JPH0530573U - ストツパ機構 - Google Patents

ストツパ機構

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Publication number
JPH0530573U
JPH0530573U JP7806591U JP7806591U JPH0530573U JP H0530573 U JPH0530573 U JP H0530573U JP 7806591 U JP7806591 U JP 7806591U JP 7806591 U JP7806591 U JP 7806591U JP H0530573 U JPH0530573 U JP H0530573U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stopper
mounting shaft
stopper portion
stopper mechanism
collision
Prior art date
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Pending
Application number
JP7806591U
Other languages
English (en)
Inventor
康雄 道中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 相対運動する機素を停止させる位置を調整す
る。 【構成】 ストッパ機構1におけるストッパ部2aの中
心軸XX′と取付軸2bの中心軸00′とを偏心させ、
ストッパ部2aを取付軸2bのまわりに回転することに
より、ストッパ部2aの機素に対する衝突面の位置を変
化させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ストッパ機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のストッパ機構1は図5に示すように、衝突を行う円筒形のスト ッパ部2aと、ストッパ部2aを取付ける取付軸2bとよりなっている。
【0003】 次に動作について説明する。
【0004】 図6に示すように、機素Aと機素Bがすべり対偶により相対運動を行っている 場合、ストッパ機構1は機素A,Bのどちらかに取り付けられる(図6では、機 素Bに取り付けられている)。
【0005】 ストッパ機構1の取り付けは、ストッパ機構1の取付軸2bと機素Bの図示し ない取付穴との凹凸嵌合等により行なわれ、さらに押しネジ等で固定されている 。
【0006】 機素Aが図中矢印αの方向へ移動すると、ストッパ機構1のストッパ部2aに 機素Aが衝突し、機素Aの運動を停止させる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来のストッパ機構では、以下に示すような問題点がある。すなわち 、 ストッパ機構1によって運動が停止した後の機素Aの位置を調整することが 不可能であった。 ストッパ部2aの外周形状が円筒形のため、機素Aとの接触が線接触となり 、ストッパ部2aが受ける衝撃が大である。
【0008】 本考案の目的は、停止位置の調整を可能とし、また衝突時に受ける衝撃力を小 さくしたストッパ機構を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、本考案に係るストッパ機構においては、ストッパ部 と、取付軸とを有し、相対運動を行なう2つの機素の少なくとも一方に固定され 物理的衝突により機素の動きを停止させるストッパ機構であって、 ストッパ部は、運動している機素に物理的に衝突させるものであり、 取付軸は、ストッパ部を機素に取付けるものであり、 さらにストッパ部と取付軸とは、互いの中心軸を偏心させて結合されたもので ある。
【0010】 また、ストッパ部と、取付軸とを有し、相対運動を行なう2つの機素の少なく とも一方に固定され物理的衝突により機素の動きを停止させるストッパ機構であ って、 ストッパ部は、運動している機素に物理的に衝突させるものであり、 取付軸は、ストッパ部を機素に取付けるものであり、 前記ストッパ部は、機素に対し面接触で衝突する平面形状の複数の衝突面を有 しており、 複数の衝突面は、取付軸の中心軸からの距離が異なるものである。
【0011】
【作用】
ストッパ部の中心軸と取付軸の中心軸とを偏心させることにより、停止位置を 変化させる。また、ストッパ部と機素とを面接触状態で衝突させる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案について図を参照して説明する。
【0013】 (実施例1)図1(a)は、本考案の実施例1を示す斜視図である。
【0014】 図1(a)において、本実施例に係るストッパ機構1は、相対運動している機 素に物理的に衝突するストッパ部2aと、ストッパ部2aを機素に取付ける取付 軸2bとを有する。
【0015】 さらに、ストッパ部2aと取付軸2bとは、ストッパ部2aの中心軸XX′と 取付軸2bの中心軸00′とがΔだけ偏心して結合されている。
【0016】 また、ストッパ部2aの上面には、ドライバ等の工具を差込む溝3が設けられ ている。
【0017】 本実施例に係るストッパ機構1は、図2に示すように相対運動する2つの機素 A,Bのうち一方の機素Bに取付軸2bにより取付けられ、ストッパ部2aが機 素Aに物理的に衝突する位置に配設される。
【0018】 この場合、ストッパ部2aの溝3に−ドライバ等の工具を差込んで該ストッパ 部2aを取付軸2bのまわりに角回転させると、Δだけ偏心しているためにスト ッパ部2aの回転により機素Aとの衝突面の位置が調整される。これにより機素 Aの停止位置を連続的に変化させることが可能となる。
【0019】 (実施例2)図1(b)は、本考案の実施例2を示す斜視図である。
【0020】 図1(b)において、本実施例に係るストッパ機構1は、相対運動している機 素に物理的に衝突するストッパ部2aと、ストッパ部2aを機素に取付ける取付 軸2bとを有する。
【0021】 さらに、ストッパ部2aは、取付軸2bの中心軸00′からの距離(a≠b≠ c≠d)が異なる複数の平坦形状の衝突面M1 ,M2 ,M3 ,M4 を備えている 。
【0022】 本実施例に係るストッパ機構1は、図3に示すように相対運動する2つの機素 A,Bのうち一方の機素Bに取付軸2bにより取付けられ、ストッパ部2aが機 素Aに物理的に衝突する位置に配設される。
【0023】 この場合、ストッパ部2aを取付軸2bのまわりに角回転させると、各衝突面 M1 ,M2 ,M3 ,M4 は、取付軸2bからの距離が異なるためにストッパ部2 aの回転により機素Aとの衝突面M1 ,M2 ,M3 ,M4 の位置が調整される。 これにより機素Aの停止位置を変化させることが可能となる。
【0024】 また、各衝突面M1 ,M2 ,M3 ,M4 は、平面形状であるため、機素Aと面 接触で衝突することとなる。
【0025】 (実施例3)図1(c)は、本考案の実施例3を示す斜視図である。
【0026】 図1(c)において、本実施例に係るストッパ機構1は、相対運動している機 素に物理的に衝突するストッパ部2aと、取付軸2bと、取付支持部4とを有す る。
【0027】 さらに、ストッパ部2aと取付軸2bとは、ストッパ部2aの中心軸XX′と 取付軸2bの中心軸00′とがΔだけ偏心しており、さらにストッパ部2aが取 付支持部4に対し軸XX′を中心として回転自在に取付けられている。また、ス トッパ部2aの外形が平面形状の衝突面Mとして形成されている。
【0028】 本実施例に係るストッパ機構1は、図4に示すように相対運動する2つの機素 A,Bのうち一方の機素Bに取付軸2bにより取付けられ、ストッパ部2aが機 素Aに物理的に衝突する位置に配設される。
【0029】 この場合、取付支持部4を回転させると、ストッパ部2aの衝突面Mの位置が 調整される。これにより機素Aの停止位置を変化させることが可能となる。
【0030】 また、機素Aの衝突面に沿ってストッパ部2aが回転するため、常に面接触が 確保されている。
【0031】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、ストッパ部の中心軸と取付軸の中心軸を偏心さ せたことにより、機素の停止位置を連続的に変化させることができる。
【0032】 さらに、機素との衝突面を平面形状として面接触での衝突が行なわれるように したため、ストッパ部が受ける衝撃を減少できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は、本考案の実施例1を示す斜視図、
(b)は、本考案の実施例2を示す斜視図、(c)は、
本考案の実施例3を示す斜視図である。
【図2】実施例1の取付状態を示す斜視図である。
【図3】実施例2の取付状態を示す斜視図である。
【図4】実施例3の取付状態を示す斜視図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【図6】従来例の取付状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ストッパ機構 2a ストッパ部 2b 取付軸 3 溝 4 取付支持部 A,B 機素

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストッパ部と、取付軸とを有し、相対運
    動を行なう2つの機素の少なくとも一方に固定され物理
    的衝突により機素の動きを停止させるストッパ機構であ
    って、 ストッパ部は、運動している機素に物理的に衝突させる
    ものであり、 取付軸は、ストッパ部を機素に取付けるものであり、 さらにストッパ部と取付軸とは、互いの中心軸を偏心さ
    せて結合されたものであることを特徴とするストッパ機
    構。
  2. 【請求項2】 ストッパ部と、取付軸とを有し、相対運
    動を行なう2つの機素の少なくとも一方に固定され物理
    的衝突により機素の動きを停止させるストッパ機構であ
    って、 ストッパ部は、運動している機素に物理的に衝突させる
    ものであり、 取付軸は、ストッパ部を機素に取付けるものであり、 前記ストッパ部は、機素に対し面接触で衝突する平面形
    状の複数の衝突面を有しており、 複数の衝突面は、取付軸の中心軸からの距離が異なるも
    のであることを特徴とするストッパ機構。
JP7806591U 1991-09-26 1991-09-26 ストツパ機構 Pending JPH0530573U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7806591U JPH0530573U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 ストツパ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7806591U JPH0530573U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 ストツパ機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0530573U true JPH0530573U (ja) 1993-04-23

Family

ID=13651448

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7806591U Pending JPH0530573U (ja) 1991-09-26 1991-09-26 ストツパ機構

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JP (1) JPH0530573U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014051342A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Toyo Jidoki Co Ltd トレイ移送装置
JP2014118219A (ja) * 2012-12-13 2014-06-30 Hitachi Ltd エレベーターの荷重支持ビーム保持装置

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