP11682487 U JP 11682487U JP 11682487 U JP11682487 U JP 11682487U JP H0437740 Y2 JPH0437740 Y2 JP H0437740Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は固定の電源装置から移動ロボツトに
電力を供給する移動ロボツト用給電接点に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来の移動ロボツト用給電接点においては、移
動ロボツトの底部に接触部を設けるとともに、移
動ロボツトが走行する底面に固定側の接触部を設
けていた。第4図A,Bは移動ロボツトを示し、
1はロボツト本体、2a,2bはロボツト本体1
の下部両側に設けられた駆動輪、3a〜3dはロ
ボツト本体1の底部に設けられ、ロボツト本体1
の前後への傾きを防止するキヤスタ、4a,4b
はそれぞれ駆動輪2a,2bを駆動するモータ及
びギヤからなる駆動装置で、やはりロボツト本体
1の底部に設けられる。
上記の移動ロボツトにおいては、駆動装置4
a,4bによつて駆動輪2a,2bを駆動し、移
動を行う。又、移動方向を変える場合には、左右
の駆動輪2a,2bの回転数あるいは回転方向を
変えるようにしている。このような駆動方式は一
般にPWS方式(Power Wheeled Steering方式)
と呼ばれる。
第5図は移動ロボツトがS点からG点まで移動
する場合を示し、内部の制御誤差や駆動輪2a,
2bと走行面とのすべり等により誤差が生じ、実
際にはG′点に移動する。従つて、移動ロボツト
の進行方向の誤差はΔx、進行方向に対して直角
方向の誤差Δy、進行方向に対する方向誤差はΔθ
となる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記したように従来の移動ロボツト用給電接点
は、移動ロボツト側接触部が移動ロボツトの底部
に設けてあり、固定側接触部は移動ロボツトの走
行面に設けてあるために、移動位置の許容誤差が
小さく、移動位置に誤差が生じると両接触部が接
触しなくなる恐れがあるという問題点があつた。
この考案は上記のような問題点を解決するため
に成されたものであり、移動ロボツトの移動位置
の許容誤差が大きく、移動ロボツト側接触部と固
定側接触部の接触が容易な移動ロボツト用給電接
点を得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係る移動ロボツト用給電接点は、移
動ロボツト側接触部を移動ロボツトの側面に円弧
状に設けるとともに、固定側接触部を細長い形状
にして固定部に弾性支持材を介して水平方向に設
けたものである。
〔作用〕
この考案による移動ロボツト側接触部は円弧状
であるため、移動ロボツトが回転方向に位置ずれ
を生じても接触部間の接触は達成される。又、固
定側接触部は細長い形状で水平方向に配置されて
いるため、移動ロボツトが固定側接触部の長手方
向に位置ずれを生じても両接触部の接触は達成さ
れる。さらに、移動ロボツトの固定側接触部との
接触方向の誤差は弾性支持材の変形により吸収さ
れる。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を図面とともに説明す
る。第1図は給電接点の平面図、第2図は正面図
である。図において、12は移動ロボツトが移動
する移動面で、ロボツト本体1の側面には銅板等
の良導性の金属から成る接触部5a,5bが設け
られる。接触部5a,5bの表面は回転運動が可
能な移動ロボツトの回転中心Oを中心とした半径
rの円弧面となつている。11a,11bは接触
部5a,5bとロボツト本体1の電源部を結ぶ導
線である。
一方、固定した壁面13には基板10が取付け
られ、基板10には支柱8およびばね7を介して
固定側接触部6a,6bの両端が取付けられる。
接触部6a,6bは銅の丸棒等の細長い良導性の
金属からなり、水平方向に配置されるとともに接
触部5a,5bと対応した高さに設けられる。
又、各接触部6a,6bは導線9a,9bを介し
て電源と接続される。
次に、上記構成の動作を第3図を参照して説明
する。図に示すように、移動ロボツトが固定側接
触部6a,6bに近づき、接触部5a,5bを接
触部6a,6bに押し付けると、接触部6a,6
bの両端のばね7が伸長し、その弾発力により接
触部5a,5bと接触部6a,6bは適度な圧力
で接触する。この際、移動ロボツトの停止位置が
x方向即ち接触方向に多少ずれてもばね7の伸長
により吸収することができ、またy方向即ち接触
方向と直角な方向な位置ずれが生じても接触部6
a,6bが棒状で水平配置となつているために安
定な接触が得られる。さらに、接触部5a,5b
が回転方向にずれた場合でも接触部5a,5bの
表面が移動ロボツトの回転中心を中心とした円弧
面となつているので、接触部6a,6bとの接触
は保たれる。
尚、上記実施例では固定側接触部6a,6bを
丸棒状のものとしたが、直線状の細長形状であれ
ば良く、また固いものでなく絅線、編線等でも良
い。又、接触部6a,6bに弾力を持たせるため
に、ばね7で両端を引張る構造としたが、水平方
向に弾力を持たせるために接触部6a,6bをス
ポンジ等に張り付けても良い。さらに、移動ロボ
ツト側接触部5a,5bを銅板としたが、接触面
が円弧面であれば良いので、金属の表面が円弧面
となるように削り出し加工を行うようにしても良
い。又、この考案の給電接点は給電の外に制御信
号などの授受に用いられることはもちろんのこと
である。
〔考案の効果〕
以上のようにこの考案によれば、移動ロボツト
側接触部の表面を円弧面とするとともに、固定側
接触部は細長形状にして水平方向に配置しかつ弾
性支持材を介して支持したので、移動ロボツトの
停止位置が水平方向あるいは回転方向に位置ずれ
を生じても両接触部間の接触を維持することがで
きる。従つて、移動ロボツトの移動の位置決め精
度が多少悪くても安定した接触による給電が行わ
れ、移動ロボツトの移動制御が簡単になり、移動
機構の製作も容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれこの考案による給
電接点の非接触状態での平面図及び正面図、第3
図はこの考案による給電接点の接触状態での平面
図、第4図A,Bはそれぞれ従来の移動ロボツト
の平面図及び正面図、第5図は従来の移動ロボツ
トの移動状態説明図である。 1……ロボツト本体、2a,2b……駆動輪、
4a,4b……駆動装置、5a,5b……移動ロ
ボツト側接触部、6a,6b……固定側接触部、
7……ばね、9a,9b,11a,11b……導
線、12……移動面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 移動ロボツトに給電する移動ロボツト用給電接
    点において、移動ロボツトの側面に設けられ、表
    面が移動ロボツトの移動面に垂直な中心軸を中心
    とした外向きの円弧面に形成された移動ロボツト
    側接触部と、細長形状に形成されるとともに電源
    に接続され、固定部に弾性支持材を介して水平方
    向にかつ移動ロボツト側接触部と対応した高さに
    支持された固定側接触部を備えたことを特徴とす
    る移動ロボツト用給電接点。
JP11682487U 1987-07-31 1987-07-31 Expired JPH0437740Y2 (ja)

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JP11682487U JPH0437740Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JP11682487U JPH0437740Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

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JPS6423385U JPS6423385U (ja) 1989-02-07
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KR100480036B1 (ko) 2002-12-17 2005-03-31 엘지전자 주식회사 자동 주행 청소기의 자동 충전 장치 및 방법
KR100820743B1 (ko) * 2003-10-21 2008-04-10 삼성전자주식회사 이동 로봇의 충전 장치
GB2509990B (en) * 2013-01-22 2014-12-10 Dyson Technology Ltd Docking station for a mobile robot

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JPS6423385U (ja) 1989-02-07

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