JPH0297735A - クラッチ - Google Patents

クラッチ

Info

Publication number
JPH0297735A
JPH0297735A JP63235731A JP23573188A JPH0297735A JP H0297735 A JPH0297735 A JP H0297735A JP 63235731 A JP63235731 A JP 63235731A JP 23573188 A JP23573188 A JP 23573188A JP H0297735 A JPH0297735 A JP H0297735A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output shaft
sprag
shaft
input shaft
torque
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP63235731A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2635382B2 (ja
Inventor
Kenichiro Ito
健一郎 伊藤
Hiromi Nojiri
博海 野尻
Tateo Adachi
健郎 安達
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
Priority to JP23573188A priority Critical patent/JP2635382B2/ja
Priority to GB8911538A priority patent/GB2220714B/en
Priority to US07/359,260 priority patent/US5016740A/en
Priority to KR1019890007869A priority patent/KR930006218B1/ko
Priority to DE3919494A priority patent/DE3919494A1/de
Priority to FR8909379A priority patent/FR2635153B1/fr
Publication of JPH0297735A publication Critical patent/JPH0297735A/ja
Priority to US07/666,762 priority patent/US5135084A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP2635382B2 publication Critical patent/JP2635382B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D43/00Automatic clutches
    • F16D43/02Automatic clutches actuated entirely mechanically
    • F16D43/20Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure
    • F16D43/202Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type
    • F16D43/204Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type with intermediate balls or rollers
    • F16D43/206Automatic clutches actuated entirely mechanically controlled by torque, e.g. overload-release clutches, slip-clutches with means by which torque varies the clutching pressure of the ratchet type with intermediate balls or rollers moving axially between engagement and disengagement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/043Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by clutch means between driving element, e.g. motor, and driven element, e.g. steering column or steering gear
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D15/00Clutches with wedging balls or rollers or with other wedgeable separate clutching members
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D41/00Freewheels or freewheel clutches
    • F16D41/06Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface
    • F16D41/08Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action
    • F16D41/10Freewheels or freewheel clutches with intermediate wedging coupling members between an inner and an outer surface with provision for altering the freewheeling action with self-actuated reversing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Power Steering Mechanism (AREA)
  • One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、クラッチに関し、特に電動パワーステアリ
ング装置に適したクラッチに関するものである。
〔従来の技術〕
電動パワーステアリング装置の一般的な構成を第1)図
に示す、この装置は、ハンドル1を右又は左に回転操作
すると、車輪2からの抵抗によりハンドル軸3にトルク
が発生する。このトルクをハンドル軸3に設けたセンサ
ー4により検出し、制御装置5を通じてモータ6を駆動
する。モータ6の駆動軸は減速機7を介してハンドル軸
3のビニオン8に連結され、これにかみ合ったラック9
を介して車輪2を操舵するようになっている。これによ
って、非常にわずかなハンドル掻作力により車輪を操舵
することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、このような電動パワーステアリング装置におい
ては、制御装置5、モークロ及び減速機7を含む駆動系
に異常が発生し、これらが作動しない場合には、ハンド
ル軸3に減速機7及びモータ6が連結されているため、
手動によるハンドル操作力が過大となり、実質的に操舵
不能に陥る問題がある。
そのため、減速ja7とピニオン8との間にクラッチ装
置10を介在する方法が知られている。
この場合のクラッチ装置10としては、電磁クラッチを
使用することができるが、所要の伝達トルクを得るには
大形になる欠点がある。またかみ合いクラッチを使用す
ると、かみ合いの位置合せや負荷時のかみ合い解除に大
きな力を必要とするなどの問題点がある。
この発明は、上記の問題点を解決し、電動パワーステア
リング装置に対する組込みに好適であって、伝達の信頼
性が高く、しかもトルク伝達容量の大きな加工の容易な
りラッチを提供することを技術的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題を解決するために、この発明においては、外
輪、その外輪の軸芯上に配置された入力軸、この入力軸
と同軸上に配置された出力軸をそれぞれぞれ相対的に回
転自在に支持し、外輪の内径面および出力軸の外径面を
円筒面とし、その両筒面間に組み込まれたスプラグの外
径面および内径面には、スプラグが百円筒面の周方向に
傾いたとき、百円筒面に係合する円弧面を形成し、上記
スプラグの外径側端部が嵌合するポケットを有する保持
器を入力軸に設け、スプラグの内径側端部が嵌合するポ
ケットを有する保持器を出力軸に設け、入力軸側保持器
のポケット内には、上記スプラグを百円筒面に対して係
合しない中立の状態に保持する一対の弾性体を組込み、
前記入力軸と出力軸とを回転方向すきまをもって係合し
、この互に係合する両軸を回転方向すきまの中立位置に
保持すると共に、設定トルクを超えた回転力が付与され
たとき、回転方向すきまが無くなるまで弾性変形するト
ルク設定弾性部材を入力軸と出力軸間に組込んだ構成を
採用したのである。
(作用〕 上記の構成から成るクラッチにおいて、出力軸にかかる
負荷がトルク設定弾性部材の設定トルク以下である場合
、入力軸を回転すると、その回転は、トルク設定弾性部
材を介して出力軸に伝達される。
出力軸の負荷が大きくなり、トルク設定弾性部材の設定
トルク以上になると、入力軸の保持器が出力軸の保持器
に対して相対的に回転し、その回転によってスプラグの
外径側端部が押され、入力軸側保持器の回転方向にスプ
ラグが倒れ、スプラグの外径側の円弧面および内径側の
円弧面が外輪の円筒面および出力軸の円筒面に係合し、
クラッチが作動する。
このため、外輪を駆動装置に接続しておけば、その駆動
装置によって回転される外輪の回転を出力軸に伝達する
ことができる。
したがって、入力軸を第1の駆動装置に接続し、外輪を
第2の駆動装置に接続しておけば、第1の駆動装置と第
2の駆動装置の入力を外部から制御することなく機械的
に切り換えて出力軸に伝達することができる。
また、この発明に係るクラッチを電動パワーステアリン
グ装置に組込む場合は、入力軸をハンドル軸に連結し、
外輪をモータに接続し、さらに、出力軸をピニオン軸に
連結する。これにより、ハンドル軸に付与される回転ト
ルク設定弾性部材の設定トルク以下であると、そのハン
ドル軸の回転は、トルク設定弾性部材および出力軸を介
してピニオン軸に伝達される。
ハンドル軸に付与した回転トルクがトルク設定弾性部材
の設定トルクを超えると、前記のように、スプラグが倒
れてクラッチが作動する。このとき、モータによって外
輪が回転されるため、外輪側からピニオン軸が回転され
る。このため、非常にわずかなハンドル操作力によって
車輪を操舵することができる。
万一、モータを含む外輪の駆動系に異常が発生し、これ
が作動しなくなると、入力軸と出力軸が係合して出力軸
が回転し、入力軸と共に回転する保持器および出力軸と
共に回転する保持器によりスプラグが押されてスプラグ
が外輪の円筒面を滑り、ハンドル操作力が入力軸および
出力軸を介してビニオン軸に伝達される。
したがって、手動によるハンドル操作力が過大となり、
実質的に操舵不能に陥るという問題は生じない。
[実施例〕 以下、この発明の実施例を第1図乃至第9図に基づいて
説明する。
第1図乃至第6図は、この発明に係るクラッチの第1の
実施例を示す。第1図および第2図に示すように、外輪
1)の内周面は円筒面12とされている。この外輪1)
の軸芯上には入力軸13が配置され、その入力軸13は
外輪1)の一端部に取付けた軸受14によって回転自在
に支持されている。また、入力軸13と同軸上に出力軸
15が配置され、その出力軸15は外輪1)の他端部に
取付けた軸受16によって回転自在に支持されている。
出力軸15の外径面は円筒面17とされ、その円筒面1
7と外輪1)の円筒面12間には、複数のスプラグ18
が周方向に等間隔に組込まれている。
スプラグ18の外径面および内径面は、第4図に示すよ
うに、円弧面19.20とされ、各円弧面19.20の
半径Tは、外輪側円筒面12と出力軸側円筒面17間の
間隔δのAより大きくなっている。また、円弧面19.
20の中心を結ぶ方向の長さlは、上記間隔δより若干
小さくなっている。このため、スプラグ18が対向する
円筒面12.17間において起立する中立状態において
、スプラグ18の円弧面1S、20と上記円筒面12.
17間にラジアルすきま21が形成される。
また、中立状態から円筒面12.170周方向に倒れる
と、外径側円弧面19および内径側円弧面20が対向す
る円筒面12.17に対して係合する。
上記スプラグ1日の外径側端部は、入力軸13の端部に
設けた保持器22のポケット23内にはまり込み、また
、スプラグ1日の内径側端部は、出力軸15の端部に固
定した保持器24のポケット25内にはまり込んでいる
入力軸側保持器22におけるポケット23の周方向で対
向する側面間の寸法Aは、出力軸側保持器24における
ポケット25の周方向で対向する側面の寸法Bより大き
くなっている。また、入力軸側保持器22におけるポケ
ット23の周方向で対向する側面の中央部には凹部26
が形成され、その凹部26内に組込んだ弾性体27はス
プラグ18の外径側端部を両側から押圧し、スプラグ1
8を中立状態に保持している。
前記入力軸13の出力軸15に対向する端面には、第1
図および第3図に示すように、角孔28が形成され、一
方、出力軸15の端面には、上記角孔28に嵌まる角軸
29が設けられている。
上記角孔28と角軸29との間には回転方向すきまCが
形成され、その回転方向すきまCの中立位置に角軸29
を保持するトルク設定弾性部材30が入力軸13と出力
軸15との間に設けられている。
ここで、トルク設定弾性部材30はトーションバーから
成っている。このトルク設定弾性部材30は、入力軸1
3と出力軸15のそれぞれに設けた軸方向の孔31に挿
入され、その両端部が対向する軸にピン止めされている
このトルク設定弾性部材30のばね力は、入力軸13に
設定トルク以上の回転を作用したとき、回転方向すきま
Cがなくなるまでトルク設定弾性部材30が捩れ、入力
軸13と出力軸15を角軸2Sを介して係合するよう決
定されれている。
第1の実施例で示すクラッチは上記の構造から成り、こ
のクラッチ装置を電動パワーステアリング装置に使用す
る場合は、第7図に示すように、入力軸にハンドル40
を備えるハンドル軸41を接続し、出力軸にラック42
と噛み合うピニオン43の軸44を接続する。
また、ハンドル軸41のねじれを検出するセンサ45を
設け、この検出センサ45により制御装置46を通じて
駆動されるモータ47の回転をギヤ伝動機構等のトルク
伝達機構48を介して外輪1)に伝えるようにする。こ
のため、外輪1)には、第1図に示すように、その外周
にギヤ32を設けておくようにする。
上記のような組込み状態において、ハンドル40を回転
操作し、入力軸13に第4図の右方向への回転力を付与
した場合、そのハンドル操作力がトルク設定弾性部材3
0の設定トルク以下であると、上記トルク設定弾性部材
30の捩れが小さく、入力軸側保持器22は出力軸側保
持器24に対して余り回転しないので、スプラグ18は
中立状態に保持され、クラッチは作動しない。
したがって、ハンドル操作力が小さい場合は、外輪1)
から出力軸15への回転の伝達はなく、手動によるハン
ドル操作力になる。
ハンドル操作力が大きくなり、トルク設定弾性部材30
の設定トルクを超えると、上記トルク設定弾性部材30
が捩れ、入力軸側保持器22が出力軸側保持器24に対
して相対的に回転する。その回転により、スプラグ18
が第6図に示すように、右側に倒れ、外径側の円弧面1
9および内径側の円弧面20が外輪側円筒面12および
出力軸側円筒面17に係合し、クラッチが作動する。
一方、車輪に操作力が伝達されて車輪からの抵抗により
ハンドル軸41にトルクが発生し、このトルクをハンド
ル軸41に設けたセンサ45により検出し、制御装置4
6を通じてモータ47を駆動させる。そのモータ47の
回転は、外輪1)に伝達される。このとき、クラッチは
すでに作動しているため、モータ47の回転は、外輪1
)からスプラグ18を介して出力軸15に伝達され、ピ
ニオン軸44、ピニオン43およびラック42を介して
車輪に伝達される。
このように、ハンドル操作力が設定トルクを越えた場合
にはパワーステアリングに切り換わり、非常にわずかな
ハンドル操作力により車輪を操舵することができる。
第6図に示すように、スプラグ18の外径側円弧面19
および内径側円弧面20が外輪側円筒面12および出力
軸側円筒面17に係合するクラッチの作動状態において
、制御装置46、モータ47を含む駆動系に異常が発生
し、これらが作動しない場合には、ハンドル40からの
回転により入力軸13が回転され、回転方向すきまCが
無くなるまで角孔28と角軸29に対して回転する。そ
の角孔28と角軸29とが係合する状態において、入力
軸13の回転は出力軸15に伝達され、ピニオン軸44
、ビニオン43およびラック42を介して車輪に伝達さ
れる。このとき、出力軸側保持器24は入力軸側保持器
22と同方向に回転されるため、スプラグ18は、出力
軸側保持器24のポケット25の一側面で押されると共
に、入力軸側保持器22のポケット23の一側面で弾性
体27を介して押される。このため、スプラグ18は、
外輪円筒面12上を滑動する。
したがって、出力軸15からピニオン軸44、ピニオン
43、ラック42を介して手動による操作力が車輪に伝
達され、駆動系と遮断されていることにより手動による
ハンドル操作力が過大となることはない。
更に、駆動系が作動しない場合に車輪側からハンドルが
戻されるときの作用について説明する。
カーブからの立ち直り時、車輪からラック42、ビニオ
ン43、ピニオン軸44、出力軸15へと力が伝達され
る。このハンドル戻し力に対して、運転者はハンドルを
軽く手で滑らす程度のトルクしか掛けないため、トルク
設定弾性部材30の設定トルク以下である。このため、
入力軸側保持器22は出力軸側保持器24に対して余り
相対回転せず、スプラグ18は、外輪側円筒面12およ
び出力軸側円筒面17のいかれにも係合しない。このた
め、クラッチは作動せず、出力軸15から入力軸13お
よびこれに連結されたハンドル40が戻される。
第8図乃至第1O図は、この発明に係るクラッチの第2
の実施例を示す。この実施例においては、外輪1)の内
側に出力軸15′を挿通し、その出力軸15′を外輪1
)の内側両端部に組込んだ2個の軸受16′で回転自在
に支持している。
また、出力軸15′に設けた軸方向の孔33にに入力軸
13′が挿入され、その入力軸13′と出力軸15′の
外側に設けた保持器22′とを出力軸15′の径方向の
ビン孔34に挿入したピン35で連結しである。さらに
、入力軸13′に角軸29′を設け、出力軸15′に角
孔28′を形成して角軸29′と角孔28′間に回転方
向すきまCを設けである。他の構成は、第1の実施例と
同様であるため、同一の部分には同一の符号を付して説
明を省略する。
第2の実施例のように、出力軸15′を2個の軸受16
′で支持することにより、軸剛性が高く、大きなトルク
の伝達が可能である。
また、入力軸13′は、出力軸15′の内側にに入り込
んでおり、入力軸13′と出力軸15′の相対的な回転
は、トルク設定弾性部材30の捩れ範囲内であるため、
入力軸13′を転がり軸受で支持する必要がない。
〔発明の効果〕
この発明においては、以上のように構成したので、下記
に示す効果を得ることができる。
(イ)設定トルク以下では入力軸に付与される回転力を
出力軸に伝達し、設定トルク以上になったときは、入力
軸に付与される入力軸と外輪に付与される入力の2つの
入力を、外部から制御することなく機械的に切換えて出
力軸に伝達するクラッチを可能とする。
したがって、この発明に係るクラッチを電動パワーステ
アリング装置に使用した場合には、トルク設定弾性部材
の設定ばね力による簡単な構成で、ハンドル操作力が設
定トルク以下のときは手動操作となり、また、設定トル
クを超えたときは自動的にパワーステアリングに切り換
えることができ、パワーステアリング装置に対する組込
みにきわめて好適である。
(ロ)入力軸と出力軸、および出力軸と外輪は機械的な
保合構造で連結されているため、伝達の信頼性が高い。
(ハ)入力軸側保持器と出力軸側保持器の相対的回転に
よって倒れるスプラグは、入力軸側保持器が右又は左の
いずれの方向に回転した場合においても外輪側円筒面お
よび出力側円筒面に係合するため、クラッチの容量を大
きくすることができる。
に)外輪の内周面および出力軸の外周面を円筒面とする
ことができるため、加工が容易であり、製造コストの低
減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るクラッチの第1の実施例を示
す縦断面図、第2図は第1図の■−■線に沿った断面図
、第3図は同上の入力軸と出力軸の係合部を示す断面図
、第4図は同上のスプラグの組込み部分を拡大して示す
断面図、第5図は第4図の平面図、第6図は第4図の作
動状態を示す断面図、第7図は同上クラッチを電動パワ
ーステアリング装置に組込んだ状態の概略図、第8図は
この発明に係るクラッチの第2の実施例を示す縦断正面
図、第9図は第8図のIX−IX線に沿った断面図、第
10図は第8図のx−xvAに沿った断面図、第1)図
は従来の電動パワーステアリング装置を示す概略図であ
る。 1)・・・・・・外輪、    12・・・・・・円筒
面、13.13′・・・・・・入力軸、 15.15′・・・・・・出力軸、 17・・・・・・円筒面、    18・・・・・・ス
プラグ、1S、20・・・・・・円弧面、22・・・・
・・保持器、23・・・・・・ポケット、  24・・
・・・・保持器、25・・・・・・ポケット、  27
・・・・・・弾性体、28.28′・・・・・・角孔、
29.29′・・・・・・角軸、C・・・・・・回転方
向すきま、 30・・・・・・トルク設定弾性部材。 特許出願人  エヌ・チー・エヌ 東洋ベアリング株式会社 同 代理人 鎌 田 文 事件の表示 昭和63年特許願第235731、 発明の名称 クラッチ 補正をする者 事件との関係 特許出願人 住所  、大阪市西区京町堀1丁目3番17号図面の第
6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)外輪、その外輪の軸芯上に配置された入力軸、こ
    の入力軸と同軸上に配置された出力軸をそれぞれぞれ相
    対的に回転自在に支持し、外輪の内径面および出力軸の
    外径面を円筒面とし、その両筒面間に組み込まれたスプ
    ラグの外径面および内径面には、スプラグが両円筒面の
    周方向に傾いたとき、両円筒面に係合する円弧面を形成
    し、上記スプラグの外径側端部が嵌合するポケットを有
    する保持器を入力軸に設け、スプラグの内径側端部が嵌
    合するポケットを有する保持器を出力軸に設け、入力軸
    側保持器のポケット内には、上記スプラグを両円筒面に
    対して係合しない中立の状態に保持する一対の弾性体を
    組込み、前記入力軸と出力軸とを回転方向すきまをもっ
    て係合し、この互に係合する両軸を回転方向すきまの中
    立位置に保持すると共に、設定トルクを超えた回転力が
    付与されたとき、回転方向すきまが無くなるまで弾性変
    形するトルク設定弾性部材を入力軸と出力軸間に組込ん
    だクラッチ。
JP23573188A 1988-07-14 1988-09-20 クラッチ Expired - Fee Related JP2635382B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23573188A JP2635382B2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 クラッチ
GB8911538A GB2220714B (en) 1988-07-14 1989-05-19 Clutch
US07/359,260 US5016740A (en) 1988-07-14 1989-05-31 Torque responsive engaging clutch
KR1019890007869A KR930006218B1 (ko) 1988-07-14 1989-06-08 클러치장치
DE3919494A DE3919494A1 (de) 1988-07-14 1989-06-14 Kupplung
FR8909379A FR2635153B1 (ja) 1988-07-14 1989-07-12
US07/666,762 US5135084A (en) 1988-07-14 1991-03-08 Clutch

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23573188A JP2635382B2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 クラッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0297735A true JPH0297735A (ja) 1990-04-10
JP2635382B2 JP2635382B2 (ja) 1997-07-30

Family

ID=16990396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23573188A Expired - Fee Related JP2635382B2 (ja) 1988-07-14 1988-09-20 クラッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2635382B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003021171A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Koyo Seiko Co Ltd 一方向クラッチ
JP2008030895A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 天井クレーン
CN111344501A (zh) * 2017-11-10 2020-06-26 Ntn株式会社 反向输入阻断离合器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003021171A (ja) * 2001-07-09 2003-01-24 Koyo Seiko Co Ltd 一方向クラッチ
JP4670193B2 (ja) * 2001-07-09 2011-04-13 株式会社ジェイテクト 一方向クラッチ
JP2008030895A (ja) * 2006-07-28 2008-02-14 Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd 天井クレーン
CN111344501A (zh) * 2017-11-10 2020-06-26 Ntn株式会社 反向输入阻断离合器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2635382B2 (ja) 1997-07-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2528140B2 (ja) クラッチ装置
US5135084A (en) Clutch
JPH01106776A (ja) 動力舵取装置
JPH11263234A (ja) 減速器を備えた電動式ステアリングシステム
EP2090495A1 (en) Vehicle steering device
JPH0297735A (ja) クラッチ
JP2653965B2 (ja) 電動パワーステアリング装置
JPH02271116A (ja) クラッチ
JPH068345Y2 (ja) クラッチ
CN113830165A (zh) 齿条驱动式转向装置
JP2528631Y2 (ja) クラッチ装置
JPH01199026A (ja) クラッチ装置
JP2664226B2 (ja) クラッチ装置
JP2661670B2 (ja) クラッチ装置
JP2713573B2 (ja) クラッチ
JP2664227B2 (ja) クラッチ装置
JPH0738742Y2 (ja) クラッチ
JP6135310B2 (ja) ウォーム減速機及びデュアルピニオン式電動パワーステアリング装置
JP2661665B2 (ja) クラッチ装置
JP3636780B2 (ja) パワーステアリングの入力トルク検出装置
JP5915362B2 (ja) 荷役車両用操舵装置
JPH01233162A (ja) 減速機付きクラッチ装置
JP2014210465A (ja) 電動パワーステアリング装置
JPH02164669A (ja) クラッチ装置
JPH02271115A (ja) クラッチ

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees