JPH0217188A - ピリミジン誘導体及びチアミンの製造方法 - Google Patents

ピリミジン誘導体及びチアミンの製造方法

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JPH0217188A
JPH0217188A JP1118836A JP11883689A JPH0217188A JP H0217188 A JPH0217188 A JP H0217188A JP 1118836 A JP1118836 A JP 1118836A JP 11883689 A JP11883689 A JP 11883689A JP H0217188 A JPH0217188 A JP H0217188A
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ウルス・ヘンガルトナー
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ジエラール・モワヌ
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D415/00Heterocyclic compounds containing the thiamine skeleton

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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Nitrogen And Oxygen Or Sulfur-Condensed Heterocyclic Ring Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ピリミジン誘導体の、モしてチアミン(ビタ
ミンBl)の新規な製造方法に関する。
本発明を要約すれば、チアミンの新規な製造方法が述べ
られる。この方法においては、グルー(Gre響e)ジ
アミンをオルト蟻酸エステルと共に加熱し、生成する式 のピリミジン誘導体を、式 OC1(。
■ Is         OR のケトンと反応させ、そしてかくして得られる式の化合
物を、チアミンに転換する。
本発明による方法は、式 %式% のグルージアミンを、酸触媒の存在下で一般式HC(O
R)、       ff 式中、 Rは1−4の0w子を有するアルキル残基を表す、 のオルト蟻酸エステルと加熱すること、もし所望ならば
、かくして得られる式 式中、 R1は水素またはI−4のC原子を有するアシル残基を
表す、 のケトンと反応させることそして生成する一般式式中、 R1は上の意味を有し、そして Z−は使用される脂肪族カルボン酸のアニオンを表す、 の化合物を、無機酸による処理によって式のピリミジン
誘導体を、l−4のC原子を有する脂肪族カルボン酸の
存在下で一般式 式中、 X−はC1−1Br−またはNO,−を表す、のチアミ
ンに転換することを有して成る。
l−4のC原子を有するアルキル残基“という述語は、
本発明の範囲内では、直鎖ばかってなくまた分岐したア
ルキル残基例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソ
プロピル、n−ブチル、イソブチル及びtert、−ブ
チルを意味する。“1−4のC原子を有するアシル残基
”という述語は、1−4のC原子を有する直鎖のまたは
分岐したアルカンカルボン酸例えば蟻酸、酢酸、プロピ
オン酸、n−酪酸及びイソ酪酸の残基を意味する。
グルージアミンと式■のオルト蟻酸エステルとの反応は
、厳触媒の存在下で加熱することによって本発明に従っ
て実施される。これは、約り0℃〜約200℃、殊に約
90°C〜約150℃、そして好ましくは約り00℃〜
約120°Cの温度で好都合に実施される。
使用されるオルト蟻酸エステルが低すぎる沸点を仔する
時には、この反応を圧力下で閉じた容器中で実施しなけ
ればならない。酸触媒としては、本発明の範囲では、無
機酸ばかりでなく有機酸もまた考慮される。このような
無機酸の例としては、殊に硫酸、ハロゲン化水素酸、例
えば塩酸及び臭酸、あるいはまたリン酸などを挙げるこ
とができる。有機酸としては、殊に1−4のC原子を有
するカルボン酸、例えば、蟻酸、酢酸、プロピオン酸な
ど、並びにスルホン酸例えば、ベンゼンスルホン酸そし
て殊にp−トルエンスルホン酸などを挙げることができ
る。
使用されるオルト蟻酸エステルの中では、メチルエステ
ル及びエチルエステル、しかし殊にエチルエステルがI
ll:1.イ。
弐■のピリミジン誘導体と一数式■のケトンとの反応は
、本発明に従って1−4のCl1i[子を有する脂肪族
カルボン酸の存在下で実施される。かくして、直鎖のカ
ルボン酸ばかりでなくまた分岐したカルボン酸例えば蟻
酸、酢酸、プロピオン酸、n−酪酸及びイソ酪酸が考慮
される。これに関連して好ましいカルボン酸は、蟻酸及
び酢酸、殊に蟻酸である。この反応においては、圧力及
び温度は重要な意味を持たない。かくして、それは、常
圧で容易に実施することができる。温度は、好都合には
、約0℃と約80°Cの間、好ましくは約20°Cと約
50℃の間にある。この反応は、好ましくは、常圧下で
そして室温で実施される。
−数式Vの化合物の式■のチアミンへの転換は無機酸に
よる処理によって実施され、この際、式Vの化合物中に
存在するエステル基はヒドロキシル基に鹸化される。無
機酸としては、ここでは塩酸、臭酸および硝酸が考慮さ
れる。この処理は、それ自体は公知の方法で、好都合に
はアルコールの溶液中で、好ましくはメタノールのまた
はエタノールの溶液中で実施することができる。
以下の実施例は、いかなる点においても本発明の限定と
なることなしに、本発明を説明することを意図している
実施例1 69g(0,5モル)のグルージアミン、148.2g
(1モル)のオルト蟻酸トリエチル及び2.5gのp−
1−ルエンスルホン酸を、温度計及びリービヒコンデン
サーを有する20cmのビグリュー (Vigreux
)カラムを備えた5001のニツロフラスコに添加する
。この撹拌された懸濁液を、ビグリューカラムの頭頂で
の温度が80−85℃になるように、約110℃にゆっ
くりと加熱する。次にフラスコ中の反応混合物が固体物
体になるまでエタノールを留去する。温度を30分の間
+00−+10°Cに保持し、次に250m lのトル
エンを添加し、そして得られる懸濁液を90℃でさらに
1時間の間撹拌する。次に反応混合物を室温に冷却しそ
して一晩冷蔵庫中に置く。次に薄茶色の沈殿物を濾別し
そして各々の回毎に50m lのトルエンで二回洗浄す
る。得られる粗製物質を減圧(水流(vaLer−je
t)真空)下で50°Cで乾燥すると59.3gのベー
ジュ色の固体が得られ、次にこれを高真空(0,3mb
ar)中で150℃(油浴温度)で昇華する。かくして
182℃(分解)の融点を有する5、6−ジヒドロ−2
メチルピリミド[4,5−dl−ピリミジン52.5g
(0,35モル; 71%)が白い固体として得られる
実施例2 100m1の蟻酸並びに7.4g(0,05モル)の5
.6−シヒドロー2−メチルピリミド[4,5−al−
ピリミジンを、温度計、磁気撹拌機モして501の滴下
漏斗を備えた2501の=ツロ7ラスコに添加する。得
られる黄色がかった溶液に、温度が35−40℃を決し
て越えないようなやり方で9.25g(0,052モル
)の酢D3メルカプト−4−オキソペンチルを直ぐに添
加する。
この反応混合物を室温でさらに30分の間撹拌し、その
後で新しく調製された、無水エタノール中のIC+の飽
和溶液251を滴加する。この際温度は35−36°C
に上昇する。引き続いて、反応混合物を室温でさらに3
0分の間撹拌する。次にこの粗製反応混合物を5001
のフラスコに入れそして減圧(水流真空)下で50℃で
蒸発すると26.07gの緑黄色がかった残査が得られ
、これを1001の無水エタノール中に取る。その後で
、301の25%MCI水溶液を添加し、そして反応混
合物を、透明な溶液が存在するようになるまで、水蒸気
浴の上で加熱する。この溶液を室温に冷却しそして一晩
冷蔵庫中に置<、IIられる白い結晶を分離しそして水
流真空中で乾燥する。245−246°C<分解)の融
点を有するチアミン塩酸塩14.56g(86,3%)
が得られる。次に母液を、減圧(水流真空)下で50℃
で蒸発しモして残査を50m1の水中に取る。次に水相
を、各々の回毎に251のジクロロメタンで二回洗浄し
そして水流真空中で蒸発する。まだ少し緑がかった残査
3.39gが得られ、これを再び201の無水エタノー
ル中に取る。5mlの25%HCI水溶液を添加し、そ
して反応混合物を、透明な溶液が生成するまで、水蒸気
浴の上で加熱する。これを室温に冷却しそして一晩冷蔵
庫中に貯蔵する。得られる白い結晶を濾別すると、24
4−245℃(分解)の融点を有するチアミン塩酸塩が
さらに1.42g(8,4%)得られる。
出発物質として使用される酢酸3−メルカプト−4−オ
キソペンチル以下のようにして製造することができる: 501の無水メタノール及び7.22g(0,1モル)
の無水硫化水素カリウムを、温度計、磁気撹拌機そして
l00m1の滴下漏斗を備えた250m1の三ツ−フラ
スコに添加する。フラスコを水浴中で0°Cに冷却し、
そして501の無水メタノール中に溶解した17.9g
(0,1モル)の酢酸3−クロロ−4−オキソペンチル
を、フラスコの中の温度を0と5℃の間に保持しながら
、滴加する。添加の完了の後、撹拌を室温でさらに1時
間の間続け、そして残留する硫化水素を除去するために
窒素を混合物を通して導く。沈殿するKCIを濾別しそ
して溶媒を水流真空下で留去する。残査を50111の
ジクロロメタン中に取りそして不溶性の物質を濾別する
。水流真空中での30°Cでの溶媒の蒸発の後で、14
.9gの少し黄色がかった液体が得られる。粗製反応混
合物の120℃10.4mbarでのバルブ−チューブ
(bulb−tube)蒸留によって、12.95g(
0,07モル; 73.5%)の酢酸3−メルカプト−
4オキソペンチルが無色の液体として得られる。
実施例3 1001の蟻酸並びに7.4g(0,05モル)の5゜
6−シヒドロー2−メチルピリミド[4,5−dl−ピ
リミジンを、温度計、磁気撹拌機モして501の滴下漏
斗を備えた250m1の三ツ−フラスコに添加する。得
られる黄色がかった溶液に、温度が35−40℃を決し
て越えないようなやり方で9.25g(0,052モル
)の酢酸3−メルカプト−4−オキソペンチルを直ぐに
添加する。
この反応混合物を室温でさらに30分の間撹拌しそして
次に5001のフラスコ中に注ぐ。蟻酸を水流真空中で
50℃で蒸発する。残留する黄色の油性の残査を501
11の無水メタノール中に取り、次に2001のジエチ
ルエーテルを添加しそしてフラスコを1時間の間冷蔵庫
中に置く。白い沈殿物を濾別し、501の無水ジエチル
エーテルで洗浄しそして次に水流真空中で室温で乾燥す
る。19.84g(0,045モル; 89.3%)の
蟻酸0−アセチルーチアミン(・2 HCOOH)が白
い固体として得られる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)式 ▲数式、化学式、表等があります▼ I のグルージアミンを、酸触媒の存在下で一般式HC(O
    R)_3II 式中、 Rは1−4のC原子を有するアルキル残基を表す、 のオルト蟻酸エステルと反応させること、もし所望なら
    ば、かくして得られる式 ▲数式、化学式、表等があります▼III のピリミジン誘導体を、1−4のC原子を有する脂肪族
    カルボン酸の存在下で一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼IV 式中、 R^1は水素または1−4のC原子を有するアシル残基
    を表す、 のケトンと反応させることそして生成する一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼V 式中、 R^1は上の意味を有し、そして Z^−は使用される脂肪族カルボン酸のアニオンを表す
    、 の化合物を、無機酸による処理によって式 ▲数式、化学式、表等があります▼VI 式中、 X^−はCl^−、Br^−またはNO_3^−を表す
    、のチアミンに転換することを有して成る、ピリミジン
    誘導体及びチアミンの製造方法。 2)式 I のグルージアミンと式IIのオルト蟻酸エステ
    ルとの反応を、約70℃〜約200℃、殊に約90℃〜
    約150℃、そして好ましくは約100℃〜約120℃
    の温度で実施する、請求項1)記載の方法。 3)該酸触媒として、蟻酸または酢酸が使用される、請
    求項1)または2)記載の方法。4)該酸触媒として、
    p−トルエンスルホン酸が使用される、請求項1)また
    は2)記載の方法。 5)式IIのオルト蟻酸エステルとして、メチルエステル
    またはエチルエステルが使用される、請求項1)〜4)
    のいずれか1項に記載の方法。 6)式IIIのピリミジン誘導体と式IVのケトンとの反応
    を、蟻酸の存在下で実施する、請求項1)〜5)のいず
    れか1項に記載の方法。
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