JPH0216453Y2 - - Google Patents

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JPH0216453Y2
JPH0216453Y2 JP1527483U JP1527483U JPH0216453Y2 JP H0216453 Y2 JPH0216453 Y2 JP H0216453Y2 JP 1527483 U JP1527483 U JP 1527483U JP 1527483 U JP1527483 U JP 1527483U JP H0216453 Y2 JPH0216453 Y2 JP H0216453Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は多重記録情報の再生装置に関し、特に
オーデイオ情報を多重化して記録した記録媒体を
再生する多重記録情報の再生装置に関する。
記録媒体たるビデオデイスクにあつては、ビデ
オ信号の他に2チヤンネルのオーデイオ信号が周
波数多重化方式により記録されている。ビデオ信
号は周波数変調方式により周波数変換され、また
オーデイオ信号はステレオ若しくは2ケ国語のプ
ログラムモドとするために2チヤンネル信号とな
つており、各チヤンネル信号は例えば2.3MHzと
2.8MHzの2つのメインキヤリヤをこれまた周波
数変調する。これら周波数変調されたビデオ情報
及び2チヤンネルオーデイオ情報がビデオデイス
クへ記録されている。
かかる2チヤンネルオーデイオ情報の他に更に
別の2チヤンネル情報をも多重記録したという要
求があり、この要求を達成すべく本願出願人によ
つて4チヤンネルオーデイオ情報多重記録方式が
提奨されている(特願昭57−191110号)。
当該方式によれば、追加すべき2つのサブチヤ
ンネルオーデイオ信号により、メインチヤンネル
信号帯域(可聴帯域)外の高域における例えば
47.2KHzのサブキヤリヤを夫々独立に周波数変調
し、これら変調信号を対応する各メインチヤンネ
ルオーデイオ信号と夫々重畳してこれら重畳信号
によつて夫々2つのメインキヤリヤを周波数変調
するというものである。
かかる記録方式により記録されたビデオデイス
クの再生装置では、4チヤンネルオーデイオ情報
の記録モードに応じて各チヤンネル信号を組合せ
て装置再生出力として導出されるようになつてい
る。
ここで、上述した4チヤンネルオーデイオ多重
情報の各FM変調波のキヤリヤのスペクトラムは
第1図の如くなつている。図において、A及びB
はメインキヤリヤを夫々示し、A1,A2及びB1
B2は各サブキヤリヤの第1サイドバンド波を
夫々示している。尚、Nはホワイトノイズ成分を
示す。いま、メインキヤリヤのC/N(Carrier
to Noise Ratio)を35dBとすると、サブキヤリ
ヤによる第1サイドバンド波の各C/Nは35dB
よりもかなり低い値となる。その理由は、FM変
調波をベツセル級数展開した時の第1サイドバン
ドの項の係数が1以下でかつサブキヤリヤレベル
がメインキヤリヤレベルに対し約60%であること
に起因するものである。仮に、メインキヤリヤレ
ベルとサブキヤリヤの第1サイドバンドのレベル
との差が10dB程度であるとすると、サブチヤン
ネルのC/Nは約25dBとなりサブチヤンネルは
ノイズの影響を著しく受けることになるのであ
る。
また、ビデオデイスクの再生装置では時間軸補
正用のいわゆるタンゼンシヤルサーボ系が設けら
れており、これは再生カラーバースト信号の位相
誤差を検出して行うものであるが、カラーバース
ト信号の不存在期間である垂直ブランキング期間
では正確な誤差情報は得られないから、ピツクア
ツプの情報検出点がタンゼンシヤル方向に高周波
でアトランダムに振られることになる。この場
合、オーデイオメインキヤリヤがそれに応じて変
調を受けるが、サブチヤンネル信号により直接変
調されているサブキヤリヤは上述した如く47.2K
Hzとされてメインキヤリヤ(2.3MHz及び2.8M
Hz)に比し著しく低周波であるから、高周波をキ
ヤリヤとした変調に比べて再生信号におけるノイ
ズの発生が少くなる。すなわち、タンゼンシヤル
サーボ系に起因するノイズの影響はサブチヤンネ
ルの再生信号に対してはほとんど無視し得るが、
メインチヤンネル再生信号に対しては大きくな
る。この影響は15〜20KHz以下の周波数において
次第に増大するものとなる。
更には、記録トラツクの偏心に起因してトラツ
キングサーボ系のサーボ信号が30Hz成分を主に有
しており、この成分により情報検出点がトラツク
直交方向に振られることになる。そのために、同
様に高周波をキヤリヤとするメインチヤンネル再
生信号にも悪影響が大きく生じてS/Nの劣化を
招く。
かゝるメイン及びサブチヤンネルのC/N、タ
ンゼンシヤルサーボ系及びトラツキングサーボ系
等に起因する各再生信号におけるノイズ周波数特
性が第2図に示されており、Cがメインチヤンネ
ルのノイズ特性、Dがサブチヤンネルのそれであ
る。
この様なノイズ特性を有する再生装置において
は、サブチヤンネル再生信号のS/Nが、特に高
域ノイズの影響により著しく劣化することにな
る。そこで、サブチヤンネルの信号再生系路に設
けられるLPF(ローパスフイルタ)のカツトオフ
周波数を低く設定して聴感上耳ざわりな高域ノイ
ズ成分を阻止することが考えられる。しかしなが
ら、MPX(マルチプレツクス)ステレオモードの
場合には、楽音信号であることが多いためにその
占有周波数帯域はモノラル時に比しより大となつ
ていることから、上述のようにサブチヤンネル経
路のLPFのカツトオフ周波数を低く設定すれば、
サブチヤンネル信号のみの高域成分が阻止され
て、結果的にセパレーシヨン(左右分離度)を悪
化させることになるのである。
本考案の目的は、ステレオモードの場合のセパ
レーシヨンを悪化させることなくサブチヤンネル
のS/Nの改善を図るようにした多重記録情報の
再生装置を提供することである。
本考案による多重記録情報再生装置は、サブチ
ヤンネル信号によりサブキヤリヤを変調し、この
変調出力とメインチヤンネル信号とを重畳してメ
インキヤリヤを周波数変調することにより音声情
報が多重記録された記録媒体を再生する装置を対
象とし、その特徴とするところはサブチヤンネル
信号のみを選択的に再生して装置出力とする場合
と、それ以外の場合とでサブチヤンネル信号経路
のローパスフイルタの周波数特性を切替えるよう
にしたことにある。
以下に本考案の実施例につき第3図を用いて説
明する。図において、再生RF(高周波)信号は
BPF(バンドパスフイルタ)1及び2に入力され
て夫々第1及び第2メインキヤリヤ(2.3MHz及
び2.8MHz)が抽出される。BPF1及び2により
抽出された各メインキヤリヤは検波器3及び4に
おいて夫々検波されスイツチ5の2入力となる。
このスイツチにより選択された選択出力は高域ノ
イズ低減用のLPF6を介してスイツチング回路
7の1入力となると共に、サブキヤリヤ検出用の
BPF8の入力ともなつている。抽出されたサブ
キヤリヤは検波器9にて検波されLPF10,1
1を夫々介してスイツチング回路7の各他入力と
なる。このLPF10,11は互いにカツトオフ
周波数が異なる様に設定されているものとする。
第2メインキヤリヤ検波器4の出力はLPF12
を介してスイツチング回路7の別の入力となつて
いる。このスイツチング回路7において4入力が
2出力とされてノイズリダクシヨンシステム13
を介してマトリツクス回路14へ供給され、2チ
ヤンネルの装置出力となるのである。
スイツチング回路7はスイツチS1〜S5からな
り、LPF6の出力がスイツチS1を介して第1出
力となつており、またLPF12の出力がスイツ
チS4を介して第2出力となつている。LPF10,
11の各出力がスイツチS2及びS3を介して夫々第
2出力となり、LPF10の出力がスイツチS2
びS5を介して第1出力となつている。更に、
LPF11の出力がスイツチS3及びS5を介して第
1出力となつている。
いま、サブチヤンネル信号経路の高域ノイズ阻
止用LPFのカツトオフ周波数を、LPF10のそ
れに比しLPF11のそれが大となるように選定
しておく。そして、サブチヤンネルのモノラルモ
ードの如くサブチヤンネル信号のみが装置出力と
して選択的に導出される場合に限り、カツトオフ
周波数の低いLPF10の出力をスイツチS2及び
S5により選択して導出する如くし、聴感上耳ざわ
りな高域ノイズを阻止してS/N改善を図る。そ
れ以外の場合、例えばステレオモードの場合には
カツトオフ周波数の高い(LPF6及び12のカ
ツトオフ周波数と略等しい)LPF11の出力を
スイツチS3により選択して導出する如くし、セパ
レーシヨンの劣化を防止するのである。
尚、上記実施例においては、ローパスフイルタ
の周波数特性を切替えるのに、二つのLPF10
及び11を用いたが、第4図に示す如く、一つの
LPF15の時定数をスイツチ16によつて切替
える様に構成する事も可能である。すなわち、ス
イツチ16がオフの場合には、LPF15のカツ
トオフ周波数は抵抗R及びコンデンサC1で定め
られ、C/OFF=1/2πRC1であり、スイツチ16
がオンの場合には抵抗R、コンデンサC1及びC2
により定められC/ON=1/2πR(C1+C2)と切替
る事は明らかである。
以下に、各再生モードにおける信号経路につき
簡単に述べる。
(1) 第1チヤンネル(2.3MHzをメインキヤリヤ
とするチヤンネルのことを指称し以下同じとす
る)のメインチヤンネルモノラルモードの場
合; BPF1,DET(検波器)3,スイツチ5,
LPF6を経てスイツチング回路7へ至る。こ
の回路7では、スイツチS1及びS5のみがオンで
他はオフとなつておりモノラルモードとなる。
(2) 第2チヤンネル(2.8MHzをメインキヤリヤ
とするチヤンネルのことを指称し以下同じとす
る)のメインチヤンネルモノラルモードの場
合; BPF2,DET4,スイツチ5,LPF6を経
てスイツチング回路7へ至る。スイツチング回
路7は上記(1)の場合と同様の動作状態にある。
(3) 第1及び第2チヤンネルの両メインチヤンネ
ルによるステレオモードの場合; 第1チヤンネルのメインチヤンネル信号は、 BPF1,DET3,スイツチ5,LPF6及び
スイツチS1を通り、第2チヤンネルのメインチ
ヤンネル信号は、BPF2,DET4,LPF12
及びスイツチS4を通つて夫々左右チヤンネル出
力となる。この時、スイツチS2,S3及びS5はオ
フである。
(4) 第1チヤンネルのMPXステレオモードの場
合; 第1チヤンネルのメインチヤンネル信号は、 BPF1,DET3,スイツチ5,LPF6及び
スイツチS1を通り、サブチヤンネル信号は、
BPF8,DET9,LPF11及びスイツチS3
通つて左右チヤンネル信号となる。この時、ス
イツチS2,S4,S5はオフである。
(5) 第2チヤンネルのMPXステレオモードの場
合; 第2チヤンネルのメインチヤンネル信号は、 BPF2,DET4,スイツチ5,LPF6及び
スイツチS1を通り、サブチヤンネル信号は、
BPF8,DET9,LPF11及びスイツチS3
通つて左右チヤンネル信号となる。この時、ス
イツチS2,S4,S5はオフである。
(6) 第1チヤンネルのサブチヤンネル信号のモノ
ラルモードの場合; BPF1,DET3,スイツチ5,BPF8,
DET9,LPF10及びスイツチS2,S5を介し
てモノラル出力となる。この時スイツチS1
S3,S4はオフである。
(7) 第2チヤンネルのサブチヤンネル信号のモノ
ラルモードの場合; BPF2,DET4,スイツチ5,BPF8,
DET9,LPF10及びスイツチS2,S5を介し
てモノラル出力となる。この時も他のスイツチ
S1,S3及びS4はオフである。
このように本考案によれば、サブチヤンネル信
号のみを出力する場合と他の場合とでサブチヤン
ネル信号経路の高域ノイズ阻止用LPFのカツト
オフ周波数を異なるようにしているので、MPX
ステレオモードの場合のセパレーシヨンを何等劣
化させることなくサブチヤンネル信号のみのモノ
ラルモードにおけるS/Nを改善し得る利点があ
る。
尚、第3図の例では、サブチヤンネル信号経路
(復調経路)を1つだけ用いて回路の簡素化を図
つているが、これに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は4チヤンネルオーデイオ情報の多重記
録方式の周波数スペクトラムの概略を示す図、第
2図はメインチヤンネルとサブチヤンネルとの再
生系における各ノイズ特性を示す図、第3図は本
考案の一実施例のブロツク図、第4図はLPFの
周波数特性を切換る部分の他の例を示す図であ
る。 主要部分の符号の説明、1,2,8……BPF、
3,4,9……DET、5……スイツチ、6,1
0〜12……LPF、7……スイツチング回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サブチヤンネル信号によりサブキヤリヤを変調
    し、この変調出力とメインチヤンネル信号とを重
    畳してメインキヤリヤを周波数変調することによ
    り音声情報が多重記録された記録媒体を再生する
    再生装置であつて、前記サブチヤンネル信号経路
    のローパスフイルタのカツトオフ周波数を、前記
    サブチヤンネル信号のみを選択的に再生して装置
    出力とする第1の場合とそれ以外の第2の場合と
    で、第2の場合の方が第1の場合よりも高くなる
    ように切替えることを特徴とする再生装置。
JP1527483U 1983-02-03 1983-02-03 多重記録情報の再生装置 Granted JPS59121720U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1527483U JPS59121720U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 多重記録情報の再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1527483U JPS59121720U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 多重記録情報の再生装置

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Publication Number Publication Date
JPS59121720U JPS59121720U (ja) 1984-08-16
JPH0216453Y2 true JPH0216453Y2 (ja) 1990-05-07

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ID=30146608

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JP1527483U Granted JPS59121720U (ja) 1983-02-03 1983-02-03 多重記録情報の再生装置

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