JPH02165827A - セメント型の製造方法 - Google Patents
セメント型の製造方法Info
- Publication number
- JPH02165827A JPH02165827A JP32012188A JP32012188A JPH02165827A JP H02165827 A JPH02165827 A JP H02165827A JP 32012188 A JP32012188 A JP 32012188A JP 32012188 A JP32012188 A JP 32012188A JP H02165827 A JPH02165827 A JP H02165827A
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Links
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Landscapes
- Mounting, Exchange, And Manufacturing Of Dies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野]
本発明はセメント型の製造方法に係り、詳しくは、基準
モデル上に載置された枠体内にセメントを注入すること
によってプレス型を製造する方法に関する。
モデル上に載置された枠体内にセメントを注入すること
によってプレス型を製造する方法に関する。
近時、自動車などの製造部門では、多品種少量生産がお
こなわれるようになり、多種の鋳造部品を用意しなけれ
ばならなくなった。そのため、プレス型の需要が増え、
より安価で、簡単に製造できるプレス型の製造方法が希
求されるようになった。このようなことから、従来の金
属製のプレス型に代えて、コンクリートやセメントなど
を裏打ち材として用いたプレス型の製造方法が提案され
ている。例えば特開昭50−1960号公報には、加工
形状に対応した型面を有する基準モデルを石膏等で製作
し、その基準モデルの型面上に金属溶射層を形成しつつ
、コンクリートやモルタルなどの裏打ち材を注入するよ
うにしたプレス型の製造方法が記載されている。
こなわれるようになり、多種の鋳造部品を用意しなけれ
ばならなくなった。そのため、プレス型の需要が増え、
より安価で、簡単に製造できるプレス型の製造方法が希
求されるようになった。このようなことから、従来の金
属製のプレス型に代えて、コンクリートやセメントなど
を裏打ち材として用いたプレス型の製造方法が提案され
ている。例えば特開昭50−1960号公報には、加工
形状に対応した型面を有する基準モデルを石膏等で製作
し、その基準モデルの型面上に金属溶射層を形成しつつ
、コンクリートやモルタルなどの裏打ち材を注入するよ
うにしたプレス型の製造方法が記載されている。
[発明が解決しようとする課題]
セメントを裏打ち材として用いる場合には、セメントの
強度を上げるために、セメントを枠体に注型した後に、
外部より振動を加えたり、加圧する方法が採られていた
。しかし、この方法では、セメントの上層部と下層部と
で密度が不均一になったり、あるいは、振動や加圧をお
こなうための装置が高価になるという難点があった。ま
た、型が大きくなると、かなりの重量になるため、軽量
化も望まれるようになった。
強度を上げるために、セメントを枠体に注型した後に、
外部より振動を加えたり、加圧する方法が採られていた
。しかし、この方法では、セメントの上層部と下層部と
で密度が不均一になったり、あるいは、振動や加圧をお
こなうための装置が高価になるという難点があった。ま
た、型が大きくなると、かなりの重量になるため、軽量
化も望まれるようになった。
本発明は、このような事情を考慮してなされ、均一な密
度で、軽量に形成できるセメント型の製造方法を提供す
ることを課題としている。
度で、軽量に形成できるセメント型の製造方法を提供す
ることを課題としている。
〔課題を解決するための手段]
本発明は、金属溶射層で被覆された基準モデルを用いて
セメントのプレス型を製造する方法にあって、前記課題
を解決するために、基準モデルの上に載置された枠体内
に膨張体を配置し、セメントを上記枠体内に注入した後
、上記膨張体内に流体を供給してセメント内で膨張させ
るようにしている。
セメントのプレス型を製造する方法にあって、前記課題
を解決するために、基準モデルの上に載置された枠体内
に膨張体を配置し、セメントを上記枠体内に注入した後
、上記膨張体内に流体を供給してセメント内で膨張させ
るようにしている。
セメント内で膨張体が膨張することによって、セメント
が内方から加圧され、密度が均一に高められる。また、
膨張体が膨張した箇所は空所となり、セメント型の重量
が軽減される。
が内方から加圧され、密度が均一に高められる。また、
膨張体が膨張した箇所は空所となり、セメント型の重量
が軽減される。
〔発明の効果〕
本発明のセメント型の製造方法は、基準モデルの上に載
置された枠体内に膨張体を配置し、セメントをその枠体
内に注入した後、上記膨張体内に流体を供給してセメン
ト内で膨張させるようにしているので、セメントの密度
が均一になり、かつ内部に空所が形成されるため、セメ
ント型の重量が軽減される。また、比較的に安価な製造
装置により、容易にセメント型を製造できる。
置された枠体内に膨張体を配置し、セメントをその枠体
内に注入した後、上記膨張体内に流体を供給してセメン
ト内で膨張させるようにしているので、セメントの密度
が均一になり、かつ内部に空所が形成されるため、セメ
ント型の重量が軽減される。また、比較的に安価な製造
装置により、容易にセメント型を製造できる。
以下に、本発明をその実施例に基づき詳細に説明する。
本実施例に示すセメント型の製造方法は、密度が均一で
、軽量なセメント型を安価かつ容易に製造できるように
したもので、以下のようにおこなわれる。
、軽量なセメント型を安価かつ容易に製造できるように
したもので、以下のようにおこなわれる。
製造装置の全体構成を表す第1図に示すように、金属溶
射層1で被覆された基準モデル2の上に枠体3を載置し
、その枠体3内に膨張体4を配置する。そして、セメン
ト5を注入口6から枠体3内に注入した後、膨張体4内
に外部から空気を供給してセメント5内で膨張させる。
射層1で被覆された基準モデル2の上に枠体3を載置し
、その枠体3内に膨張体4を配置する。そして、セメン
ト5を注入口6から枠体3内に注入した後、膨張体4内
に外部から空気を供給してセメント5内で膨張させる。
すると、枠体3内のセメント5が、その膨張体4によっ
て内部から加圧され、硬化するまでに密度が均一に高く
なり、強度が大となる。セメント5が硬化した後には、
膨張体4内の空気を抜き、基準モデル2を枠体3ととも
に反転させ、脱型すれば、金属溶射層1を伴った、軽量
で耐久性の良好なセメント型7を得ることができる。
て内部から加圧され、硬化するまでに密度が均一に高く
なり、強度が大となる。セメント5が硬化した後には、
膨張体4内の空気を抜き、基準モデル2を枠体3ととも
に反転させ、脱型すれば、金属溶射層1を伴った、軽量
で耐久性の良好なセメント型7を得ることができる。
金属溶射層lは、予め、別工程で、例えば以下のような
手順で基準モデル2の型面上に形成される。
手順で基準モデル2の型面上に形成される。
まず、金属溶射層1の基準モデル2への密着性を高める
ために、基準モデル2の型面状に離型剤を塗布し、その
後、亜鉛合金などのアンダーコート層を形成する。次い
で、そのアンダーコート層の上に封孔材料をスプレーし
、そのアンダーコート層の表面を比較的にソフトなブラ
スト材料を用いてブラスト処理する。その上に、例えば
13%クロム合金、0.8%炭素鋼等の耐摩耗性材料を
溶射し、金属溶射層1を形成する。そして、その金属溶
射層1の表面に裏打ち材としてのセメント5との接着性
を高めるための接着剤が塗布される。このような加工処
理がされた基準モデル2の型面側に、枠体3が、図示の
ように、乗載され、前述したように、セメント5が注入
される。
ために、基準モデル2の型面状に離型剤を塗布し、その
後、亜鉛合金などのアンダーコート層を形成する。次い
で、そのアンダーコート層の上に封孔材料をスプレーし
、そのアンダーコート層の表面を比較的にソフトなブラ
スト材料を用いてブラスト処理する。その上に、例えば
13%クロム合金、0.8%炭素鋼等の耐摩耗性材料を
溶射し、金属溶射層1を形成する。そして、その金属溶
射層1の表面に裏打ち材としてのセメント5との接着性
を高めるための接着剤が塗布される。このような加工処
理がされた基準モデル2の型面側に、枠体3が、図示の
ように、乗載され、前述したように、セメント5が注入
される。
セメント5が注入される前に、設計段階で、予め、セメ
ント型7の大きさ、形状、必要強度等から、枠体3内の
どの位置に膨張体4を配置するか、あるいは膨張体4を
何セット配置するかが決定されており、膨張体4が所定
の箇所に二点鎖線で示すように萎んだ状態で配置される
。膨張体4は、ゴム、軟質プラスチックのような材料で
形成され、枠体3の上部に形成された貫通孔8を介して
、その間口4aが外部の空気供給管9に接続されており
、セメント5が注入された後に、空気が供給され、膨張
する。空気の供給は徐々に、かつ断続的になされること
が望ましく、所定の圧力に達すると、その状態で数時間
保持する。その間にセメント5が均一に加圧された状態
で硬化し、セメント5が硬化した後、空気を抜き、膨張
体4はそのままセメント5内に放置するか、取り出して
再度使用に供することもできる。なお、図示しないが、
枠体3の上部には、空気抜き孔が設けられ、セメント5
を注入した時に、枠体3内の空気が排出されるようにな
っている。
ント型7の大きさ、形状、必要強度等から、枠体3内の
どの位置に膨張体4を配置するか、あるいは膨張体4を
何セット配置するかが決定されており、膨張体4が所定
の箇所に二点鎖線で示すように萎んだ状態で配置される
。膨張体4は、ゴム、軟質プラスチックのような材料で
形成され、枠体3の上部に形成された貫通孔8を介して
、その間口4aが外部の空気供給管9に接続されており
、セメント5が注入された後に、空気が供給され、膨張
する。空気の供給は徐々に、かつ断続的になされること
が望ましく、所定の圧力に達すると、その状態で数時間
保持する。その間にセメント5が均一に加圧された状態
で硬化し、セメント5が硬化した後、空気を抜き、膨張
体4はそのままセメント5内に放置するか、取り出して
再度使用に供することもできる。なお、図示しないが、
枠体3の上部には、空気抜き孔が設けられ、セメント5
を注入した時に、枠体3内の空気が排出されるようにな
っている。
このように、セメント5内に、予め、膨張体4を配置す
ることによって、上述したように、簡単な原作で、軽量
で、密度が均一な、強度の大きい耐久性の良好なセメン
ト型7を安価に得ることができる。
ることによって、上述したように、簡単な原作で、軽量
で、密度が均一な、強度の大きい耐久性の良好なセメン
ト型7を安価に得ることができる。
第1図は本発明のセメント型の製造方法を実施する製造
装置の一実施例の断面図である。 I・・−金属溶射層、2−・基準モデル、3・−枠体、
4・−膨張体、5−セメント、7−セメントのプレス型
(セメント型)。 特許出願人 マツダ株式会社代理人 弁理士
吉相 勝俊(ばか1名)基準モ:r”rし
装置の一実施例の断面図である。 I・・−金属溶射層、2−・基準モデル、3・−枠体、
4・−膨張体、5−セメント、7−セメントのプレス型
(セメント型)。 特許出願人 マツダ株式会社代理人 弁理士
吉相 勝俊(ばか1名)基準モ:r”rし
Claims (1)
- (1)金属溶射層で被覆された基準モデルを用いて、セ
メントのプレス型を製造する方法において、基準モデル
の上に載置された枠体内に膨張体を配置し、セメントを
上記枠体内に注入した後、上記膨張体内に流体を供給し
てセメント内で膨張させるようにしたことを特徴とする
セメント型の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32012188A JPH02165827A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | セメント型の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32012188A JPH02165827A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | セメント型の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02165827A true JPH02165827A (ja) | 1990-06-26 |
Family
ID=18117929
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32012188A Pending JPH02165827A (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | セメント型の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02165827A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09108748A (ja) * | 1995-07-13 | 1997-04-28 | Naoki Maeda | セメント系組成物からなるプレス型及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP32012188A patent/JPH02165827A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09108748A (ja) * | 1995-07-13 | 1997-04-28 | Naoki Maeda | セメント系組成物からなるプレス型及びその製造方法 |
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