JPH02164669A - クラッチ装置 - Google Patents

クラッチ装置

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Publication number
JPH02164669A
JPH02164669A JP63321549A JP32154988A JPH02164669A JP H02164669 A JPH02164669 A JP H02164669A JP 63321549 A JP63321549 A JP 63321549A JP 32154988 A JP32154988 A JP 32154988A JP H02164669 A JPH02164669 A JP H02164669A
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JP
Japan
Prior art keywords
shaft
input shaft
output shaft
coil spring
outer ring
Prior art date
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Pending
Application number
JP63321549A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Ito
健一郎 伊藤
Hiromi Nojiri
博海 野尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP63321549A priority Critical patent/JPH02164669A/ja
Publication of JPH02164669A publication Critical patent/JPH02164669A/ja
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  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、クラッチ装置に係り、特に、電動パワース
テアリング装置への組込みに最適なりラッチ装置に関す
るものである。
〔従来の技術〕
電動パワーステアリング装置の一般的な構成を第8図に
示す、この装置は、ハンドル1を右又は左に回転操作す
ると、車輪2からの抵抗によりハンドル軸3にトルクが
発生する。このトルクをハンドル軸3に設けたセンサー
4により検出し、制御装置5を通じてモータ6を駆動す
る。モータ6の駆動軸は減速機7を介してハンドル軸3
のビニオン8に連結され、これにかみ合ったラック9を
介して車輪2を操舵するようになっている。これによっ
て、非常にわずかなハンドル操作力により車輪を操舵す
ることができる。
しかし、このような電動パワーステアリング装置におい
ては、制御装置5、モータ6及び減速機7を含む駆動系
に異常が発生し、これらが作動しない場合には、ハンド
ル軸3に減速機7及びモータ6が連結されているため、
手動によるハンドル操作力が過大となり、実賞的に操舵
不能に陥る問題がある。
そのため、減速機7とビニオン8との間にクラッチ装置
10を介在する方法が知られている。
この場合のクラッチ装置10としては、電磁クラッチや
かみ合いクラッチを使用することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記いずれのクラッチも、そのクラッチを入り
・切りするための装置が必要になり、電動パワーステア
リング装置が複雑化する問題がある。
この発明は、上記の問題点を解決し、第1の駆動軸と第
2の駆動軸の2つの入力を機械的に切り換えて被駆動軸
に伝達することができる部品点数の少ない簡単な構成の
コストの安いクラッチ装置を提供することを技術的課題
としている。
〔課題を解決するための手段] 上記の課題を解決するために、この発明においては、入
力軸と出力軸とを同軸上に配置し、この両軸をその外側
に挿入した外輪に対して相対的に回転自在に支持し、上
記外輪の内側には、外輪の内径より小径のコイルばねを
組込み、このコイルばねの両端を内方向に折曲げて一対
の係合片を設け、上記入力軸には、その入力軸が正転又
は逆転するとき、上記一対の係合片の一方に係合してそ
の係合片をコイルばねが拡径する方向に押圧する押圧部
を設け、出力軸の外周には、上記押圧部で一方の係合片
が押されるとき、他方の係合片を回り止めする回り止め
部を設け、前記入力軸と出力軸とを回転方向すきまをも
って係合し、その回転方向すきまの中立位置に保持する
と共に、設定トルクを超えた回転力が伝達されたとき回
転方向すきまが無(なるまでねじり変形するトーション
バーで入力軸と出力軸とを連結した構成を採用したので
ある。
(作用) 上記のような構成において、入力軸を回転し、その回転
トルクがトーションバーの設定トルク以下であると、入
力軸の回転は、トーションバーを介して出力軸に伝達さ
れる。
上記回転トルクが、トーションバーの設定トルクを超え
ると、入力軸は出力軸に対して相対回転し、コイルばね
の一対の係合片のうち、一方の係合片が押圧部によって
押される。このとき、他方の係合片は、出力軸の回り止
め部に係合して回り止めされるため、コイルばねは拡径
して外輪の内面に圧接し、クラッチが入る。このとき、
外輪に回転力を付与すると、その回転はコイルばねを介
して出力軸に伝達され、入力軸および外輪の2つの回転
が出力軸に伝達される。
したがって、入力軸に第1の駆動軸を接続し、外輪に第
2の駆動軸を接続し、さらに、出力軸に被駆動軸を連結
すれば、第1の駆動軸と第2の駆動軸の2つの入力を外
部から制御することなく機械的に切換えて被駆動軸に伝
達することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の実施例を第1図乃至第7図に基づいて
説明する。
第1図に示すように、入力軸11と出力軸12は同軸上
に配置されている。入力軸11と出力軸12の対向端部
の外側には外輪13が挿入され、その外輪13の内側両
端部に、上記両軸11.12を回転自在に支持する軸受
14が取付けられている。
入力軸11には、外輪13の内側に位置する端部に筒体
15が設けられ、その筒体15と外輪13の間に組込ん
だコイルばね16の外径は外輪13の内径より小さく、
上記外輪13の内径面との間に隙間が設けられている。
また、コイルばね16の両端は第2図および第3図に示
すように、内方に折曲げられて一対の係合片17’、1
?“が設けられている。
前記筒体15には、第2図および第3図に示すように、
一対の軸方向のスリット18が形成され、各スリット1
8に上記係合片17’、17″が挿入されている。一対
のスリット18間に形成されたフォーク19は、係合片
17’、17”の押圧部として作用し、入力軸11を回
転すると、フォーク19の回転方向の前側の係合片が上
記フォーク19で周方向に押圧される。
一方、出力軸12の外周面には、第3図に示すように、
上記フォーク19と対向する位置に係合片17’、17
“の回り止め部としての軸方向に長い突出部20が形成
され、その突出部20の一側面に前記一対の係合片17
’、17”のうち、一方の係合片17′が係合し、他側
面に他方の係合片17“が係合している。このため、前
記フォーク19によって一方の係合片が押圧されるとき
、他方の係合片は突出部20によって回り止めされる。
入力軸11と出力軸12の対向端面において、入力軸1
1の端面には第1図および第4図に示すように、角孔2
1が形成され、出力軸12の端面には上記角孔21内に
はまる角軸22が設けられ、その角軸22と角孔21と
の間に回転方向すきまAが形成されている。
また、入力軸11と出力軸12には、第1図に示すよう
に、軸方向の孔23が形成され、その両孔23に挿入さ
れたトーションバー24の一端部は入力軸11に固定さ
れ、他端部は出力軸12に固定されている。このトーシ
ョンバ−24のばね力によって、上記角軸22は角孔2
1の中立位置に保持される。
上記トーションバ−24のばね力は、入力軸11に一定
以上の回転力が作用したとき、入力軸11と出力軸12
が角軸22を介して係合するよう決定される。
実施例で示すクラッチ装置は上記の構造から成り、この
クラッチ装置を電動パワーステアリング装置に組込む場
合は、第6図に示すように、入力軸11にハンドル30
を有するハンドル軸31を接続し、出力軸12にビニオ
ン32の軸33を連結する。
また、トーションバ−24のねじれを検出するセンサ(
図示省略)を設け、そのセンサにより制御装置34を通
じて駆動されるモータ35の回転をギヤ伝動機構等のト
ルク伝達機構36を介して外輪13に伝えるようにする
。このため、外輪13の外周には、第1図に示すように
、ギヤ25を設けておくようにする。
上記のような組込み状態において、ハンドル30を回転
操作して入力軸11を第3図の矢印方向に回転させた場
合、そのハンドル操作力がトーク5ンバ−24の設定ト
ルク以下であると、上記トーションバ−24の捩れが小
さく、入力軸11は出力軸12に対して余り相対回転し
ないので、コイルばね16は拡径せず、クラッチは作動
しない。
したがって、ハンドル操作力が小さいときは、外輪13
から出力軸12への回転力の伝達はなく、手動によるハ
ンドル操作力になる。
ハンドル操作力が大きくなり、トーションバ−24の設
定トルクを超えると、トーションバ−24が大きく換れ
て回転方向すきまAが無くなり、角孔21が角軸22に
係合して入力軸11から角軸22、出力軸12、ビニオ
ン軸33、ビニオン32、ラック37を介して車輪に操
作力が伝達される。
また、入力軸11は出力軸12に対して太き(相対回転
するため、入力軸11と共に回転するフォーク19は、
その回転方向前側の係合片17“を周方向に押し、この
とき、他方の係合片17′は出力軸12の突出部20に
係合して回り止めされているため、コイルばね16が拡
径して外輪13の内径面に圧接し、クラッチが成立する
一方、トーションバ−24が設定量捩れたことをセンサ
が検出し、そのセンサから制御装置34を通じてモータ
35が駆動され、そのモータ35の回転が外輪13に伝
達される。このとき、すでにクラッチが作動しているた
め、モータ35の回転は、外輪13からコイルばね16
を介して出力軸12に伝達され、ビニオン32、ラック
37を介して車輪に伝達される。
このように、ハンドル操作力が設定トルクを超えた場合
は、パワーステアリングに切り換わり、非常にわずかな
ハンドル操作力によって車輪を操舵することができる。
万一、制御装置34、モータ35及びトルク伝達機構3
6を含む駆動系に異常が発生し、これらが作動しない場
合には、ハンドル30を操作すると、ハンドル軸31に
連結された入力軸11が出力軸12に対して相対回転し
、フォーク1Sが、その回転方向前側の係合片17“を
押し、前記と同様にコイルスプリング16を拡径させて
外輪13の内径面に圧接させる。
このとき、外輪13は回転不能であるため、コイルばね
16は、外輪13の内径面を滑り、クラッチは作動せず
、一方、角孔21は角軸22に係合する。
したがって、入力軸11から角軸22、出力軸12、ピ
ニオン軸33、ピニオン32、ラック37を介して手動
による操作力が車輪に伝達され、駆動系とは遮断されて
いることにより、手動によるハンドル操作力が過大とな
ることはない。
さらに、駆動系が作動しない場合に、車輪側からハンド
ル30が戻されるときの作用について説明する。カーブ
からの立ち直り時、車輪からラック37、ピニオン32
、ピニオン軸33、出力軸12へと力が伝達される。こ
のハンドル戻し力に対して、運転者はハンドルを軽く手
で滑らす程度のトルクしかかけないため、トーシッンバ
−24の設定トルク以下であり、コイルばね16は拡径
せず、クラッチは作動しない、このため、出力軸12か
ら外輪13とは遮断された状態で入力軸11、これに連
結されたハンドル30が戻される。
したがって、カーブからの立ち直り時、運転者に違和感
を与えることなく滑らかにハンドル30が戻される。
なお、コイルばね16の両端に一対の係合片17′17
#を設けであるため、ハンドル30を上記と逆方向に回
転した場合においても、前述と同様の作用を行なわせる
ことができる。
実施例の場合は、コイルばね16の一対の係合片17′
、17“間に、係合片押圧部としてのフォーク19およ
び回り止め部としての突出部20を設けたが、第7図に
示すように、一対の係合片17’、1?”がコイルばね
16の巻き方向前側に位置がずれるコイルばね16の場
合は、各係合片17′、17“の外側に押圧部19′お
よび回り止め部20′を設けるようにする。
(発明の効果〕 以上のように、この発明によれば、トーシッンバーの設
定トルク以下では、入力軸から出力軸に回転力を伝達し
、設定トルク以上になったとき、入力軸と外輪のそれぞ
れに伝達される2つの入力を出力軸に伝えるクラッチを
可能にする。
また、外輪に回転力を伝達する駆動系に異常が発生して
作動しない場合においても、入力軸に伝えられる回転を
出力軸に伝達することができるため、電動パワーステア
リング装置に対する組込みにきわめて最適である。
さらに、入力軸、出力軸、外輪およびコイルばねから成
る部品点数の少ない簡単な構成であり、コストの安いク
ラッチを徒供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るクラッチ装置の一実施例を示
す縦断正面図、第2図は同上の横断平面図、第3図は第
1図のIII−m線に沿った断面図、第4図は第1図の
rV−rV線に沿うた断面図、第5図は同上の分解斜視
図、第6図は同上のクラッチ装置を電動パワーステアリ
ング装置に組込んだ状態の概略図、第7図は同上コイル
ばねの他の実施例を示す断面図、第8図は従来のクラッ
チ装置を示す概略図である。 11・・・・・・入力軸、    12・・・・・・出
力軸、13・・・・・・外輪、     16・・・・
・・コイルばね、17’、1?“・・・・・・係合片、 19.19′・・・・・・フォーク(押圧部)、20.
20′・・・・・・突出部(回り止め部)、21・・・
・・・角孔、     22・・・・・・角軸、24・
・・・・・トーシッンバー 特許出願人  エヌ・チー・エヌ 東洋ベアリング株式会社 同 代理人 鎌 田 文

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力軸と出力軸とを同軸上に配置し、この両軸を
    その外側に挿入した外輪に対して相対的に回転自在に支
    持し、上記外輪の内側には、外輪の内径より小径のコイ
    ルばねを組込み、このコイルばねの両端を内方向に折曲
    げて一対の係合片を設け、上記入力軸には、その入力軸
    が正転又は逆転するとき、上記一対の係合片の一方に係
    合してその係合片をコイルばねが拡径する方向に押圧す
    る押圧部を設け、出力軸の外周には、上記押圧部で一方
    の係合片が押されるとき、他方の係合片を回り止めする
    回り止め部を設け、前記入力軸と出力軸とを回転方向す
    きまをもって係合し、その回転方向すきまの中立位置に
    保持すると共に、設定トルクを超えた回転力が伝達され
    たとき回転方向すきまが無くなるまでねじり変形するト
    ーションバーで入力軸と出力軸とを連結したクラッチ装
    置。
JP63321549A 1988-12-19 1988-12-19 クラッチ装置 Pending JPH02164669A (ja)

Priority Applications (1)

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JP63321549A JPH02164669A (ja) 1988-12-19 1988-12-19 クラッチ装置

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JP63321549A JPH02164669A (ja) 1988-12-19 1988-12-19 クラッチ装置

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JPH02164669A true JPH02164669A (ja) 1990-06-25

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ID=18133806

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JP63321549A Pending JPH02164669A (ja) 1988-12-19 1988-12-19 クラッチ装置

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JP (1) JPH02164669A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216741A (en) * 1975-07-30 1977-02-08 Bosch Gmbh Robert Power steering system

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5216741A (en) * 1975-07-30 1977-02-08 Bosch Gmbh Robert Power steering system

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