JPH02167963A - コンクリート構造物の多段階施工法及びこの施工法に使用する型枠支持用ブラケット - Google Patents

コンクリート構造物の多段階施工法及びこの施工法に使用する型枠支持用ブラケット

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JPH02167963A
JPH02167963A JP29597188A JP29597188A JPH02167963A JP H02167963 A JPH02167963 A JP H02167963A JP 29597188 A JP29597188 A JP 29597188A JP 29597188 A JP29597188 A JP 29597188A JP H02167963 A JPH02167963 A JP H02167963A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、型枠を用いてコンクリート構造物を構築する
場合1例えばオーブンケーソンを施工するために型枠を
多段階に移動してコンクリート打設を行う方法及びこの
方法に使用する型枠支持用ブラケットに関1゛る。
[従来の技術] 従来ステ・・ノブアップ工法には1種々の方法がある。
特開昭61−130558号公報には、打設面に沿って
設訂したガイドレールに、振動しつつ打設面に向かって
往復振動する型枠板を移動するように架設している。こ
の装置は、ガイドレールと型枠板とはコンクリート構造
体から独立して設置されるために、構造体と型枠との絹
み付けに別の取付台が必要であり、狭い場所での打設作
業は危険であり不適当である。また、特開昭63−32
064号公報は、前回打設したコンクリートの打設部分
に面木を取付け、該面木を支持体として型枠の重1tを
支持する方法である。しかし末だ凝固せず充分に強度が
出ていないコンクリート打設部分に面木を取付けること
は危険を伴い工数がかかり、施1′、時間の短縮と施]
[費の削減ができない。また、特開昭63 67375
号公報の壁枠装置の移動方法は、コンクリート構造体は
その内方にに部粱を架設し、この上部梁の上に型枠装置
を設け、−h部梁とF部梁の間に伸長又は収縮できる昇
降装置を設けたものである。従ってコンクリh JM構
造体内側の型枠と外側の型枠とを同時に1、冒させると
き及び型枠を固定するとき直接人手と昇降装置を必要と
し、型枠を吊り上げ固定する作業に危険を伴い多くの時
間と労務費を要する欠点がある。
[発明が解決しようとする問題点] コンクリート構造体を多段階施−L法によりコンクリー
トを打設するに際して、構造体のコンクリートにνI!
設したアンカーボルトに型枠支持用ブラケットを固定し
、該型枠支持用ブラケットに軸着した型枠載せ台を、型
枠を吊り1−4げるときはねトげて型枠を吊り上げ、型
枠が−[がり切ってから下降する際11’l 3L!型
枠載せ台を元に戻して該型枠載せ台に型枠をai??固
定してコンクリートを打設するようにして、型枠の多段
階移動の際、型枠の固定作業を安全に行い、独立した型
枠取付台を不要としようとするものである。
E問題点を解決するための手段] 本発明は、(1)コンクリート構造物を型枠を用いて構
築する場合、同じ型枠を多段階に使用して行う多段階施
工l去において。
構造物のコンクリートにrじめ押込んであったアンカー
ボルトに型枠載せ台を回動]j(能に取付は型枠ガイド
ローラを設けた型枠支持ブラケットを固定する工程と。
該アンカーボルトに取付けた型枠支持ブラケットの型枠
載せ台に型枠を載せて取付けると共に1次の段階でアン
カーブラケットを固定する箇所に次のアンカーボルトを
埋込む工程と。
コンクリートを凝固させた後、鵠゛!忰を脱型し、型枠
を次の段階の型枠ガイドローラ面に沿って上方に吊り−
上げ、型枠にて次の段階の型枠載せ台をはね上げ回動し
、型枠が−Lがり切った状態で次の段階の型枠載せ台を
逆回転して元位置に復帰させる1′程と。
次の段階の型枠載せ台を元位置に復帰させた後、型枠を
次の段階の型枠載せ台の、Lに載置固定する[程と、 を順次繰り返してコンクリート打設を行うことを特徴と
するコンクリート構造物の多段階施丁法。
(2)構造物のコンクリートに埋込んだアンカーボルト
に固定する型枠支持用ブラケットであって、その取付台
には型枠ガイドローラが軸着され、かつ型枠載せ台が軸
着されており、この型枠載せ台の先端部は、型枠がガイ
ドローラに案内されて上7iするときその型枠にて自動
的にはね七げられ、Lから型枠が降りてくるとき型枠に
て型枠載せ台の先端部を自動的に逆回転して元位置に戻
されるように桶成されていることを特徴とする型枠支持
用ブラケット。
である。
[作   用] 本発明は、オーブンケーソンの躯体、構築物等の構造体
のコンクリートを多段階に施工するに当0、既設の部分
のコンクリートにはアンカーボルトが埋込んであり、こ
のアンカーボルトに型枠支持用ブラケットを固定してあ
り、この型枠支持用ブラケットの取付台に型枠を案内す
るガイドローラを設け、かつ取付台には型枠が、It!
置固足固定ていて、新設部分のコンクリートが打設され
た後。
この新設部分に型枠支持用ブラケットを固定するアンカ
ーボルトが押込まれていて、この新設部分のコンクリー
トが凝固した後、顔部のアンカーボルトに型枠支持用ブ
ラケットが固定され、型枠を脱型して吊り。上げるとき
、型枠ガイドローラにて該型枠を案内しながら吊り上げ
、その際、型枠支持用ブラケットの型枠載せ台をはね上
げ、型枠がLかり切った状態で、この型枠載せ台が自動
的に戻って落ちるか、またはを枠が降りるとき型枠にて
型枠載せ台を元に戻すから、この型枠載せ台の1−に型
枠を載せ固定し、次の段階のコンクリート打設を行い、
型枠を吊上げるとき及び固定するときその場所に作業員
がいて作業しないようにしたものである。そしてF方に
残った型枠支持用ブラケットは打設完r後ゴンドラに乗
った作業員が取り外すものであるから型枠の吊上げ及び
固定する作業の安全性が挿めて高い。
[実 施 例] 第1図イ及び第1図口は本発明方法に用いる型枠支持用
ブラケットを示すものであって、チャンネル形に形成し
た取付台lと、取付台1の先端部に水・ド面に対して立
ちLがり方向に75′以内に取付台1の屯直面に対して
鉤形に固定されるように軸12にて軸iEされた型枠載
せ台10と、取付台1の話端部に同転自在に軸青さねた
型枠ガイトローラ20とからなるものである。取付台1
の側板2と2′の先端部には、型枠載せ台10を軸着す
る6軸2を挿着する穴3と3′があけられ、側板2と2
′の先端部には型枠ガイドローラ20の軸21を支架す
る軸穴4と4 があけてあって。
取付台1の側板2と2′の間に型枠ガイドローラ20を
挿入し、該型枠ガイドローラ20の軸2!の両端部を軸
穴4と4゛に軸ILする。第1図イに示す如く、型枠ガ
イドローラ20の前面は側板2と2′の前縁より前方に
突出しており、型枠を脱型してこれを上方に吊り上げる
とき、型枠の裏面が型枠ガイドローラ20の全肉にて案
内されるから離型された型枠CがL界する際、コンクリ
ート13に固定された型枠支持用ブラケットAで−tj
7を妨げられることはない。型枠載せ台10は、取付台
1の両側板2と2′の間に緩く嵌め込まれる幅をイiす
る側板11.11’ を設けたチャンネル形をなしてい
て、側板11.11’の基部には側板2と2′のへ部に
あけた穴3と3゛に嵌め合わされる軸12を神辿する穴
13と13′をあけである。第1図イに示す如く、型枠
載せ台10を実線の位♂?に置いた場合、該型枠載せ台
lOのb形の基端面I4は取付台lの底板5の内底向と
接触して、取付台1と型枠載せ台10の底板15の外側
向とのなす角はほぼ90°に保持される。離型した後型
枠Cの底面が型枠ガイドローラ20にて案内されて上方
に吊りJlげられるとき、型枠の上端面にて型枠載せ台
10の底板15の先端部15aがはね上げられて軸12
を中心として回動して。
第1図イの破線の如く、軸12のセンターより右方に4
だけ片寄った位1ηまで排動され脱型した型枠のド端部
が型枠載せ台lOを越えて上方に吊」−げられると、型
枠載せ台IOを邪魔するものがなくなるから、今度は型
枠Cを徐々に降トすると型枠Cの底面が型枠載せ台10
の先端部15aを押しFげることになり型枠載せ台lO
を軸12を中心として再び第1図イの実線の位置に戻回
し、その底板15を水平状態に戻しく第2図二、第2図
ホ)、吊り上げた型枠Cの下面を戻された底板15の1
−面に載せ取付けるようにとする。このようなT、順で
多段階に施工を繰り返していくことができる。I!’I
 、N己型枠・奴せ台lOのU−Itり角θは軸12と
底板15の先端部+ 5 aの回転半径の選び方により
変わるものとする。
第2図イ、第2図口、第2図ハ、第2図二、第2図ホは
、本発明のコンクリート構造物の多段階施上法を説明し
た図面である。先ず第1図イ、第1図口において、打設
したコンクリートnの内外面に突出したアンカーボルト
30に、取付台1の底板5にあけたボルト穴6を嵌め込
み、底板5の内側からアンカーボルト30にナツト31
をねじ付けて、取付台1と1をコンクリート8の内外面
に緊締する。このようにコンクリートBの内外面に横に
並列して設けられた複数個の型枠支持用ブラケットAの
型枠載せ台10とIQ’に型枠CとC゛の下端面を載置
し、型枠CとC゛とをセパレータ1)にて締付は固定し
、コンクリートBの上にコンクリートb′ を打設して
アンカーボルト30′を埋設し、コンクリートn゛が凝
固した後、第2図口に示す如くセパレータDを解いて型
枠を脱型し、ブラタ・・ノドA′を、コンクリ−ドロ 
に押込んであるアンカーボルト30゛に前記した如く固
定する。第2間口は、内型枠Cを脱型した状態を示すも
ので、外型枠を省略しであるが、外型枠C゛も内型枠C
と同様に脱型するものである。吊り上げ機の吊ワイヤ(
図示せず)で吊り上げられた内型枠Cは、−L方のブラ
ケットAのローラ20′に案内されてコンクリートの内
■1面より離れ、打設されたコンクリートB′における
型枠載せ台10′を軸12を中心として左回転して排動
する(第2図二)。この時の型枠載せ台10の先端部+
5aの位置は軸12のセンターより氾だけ右に寄った位
置となる。内型枠C′のr端面が型枠載せ台10’のL
方まで吊り」二げられたときli%すり、げ機の回転を
Iしめ、吊りヒげ機を逆回転させてI%I7枠載せ台1
0゛の底板15の上に内」ヤJ枠Cのド端面を載置49
1Eする(第2図示)11次にセパレータDにて内型枠
Cと外型枠C′を緊締固定して内型枠Cと外型枠C′と
鉄骨Eとの問い窄間部にコンクリートを打設する。以り
の操作を繰り返して多段階的にコンクリート構造物を構
築施「するものである。型枠載せ台10及びI Oは、
内型枠C及び外型枠C′がド降するとその下端1^1に
て、型枠載せ台!0及び10′の先端部を抑しドげるか
ら、型枠載せ台10及び10 は軸12を中心としてそ
れぞれ逆方向に回転し、各型枠載せ台10及び10’ 
を水平状態に位置12て同転を停止1−させるものであ
る。
1171記実施例においては、型P?−載せ台を下降す
る型枠のF端部にて押し戻すようにしであるけれども、
該型枠載せ台を板ばねあるいはコイルばねを用いてはね
戻すようにすることも出来る。この場合は型枠載せ台の
回転角度を限定する必要はない。、また前記実施例では
、型枠を吊り上げるとき、型枠の上端部で型枠載せ台を
はね−上げる横道となっているが、型枠・成せ台または
型枠載せ台の軸にレバーを設け、このレバーを型枠で払
い除けて型枠載せ台をはね上げるようにしてもよい。
[効  果] 本発明は、tiii記した如く、オーブンケーソンの躯
体の構築等、コンクリート構造物を型枠を用いて構築す
る場合に、同じ型枠を多段階に使用していくが、その際
]l;1記の如く構成した型枠支持用ブラケットを用い
、これを予めに埋込んであるアンカーボルトに固定し、
型枠を取付はコンクリートを打設する。そのとき、次の
段階で型枠支持用ブラケットを固定する箇所に、アンカ
ーボルトを埋込んでおき、このアンカーボルトを埋込ん
だ箇所に型枠支持用ブラケットを[?jl定し、型枠を
脱型しhに帛り1mげろ。本発明の型枠支持用ブラケッ
トにはローラが取付けてあって、このローラがガイドの
役【1を果たし、型枠はローうで案内されて吊り上げら
れ同時に上方の型枠支持用ブラケットの型枠載せ台が押
し1−、けられ、次に型枠を若トド降させてL記の型枠
支持用ブラケットの型枠載せ含を型枠の底面にて押しド
げ逆回転して型枠を載せて静置する。従って、本発明は
、型枠の吊トげ、固定作業を人手により行うことがない
ため作業の安全性を向りする。そして従来に比べて、型
枠の施1’/?(労務??)削減できて、危険な水中、
L中作業、高所作業において安全作業を確保できる等の
優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図イは本発明方法に使用する型枠支持用ブラケット
の側面図、第1図口は同上分解斜視図、第2図イ、第2
図ロ、第2図ハ、第2図二、第2し1ホは1本発明構造
物施工法の舶序の説明図、第3図イは取付台の拡大+E
而面、第3図口は同上拡入側向図である。 B :型枠支持用ブラケット :構造物のコンクリート :型枠 :型枠載せ台 :型枠がイドローラ :アンカーボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート構造物を型枠を用いて構築する場合
    、同じ型枠を多段階に使用して行う多段階施工法におい
    て、 構造物のコンクリートに予じめ埋込んであったアンカー
    ボルトに型枠載せ台を回動可能に取付け型枠ガイドロー
    ラを設けた型枠支持用ブラケットを固定する工程と、 該アンカーボルトに取付けた型枠支持用ブラケットの型
    枠載せ台に型枠を載せて取付けると共に、次の段階で型
    枠支持用ブラケットを固定する箇所に次のアンカーボル
    トを埋込む工程と、 コンクリートを凝固させた後、型枠を脱型し、型枠を次
    の段階の型枠ガイドローラ面に沿って上方に吊り上げ、
    型枠にて次の段階の型枠載せ台をはね上げ回動し、型枠
    が上がり切った状態で次の段階の型枠載せ台を逆回転し
    て元位置に復帰させる工程と、 次の段階の型枠載せ台を元位置に復帰させた後、型枠を
    次の段階の型枠載せ台の上に載置固定する工程と、 を順次繰り返してコンクリート打設を行うことを特徴と
    するコンクリート構造物の多段階施工法。
  2. (2)構造物のコンクリートに埋込んだアンカーボルト
    に固定する型枠支持用ブラケットであって、その取付台
    には型枠ガイドローラが軸着され、かつ型枠載せ台が軸
    着されており、この型枠載せ台の先端部は、型枠がガイ
    ドローラに案内されて上昇するときその型枠にて自動的
    にはね上げられ、上から型枠が降りてくるとき型枠にて
    型枠載せ台の先端部を自動的に逆回転して元位置に戻さ
    れるように構成されていることを特徴とする型枠支持用
    ブラケット。
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