JPH02169544A - (メタ)アクリル酸含フッ素アルキルエステルの製造方法 - Google Patents

(メタ)アクリル酸含フッ素アルキルエステルの製造方法

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JPH02169544A
JPH02169544A JP32193488A JP32193488A JPH02169544A JP H02169544 A JPH02169544 A JP H02169544A JP 32193488 A JP32193488 A JP 32193488A JP 32193488 A JP32193488 A JP 32193488A JP H02169544 A JPH02169544 A JP H02169544A
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fluorine
reaction
meth
acrylic acid
acid
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Yoshitaka Nagasaki
順隆 長崎
Mitsuru Takahashi
満 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、含フッ素アルコールの(メタ)アクリル酸エ
ステルの製造方法に関するものである。
(メタ)アクリル酸含フッ素アルキルエステルは、化学
的、物理的又は生理的性質等の面で優れた特性を有し、
特に特殊界面活性剤1撥水撥油剤。
医・農薬の合成中間体あるいは塗料用祠料、フッ素ゴム
、レジスト材料、コンタクトレンズ、プラスチック光学
材料などに用いられる重合体の原料として重要な化合物
である。
本発明において、(メタ)アクリル酸とは、メタクリル
酸とアクリル酸の両者を意味する用語として使用する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題](メタ
)アクリル酸含フッ素アルキルエステル製週−の従来法
としては、含フッ素アルコールと(メタ)アクリル酸ク
ロリドとをベンゼン中で反応させる方法(米国特許 3
055932号)が知られている。しかしながら、(メ
タ)アクリル酸クロリドは工業的入手が困難であり、さ
らに、保存安定性、刺激性、催涙性の点からこの方法は
工業的製造法として満足できるものとはいい難い。
また、特開昭63−196544号報に開示される如く
、含フッ素アルコールと(メタ)アクリル酸エステルと
の交換反応も知られている。しかしながら、用いる触媒
が、−数的には、高価であり、失活しやすいためにリサ
イクル使用が困難であり、又副生するアルコールによる
生成物あるいは、(メタ)アクリル酸エステルへの付加
反応が進行するなどして、目的とする(メタ)アクリル
酸含フッ素アルキルエステルの収率が低いなどの問題点
を有する。一方、(メタ)アクリル酸エステルの製造法
として、(メタ)アクリル酸とアルコールとを酸触媒下
に混合し、同時に生成する水を共沸蒸溜により分離し、
反応を完結させる方法が知られている。しかしながら、
本方法を含フッ素アルコールに適用した場合には、触媒
量1反応温度9反応時間等の条件が苛酷となることから
、望ましくない副生成物が多量に生成し、(メタ)アク
リル酸含フッ素アルキルエステルの収率が低下するとい
う欠点を有する。これは、含フッ素基の電子吸引性効果
により、通常のアルコールに比して求核性が弱くなるた
め、より苛酷な条件が必要となると推察される。このよ
うな条件下では、(メタ)アクリル酸自身の三量化、あ
るいは生成したエステルへの付加等が起こり、副生成物
が増加するものと考えられる。
[課題を解決するための手段] 上記の如き状況に鑑み、本発明者らは含フッ素アルコー
ルと(メタ)アクリル酸との反応により高収率で簡便な
(メタ)アクリル酸含フッ素アルキルエステルの工業的
製造法を確立することを目的に鋭fi4JF究を行った
結果、(メタ)アクリル酸を供給しながら反応を進行さ
せることにより、副生成物の生成を抑制し、高収率で(
メタ)アクリル酸含フッ素アルキルエステルを製造でき
ることを見出だし本発明に到達した。
すなわち、本発明は、一般式Rf(OH)。
(但し、nは1〜4の自然数、Rfは炭素数1〜20の
飽和又は不飽和で直鎖又は分岐鎖を有する含フッ素脂肪
族基)であらわされる含フッ素アルコールとアクリル酸
またはメタクリル酸を酸触媒存在下、脱水縮合させるこ
とにより、 一般式Rf (OCOCX−CH2)、(但し、nは1
〜4の自然数、Xは水素又はメチル基、Rfは前記に同
じ)であらわされる(メタ)アクリル酸含フッ素アルキ
ルエステルを製造する方法において、含フッ素アルコー
ル、共沸脱水溶媒、及び酸触媒からなる反応系にアクリ
ル酸またはメタクリル酸を添加しながら反応を行うこと
を特徴とする(メタ)アクリル酸含フッ素アルキルエス
テルの製造方法に係わるものである。
以下本発明について詳細に説明する。
本発明の方法で使用される一般式、 Rf (OH)   (n、Rfは前記に同じ)として
は、種々のものを使用できる。例えば、一般弐〇、F、
ヤ+(CHz)  OH(但し、pは1又は2.mは1
以上の整数)であらわされるペルフルオロアルキル基を
有する含フッ素アルコール、具体的には、 CF3CH20H、C2F5CH20H、C2F5CH
2CH20H、CF3CH,2CH,20H3C3F7
CH20H、C,4F9CH20H、CF3CH20H
20H。
C3FllCH20H5C6F13CH20H9c6F
13cH2cH2oH2C7F15CH20H5C8F
17CH20H2c8r17cH2cH2oH2C9r
19CH20H5C1oF21CH20H9C1oF2
1CH2cH2oHまた、一般式H゛0(CH2)qC
mF2rr1(CH2)10H(但し、q、rは1又は
2.mは前記に同じ)であらわされるペルフルオロアル
キレン鎖を何する含フッ素ジオールζ具体的には、 HOCH2CF2CH20H、HOCH2CF2Cr2
CH20H。
HOCH2CF2CF2CE’2C1(20H、HOC
H2(CF、、)、CM、、OH。
HOC)I2(CF2ン、CH20H、HOCH2(C
F2)6C1−I20f(。
HOCH2(Cr2)7CH20H1HOCH2CH2
CF2CH2CH2oH2HOCH2CH2(Cr2)
2CH2CH20H5HOCH2CH2(CF2)3C
H2CH20H2HOCH2CH2(CF2)14CH
2CH2oH5HOCH2CH2(CF2)5CH2C
H2oH5HOCH2CH2(CF2)6CH2CH2
oH9HocH2(Or2)L、cH2cH2oH5H
ocH2(CF2)6cH2cH2oHなどを例示でき
る。
また、一般式が、 CmF2m+ICH2CH(OH)CH2CH20HC
H2cmF2mCH2CH(OH)CH20H9HOC
H2CH(OH)CH2CmF2.CH,、CH(Or
()CH20H(mは、前記に同じ)などであらわされ
る含フッ素多価アルコール、具体的には、 CLIF9CH2CH(OH)CH20H1C6F13
CH2CH(oH)CH2oH5C8F170H2C)
I(OH)CH20)1 。
HOC)12CF2CF2CH2CH(OH)CH20
H、HOCH2(Cr2)、CH2CH(OH)CH2
0)1゜HOCH2CH(OH)CH2(CF2)、C
H2CH(OH)CH20H。
HOCH2CH(OH)CH2(CF2)6CM2CH
(OH)CH20Hなども使用可能である。
また、上記に例示した化合物でペルフルオロアルキル基
が1個以上のエーテル結合を有する場合、例えば、 CF30CF2CF20Cr2CF2CH20H。
HOCH2CF2Cr20CF2CF2CH20H5H
OCH2CH2CF2CF20Cr2CF2CH2CH
20Hなども使用可能である。また、一般式 %式%) (但し、mは前記に同じ)などであらわされる含フッ素
アルキル又は、アルキレン基置換3級アルコール、具体
的には、 (CF ) COH、CF2CF2O(CF3)20H
06Fよ、C(CF3)20H2HOC(CF3)2C
(Cr3)20H2HOC(CF3)2CF2CF2C
(CF3)20)1なども使用できる。
さらに、また上記に例示した化合物でペルフルオロアル
キル鎖の一部が水素原子で置換されたポリフルオロアル
キル鎖を含有する含フッ素アルコール、たとえば、 H(CF2)14CH20H2H(CF2)6CH20
H5H(CF2)、CH2CH20H、H(CF2)6
CH2CH20H。
溶媒に対する溶解性を考慮すれば、前記化合物の全炭素
数は20以下に限定される。
本発明において使用する酸触媒は、一般のエステル化に
用いられるものなら制限はなく、例えば、(iAt酸、
  p −トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸、
塩酸、ポリリン酸、ポリリン酸エステル。
メタンスルホン酸、トリフルオロ酢酸、トリフルオロメ
タンスルホン酸、硼酸2強酸性カチオン交換樹脂(例え
ば、ナフィオンH,アンバーリスト15など)等が挙げ
られる。反応時間を短縮できることから、硫酸、  p
−1ル工ンスルホン酸9強酸性カチオン交換樹脂が特に
好ましい。
酸触媒の使用量は、含フッ素アルコールに対して0.0
1〜2当量使用することが好ましい。使用量が0.01
当量以下では反応の完結に長時間を要し、2当量以上で
は副生成物が多量に生成し好ましくない。反応収率1反
応時間の点から0.1〜1当瓜の範囲で使用゛するのが
好ましい。
本発明の方法において使用する溶媒は通常の脱水縮合エ
ステル化反応に使用されるものならよく、例えば、ベン
ゼン、!・ルエン、キシレン、トリメチルベンゼン、ク
ロロホルム、ジクロロメタン。
ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、オクタン、シクロヘキ
サン等が挙げられる。上記溶媒は単独でもあるいは二種
以上の混合系でも使用可能である。
特に、含フッ素アルコールの溶解度が大きく、かつ共沸
脱水が容品なトルエン、ベンゼン1ヘプタン、オクタン
1 シクロヘキサンが好ましい。
上記溶媒の使用量は含フッ素アルコールの濃度1〜50
重量%の範囲で使用される。1重量%以下では、使用す
る溶媒量が多量となり、50fffm%以上では、高沸
点副生成物量が増大し好ましくない。反応操作、溶解度
等の点から、特に、5〜30重量%の範囲で使用するこ
とが好ましい。
但し、上記濃度範囲は、(メタ)アクリル酸を上記溶媒
で希釈して添加する場合には、最終濃度を意味する。
本発明において、(メタ)アクリル酸は含フッ素アルコ
ールの水酸基に対して、1〜10mol当量使用するこ
とが好ましい。この範囲を越えて使用すると(メタ)ア
クリル酸自身の重合物、若しくは、中間体、生成物との
重合物が生成し、またこれ以下では、反応完結に長時間
を要し、この結果重合物が生成し好ましくない。短時間
に高収率で目的物を得るためには1.1〜3mo 1当
量の範囲で使用するのが特に好ましい。
本発明の方法においては、前記した含フッ素アルコール
、酸触媒、共沸脱水溶媒の混合系に、(メタ)アクリル
酸を一定速度で添加しながら反応をおこなう必要がある
。一定速度で添加することにより反応系中の未反応(メ
タ)アクリル酸量を減少させ、(メタ)アクリル酸自身
の三量化、中間体あるいは生成物への付加1重合反応を
最小限に抑制できるためと考えられる。
(メタ)アクリル酸の添加速度は、含フッ素アルコール
の水酸、l、1mol当量当たり、1,0〜30mmo
l/minの範囲であることが好ましい。7−、Omm
o l/ml n以下の場合には、反応完結に長時間を
要し、また、   30mmol/min以上の速度で
添加した場合には、高沸点副生成物が増加し好ましくな
い。含フッ素(メタ)アクリレートの収率1反応時間の
観点から。
260〜15mmol/minの範囲であることが好ま
しい。
また、(メタ)アクリル酸はそのまま添加してもよいし
、反応に使用する溶媒で希釈してもよい。
本発明は、広い温度範囲で行い得るが、通常は30〜1
50℃の温度範囲で行うことが正ましい。
30℃以下では反応が進行しにくく、150℃以上では
、(メタ)アクリル酸自身の重合物、若しくは、中間体
、生成物との重合物が生成し好ましくない。また、使用
する溶媒の水との共沸温度を考慮すれば、70〜130
℃が好ましい。
更に、本反応においては(メタ)アクリル酸。
中間体、および(メタ)アクリル酸含フッ素アルキルエ
ステルが爪台するのを防ぐため、重合禁止剤を100〜
110000pp加えるのが好ましい。使用する重合禁
止剤は特に限定されないが、一般に使用される、ヒドロ
キノン、フェノチアジン、4−メトキシフェノール等が
挙げられる。
反応は、上記した含フッ素アルコールを溶媒に溶解し、
重合禁止剤、酸触媒を加え、所定の温度下に(メタ)ア
クリル酸を一定速度で添加し、反応により生成する水を
反応系から共沸蒸溜により除去しながら行うことができ
る。該添加方法を用いた場合、反応時間は、添加が終了
し所定の態度化下で30分から15時間で充分である。
反応後、酸触媒を中和し溶媒を除去することにより(メ
タ)アクリル酸含フッ素アルキルエステルを得ることが
できる。
[発明の効果] 本発明の方法によれば、はとんど副生成物を生じること
なく、(メタ)アクリル酸含フッ素アルキルエステルを
ほぼ定量的に得ることができる。
更に、目的物の精製工程も簡便となり単離操作が容品と
なるなどの効果をもたらす。
[実施例] 以下、実施例により、本発明を更に詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例−1 水分離器、還流冷却管およびアクリル酸添加口を備えた
100ccの四つロフラスコに、1,1゜6.6−チト
ラヒドロベルフルオロヘキサンー1゜6−ジオール5.
0g (19,08Iol)、  p−トルエンスルホ
ン酸3.63g (19,08mmol)ヒドロキノン
78mg、及び、トルエン30m1を加え攪拌しつつ加
熱した。次いで、還流が開始すると共に、アクリル酸4
. 13g (57,13mIIIol)を送液ポンプ
にて一定速度で2時間かけて添加した。その後、同条件
下でさらに、2.5時間加熱攪拌し冷却して反応を停止
した。反応の終了は、ガスクロマトグラフィー分析によ
り、追跡し原料および反応中間生成物の消失を確認した
この間の反応温度は、120〜123℃テアリ、反応中
トルエンと共沸してくる水は、設けた水分離器で分離し
、トルエンのみ反応器に戻すことにより連続的に反応を
進めた。
反応後、反応〜混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
で中和し、次いで水で数回洗浄した。トルエン層に、4
−メトキシフェノール5 mgを添加し、減圧下、50
℃以下でトルエンを留去して、1゜1.6.6−チトラ
ヒドロベルフルオロヘキサン=1,6−シオールジアク
リレート86.0%を含む混合物7.42gを得た。こ
の混合物中の目的物と副生成物の生成比は、ガスクロマ
トグラフィー分析の面積比で91.978.1であった
比較例−1 アクリル酸を最初から加えておく以外は、実施例−1と
同様の原料、条件で実施した。
反応は、ガスクロマトグラフィー分析で追跡し、原料1
反応中間生成物が消失するまで行い、反応後の処理は、
実施例−1と同様の処理を行った。
その結果、目的物である1、1,6.6−チトラヒドロ
ベルフルオロヘキサンー1,6−シオールジアクリレー
ト63.3%を含む混合物7.65gを得た。この混合
物中の目的物と副生成物の生成比は、ガスクロマトグラ
フィー分析の面積比で78.8:21.2であった。
実施例−2 実施例−1と同様の装置を設けた11の反応器に、1,
1,6.6−チトラヒドロベルフルオロヘキサンー1,
6−ジオール30.0g(114,5mmol) 、濃
硫酸1.83g(34,30mmol) 、  ヒドロ
キノン240ng、及び、トルエン120 mlを加え
攪拌しつつ加熱した。
次いで、還流が開始すると共に、アクリル酸24.75
g (343,5ml1ol)とトルエン90m1の混
合液を送液ポンプにて一定速度で、5時間かけて添加し
た。その後、同条件下で、さらに、4.0時間加熱攪拌
し冷却して反応を停止した。
反応の終了は、ガスクロマトグラフィー分析により、追
跡し原料および反応中間生成物の消失を確認した。
この間の反応温度は、120〜123℃であり、反応中
トルエンと共沸してくる水は、設けた水分離器で分離し
、トルエンのみ反応器に戻すことにより連続的(こ反応
を進めた。
反応後、反応混合物を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で
中和し、次いで水で数回洗浄した。トルエン層に、4−
メトキシフェノール15mgを添加し減圧下、50℃以
下でトルエンを留去して、1゜1.6.6−チトラヒド
ロベルフルオロヘキサンー1,6−シオールジアクリレ
ート98.0%を含む混合物43.82gを得た。この
混合物中のLI目的物副生成物の生成比は、ガスクロマ
トグラフィー分析の面積比で98.5: 1.5であっ
た。
比較例−2 実施例−2で、添加したアクリル酸24.75g (3
43,5mmol)とトルエン90m1の混合液を最初
から加えておく以外は、実施例−2と同様の原料と条件
で実施した。
反応は、ガスクロマトグラフィー分析で追跡し、原料1
反応中間生成物が消失するまで行い、反応後の処理は、
実施例−2と同様の処理を行った。
その結果、目的物である1、1,6.6−チトラヒドロ
ベルフルオロヘキサンー1.6−シオールジアクリレー
ト65.3%を含む混合物46.73gを得た。この混
合物中の目的物と副生成物の生成比は、ガスクロマトグ
ラフィー分析の面積比で79.3:20.7であった。
実施例−3 実施例−1と同様の装置を設けた100ccの反応器に
、1,1.6.6−チトラヒドロベルフルオロヘキサン
ー1.6−ジオール5.Og(I Q、  08mao
l) 、  アンバーリスト152.50g、  ヒド
ロキノン78+ng、及び、トルエン30m1を加え攪
拌しつつ加熱した。
次いで、還流が開始すると共に、アクリル酸4、 13
 g (57,31ma+ol)を送液ポンプにて一定
速度で、4時間かけて添加した。その後、同条件下で、
さらに、5.0時間加熱攪拌し冷却して反応を停止した
。反応の終了は、ガスクロマトグラフィー分析により、
追跡し原料および反応中間生成物の消失を確認した。
この間の反応温度は、120〜123℃であり、反応中
トルエンと共沸してくる水は、設けた水分離器て分離し
、トルエンのみ反応器に戻すことにより連続的に反応を
進めた。
反応後、濾過によりアンバーリスト15を除去したのち
、濾液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で中和し、次い
で水で数回洗浄した。トルエン層に、4−メトキシフェ
ノール15mgを冷加し減圧下、50℃以下でトルエン
を留去して、1,1゜6.6−チトラヒドロベルフルオ
ロヘキサンー1゜6−シオールジアクリレート89.0
96を含む混合物7.21gを得た。この混合物中の目
的物と副生成物の生成比は、ガスクロマトグラフィー分
析の面積比で93.676.4であった。
ヒドロペルフルオロヘキサン−1,6−シオールジアク
リレー1−61.5%を含む混合物7.68gを得た。
この?IA6物中の「1的物と副生成物の生成比は、ガ
スクロマトグラフィー分析の面積比で76.9 : 2
3.1であった。
特許出願人   東ソー株式会社 比較例−3 アクリル酸を最初から加えておく以外は、実施例−3と
同様の原料、条件で実施した。
反応は、ガスクロマトグラフィー分析で追跡し、原料1
反応中間生成物が消失するまで行い、反応後の処理は、
実施例−3と同様の処理を行った。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式Rf(OH)_m(但し、nは1〜4の自
    然数、Rfは炭素数1〜20の飽和又は不飽和で直鎖又
    は分岐鎖を有する含フッ素脂肪族基)であらわされる含
    フッ素アルコールとアクリル酸またはメタクリル酸を酸
    触媒存在下、脱水縮合させることにより、一般式 Rf(OCOCX=CH_2)m(但し、nは1〜4の
    自然数、Xは水素又はメチル基、 Rfは前記に同じ)であらわされる(メタ)アクリル酸
    含フッ素アルキルエステルを製造する方法において、含
    フッ素アルコール、共沸脱水溶媒、及び酸触媒からなる
    反応系にアクリル酸またはメタクリル酸を添加しながら
    反応を行うことを特徴とする(メタ)アクリル酸含フッ
    素アルキルエステルの製造方法。
JP32193488A 1988-12-22 1988-12-22 (メタ)アクリル酸含フッ素アルキルエステルの製造方法 Pending JPH02169544A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001199953A (ja) * 2000-01-24 2001-07-24 Dainippon Ink & Chem Inc フルオロアルキル置換(メタ)アクリレートの精製方法およびフッ素系界面活性剤
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KR101112599B1 (ko) * 2009-07-21 2012-02-15 (주)켐옵틱스 퍼플루오로피나콜기 함유 (메타)아크릴레이트 화합물, 그의 중합체 및 그 중합체를 함유하는 조성물

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