JPH0216624Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216624Y2 JPH0216624Y2 JP1985016159U JP1615985U JPH0216624Y2 JP H0216624 Y2 JPH0216624 Y2 JP H0216624Y2 JP 1985016159 U JP1985016159 U JP 1985016159U JP 1615985 U JP1615985 U JP 1615985U JP H0216624 Y2 JPH0216624 Y2 JP H0216624Y2
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- JP
- Japan
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- handle
- rod body
- fitting
- rod
- tip
- Prior art date
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- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 10
- 239000000835 fiber Substances 0.000 claims description 5
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Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K87/00—Fishing rods
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Marine Sciences & Fisheries (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Fishing Rods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は釣竿、詳しくは、リール取付部と握り
部とをもつたハンドルに、先細テーパ状とした竿
本体の基端部を結合して成る釣竿に関する。
部とをもつたハンドルに、先細テーパ状とした竿
本体の基端部を結合して成る釣竿に関する。
(従来の技術)
一般に、此種釣竿は、竿本体を、高強度繊維に
合成樹脂を含浸したプリプレグにより薄肉の中空
に形成する一方、前記ハンドルを合成樹脂により
厚肉に形成して、該ハンドルのリール取付部側先
端に差込孔を設け、この差込孔に前記竿本体の基
端部を嵌合している。
合成樹脂を含浸したプリプレグにより薄肉の中空
に形成する一方、前記ハンドルを合成樹脂により
厚肉に形成して、該ハンドルのリール取付部側先
端に差込孔を設け、この差込孔に前記竿本体の基
端部を嵌合している。
(考案が解決しようとする問題点)
所が、この従来の構造によれば、前記竿本体の
ハンドルとの結合部に応力が集中し、この結合部
から破損し易い問題があつた。
ハンドルとの結合部に応力が集中し、この結合部
から破損し易い問題があつた。
又、前記竿本体は、薄肉の中空に形成されるた
め、ハンドルを握つての魚釣時、魚が餌を咥えた
ときの当たりの反応は前記竿本体に敏感に伝わる
が、前記ハンドルは、竿本体に比べて強度的に非
常に弱い合成樹脂により厚肉に形成されているた
め、前記竿本体に伝わる前記当たりの反応が、前
記竿本体からハンドルに伝わらず、従つて、ハン
ドルを握つての魚釣時、前記当たりの反応を敏感
にキヤツチすることができなくて、釣糸を引込む
タイミングが遅れ、釣果が悪くなる問題もあつ
た。
め、ハンドルを握つての魚釣時、魚が餌を咥えた
ときの当たりの反応は前記竿本体に敏感に伝わる
が、前記ハンドルは、竿本体に比べて強度的に非
常に弱い合成樹脂により厚肉に形成されているた
め、前記竿本体に伝わる前記当たりの反応が、前
記竿本体からハンドルに伝わらず、従つて、ハン
ドルを握つての魚釣時、前記当たりの反応を敏感
にキヤツチすることができなくて、釣糸を引込む
タイミングが遅れ、釣果が悪くなる問題もあつ
た。
本考案の目的は、竿本体のハンドルとの結合部
が破損し易い問題点と、ハンドルを握つての魚釣
時、魚が餌を咥えたときにおける当たりの反応を
敏感にキヤツチするこてとができない問題点とを
解消し、更に、竿本体を利用してハンドルを補強
できるようにするもので、截頭円錐形の中継筒を
形成して、竿本体の基端部に作用する応力の一部
を、前記中継筒からハンドルのリール取付部側先
端外周部に作用させる如く成すことによつて、竿
本体における基端部の応力による破損を防ぐと共
に、竿本体に伝わる前記当たりの反応を前記中継
筒に伝達でき、この中継筒を触ることによつて前
記当たりの反応を敏感にキヤツチでき、更に、前
記竿本体を、前記ハンドルの先端部から握り部に
亘つて貫通させて、前記ハンドルを補強できるよ
うにしたのである。
が破損し易い問題点と、ハンドルを握つての魚釣
時、魚が餌を咥えたときにおける当たりの反応を
敏感にキヤツチするこてとができない問題点とを
解消し、更に、竿本体を利用してハンドルを補強
できるようにするもので、截頭円錐形の中継筒を
形成して、竿本体の基端部に作用する応力の一部
を、前記中継筒からハンドルのリール取付部側先
端外周部に作用させる如く成すことによつて、竿
本体における基端部の応力による破損を防ぐと共
に、竿本体に伝わる前記当たりの反応を前記中継
筒に伝達でき、この中継筒を触ることによつて前
記当たりの反応を敏感にキヤツチでき、更に、前
記竿本体を、前記ハンドルの先端部から握り部に
亘つて貫通させて、前記ハンドルを補強できるよ
うにしたのである。
(問題点を解決するための手段)
しかして、本考案は、リール取付部22と握り
部21とをもつたハンドル2に、先細テーパ状と
した竿本体1の基端部を結合した成る釣竿であつ
て、前記ハンドル2の先端部外周に嵌合する第1
嵌合部31をもち、この第1嵌合部31から前記
竿本体1のテーパ角より大きいテーパ角で前記竿
本体1の先端側に向つて延び、かつ、その先端に
前記竿本体1の外周面に対接する第2嵌合部32
をもつた截頭円錐形で、高強度繊維に合成樹脂を
含浸したプリプレグから成る中継筒3を形成し、
この中継筒3に、前記第1嵌合部31から前記握
り部21の方向に延びる延長部33を設ける一
方、前記中継筒3の少なくとも前記第1嵌合部3
1を前記ハンドル2に固定すると共に、前記竿本
体1を、前記ハンドル2の先端部から握り部21
に亘つて貫通させたものである。
部21とをもつたハンドル2に、先細テーパ状と
した竿本体1の基端部を結合した成る釣竿であつ
て、前記ハンドル2の先端部外周に嵌合する第1
嵌合部31をもち、この第1嵌合部31から前記
竿本体1のテーパ角より大きいテーパ角で前記竿
本体1の先端側に向つて延び、かつ、その先端に
前記竿本体1の外周面に対接する第2嵌合部32
をもつた截頭円錐形で、高強度繊維に合成樹脂を
含浸したプリプレグから成る中継筒3を形成し、
この中継筒3に、前記第1嵌合部31から前記握
り部21の方向に延びる延長部33を設ける一
方、前記中継筒3の少なくとも前記第1嵌合部3
1を前記ハンドル2に固定すると共に、前記竿本
体1を、前記ハンドル2の先端部から握り部21
に亘つて貫通させたものである。
(作用)
ハンドル2を握つての魚釣時、竿本体1に作用
する曲げなどの応力を、竿本体1の基端部11と
中継筒3とに分散して、これら基端部11と中継
筒3とからハンドル2に作用させるのであり、
又、竿本体1に作用する前記当たりの反応を、竿
本体1から中継筒3に伝え、該中継筒3の延長部
33を触ることにより、前記当たりの反応を敏感
にキヤツチすることができるのであり、又、ハン
ドル2の先端部から握り部21に亘つて貫通した
竿本体により前記ハンドルを補強できるのであ
る。
する曲げなどの応力を、竿本体1の基端部11と
中継筒3とに分散して、これら基端部11と中継
筒3とからハンドル2に作用させるのであり、
又、竿本体1に作用する前記当たりの反応を、竿
本体1から中継筒3に伝え、該中継筒3の延長部
33を触ることにより、前記当たりの反応を敏感
にキヤツチすることができるのであり、又、ハン
ドル2の先端部から握り部21に亘つて貫通した
竿本体により前記ハンドルを補強できるのであ
る。
(実施例)
以下本考案釣竿の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
図示した釣竿は、高強度繊維の引揃えシート又
は織成シートに合成樹脂を含浸させて形成したプ
リプレグにより先細テーパ状の竿本体1を形成す
ると共に、基端側に握り部21をもち、この握り
部21の前方にリール取付部22をもつたハンド
ル2を合成樹脂、又は、ガラス入り合成樹脂によ
り形成して、このハンドル2の中心部に、前記リ
ール取付部22側先端面から前記握り部21方向
に向つて延びる差込孔23を設けて、この差込孔23
に前記竿本体1の基端部11を嵌合し、竿本体1
をハンドル2に固定するのである。尚、この竿本
体1は、好ましくは接着剤で固定するのである。
は織成シートに合成樹脂を含浸させて形成したプ
リプレグにより先細テーパ状の竿本体1を形成す
ると共に、基端側に握り部21をもち、この握り
部21の前方にリール取付部22をもつたハンド
ル2を合成樹脂、又は、ガラス入り合成樹脂によ
り形成して、このハンドル2の中心部に、前記リ
ール取付部22側先端面から前記握り部21方向
に向つて延びる差込孔23を設けて、この差込孔23
に前記竿本体1の基端部11を嵌合し、竿本体1
をハンドル2に固定するのである。尚、この竿本
体1は、好ましくは接着剤で固定するのである。
又、前記竿本体1は、前記プリプレグを芯金に
巻付けて、加圧加熱して中空に形成するのであ
る。
巻付けて、加圧加熱して中空に形成するのであ
る。
又、前記ハンドル2は、握り部21と、リール
取付部22部分とを別に形成して嵌め込み、接着
剤などの結合手段により一体的に形成するのであ
るが、一体に形成してもよい。又、このハンドル
2におけるリール取付部22部分の基部には、径
方向外方に向つて突出する指掛部24を設けてい
る。
取付部22部分とを別に形成して嵌め込み、接着
剤などの結合手段により一体的に形成するのであ
るが、一体に形成してもよい。又、このハンドル
2におけるリール取付部22部分の基部には、径
方向外方に向つて突出する指掛部24を設けてい
る。
しかして、第1,2図に示した実施例では、前
記ハンドル2の先端部外周に結合部25を設ける
と共に、この結合部25に嵌合する第1嵌合部3
1をもち、この第1嵌合部31から前記竿本体1
のテーパ角より大きいテーパ角で前記竿本体1の
先端側に向つて延び、かつ、その先端に前記竿本
体1の外周面に対接する第2嵌合部32をもつた
截頭円錐形の中継筒3を形成し、この中継筒3の
第1嵌合部31を前記結合部25に、また第2嵌
合部32を竿本体1の中間部にそれぞれ接着剤な
どの固定手段により固定したのである。
記ハンドル2の先端部外周に結合部25を設ける
と共に、この結合部25に嵌合する第1嵌合部3
1をもち、この第1嵌合部31から前記竿本体1
のテーパ角より大きいテーパ角で前記竿本体1の
先端側に向つて延び、かつ、その先端に前記竿本
体1の外周面に対接する第2嵌合部32をもつた
截頭円錐形の中継筒3を形成し、この中継筒3の
第1嵌合部31を前記結合部25に、また第2嵌
合部32を竿本体1の中間部にそれぞれ接着剤な
どの固定手段により固定したのである。
以上の構成において、前記中継筒3は、カーボ
ン繊維又はガラス繊維の引揃えシート又は織成シ
ートに合成樹脂を含浸させて形成したプリプレグ
を用い、このプリプレグを芯金に巻回し、加圧加
熱して薄肉の中空に形成するのであり、又、この
中継筒3には、前記第1嵌合部31から前記握り
部21の方向に延びる延長部33を設けるのであ
る。
ン繊維又はガラス繊維の引揃えシート又は織成シ
ートに合成樹脂を含浸させて形成したプリプレグ
を用い、このプリプレグを芯金に巻回し、加圧加
熱して薄肉の中空に形成するのであり、又、この
中継筒3には、前記第1嵌合部31から前記握り
部21の方向に延びる延長部33を設けるのであ
る。
又、前記第1嵌合部31は、前記結合部25
に、又、第2嵌合部32は、前記竿本体1の中間
部外周面にそれぞれ適合する大きさの内面をもつ
た大きさに形成して、それぞれ接着剤を用いて前
記結合部25及び竿本体1に固定するのである。
又、前記各嵌合部31,32は、これら嵌合部3
1,32の外周面から前記固定部25及び竿本体
1の外周面に亘つて糸を巻回して、より一層強固
に固定するのである。
に、又、第2嵌合部32は、前記竿本体1の中間
部外周面にそれぞれ適合する大きさの内面をもつ
た大きさに形成して、それぞれ接着剤を用いて前
記結合部25及び竿本体1に固定するのである。
又、前記各嵌合部31,32は、これら嵌合部3
1,32の外周面から前記固定部25及び竿本体
1の外周面に亘つて糸を巻回して、より一層強固
に固定するのである。
又、前記ハンドル2のリール取付部22には、
該取付部22に嵌合するリールの取付脚(図示せ
ず)を前記取付部22に押圧する押体4と、該押
体4の操作具5とを設けて、この操作具5の回転
操作により前記押体4を作動させるようにしてい
る。
該取付部22に嵌合するリールの取付脚(図示せ
ず)を前記取付部22に押圧する押体4と、該押
体4の操作具5とを設けて、この操作具5の回転
操作により前記押体4を作動させるようにしてい
る。
以上の如く構成した釣竿は、ハンドル2のリー
ル取付部22に魚釣用リールを取付け、ハンドル
2の握り部21を握つて、例えばその人差指を指
掛部24に引掛けるか、又はリール取付部22部
分を前記リールと共に握つて魚釣りするのであつ
て、この魚釣時、竿本体1に作用する曲げなどの
応力を、基端部11と中継筒3とに分散させて、
これら基端部11及び中継筒3からハンドル2に
伝えることができるので、前記基端部11に応力
が集中するのを防止できるのである。
ル取付部22に魚釣用リールを取付け、ハンドル
2の握り部21を握つて、例えばその人差指を指
掛部24に引掛けるか、又はリール取付部22部
分を前記リールと共に握つて魚釣りするのであつ
て、この魚釣時、竿本体1に作用する曲げなどの
応力を、基端部11と中継筒3とに分散させて、
これら基端部11及び中継筒3からハンドル2に
伝えることができるので、前記基端部11に応力
が集中するのを防止できるのである。
又、魚が餌を咥えたときにおける当たり、即
ち、竿本体1の独特な振動は、竿本体1から中継
筒3に直接伝わるのである。
ち、竿本体1の独特な振動は、竿本体1から中継
筒3に直接伝わるのである。
しかして、魚釣時、リール取付部22部分を握
つた手の指を前記中継筒3の延長部33に無理な
く自然に触ることができるので、ハンドル2を握
つた手により前記当たりの反応を敏感にキヤツチ
することができるのである。
つた手の指を前記中継筒3の延長部33に無理な
く自然に触ることができるので、ハンドル2を握
つた手により前記当たりの反応を敏感にキヤツチ
することができるのである。
又、以上説明した実施例において、前記延長部
33は、第1嵌合部31から前記指掛部24に亘
つて延びる断面半円形に形成して、この延長部3
3を、前記リール取付部22の背面に結合し、前
記指掛部24に引掛ける指が前記延長部33の先
端部分と接触する如く成してもよい。斯くするこ
とにより、握り部21を握り、その握つた手の人
差指を指掛部24に引掛けて魚釣りする状態で、
前記当たりによる反応を敏感にキヤツチできるの
であり、又、前記リール取付部22部分を握つた
状態ででも、前記当たりによる反応を敏感にキヤ
ツチできるのである。
33は、第1嵌合部31から前記指掛部24に亘
つて延びる断面半円形に形成して、この延長部3
3を、前記リール取付部22の背面に結合し、前
記指掛部24に引掛ける指が前記延長部33の先
端部分と接触する如く成してもよい。斯くするこ
とにより、握り部21を握り、その握つた手の人
差指を指掛部24に引掛けて魚釣りする状態で、
前記当たりによる反応を敏感にキヤツチできるの
であり、又、前記リール取付部22部分を握つた
状態ででも、前記当たりによる反応を敏感にキヤ
ツチできるのである。
又、前記竿本体1の基端部11は、第1図の如
くハンドル2の結合部25側端面から握り部21
の基端部分に亘つて嵌合し、この基端部11で前
記ハンドル2を補強するのである。斯くすること
によりハンドル2を薄肉に形成できるし、又、例
えば前記リール取付部22の背面に、前記基端部
11の嵌合部分11aに臨む指当孔を設けて、ハ
ンドルを握る手の指が前記指当孔から前記嵌合部
分11aに直接触れるようにすることもできるの
である。
くハンドル2の結合部25側端面から握り部21
の基端部分に亘つて嵌合し、この基端部11で前
記ハンドル2を補強するのである。斯くすること
によりハンドル2を薄肉に形成できるし、又、例
えば前記リール取付部22の背面に、前記基端部
11の嵌合部分11aに臨む指当孔を設けて、ハ
ンドルを握る手の指が前記指当孔から前記嵌合部
分11aに直接触れるようにすることもできるの
である。
又、前記中継筒3の第2嵌合部32は、前記し
た如く竿本体1の中間部に固定するものである
が、必ずしも固定する必要はない。
た如く竿本体1の中間部に固定するものである
が、必ずしも固定する必要はない。
又、本考案の釣竿は、回転のみ可能な操作具5
と、該操作具5の回転で軸方向にのみ移動可能な
押体4とをハンドル2に設けた釣竿の他、例えば
第3,4図の如く回転及び軸方向移動可能な操作
具6と該操作具6の回転で軸方向にのみ移動可能
な押体7とをハンドル2に設けた釣竿であつても
よい。
と、該操作具5の回転で軸方向にのみ移動可能な
押体4とをハンドル2に設けた釣竿の他、例えば
第3,4図の如く回転及び軸方向移動可能な操作
具6と該操作具6の回転で軸方向にのみ移動可能
な押体7とをハンドル2に設けた釣竿であつても
よい。
(考案の効果)
以上の如く本考案は、ハンドル2の先端部外周
に嵌合する第1嵌合部31をもち、この第1嵌合
部31から前記竿本体1のテーパ角より大きいテ
ーパ角で前記竿本体1の先端に向つて延び、か
つ、その先端に前記竿本体1の外周面に対接する
第2嵌合部32をもつた截頭円錐形で、高強度繊
維に合成樹脂を含浸したプリプレグから成る中継
筒3を形成し、この中継筒3の前記第1嵌合部3
1を前記ハンドル2に固定して、竿本体1に作用
する応力を、前記竿本体1の基端部11及び前記
中継筒3に分散させて、これら基端部11及び中
継筒3から前記ハンドル2に作用させる如く成し
たから、竿本体1のハンドル2との結合部に応力
が集中するのを確実に防止でき、この応力による
竿本体1の破損をなくすることができるのであ
る。しかも、前記中継筒3は、軽量で、かつ、剛
性の得られるプリプレグで形成しているため、こ
の中継筒3を、前記竿本体1に作用する応力を中
継筒3に分散できる程度の長さに形成しても、重
くすることなく、前記応力を効果的に分散できる
のであり、応力集中による破損をなくし得るので
ある。又、魚の当たりによる竿本体1の振動を、
前記中継筒3に良好に伝達できるのであり、その
上、前記中継筒3には、ハンドル2に嵌合する第
1嵌合部31から握り部21の方向に延びる延長
部33を設けて、前記ハンドル2を握る手の指を
無理なく前記延長部33に接触させることができ
るのであるから、中継筒3に伝達された魚の当た
りの反応を容易に、かつ、敏感にキヤツチするこ
とができ、釣果を著しく良好にできるのである。
に嵌合する第1嵌合部31をもち、この第1嵌合
部31から前記竿本体1のテーパ角より大きいテ
ーパ角で前記竿本体1の先端に向つて延び、か
つ、その先端に前記竿本体1の外周面に対接する
第2嵌合部32をもつた截頭円錐形で、高強度繊
維に合成樹脂を含浸したプリプレグから成る中継
筒3を形成し、この中継筒3の前記第1嵌合部3
1を前記ハンドル2に固定して、竿本体1に作用
する応力を、前記竿本体1の基端部11及び前記
中継筒3に分散させて、これら基端部11及び中
継筒3から前記ハンドル2に作用させる如く成し
たから、竿本体1のハンドル2との結合部に応力
が集中するのを確実に防止でき、この応力による
竿本体1の破損をなくすることができるのであ
る。しかも、前記中継筒3は、軽量で、かつ、剛
性の得られるプリプレグで形成しているため、こ
の中継筒3を、前記竿本体1に作用する応力を中
継筒3に分散できる程度の長さに形成しても、重
くすることなく、前記応力を効果的に分散できる
のであり、応力集中による破損をなくし得るので
ある。又、魚の当たりによる竿本体1の振動を、
前記中継筒3に良好に伝達できるのであり、その
上、前記中継筒3には、ハンドル2に嵌合する第
1嵌合部31から握り部21の方向に延びる延長
部33を設けて、前記ハンドル2を握る手の指を
無理なく前記延長部33に接触させることができ
るのであるから、中継筒3に伝達された魚の当た
りの反応を容易に、かつ、敏感にキヤツチするこ
とができ、釣果を著しく良好にできるのである。
更に、前記竿本体1を、前記ハンドル2の先端
部から握り部21に亘つて貫通させたから、該ハ
ンドル2を、前記竿本体1により補強できるので
ある。従つて、前記ハンドル2を肉薄に形成して
も十分な強度を得ることができるのであり、又、
釣竿全体を軽量化できるのである。
部から握り部21に亘つて貫通させたから、該ハ
ンドル2を、前記竿本体1により補強できるので
ある。従つて、前記ハンドル2を肉薄に形成して
も十分な強度を得ることができるのであり、又、
釣竿全体を軽量化できるのである。
第1図は本考案釣竿の一実施例を示す一部省略
断面図、第2図は分解斜視図、第3図及び第4図
は別の実施例を示すもので、第3図は一部省略断
面図、第4図は分解斜視図である。 1……竿本体、11……基端部、2……ハンド
ル、21……握り部、22……リール取付部、3
……中継筒、31……第1嵌合部、32……第2
嵌合部。
断面図、第2図は分解斜視図、第3図及び第4図
は別の実施例を示すもので、第3図は一部省略断
面図、第4図は分解斜視図である。 1……竿本体、11……基端部、2……ハンド
ル、21……握り部、22……リール取付部、3
……中継筒、31……第1嵌合部、32……第2
嵌合部。
Claims (1)
- リール取付部22と握り部21とをもつたハン
ドル2に、先細テーパ状とした竿本体1を結合し
て成る釣竿であつて、前記ハンドル2の先端部外
周に嵌合する第1嵌合部31をもち、この第1嵌
合部31から前記竿本体1のテーパ角より大きい
テーパ角で前記竿本体1の先端側に向つて延び、
かつ、その先端に前記竿本体1の外周面に対接す
る第2嵌合部32をもつた截頭円錐形で、高強度
繊維に合成樹脂を含浸したプリプレグから成る中
継筒3を形成し、この中継筒3に、前記第1嵌合
部31から前記握り部21の方向に延びる延長部
33を設ける一方、前記中継筒3の少なくとも前
記第1嵌合部31を前記ハンドル2に固定すると
共に、前記竿本体1を、前記ハンドル2の先端部
から握り部21に亘つて貫通させたことを特徴と
する釣竿。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985016159U JPH0216624Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 | |
US06/823,057 US4649661A (en) | 1985-02-06 | 1986-01-27 | Fishing rod |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985016159U JPH0216624Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61131770U JPS61131770U (ja) | 1986-08-18 |
JPH0216624Y2 true JPH0216624Y2 (ja) | 1990-05-08 |
Family
ID=11908726
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985016159U Expired JPH0216624Y2 (ja) | 1985-02-06 | 1985-02-06 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4649661A (ja) |
JP (1) | JPH0216624Y2 (ja) |
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US4848022A (en) * | 1987-11-25 | 1989-07-18 | Daiwa Seiko, Inc. | Handle for a fishing rod |
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US6098333A (en) * | 1997-02-12 | 2000-08-08 | Wickizer; Kirk C. | Leverage feature for a fishing rod handle |
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Family Cites Families (4)
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US4516351A (en) * | 1982-12-06 | 1985-05-14 | Cabela's Inc. | Casting rod and handle assembly |
US4578890A (en) * | 1984-03-19 | 1986-04-01 | Lew Childre & Sons, Inc. | Fishing rod foregrip and reel securement device |
-
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- 1985-02-06 JP JP1985016159U patent/JPH0216624Y2/ja not_active Expired
-
1986
- 1986-01-27 US US06/823,057 patent/US4649661A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US4649661A (en) | 1987-03-17 |
JPS61131770U (ja) | 1986-08-18 |
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