JPH042084B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH042084B2 JPH042084B2 JP59064824A JP6482484A JPH042084B2 JP H042084 B2 JPH042084 B2 JP H042084B2 JP 59064824 A JP59064824 A JP 59064824A JP 6482484 A JP6482484 A JP 6482484A JP H042084 B2 JPH042084 B2 JP H042084B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- powder material
- reservoir tank
- powder
- louver
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 63
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims description 63
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 18
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 9
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 8
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 claims description 6
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 4
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 4
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 15
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 12
- 235000019646 color tone Nutrition 0.000 description 7
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 6
- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 3
- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 3
- 239000004014 plasticizer Substances 0.000 description 3
- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N Nickel Chemical compound [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- ATUOYWHBWRKTHZ-UHFFFAOYSA-N Propane Chemical compound CCC ATUOYWHBWRKTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- -1 polyethylene Polymers 0.000 description 2
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 2
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 2
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000010409 thin film Substances 0.000 description 2
- 229920001944 Plastisol Polymers 0.000 description 1
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 1
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 1
- 235000002597 Solanum melongena Nutrition 0.000 description 1
- 244000061458 Solanum melongena Species 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 239000002801 charged material Substances 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005323 electroforming Methods 0.000 description 1
- 230000006698 induction Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000003350 kerosene Substances 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 238000002156 mixing Methods 0.000 description 1
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000004482 other powder Substances 0.000 description 1
- 229930015698 phenylpropene Natural products 0.000 description 1
- 239000000049 pigment Substances 0.000 description 1
- 239000004999 plastisol Substances 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 229920000642 polymer Polymers 0.000 description 1
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 1
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 1
- HJWLCRVIBGQPNF-UHFFFAOYSA-N prop-2-enylbenzene Chemical compound C=CCC1=CC=CC=C1 HJWLCRVIBGQPNF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000001294 propane Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 239000000725 suspension Substances 0.000 description 1
- 229920001169 thermoplastic Polymers 0.000 description 1
- 239000004416 thermosoftening plastic Substances 0.000 description 1
- 230000008719 thickening Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Moulding By Coating Moulds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は粉状合成樹脂成形材料、特に粉状熱可
塑性合成樹脂成形材料を用いてスラツシユ成形法
により多色化合成樹脂製表皮体を製造する方法に
関する。
塑性合成樹脂成形材料を用いてスラツシユ成形法
により多色化合成樹脂製表皮体を製造する方法に
関する。
(従来の技術)
従来、粉状合成樹脂成形材料を用いた粉末スラ
ツシユ成形法は、粉末材料を型に充満させ、予め
型の予熱を利用し、又は粉末材料の充満後加熱
し、金型表面に接した粉体を半溶融させて粘着性
を持たせて金型表面に付着させ、その後、充満し
た粉体を排出し、更に金型を加熱して付着した粉
末をフユーズさせた後、金型を冷却し、得られた
薄肉状の表皮体を脱型する1サイクル工程を有し
ており、得られた表皮体は自動車等の内装品であ
るインストルメントパネルパツド、グラブボツク
スリツド、ドアーパネル、アームレスト等の表皮
として広く採用されている。
ツシユ成形法は、粉末材料を型に充満させ、予め
型の予熱を利用し、又は粉末材料の充満後加熱
し、金型表面に接した粉体を半溶融させて粘着性
を持たせて金型表面に付着させ、その後、充満し
た粉体を排出し、更に金型を加熱して付着した粉
末をフユーズさせた後、金型を冷却し、得られた
薄肉状の表皮体を脱型する1サイクル工程を有し
ており、得られた表皮体は自動車等の内装品であ
るインストルメントパネルパツド、グラブボツク
スリツド、ドアーパネル、アームレスト等の表皮
として広く採用されている。
一方、今日、自動車内装デザイナーの要求では
自動車室内の色の多様化、多色化が望まれてお
り、1つの部品を2色、3色の色違い部分をもつ
ものが要求されている。
自動車室内の色の多様化、多色化が望まれてお
り、1つの部品を2色、3色の色違い部分をもつ
ものが要求されている。
しかし、上記の成形方法では金型に対して単一
色の材料を投入するモノトーン成形しかできなか
つたため、2色に色分けした自動車内装品の表皮
を製造する場合には予め2つの異なる色調をもつ
た表皮を別々に成形し、これをジヨイントするこ
とによつて1つの表皮体として形成し、使用して
いたため、極めて手間を要する作業になつてお
り、その改善が望まれていた。
色の材料を投入するモノトーン成形しかできなか
つたため、2色に色分けした自動車内装品の表皮
を製造する場合には予め2つの異なる色調をもつ
た表皮を別々に成形し、これをジヨイントするこ
とによつて1つの表皮体として形成し、使用して
いたため、極めて手間を要する作業になつてお
り、その改善が望まれていた。
(発明が解決しようとする問題点)
本発明は叙上の如き実状に対処し、粉末スラツ
シユ成形において表皮体を多色化し、かつ、鮮明
に色調領域間の見切り線を発現させる表皮体を一
体に、効率よく成形することを課題とし、とりわ
け、上記従来法の難点が金型ならびに金型への粉
末材料の供給に問題があることを見出し、その解
決を図らんとするものである。
シユ成形において表皮体を多色化し、かつ、鮮明
に色調領域間の見切り線を発現させる表皮体を一
体に、効率よく成形することを課題とし、とりわ
け、上記従来法の難点が金型ならびに金型への粉
末材料の供給に問題があることを見出し、その解
決を図らんとするものである。
(問題点を解決するための手段)
しかして、上記問題点を解決する本発明の特徴
とするところは、金型を底面に凸状の仕切壁を設
けて複数個の領域に区分した構造となすと共に、
開閉可能なルーバーを備えて粉末材料を収容し前
記金型に設定された1つの領域に脱着可能な小型
リザーバータンク及び前記小型リザーバータンク
と同じく開閉可能なルーバーを備え、小型リザー
バータンク内に収容した材料と色調の異なる粉末
材料を収容した金型の全領域に接離可能な大型リ
ザーバータンクとを利用し、前記粉末材料を収容
した小型リザーバータンクと金型の少なくとも一
領域を金型の開口部が下向きになるように密着固
定して両者を回転せしめることによつて前記粉末
材料を開いたルーバーを通じて金型内に投入し充
満させて予め加熱された金型の表面に付着させた
後、両者を回転することによつて粉末材料を金型
から小リザーバータンクへ排出し、次いで、大型
リザーバータンクを金型の全領域と合体させ両者
を回転することによつて開いたルーバーを通じて
金型内に前記粉末材料と異なる色の材料を投入、
充満させた後、再度両者を回転して粉末材料を金
型から大型リザーバータンクへ排出し、その後、
金型内付着粉末材料の溶融、金型冷却、表皮体の
脱型を行なう多色化合成樹脂製表皮体の製造法に
ある。
とするところは、金型を底面に凸状の仕切壁を設
けて複数個の領域に区分した構造となすと共に、
開閉可能なルーバーを備えて粉末材料を収容し前
記金型に設定された1つの領域に脱着可能な小型
リザーバータンク及び前記小型リザーバータンク
と同じく開閉可能なルーバーを備え、小型リザー
バータンク内に収容した材料と色調の異なる粉末
材料を収容した金型の全領域に接離可能な大型リ
ザーバータンクとを利用し、前記粉末材料を収容
した小型リザーバータンクと金型の少なくとも一
領域を金型の開口部が下向きになるように密着固
定して両者を回転せしめることによつて前記粉末
材料を開いたルーバーを通じて金型内に投入し充
満させて予め加熱された金型の表面に付着させた
後、両者を回転することによつて粉末材料を金型
から小リザーバータンクへ排出し、次いで、大型
リザーバータンクを金型の全領域と合体させ両者
を回転することによつて開いたルーバーを通じて
金型内に前記粉末材料と異なる色の材料を投入、
充満させた後、再度両者を回転して粉末材料を金
型から大型リザーバータンクへ排出し、その後、
金型内付着粉末材料の溶融、金型冷却、表皮体の
脱型を行なう多色化合成樹脂製表皮体の製造法に
ある。
(実施例)
以下、上記本発明方法の具体的な実施態様を添
付図面に従つて説明する。
付図面に従つて説明する。
第1〜第8図は本発明において使用する金型、
金型を設置した金型装置および各過程を断面図で
示したものであり、金型装置1は開口部をもつ金
型2が型支持部材3に設置され、軸15を中心と
して回転可能で、金型2の外側には第2図に示す
ように5〜15mmの間隔をおいて鉄製ジヤケツト4
が配置されている。前記金型2とジヤケツト4に
よつて形成された空間部5には重アリルベンゼン
系等の熱媒オイルが流入し、金型を加熱冷却させ
ている。この熱媒オイルは加熱系で210〜270℃、
冷却系で20〜50℃の2系統をもち、加熱時には加
熱系を、冷却時には冷却系をジヤケツト4と金型
2間の空間部5に流入させて金型2の温度調節を
行なう。勿論、金型2の表面に前記オイルを流す
ためのパイプを配管して金型2の温度調節をして
もよく、それ以外に高周波誘導加熱、プロパンガ
ス、灯油等の燃焼熱を吹き付ける等の方法を採用
してもよく、また、冷却時には水をスプレーによ
つて噴霧してもよい。
金型を設置した金型装置および各過程を断面図で
示したものであり、金型装置1は開口部をもつ金
型2が型支持部材3に設置され、軸15を中心と
して回転可能で、金型2の外側には第2図に示す
ように5〜15mmの間隔をおいて鉄製ジヤケツト4
が配置されている。前記金型2とジヤケツト4に
よつて形成された空間部5には重アリルベンゼン
系等の熱媒オイルが流入し、金型を加熱冷却させ
ている。この熱媒オイルは加熱系で210〜270℃、
冷却系で20〜50℃の2系統をもち、加熱時には加
熱系を、冷却時には冷却系をジヤケツト4と金型
2間の空間部5に流入させて金型2の温度調節を
行なう。勿論、金型2の表面に前記オイルを流す
ためのパイプを配管して金型2の温度調節をして
もよく、それ以外に高周波誘導加熱、プロパンガ
ス、灯油等の燃焼熱を吹き付ける等の方法を採用
してもよく、また、冷却時には水をスプレーによ
つて噴霧してもよい。
次に、本発明方法において使用する前記金型2
は、例えば自動車用ドアーパネルの軟質塩化ビニ
ル表皮を成形するものであり、通常その金型の厚
みは2.5〜5.0mmのニツケル電鋳型が使用され、開
口部6と底面7のほゞ中央部には突出した仕切壁
8を有し、金型2を2つの領域9,9′に区分し
ている。勿論、仕切壁8を1つ以上設けて複数個
の領域を設定してもよい。
は、例えば自動車用ドアーパネルの軟質塩化ビニ
ル表皮を成形するものであり、通常その金型の厚
みは2.5〜5.0mmのニツケル電鋳型が使用され、開
口部6と底面7のほゞ中央部には突出した仕切壁
8を有し、金型2を2つの領域9,9′に区分し
ている。勿論、仕切壁8を1つ以上設けて複数個
の領域を設定してもよい。
一方、使用されるリザーバータンクは前記金型
2の各領域9,9′に脱着可能な小型リザーバー
タンク10と金型2の全領域に脱着可能な大型リ
ザーバータンク11の2種があり、これらのタン
ク内には夫々異なつた色調の粉末材料が投入され
る。
2の各領域9,9′に脱着可能な小型リザーバー
タンク10と金型2の全領域に脱着可能な大型リ
ザーバータンク11の2種があり、これらのタン
ク内には夫々異なつた色調の粉末材料が投入され
る。
上記小型、大型のリザーバータンク10,11
は大きさが異なるだけで同じ形状をなしており、
何れもその開口している部分には粉末材料を一度
に金型2へ投入するように開閉可能なルーバー1
2が設置され、また、上端の一部であつて金型の
仕切壁8と接触する部分には、例えばシリコン等
耐熱性ゴムのガスケツト13が厚さ5〜20mmで付
着され、金型2とのシールを完全にして粉末材料
が漏れないように工夫されていて、更に前記ルー
バー12の上側には圧縮空気を通すパイプが配管
されており、首振回転式のエアーノズル14が取
り付けられている。
は大きさが異なるだけで同じ形状をなしており、
何れもその開口している部分には粉末材料を一度
に金型2へ投入するように開閉可能なルーバー1
2が設置され、また、上端の一部であつて金型の
仕切壁8と接触する部分には、例えばシリコン等
耐熱性ゴムのガスケツト13が厚さ5〜20mmで付
着され、金型2とのシールを完全にして粉末材料
が漏れないように工夫されていて、更に前記ルー
バー12の上側には圧縮空気を通すパイプが配管
されており、首振回転式のエアーノズル14が取
り付けられている。
また、前記の小型タンク10の側壁には図示し
ていないが金型装置と合体せしめるようなクラン
プ又はトグル等の留め金が取付けられ、これを用
いて前記金型装置1に設けた軸15を中心として
自由に回転できるようになつている。
ていないが金型装置と合体せしめるようなクラン
プ又はトグル等の留め金が取付けられ、これを用
いて前記金型装置1に設けた軸15を中心として
自由に回転できるようになつている。
勿論、本発明では必らずしも上記のように金型
2を型支持部材3にのせた金型装置1を使用する
必要はなく、単に金型2のみを使用することも可
能で、この場合には金型2は後述する各工程ごと
に金型2を熱風炉等に入れて温度調節する。
2を型支持部材3にのせた金型装置1を使用する
必要はなく、単に金型2のみを使用することも可
能で、この場合には金型2は後述する各工程ごと
に金型2を熱風炉等に入れて温度調節する。
次に上述のような金型装置1と小型、大型リザ
ーバータンク10,11を用いて成形を開始する
場合について述べると、まず、金型装置1は第1
図、第2図の如く金型の開口部6が下向き水平と
なるように回転させ静止させる。一方、粉末材料
を収容した小型リザーバータンク10は第4図の
如く金型装置1より下方又は後方に位置してお
り、油圧又は空気圧によつて上方へ移動して金型
2の1つの領域9′と合体し、前記留め金によつ
て固定される。
ーバータンク10,11を用いて成形を開始する
場合について述べると、まず、金型装置1は第1
図、第2図の如く金型の開口部6が下向き水平と
なるように回転させ静止させる。一方、粉末材料
を収容した小型リザーバータンク10は第4図の
如く金型装置1より下方又は後方に位置してお
り、油圧又は空気圧によつて上方へ移動して金型
2の1つの領域9′と合体し、前記留め金によつ
て固定される。
この時、金型2は所定温度に加熱もしくは余熱
されるが、具体的には金型2とジヤケツト4内の
空間に高温加熱系の熱媒オイルを流入して金型2
を投入する粉末材料が部分的に溶融し金型表面に
付着する温度まで上昇させる。例えば粉末材料1
6が塩化ビニル樹脂であつて粉末表面に可塑剤、
安定剤、滑剤そして顔料を含浸させたドライ.ゾ
ル粉末では該粉末材料のゲル化が始まり、粉末表
面が粘着性を帯びる通常120℃〜180℃に調整して
おく。また、他の熱可塑性樹脂では表面の溶融が
始まり粘着性を帯びる温度が適切である。なお、
この工程において金型温度と成形時間との関係は
第10図の領域Aに該当している。
されるが、具体的には金型2とジヤケツト4内の
空間に高温加熱系の熱媒オイルを流入して金型2
を投入する粉末材料が部分的に溶融し金型表面に
付着する温度まで上昇させる。例えば粉末材料1
6が塩化ビニル樹脂であつて粉末表面に可塑剤、
安定剤、滑剤そして顔料を含浸させたドライ.ゾ
ル粉末では該粉末材料のゲル化が始まり、粉末表
面が粘着性を帯びる通常120℃〜180℃に調整して
おく。また、他の熱可塑性樹脂では表面の溶融が
始まり粘着性を帯びる温度が適切である。なお、
この工程において金型温度と成形時間との関係は
第10図の領域Aに該当している。
次いで、小型リザーバータンク10と金型装置
1を合体させたまま180゜回転させルーバー12を
開くことによつて粉末材料16を金型の1つの領
域9′に投入し充満させる。(第5図参照) これは第10図にあつては領域Bに該当するも
のである。
1を合体させたまま180゜回転させルーバー12を
開くことによつて粉末材料16を金型の1つの領
域9′に投入し充満させる。(第5図参照) これは第10図にあつては領域Bに該当するも
のである。
その後、更に小型リザーバータンク10と金型
装置1を180゜回転して、元の状態に戻し、ルーバ
ー12を開き粉末材料16を小型リザーバータン
ク10に回収した後、エアーノズル14から圧縮
空気を金型の領域9内へ吹き込んで余剰の材料1
6を金型表面からかき落す。(第10図の領域B) その後、続いて留め金をはずし金型装置1と小
型リザーバータンク10を分離し、小型リザーバ
ータンク10を金型装置1の回転圏外へ移動させ
る。この時、金型2は120℃〜180℃であり、前工
程と同じ温度に設定しておく。
装置1を180゜回転して、元の状態に戻し、ルーバ
ー12を開き粉末材料16を小型リザーバータン
ク10に回収した後、エアーノズル14から圧縮
空気を金型の領域9内へ吹き込んで余剰の材料1
6を金型表面からかき落す。(第10図の領域B) その後、続いて留め金をはずし金型装置1と小
型リザーバータンク10を分離し、小型リザーバ
ータンク10を金型装置1の回転圏外へ移動させ
る。この時、金型2は120℃〜180℃であり、前工
程と同じ温度に設定しておく。
以上の小型リザーバータンク10による供給、
回収が終ると、次いで金型全体をかぶせることの
できる大型リザーバータンク11内に該材料と色
調の異なる粉末材料17を収容し、金型装置1と
大型リザーバータンク11と合体させるが、この
時、ルーバー12を閉じておく。そして、再び金
型装置1と大型リザーバータンク11を180゜回転
させて、ルーバー12を開けると共に該粉末材料
17を金型2の全領域に投入し充満させる。この
工程において成形品の厚み付けを行なうために金
型温度が約150℃〜190℃になるまで高温の加熱系
熱媒オイルを流入し、昇温後、2〜15時間粉末材
料17を金型内にとどめる。(第8図参照、第1
0図では領域Cに対応する) かくして、前記厚み付け完了後、再び金型装置
1と大型リザーバータンク11の合体物を180゜回
転させて元の位置へ戻し、粉末材料17を大型リ
ザーバータンク11内に回収する。この時、金型
2内に圧縮空気をエアーノズル14から噴射して
非ゲル化粉末を金型表面から除去する。金型表面
には半溶融薄膜18が形成され付着している。こ
れは第10図においてD領域に対応する。
回収が終ると、次いで金型全体をかぶせることの
できる大型リザーバータンク11内に該材料と色
調の異なる粉末材料17を収容し、金型装置1と
大型リザーバータンク11と合体させるが、この
時、ルーバー12を閉じておく。そして、再び金
型装置1と大型リザーバータンク11を180゜回転
させて、ルーバー12を開けると共に該粉末材料
17を金型2の全領域に投入し充満させる。この
工程において成形品の厚み付けを行なうために金
型温度が約150℃〜190℃になるまで高温の加熱系
熱媒オイルを流入し、昇温後、2〜15時間粉末材
料17を金型内にとどめる。(第8図参照、第1
0図では領域Cに対応する) かくして、前記厚み付け完了後、再び金型装置
1と大型リザーバータンク11の合体物を180゜回
転させて元の位置へ戻し、粉末材料17を大型リ
ザーバータンク11内に回収する。この時、金型
2内に圧縮空気をエアーノズル14から噴射して
非ゲル化粉末を金型表面から除去する。金型表面
には半溶融薄膜18が形成され付着している。こ
れは第10図においてD領域に対応する。
その後、留め金をはずして大型リザーバータン
ク11を金型装置1の回転半径外の位置まで下降
させ、加熱系の熱媒オイルを流して金型温度を20
℃に調節して半溶融薄膜18を完全にフユーズす
る。(第10図においてE領域に対応) 以上の各工程が終ると続いて、前記加熱系の熱
媒オイルの代りに金型2とジヤケツト4間の空間
5に20〜50℃の冷却系熱媒オイルを流し金型2を
70〜100℃まで冷却する。(第10図において領域
Fに対応) このようにして成形を終え、冷却後は金型内面
に付着した厚み0.5mm〜2.0mmに調整した表皮体1
9を入力により脱型する。この時、金型装置1は
表皮体19を脱型しやすい角度方向に保持してお
く。(第9図参照) なお、上記本発明方法において用いた上記金型
装置1は前述の如く軸15によつて支持体(図示
せず)に固定され、軸15のまわりで自在に回転
するようになつており、また、小型、大型リザー
バータンク10,11は何れも油圧、空気圧等の
シリンダーリトラクターによつて上下移動する揚
重機(図示せず)等に設置されているが、金型装
置1とリザーバータンクが合体し回転している間
は揚重機はこの合体品の回転半径外に位置してい
る。
ク11を金型装置1の回転半径外の位置まで下降
させ、加熱系の熱媒オイルを流して金型温度を20
℃に調節して半溶融薄膜18を完全にフユーズす
る。(第10図においてE領域に対応) 以上の各工程が終ると続いて、前記加熱系の熱
媒オイルの代りに金型2とジヤケツト4間の空間
5に20〜50℃の冷却系熱媒オイルを流し金型2を
70〜100℃まで冷却する。(第10図において領域
Fに対応) このようにして成形を終え、冷却後は金型内面
に付着した厚み0.5mm〜2.0mmに調整した表皮体1
9を入力により脱型する。この時、金型装置1は
表皮体19を脱型しやすい角度方向に保持してお
く。(第9図参照) なお、上記本発明方法において用いた上記金型
装置1は前述の如く軸15によつて支持体(図示
せず)に固定され、軸15のまわりで自在に回転
するようになつており、また、小型、大型リザー
バータンク10,11は何れも油圧、空気圧等の
シリンダーリトラクターによつて上下移動する揚
重機(図示せず)等に設置されているが、金型装
置1とリザーバータンクが合体し回転している間
は揚重機はこの合体品の回転半径外に位置してい
る。
また、上記実施例ではツートーン表皮体に関す
るものであるが、本発明では同様のことを繰り返
し3色、4色の表皮体を成形できるものであり、
この場合、金型に設ける仕切壁を複数個設けるこ
とによつて領域を複数に区分し、かつ小型リザー
バータンクを複数用いて夫々の小型リザーバータ
ンク10に夫々異なる色調をもつ粉末材料を収容
した小型リザーバータンクと金型の各領域を合体
させることによりその領域に夫々の色調をもつ表
皮体を成形することが可能となる。
るものであるが、本発明では同様のことを繰り返
し3色、4色の表皮体を成形できるものであり、
この場合、金型に設ける仕切壁を複数個設けるこ
とによつて領域を複数に区分し、かつ小型リザー
バータンクを複数用いて夫々の小型リザーバータ
ンク10に夫々異なる色調をもつ粉末材料を収容
した小型リザーバータンクと金型の各領域を合体
させることによりその領域に夫々の色調をもつ表
皮体を成形することが可能となる。
ここで、前記本発明方法で用いる粉末材料とし
ては前述のようにポリ塩化ビニル粉末材料のポー
ラスな粒子形状をもつものに可塑剤、安定剤、滑
剤等を吸着させた粒径10〜15μのものの外、同じ
くポリ塩化ビニル懸濁重合品を可塑剤、安定剤、
滑剤等と混練し、ゲル化後、冷却し粉砕法等で粉
体化したもの、あるいはそれ以外にポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなる各
種粉末材料が含まれ、これらも同様に使用するこ
とができる。この場合、各粉末材料に適した溶融
温度が夫々選ばれることは当然である。
ては前述のようにポリ塩化ビニル粉末材料のポー
ラスな粒子形状をもつものに可塑剤、安定剤、滑
剤等を吸着させた粒径10〜15μのものの外、同じ
くポリ塩化ビニル懸濁重合品を可塑剤、安定剤、
滑剤等と混練し、ゲル化後、冷却し粉砕法等で粉
体化したもの、あるいはそれ以外にポリエチレ
ン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂からなる各
種粉末材料が含まれ、これらも同様に使用するこ
とができる。この場合、各粉末材料に適した溶融
温度が夫々選ばれることは当然である。
また、金型の形状も図示例に必ずしも拘束され
るものでなく、目的を逸脱しない範囲において適
宜改変可能であることは云う迄もない。
るものでなく、目的を逸脱しない範囲において適
宜改変可能であることは云う迄もない。
(発明の効果)
以上のように本発明方法は、金型に仕切壁を設
け領域を区分することによつて、区分された領域
に開閉可能なルーバーをもつ小型リザーバータン
ク内に収容した粉末材料をこの領域の金型表面に
付着させ、更に金型全体をかぶせることが可能な
大型リザーバータンク内に前記粉末材料と色調の
異なる材料を全領域に付着させ完全に溶融させる
ことによつて色調の異なる表皮体を成形する方法
であり、開閉可能なルーバーを備えた大小のリザ
ーバータンクを用いて色調の異なる粉末材料を金
型内に投入、充満させることにより従来法に比し
遥かに容易に上記色調の異なる表皮体を製造出来
ることが可能となり、また、金型に仕切壁で区分
し、隣接する領域へ投入して粉末材料が漏れず、
しかも投入した材料を金型表面に付着させるため
に成形された表皮体の色調間の見切線が明確に出
現する特長を有する。この見切線を明確に表現す
るのはおよそ液状のプラスチゾルを用いたスラツ
シユ成形では不可能であり、粉末材料を用いたス
ラツシユ成形において始めて可能となつたもので
ある。
け領域を区分することによつて、区分された領域
に開閉可能なルーバーをもつ小型リザーバータン
ク内に収容した粉末材料をこの領域の金型表面に
付着させ、更に金型全体をかぶせることが可能な
大型リザーバータンク内に前記粉末材料と色調の
異なる材料を全領域に付着させ完全に溶融させる
ことによつて色調の異なる表皮体を成形する方法
であり、開閉可能なルーバーを備えた大小のリザ
ーバータンクを用いて色調の異なる粉末材料を金
型内に投入、充満させることにより従来法に比し
遥かに容易に上記色調の異なる表皮体を製造出来
ることが可能となり、また、金型に仕切壁で区分
し、隣接する領域へ投入して粉末材料が漏れず、
しかも投入した材料を金型表面に付着させるため
に成形された表皮体の色調間の見切線が明確に出
現する特長を有する。この見切線を明確に表現す
るのはおよそ液状のプラスチゾルを用いたスラツ
シユ成形では不可能であり、粉末材料を用いたス
ラツシユ成形において始めて可能となつたもので
ある。
勿論、以上に止まらず、色調の異なる粉末材料
を入れるリザーバータンクを用い、これには開閉
可能なルーバーを設けて、これを金型と密接固定
し、これらを回転させるところから、粉末材料を
金型へ投入ならびに金型からリザーバータンクへ
排出することができ、しかもこれらの工程時には
粉末材料の飛散がないため、色調の異なる夫々の
粉末材料が混合することが防止できると共に材料
損失を防止し、材料を節減することができるなど
の種々の顕著な効果が期待される。
を入れるリザーバータンクを用い、これには開閉
可能なルーバーを設けて、これを金型と密接固定
し、これらを回転させるところから、粉末材料を
金型へ投入ならびに金型からリザーバータンクへ
排出することができ、しかもこれらの工程時には
粉末材料の飛散がないため、色調の異なる夫々の
粉末材料が混合することが防止できると共に材料
損失を防止し、材料を節減することができるなど
の種々の顕著な効果が期待される。
第1図は本発明方法に用いる金型装置の斜視
図、第2図は第1図のX−X断面図、第3図は小
型リザーバータンクの縦断面図、第4図ないし第
9図は本発明方法の製造工程を順次示す各工程概
要説明図で、第6図は第5図拡大図、第10図は
本発明の成形時間と金型温度との関係を示す図表
である。 1……金型装置、2……金型、3……型支持部
材、4……ジヤケツト、6……開口部、7……底
面、8……仕切壁、9,9′……複数の各領域、
10……小型リザーバータンク、11……大型リ
ザーバータンク、16,17……粉末材料、19
……表皮体。
図、第2図は第1図のX−X断面図、第3図は小
型リザーバータンクの縦断面図、第4図ないし第
9図は本発明方法の製造工程を順次示す各工程概
要説明図で、第6図は第5図拡大図、第10図は
本発明の成形時間と金型温度との関係を示す図表
である。 1……金型装置、2……金型、3……型支持部
材、4……ジヤケツト、6……開口部、7……底
面、8……仕切壁、9,9′……複数の各領域、
10……小型リザーバータンク、11……大型リ
ザーバータンク、16,17……粉末材料、19
……表皮体。
Claims (1)
- 1 予め加熱した金型内に粉末材料を投入し充満
した後、余剰の粉末材料を排出し、次いで金型表
面に半溶融し付着した粉末材料を溶融せしめ、そ
の後、金型を冷却し、得られた表皮体を脱型する
合成樹脂製表皮体の製造法において、金型を底面
に凸状の仕切壁を設けて複数個の領域に区分した
金型とすると共に、開閉可能なルーバーを備えて
粉末材料を収容し前記金型に区分された領域に脱
着可能な小型リザーバータンクと、同じく開閉可
能なルーバーを備えて前記小型リザーバータンク
内に収容した材料と色調の異なる粉末材料を収容
し金型全領域に脱着可能な大型リザーバータンク
とを使用し、前記粉末材料を収容した小型リザー
バータンクを先ず金型の少なくとも1つの領域に
金型の開口部が下向きになるように密着固定し、
ルーバーを開いて前記粉末材料を金型の少なくと
も1つの領域に投入し充満させて予め加熱された
前記金型の表面に付着させた後、小型リザーバー
タンクと金型を180゜回転し余剰の粉末材料を金型
から小型リザーバータンクに排出し、次いで前記
粉末材料と色調の異なる粉末材料を収容した大型
リザーバータンクを金型の全領域と合体させ、ル
ーバーを開いて金型内に該粉末材料を投入し充満
させて金型の表面に付着させた後、大型リザーバ
ータンクと金型を180゜回転し、余剰の粉末材料を
金型から大型リザーバータンクへ排出し、その後
金型内付着粉末材料の溶融、金型冷却および表皮
体の脱型を行ない表皮体を製造することを特徴と
する多色化合成樹脂製表皮体の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6482484A JPS60208210A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 多色化合成樹脂製表皮体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6482484A JPS60208210A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 多色化合成樹脂製表皮体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60208210A JPS60208210A (ja) | 1985-10-19 |
JPH042084B2 true JPH042084B2 (ja) | 1992-01-16 |
Family
ID=13269383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6482484A Granted JPS60208210A (ja) | 1984-03-31 | 1984-03-31 | 多色化合成樹脂製表皮体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60208210A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4923657A (en) * | 1984-09-24 | 1990-05-08 | Davidson Textron Inc. | Method for making plastic parts |
US6524509B1 (en) * | 2000-08-16 | 2003-02-25 | Textron Automotive Company Inc. | Method for casting multicolored parts for automotive interior applications |
US7641953B2 (en) | 2005-12-02 | 2010-01-05 | Visteon Global Technologies, Inc. | Component for a vehicle interior having a soft-feel touch |
DE102006046590A1 (de) | 2006-09-30 | 2008-04-03 | Benecke-Kaliko Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Formhäuten aus mehreren Kunststoffen |
DE102007013449A1 (de) | 2007-03-21 | 2008-09-25 | Benecke-Kaliko Ag | Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Formhäuten aus mehreren Kunststoffen |
DE102008018989B3 (de) * | 2008-04-14 | 2009-08-20 | Intier Automotive Eybl Interiors Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Innenverkleidungsteilen für Kraftfahrzeuge mit einer Kunststoff-Formhaut |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59159309A (ja) * | 1983-03-01 | 1984-09-08 | Inoue Mtp Co Ltd | 多色表皮材の成形方法 |
-
1984
- 1984-03-31 JP JP6482484A patent/JPS60208210A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59159309A (ja) * | 1983-03-01 | 1984-09-08 | Inoue Mtp Co Ltd | 多色表皮材の成形方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60208210A (ja) | 1985-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4562025A (en) | Mold method and apparatus for multi-color plastic shells | |
US4610620A (en) | Apparatus for molding plural colored plastic hollow shells | |
RU2010713C1 (ru) | Устройство для формования двухцветных тонкостенных пластмассовых оболочек | |
US4780345A (en) | Mold method and apparatus for multi-color plastic shells | |
US4634360A (en) | Rotational mold for making multi-color plastic shells | |
US5316715A (en) | Method and apparatus for producing multi-color shells utilizing an indexing divider mold | |
EP0476742B2 (en) | Method for slush moulding articles, such as simulated leather or similar articles, of two or more colours from thermoplastic, thermosetting or elastomeric resins in powder form and apparatus for implementing the method. | |
US4692293A (en) | Mold method for multi-color plastic shells | |
US3217078A (en) | Process for molding hollow articles from thermoplastic materials | |
KR950005706B1 (ko) | 다색 플라스틱 비닐 쉘의 몰딩용 몰드와 분말상자 조립체 및 그의 몰딩 방법 | |
CA1311895C (en) | Apparatus for molding two-tone colored plastic shells | |
US5046941A (en) | Apparatus for molding multicolor thin wall plastic shell | |
JPH042084B2 (ja) | ||
US4938906A (en) | Process for molding multi-colored plastic shells | |
JPH0212733B2 (ja) | ||
JPS60242019A (ja) | 表皮材の成形方法 | |
JPH0355219A (ja) | 多色表皮材の製造方法 | |
EP0307005A2 (en) | Multi-colour plastic shells | |
JPS59156710A (ja) | 多色表皮材の成形方法および成形型 | |
US4519762A (en) | Multi-mold molding apparatus for producing a molded skin product | |
JPH0233507B2 (ja) | Goseijushihyohitainoseizoho | |
JPS60228114A (ja) | 合成樹脂表皮体の製造法 | |
CA1271611A (en) | Multi-color plastic shells | |
CA1249317A (en) | Integrally cast plural colored plastic shells for automobile parts | |
GB2121345A (en) | Method of rotary moulding a plastics article |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |