JP3352717B2 - 電動機 - Google Patents

電動機

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁化の強さが周方向に
略台形波状に変化するマグネットと、突極を有する電機
子コアを備えた電機子とが相対回転自在に構成された電
動機に関する。
【0002】
【従来の技術及び解決しようとする課題】磁化の強さが
周方向に略台形波状に変化するマグネットと、突極を有
する電機子コアを備えた電機子とが相対回転自在に構成
されたブラシレススピンドルモータ等の電動機において
は、マグネットと電機子との間で相対回転が生ずること
により、電機子付近を通る磁束の変化波形は、基本波に
加えて奇数次高調波を含むものとなる。
【0003】そのため、奇数次高調波に対応する磁束が
突極に捲回された巻線に鎖交して奇数次高調波に対応す
るトルクが発生し、トルクリップルの増大を招くと共
に、回転精度の向上を妨げていた。
【0004】本発明は、従来技術に存した上記のような
問題点に鑑み行われたものであって、その目的とすると
ころは、奇数次高調波に対応する磁束によるトルクに起
因するトルクリップルが効果的に低減され、それにより
回転精度も向上させ得る電動機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電動機は、周方向の磁極の変化に伴う磁化
の強さの変化が略台形波状をなすマグネットと、複数の
突極を有する電機子コアを備えた電機子とが相対回転自
在に構成された電動機であって、前記突極の中心角がそ
れぞれ電気角において実質上(72n−10)度乃至7
2n度[nは正の整数]であり、且つそれらの突極は回
転対称状をなし、前記マグネットと前記電機子との間で
相対回転することによりその電機子付近を通る磁束の変
化波形における第5高調波に対応するトルクを実質上発
生しないものとしている。
【0006】また本発明の電動機は、上記マグネットが
8極の磁極を8回回転対称状に有し、上記電機子コア
が、中心角が機械角において実質上33.5度乃至36
度の突極を9回回転対称状に9極有し、各突極には、Y
結線された3相の巻線のうち何れか1相の巻線が捲回さ
れ、各相の巻線は、1極おきの3極の突極に捲回されて
いるものとすることができる。
【0007】更に本発明の電動機は、上記マグネットが
4極の磁極を4回回転対称状に有し、上記電機子コア
が、中心角が機械角において実質上31度乃至36度の
3極の突極と実質上67度乃至72度の3極の突極と
を、周方向に交互且つ等間隔に、而も3回回転対称状に
有し、各突極には、Y結線された3相の巻線のうち何れ
か1相の巻線が捲回され、任意の突極に捲回された巻線
の相はその両側の突極に捲回された巻線の相と異なって
いるものとすることもできる。
【0008】
【作用】請求項1の発明においては、マグネットの周方
向の磁極変化に伴い、磁化の強さが周方向に略台形波状
に変化するので、マグネットと電機子との間で相対回転
することにより、電機子付近を通る磁束の変化波形は、
基本波に加えて奇数次高調波を含むものとなる。ところ
が、電機子コアの突極の中心角は、それぞれ電気角にお
いて実質上(72n−10)度乃至72n度であって、
第5高調波の1波長のn倍に実質的に対応する。そのた
め、第5高調波に対応する磁束は、マグネットの磁極と
電機子コアの突極との相対角度位置の如何に拘らず、各
突極の表面近くを通って短絡し、その総和は実質上0に
なる。従って実質上、第5高調波に対応する磁束は突極
に捲回された巻線に鎖交せず、第5高調波に対応するト
ルクは発生しないこととなる。電機子コアの突極には、
マグネットとの間で磁束の回り込みが生ずるので、突極
の中心角が電気角において実質上72n度未満(72n
−10)度以上であっても、実質的に前記のような作用
が生ずる。
【0009】請求項2の発明においては、マグネットの
磁極が8極であるから、33.5乃至36度機械角であ
る電機子コアの突極の中心角は、134乃至144度電
気角に相当する。従って実質上、第5高調波に対応する
磁束は突極に捲回された巻線に鎖交せず、第5高調波に
対応するトルクは発生しないこととなる。
【0010】マグネットは8極の磁極を8回回転対称状
に有し、電機子コアは9回回転対称状に9極の突極を有
しており、各突極には、Y結線された3相の巻線のうち
何れか1相の巻線が捲回され、各相の巻線は、1極おき
の3極の突極に捲回されているので、120度電気角ず
つ位相の異なる実質上対称な3相の電流を各巻線に流す
ことにより、第3高調波に対応する磁束によるトルクも
発生しないこととなる。
【0011】請求項3の発明においては、マグネットの
磁極が4極であるから、31乃至36度機械角である電
機子コアの3極の突極の中心角は62乃至72度電気角
に相当し、67乃至72度機械角である電機子コアの3
極の突極の中心角は134乃至144度電気角に相当す
る。従って実質上、第5高調波に対応する磁束は突極に
捲回された巻線に鎖交せず、第5高調波に対応するトル
クは発生しないこととなる。
【0012】マグネットは4極の磁極を4回回転対称状
に有し、電機子コアは、3極ずつの2種類の突極を周方
向に交互且つ等間隔に、而も3回回転対称状に有してお
り、各突極には、Y結線された3相の巻線のうち何れか
1相の巻線が捲回され、任意の突極に捲回された巻線の
相はその両側の突極に捲回された巻線の相と異なってい
るので、120度電気角ずつ位相の異なる実質上対称な
3相の電流を各巻線に流すことにより、実質上、第3高
調波に対応する磁束によるトルクも発生しないこととな
る。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を、図1乃至図4を参照しつ
つ説明する。図1乃至図3は、本発明の1実施例として
のアウターロータ型の3相8極モータについてのもので
あって、図1はその模式図である。10は、ロータを構
成する界磁手段、12は、ステータを構成する電機子で
あって、界磁手段10は、電機子12に対し同軸状に回
転自在に支持されている。
【0014】界磁手段10は、円筒状のロータヨーク1
4と、そのロータヨーク14に内嵌された円筒状のロー
タマグネット16からなる。ロータマグネット16は、
半径方向に着磁された8極の磁極N、S、N・・・・Sを8
回回転対称状に有しており、周方向に交互に極性が変化
する。従って各磁極N、S、N・・・・Sの中心角は45度
である。周方向の磁極N、S、N・・・・Sの変化に伴う磁
化の強さの変化は、図2に示されるような略台形波状を
なしている。
【0015】電機子12は、主に電機子コア18と巻線
u、v及びwからなる。回転軸線方向に直交する面にお
いて、電機子コア18の形状は、中央部に位置する環状
のコア基部18aから半径方向外方へ突出する突極U
1、W3、U2、V1、U3、V2、W1、V3及びW
2を、9回回転対称状に9極有するものとなっている。
これらの突極の形状は、各外周部18bが周方向に拡開
した略T字状をなしており、その外周部18bの中心角
は実質上36度、すなわち144度電気角である。従っ
て、各突極U1、W3、U2、V1、U3、V2、W
1、V3及びW2における外周部18b同士の間隔の中
心角は4度である。各突極の外周部18bは、ロータマ
グネット16の内周面と半径方向空隙を隔てて相対して
いる。
【0016】各突極U1、W3、U2、V1、U3、V
2、W1、V3及びW2には、Y結線された3相の巻線
u、v及びwのうち何れか1相の巻線が捲回され、各相
の巻線は、1極おきの3極の突極に捲回されている。よ
り具体的には、巻線uは突極U1、U2及びU3に、巻
線vは突極V1、V2及びV3に、巻線wは、突極W
1、W2及びW3に、それぞれ同方向に捲回されてい
る。
【0017】周方向の磁極の変化に伴うロータマグネッ
ト16の磁化の強さの変化は略台形波状をなすので、電
機子12に対しロータマグネット16が回転すると、電
機子12付近を通る磁束の変化波形は、基本波に加えて
奇数次高調波を含むものとなる。ところが、電機子コア
18における突極U1、W3、U2、V1、U3、V
2、W1、V3及びW2の各外周部18bの中心角は、
それぞれ実質上72度電気角の2倍に相当するものであ
って、第5高調波の1波長の2倍に対応する。そのた
め、第5高調波に対応する磁束は、ロータマグネット1
6の磁極N、S、N・・・・Sと電機子コア18の突極U
1、W3、U2、V1、U3、V2、W1、V3及びW
2との相対角度位置の如何に拘らず、各突極U1、W
3、U2、V1、U3、V2、W1、V3及びW2の表
面近くを通って短絡し、その総和は実質上0になる。従
って実質上、第5高調波に対応する磁束は突極U1、U
2、U3;V1、V2、V3並びにW1、W2、W3に
それぞれ捲回された巻線u、v及びwに鎖交せず、第5
高調波に対応するトルクは発生しないこととなる。
【0018】また、ロータマグネット16は8極の磁極
N、S、N・・・・Sを8回回転対称状に有し、電機子コア
18は9回回転対称状に9極の突極U1、W3、U2、
V1、U3、V2、W1、V3及びW2を有しており、
各突極U1、U2、U3;V1、V2、V3並びにW
1、W2、W3には、それぞれY結線された3相の巻線
u、v及びwのうち何れか1相の巻線u、v及びwが捲
回され、各相の巻線は、1極おきの3極の突極に捲回さ
れているので、120度電気角ずつ位相の異なる実質上
対称な3相の電流を各巻線u、v及びwに流すことによ
り、実質上、第3高調波に対応する磁束によるトルクも
発生しないこととなる。
【0019】図3は、このモータのトルク曲線を示す。
これに対し図5は、第5高調波に対応するトルクを含む
トルク曲線を示すものである。このように、このモータ
では、第3高調波に対応するトルク及び第5高調波に対
応するトルクが実質上何れも生じないので、発生するト
ルクにおけるトルクリップルが効果的に低減され、回転
精度の向上にも役立つ。
【0020】図4は、本発明の別の実施例としてのアウ
ターロータ型の3相4極モータについてのものであっ
て、図4はその模式図である。50は、ロータを構成す
る界磁手段、52は、ステータを構成する電機子であっ
て、界磁手段50は、電機子52に対し同軸状に回転自
在に支持されている。
【0021】界磁手段50は、円筒状のロータヨーク5
4と、そのロータヨーク54に内嵌された円筒状のロー
タマグネット56からなる。ロータマグネット56は、
半径方向に着磁された4極の磁極N、S、N、Sを4回
回転対称状に有しており、周方向に交互に極性が変化す
る。従って各磁極N、S、N、Sの中心角は90度であ
る。周方向の磁極N、S、N、Sの変化に伴う磁化の強
さの変化は略台形波状をなしている。
【0022】電機子52は、主に電機子コア58と巻線
x、y及びzからなる。回転軸線方向に直交する面にお
いて、電機子コア58の形状は、中央部に位置する環状
のコア基部58aから半径方向外方へ突出する突極X
1、Y2、Z1、X2、Y1及びZ2を、等間隔且つ3
回回転対称状に6極有するものとなっている。突極X
1、Y2、Z1、X2、Y1及びZ2の形状は、外周部
58bが周方向に拡開した略T字状をなしており、外周
部58bの中心角が実質上36度機械角(72度電気
角)の突極X1、Y1及びZ1と実質上72度機械角
(144度電気角)の突極X2、Y2及びZ2とが、周
方向に交互に3極ずつ設けられている。従って、各突極
X1、Y2、Z1、X2、Y1及びZ2における外周部
58b同士の間隔の中心角は6度である。突極X1、Y
2、Z1、X2、Y1及びZ2の外周部58bは、ロー
タマグネット56の内周面と半径方向空隙を隔てて相対
している。
【0023】各突極X1、X2;Y1、Y2並びにZ
1、Z2には、Y結線された3相の巻線x、y及びzの
うち何れか1相の巻線が捲回され、任意の突極に捲回さ
れた巻線の相はその両側の突極に捲回された巻線の相と
異なっている。巻線x、y及びzはそれぞれ、3組の、
互いに実質上180度の中心角を隔てた2つの突極X
1、X2;Y1、Y2並びにZ1、Z2に、同方向に捲
回されている。
【0024】周方向の磁極の変化に伴うロータマグネッ
ト56の磁化の強さの変化は略台形波状をなすので、電
機子52に対しロータマグネット56が回転すると、電
機子52付近を通る磁束の変化波形は、基本波に加えて
奇数次高調波を含むものとなる。ところが、電機子コア
58における突極X1、Y2、Z1、X2、Y1及びZ
2の外周部58bの中心角は、実質上72度電気角及び
72度電気角の2倍に相当するものであって、第5高調
波の1波長及びその2倍に対応する。そのため、第5高
調波に対応する磁束は、ロータマグネット56の磁極
N、S、N、Sと電機子コア58の突極X1、Y2、Z
1、X2、Y1及びZ2との相対角度位置の如何に拘ら
ず、各突極X1、Y2、Z1、X2、Y1及びZ2の表
面近くを通って短絡し、その総和は実質上0になる。従
って実質上、第5高調波に対応する磁束は突極X1、X
2;Y1、Y2並びにZ1、Z2に捲回された巻線x、
y及びzに鎖交せず、第5高調波に対応するトルクは発
生しないこととなる。
【0025】また、ロータマグネット56は4極の磁極
N、S、N、Sを4回回転対称状に有し、電機子コア5
8は、3極ずつの2種類の突極X1、Y1及びZ1並び
にX2、Y2及びZ2を周方向に交互且つ等間隔に、而
も3回回転対称状に有しており、各突極X1、X2;Y
1、Y2並びにZ1、Z2には、Y結線された3相の巻
線x、y及びzのうち何れか1相の巻線x、y及びzが
捲回され、任意の突極X1、X2;Y1、Y2並びにZ
1、Z2に捲回された巻線x、y及びzの相はその両側
の突極X1、X2;Y1、Y2並びにZ1、Z2に捲回
された巻線x、y及びzの相と異なっているので、12
0度電気角ずつ位相の異なる実質上対称な3相の電流を
各巻線x、y及びzに流すことにより、実質上、第3高
調波に対応する磁束によるトルクも発生しないこととな
る。
【0026】従ってこのモータでは、第3高調波に対応
するトルク及び第5高調波に対応するトルクが実質上何
れも生じないので、発生するトルクにおけるトルクリッ
プルが効果的に低減され、回転精度の向上にも役立つ。
【0027】上記各モータにおける各突極の中心角は、
電気角において実質上72n度未満(72n−10)度
以上[nは正の整数]であっても差し支えない。また上
記各モータは、120度ずつの位相差を有する一定周波
数の3相交流により同期電動機として駆動することも可
能であり、120度ずつの位相差を有する3相の駆動電
流を、ホール素子の出力やステータコイルの逆起電圧等
を利用して検出したロータマグネットの磁極の角度位置
に応じて転流させることにより駆動することも勿論可能
である。
【0028】また更に、スリップリングなどを使用すれ
ば、界磁手段がステータを構成し、電機子がロータを構
成するものとすることもできる。また、界磁手段を電磁
石などにより構成することも可能である。なお、以上に
説明したモータは、一例に過ぎない。本発明の範囲がこ
れらに限定されるものでないことは云うまでもない。
【0029】
【発明の効果】請求項1の電動機は、その電機子コアの
突極の中心角がそれぞれ電気角において実質上(72n
−10)度乃至72n度[nは正の整数]であって、第
5高調波の1波長の整数倍に対応するので、実質上、第
5高調波に対応する磁束は突極に捲回された巻線に鎖交
せず、第5高調波に対応するトルクは発生しない。それ
ゆえ、発生するトルクにおけるトルクリップルが効果的
に低減され、回転精度の向上にも役立ち得る。
【0030】請求項2の電動機は、その電機子コアの突
極の中心角が134乃至144度電気角に相当するので
第5高調波に対応するトルクは実質上発生せず、而も、
第3高調波に対応する磁束によるトルクも実質上発生し
ない。それゆえ、発生するトルクにおけるトルクリップ
ルが一層効果的に低減され、回転精度の向上にも役立ち
得る。
【0031】請求項3の電動機は、その電機子コアの突
極の中心角が134乃至144度電気角或は62乃至7
2度電気角に相当するので第5高調波に対応するトルク
は実質上発生せず、而も、第3高調波に対応する磁束に
よるトルクも実質上発生しない。それゆえ、発生するト
ルクにおけるトルクリップルが一層効果的に低減され、
回転精度の向上にも役立ち得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】アウターロータ型の3相8極モータの模式図で
ある。
【図2】ロータマグネットの周方向における磁化の強さ
の変化を示すグラフである。
【図3】トルク曲線である。
【図4】アウターロータ型の3相4極モータの模式図で
ある。
【図5】トルク曲線である。
【符合の説明】
12 電機子 16 ロータマグネット 18 電機子コア 52 電機子 56 ロータマグネット 58 電機子コア U1 突極 U2 突極 U3 突極 V1 突極 V2 突極 V3 突極 W1 突極 W2 突極 W3 突極 X1 突極 X2 突極 Y1 突極 Y2 突極 Z1 突極 Z2 突極 u 巻線 v 巻線 w 巻線 x 巻線 y 巻線 z 巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02K 21/22 H02K 3/18 H02K 29/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周方向の磁極の変化に伴う磁化の強さの変
    化が略台形波状をなすマグネットと、複数の突極を有す
    る電機子コアを備えた電機子とが相対回転自在に構成さ
    れた電動機であって、 前記突極の中心角がそれぞれ電気角において実質上(7
    2n−10)度乃至72n度[nは正の整数]であり、
    且つそれらの突極は回転対称状をなし、 前記マグネットと前記電機子との間で相対回転すること
    によりその電機子付近を通る磁束の変化波形における第
    5高調波に対応するトルクを実質上発生しない ことを特
    徴とする電動機。
  2. 【請求項2】上記マグネットは8極の磁極を8回回転対
    称状に有し、 上記電機子コアは、中心角が機械角において実質上3
    3.5度乃至36度の突極を9回回転対称状に9極有
    し、 各突極には、Y結線された3相の巻線のうち何れか1相
    の巻線が捲回され、各相の巻線は、1極おきの3極の突
    極に捲回されている請求項1記載の電動機。
  3. 【請求項3】上記マグネットは4極の磁極を4回回転対
    称状に有し、 上記電機子コアは、中心角が機械角において実質上31
    度乃至36度の3極の突極と実質上67度乃至72度の
    3極の突極とを、周方向に交互且つ等間隔に、而も3回
    回転対称状に有し、 各突極には、Y結線された3相の巻線のうち何れか1相
    の巻線が捲回され、任意の突極に捲回された巻線の相は
    その両側の突極に捲回された巻線の相と異なっている請
    求項1記載の電動機。
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