JPH02164249A - 多極リラクタンスモータ - Google Patents

多極リラクタンスモータ

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Publication number
JPH02164249A
JPH02164249A JP31495288A JP31495288A JPH02164249A JP H02164249 A JPH02164249 A JP H02164249A JP 31495288 A JP31495288 A JP 31495288A JP 31495288 A JP31495288 A JP 31495288A JP H02164249 A JPH02164249 A JP H02164249A
Authority
JP
Japan
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ring
stator
rotor
shaped
magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP31495288A
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English (en)
Inventor
Isao Matsuda
功 松田
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Publication of JPH02164249A publication Critical patent/JPH02164249A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 人 産業上の利用分野 本発明は多極リラクタンスモータに関し、小型でしかも
大トルクが得られるとともに大容量化が実現できるよう
に企図したものである。
B 発明の概要 本発明は、電機子となる2つの固定子によリ、回転子に
リラクタンストルクを発生させるようにしたものである
。しかも固定子は、回転磁界を生じさせろために歯のつ
いたリング状の鉄心とvii!i線のリング状コイルと
を一定条件で配列して構成され、回転子はリング状の非
磁性体の内・外周面に、磁性板を積層してなる磁極を配
して構成している。
C8従来の技術とその課題 リラクタンストルクを利用するリラクタンスモータとし
ては、従来、第18図ないし第20図に示す固定子を有
し、これらの図に示すように、ヨーク1.鉄心2.コイ
ル3.スロット4があり、コイル3は亀甲型に形成され
てその直線部がスロット4内に嵌め込まれる構造となっ
ている。そして、このコイル3はY結線されて三相電源
に接続され回転磁界を生ずるものである。
一方、リラクタンスモータの回転子は、強磁性体で形成
された塊状であって、磁気凹凸性を有する構造が一般的
である。
ところが、この種モータは、今まで、小容量のものしか
作られていないのが現状である。
これは、大トルクを発生させるべく極数を多くすると励
磁電流が増大して力率・効率とも低下すること、極数増
大に伴いスロットも多数となって機械の体格が極めて大
形になること、コイルエンド部の増大に伴い更に体格が
大形化し銅損も大きくなること等に基因する。
このため、本発明者は全く新規なリラクタンスモータと
して次のような固定子(電機子)を提案した。ここで、
この新たな固定子を原理から説明するに、第10図は筒
車のためNS極を有する永久磁石からなる2極の回転子
5と固定子6とを示し、第11図は第10図XI−XI
断面であって第12図に示すリング状のコイル7a、7
bを固定子の周方向に配置した例を示している。第11
図において、2個のコイル7a、7bにより固定子6の
歯を通る磁束をφ、φ2φ、と仮定する。一方、コイル
7a、7b1.tu相がらV相へ右巻きに巻回し、更に
W相からV相へも右巻きに巻回して、三相交流を通電す
る。このようにするとコイル7m、7bによって第13
図に示す鎖交磁束φ、φ5を生ずる。すなわち、第14
図に示すベクトル図にて電圧V、がUがらVへ向うベク
トルで、電圧VゎがWからVに向うベクトルとなる。そ
して、 v=yo瑚ωtとすれば、 vll”−v、ate (ωt−τπ)となる。
コイル7aに鎖交する磁束φ、とコイル7bに鎖交する
磁束φ。は、φ、== f vadt、φ、= f v
bdtとなる。
したがって、 φ、= fvadt= f vomutdt=’ Cs
o ((Ill t −π)ω 第11図、第13図にてφ1−φ、、φ、=−φ。
の関係にあるから、φ2は次式となる。
したがって、 れた磁束となる。
以上の結果、第15図に示す三相交流をV結線コイル7
a、7bに通電することにより、第16図に示すように
固定子には電気角で120°ずっずれた各相の磁束が生
じ、図示の如く、u、v、w相にて模擬的に矩形に示す
磁極を生ずることになる。
しかも、この磁極は、第16図fal (bl (cl
に示すように時間と共に順に変化することになる。
すなわち、第15図に示すように時刻t1にて第16図
(a)、時刻t2にて第16図(bl、時刻t。
にて第16図fQlに示す磁極分布状態となる。
コノ第16図(al (bl (clにおいて、記号r
N」「S」は最大磁界、rnnJrssJは中磁界(最
大磁界0.866)   rn」 rsJは弱磁界(最
大磁界の0.5)をそれぞれ示しており、時刻1.12
1.の変化により第16図(al (bl (clのパ
ターンに磁極が変化する。そしてこのパターンは、第1
6図fa)を例にとると、第16図(alにおいて、x
y座標を採り、例えばy軸上のy8点でX方向の磁界を
積分してこの積分値をy1点の磁界の強さとする。72
点でも同様となる。すなわち任意のy、、点の磁界の強
さを求めそれをy軸上に展開すると完全ではないが正磁
波分布となった。
以上の結果、固定子6の周方向に正弦波に分布した磁極
が生じ、その磁場位置が第16図(diに示すように時
刻の進行と共に順にずれて回転磁界を生ずることとなっ
た。
次に励磁コイル(リング状コイル)につき説明する。第
17図に示すようにコイルNを巻回したコアを考えると
き、第17図(alと第17図tb+とのエアギャップ
Gが同じで、このギャップGに要する磁界の強さが同じ
であるから、各歯に巻回したコイルの起磁力も同じであ
る。してみろと、第17図(alと第17図tc+とに
よって歯の数が異なっていても第17図(clの全体を
励磁することで、起磁力が一定となる。すなわち、1個
のコイルで所望の磁界の強さを得ることができる。
このような原理に基づく固定子の具体的な構造としては
、第4図および第5図に示すものとなる。つまり、3個
のリング状鉄心20と2個のリング状のコイル21を有
しており、リング状鉄心20は第5図、第6図にも示す
ように、その内周壁に周方向に沿って複数個の歯22が
設けられている。一方、リング状鉄心20間に介在され
るリング状コイル21は第8図に示すように2個のリン
グ状コイル21の引出し線をV結線に接続している。
リング状鉄心20の3個のものは、同一形状の歯22の
形を有し、それぞれの鉄心20は第2図の如く電気角で
120°ずっ相互にずれるように配置されろ。また、各
リング状鉄心20相互はその外周にヨーク23が第7図
第9図に示すように、橋架されてatgF%的に結合さ
れろ。
しかしながら、上述の如き新規な固定子を提案してもリ
ラクタンスモータの回転子としては、なお、小容量のス
テップモータにみられろ単なる塊状の磁気凹凸性を有す
る構造であって、うず電流積が大きく、第10図に示さ
れる永久磁石を採用したとしても大容量化は無理である
そこで、本発明は、上述の課題に鑑み小形のわりに大き
なトルクを発生させる大容量化したリラクタンスモータ
にあって、前述の新規に提案された固定にみあう新規な
回転子を有する多能リラクタンスモータの提供を目的と
する。
D 課題を解決するための手段 上記目的を達成する本発明は、内周面に歯を形成した3
個の外側鉄心とV結線された2個のリング状コイルとで
なる外側固定子と、内外周面に磁極を有する回転子と、
外周面に歯を形成した3個の内側鉄心とV結線された2
個のリング状コイルとでなる内側固定子と、で構成した
ことを特徴とする。
E  作     用 外側固定子と内側固定子とにより発生した三相磁界が、
回転子に作用して回転子が回転する。
F実施例 以下に本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図は実施例に係る多橿リラクタンスモ−夕の外側固
定子1回転子、内側固定子の配置状態を示す端面図、第
2図は外側固定子。
回転子、内側固定子を示す正面図、第3図は多極リラク
タンスモータを示す断面図である。
第3図に示すように、円筒状の外側固定子100及び円
柱状の内側固定子300は、固定支持部400に固定設
置されている。また円筒状の回転子200は、回転支持
部500で支持されて回転できろようになっている。
上記外側固定子100.回転子200及び内側固定子3
00は、外周から内周に向い順次配置されて同心状態と
なっている。
外側固定子100は、第1図及び第2図[,1に示すよ
うに、3個のリング状の外側鉄心101と2個のリング
状コイル102を有しており、外側鉄心101はその内
周面に周方向に沿って複数個の歯103が等配に設けら
れている。一方、外側鉄心101間に介在されるリング
状コイル102は引出し線をV結線に接続している。3
個の外側鉄心101は、同一形状の歯103の形を有し
、それぞれの外側鉄心101は電気角で120°ずっ相
互にずれるように配置されろ。また、各外側鉄心101
相互はその外周にヨーク104が橋架されて磁気的に結
合されろ。
また回転子200は、第1図及び第2図に示すように、
リング状の非磁性体201の外周面及び内周面に、複数
の磁極202,203を周方向に沿い等配に配置して構
成している。
非磁性体201ば、リング状の非磁性板(アルミニウム
板など)を積層してボルト204で締着して形成したも
のである。また各磁極202.203は、軸方向に伸び
る磁性板(硅素鋼板など)を周方向に積層して形成した
ものである。
更に内側固定子300は、第1図及び第2図に示すよう
に、3個の円柱状の内側鉄心301と2個のリング状コ
イル302を有しており、内側鉄心301はその外周面
に周方向に沿って複数個の歯303が等配に設けられて
いる。一方、内側鉄心301間に介在されるリング状コ
イル302は引出し線をV結線に接続している。3個の
内側鉄心301は、同一形状の歯303の形を有し、そ
れぞれの内側鉄心301は電気角で120aずつ相互に
ずれるように配置される。また、各内側鉄心301相互
は磁気的に結合される。
なお、磁極202,203を周方向に積層した構造とし
たのは、回転子200内を通過する磁束が、軸方向に通
過し、しかも電源周波数に比例して交番することによる
からである。
上述した構成となっている本実施例の多極リラクタンス
モータにおいて、外側固定子100のリング状コイル1
02に三相交流を通ずると三相回転磁界が生じ、この回
転磁界は、回転子200の磁極202に集中して軸方向
に通過しつつ周方向に移動していく。また、内側固定子
300のリング状コイル302に三相交流を通ずると三
相回転磁界が生じ、この回転磁界は、回転子200の磁
3203に集中して軸方向に通過しつつ周方向に移動し
ていく。このため回転子200が回転する。
しかも回転子200の回転トルクは、2つの異なる回転
磁界により発生するため、大きな回転トルクが得られる
G 発明の効果 以上実施例とともに具体的に説明したように本発明によ
れば、内・外の固定子により発生した磁界により回転子
を回転させろようにしたので、小型で大トルクが得られ
るとともに、大容量化を図ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の多極リラクタンスモータ
を示す端面図、第2図(alは外側固定子を示す正面図
、第2図(blは回転子を示す正面図、第2図(c)は
内側固定子を示す正面図、第3図は本発明の多極リラク
タンスモータを示す断面図、第4図は固定子構造を示す
斜視図、第5図は固定子の展開図、第6図は第5図の■
−■断面図、第7図は第5図の■−■断面図、第8図は
リング状コイルの結線状態図、第9図はヨークの取付説
明図、第10図ば2極機の簡略構成図、第11図は第1
0図のXI−XI断面図、第12図はリング状コイルの
結線状態図、第13図は鎖交磁束の説明図、第14図は
三相ベクトル図、第15図は三相電流波形図、第16図
(,1(bl tc+は磁極パターンの状態図、第16
図(dlは正弦波分布の進行状態図、第17図は励磁電
流の説明図、第18図は従来の展開図、第19図は第1
8図のXIX −XIX断面図、第20図は第18図の
xx −xx断面図である。 図  中、 100は外側固定子、 101は外側鉄心、 102はリング状コイル1 103は歯、 200は回転子、 201は非磁性体、 2.203は磁極、 0は内側固定子、 1は内側鉄心、 2はリング状コイル、 3は歯である。 特  許  出  願  人 株式会社 明 常会 代    理    人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 円筒状をなして固定設置された外側固定子と、円筒状を
    なして外側固定子の内周側に同心状態で位置して回転自
    在に支持された回転子と、回転子の内周側に同心状態で
    位置して固定設置された内側固定子と、を有し、 前記外側固定子は、内周面に周方向に沿って複数個の歯
    を等配に形成した3個のリング状の外側鉄心を、電気的
    に120°ずつずらして同軸心となるように軸方向にな
    らべて配置する一方、上記3個ならんだ外側鉄心の間に
    この外側鉄心と同軸心となるようにリング状コイルを2
    個介在させ、この2個のリング状コイルをV結線に接続
    して三相電源に接続する構成となっており、前記回転子
    は、リング状の非磁性体の外周面及び内周面に、軸方向
    に伸びる多数の磁性板を周方向に積層してなる磁極を、
    周方向に沿い等配に複数配置して構成され、 前記内側固定子は、外周面に周方向に沿って複数個の歯
    を等配に形成した3個の内側鉄心を、電気的に120°
    ずつずらして同軸心となるように軸方向にならべて配置
    する一方、上記3個ならんだ内側鉄心の間にこの内側鉄
    心と同軸心となるようにリング状コイルを2個介在させ
    、この2個のリング状コイルがV結線に接続して三相電
    源に接続する構成となっていることを特徴とする多極リ
    ラクタンスモータ。
JP31495288A 1988-12-15 1988-12-15 多極リラクタンスモータ Pending JPH02164249A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2724783A1 (fr) * 1994-09-19 1996-03-22 Moving Magnet Tech Micro-moteur pas a pas multipolaire
JPH11155268A (ja) * 1997-09-30 1999-06-08 Emf 97 Elektro Mas Vertrieb Magnettechnik & Forschungs Gmbh 磁気抵抗モータ
JP2007143360A (ja) * 2005-11-22 2007-06-07 Honda Motor Co Ltd ステータ

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FR2724783A1 (fr) * 1994-09-19 1996-03-22 Moving Magnet Tech Micro-moteur pas a pas multipolaire
JPH11155268A (ja) * 1997-09-30 1999-06-08 Emf 97 Elektro Mas Vertrieb Magnettechnik & Forschungs Gmbh 磁気抵抗モータ
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