JPH02165405A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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JPH02165405A
JPH02165405A JP32028788A JP32028788A JPH02165405A JP H02165405 A JPH02165405 A JP H02165405A JP 32028788 A JP32028788 A JP 32028788A JP 32028788 A JP32028788 A JP 32028788A JP H02165405 A JPH02165405 A JP H02165405A
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JP
Japan
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layer
polyimide
imidization
polyimide layer
substrate
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JP32028788A
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Hiroaki Yoda
博明 與田
Arichika Ishida
有親 石田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は薄膜磁気ヘッドに関する。
(従来の技術) 磁気記録再生装置の高速転送化および磁気記録媒体の高
密度記録化に伴い、磁気ヘッドの高密度化、小型化(マ
ルチトラック化)、量産性の要求が高まっている。これ
により、薄膜技術により形成した薄膜磁気ヘッドが用い
られている。
このような薄膜磁気ヘッドとしては次のようなものがあ
る。
第5図は従来の磁気ヘッドを示す側面断面図である。
同図において、1はAJ2z  03 Ticなどによ
り形成された基板を示している。この基板1上には、パ
ーマロイなどの磁性体により下側磁気コアとなる第1の
磁性体層2が形成されている。第1の磁性体層2上には
、ギャップ部を形成するための8102等による絶縁中
間層3が形成されている。絶縁中間層3上には、Cuな
どからなるコイル4が介在されたポリイミド等による絶
縁層5が形成されている。絶縁層5上には、第1の磁性
体層2および絶縁中間層3に接触させて上側磁気コアと
なる第2の磁性体層6が形成されている。第2の磁性体
層6上を含む基板1上には、An203などによる保護
層7が形成されている。
ところで、上述した薄膜磁気ヘッドの上側磁気コアとな
る第2の磁性体層6は、コイル4、絶縁層5により基板
1上において10μ−程度の段差を有する下地上に形成
しなければならない。
しかしながら、磁性体層はスパッタ法でデポジションさ
れるため段差被覆性が十分でないという問題がある。
そこでポリイミドによる絶縁層5の側壁のテーパー角θ
、ψをたとえば35°〜45″に制御し磁性体層6の段
差被覆性をカバーすることが行われている。このような
ポリイミドのバターニングは、通常、湿式の化学エツチ
ングにより行われる。
次に、ポジ型レジストを用いた場合の絶縁層を形成する
ポリイミドパターニングプロセスを第6図(a)〜(f
)を用いて説明する。
まず、第6図(a)に示すように、たとえばAβ203
TIC基板11上にポリイミド酸溶液を、たとえばスピ
ンコードによりコーチインクシ、150℃程度で数分プ
リベークし、イミド化率30〜50%程度のポリマー層
12を形成する。
次に第6図(b)に示すように、ポリマー層12上に、
レジスト13をコーティングする。
そして、第6図(C)に示すように、レジスト13上に
フォトマスク14を配置して露光を行う。
この後、第6図(d)に示すように、ポジ型レジストの
現像液に浸してレジスト13を現像し、第6図(e)に
示すように、ポリマー層12を連続的にエツチングする
そして、第6図(f)に示すように、レジスト13をリ
ムーブし、350℃の温度で数十分ベークすることによ
りポリイミド薄膜を形成する。
しかしながら、上述のプロセスにより形成した絶縁層で
あるポリマー層12では、ポリマー層12のパターン側
壁のテーパー角θおよびψを小さい角度とし、しかもこ
れらの角度を制御することは難かしいという問題がある
上述の問題を第7図およびm8図を用いて説明する。
第7図において、21はアルカリ金属を含有しない基板
、22は150℃程度で数分プリベークしたイミド化率
30〜50%程度のポリマー 23はマスク材となるポ
ジ型フォトレジストである。なお、第7図においてrx
Jはイミド化の程度を示し、「X」が密に存在するほど
イミド化率が大きいことを示す。ポリマー22のイミド
化はプリベーク温度が高い程、また、プリベーク時間が
長い程進行するが、同図に示すポリマー22は均一にイ
ミド化した状態となる。
第8図(g)〜(k)はポリマーのエツチングの進行状
態を示すものであり、第7図と共通する部分には同一の
符号を付す。
エツチングは、第8図の(g)→(h)→(i)=(j
)−(k)の順に進行する。
この場合、ポリマー22は均一にイミド化されているた
め、エツチングは等方的に進行する。同図に示すような
微小なホール24のエツチングの場合、エツチングは、
はぼ点Oを中心とした同心円状に進行する。
したがって、エツチングが進行するに従い、ポリマー2
2のエツジ下層のテーパー角θはθ1−+θ2−θ3 
(θ1くθ2くθ3)と大きくなっていく。また、ポリ
マー22の上層のテーパー角ψは、はとんど変化せず8
0m〜90”程度の角度となる。
ところで、上述のプロセスによりポリマーエツジ下層の
テーパー角θを小さくするためには、ポリマーのエツチ
ングが終了した直後(第7図中、(i)〜(j)) 、
エツチング液(現像液)の供給を停止しなければならな
い。
しかしながら、実際ウェハー全面にわたって、エツチン
グを同時に終了させることはきわめて困難なため、上述
の製造方法は量産性の乏しいものとなる。
また仮に高度の条件コントロールを行ない、ウェハー全
面にわたりエツチングを均一に進行させることが出来て
も、ポリマー上層のテーパー角ψは小さくならず、35
0℃くらいにおける熱処理により、少々小さくなる程度
で、バターニングポリイミド上に磁性体層を良好に被覆
することはできず、良好なヘッド特性を得ることができ
ないという課題がある。
(発明が解決しようとする課題) 上述したよ・うに従来の薄膜磁気ヘッドでは、絶縁膜で
あるポリマーパターンのエツジ部分のテーパー角が大き
く、このため、絶縁層上に磁性体層が良好に被覆されず
、このため、良好なヘッド特性を得ることが難しいとい
う課題がある。
本発明は上述した従来の課題を解決するためのもので、
量産性を向上させることができ、良好なヘッド特性を得
ることのできる薄膜磁気ヘッドを提供することを目的と
している。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するように、本発明は、磁性を有する基
板と、この基板上に形成されたコイルと、このコイルを
絶縁するポリイミド層と、このポリイミド層を含む前記
基板上に形成された軟磁性層と、この軟磁性層を含む前
記基板上に形成された保護層とを有する薄膜磁気ヘッド
において、前記コイルを含む基板と前記ポリイミド層と
の間に、前記ポリイミド層の下地膜としてイミド化促進
層を形成したものである。
また、本発明におけるイミド化促進層は、Ia族元素を
含むガラスにより形成したものであり、Ia族元素とし
ては、Na、 Kなどのアルカリ金属が用いられる。
(作 用) 本発明では、ポリイミド層の下地として、たとえばNa
、 Kなどのアルカリ金属を含有するガラスによりイミ
ド化促進層を形成している。
したがって、ポリイミド層をプリベークした際に、イミ
ド化促進層のアルカリ金属がポリイミド層中に拡散して
、ポリイミド層における下層部分のイミド化を促進し、
下層はどイミド化率の大きいポリイミド層を形成する。
これにより、ポリイミド層のエツチングを行った場合、
エツチング速度は、イミド化率の低い上層が速く、イミ
ド化率の高い下層が遅く進行される。
したがって、ポリイミド層の厚さ方向におけるエツチン
グ進行速度の相違によって、ポリイミド層のエツジ部分
を所定の角度の緩かなテーパー状とすることができ、ポ
リイミド層上に形成する磁性層を良好に形成することが
でき、したがって、薄膜磁気ヘッドの量産性を向上させ
、ヘッド特性を良好とすることができる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明の一実施例の薄膜磁気ヘッドを示す側
面断面図である。
同図において、31はAl12  (h Ticなどに
より形成された基板を示している。この基板31上には
、パーマロイなどの磁性体により下側磁気コアとなる第
1の磁性体層32が形成されている。
第1の磁性体層32上には、ギャップ部を形成するため
のアルカリ金属を含有するガラス薄膜による絶縁中間層
33が形成されている。絶縁中間層33上には、Cuな
どからなるコイルパターン34が介在されたポリイミド
絶縁層35が形成されている。
絶縁層35上には、第1の磁性体層32および絶縁中間
層33に接触させて上側磁気コアとなる第2の磁性体層
36が形成されている。第2の磁性体層36上を含む基
板31上には、^12203などによる保護層37が形
成されている。
そしてこの実施例の薄膜磁気ヘッドでは、ポリイミド絶
縁層35の下地として、アルカリ金属を含有するガラス
薄膜による絶縁中間層33を配置したので、ポリイミド
絶縁層35のエツジ下側のテーパー角θおよびエツジ上
側のテーパー角ψをともに、たとえば356〜45″の
範囲のテーパー角に加工することができる。
以下、上述の作用を第2図および第3図を用いて説明す
る。
第2図は、基板51上に、アルカリ金属を含有するガラ
ス薄膜52を形成し、この上にポリイミド層53を形成
してプリベークし、その上にフォトレジスト54をパタ
ーニングした状態を示す断面図である。なお、同図にお
いて、rxJはポリイミド層53のイミド化率を示し、
rxJが密な程、イミド化率が高い。
同図に示すように、ポリイミド層53のプリベーク時に
、ガラス薄膜52中のアルカリ金属がポリイミド層53
中に拡散して触媒として作用するため、ポリイミド層5
3のイミド化が下層はど進行し、上層に比べて下層のほ
うがイミド化率の高いポリイミド層53が形成される。
第3図(a)〜(e)は上述のポリイミド層53のエツ
チングの進行状態を示す図である。なお、同図において
第2図と共通する部分には同一の符号を付す。
この場合、ポリイミド層53のエツチングは、第3図(
a)−−(b) →(c)−(d)−e (e)の順に
進行する。ポリイミド層53はイミド化がその厚さ方向
で均一でないため、エツチングは等方向には進行せず、
同図に示すように、ポリイミド層53の厚さ方向tのエ
ツチング速度よりポリイミド層53の面方向pのエツチ
ング速度が速いため、ポリイミド層53のエツジ部分の
テーパー角θ、ψはともに、エツチングが進行するに従
いθn−θn−1→θn−2(ψn呻ψn−1−4ψn
−2)と小さくなっていき、ポリイミド層53の側壁を
35°〜45@程度の角度のテーパー状に加工すること
ができる。
第4図に、アルカリ金属を含有するガラス薄膜61がセ
ラミック基板62の半面に形成され、ガラス薄膜61お
よびセラミック基板62に渡ってポリイミドパターン6
3を十字状に形成し光学顕微鏡で観察したときの拡大図
を示す。
同図に示すように、ガラス薄膜61上に形成されたポリ
イミドパターン63の側壁(エツジ)のテーパー分の傾
斜が、セラミック基板62上のポリイミドパターン63
の側壁(エツジ)のテーパ部分の傾斜に比べて緩やかな
傾斜面となり、長くすそをひいている。
[発明の効果コ 以上説明したように、本発明の薄膜磁気ヘッドでは、ポ
リイミド層の下地として、アルカリ金属を含有するガラ
スによりイミド化促進層を形成したので、ポリイミド層
のプリベーク時に、イミド化促進層のアルカリ金属がポ
リイミド層中に拡散して下層部分のイミド化を促進し、
下層はどイミド化率の大きいポリイミド層を形成する。
これにより、ポリイミド層のエツチングは、イミド化率
の低い上層が速く、イミド化率の高い下層が遅く進行す
る。これにより、ポリイミド層のエツジ部分を所定の角
度のテーパー状とすることができ、ポリイミド層上に形
成する磁性層を良好に形成することができ、したがって
、薄膜磁気ヘッドの量産性を向上させ、ヘッド特性を良
好とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の薄膜磁気ヘッドを示す側面
断面図、第2図は第1図の薄膜磁気ヘッドの製造プロセ
スを説明するための断面図、第3図(a)〜(e)は第
1図の薄膜磁気ヘッドの製造プロセスを説明するための
断面図、第4図は本発明におけるポリイミド層のエツジ
部分を説明するための拡大図、第5図は従来の薄膜磁気
ヘッドの一例を示す側面断面図、第6図(a)〜(f)
、第7図および第8図(g)〜(k)はそれぞれ第5図
の薄膜磁気ヘッドの製造プロセスを説明するための断面
図である。 31.51・・・基板、32・・・第1の磁性体層、3
3・・・絶縁中間層、34・・・コイルパターン、35
・・・ポリイミド絶縁層、36・・・第2の磁性体層、
37・・・保護層、52・・・ガラス薄膜、53・・・
ポリイミド層。 出願人      株式会社 東芝 代理人 弁理士  須 山 佐 − 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)磁性を有する基板と、この基板上に形成されたコ
    イルと、このコイルを絶縁するポリイミド層と、このポ
    リイミド層を含む前記基板上に形成された軟磁性層と、
    この軟磁性層を含む前記基板上に形成された保護層とを
    有する薄膜磁気ヘッドにおいて、 前記コイルを含む基板と前記ポリイミド層との間に、前
    記ポリイミド層の下地膜としてイミド化促進層を形成し
    たことを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. (2)イミド化促進層は、 I a族元素を含むガラスに
    より形成したことを特徴とする請求項1記載の薄膜磁気
    ヘッド。
JP32028788A 1988-12-19 1988-12-19 薄膜磁気ヘッド Expired - Lifetime JP2654147B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5163490B2 (ja) * 2006-04-07 2013-03-13 日立金属株式会社 軟磁性金属薄帯積層体およびその製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5163490B2 (ja) * 2006-04-07 2013-03-13 日立金属株式会社 軟磁性金属薄帯積層体およびその製造方法

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