JPH0216962Y2 - - Google Patents

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JPH0216962Y2
JPH0216962Y2 JP13385884U JP13385884U JPH0216962Y2 JP H0216962 Y2 JPH0216962 Y2 JP H0216962Y2 JP 13385884 U JP13385884 U JP 13385884U JP 13385884 U JP13385884 U JP 13385884U JP H0216962 Y2 JPH0216962 Y2 JP H0216962Y2
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JP
Japan
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abdomen
girdle
cloth
front body
sewn
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JP13385884U
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JPS6150709U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の技術分野 本考案は、脚部部分を有さないガードル、即ち
シヨートガードルに関する。
(ロ) 従来技術の問題点 従来、この種のシヨートガードルは第7図に示
す如く、縦横伸縮布を素材としてガードル本体B
が形成されており、ガードル下縁の安定は裾ぐり
部分15の締め付けによつていた。しかし乍ら、
当該ガードルは前身頃17と側部18が一体にな
つているため、歩行時や座つた状態のとき、裾ぐ
り部分15に沿つて生ずる力f1とf2の合力Fが働
いて裾ぐり部分15が大腿の付根に食い込み、着
用感を著しく損ねていた。
また、歩行時や座つた状態での如上の欠点を軽
減するものとして、第8図に示す特開昭59−
36704号のシヨートガードルCが提案されている。
同図に於て、17は前身頃、17′は後身頃、1
8は腹部当布、19は前身頃17と腹部当布18
との縫合線、15′は裾ぐり部、20は股布、2
1は前身頃上縁部を夫々表している。
この発明のシヨートガードルCは、前身頃17
の表側又は裏側に、前身頃上縁21の両脇部から
漸次幅狭になつて両裾ぐり部15′に至る腹部当
布18を配して、その腹部当布18の両側縁から
内側に夫々入り込んだ位置を前身頃17に縫着
し、前記腹部当布18を裾ぐり部15′から更に
延長させてその延長部分によつて股布20を形成
したことにより、上記のシヨートガードルBに比
し、大腿付根への裾ぐり部分15′の食い込みを
軽減している。しかし乍ら、当該ガールドCを着
用した場合、裾ぐり部15′と腹部当布18、股
布20は第9図に示す如くP,P′点を始点として
矢印p1,p2,p′1,p′2方向に夫々伸長するが、前
身頃17と腹部当布18が縫着されているため、
裾ぐり部15′に多少の余裕は生じたものの、P,
P′間が伸長しにくい等、その構造上依然として腹
部に圧迫感が残つていた。また、両裾ぐり部1
5′をp1,p2,p′1,p′2方向へ伸長させるにも、腹
部当布18の側縁と該裾ぐり部15′が交差する
近傍にP,P′の縫着点があるため、着用するに際
して足を通して裾ぐり部15′を広げるには、従
前とほぼ変わらぬ力を要し、またその力と同様の
反力が大腿付根に作用するため、付根への食い込
みが依然として残つていた。即ち、前身頃17と
腹部当布18が縫着されているために、種々の姿
勢をとつたときにも前身頃17と後身頃17′の
変形、伸縮が腹部当布18へも作用し、併せて該
腹部当布18を変形させていることが原因であつ
た。
(ハ) 考案の目的 本考案は、上記従来の欠点に鑑み、座位状態や
歩行状態また運動時等に於て、大腿にかかる力を
分散して食い込みを完全に防ぎ、且つガードル本
来の機能を維持しつつ着用感の極めて良好なシヨ
ートガードルを提供することを目的とする。
(ニ) 考案の構成 そしてこの目的を達成するため、本考案に係る
シヨートガードルは、下方を略山型状に切り欠い
た前身頃と、両側の一部を切除した略V型の腹部
当布と、股布を延設した後身頃とから成り、前記
前身頃を覆う腹部当布の下方端を股布と縫着する
と共に、腹部当布の両側端を腰部から後身頃へ巻
装して縫着し、前身頃を覆う腹部当布に自在性を
もたせたものである。
(ホ) 考案の実施例 以下本考案の実施例を図面によつて詳述する。
第1図は本考案に係るシヨートガードルの構造
を示す正面図、第2図はその背面図であり、縦横
伸縮性布を素材としてガードル本体Aが形成され
ている。1は下方を略山型状に切り欠いた前身
頃、2は股布6が延設されている後身頃であり、
前身頃1と後身頃2は開口部10を形成してい
る。前身頃1の表側には、上縁がガードル本体上
縁部16に、下方端が前記股布6に夫々縫着され
ると共に両側端3,3′が腰部から後身頃2へ巻
装して縫着された腹部当布5が、前身頃1と自在
性を以つて配されている。4,4′は両側端3,
3′と後身頃2との縫合線、7は腹部当布5と股
布6との縫合線を示す。
前身頃1を覆う該腹部当布5はガードル本体A
の素材と同様の縦横伸縮性布でなり、その裏側に
は第3図に示す如く、ガードル本体Aの素材に比
して伸縮性の弱い布からなるフロント補強片8が
縫着されており、フロント補強片8の伸縮性が弱
いために、該補強片8全体が伸縮性の強い腹部当
布5によつてウエスト方向へ引つ張られる結果、
フロント補強片8に腹部を押さえる力が生じ、ま
た前身頃1との3重構造となつていることも相俟
つて、腹部押さえ機能が生ずるのである。第3図
は前身頃1側の腹部当布5の裏面図である。後身
頃2には、ガードル本体Aと同様の素材からなる
後部布9がガードル本体布と縫着されており、ま
た、その裏側には第4図に示すように、フロント
補強片と同様の素材からなるヒツプアツプ補強片
11が臀溝部に対応する部位に縫着されて、ヒツ
プアツプ作用を補助している。また、股布6の裏
側には、非伸縮性の柔布12が配されている。1
3,13′はヒツプ補強片11の縫合線を示し、
7及び13′はまた柔布12の縫合線でもある。
14は腹部当布の両側縁に夫々沿設した伸縮テー
プであり、該テープ14は腹部当布5の側縁から
股布6の側縁そして開口部10の周縁まで続いて
いる。16は伸縮テープを配したガードル本体上
縁部である。
本考案の着用時でのガードル本体Aの伸長状態
は第5図及び第6図に示され、腹部当布5の側縁
5′が前身頃側の開口部縁10′と交差し、且つ第
8図に示すガードルCと異なり、前身頃1と腹部
当布5が腹部で縫着されず、互いに自在性を有し
ているから、着用者がいかなる姿勢をとろうとも
腹部当布5の側縁5′及び開口部縁10′の伸長力
は第9図のガードルCのP,P′を始点とする伸長
力に比して大きく、またあらゆる方向へ自在に伸
長するため、側縁5′及び開口部縁10′による大
腿付根への食い込みを阻止することができる。加
えて、該ガードルCは上述の如く腹部が縫着され
ているため、腹部を押さえる力f3は第9図の例え
ばP″を始点として矢印の方向へ働くが、この作
用方向は第7図のガードルBのそれと同じであ
り、依然として着用時、特に運動時等には圧迫感
が残つていた。
これに比し本考案は、前身頃1とフロント補強
片8を配した腹部当布5が3重仕立てであり、且
つまたフロント補強片8全体が伸縮性の強い腹部
当布5によつてウエスト方向へ引つ張られる結
果、フロント補強片に腹部を押さえる力が生じる
ため、適確な腹部押さえ機能を奏する。しかし乍
ら、本考案はこの場合にあつても、上述の構成に
より前身頃1及び腹部当布5が主にヒツプ部分、
ウエスト部分に向かつて大きく伸長するため、腹
部の圧迫感を分散し、因つて、着用感を良好にし
ている。
また、本考案の開口部10はヒツプ部を巻張す
るが、前身頃1と腹部当布5が腹部で縫着されず
互いに自在性をもつため、あらゆる姿勢をとつて
も前身頃1と後身頃2が腹部当布5に影響される
ことなく自在に伸縮、変形して、ガードル本体A
の歪みを吸収する。しかも、本考案は腹部当布5
の両側端3,3′が後身頃2に縫着された2重構
造となつて補強されているので、ウエストをひき
しめる補助的作用をなすと共に、着用の際或いは
着用時にあつて、後身頃2を腰部へ強い力を以つ
てひきあげても破損のおそれが少ない。
(ヘ) 考案の効果 以上、詳細に説明したように、本考案のシヨー
トガードルは、前身頃と腹部当布を別体且つ互い
の動きに作用されることなく自在に設けたため
に、着用者があらゆる姿勢をとつても、ガードル
本来の機能を維持しつつも大腿付根への裾ぐり部
の食い込みを悉く解消し、且つ腹部の圧迫力を分
散して常に良好な着用感が得られる効果を奏す
る。加えて、本考案は腹部当布の両側端が腰部か
ら後身頃へ巻装された2重構造となつているた
め、従来のガードルに比しウエストが引き締ま
り、また着用時等にあつて強い力を以つて後身頃
上縁部を引き上げても破損のおそれが少ない利点
を有するなど、極めて実用的価値の高い考案であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は一部切欠する本考案の正面図、第2図
はその背面図、第3図は前身頃1側の腹部当布の
裏面図、第4図は後身頃の裏面図、第5図及び第
6図は夫々本考案の着用時のガードル本体の伸長
方向を示す説明図、第7図及び第8図は夫々従来
ガードルの斜視図及び正面図、第9図は第8図に
示すガードルの着用時の伸長方向に働く力を示す
説明図である。 A,B,C……ガードル本体、1……前身頃、
2……後身頃、4,4′,7,13,13′,19
……縫合線、5……腹部当布、6,20……股
布、8……フロント補強片、10……開口部、1
1……ヒツプアツプ補強片、14……伸縮テー
プ、15,15′……裾ぐり部、16……ガード
ル本体上縁部、21……前身頃上縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下方を略山型状に切り欠いた前身頃と、両側の
    一部を切除した略V型の腹部当布と、股布を延設
    した後身頃とから成り、前記前身頃を覆う腹部当
    布の下方端を股布と縫着すると共に、腹部当布の
    両側端を腰部から後身頃へ巻装して縫着し、前身
    頃を覆う腹部当布に自在性を持たせたことを特徴
    とするシヨートガードル。
JP13385884U 1984-09-03 1984-09-03 Expired JPH0216962Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13385884U JPH0216962Y2 (ja) 1984-09-03 1984-09-03

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JP13385884U JPH0216962Y2 (ja) 1984-09-03 1984-09-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6150709U JPS6150709U (ja) 1986-04-05
JPH0216962Y2 true JPH0216962Y2 (ja) 1990-05-11

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ID=30692392

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JPS6150709U (ja) 1986-04-05

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