JPH06141512A - 磁気浮上モータ - Google Patents

磁気浮上モータ

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JPH06141512A
JPH06141512A JP4284771A JP28477192A JPH06141512A JP H06141512 A JPH06141512 A JP H06141512A JP 4284771 A JP4284771 A JP 4284771A JP 28477192 A JP28477192 A JP 28477192A JP H06141512 A JPH06141512 A JP H06141512A
Authority
JP
Japan
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rotor
winding
stator
magnetic field
poles
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Pending
Application number
JP4284771A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Oishi
哲男 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH06141512A publication Critical patent/JPH06141512A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C32/00Bearings not otherwise provided for
    • F16C32/04Bearings not otherwise provided for using magnetic or electric supporting means
    • F16C32/0406Magnetic bearings
    • F16C32/044Active magnetic bearings
    • F16C32/0474Active magnetic bearings for rotary movement
    • F16C32/0493Active magnetic bearings for rotary movement integrated in an electrodynamic machine, e.g. self-bearing motor
    • F16C32/0497Active magnetic bearings for rotary movement integrated in an electrodynamic machine, e.g. self-bearing motor generating torque and radial force
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C2380/00Electrical apparatus
    • F16C2380/26Dynamo-electric machines or combinations therewith, e.g. electro-motors and generators

Abstract

(57)【要約】 【目的】構造が小型であって、しかも充分な浮上力を得
る。 【構成】固定子1の巻線3,3,・・・を順次励磁し
て、固定子1の内周面に沿って6極回転磁界を発生させ
ると、回転子6に連続した一定方向の変位力が与えられ
る。このとき、回転子6に働く変位力を常に上方向へ設
定することにより、回転子6は連続した浮上力を得るこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は宇宙関連機器や高速回
転機器等に用いられる磁気浮上モータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、宇宙関連機器や高速回転機などに
おいて、非接触で回転体を保持する磁気軸受が使用され
ている。しかし、高速モータ等に磁気軸受を適用して磁
気浮上モータを構成した場合、モータが発生する径方向
の吸引力も磁気軸受で支持しなければならないため、磁
気軸受が大型になり、コスト高になる問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は上述した事
情に鑑みてなされたもので、その目的は、構造が小型で
あってしかも充分な浮上力を得ることができる磁気浮上
モータを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上述した問題を解決する
ために、請求項1記載の発明は、内周面に複数のスロッ
トが形成された固定子と、前記固定子内に配置され、前
記固定子の内周面と対向する複数の磁極を外周面に有す
る回転子と、前記スロット内に挿通されて配線され、通
電により前記回転子を回転駆動する磁界を発生する第1
の巻線と、前記スロット内に挿通されて配線され、通電
により前記回転子の軸心を一定位置に定位させる磁界を
発生する第2の巻線とを具備することを特徴とする。
【0005】また、請求項2記載の発明は、前記第1お
よび第2の巻線が各々複数の独立した単極巻線であり、
前記固定子が有する磁極数がN(Nは整数)であり、N
±2極の回転磁界を発生せしめる電流が前記第2の巻線
に通電されることを特徴とする。
【0006】また、請求項3記載の発明は、前記第1の
巻線が重ね巻線であり、前記第2の巻線が複数の独立し
た単極巻線であり、前記固定子が有する磁極数がN(N
は整数)であり、N±2極の回転磁界を発生せしめる電
流が前記第2の巻線に通電されることを特徴とする。
【0007】また、請求項4記載の発明は、前記固定子
が有する磁極数がN(Nは整数)であり、前記第1の巻
線にはK相(Kは整数)の交流電流が通電されるもので
あり、前記第2の巻線にはM相(Mは整数)の交流電流
が通電されるものであり、前記固定子にはN×Kと(N
±2)×Mとの公倍数相当のスロットが形成されてなる
ことを特徴とする。
【0008】
【作用】この発明によれば、第1の巻線に電流を流し、
回転子を回転させる。また、第2の巻線に電流を流し、
回転子の軸心を一定位置に定位させる磁界を発生させ、
この磁界と回転子の複数の磁極との相互の磁気作用によ
って浮上力を得る。
【0009】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の実施例につい
て説明する。図1はこの発明の第1の実施例の構成を示
す図である。この図において、1は電磁鋼板などを積層
した固定子であり、固定子1の内周面には円周等分12
箇所にスロット2,2,・・・が形成されている。3,
3,・・・は単巻による巻線であり、前記スロット2,
2,・・・内に収納されている。この場合、図に示すよ
うに、各スロット2内には独立した4個の巻線が収納さ
れている。図2は各巻線3の巻回状態を示す図であり、
この図において、上段の数字はスロット番号、中段の記
号a,b,・・・,l および下段の記号m,n,・・・,x
は巻線を示している。このとき、同一記号は同一巻線で
あることを示し、負号「−」は巻終わりを示している。
【0010】6は回転子であり、前記固定子1の内方に
配置されている。回転子6は、シャフト7に取り付けら
れた円筒状の鉄心8と、該鉄心8の外周面に図示する極
性で各々取り付けられた4個の永久磁石9,9,9,9
とから構成されている。上記永久磁石9は固定子1の内
周面と空隙を隔てて対向する4極分の磁極を形成してい
る。なお、上述した構成は、巻線3の巻回状態を除き、
従来の同期モータやサーボモータと同一構成である。
【0011】このような構成において、固定子1の巻線
m,n,・・・,xを順次励磁して、固定子1の内周面に
沿って6極回転磁界を発生させると、回転子6に連続し
た一定方向の変位力が与えられる。このとき、回転子6
に働く変位力を常に上方向へ設定することにより、回転
子6を連続して浮上させることができる。以下、この浮
上原理について説明する。
【0012】図3において、円の外側には固定子1の内
周面に沿って発生する回転磁界の各磁極の位置が示さ
れ、円の内側には回転子6に設けられた永久磁石9,・
・・の各磁極の位置が示される。上述した回転磁界の各
磁極と永久磁石9,・・・の各磁極とが図示するように
矢印の方向へ回転する。
【0013】この場合、回転する永久磁石9,・・・、
すなわち界磁磁界による磁束密度Brを、
【数1】 とすると(但し、ωは角速度、tは時間、θは機械
角)、固定子1の内周に沿って発生する回転磁界による
磁束密度Bsは、
【数2】 となる。
【0014】図3に示すように、ωt=0の状態ではS
極とN極の磁気吸引力と、N極とN極およびS極とS極
の磁気反発力により回転子6を上方向へ浮上させる力が
働く。また、ωtがπ/2,π,3π/2と変化しても
上述した磁気吸引力と磁気反発力との合成力は常に上方
向に働き、連続した浮上力を得ることができる。この場
合、固定子1と回転子6との間の空隙の磁束密度Bは、
界磁磁界による磁束密度Brと、回転磁界による磁束密
度Bsとを重畳したものと見なせるので、
【数3】 となる。そして、対抗する各磁極の断面積Sの間に磁束
密度Bが存在する場合に、双方の磁極の端面に働く吸引
力は磁束の方向と同一であり、その大きさは、
【数4】 となる(但し、μ0は透磁率)。今、磁束密度が均一で
なく、その方向も中心方向を向いているので、空隙に働
く吸引力は角度θの関数になり、その方向は中心方向に
なる。従って、断面積として微小断面積ΔSをとり、吸
引力の方向を各θ方向とすると、各θ方向に、
【数5】 の磁気吸引力が働く。
【0015】そこで、上下方向(θ=0)の分力をとっ
て全周の和をとれば浮上力Fが求められる。すなわち、
回転子6に対して働く吸引力は、放射状に固定子1へ向
かう各θ方向の吸引力であり、回転子全体を上方向(θ
=0方向)に浮上させる成分の力は、各θ方向成分の総
和をとれば求められる。従って、
【数6】 となる。(6)式から、ωtに無関係に一定の浮上力F
が得られることがわかる。当然のことながら、回転磁界
の強さBfを変えることによって、この浮上力Fの大き
さが自由に設定される。
【0016】次に、上述した回転子6に働く変位力の方
向を任意に設定する原理について説明する。まず、回転
磁界に位相差φを与え、前記(2)式を、
【数7】 とする。この式の位相差φを0,π/2,π,3π/2
と変化させると、変位力の方向が図4の矢印で示すよう
に変化する。このように、位相差φを変化させることに
よって回転子5に働く変位力の方向が任意に設定され
る。
【0017】上述したように、回転磁界の磁束密度Bf
とその位相差φとによって、変位力の大きさと方向とを
任意に制御することができる。したがって、固定子1に
対する回転子6の上下方向(Y軸方向)および左右方向
(X軸方向)の相対的な変位を各々検出し、検出された
該変位に基づいて磁束密度Bfと位相差φとを制御すれ
ば、回転子6を連続的に磁気浮上させることができる。
【0018】図5はこの発明の一実施例のシステム構成
を示すブロック図である。なお、図5において、図1に
示す各部に対応する部分については同一の符号を付して
説明を省略する。10,11は変位センサであり、シャ
フト7の外周面と空隙を隔てて対抗する位置に固定され
ている。これらの変位センサ10,11は、シャフト7
の、したがって、回転子6のX軸方向およびY軸方向の
変位を各々検出する。12は、上記変位センサ10,1
1の出力信号をアナログからデジタルに変換するA/D
変換器である。13は、上記A/D変換器12の出力信
号が供給されるマイクロコンピュータであり、詳細は後
述する。14は、上記マイクロコンピュータ13から出
力された制御信号をデジタルからアナログに変換するD
/A変換器である。15は上記D/A変換器14の出力信
号を増幅し、巻線3,3,・・・に電流を供給するパワ
ーアンプである。
【0019】このような構成において、マイクロコンピ
ュータ13は、常時、モータトルクを発生させるトルク
電流および回転子6を浮上させる浮上電流を演算し、そ
の結果をD/A変換器14へ出力する。D/A変換器14
はマイクロコンピュータ13の出力をアナログ信号に変
換し、パワーアンプ15へ出力する。パワーアンプ15
は、D/A変換器14の出力を増幅し、固定子1の各巻
線a〜lおよびm〜x(図2)へ出力する。
【0020】以下、更に詳述する。まず、このモータを
同期モータとして回転させる場合は、巻線a〜lに4極
の回転磁界を発生させるトルク電流を流す。なお、各巻
線a〜lに流す電流値および位相は各巻線の位置から簡
単に決定することができる。
【0021】また、このモータをサーボモータとして回
転させる場合は、シャフト7に回転子6の角度位置を検
出するエンコーダを設け、このエンコーダの出力から回
転子6の角度位置を検出し、検出した角度位置に応じた
トルク電流を決定する。
【0022】次に、巻線m〜xへは、前述した6極回転
磁界を発生させる電流を浮上電流として流す。ここで、
回転子6の角度位置は、同期モータの場合、固定子1が
形成する4極回転磁界と同期した位置にあり、また、サ
ーボモータの場合、エンコーダの出力から検出すること
ができる。また、回転子6の、中心位置からの変位方向
および変位量は変位センサ10,11の出力から検出す
ることができる。そこで、マイクロコンピュータ13
は、常時、回転子6の角度位置および中心からの変位を
検出し、この検出結果から前述した原理に従って6極回
転磁界の大きさ、および位相を決定し、そして、各巻線
m〜xへ流す電流を算出する。
【0023】図6は第2の実施例の構成を示す図であ
る。この図において、図1の各部と対応する部分には同
一の符号を付して説明を省略する。20,20,・・・
は巻線であり、図示するように、各スロット2内に独立
した3個の巻線が収納されている点が前述した巻線3と
は異なる。図7は各巻線20の巻回状態を示す図であ
り、この図において、上段の数字はスロット番号、中段
の記号U,W,Vは重ね巻による巻線、下段の記号a〜
l は単巻による巻線を示しており、巻線U,W,Vは
通常の3相巻線である。このとき、同一記号は同一巻線
であることを示し、負号「−」は巻終わりを示してい
る。
【0024】次に、上記実施例の動作を説明する。ま
ず、このモータを同期モータとして回転させる場合は、
巻線U,V,Wに4極の回転磁界を発生させる三相交流
電流を流す。
【0025】一方、巻線a〜lに供給される電流は図5
に示すシステム構成によって行われる。この図におい
て、巻線3の代わりに巻線20がパワーアンプ15に接
続されることが第1の実施例の場合と異なり、この場
合、図7に示す巻線a〜lがパワーアンプ15に接続さ
れている。
【0026】上述した構成において、マイクロコンピュ
ータ13は、常時、A/D変換器12の出力に基づいて
シャフト7の中心位置からの変位方向および変位量を検
出する。また、上述した三相交流電流の位相から回転子
6の角度位置を検出する。なお、同期モータの場合、4
極回転磁界と回転子の位置は同期している。
【0027】そして、マイクロコンピュータ13は、回
転子6を浮上させる6極回転磁界の磁束密度Bfおよび位
相差φを前述した式から算出し、その算出結果および上
述した回転子6の角度位置に基づいて各巻線a〜lへ流
すべき電流を検出し、電流指令をD/A変換器14へ出
力する。D/A変換器14はその電流指令をアナログ信
号に変換し、パワーアンプ15へ出力する。パワーアン
プ15は、供給された信号を増幅し、各巻線a〜lを駆
動する。
【0028】なお、モータをサーボモータとして回転さ
せる場合は、エンコーダをシャフト7に取り付け、この
エンコーダの出力に基づいて回転子6の角度位置を検出
し、この検出結果からトルク電流を決定することができ
る。
【0029】図8は第3の実施例の構成を示す図であ
る。この図において、図6の各部と対応する部分には同
一の符号を付して説明を省略する。30は固定子であ
り、この内周面にスロット2,2,・・・が円周等分3
6箇所に形成されている点が前述した固定子1とは異な
り、また、31,31,・・・は巻線であり、図示する
ように、各スロット2内に独立した2個の巻線が収納さ
れている点が前述した巻線20とは異なっている。図9
は各巻線31の巻回状態を示す図であり、この図におい
て、上段の数字はスロット番号、中段の記号U,W,V
はスロット2の上口に収納された巻線、下段の記号U,
W,V はスロット2の下口に収納された巻線を示して
いる。このとき、同一記号は同一巻線であることを示
し、負号「−」は巻終わりを示している。
【0030】上述した構成において、回転子6のシャフ
ト7を臨んで、左右方向(X方向)および上下方向(Y
方向)のシャフト7の変位を検出する2個の変位センサ
を設け、回転子6の回転軸中心からの変位量および変位
方向を検出する。そして、この回転子6の変位を打ち消
すべく6極回転磁界の大きさと位相を決定する。また、
回転子6の回転位置は同期モータの場合は4極回転磁界
に同期しており、また、サーボモータの場合はエンコー
ダの出力から検出できる。したがって、上述した回転子
6の変位及び回転子6の回転位置から図8のスロット2
の下口の巻線に印加すべき電流の大きさおよび位相が決
定される。そして、この決定された電流をインバータ等
によって発生し、各巻線に印加することにより、回転子
6を磁気浮上させることができる。
【0031】なお、本発明の第1の実施例ではモータを
回転させるための4極の回転磁界と回転子6を浮上させ
るための6極の回転磁界を示したが、モータを回転させ
るための回転磁界を4極、回転子6を浮上させるための
回転磁界を2極にしても良い。また、浮上力を発生させ
る回転磁界の極数がN±2である条件を満たしていれ
ば、回転子5の極数を4以外の極数にしても良い。
【0032】なお、本発明の第2の実施例では回転子6
を浮上させるための6極の回転磁界を示したが、回転子
6を浮上させるための回転磁界を2極にしても良く、浮
上力を発生させる回転磁界の極数がN±2である条件を
満たしていれば良い。
【0033】なお、本発明の第3の実施例ではモータを
回転させるための4極の回転磁界と回転子6を浮上させ
るための6極の回転磁界を示したが、モータを回転させ
るための回転磁界を4極、回転子6を浮上させるための
回転磁界を2極にしても良い。また、本発明を実施する
ために必要なスロット数は、三相4極回転磁界を発生さ
せるために必要なスロット数12と三相6極回転磁界を
発生させるために必要なスロット数18との最小公倍数
となる。よって、スロット数を本発明の第3の実施例で
示した36以外に、72,108,・・・等、36の倍
数にしても良い。また、回転子4を浮上させるための回
転磁界を2極にした場合、三相6極回転磁界を発生させ
るために必要なスロット数は6となる。よって、スロッ
ト数を6と12の最小公倍数の倍数12,24,36,
・・・等にしても良い。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、内周面に複数のスロットが形成された固定子と、前
記固定子内に配置され、前記固定子の内周面と対向する
複数の磁極を外周面に有する回転子と、前記スロット内
に挿通されて配線され、通電により前記回転子を回転駆
動する磁界を発生する第1の巻線と、前記スロット内に
挿通されて配線され、通電により前記回転子の軸心を一
定位置に定位させる磁界を発生する第2の巻線とを具備
するので、従来の同期モータとほぼ同様の構成で磁気浮
上モータを構成することができる。従って、従来の磁気
軸受けを用いたモータに比較し、簡単かつ安価に磁気浮
上モータを構成できる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示す正面図であ
る。
【図2】巻線3,3,・・・の巻回状態を示す図であ
る。
【図3】ωt=0,π/2,π,3π/2の場合の固定
子1と回転子5との各磁極の位置関係を示す図である。
【図4】φ=0,π/2,π,3π/2の場合の回転子
5に働く変位力を示す図である。
【図5】本発明の一実施例のシステム構成を示すブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第2の実施例の構成を示す正面図であ
る。
【図7】巻線20,20,・・・の巻回状態を示す図で
ある。
【図8】本発明の第3の実施例の構成を示す正面図であ
る。
【図9】巻線31,31,・・・の巻回状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1,30 固定子 2 スロット 3,20,31 巻線 6 回転子 7 シャフト 8 鉄心 9 永久磁石 10,11 変位センサ 12 A/D変換器 13 マイクロコンピュータ 14 D/A変換器 15 パワーアンプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内周面に複数のスロットが形成された固
    定子と、 前記固定子内に配置され、前記固定子の内周面と対向す
    る複数の磁極を外周面に有する回転子と、 前記スロット内に挿通されて配線され、通電により前記
    回転子を回転駆動する磁界を発生する第1の巻線と、 前記スロット内に挿通されて配線され、通電により前記
    回転子の軸心を一定位置に定位させる磁界を発生する第
    2の巻線とを具備することを特徴とする磁気浮上モー
    タ。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2の巻線が各々複数の
    独立した単極巻線であり、 前記固定子が有する磁極数がN(Nは整数)であり、N
    ±2極の回転磁界を発生せしめる電流が前記第2の巻線
    に通電されることを特徴とする請求項1記載の磁気浮上
    モータ。
  3. 【請求項3】 前記第1の巻線が重ね巻線であり、前記
    第2の巻線が複数の独立した単極巻線であり、 前記固定子が有する磁極数がN(Nは整数)であり、N
    ±2極の回転磁界を発生せしめる電流が前記第2の巻線
    に通電されることを特徴とする請求項1記載の磁気浮上
    モータ。
  4. 【請求項4】 前記固定子が有する磁極数がN(Nは整
    数)であり、 前記第1の巻線にはK相(Kは整数)の交流電流が通電
    されるものであり、 前記第2の巻線にはM相(Mは整数)の交流電流が通電
    されるものであり、 前記固定子にはN×Kと(N±2)×Mとの公倍数相当
    のスロットが形成されてなる請求項1記載の磁気浮上モ
    ータ。
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