JPH02172077A - 情報記録媒体 - Google Patents
情報記録媒体Info
- Publication number
- JPH02172077A JPH02172077A JP63325163A JP32516388A JPH02172077A JP H02172077 A JPH02172077 A JP H02172077A JP 63325163 A JP63325163 A JP 63325163A JP 32516388 A JP32516388 A JP 32516388A JP H02172077 A JPH02172077 A JP H02172077A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hub
- substrate
- recording medium
- transparent substrate
- adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、レーザ光等により情報の記録、再生、消去
を行う光磁気記録ディスクあるいは光記録ディスク等の
情報記録媒体に関する。
を行う光磁気記録ディスクあるいは光記録ディスク等の
情報記録媒体に関する。
まず第２図に従来における光磁気記録媒体の構成を示す
。図において１は中心に穴１ａを開口したポリカーボネ
ート製のドーナツ円盤形透明基板、２は透明基板１の片
側面にスパッタリング等で成膜された記録層であり、か
かる２枚の透明基板１が記録層２を内側に向けて接着剤
３により貼り合わされて情報記録媒体を構成している。
。図において１は中心に穴１ａを開口したポリカーボネ
ート製のドーナツ円盤形透明基板、２は透明基板１の片
側面にスパッタリング等で成膜された記録層であり、か
かる２枚の透明基板１が記録層２を内側に向けて接着剤
３により貼り合わされて情報記録媒体を構成している。
またかかる情報記録媒体を記録再生装置に装着するため
に、表裏両面の中心部には基板１０穴１ａと中心を合わ
せてハブ４が例えばエポキシ樹脂接着剤５により接合さ
れている。ここでハブ４は中心穴４ａを開口した磁性板
４ｂと、磁性板４ｂの外周に一体モールドした樹脂製の
外周枠部４Ｃから成り、外周枠部４ｃが前記した接着剤
５を介して透明基板１の表面に接合されている。なお６
は記録再生装置側のスピンドルモータ軸、７は中心に前
記磁性板４ｂの中心穴４ａに嵌合し合う回転軸部７ａを
形成して駆動軸６の軸端に結合した永久磁石製の磁気吸
着式継手である。
に、表裏両面の中心部には基板１０穴１ａと中心を合わ
せてハブ４が例えばエポキシ樹脂接着剤５により接合さ
れている。ここでハブ４は中心穴４ａを開口した磁性板
４ｂと、磁性板４ｂの外周に一体モールドした樹脂製の
外周枠部４Ｃから成り、外周枠部４ｃが前記した接着剤
５を介して透明基板１の表面に接合されている。なお６
は記録再生装置側のスピンドルモータ軸、７は中心に前
記磁性板４ｂの中心穴４ａに嵌合し合う回転軸部７ａを
形成して駆動軸６の軸端に結合した永久磁石製の磁気吸
着式継手である。
ところで第２図で述べた従来の情報記録媒体では、ハブ
４と透明基板１との接合部に接着強度を確保するために
エポキシ樹脂接着剤５を用いているが、エポキシ樹脂接
着剤は硬化時間が長く、例えば室温硬化型のエポキシ樹
脂接着剤の硬化時間は１６時間もの長い時間が必要とな
る。このためにハブ４の接合工程に長い時間が掛かり、
記録媒体の量産性が著しく低下する。
４と透明基板１との接合部に接着強度を確保するために
エポキシ樹脂接着剤５を用いているが、エポキシ樹脂接
着剤は硬化時間が長く、例えば室温硬化型のエポキシ樹
脂接着剤の硬化時間は１６時間もの長い時間が必要とな
る。このためにハブ４の接合工程に長い時間が掛かり、
記録媒体の量産性が著しく低下する。
なお、接着剤５の硬化時間を短縮させるためにエポキシ
樹脂接着剤５を加熱硬化する方法も考えられるが、接合
部に加熱を加えると透明基板１に大きな反りが発生し、
しかも接着処理工程で透明基板１に反りが生じると、基
板内部に応力が発生して透明基板１の複屈折状態が変化
し、レーザ光の散乱や減衰を誘発して光磁気記録媒体あ
るいは光記録媒体として性能低下を来すと言った新たな
問題が派生する。
樹脂接着剤５を加熱硬化する方法も考えられるが、接合
部に加熱を加えると透明基板１に大きな反りが発生し、
しかも接着処理工程で透明基板１に反りが生じると、基
板内部に応力が発生して透明基板１の複屈折状態が変化
し、レーザ光の散乱や減衰を誘発して光磁気記録媒体あ
るいは光記録媒体として性能低下を来すと言った新たな
問題が派生する。
この発明は上記の点に鑑み成されたものであり、その目
的は透明基板にハブを接合する接着剤を選択することに
より、基板の反り発生を誘発する加熱条件なしに短時間
で接合できるようにした、量産性の向上に効果を発揮す
る情報記録媒体を提供することにある。
的は透明基板にハブを接合する接着剤を選択することに
より、基板の反り発生を誘発する加熱条件なしに短時間
で接合できるようにした、量産性の向上に効果を発揮す
る情報記録媒体を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の情報記録媒体にお
いては、ハブを両面粘着シート状接着剤を用いて基板に
貼り合わせ接合するものとする。
いては、ハブを両面粘着シート状接着剤を用いて基板に
貼り合わせ接合するものとする。
上記のようにハブを透明基板に接合する接着剤として、
両面粘着シート状接着剤を用いることにより、加熱条件
を必要とせずに、加圧接着するのみで透明基板の変形や
反りがなく短時間にハブを強固に接合することが可能と
なる。
両面粘着シート状接着剤を用いることにより、加熱条件
を必要とせずに、加圧接着するのみで透明基板の変形や
反りがなく短時間にハブを強固に接合することが可能と
なる。
第１図は本発明の実施例による情報記録媒体の構成断面
図を示すものであり、第２図に対応する同一部材には同
じ符号が付しである。
図を示すものであり、第２図に対応する同一部材には同
じ符号が付しである。
すなわち、第１図の実施例の構成では、ハブ４を透明基
板１に接合する接着剤として両面粘着ソート状接着剤８
を採用し、該両面粘着シート状接着剤８でハブ４の外周
枠部４Ｃと透明基板１との間を貼り合わせた後に、該接
着部を加圧してハブ４と透明基板１との間が接合されて
いる。
板１に接合する接着剤として両面粘着ソート状接着剤８
を採用し、該両面粘着シート状接着剤８でハブ４の外周
枠部４Ｃと透明基板１との間を貼り合わせた後に、該接
着部を加圧してハブ４と透明基板１との間が接合されて
いる。
つぎに発明者の実施した方法を具体的に述べる。
まずハブ４に付いては、５ＵＳ４３０からなる磁性板４
ｂの外周枠部４Ｃをポリカーボネート等の透明樹脂でモ
ールド成形した。また両面粘着シート状接着剤８として
は、住友スリーエム■の製品であるＶＨＢ構造用接合剤
Ｙ−４９２０，厚さ０．４０ｍｍを用いる。
ｂの外周枠部４Ｃをポリカーボネート等の透明樹脂でモ
ールド成形した。また両面粘着シート状接着剤８として
は、住友スリーエム■の製品であるＶＨＢ構造用接合剤
Ｙ−４９２０，厚さ０．４０ｍｍを用いる。
両面粘着シート状接着材８は接着面両面にハクリ紙（図
示せず）が付いている状態で外周枠部４Ｃに合わせたリ
ング状に打ち抜き加工したものを用いる。
示せず）が付いている状態で外周枠部４Ｃに合わせたリ
ング状に打ち抜き加工したものを用いる。
透明基板１とハブ４の接合方法としては、まずリング状
に加工された両面粘着シート状接着剤８の片面ハクリ紙
（図示せず）を取り除き、ハブ４の外周枠部４Ｃに接着
する。その後、両面粘着シート状接着剤８の他の面のハ
クリ紙（図示せず）を取り除くと、ハブ４の外周枠部４
Ｃにリング状に両面粘着シート状接着剤８が貼り合わさ
れた状態となる。つぎに、透明基板１の中心孔りとハブ
４の中心孔ｄを合わせる治具く図示せず）を用いてハブ
４を透明基板１に両面粘着シート状接着剤８を介して貼
り合わせる。その後ハブ４の表面に１ ｋｇの加圧荷重
を加えて透明基板１とハブ４の接着接合を行う。反対面
のハブ４の位置出しは、初めに接着を行ったハブ４の中
心孔ｄを基準に接着するハブ４の中心孔ｄを合わせる治
具（図示しない）により位置出しを行い前述と同じ方法
によりハブ４と透明基板１の接着を行い透明基板１の表
裏にハブ４を接着する。
に加工された両面粘着シート状接着剤８の片面ハクリ紙
（図示せず）を取り除き、ハブ４の外周枠部４Ｃに接着
する。その後、両面粘着シート状接着剤８の他の面のハ
クリ紙（図示せず）を取り除くと、ハブ４の外周枠部４
Ｃにリング状に両面粘着シート状接着剤８が貼り合わさ
れた状態となる。つぎに、透明基板１の中心孔りとハブ
４の中心孔ｄを合わせる治具く図示せず）を用いてハブ
４を透明基板１に両面粘着シート状接着剤８を介して貼
り合わせる。その後ハブ４の表面に１ ｋｇの加圧荷重
を加えて透明基板１とハブ４の接着接合を行う。反対面
のハブ４の位置出しは、初めに接着を行ったハブ４の中
心孔ｄを基準に接着するハブ４の中心孔ｄを合わせる治
具（図示しない）により位置出しを行い前述と同じ方法
によりハブ４と透明基板１の接着を行い透明基板１の表
裏にハブ４を接着する。
第１表に本発明の実施例と従来例について実施した場合
の基板の反り量について示す。
の基板の反り量について示す。
第１表
実施例１に示した両面粘着シート状接着剤を用いた場合
の基板反り量は５０μｍであった。この値は、従来例１
に示したエポキシ樹脂接着剤の室温１６時間硬化を行う
量産性に適していない方法での反りｆｉｌ ５０μｍと
同等であった。また、従来例２に示したエポキシ樹脂接
着剤の７０℃加熱１時間硬化の基板反り量１５０μｍに
比べて１７３ の反り量であり、良好な性能を示した。
の基板反り量は５０μｍであった。この値は、従来例１
に示したエポキシ樹脂接着剤の室温１６時間硬化を行う
量産性に適していない方法での反りｆｉｌ ５０μｍと
同等であった。また、従来例２に示したエポキシ樹脂接
着剤の７０℃加熱１時間硬化の基板反り量１５０μｍに
比べて１７３ の反り量であり、良好な性能を示した。
また前記実施例で作製された情報記録媒体に付いて、ハ
ブ４の接着強度に付いて検査した結果では、強力な接着
強度が確認された。なお、この実施例においては、透明
基板とハブの材料については、ポリカーボネート樹脂を
用いた例を示したが本発明はこれに限定されることなく
、両面粘着シート状接着剤による接着が可能な材料であ
れば適用することができる。
ブ４の接着強度に付いて検査した結果では、強力な接着
強度が確認された。なお、この実施例においては、透明
基板とハブの材料については、ポリカーボネート樹脂を
用いた例を示したが本発明はこれに限定されることなく
、両面粘着シート状接着剤による接着が可能な材料であ
れば適用することができる。
本発明の情報記録媒体は、以上説明したように構成され
ているので、次記の効果を奏する。
ているので、次記の効果を奏する。
すなわち、透明基板にハブを接合する接着剤として両面
粘着シート状接着剤を採用することにより、加熱条件を
必要とせず、僅かに加圧するのみで接着剤を接合させる
ことができ、これにより反り発生の無い高品質な情報記
録媒体を高い生産性で製作することができる。
粘着シート状接着剤を採用することにより、加熱条件を
必要とせず、僅かに加圧するのみで接着剤を接合させる
ことができ、これにより反り発生の無い高品質な情報記
録媒体を高い生産性で製作することができる。
第１図は本発明実施例の構成断面図、第２図は従来にお
ける情報記録媒体の構成断面図である。 各図において、
ける情報記録媒体の構成断面図である。 各図において、
Claims (1)
- １）表面に記録層を形成した２枚のドーナツ円盤形透明
基板を前記記録層を内側に向かい合わせて接合し、かつ
基板の中心に開口した穴部に記録再生装置に装着するた
めのハブを接合して成る情報記録媒体において、前記ハ
ブを両面粘着シート状接着剤を用いて基板に貼り合わせ
接合したことを特徴とする情報記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63325163A JPH02172077A (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 情報記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63325163A JPH02172077A (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 情報記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02172077A true JPH02172077A (ja) | 1990-07-03 |
Family
ID=18173721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63325163A Pending JPH02172077A (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 情報記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02172077A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03106572U (ja) * | 1990-02-08 | 1991-11-05 |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP63325163A patent/JPH02172077A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03106572U (ja) * | 1990-02-08 | 1991-11-05 |
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