JPH0217193B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0217193B2 JPH0217193B2 JP29003585A JP29003585A JPH0217193B2 JP H0217193 B2 JPH0217193 B2 JP H0217193B2 JP 29003585 A JP29003585 A JP 29003585A JP 29003585 A JP29003585 A JP 29003585A JP H0217193 B2 JPH0217193 B2 JP H0217193B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- body case
- sealing plate
- gas
- storage battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Dry Shavers And Clippers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、本体ケースに蓄電池を内蔵した防水
型の充電式電気かみそりに係り、過充電などによ
る蓄電池からの発生ガスを本体ケース外に放出す
る手段に特徴を有する。
型の充電式電気かみそりに係り、過充電などによ
る蓄電池からの発生ガスを本体ケース外に放出す
る手段に特徴を有する。
この種の蓄電池では過充電時などに内部で発生
したガスで内圧が高まると、外部にガスを放出す
る安全弁を備えている。
したガスで内圧が高まると、外部にガスを放出す
る安全弁を備えている。
一方、水洗いなどを可能とするために、本体ケ
ースに蓄電池を密閉状に内蔵した防水型の充電式
電気かみそりが普及しつつある。
ースに蓄電池を密閉状に内蔵した防水型の充電式
電気かみそりが普及しつつある。
〔発明が解決しようとする課題〕
かかる密閉型の充電式電気かみそりにおいて、
蓄電池から出たガス（水素ガス）が本体ケース内
に充満すると、ガス爆発の危険があり、また本体
ケースが内圧の上昇で変形を来したり、更に電気
部品の腐食や接点不良を惹起したりする。また、
防水封口機構、例えばパツキングの異常膨出や位
置ずれを招くこともある。
蓄電池から出たガス（水素ガス）が本体ケース内
に充満すると、ガス爆発の危険があり、また本体
ケースが内圧の上昇で変形を来したり、更に電気
部品の腐食や接点不良を惹起したりする。また、
防水封口機構、例えばパツキングの異常膨出や位
置ずれを招くこともある。
本発明は、かかる事実に着目して、蓄電池から
出るガスを本体ケース内に充満させることなく本
体ケース外に放出して、前述の不具合を一掃でき
るようにした充電式電気かみそりを得るにある。
出るガスを本体ケース内に充満させることなく本
体ケース外に放出して、前述の不具合を一掃でき
るようにした充電式電気かみそりを得るにある。
本発明は、本体ケース１に蓄電池７を内蔵した
充電式電気かみそりにおいて、本体ケース１側の
内外に通じる開口部１３を、ガスの透過は許すが
水を通さない封口板１６で閉塞してあることを特
徴とするものである。
充電式電気かみそりにおいて、本体ケース１側の
内外に通じる開口部１３を、ガスの透過は許すが
水を通さない封口板１６で閉塞してあることを特
徴とするものである。
本体ケース１側の内外に通じる開口部１３は、
部品の組み込みなどのために設けられるが、この
開口部１３は防水性を有する封口板１６で閉塞さ
れているので、電気かみそりを水洗いしても本体
ケース１内に水が浸入することはない。にもかか
わらず、蓄電池７から本体ケース１の内部に放出
されたガスは、ガス透過性を有する封口板１６を
介して本体ケース１外に支障なく排出できる。
部品の組み込みなどのために設けられるが、この
開口部１３は防水性を有する封口板１６で閉塞さ
れているので、電気かみそりを水洗いしても本体
ケース１内に水が浸入することはない。にもかか
わらず、蓄電池７から本体ケース１の内部に放出
されたガスは、ガス透過性を有する封口板１６を
介して本体ケース１外に支障なく排出できる。
図面は本発明に係る充電式電気かみそりを例示
しており、これの本体ケース１はプラスチツク成
形品で密閉型に構成されており、本体ケース１の
上壁を毛くず受面２とし、この毛くず受面２の上
方を覆う網目状外刃３を保持する外刃ホルダ４を
着脱可能に装着するとともに、外刃３の内面に摺
接する内刃５を装着してある。そして本体ケース
１には内刃５を一定の小ストロークで左右方向に
高速で往復振動させるモータ式の駆動機構６と、
この機構６の電源であるニツケル−カドミウムア
ルカリ蓄電池等の蓄電池７などを内蔵する。
しており、これの本体ケース１はプラスチツク成
形品で密閉型に構成されており、本体ケース１の
上壁を毛くず受面２とし、この毛くず受面２の上
方を覆う網目状外刃３を保持する外刃ホルダ４を
着脱可能に装着するとともに、外刃３の内面に摺
接する内刃５を装着してある。そして本体ケース
１には内刃５を一定の小ストロークで左右方向に
高速で往復振動させるモータ式の駆動機構６と、
この機構６の電源であるニツケル−カドミウムア
ルカリ蓄電池等の蓄電池７などを内蔵する。
その駆動機構６は、モータ８の出力軸９にバラ
ンスウエイト１０を固着し、このウエイト１０に
植設した偏心ピン１１をプラスチツク製の弾性変
形自在な振動子１２に係合してこれを左右に往復
振動させるように構成してある。
ンスウエイト１０を固着し、このウエイト１０に
植設した偏心ピン１１をプラスチツク製の弾性変
形自在な振動子１２に係合してこれを左右に往復
振動させるように構成してある。
前記内刃５は、毛くず受面２のほぼ中央に設け
た左右横長の開口部１３から突出する前記振動子
１２と一体の内刃駆動軸１４の横軸にホルダ１５
を介して支持されている。
た左右横長の開口部１３から突出する前記振動子
１２と一体の内刃駆動軸１４の横軸にホルダ１５
を介して支持されている。
内刃駆動軸１４と開口部１３との間に形成され
る空隙は、毛くず受面２の上に溜る毛くずが本体
ケース１内に侵入することのないように封口板１
６で閉塞される。その封口板１６は、内刃駆動軸
１４の往復振動に支障なきよう撓み変形自在な材
質で構成し、その中央部を駆動軸１４に設けた周
回溝１７に密嵌係止するとともに、周辺部を開口
部１３の口縁上部にシール材１８をもつて押え固
定してある。
る空隙は、毛くず受面２の上に溜る毛くずが本体
ケース１内に侵入することのないように封口板１
６で閉塞される。その封口板１６は、内刃駆動軸
１４の往復振動に支障なきよう撓み変形自在な材
質で構成し、その中央部を駆動軸１４に設けた周
回溝１７に密嵌係止するとともに、周辺部を開口
部１３の口縁上部にシール材１８をもつて押え固
定してある。
本体ケース１の底部には充電に際しプラグ１９
を差込み自在とする差込み接続部２０を凹設し、
その差込み接続部２０に備えるプラグ歯２１を本
体ケース１内の充電器（図示せず）の入力端につ
なぎ、充電器の出力端に前記蓄電池７をつないで
ある。
を差込み自在とする差込み接続部２０を凹設し、
その差込み接続部２０に備えるプラグ歯２１を本
体ケース１内の充電器（図示せず）の入力端につ
なぎ、充電器の出力端に前記蓄電池７をつないで
ある。
かかる充電式電気かみそりにおいて、可撓性の
封口板１６がガスの透過は許すが水を通さないフ
イルムないしシートで形成されている点に特徴を
有する。かかるガス透過性フイルムないしシート
としては、プラスチツク材、例えばポリ四フツ化
エチレン、とくにガス透過度の大きい低密度ポリ
エチレン製が好ましい。
封口板１６がガスの透過は許すが水を通さないフ
イルムないしシートで形成されている点に特徴を
有する。かかるガス透過性フイルムないしシート
としては、プラスチツク材、例えばポリ四フツ化
エチレン、とくにガス透過度の大きい低密度ポリ
エチレン製が好ましい。
しかるときは、過充電などに際してガスが蓄電
池７から発生して本体ケース１内に充満し、ケー
ス内圧が高くなると、ガスは封口板１６を透過し
て外刃３の網目、あるいは外刃３とホルダ４間の
間隙などから外部に放出し、ケース内圧を下げ
る。封口板１６は比較的広面積に形成できるた
め、時間当りのガス透過量を多大にすることもで
きる。また封口板１６は広い面積を有すること、
撓み性を有することとが相まつて急激なガス圧変
動に対しても良好に応動し得る。
池７から発生して本体ケース１内に充満し、ケー
ス内圧が高くなると、ガスは封口板１６を透過し
て外刃３の網目、あるいは外刃３とホルダ４間の
間隙などから外部に放出し、ケース内圧を下げ
る。封口板１６は比較的広面積に形成できるた
め、時間当りのガス透過量を多大にすることもで
きる。また封口板１６は広い面積を有すること、
撓み性を有することとが相まつて急激なガス圧変
動に対しても良好に応動し得る。
もとより封口板１６は水を通過させないので、
電気かみそりを水洗いするような場合も、水が本
体ケース１内に侵入することはない。
電気かみそりを水洗いするような場合も、水が本
体ケース１内に侵入することはない。
封口板１６の外側には、別の組付部材、図示例
では外刃３や外刃ホルダ４が存在して、封口板１
６の外側を覆つているので、封口板１６が外部か
ら見えず体裁が良いとともに、他物との接触で損
傷を受けることもない。
では外刃３や外刃ホルダ４が存在して、封口板１
６の外側を覆つているので、封口板１６が外部か
ら見えず体裁が良いとともに、他物との接触で損
傷を受けることもない。
なお、前述の駆動機構６としてはモータ式に代
え、マグネツト式であつてもよい。また往復動式
内刃に代え、回転式内刃にしても実施できるもの
である。
え、マグネツト式であつてもよい。また往復動式
内刃に代え、回転式内刃にしても実施できるもの
である。
以上説明したように本発明によれば、本体ケー
ス１側の内外に通じる開口部１３をガス透過性の
封口板１６で閉塞してあるから、防水性を確保し
たうえで蓄電池７からの発生ガスは本体ケース１
の内圧を上昇させるほどに充満せず、該封口板１
６を介して本体ケース外に放出できる。従つて、
本体ケース１内にガスが充満することによる爆発
やケース変形などの従来の欠点を一挙に解消でき
る。また、本体ケース１に特別な改変を加える必
要がなく、多くの場合は既存の封口板１６を取替
えることで極めて簡単に実施することができる。
ス１側の内外に通じる開口部１３をガス透過性の
封口板１６で閉塞してあるから、防水性を確保し
たうえで蓄電池７からの発生ガスは本体ケース１
の内圧を上昇させるほどに充満せず、該封口板１
６を介して本体ケース外に放出できる。従つて、
本体ケース１内にガスが充満することによる爆発
やケース変形などの従来の欠点を一挙に解消でき
る。また、本体ケース１に特別な改変を加える必
要がなく、多くの場合は既存の封口板１６を取替
えることで極めて簡単に実施することができる。
第１図は本発明に係る充電式電気かみそりの一
例を示す一部切欠き正面図である。 １……本体ケース、２……毛くず受面、３……
外刃、４……外刃ホルダ、５……内刃、６……駆
動機構、７……蓄電池、１３……開口部、１４…
…内刃駆動軸、１６……封口板。
例を示す一部切欠き正面図である。 １……本体ケース、２……毛くず受面、３……
外刃、４……外刃ホルダ、５……内刃、６……駆
動機構、７……蓄電池、１３……開口部、１４…
…内刃駆動軸、１６……封口板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 本体ケース１に蓄電池７を内蔵した充電式電
気かみそりにおいて、 本体ケース１側の内外に通じる開口部１３を、
ガスの透過は許すが水を通さない封口板１６で閉
塞してあることを特徴とする充電式電気かみそ
り。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29003585A JPS61168384A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 充電式電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29003585A JPS61168384A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 充電式電気かみそり |
Related Child Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33260988A Division JPH01244784A (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 充電式電気かみそり |
| JP63332608A Division JP2639578B2 (ja) | 1988-12-28 | 1988-12-28 | 充電式電気かみそり |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61168384A JPS61168384A (ja) | 1986-07-30 |
| JPH0217193B2 true JPH0217193B2 (ja) | 1990-04-19 |
Family
ID=17750939
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29003585A Granted JPS61168384A (ja) | 1985-12-23 | 1985-12-23 | 充電式電気かみそり |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61168384A (ja) |
-
1985
- 1985-12-23 JP JP29003585A patent/JPS61168384A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61168384A (ja) | 1986-07-30 |
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