JPH02167722A - 自動車用内装材の成形方法 - Google Patents

自動車用内装材の成形方法

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Publication number
JPH02167722A
JPH02167722A JP25347389A JP25347389A JPH02167722A JP H02167722 A JPH02167722 A JP H02167722A JP 25347389 A JP25347389 A JP 25347389A JP 25347389 A JP25347389 A JP 25347389A JP H02167722 A JPH02167722 A JP H02167722A
Authority
JP
Japan
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mold
male
skin material
female
vacuum suction
Prior art date
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Pending
Application number
JP25347389A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokuo Kikuchi
菊地 徳雄
Takashi Komatsuzaki
小松崎 孝志
Akira Fukuyoshi
福吉 晃
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02167722A publication Critical patent/JPH02167722A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、予め所定形状に形成した芯材に、表皮材を真
空成形により成形しながら貼付は一体化して形成する自
動車用内装材の成形方法に関するものである。
〔従来の技術] 従来、真空吸引孔を有する雄型と雌型とからなる一対の
成形型を用いて表皮材を真空成形しながらこの表皮材を
芯材に貼付けるようにした自動車用内装材の成形方法と
しては、雄型上に予め所定形状に形成した芯材をi!I
!置し、雄型と雌型との型閉じ後に、加熱軟化された表
皮材を雌型で真空吸引して雌型形状に表皮材を形成し、
これが完了した時点で雄型へ真空吸引することにより雌
型形状に形成された表皮材を芯材に貼付は成形する方法
が採られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の技術で述べた成形方法においても、浅絞りな
どの単純形状の成形の場合には、雄型の雌型への挿入量
が比較的少ないので型閉じ中における雌型と表皮材の接
触抵抗が小さく表皮材の肉厚はある程度保持することが
できる。しかしながら、上記従来方法は、雄型と雌型の
型閉じ過程において、第7図に示すように、雄型2が雌
型1に挿入する時には雄型2上に′R置した芯材11の
先端で加熱軟化された表皮材10を押しながら型閉しす
るが、この状態の時に表皮材10の雌型1と接触するA
点と、表皮材10の芯材11との接触するB点との間の
表皮材10が延伸されることになる。
従って、特に深絞り形状の場合、上記の如く延伸される
部分は成形特における展開率が大きい上に、更にこの部
分が型閉し中に延伸されることになるので、この部分の
表皮材の肉厚が簿くなる問題点を有していた。
本発明は、雄型と雌型との型閉し時における表皮材の接
触抵抗による延伸を1lIilて、成形後における表皮
材肉厚の安定化が計れるようにした成形方法を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の成形方法において
は、雄雌型の型閉じ過程における雄型の型閉じストロー
ク中の任意の位置からこの雌型の真空吸引を開始して、
加熱軟化させた表皮材を雄型にa置された芯材の形状に
予め形成させた後、型閉めし、次いで雌型で真空吸引し
て表皮材を雌型形状に成形し、再度雄型で真空吸引して
表皮材を芯材に貼付けるように成形するものである。
また、同様の目的で、jjilIIf型の型閉じ過程に
おける雌型の型閉しストローク中の任意の位置からこの
雌型の真空吸引を開始して、加熱軟化された表皮材を雌
型形状に形成させた後、型閉めし、次いで雄型で真空吸
引して表皮材を芯材に貼付けるように成形するものであ
る。
〔作用〕
第一の発明においては、雄型の型閉しストローク中から
この雌型で真空吸引を開始して表皮材を雄型上の芯材形
状に形成するので、この雄型が雌型に挿入する際の表皮
材と雌型との接触抵抗が軽減され、表皮材の肉厚の低下
が軽減される。
また第二の発明においても、型閉し前に雌型で表皮材を
真空吸引して形成するので、第一の発明と同様に、雄型
を雌型に挿入する際の表皮材と雌型との接触抵抗が軽減
され、表皮材の肉厚低下が軽減される。
〔実施例〕
以下に本発明の成形方法について、第一発明は第1図〜
第3図を用いて、また第二発明は第4図〜第6図を用い
て説明する。
第1図は第一発明による成形方法の一実施例を示し、雄
型上昇中の型閉し過程の断面図、第2図はm雌型の型閉
じ状態の断面図で、lは雌型、2は雄型である。
上記雌型1をしぼ模様などを刻設した型とする場合には
、このしぼ模様などがよく転写できるように、例えば金
属粉を熱硬化性樹脂で接合固化して製造した真空吸引す
るための微細孔を多数有する多孔質の型とするのが望ま
しい。
なお雄型2にも上記雌型lと同様に、真空吸引するため
の真空吸引孔を設けている。上記雌型1と雄型2はそれ
ぞれ型取付13.4に取付けられると共に、油圧シリン
ダ5.6に連結されている。
7は雌型真空弁、8は雄型真空弁である。lOは、例え
ば表面側が塩化ビニル樹脂シート、裏面側がポリプロピ
レン樹脂フオームとの2Nからなるシート状の表皮材で
ある。11は射出成形やブレス成形などにより予め所定
形状に成形したポリプロピレン樹脂などからなる芯材で
、この芯材11には上記雄型2に載置した状態で雄型2
の真空吸引孔と連通ずる孔が設けられており、さらに表
面側には上記表皮材10を接着するため、ブライマー処
理の上、ゴム系などの接着材が予め塗布されている。
次に成形について説明すると、第1図に示すように、ヒ
ーターなどを用いた加熱によりドローダウンした表皮材
10を、まず芯材11を載置した雄型2の上昇中任意の
位置から雄型真空弁8を任意の時間開放して、芯材11
の形状と路間−の形状に形成させた後、雄型2が雌型1
に挿入して第2図に示すような型閉じ状態となる。
すなわち、雄型2が雌型1に挿入する時は既に、第3図
に示すように、表皮材10は芯材11の形状にほぼ沿っ
た形状に形成された状態となるようにする。
次に第2図に示したような型閉じ後、表皮材10の表面
側に雌型1に刻設したしぼ模様などを転写するため、雌
型真空弁7を任意の時間開放して雌型1で真空吸引して
表皮材10を雌型形状に成形し、これが完了次第、雄型
真空弁8を再度任意の時間開放して雄型2で真空吸引す
ることにより、既に雌型形状に成形されている表皮材l
Oの芯材11への貼付けが行われるのである。
第4図〜第6図は第1図〜第3図に示した第一発明とは
別の成形方法による第二発明の実施例を示し、第4図は
雌型での真空吸引中の断面図、第5図は雄雌型の型閉じ
状態の断面図で、雌型l。
雄型2、表皮材IO1芯材11などは前述の第一発明の
実施例の場合と同様に構成されており、その成形方法に
ついて説明すると、第4図に示すように、ヒーターなど
を用いた加熱によりドローダウンした表皮材10に雌型
lを押し当て、雌型真空弁7を任意の時間開放して表皮
材10を雌型1の形状に成形すると共に表皮材10の表
面側に雌型1に刻設したしぼ模様を転写する。その後、
雄型2が雌型lに挿入して第5図に示すような型閉じ状
態となる。
すなわち雄型2が雌型1に押入する時は既に、第6図に
示すように表皮材10は雌型1の形状に形成された状態
となるようにする。
次に雄型真空弁8を任意の時間開放して雄型2で真空吸
引して雌型1の形状に形成されている表皮材lOの芯材
11への貼付けを行うのである。
なお、上記実施例では、雌型として多孔質体からなる成
形型を用いるようにしたが、これに限らず、ドリルなど
で機械的に真空吸引孔を穿設した成形型でもよい。
また、表皮材の更なる肉厚安定化のために、第2図に示
すようにチャンバー9.9を設けるようにしてもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、以上説明したように、第一発明においては雄
雌型の型閉じ工程中に雄型で真空吸引しながら表皮材を
芯材と路間−形状に形成した後、型閉じされ、また第二
発明においては表皮材に雌型を押し当て表皮材を予め雌
型形状に真空吸引して形成した後、型閉しされるので、
いずれも型閉じ中における表皮材と雌型又は芯材との接
触抵抗が小さくなり、これにより表皮材の延伸が軽減さ
れて、結果として浅絞り形状のものは勿論、深絞り形状
のものでも安定した表皮材の肉厚とすることができる効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明による成形方法の実施例を示し
、第1図〜第3図は第一発明の実施例、第4図〜第6図
は第二発明の実施例を示すもので、第1図は型閉じ過程
における断面図、第2図は型閉し状態の断面図、第3図
は雄型の雌型への挿入時の状態を示す説明部分断面図、
第4図は雌型での真空吸引中の断面図、第5図は型閉じ
状態の断面図、第6図は雄型の雌型への挿入時の状態を
示す説明部分断面図である。 第7図は従来の成形方法における雄型の雌型への挿入時
の状態を示す説明部分断面図である。 符号の説明 l・11型       2−雄型 3.4・−型取付盤   5.6−油圧シリンダ7−・
−雌型真空弁    8−雄型真空弁9.9−チャンバ
ー  10−表皮材 11・−・芯材 代理人弁理士  廣 瀬   章 第4Ui!J 第3図 、第5図 第2図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、芯材と表皮材とからなる自動車用内装材の成形方法
    において、真空吸引孔を有する一対の雄雌の成形型の雄
    型上に、予め所定形状に形成されると共に上記雄型の真
    空吸引孔と連通する孔を設けた芯材を載置し、加熱軟化
    させた表皮材を、上記雄雌型の型閉じ工程において雄型
    で真空吸引しながら上記芯材と略同一形状に形成した後
    、型閉めし、次いで雌型で真空吸引して表皮材を雌型形
    状に成形し、再度雄型で真空吸引して成形することを特
    徴とする自動車用内装材の成形方法。 2、芯材と表皮材とからなる自動車用内装材の成形方法
    において、真空吸引孔を有する一対の雄雌の成形型の雄
    型上に、予め所定形状に形成されると共に上記雄型の真
    空吸引孔と連通する孔を設けた芯材を載置し、加熱軟化
    させた表皮材を、上記雄雌型の型閉じ工程において予め
    雌型で真空吸引して雌型形状に形成した後、型閉めし、
    次いで雄型で真空吸引して成形することを特徴とする自
    動車用内装材の成形方法。
JP25347389A 1988-09-29 1989-09-28 自動車用内装材の成形方法 Pending JPH02167722A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011189611A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Kasai Kogyo Co Ltd 積層成形品の成形方法並びに成形金型
AT516227A3 (de) * 2014-09-08 2019-11-15 Kiefel Gmbh Verfahren und Anlage zum in-mould-graining- (IMG-) Kaschieren einer Folie auf ein Trägerteil

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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AT516227B1 (de) * 2014-09-08 2020-02-15 Kiefel Gmbh Verfahren und Anlage zum in-mould-graining- (IMG-) Kaschieren einer Folie auf ein Trägerteil

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