JP3201630B2 - 電気かみそり - Google Patents

電気かみそり

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JP3201630B2
JP3201630B2 JP34135191A JP34135191A JP3201630B2 JP 3201630 B2 JP3201630 B2 JP 3201630B2 JP 34135191 A JP34135191 A JP 34135191A JP 34135191 A JP34135191 A JP 34135191A JP 3201630 B2 JP3201630 B2 JP 3201630B2
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JP
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trimmer
electric shaver
gas vent
hydrogen gas
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尚生 中川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蓄電池が内蔵されている
電気かみそり、特に防水型の電気かみそりに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】蓄電池はその充電時に水素ガスを発生す
るおそれを有しており、このために蓄電池を内蔵する電
気かみそりで防水のために密閉された器体を有するもの
では、内部で生じた水素ガスを排出することができる構
造としておかなくては、電気スパークが内部で発生した
時に水素ガスが爆発する危険がある。
【0003】このために水素ガスを外部に放出するため
のガス抜き部が必要となっているわけであるが、従来は
本体の下端にある充電器との接続部付近にガス抜き部を
設けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、水素ガスは空
気よりも軽いために、発生した水素ガスは本体内の上部
にたまるものであり、本体の下部に設けられたガス抜き
部からは十分排出することができない。本発明はこのよ
うな点に鑑み為されたものであり、その目的とするとこ
ろは水素ガスの排出を確実に行うことができる電気かみ
そりを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、蓄電
池を内蔵する本体の前面にスイッチハンドルが配され、
背面にトリマーが配され、さらに下端に充電器との接続
部が設けられた防水型の電気かみそりであって、本体の
背面側上部におけるトリマーの取付壁面に非通水性のフ
ィルターを備えたガス抜き専用のガス抜き孔が形成され
ていることに特徴を有している。
【0006】本発明によれば、ガス抜き孔が本体上部に
あるために、空気より軽い水素ガスの排出が的確になさ
れるものであり、しかもガス抜き孔はガス抜き専用のも
のとして設けている上にトリマーの取付壁面にあってト
リマーによって隠されてしまうために、非通水性のフィ
ルターが外部に露出したりすることがなく、長期にわた
りその性能を維持することができる。
【0007】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
ると、図中1は本体であり、その上端には外刃フレーム
11を介して外刃30が配設され、本体1の下端には底
部カバー12が取り付けられ、本体1の前面にはスイッ
チハンドル2が、背面には上端にトリマー刃40を備え
たトリマーハンドル4が各々上下動自在に配設されてい
る。図中13は本体1と底部カバー12との接合部に配
された防水用のパッキンであり、底部カバー12に一体
成形されているこのパッキン13は、本体1の外周には
み出すことで滑り止めとしての機能も果たすようになっ
ている。
【0008】上記スイッチハンドル2はその下部に凹球
面となっているとともに中央にロックハンドル21が配
された指掛け部20を備えている。ロックハンドル21
を押し込んでロックを解除した状態でスイッチハンドル
2を上方へ動かせば、スイッチカム22が接点を切り換
える。本体1の内部には、モータ5と一対の電池6,
6、モータ5の回転出力を偏心軸部材50を介して受け
て往復動に変換する一対の駆動子51,52等が基台1
6に取り付けられて配設されており、各駆動子51,5
2における本体1の上方に突出する部分には前記外刃3
0の内面に摺接する内刃53,53が取り付けられてい
る。
【0009】蓄電池6はその両端から各々端子ピン6
1,61を突出させた形態のものが使用されるとともに
下端側(陽極側)にゴムパッキン66が取り付けられて
おり、一対の蓄電池6,6の間には、金属製で且つスト
レートな軸25が上下動自在に配設されている。下端が
シール板14と底部カバー12とを通じて外部に突出す
る軸25は、その上端に成形品からなるレバー26が取
り付けられたもので、この電気かみそりを充電器に接続
した際に前記スイッチハンドル2によって開閉されるス
イッチを遮断するプラグスイッチ用レバーを構成してい
る。
【0010】一方の蓄電池6の端子ピン61や上記軸2
5が突出している底部カバー12の下面は充電器との接
続部であり、充電器との係合用の係合部19を備えてい
る。この接続部は底部カバー12に一体に形成された上
記シール板14によって防水シールされている。そして
この電気かみそりにおいては、図1に示すように、本体
1の背面側上部におけるトリマーハンドル4が取り付け
られる壁面にガス抜き孔55が設けられるとともに、こ
のガス抜き孔55には空気を通すものの水は通さないフ
ィルター56が溶着されている。蓄電池6の充電時に蓄
電池6から発生するとともに空気よりも軽いために上方
に移動する水素ガスは、このガス抜き孔55を通じて外
部に放出される。本体1の内部空間が上方の方が下方よ
り狭くしてあることも、この放出をスムーズなものとし
ている。
【0011】図4中の80は本体1側にある取付ばね8
4に圧入連結されるヒンジ板81を回動自在に支持して
いる軸で、外刃フレーム11に取り付けられている。ま
た図中85はばね86による付勢を受けて外刃フレーム
11に係合している着脱釦である。
【0012】
【発明の効果】以上のように本発明においては、ガス抜
き孔が本体上部にあるために、空気より軽い水素ガスの
排出が的確になされるものであり、水素ガスに印加する
ことによる爆発のおそれがなく、しかもガス抜き孔はガ
ス抜き専用のものとして設けている上にトリマーの取付
壁面にあってトリマーによって隠されてしまうために、
非通水性のフィルターが外部に露出したりすることがな
く、フィルターが傷ついたりすることもないものであ
り、防水性とガス抜きの機能とを長期にわたり維持する
ことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の縦断面図である。
【図2】正面図である。
【図3】背面図である。
【図4】横断面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 スイッチハンドル 4 トリマーハンドル 55 ガス抜き孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄電池を内蔵する本体の前面にスイッチ
    ハンドルが配され、背面にトリマーが配され、さらに下
    端に充電器との接続部が設けられた防水型の電気かみそ
    りであって、本体の背面側上部におけるトリマーの取付
    壁面に非通水性のフィルターを備えたガス抜き専用の
    ス抜き孔が形成されていることを特徴とする電気かみそ
    り。
JP34135191A 1991-12-24 1991-12-24 電気かみそり Expired - Lifetime JP3201630B2 (ja)

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