JPH01244792A - 充電式電気かみそり - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は２本体ケースに蓄電池を内蔵した防水型の充電
式電気かみそりに係り、過充電などによる蓄電池からの
発生ガスを本体ケース外に放出する手段に特徴を有する
。

〔従来の技術〕

この種の蓄電池では過充電時などに内部で発生したガス
で内圧が高まると、外部にガスを放出する安全弁を備え
ている。

一方、水洗いなどを可能とするために１本体ケースに蓄
電池を密閉状に内蔵した防水型の充電式電気かみそりが
普及しつつある。

そこでは本体ケースに部品組付けなどのために開口部を
有するが、かかる開口部は防水性を有するバッキングそ
の他の封口板で閉塞している。

〔発明が解決しようとする課題〕

かかる密閉型の充電式電気かみそりにおいて。

蓄電池から出たガス（水素ガス）が本体ケース内に充満
すると、ガス爆発の危険があり、また本体ケースが内圧
の上昇で変形を来したり、更に電気部品の腐食や接点不
良を惹起したりする。また１防水対口機構１例えばバッ
キングの異常膨出や位置ずれを招くこともある。

そこで本発明の目的は、防水性を確保したうえで２本体
ケース内にある蓄電池からの発生ガスを本体ケース外に
円滑に放出して、前述の不具合を一掃できる充電式電気
かみそりを得るにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は１本体ケース１に蓄電池７を内蔵した充電式電
気かみそりにおいて９本体ケース１の一壁面に、蓄電池
７へ充電電力を供給する充電用プラグ１９が着脱自在に
接続されるプラグ接続部２０を設け、プラグ接続部２０
を設けた一壁面とは異なる本体ケース１の他壁面に１本
体ケース１の内外に通じる開口部１３を設け、この開口
部１３をガスの透過は許すが水を通さない封口板１６で
閉塞してあることを特徴とするものである。ここで言う
封口板１６とは、バッキング、シール材。

シート材、フィルム材、弁膜などと言い換えるも同義語
である。

図示例では本体ケース１の底壁面にプラグ接続部２０を
設け２本体ケース１の上壁面（毛くず受面２）に開口部
工３を設けである。

〔作用〕

本体ケース１例の内外に通じる開口部１３は。

部品の組み込みなどのために設けられるが、この開口部
１３は防水性を有する封目板１６で閉塞されているので
、電気かみそりを水洗いしても本体ケース１内に水が浸
入することはない。にもかかわらず、蓄電池７から本体
ケース１の内部に放出されたガスは、ガス透過性を有す
る封口板１６を介して本体ケース１外に支障なく排出で
きる。

プラグ接続部２０と封口板１６とは１本体ケース１の異
なる壁面に配されており、プラグ接続部２０に充電用プ
ラグ１９を着脱する際に、該プラグ１９を含む他物が封
口板１６に接当干渉することはない。

〔実施例〕

図面は本発明に係る充電式電気かみそりを例示しており
、これの本体ケース１はプラスチック成形品で密閉型に
構成されており１本体ケース１の上壁面を毛くず受面２
とし、この毛くず受面２の上方を覆う網目状外刃３を保
持する外刃ホルダ４を着脱可能に装着するとともに、外
刃３の内面に摺接する内刃５を装着しである。そして本
体ケース１には内刃５を一定の小ストロークで左右方向
に高速で往復振動させるモータ式の駆動機構６と。

この機構６の電源であるニッケルーカドミウムアルカリ
蓄電池等の蓄電池７などを内蔵する。

その駆動機構６は、モータ８の出力軸９にバランスウェ
イト１０を固着し、このウェイト１０に植設した偏心ビ
ン１１をプラスチック製の弾性変形自在な振動子１２に
係合してこれを左右に往復振動させるように構成しであ
る。

前記内刃５は２毛くず受面２のほぼ中央に設けた左右横
長の開口部１３から突出する前記振動子１２と一体の内
刃駆動軸１４の軸端にホルダ１５を介して支持されてい
る。

内刃駆動軸１４と開口部１３との間に形成される空隙は
３毛くず受面２の上に溜る毛（ずが本体ケース１内に侵
入することのないように封口板１６で閉塞される。その
封口板１６は、内刃駆動軸１４の往復振動に支障なきよ
う撓み変形自在な材質で構成し、その中央部を駆動軸１
４に設けた周回溝１７に密嵌係止するとともに９周辺部
を開口部１３の口縁上部にシール材１８をもって押え固
定しである。

本体ケース１の底壁面には、充電に際し充電用プラグ１
９を着脱自在に差込めるプラグ接続部２０を凹設し、こ
の接続部２０に備えるプラグ歯２１を本体ケース１内の
充電器（図示せず）の入力端につなぎ、充電器の出力端
に前記蓄電池７をつないである。

かかる充電式電気かみそりにおいて、可撓性の封口板１
６がガスの透過は許すが水を通さないフィルムないしシ
ートで形成されている点に特徴を有する。かかるガス透
過性フィルムないしシートとしては、プラスチック材１
例えばポリ四フッ化エチレン、とくにガス透過度の大き
い低密度ポリエチレン製が好ましい。

しかるときは、過充電などに際してガスが蓄電池７から
発生して本体ケース１内に充満し、ケース内圧が高くな
ると、ガスは封口板１６を透過して外刃３の網目、ある
いは外刃３とホルダ４間の間隙などから外部に放出し、
ケース内圧を下げる。

封目板１６は比較的広い面積に形成できるため。

時間当りのガス透過量を太き（できる。また封口板１６
は広い面積を有すること、撓み性を有することとが相ま
って急激なガス圧変動に対しても良好に応動し得る。

もとより封口板１６は水を通過させないので。

電気かみそりを水洗いする場合も、水が本体ケースｌ内
に侵入することはない。

プラグ接続部２０は本体ケース１の底壁面に設けられて
いるに対し、封口板１６は本体ケース１の上壁面である
毛くず受面２に配されているので。

プラグ接続部２０に充電用プラグ１９を頻繁に着脱操作
する際に、該プラグ１９を含む他物が封口板１６に接当
干渉することはない。しかも、封口板１６の外側には、
別の組付部材５図示例では外刃３や外刃ホルダ４が存在
して、封目板１６の外側を覆っているので、封口板１６
が外部から見えず体裁が良いとともに、この点でも他物
との接触で材質的に弱い封口板１６が突き破られるなど
の損傷を受けることを確実に防止できる。

〔別実施態様例〕

なお、前述の駆動機構６としてはモータ式に代え、マグ
ネット式であってもよい。また往復動式内刃に代え１回
転式内刃にしても実施できるものである。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば２本体ケース１例の
内外に通じる開口部１３をガス透過性の封口板１６で閉
塞しであるから、防水性を確保したうえで蓄電池７から
の発生ガスは本体ケース１の内圧を上昇させるほどに充
満せず、該封口板Ｉ６を介して本体ケース外に放出でき
る。従って。

本体ケースｌ内にガスが充満することによる爆発やケー
ス変形などの従来の欠点を一挙に解消できる。

また、プラグ接続部２０は本体ケース１の一壁面（例え
ば底壁面）に、開口部１３は本体ケース１の他壁面（例
えば上壁面である毛くず受面２）にそれぞれ設けである
から、該開口部１３を閉塞する封口板１６が材質的に弱
いものであっても。

プラグ接続部２０に頻繁に着脱される充電用プラグ１９
などによって該封口板１６が突き破られることはなく、
これの防水性能の信頼性を長期にわたってよく確保し得
る。プラグ接続部２０は充電用プラグ１９の接続時によ
く具足められる箇所であるため、ここに開口部１３や封
目板１６が存在していて外部から見えると、ユーザーが
部品の欠落ではないかと疑ったり、封口板１６を手元の
ピンの類で突いたりしがちであるが、かかる事態も未然
によく防止できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る充電式電気かみそりの一例を示す
一部切欠き正面図である。 １・・・本体ケース。 ２・・・毛くず受面。 ３・・・外刃。 ４・・・外刃ホルダ。 ５・・・内刃。 ６・・・駆動機構。 ７　・　・　・　ｉ　電ン出。 １３・・開口部。 １４・・内刃駆動軸。 １６・・封口板。 １９・・充電用プラグ。 ２０・・プラグ接続部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体ケース１に蓄電池７を内蔵した充電式電気か
   みそりにおいて、 本体ケース１の一壁面に、蓄電池７へ充電電力を供給す
   る充電用プラグ１９が着脱自在に接続されるプラグ接続
   部２０を設け、 プラグ接続部２０を設けた一壁面とは異なる本体ケース
   １の他壁面に、本体ケース１の内外に通じる開口部１３
   を設け、 この開口部１３をガスの透過は許すが水を通さない封口
   板１６で閉塞してあることを特徴とする充電式電気かみ
   そり。