JP2002325490A - 磁気浮上型電動機 - Google Patents
磁気浮上型電動機Info
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Abstract
巻線スペースを大きくし、トルク、浮上力を大きくす
る。 【解決手段】 ロータ10は多極着磁されたロータマグ
ネット12を有し、ステータ20は、ロータマグネット
12に対向してロータ10に回転トルクを発生させる回
転用巻線26を有するとともにロータ10の回転軸線方
向に対して直交する方向の軸受力を発生させる軸受用巻
線27を有し、回転用巻線26と軸受用巻線27とは周
方向にずらして重ならないように配置されてなり、ロー
タ10の回転軸線方向に対して直交する平面に関するロ
ータ10の変位を検出する変位センサを有し、回転用巻
線26によりロータ10を回転させるとともに、変位セ
ンサの出力により軸受用巻線27を通電制御してロータ
10の回転軸を所定の位置に保持する。
Description
非接触で回転可能に支持する磁気浮上型電動機に関す
る。さらに詳述すると、本発明は、磁気浮上型電動機の
内部における巻線構造の改良に関する。
して磁気軸受が使用されている。また、磁気軸受として
の機能とモータとしての機能とを一体化したラジアル型
磁気浮上型電動機101が提案されている。従来、この
ような磁気浮上型電動機101としては、8極ロータ1
02に6個の集中巻線を持つステータ103を用いた構
成のローレンツ力型磁気浮上型電動機101が開発され
ている。この磁気浮上型電動機101では、図11〜図
13に示すように、回転トルクを与える回転用巻線10
4と浮上力を与える軸受用巻線105とが同じ位置に設
置されているため、ロータ102とステータ103の空
間内を折半していた。
ように回転用巻線104と軸受用巻線105とが径方向
に二段重ねで配置されていると、マグネット106とバ
ックヨーク107間のスペースが大きくなってしまい、
無駄なスペースが生じ、十分な巻線スペースを確保する
ことが難しくなる場合がある。そうすると、トルク、浮
上力とも小さくなってしまうという問題がある。
空間を有効に利用し、巻線スペースを大きくし、トル
ク、浮上力を大きくすることが可能な磁気浮上型電動機
を提供することを目的とする。
め、請求項1記載の発明は、ステータとロータとが対向
し、ロータが磁気力により回転自在に支持されてなる磁
気浮上型電動機において、ロータは多極着磁されたロー
タマグネットを有し、ステータは、ロータマグネットに
対向してロータに回転トルクを発生させる回転用巻線を
有するとともにロータの回転軸線方向に対して直交する
方向の軸受力を発生させる軸受用巻線を有し、回転用巻
線と軸受用巻線とは周方向にずらして重ならないように
配置されてなり、ロータの回転軸線方向に対して直交す
る平面に関するロータの変位を検出する変位センサを有
し、回転用巻線によりロータを回転させるとともに、変
位センサの出力により軸受用巻線を通電制御してロータ
の回転軸を所定の位置に保持するようにしたものであ
る。
重ねずにずらして同一周に配置することにより、巻線の
占有率を例えば2倍に増やして回転トルクと浮上力を大
幅にアップすることを可能としている。この場合、2つ
の巻線を機械角(または電気角)で一定角度ずつずらし
て配置することにより、回転トルクと浮上力を独立に制
御することが可能である。また、巻線の占有率を増やす
代わりに、ロータとステータの空隙の長さを短くするこ
とにより空隙での磁束密度を大きくして回転トルクと浮
上力を増大させることも可能である。あるいは、巻線ス
ペースを大きくする代わり、ターン数はそのままに、ロ
ータ−ステータギャップを小さくし、ギャップ磁束密度
を大きくすることにより、ターン数を増やすのと同様に
トルク、浮上力を大きくすることが可能となる。
気浮上型電動機において、ステータとロータとを平面対
向型に構成してなるものである。
気浮上型電動機において、ステータとロータとを円筒型
に構成してなるものである。
気浮上型電動機において、回転用巻線と軸受用巻線はそ
れぞれ同一形状である。
気浮上型電動機において、回転用巻線と軸受用巻線は共
通化された共通巻線となっていて、回転トルク発生用の
電流に軸受力発生用の電流が重畳されて共通巻線に通電
されるものである。
気浮上型電動機において、ステータとロータとを平面対
向型に構成するとともに、ロータの回転軸線方向に二つ
の平面型ロータマグネットが設けられ、この二つの平面
型ロータマグネットを間に挟んだ両側にステータが配置
され、両側のステータそれぞれに回転用巻線と軸受用巻
線とがそれぞれ設けられてなるものである。
気浮上型電動機において、円筒型のステータとロータと
を回転軸線方向に2組配置してなるものである。
気浮上型電動機において、回転用巻線及び軸受用巻線の
巻線間隔の間に突極が設けられているものである。
気浮上型電動機において、ロータマグネットの極数は
8、ステータの軸受用巻線の極数は6としたものであ
る。
磁気浮上型電動機において、ロータマグネットの極数は
4、ステータの軸受用巻線の極数は6としたものであ
る。
実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
機の一実施形態を示す。この磁気浮上型電動機1は、ス
テータ20とロータ10とが対向し、ロータ10が磁気
力により回転自在に支持されてなる電動機である。ロー
タ10は多極着磁されたロータマグネット12を有し、
ステータ20は、ロータマグネット12に対向してロー
タ10に回転トルクを発生させる回転用巻線26を有す
るとともにロータ10の回転軸線方向に対して直交する
方向の軸受力を発生させる軸受用巻線27を有し、回転
用巻線26と軸受用巻線27とは周方向にずらして重な
らないように配置されてなり、ロータ10の回転軸線方
向に対して直交する平面に関するロータ10の変位を検
出する変位センサを有し、回転用巻線26によりロータ
10を回転させるとともに、変位センサの出力により軸
受用巻線27を通電制御してロータ10の回転軸を所定
の位置に保持するようにしている。
は、回転用巻線26とロータマグネット12との関係で
回転トルクを発生させるようにしている。すなわち、回
転用巻線26の対角上の巻線に同相の電流を与えること
により、ローレンツ力LFが逆方向に生じ、回転トルク
が発生する。また、軸受用巻線27とロータマグネット
21との関係で浮上力(軸受力)を発生させるようにし
ている。すなわち、軸受用巻線27の対角上の巻線に逆
相の電流を与えることにより、同一方向のローレンツ力
LFが発生し、ラジアル方向の力つまり浮上力となる。
回転用巻線26と、ロータ10の回転軸線方向の軸受力
を発生させる軸受用巻線27とを有してなる。本実施形
態の磁気浮上型電動機1は、図1に示すようにロータマ
グネット12の極数が8、ステータ20の軸受用巻線2
7の極数が6の電動機である。回転用巻線26と軸受用
巻線27はともに6個の矩形状の巻線からなり、互いに
重なり合うようにステータコア上に配置されている。
バックヨーク11の一面側に固着されたロータマグネッ
ト12とを有してなる。ロータマグネット12は、周方
向に8極の着磁がされている。ロータ10と図1に示す
ステータ20は、互いに面対向した状態で配置され、ロ
ータ10は適宜のスラスト軸受手段によって支持され、
円筒型の電動機を構成している。
巻線26、軸受用巻線27のどちらか一方をずらして配
置することにより巻線占有率を増やし、回転トルク、浮
上力共に増加させることが可能となる。例えば軸受用巻
線27の極数を6とした本実施形態では、図1および図
2に示すように、軸受用巻線27を構成する浮上用巻線
Ub,Vb,Wbを、回転用巻線26の位置から時計回
りに30度ずつ移動して配置している。
転用巻線26は回転軸線からの距離が一定の略矩形の巻
線であるのに対し、軸受用巻線27は回転軸線からの距
離が途中で異なるように折り曲げられた2段高さの矩形
巻線である。この場合、軸受用巻線27は、バックヨー
ク11と接する部分においては矩形回転用巻線26の枠
の内側を通過するのに対し、バックヨーク11が接しな
い部分においては、径方向外側に退避して回転用巻線2
6よりも外側を通過するように形成されている。このた
め、本実施形態の磁気浮上型電動機1では、回転用巻線
26および軸受用巻線27を同方向にずらして重ならな
いように配置して、ロータ10とステータ20との間の
巻線設置スペースは巻線1段分の厚さがあれば足りるよ
うにしている。したがって、ロータ10とステータ20
との間の間隔を狭めることが可能となり、ギャップ磁束
密度を大きくしてトルク、浮上力を増加させることがで
きる。また、ギャップ間隔を狭めない場合には、巻線数
を多くしてトルク、浮上力を増加させることができる。
ジアル方向に展開し、巻線とロータマグネット12の磁
極の位置関係を1回転にわたって示している。ステータ
コアにはU,V,Wの回転用巻線26および軸受用巻線
27がそれぞれ配置されている。ロータ10にはロータ
マグネット12により8極の磁極が作られ、ロータ10
とステータ20との間のエアギャップには、次の数式1
で示す正弦波状の磁束Bgが生じる。
m,Vm,Wmの3相の集中巻線がステータ20上にπ
/3ずつの間隔で6個配置される。各相の行きと帰りの
巻線は、最大トルクを発生させるためにπ/4の間隔で
巻かれる。巻線の各相には数式2で示す3相電流を流
す。
ディラック(Dirac)のデルタ関数を用いて数式3
のように表すことができる。
則から数式4のようになる。残りの半周期にも同じ電流
が流れるものとして、半周期分の2倍としてトルクを計
算した。
よれば、ロータの位置、および時間に関係なく一定のト
ルクを発生させることができる。
電流の位相φで次のような電動機制御を行うことができ
る。 φ=0゜ ・波高値Aによりサーボ電動機制御 φ=90゜ ・同期電動機の無負荷時 0゜<φ<90゜ ・同期電動機の負荷時
1では、ロータマグネット12の極数が8極になってい
るが、ステータの巻線は4極相当である。それにもかか
わらず、PM同期電動機と同じ制御が可能であり、コイ
ルエンドの長さは最短で、銅損が少ないという特徴を持
っている。また、電気周波数ωと機械周波数ωmとの関
係は、8極電動機と同じく、次の数式5の関係となる。
明する。ラジアル方向の浮上力を発生する軸受用巻線2
7の配置を図2に示す。軸受用巻線27は回転用巻線2
6から30゜(π/6)ずれた位置に配置され、3相2
極の巻線構成である。軸受用巻線27には次の3相交流
を流す。
xとする。
中していると近似できるので以下の関数で表すことがで
きる。ここで、比較のため従来における電流および浮上
力から示すと、
浮上力を計算すると、
と位相φで自由に制御できる。
の電流は数式10に示す関数で表すことができる。
浮上力を計算すると、
御することが可能である。
0の回転角に関係なく行うことができ、トルク制御と干
渉せず、また、位相差φにより、円周上全ての方向に制
御力を発生させることが可能であることがわかる。
を図5に示すような制御システムによって回転制御およ
び浮上力の制御が行われる。図5において、ロータ10
の回転軸線方向と垂直な方向へのロータ10の変位を検
出する二つの変位センサ31、32を有している。変位
センサ31はx方向の変位を検出し、変位センサ32は
これに直交する方向であるy方向の変位を検出する。各
変位センサ31、32の検出出力は適宜の変換器34を
経てアナログ・デジタル変換器36に入力されてデジタ
ル信号に変換され、中央制御ユニット(以下「CPU」
という)40に入力される。CPU40は各変位センサ
31、32の検出出力に基づいて各巻線26、27への
通電を制御すべくデジタル・アナログ変換器38を通じ
て制御信号を出力する。この制御信号はパワーアンプ4
2に入力され、パワーアンプ42は、回転用巻線26と
軸受用巻線27に制御信号に応じた電流を流す。この制
御システムで軸受用巻線27への通電制御が行われるこ
とにより、ロータ10の回転軸を所定の位置に保持する
ことができる。
施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能
である。例えば、本実施形態では磁気浮上型電動機1を
周対向する円筒型モータとしたが、ステータ20とロー
タ10とを回転軸線方向に2組配置して磁気浮上型電動
機1を構成することができる。
型モータに適用したが、面対向型モータにもそのまま適
用することができる。一例を挙げれば、上述の実施形態
では一つのステータ20と一つのロータ10を対向させ
た形態になっていたが、図6に示すように、ステータ2
0とロータ10とを平面対向型に構成するとともに、ロ
ータ10を構成するバックヨーク11の回転軸線方向両
側に二つの平面型ロータマグネット121、122を設
け、この二つの平面型ロータマグネット121、122
を間に挟んだ両側にそれぞれステータ201、202を
配置し、両側のステータ201、202それぞれに軸受
用巻線261、263と回転用巻線262、264とを
それぞれ設けてもよい。こうすれば、プッシュ・プル方
式によって回転トルクを増大させることができるし、ラ
ジアル方向4自由度を能動的に制御することが可能であ
る。
実施の形態においては、軸受用巻線27および回転用巻
線26への通電を制御することにより、各種の制御行う
ことができる。例えば、少なくとも、ロータ10のx方
向の変位制御、ロータ10のy方向の変位制御、ロータ
10X平面およびY平面それぞれの傾き制御の4軸制御
と、回転トルク制御を行うことができる。
スラスト荷重が支持される。例えば、図7に示す例のよ
うに、ロータ10の上下中心から軸を突出させ、この軸
をピボット44、46で回転自在に支持してもよい。あ
るいは、ロータ10をスラスト磁気軸受で非接触で回転
自在に支持してもよい。
極数を4極とした場合にも適用可能である。例えば、図
8に示すように回転方向において略90度の等間隔をな
して4極の磁極を備えるように着磁が施されている磁気
浮上型電動機1においては、ロータマグネットを8極、
巻線を6極としたものに比較して、駆動周波数が半分に
低減されることとなる。その結果、駆動アンプの高速化
が不要となるとともに、鉄損の増加に基づく発熱や効率
の低下が効果的に防止されるようになっている。
中で折り曲げる形状とし、回転用巻線26の径方向外側
に退避して径方向厚みを薄くしたが、これとは逆に回転
用巻線26を折り曲げる構造としても構わない。あるい
は、回転用巻線26と軸受用巻線27を同一形状となる
ように折り曲げ、一部重なるように配置して径方向厚み
を薄くすることも可能である。この場合、回転用巻線2
6と軸受用巻線27とを共通化した共通巻線とし、回転
トルク発生用の電流に軸受力発生用の電流を重畳して共
通巻線に通電することができる。
束をより有効に利用するために、ステータ20に突極5
5、56を設けた実施の形態を示す。突極55は主極
で、この主極55にコイル26、27が巻回されてい
る。突極56は補極で、主極55間に位置している。主
極55と補極56の幅が円周上に図2で説明した巻線間
隔、すなわち主極の幅がほぼπ/4、補極の幅がほぼπ
/2で配置されている。従って、図2に示す磁気的関係
を保ちながら、ロータとステータとの間のギャップを小
さくすることができ、より強固な回転力と浮上力を得る
ことができる。
た実施の形態を概念的に示したもので、円筒形磁気浮上
型電動機を実質的に2個、軸方向に配置したものであ
る。この実施の形態によれば、ロータ10の回転軸に垂
直なX方向の変位制御、ロータ10の回転軸に垂直で上
述のX方向に直交するY方向の変位制御、上述のX平面
およびY平面それぞれの傾き制御の4軸制御と、回転ト
ルク制御を行うことができる。ロータ10は、適宜のス
ラスト軸受によってスラスト荷重が支持される。例えば
ピボットで回転自在に支持してもよい。あるいは、ロー
タ10をスラスト磁気軸受で非接触で回転自在に支持し
てもよい。
にかかる磁気浮上型電動機によると、従来は2段に重ね
て配置していた回転用巻線、軸受用巻線それぞれの巻線
をずらして同一周に配置することにより、無駄になって
いた空間を有効に利用し、巻線スペースを大きくし、浮
上力を大きくすることが可能となる。しかも、巻線をず
らして配置しても、回転トルクと浮上力は独立に制御す
ることが可能であり、浮上用三相交流の電流値とその位
相により、浮上力ベクトルを自由な方向に発生させるこ
とができる。また、巻線スペースをそのままにした場合
には、ロータ−ステータ間隔を小さくすることが出来、
ギャップ磁束密度を大きくすることが出来るため、同様
にトルク、浮上力を大きくすることが出来る。
上力制御と回転トルク制御のうちの一方の制御が他方の
制御に影響を及ぼすことがなく、また、軸長を短くする
ことができ、その分危険速度を高くすることができる。
平面対向型に構成するとともに、ロータの回転軸線方向
に二つの平面型ロータマグネットを設け、この二つの平
面型ロータマグネットを間に挟んだ両側にステータを配
置し、両側のステータそれぞれに回転用巻線と軸受用巻
線とをそれぞれ設けたことから、より大きな浮上力と回
転トルクを得ることができるとともに、回転軸方向の位
置制御を除く空間4軸の制御が可能となる。
上型電動機において、円筒型のステータとロータとを回
転軸線方向に2組配置したものにおいても、より大きな
浮上力と回転トルクを得ることができるとともに、回転
軸方向の位置制御を除く空間4軸の制御が可能となる。
す概略平面図である。
発生原理を示す展開図である。
斜視図である。
気浮上型電動機の概略縦断面図である。
ロック図である。
実施の形態を概念的に示す正面図である。
実施の形態を概念的に示す正面図である。
面模式図である。
実施の形態を示す横断面図である。
の実施の形態を概念的に示した正面説明図である。
平面図である。
理および浮上力発生原理を示す展開図である。
軸受用巻線の形状例を示すステータの概略縦断面図であ
る。
Claims (10)
- 【請求項1】 ステータとロータとが対向し、ロータが
磁気力により回転自在に支持されてなる磁気浮上型電動
機において、上記ロータは多極着磁されたロータマグネ
ットを有し、上記ステータは、上記ロータマグネットに
対向して上記ロータに回転トルクを発生させる回転用巻
線を有するとともに上記ロータの回転軸線方向に対して
直交する方向の軸受力を発生させる軸受用巻線を有し、
上記回転用巻線と軸受用巻線とは周方向にずらして重な
らないように配置されてなり、上記ロータの回転軸線方
向に対して直交する平面に関する上記ロータの変位を検
出する変位センサを有し、上記回転用巻線により上記ロ
ータを回転させるとともに、上記変位センサの出力によ
り上記軸受用巻線を通電制御して上記ロータの回転軸を
所定の位置に保持するようにしたことを特徴とする磁気
浮上型電動機。 - 【請求項2】 上記ステータとロータとを平面対向型に
構成してなることを特徴とする請求項1記載の磁気浮上
型電動機。 - 【請求項3】 上記ステータとロータとを円筒型に構成
してなることを特徴とする請求項1記載の磁気浮上型電
動機。 - 【請求項4】 回転用巻線と軸受用巻線はそれぞれ同一
形状であることを特徴とする請求項1記載の磁気浮上型
電動機。 - 【請求項5】 回転用巻線と軸受用巻線は共通化された
共通巻線となっていて、回転トルク発生用の電流に軸受
力発生用の電流が重畳されて上記共通巻線に通電される
ことを特徴とする請求項4記載の磁気浮上型電動機。 - 【請求項6】 ステータとロータとを平面対向型に構成
するとともに、ロータの回転軸線方向に二つの平面型ロ
ータマグネットが設けられ、この二つの平面型ロータマ
グネットを間に挟んだ両側に上記ステータが配置され、
両側のステータそれぞれに回転用巻線と軸受用巻線とが
それぞれ設けられてなることを特徴とする請求項1記載
の磁気浮上型電動機。 - 【請求項7】 上記円筒型のステータとロータとを回転
軸線方向に2組配置してなることを特徴とする請求項3
記載の磁気浮上型電動機。 - 【請求項8】 回転用巻線及び軸受用巻線の巻線間隔の
間に突極が設けられていることを特徴とする請求項1記
載の磁気浮上型電動機。 - 【請求項9】 ロータマグネットの極数は8、ステータ
の上記軸受用巻線の極数は6であることを特徴とする請
求項1記載の磁気浮上型電動機。 - 【請求項10】 ロータマグネットの極数は4、ステー
タの上記軸受用巻線の極数は6であることを特徴とする
請求項1記載の磁気浮上型電動機。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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