JPH02171163A - 鮭のウィンナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ウィンナの改良に関する６ 〈従来の技術〉 −ａにウィンナは、動物或いは魚の肉等を含む内容物を
羊等の腸内に充填して加熱してなる。

このウィンナにおいて、魚肉を用いたものは豚等の動物
の肉を用いたものに比して低級なものとされている。こ
れは、ウィンナに用いる魚肉は、通常味が悪く、安価な
ものであったことに由来する。そして、魚肉自体の味の
悪さを改善するために、多くの添加物や調味料を必要と
した。又、従来の魚肉のウィンナは、完成時の内容物が
蒲鉾に似たものとなっている。！ｒＩち、包丁で切った
切り口や、噛みごたえが蒲鉾に近似し、豚や牛の肉のウ
ィンナに比して咀哨感が悪いという評価を得ていた。

〈発明が解決しようとするｉｉＢ＞ そこで本発明は、従来の魚肉ウィンナの概念を打ち破り
、魚肉自体の味の良さを引き出し、独自の味や咀哨感を
備えたウィンナの提供を目的とする。

く課題を解決するための手段〉 本発明は、羊の腸等の筒状外皮内に魚或いは動物等の肉
を主成分とする内容物を充填して加熱してなるウィンナ
において、この内容物が鮭、鱒等のニシン目の魚のフレ
ークと適宜の魚の摺身を含むと共に、梅の果汁及び梅干
しの果肉を加えて練り合わせたものであることを特徴と
ずる鮭のウィンナ提供を提供することにより上記課題を
解決する。

ここで、ニシン目の魚のフレークとしては、鮭の他、紅
鮭と呼ばれる紅鱒のフレーク等を用いることができる。

又、適宜の魚の摺身としては、ニシン目の魚の他、鱈等
の白みの魚の摺身を用いてもよい。このフレークと摺身
との重量比はフレークを１として摺身を１〜２５とする
ことが好ましい。摺身がフレークより少なくなると、内
容物に適当な粘度をもたらすことができず、２５より大
きくなると蒲鉾に近領したものとなり、良好な咀哨感が
得られない。尚、これらのフレーク及び摺身に加え、つ
なぎとして小麦粉等の′Ｒ粉を用いてもよい。

又、梅の果汁は、全体の１０％〜１２％、梅干しの果肉
は１０％〜１２％加えることが望ましい。梅の果汁と梅
干しの果肉は、内容物に適当な酸味を与えると共に、果
汁に含まれる糖分により砂糖の添加を不要なものとし、
又、梅干しの果肉に含まれる塩分は、塩分の添加を不要
なものとする。もちろん、砂糖、塩の他、組繊等の適宜
調味料を加えてもよい。

〈実施例〉 以下、本発明の一実施例を説明する。

まず、下記の表１に示す内容物を練り合わせる。ここで
、梅干しの果肉５０ｇを混入しておくことにより、その
塩分によって白身魚の摺身及び鮭のフレークから水分が
出て、良好な練り合わせが可能となる。

次に、下記の表２に示す調味料を加えて、さらに練り合
わせる。

練り合わせた後、羊の腸内に詰め、１２０　’Ｃ程度の
場内で茹でる。或いは茹でる代わりに蒸してもよい。

以上により完成したウィンナは、鮭、鱒等のニシン目の
魚のフレークがその形状を止めたまま内容物として入っ
ており、ウィンナを切った際にも、フレークの形状がそ
のまま現れ、又、咀ｍ怒も、蒲鉾を噛んでいるような感
しがなくなる。しかも、梅干しの果肉及び梅の果汁を用
いることにより、魚の臭みを消すことが可能となると共
に、塩分の添加が不要となる。

〈発明の効果〉 以上本発明のウィンナは、鮭、鱒等高級なニシン目の魚
のフレークがその形状を止めたまま内容物として入って
おり、その良好な味を味わうことができると共に、ウィ
ンナを切った際にも、フレークの形状がそのまま現れ、
又、咀明感も、従来の魚肉ウィンナに比して格段に改善
されたものである。

又、梅の果汁と梅干しの果肉は、内容物に適当な酸味を
与えることにより魚の臭みを取ると共に、果汁に含まれ
る糖分により砂糖の添加を不要なものとし、又、梅干し
の果肉に含まれる塩分は、塩分の添加を不要なものとし
たものであり、梅の有効作用と共に自然食の良さを発揮
し得るものである。

以上本発明は、鮭、鱒等のニシン目の魚肉自体の味の良
さを引き出し、独自の味や咀哨感を備えた新規なウィン
ナの提供をなし得たものである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 羊の腸等の筒状外皮内に魚或いは動物等の肉を主成分と
   する内容物を充填して加熱してなる、ウィンナにおいて
   、この内容物が鮭、鱒等のニシン目の魚のフレークと適
   宜の魚の摺身を含むと共に、梅の果汁及び梅干しの果肉
   を加えて練り合わせたものであることを特徴とする鮭の
   ウィンナ。