JPH0216693Y2 - - Google Patents

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JPH0216693Y2
JPH0216693Y2 JP16151185U JP16151185U JPH0216693Y2 JP H0216693 Y2 JPH0216693 Y2 JP H0216693Y2 JP 16151185 U JP16151185 U JP 16151185U JP 16151185 U JP16151185 U JP 16151185U JP H0216693 Y2 JPH0216693 Y2 JP H0216693Y2
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operating
pipe
wedge body
outer horizontal
pipes
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は寝台の側部に構成して布団等のずり落
ちや患者等の転落を防止するための側柵に関する
もので、特に常時立設状態の案内支柱を設けずに
側柵本体を上側の使用位置と下側の不使用位置に
上下動させるようにした側柵に関するものであ
る。
(従来の技術) 常時立設状態の案内支柱を設けずに側柵本体を
上下動させて使用位置と不使用位置に至らせるよ
うに構成した側柵としては、例えば実公昭56−
51811号公報に開示されるように、側柵本体を平
行リンク機構で構成したものがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながらこのように平行リンク機構によつ
て上下動させるものでは、側柵本体の横桟部材は
上昇位置と下降位置で横方向に移動するので、必
ずかかる移動に見合つたペースを設けておかなけ
ればならず、このスペースは使用時の高さが高く
なる程大きくなる。従つて寝台の側部の全体ある
いはほぼ全体に渡つて側柵を構成することはでき
ない。またかかる機構では高さを適宜位置で固定
する機構を構成し難い。
本考案は以上の従来の欠点を解決することを目
的とするもので、以下実施例に対応する図面に基
づいて詳述する。
(問題点を解決するための手段) 符号1は外側横パイプであり、この外側横パイ
プ1の複数を平行リンク機構を構成するように適
数の回動支持杆2に固定する。符号3は前記外側
横パイプ1の夫々に一端側を挿入した内側横パイ
プであり、これらの内側横パイプ3の夫々の他端
側を他の回動支持杆4に回動自在に固定する。そ
して前記内側横パイプ3のいずれかの一端側に、
先細りの作動体5により楔体6を突出自在に設け
ると共に、他端側に操作杆7を介して前記作動体
5を移動操作する操作部材8を設け、該作動体5
を先端方向に付勢するばね9を適所に設ける。図
に示す実施例では楔体6を球体とし、これを内側
横パイプ3に設けた緩い穴10から作動体5によ
り突出させて外側横パイプ1の内側に圧接する構
成であるが、楔体6の形状並びに作動体5により
楔体6を突出させる構成は、この他適宜に構成し
て良い。また図に示す実施例では、操作部材8
は、前記内側横パイプ3の外側に嵌合した筒体と
して構成し、その内側に設けた支持ピン11を内
側横パイプ3に形成した一対の傾斜孔12に係合
させて、回動により内側横パイプ3に沿つて移動
自在とし、そして前記支持ピン11に操作杆7の
一側を係合して前記作動体5を移動操作する構成
である。この他操作部材8はレバー機構等の適宜
の構成を適用することができる。本考案の側柵は
以上の構成に於いて、図に示す実施例のように前
記回動支持杆2,4を共通の支持杆13に夫々回
動自在に突設して支持する構成とすると共に該支
持杆13に適宜の取付部材14を設けて、寝台等
の側部フレーム15に着脱が容易なように取り付
けるように構成しても良いし、かかる支持杆13
を設けずに直接に側部フレーム15に前記回動支
持杆2,4を回動自在に取り付けるように構成す
る等、寝台等の側部への取り付け方法は適宜であ
る。尚、図に示す実施例に於いて取付部材14
は、支持杆13の横側に上下方向の取付金具16
を設け、この金具16の上部に下方に向つた突出
部17を形成し、この突出部17を側部フレーム
15に形成した嵌合部18に嵌合して支持すると
共に、取付金具16の下部に、該側部フレーム1
5の下側に係合する係合金具19を固定する構成
である。
(作用) 以上の構成に於いて、まず楔体6の作用を無視
して動作を説明する。外側横パイプ1は平行リン
ク機構を構成する回動支持杆2によつて平行に昇
降するので、これに一端側を挿入した内側横パイ
プ3も同時に、回動支持杆4の回動と共に昇降す
る。回動支持杆4の回動方向は回動支持杆2の回
動方向と逆であるので、外側横パイプ1と内側横
パイプ3を合わせた長さは、上昇により長くな
り、そして下降により短かくなる。こうして上昇
した状態に於いては長い状態として使用すること
ができる。前述した通り外側横パイプ1は平行リ
ンク機構により規制されて昇降し、これと共に内
側横パイプ3が昇降するので、外側横パイプ1あ
るいは内側横パイプ3の少なくとも一方を操作し
て昇降させることができる。
次に楔体6の作用を含めた動作を説明する。ま
ず操作部材8を操作していない場合に於いては、
第3図bに示すように作動体5はばね9により付
勢されて先端側に移動して、楔体6を外側方向に
押圧しており、従つて楔体6は穴10を介して外
側横パイプ1の内側に圧接している。かかる状態
に於いて、内、外側横パイプ3,1を下降させる
方向の外力が加わつた場合、この外力は相対的に
内側横パイプ3を外側横パイプ1内に更に挿入す
る方向に作用する。ところが、この方向は楔体6
が作動体5の太径側に移動して、この作動体5が
楔体6を更に外側に押圧する方向であるので、楔
体6はいわゆる食込み方向となつて外側横パイプ
1に強固に圧接してその移動を阻止し、こうして
外力による内、外側横パイプ3,1の下降を防止
することができる。これと逆に、内、外側横パイ
プ3,1を上昇させる方向の外力が加わつた場合
には、この外力は相対的に内側横パイプ3が外側
横パイプ1から抜かれる方向に作用するので、楔
体6は作動体5の細径側に移動し、いわゆる逃げ
方向となるので、この方向に於いては外側横パイ
プ1と内側横パイプ3の相対的移動が可能であ
り、即ち内、外側横パイプ3,1の上昇は外力に
よつて行なうことができる。
次に操作部材8を操作し、操作杆7により、作
動体5をばね9の付勢に抗して移動すると、第5
図に示すように作動体5の先端側の細径部に楔体
6が対応するようになるので、この楔体6は最早
外側横パイプ1に圧接しなくなり、従つて、内、
外側横パイプ3,1は自由に相対移動が可能とな
つて、内、外側横パイプ3,1を下降することが
できる。
以上の動作で示すように本考案に於いては、
内、外側横パイプ3,1を、単に持ち上げる操作
だけでワンタツチで上昇位置に於いて固定状態と
なり、即ち使用状態とすることができると共に、
操作部材8を操作しながら押し下げることにより
下降させて不使用位置にもたらすことができ、ま
た適宜の高さで使用することができる。また本考
案に於いては、外側横パイプ1は平行リンク機構
を構成するべく複数の回動支持杆2によつて支持
されているので、曲げ方向の外力に対しても強度
が大きい。
尚、図に示す実施例に於いて、符号19は圧縮
コイルばねであつて、この圧縮コイルばね19は
内側横パイプ3を、外側横パイプ1から抜く方向
に付勢することにより、内、外側横パイプ3,1
を上昇する方向の補助力となり、以つて操作力を
軽減するものである。かかる圧縮コイルばね19
は必要に応じて構成することができる。
(考案の効果) 本考案は以上の通り、平行リンク機構により平
行に昇降する外側横パイプと、この外側横パイプ
の夫々に一端側を挿入し、他端側を前記外側横パ
イプの回動支持杆と逆方向に回動する回動支持杆
に固定した内側横パイプとから構成したので、平
行リンク機構を構成する横パイプだけで構成した
従来の側柵と同様に昇降操作が容易であると共
に、この従来の側柵のように上昇位置と下降位置
で端部が横方向に移動するということがなく、従
つて寝台の側部の全体あるいはほぼ全体に渡つて
の長さに構成することもできるという効果があ
る。勿論、側柵の長さはかかる長さに限定される
ものではない。また本考案は楔体を用いたストツ
パー機構を合理的に構成したので、内、外側横パ
イプを単に持ち上げる操作だけでワンタツチで自
動的に使用状態とすることができ、また操作部材
を操作しながら押し下げることにより下降させて
不使用位置にもたらすことができると共に、適宜
の高さで使用することができ、操作が容易である
と共に安全性も高く、また強度も大きいという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の実施例に対応するも
ので、第1図は全体構成を説明する斜視図、第2
図は一部の拡大断面説明図、第3図a,bは他の
一部の夫々拡大斜視説明図、拡大断面説明図、第
4図a,bは動作を説明する正面説明図、第5図
a,bは動作を説明する要部断面図である。 符号1……外側横パイプ、2,4……回動支持
杆、3……内側横パイプ、5……作動体、6……
楔体、7……操作杆、8……操作部材、9……ば
ね、10……穴、11……支持ピン、12……傾
斜孔、13……支持杆、14……取付部材、15
……側部フレーム、16……取付金具、17……
突出部、18……嵌合部、19……係合金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の外側横パイプを平行リンク機構を構成す
    るように適数の回動支持杆に固定すると共に、前
    記外側横パイプの夫々に一端側を挿入した内側横
    パイプの夫々の他端側を他の回動支持杆に回動自
    在に固定し、前記内側横パイプのいずれかの一端
    側に、先細りの作動体により楔体を突出自在に設
    けると共に、他側に操作杆を介して前記作動体を
    移動操作する操作部材を設け、該作動体を先端方
    向に付勢するばねを適所に設けたことを特徴とす
    る寝台等用の側柵。
JP16151185U 1985-10-22 1985-10-22 Expired JPH0216693Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16151185U JPH0216693Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16151185U JPH0216693Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

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Publication Number Publication Date
JPS62139361U JPS62139361U (ja) 1987-09-02
JPH0216693Y2 true JPH0216693Y2 (ja) 1990-05-09

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JP16151185U Expired JPH0216693Y2 (ja) 1985-10-22 1985-10-22

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