JPH023337Y2 - - Google Patents

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JPH023337Y2
JPH023337Y2 JP1982135576U JP13557682U JPH023337Y2 JP H023337 Y2 JPH023337 Y2 JP H023337Y2 JP 1982135576 U JP1982135576 U JP 1982135576U JP 13557682 U JP13557682 U JP 13557682U JP H023337 Y2 JPH023337 Y2 JP H023337Y2
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JP
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spring
bed
guide rod
guide
height
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JP1982135576U
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JPS5938861U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はベツドの側柵の高さ調節装置に係り、
特に高さの調節が容易であつて、案内杆上の所望
の高さの位置に側柵を確実に保持できるようにし
たベツドの側柵の高さ調節装置に関する。
一般にベツドは、距離において平行におかれた
ヘツドボードとフツトボードとの間に側枠を水平
に架設し、この側枠の上にマツトを載せることに
よつて構成される。そして、ベツドの側部には、
就寝中にベツドから転がり落ちることを防止した
り、あるいは布団等の寝具がマツトの上から床面
上に落ちることを防止するために、側柵を設ける
ことがあり、この側柵は、通常、その高さを調節
できるようになつている。
しかして、この種の従来のベツドの側柵の高さ
調節装置は、例えば実公昭47−4740号実用新案公
報に示されているように、ベツドのヘツドボード
とフツトボードに縦杆を設けておき、この縦杆に
側柵の両端を保持板を介して嵌め込んで上下方向
に動かせるようにしておき、スプリングのばね力
で傾斜保持された係止片の孔と縦杆とによつて、
側柵を所定の高さに保持できるようになつてい
る。しかしながら、この従来のものは、側柵の高
さを調節するに際して、1人の人間が同時にベツ
ドのヘツドボードとフツトボードとに手を掛ける
ことはできず、ベツドの側柵の両端の係止片を同
時につかんで弛めることはできないから、側柵の
それぞれの端について交互に調節しなければなら
ず、それだけ高さの調節に手間取るという欠点を
有していた。
そこで、本考案の目的は、案内杆に沿つて上下
方向に移動できる側柵の高さを簡単な操作で迅速
かつ容易に調節できると共に所望の高さの位置に
側柵を確実に保持できるようにしたベツドの側柵
の高さ調節装置を提供することにある。
しかして、上記目的を達成する本考案によるベ
ツドの側柵の高さ調節装置は、上下に対向した位
置にガイドブツシユを保持したホルダをベツドの
所望の個所に取り付け、上記ガイドブツシユをベ
ツドに支持された案内杆に嵌め込み、上記ベツド
の側柵を案内杆に沿つて上下方向に移動できるよ
うにしたものにおいて、上記案内杆の外径よりも
小さい径に設定されたスプリングを上記ガイドブ
ツシユ間の案内杆に巻装し、かつこのスプリング
の径を調整しうる操作レバーを上記スプリングの
端部から伸長して設けてなることを特徴とする。
以下本考案によるベツドの側柵の高さ調節装置
を図面を参照して説明する。
第1図において、距離をおいて平行におかれた
ヘツドボード1とフツトボード2との間には、側
枠3が水平に架設され、この側枠3の上にマツト
を載せるようになつている。上記ヘツドボード1
とフツトボード2の脚杆のそれぞれの内側には、
脚杆に沿つて案内杆4,4が垂直線に沿つて固定
されている。この案内杆4をベツドのヘツドボー
ド1とフツトボード2の脚杆の内側に固定するに
は、好ましくは、案内杆4の下端近くを連結具7
を使つて脚杆と堅固に連結しておけばよい。そし
て、上記ベツドの両側には、それぞれ全体を符号
5で示した側柵が配置され、各側柵5は、その両
端に取り付けられたホルダ6,6を介して詳細を
後述するように案内杆4,4の上に支持されてい
る。上記ベツドの側柵5は、1つのベツドについ
て2つ設けられ、各側柵5の両端に設けられる高
さ調節装置の構成は4カ所とも共通であるから、
以下には、その1つを例にとつて構成を説明す
る。
上記側柵5は、第2図から明らかなように、パ
イプを矩形状に折り曲げて外枠8として、この外
枠8の内側に補強のためのフレーム9を図示のよ
うに縦横に掛け渡したものである。
しかして、この側柵5の各端には、第3図に示
されるように、ホルダ6が取付けられる。このホ
ルダ6は、第4図に示されるように、2枚のプレ
ート10,10を向い合せることによつて構成さ
れ、プレート10の一端部10aは、側柵5の外
枠8に対してボルト−ナツトによつて結合できる
ようになつている。上記プレート10の他端部
は、第5図から明らかなように、中央部を切り欠
れてポケツト部11とされ、残つた2つの部分1
0b,10bを円弧状に折り曲げ、それらの間に
ガイドブツシユを挾持できるようになつている。
このガイドブツシユは、第3図において符号1
2,12で示され、前記案内杆4の外側に嵌め込
まれるようになつている。したがつて、上記ベツ
ドの側柵5は、ホルダ6の先端に保持された2つ
のガイドブツシユ12,12が案内杆4の上を滑
動することによつて上下方向に移動できるように
なつている。
しかして、上記ガイドブツシユ12,12間の
ポケツト11には案内杆4の外径よりも小さい径
に設定されたスプリング13がガイドブツシユ1
2,12間の案内杆4に巻装され、かつスプリン
グ13の下端にはスプリング13の径を調整しう
る操作レバー14がスプリング13の下端から伸
長して設けられる。さらにスプリング13にはカ
バー15が施され、このカバー15の内側上端の
スプリング13と接触する個所にはテーパー状に
切り込んだ溝17が形成され、かつスプリング1
3の操作レバー14を設けてない方の端部が上記
溝17に接触するように配置される。なお、前述
の操作レバー14はスプリング13の上端から伸
長して設けられてもかまわない。
このような構成からなる本考案にかかるベツド
の側柵の高さ調節装置は使用に際してガイドブツ
シユ12,12間の案内杆4に巻装されたスプリ
ング13の径が案内杆4の外径よりも小さい径に
設定されているので、スプリング13が案内杆4
に強固に緊締されてずり落ちるようなことがな
く、このため、側柵5の所望の高さに固定され
る。なお、カバー15の内側上端のスプリング1
3と接触する個所にテーパー状に切り込んだ溝1
7を形成することにより、第3図に示すように荷
重Pが矢印方向にかかると分力P′が矢印方向に生
じ、この結果、第3図aに示されるように、スプ
リング13の頂部13aは矢印方向の力Paを受
ける。すなわち、頂部13aは径Dを縮少する方
向の力Paを受けて一層案内杆4を緊締すること
になり、したがつて側柵5は一層強固に案内杆4
の所望の位置に固定される。
このとき、径Dの縮少分の長さは第3図aに示
されるL1およびL2の方向に分散されるが、こ
の分散される長さは極めてわずかなので、スプリ
ング13で吸収されてしまい、スプリング13の
緊締に影響を与えることはない。
また、側柵5を上下に移動する場合には、スプ
リング13の緊締を緩める方向、すなわち、スプ
リング13の巻回方向とは逆の方向に操作レバー
14を指先等で引けば、スプリング13の先端は
溝17に接触し、押し込まれることによりこの溝
17に固定されるため、スプリング13が逆に捻
じられて案内杆4との間に隙間を生じ、このため
スプリング13は案内杆4に沿つて自由に移動す
ることができ、したがつて側柵5の上下の移動が
自由となる。
なお、側柵5が所望の高さに到達したときに操
作レバー14を離せば、スプリング13はもとの
状態にもどつて再度案内杆4を緊締し、これによ
り側柵5は所望の高さに固定される。
なお、本考案にかかる装置は第6図および第7
図に示すようにホルダ6をベツドの側枠3に取り
つけ、かつ案内杆4の代りに側柵5の縦棧18を
用いることもできる。この場合、ホルダ6は前述
の例のように側柵5と移動を共にするようなこと
はなく、側枠3に固定され、側柵5のみが上下に
移動する。なお、第6図において、指示番号16
はガイド板であつて側柵5が上下に移動する際、
縦棧18,18,…18はこの中を摺動する。
以上のとおり、本考案によれば、案内杆の外径
よりも小さい径に設定されたスプリングをガイド
ブツシユ間の案内杆に巻装し、かつ上記スプリン
グの端部から操作レバーを伸長して設けたから、
側柵はスプリングの緊締力によつて強固に固定さ
れ、また側柵を上下に移動するときには操作レバ
ーを引けばよく、したがつて本考案は側柵の高さ
の調節が容易であつて、かつ、案内杆上の所望の
位置に側柵を確実に保持でき、病院等において実
用上極めて有用な装置である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案よるベツド側柵の高さ調節装置
を備えたベツドを示す側面図、第2図は側柵を示
す正面図、第3図は側柵と案内杆との取付部を拡
大して示す側断面図、第3図aは第3図における
スプリング13の緊締状態の説明図、第4図はホ
ルダを示す平面図、第5図はホルダを示す正面
図、第6図は本考案の他の具体例を示す正面図、
第7図は第6図の部分拡大断面図である。 1……ヘツドボード、2……フツトボード、3
……側枠、4……案内杆、5……側柵、6……ホ
ルダ、10……プレート、12……ガイドブツシ
ユ、13……スプリング、13a……スプリング
の頂部、14……操作レバー、15……カバー、
17……テーパー状に切り込んだ溝、18……縦
棧。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下に対向した位置にガイドブツシユを保持し
    たホルダをベツドの所望の個所に取り付け、上記
    ガイドブツシユをベツドに支持された案内杆に嵌
    め込み、上記ベツドの側柵を案内杆に沿つて上下
    方向に移動できるようにしたベツドの側柵の高さ
    調節装置であつて、上記案内杆の外径よりも小さ
    い径に設定されたスプリングを上記ガイドブツシ
    ユ間の案内杆に巻装し、かつこのスプリングの径
    を調整しうる操作レバーを上記スプリングの端部
    から伸長して設けたものにおいて、前記スプリン
    グにはカバーが施され、このカバーの内側上端の
    スプリングと接触する個所にはテーパー状に切り
    込んだ溝が形成され、かつ前記スプリングの前記
    操作レバーを設けてない方の端部が上記溝に接触
    してなるベツドの側柵の高さ調節装置。
JP13557682U 1982-09-06 1982-09-06 ベツドの側柵の高さ調節装置 Granted JPS5938861U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13557682U JPS5938861U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 ベツドの側柵の高さ調節装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13557682U JPS5938861U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 ベツドの側柵の高さ調節装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5938861U JPS5938861U (ja) 1984-03-12
JPH023337Y2 true JPH023337Y2 (ja) 1990-01-25

Family

ID=30305114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13557682U Granted JPS5938861U (ja) 1982-09-06 1982-09-06 ベツドの側柵の高さ調節装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS5938861U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54164005U (ja) * 1978-05-09 1979-11-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5938861U (ja) 1984-03-12

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