JPH02167105A - 複数色棒状化粧料の製造方法 - Google Patents

複数色棒状化粧料の製造方法

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Publication number
JPH02167105A
JPH02167105A JP32273488A JP32273488A JPH02167105A JP H02167105 A JPH02167105 A JP H02167105A JP 32273488 A JP32273488 A JP 32273488A JP 32273488 A JP32273488 A JP 32273488A JP H02167105 A JPH02167105 A JP H02167105A
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JP
Japan
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cosmetic
cosmetic material
rod
heated
outer periphery
Prior art date
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Pending
Application number
JP32273488A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Kootani
古尾谷 仁
Tatsunari Miki
三木 達成
Kenji Takahashi
憲二 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobayashi Kose Co Ltd
Original Assignee
Kobayashi Kose Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kobayashi Kose Co Ltd filed Critical Kobayashi Kose Co Ltd
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Publication of JPH02167105A publication Critical patent/JPH02167105A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/16Refill sticks; Moulding devices for producing sticks

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は複数色棒状化粧料の製造方法、更に詳細には外
周部と内央部とに於て異なる複数の色調を有する口紅、
ファンデーション等の棒状化粧料の製造方法に関する。
(従来の技術〕 複数色の棒状化粧料を得る試みは従来より種々検討され
、例えば金型を用いて成形する方法(特公昭56−21
409号公報、特開昭54−113445号公報、同6
1−112008号公報、同63−166818号公報
)やスラリー状化粧料を棒状芯材に噴霧又は流下して成
形する方法(特開昭83−188615号公報、同63
−188616号公報)が報告せられている。
(発明が解決しようとする課題) 然しなから、これらの方法は何れも棒状化粧料自体を成
形するものに過ぎないものであったため、実際の製造に
当フては更に繰り出し容器への取り付は工程を必要とす
ると共に、該取り付は工程に於て棒状化粧料を傷つけた
り、破損してしまう等の不良品の発生が生じ易いと云う
問題があった。
また、特に金型を用いる方法の場合には、そもそも外周
部(外輪)が薄いものの成型が不可能であると共に、金
型から成形した化粧料を取り出す際、剥離不良が生じ易
い欠点があり、しかも成形の都度、金型の洗浄や剥離剤
処理が必要となり、また金型の加熱・冷却のための周辺
設備の大型化を避は得ないため、自動化による大量生産
は不向きなのが実状であった。
そこで、本発明者は斯かる実状に於て従来の問題を解決
すべく種々研究を重ねた結果、化粧料繰り出し容器に、
複数色を有する棒状化粧料を直接充填成形し得る方法を
見い出し、本発明を完成したものである。
(課題を解決するための手段〕 すなわち、本発明は筒体内に上下スライド動する中皿を
備えて成る化粧料繰り出し容器に、当該筒体上部開口部
から加熱溶融化粧料を注入した後、該注入化粧料中にそ
の上方から加熱せしめた挿入棒を差し込み、次いで冷却
固化せしめた後、当該挿入棒を引き抜いて中空化粧料部
を形成せしめ、然る後当該中空化粧料部に前記と色調を
異にする加熱溶融化粧料を注入充填せしめて冷却固化さ
せることを特徴とする複数色棒状化粧料の製造方法であ
る。
本発明に用いられる化粧料繰り出し容器は、例えば第1
図に示される如く、筒体1内に上下スライドする中皿2
を備えて構成されるものである。筒体1及び中皿2の材
質は溶融化粧料の熱に耐え得るものであれば金属、合成
樹脂等その如何を問わない。また、筒体1の形状も円筒
形、楕円筒形、角筒形等その如何を問わない。
尚、繰り出し機構は、中皿2自体は回転することなくス
トレートに上下スライドするものが特に効果的である。
本発明方法は、先ず斯かる化粧料繰り出し容器の当該筒
体1と中皿2とにより形成される中空部に、該筒体1の
上部開口部11から外周部用加熱溶融化粧料3をノズル
6等により適当量注入する。この場合中皿2の位置は、
上昇位置より下降位置が好ましい。また、注入化粧料3
の温度はその種類により適宜選定されるが、通常90〜
100℃程度が好ましい。
次いで、該注入化粧料3中にその上方から約85〜95
℃に加熱せしめた挿入棒5を差し込み、化粧料3を外周
へ押し広げる。ここに挿入棒5の形状は丸棒、角棒、星
形棒、ハート型棒等その如何を問わないと共に、その材
質も溶融化粧料の熱に耐え得るものであれば金属、合成
樹脂等その如何を問わない。また、挿入棒5としては単
なる均質棒体であってもよいが、中空棒体の内部に熱伝
導性に優れたガスを密封して構成される所謂ヒートバイ
ブを用いるのが加熱、冷却処理性に優れ、効果的である
。更にまた、後述の引き抜き操作性の点では開閉自在の
蓋部を備えた中空棒体を用いると共に、当該棒体周囲に
離型用の油を塗布して差し込み、引き抜きの際蓋部を開
けば、エアーが当該中空部より内部に入るので、有利で
ある。
次いで斯かる挿入棒5を差し込んだ状態のまま冷却し、
化粧料3を固化せしめる。ここに冷却方法はその手段の
如何を問わないが、例えば5〜15℃の冷風を適宜時間
(化粧料の厚さにより若干具なるが通常10〜20秒間
程度)送風するのが簡便である。
次いで、当該化粧料3の固化の後、挿入棒5を引き抜け
ば挿入棒5の外形に応じた中空部3aを有する化粧料部
3bが得られる。
そこで、当該中空部3aに外周部化粧料3と色調を異に
する内実部用加熱溶融化粧料4を注入充填する。尚、該
注入化粧料4としては、外周部化粧料3より溶解温度の
低いもの(通常75〜85℃)を用いるのが好ましい。
然る後、当該化粧料4を冷却、固化せしめれば、外周部
と内実部に於て異なる色調を有する棒状化粧料が直接繰
り出し容器に装着せられた状態にて得られる。ここに冷
却方法もその手段の如何を問わないが、放置冷却が簡便
である。
また、以上の操作を反復すれば、2色のみならず更に多
色の棒状化粧料を得ることも可能である。
(作用及び効果) 以上従って、本発明によれば化粧料繰り出し容器に直接
複数色り棒状化粧料を充填成形し得るので、従来の如き
当該容器への取り付は工程を必要としないため、その際
に生じる棒状化粧料の傷っけや破損等の不良品発生がな
く、極めて高品質の棒状化粧料を効率的に製造すること
ができる。
しかも、本発明によれば従来の金型法による問題点を一
掃し得、特に自動化に好適なものとして大量生産を工業
的有利に行なうことができる。
更にまた、本発明に於ては適宜形状の挿入棒を用いるこ
とにより、外周部化粧料の厚さを薄くかつ一定にするこ
とはもとより、横断面に於て種々の模様形状を呈せしめ
ることができ、需要者の好みに応じた美しい棒状化粧料
を提供し得るものである。
〔実施例〕
以下実施例を挙げて本発明を更に説明する。
実施例1(ファンデーション) A;外周部(外輪)化粧料処方 (重量%) ■マイクロクリスタリンワックス ■ワセリン ■防腐剤 B:内実部(内輪)化粧料処方 ■カルナウバロウ ■セレシン ■マイクロクリスタリンワックス ■メチルポリシロキサン ■グリセリン脂肪酸エステル ■流動パラフィン ■大豆リン脂質 ■メチルポリシクロシロキサン ■酸化チタン ■雲母チタン ■無水ケイ酸 @ナイロン末 @着色顔料 [相]防腐剤 [相]香料 [株]マイカ 40.0 59.95 0.05 (重量%) 2.5 1.5 4.0 10.0 10.0 11.0 1.0 10.0 15.0 5.0 1.0 7.0 5.0 0.05 0.2 残量 C:製法 まず、上記外周部(外輪)化粧料処方中、■及び■を9
5℃で加熱溶解し、次いでこれに■を均一に分散させて
得た溶融化粧料(温度95℃)を、内径10non、長
さ40.5mmの筒体内に上下スライド動する内径9 
mm、長さ14mmの中皿を備えて成る化粧料繰り出し
容器に、当該中皿を下降せしめた状態にて当該筒体上部
開口部から充填用ノズルにて1g注入した後、該注入化
粧料中にその上方から90℃に加熱せしめた外径8mm
の円形ヒートパイプ(日本ツアー株式会社製)を差し込
み、次いで10℃の冷風にて10秒間冷却すると共に、
ヒートパイプを70℃に低下させて化粧料を固化せしめ
た後、当該ヒートパイプを引き抜いたところ、直径8m
mの中空部を有する外周部(外輪)化粧料層(肉厚1m
m)が得られた。
そこで、当該中空部に、上記内実部(内輪)化粧料処方
中まず■〜■を85℃で加熱溶解し、次いでこれに■〜
■を均一に分散させて得た溶融化粧料(温度85℃)を
注入充填した後、放置冷却して化粧料を固化せしめて、
繰り出し容器入り内・外輪2層2色の棒状ファンデーシ
ョンを得た。
実施例2(ファンデーション) 外周部化粧料の注入量を1.8gとし、外径7mmのヒ
ートパイプを用い、10℃の冷風にて14秒間冷却し、
直径6mm、肉厚2mmの中空外周部(外輪)化粧料層
とした以外は実施例1と同様にして、繰り出し容器入り
内・外輪2層2色の棒状ファンデーションを得た。
実施例3(口紅) A:外周部(外輪)化粧料処方 ■ポリエチレンワックス ■流動パラフィン ■赤色202号 ■防腐剤 (重量%) 50.0 411.94 0、Ol 0.05 B:内実部(中輪)化粧料処方 ■マイクロクリスタリンワックス ■ボリブデン ■エステルガム ■グリセリン脂肪酸エステル ■ワセリン ■雲母チタン (重量%) 19.0 5.0 5.0 50.7 10.0 6.0 ■赤色202号 ■酸化チタン ■酸化防止剤 [相]防腐剤 ■香料 2.0 2.0 0.05 0.05 0.2 ■マイクロクリスタリンワックス  17.0■ボリブ
デン            5.0■エステルガム 
         5.0■グリセリン脂肪酸エステル
   52.7■ワセリン             
10.0■雲母チタン            6.0
■赤色226号          1.0■黄色4号
(レーキ)3.0 ■酸化防止剤           0.05[相]防
腐剤             0.050香料   
           0.2D:製法 まず、上記外周部(外輪)化粧料処方中、■及び■を1
00℃で加熱溶解し、次いでこれに■及び■を均一に分
散させて得た溶融化粧料(温度100℃)を、内径12
mm、長さ40.5mmの筒体内に上下スライド動する
内径11mm、長さ14mmの中皿を備えて成る化粧料
繰り出し容器に、当該中皿を下降せしめた状態にて当該
筒体上部開口部から充填用ノズルにて1.3g注入した
後、該注入化粧料中にその上方から90℃に加熱せしめ
た外径10+I1mの円形ヒートパイプ(日本ツアー株
式会社製)を差し込み、次いで10℃の冷風にて12秒
間冷却すると共に、ヒートパイプを75℃に低下させて
化粧料を固化せしめた後、当該ヒートパイプを引き抜い
たところ、直径10mmの中空部を有する外周部(外輪
)化粧料層(肉厚1 mm)が得られた。
そこで当該中空部に、上記内実部(中輪)化粧料処方中
まず■〜■を85℃で加熱溶解し、次いでこれに■〜0
を均一に分散させて得た溶融化粧料(温度80℃)を1
.0g注入した後、該注入化粧料中にその上方から70
℃に加熱せしめた外径8mmの円形ヒートパイプ(日本
ツアー株式会社製)を差し込み、次いで10℃の冷風に
て15秒間冷却すると共に、ヒートパイプを55℃に低
下させて化粧料を固化せしめた後、当該ヒートパイプを
引き抜いたところ、直径8mmの中空部を有する内実部
(中輪)化粧料層(肉厚1mm)が得られた。
そこで、更に当該中空部に、上記内実部(内輪)化粧料
中まず■〜■を75℃で加熱溶解し、次いでこれに■〜
0を均一に分散させて得た溶融化粧料(温度70℃)を
注入充填した後、放置冷却して化粧料を固化せしめて、
繰り出し容器入り内・中・外輪3層3色の棒状口紅を得
た。
【図面の簡単な説明】
′s1図(1)〜(8)は本発明の工程例を示す概略説
明図、第2図(1)〜(3)は各々本発明により得られ
た棒状化粧料の斜視図である。 以  上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、筒体内に上下スライド動する中皿を備えて成る化粧
    料繰り出し容器に、当該筒体上部開口部から加熱溶融化
    粧料を注入した後、該注入化粧料中にその上方から加熱
    せしめた挿入棒を差し込み、次いで冷却固化せしめた後
    、当該挿入棒を引き抜いて中空化粧料部を形成せしめ、
    然る後当該中空化粧料部に前記と色調を異にする加熱溶
    融化粧料を注入充填せしめて冷却固化させることを特徴
    とする複数色棒状化粧料の製造方法。
JP32273488A 1988-12-21 1988-12-21 複数色棒状化粧料の製造方法 Pending JPH02167105A (ja)

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JP (1) JPH02167105A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015198802A (ja) * 2014-04-09 2015-11-12 株式会社コーセー 棒状化粧料保持体
JP2016013982A (ja) * 2014-07-01 2016-01-28 株式会社トキワ 多色棒状物の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015198802A (ja) * 2014-04-09 2015-11-12 株式会社コーセー 棒状化粧料保持体
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