JPH021641Y2 - - Google Patents

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JPH021641Y2
JPH021641Y2 JP1984086577U JP8657784U JPH021641Y2 JP H021641 Y2 JPH021641 Y2 JP H021641Y2 JP 1984086577 U JP1984086577 U JP 1984086577U JP 8657784 U JP8657784 U JP 8657784U JP H021641 Y2 JPH021641 Y2 JP H021641Y2
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ticket
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JP1984086577U
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JPS614267U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 この考案は、例えば、駅務で使用される乗車券
を発行する自動券売機等に適用されるような発券
装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、上述例の駅務で使用される乗車券の発券
装置において、特開昭57−43283号公報に開示の
装置がある。
すなわち、この従来装置は、主ロール紙に巻回
した帯状紙を送出す主ラインと、副ロール紙に巻
回した帯状紙を送出す副ラインとを並設し、前記
主ラインの券送り方向前方に記録機構を備えると
共に、この記録機構と前記各ロール紙との間に切
断機構を形成し、前記主・副の一方のライン上の
帯状紙を前記切断機構で切断して、該切断部の待
機位置で切断券を待機し、発券時に待機位置の切
断券を前記記録機構側に送出すと同時に、次の切
断券を切断すべく前記ライン上の帯状紙を送出す
発券装置である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 上述のように発券時に待機位置の切断券を記録
機構側に送出すと同時に、次の切断券を切断すべ
く帯状紙を送出す時の両者の送出し速度が同一で
ある場合、先行する券の後端に後続の券の先端が
接触する場合があり、このような券の接触が生じ
ると、券の送出し姿勢が相互に乱れることに基づ
いて、券づまり(いわゆるジヤム)が生ずる問題
点を有していた。
また、前述の従来装置では副ラインを使用する
とき、該副ライン上で切断した券を整列手段で主
ライン側に移動させて、券に対して記録機構で記
録処理をするが、しかし、整列手段の介装によ
り、搬送ラインが必要以上に長くなるので、副ラ
イン上で切断した券を主ライン上に平行に横送り
して待機されることで、搬送ラインを短くするこ
とが考えられる。
勿論、この場合券は発行時に主ライン上で待機
している券を送出すと同時に、副ライン上のロー
ル紙を送出して券に切断し、この切断した券を主
ライン上に平行に横送りすることを発券のサイク
ルとしているので、先行する券の送出し速度と、
副ラインの券の送出し速度とが同一の速度である
と、副ラインにおける後続券を主ライン上に移行
させる時に、先行の券の後端に後続の券の先端が
接触し、前述と同様に、券づまりが生ずる問題点
を有する。
この考案は、切断される券(後続券)が送出さ
れる速度より、待機中の券(先行券)の送り速度
を大にして、券づまりをなくすことができる発券
装置の提供を目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 この考案は、主ロール紙に巻回した帯状紙を送
出す主ラインと、副ロール紙に巻回した帯状紙を
送出す副ラインとを並設し、前記主ラインの券送
り方向前方に記録機構を備えると共に、この記録
機構と前記各ロール紙との間に切断機構を形成
し、上記切断機構の券送り方向の前方側に上記切
断機構で切断した切断券を待機させる待機位置を
設け、上記待機位置に、前記主・副の一方のライ
ン上の帯状紙の送出しと同時に、該ライン上の送
り量より大きい送り量で待機中の切断券を送出す
送出し機構を設けた発券装置であることを特徴と
する。
(ホ) 作用 この考案の発券装置は、発券時に待機位置の切
断券を送出し機構で送出すとき、該送出し機構の
送出し量が各ライン上の帯状紙の送り量より大き
いので、同時に待機中の切断券と後続のライン上
の帯状紙の両者を送出しても、先行する切断券と
後続の帯状紙との間に隙間ができ、両者の接触が
皆無となる。
(ヘ) 考案の効果 上述の結果、この考案によれば、先行する切断
券の券後端と、後続する副ライン上の切断券また
は主ライン上の帯状紙の券先端との間に、所定の
隙間が形成されて、これら両者が接触しなくなる
ので、両者の接触に基づく券づまりを確実に防止
することができる。
(ト) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は発券装置を示し、第1図、第2図におい
て、発券装置11は、主ロール紙12aに巻回し
た帯状紙13aを送り出す主ライン14と、副ロ
ール紙12bに券回した帯状紙13bを送り出す
副ライン15とを有し、前述の各ロール紙12
a,12bの送り方向前方(第1図では左方)に
それぞれ第1送りローラ16、第2送りローラ1
7と、切断機構18とを設け、前述の第1送りロ
ーラ16で各帯状紙13a,13bを第2送りロ
ーラ17まで送り、次段の第2送りローラ17は
この帯状紙13a,13bを乗車券1枚分の長さ
だけ送り、さらに前述の切断機構18のカツタ1
8aで前記帯状紙13a,13bを所定の長さ
(乗車券1枚分に相当する長さ)に切断するよう
に形成し、各ライン14,15の各ローラ16,
17は使用されるラインに対応して駆動制御され
る。
そして、この切断機構18よりも送り方向前方
には主ライン14に相当する一側の走行ラインに
のみ次の各機構が設けられている。
つまり、第1図において、前述の切断機構18
の左方にはサーマルヘツド19とプラテンローラ
20とからなる印刷機構21と、書き込み用磁気
ヘツド22および読み取り用磁気ヘツド23を備
えたエンコード機構24と、振分け機構25とを
この順に設けている。
そして前述の印刷機構21で切断券に所定の事
項(たとえば金額や乗車駅名など)を印刷し、次
段のエンコード機構24における書き込み用磁気
ヘツド22で印刷済みの切断券の磁気面(第1図
では下側面)に必要な磁気情報の書き込みを行な
い、かつ次段の読み取り用磁気ヘツド23で正確
に書き込まれたか否かを検出し、次いで振分け機
構25で使用できる有効券と、使用できない無効
券とに振り分けて、有効券は放出ライン26およ
び放出検出器27を介して使用に供し、一方、無
効券は回収ライン28および回収検出器29を介
して回収箱30に回収するように構成している。
ところで、前述の印刷機構21は切断機構18
との間に切断券の2枚分の長さに相当する間隔を
へだてて設けていて、主ライン14の主ロール紙
12aがなくなつた時に、副ライン15の副ロー
ル紙12bを次に述べるチヤツク機構1と横送り
機構2とを介して主ライン14側へ移行するよう
になつている。
つまり、第3図に示す如く、前述の副ライン1
5における切断機構18の次段(送り方向前方)
に券を挟持するチヤツク機構1と、このチヤツク
機構1で挟持した切断後の券を副ライン15から
主ライン14へ横送りする横送り機構2とを設け
ている。
前述のチヤツク機構1は第4図にも示す如くレ
バー3と、このレバー3の上端折曲部3aに券の
厚みに相当する間隔をへだててビス止めした略L
字状の板バネ4とからなり、これら両者3a,4
間に板バネ4のバネ力によつて券を挟持するよう
に形成している。
また前述の横送り機構2はソレノイド取付板5
に電磁ソレノイド6を固定し、このソレノイド6
のプランジヤ7と前述のレバー3との間にロツド
8を張架し、ソレノイド6を励磁した時に、前述
のロツド8を吸引し、レバー3を取付板5に沿つ
て可動させるように形成したものである。
ところで、第1図および第2図に示す如く、切
断機構18と印刷機構21との間には合計4コの
ローラ31,32,33,34を配設している。
そして、前述の各ローラ31〜34のうちの2
つのローラ31,32は副ライン15側に、また
他の2つのローラ33,34は主ライン14側に
配置すると共に、ローラ31とローラ33を同軸
上、またローラ32とローラ34を同軸上に形成
し、図示しないモータによつて駆動すべく構成し
ている。
ここで、主ライン14側の各ローラ33,34
はその外径を、副ライン15側の各ローラ31,
32の外径よりも大としていて、主ライン14側
のローラ33,34の周速度を、副ライン15側
のローラ31,32の周速度よりも大となしてい
る。
すなわち、ローラ33,34により券の送り量
を、ローラ31,32によるそれよりも大とした
ものである。
このように構成した発券装置の作用を以下説明
する。
いま前述の副ロール紙12bが繰り出され、切
断機構18によつて切断された切断券9がチヤツ
ク機構1および横送り機構2によつて主ライン1
4上に横送りされ、第2図に示す位置イにあると
き発券指令により再び副ロール紙12bが繰り出
されると、前記ローラ31,32が駆動される。
このとき、位置イにある切断券9を送る前述の
ローラ33,34も駆動され、ローラ33,34
とローラ31,32との外径の差によつて位置イ
にある切断券9が、位置ロに達した時、これら両
位置イ,ロに存在する切断券9相互間には隙間3
5が形成される。
このように第2図の位置ロにある待機券の送り
量の方を、第2図のローラ31,32上に位置す
る後続券の送り量よりも大きくしているので、待
機券後端と後続券前端との間には第2図に示す如
き隙間35が常に形成されることになり、後続券
が横送りされるとき、これら両券が接触しなくな
るので、券づまり(いわゆるジヤム)の発生を確
実に防止することができる。
さらに、主ライン14側の主ロール紙12aが
使用される場合も、同様に、第2図の位置イにあ
る切断券9が位置ロに移動して、後続の切断券9
が位置イに送られるとき、位置イとロとの切断券
9の間に隙間35が形成されて、相互の衝突が防
止される。
この考案の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この考案の主ライン・副ラインは、実施例の主
ライン14・副ライン15に対応し、 以下同様に、 記録機構は、印刷機構21またはおよびエンコ
ード機構24に対応し、 切断機構は、切断機構18に対応し、 待機位置は、位置イに対応し、 送出し機構は、ローラ33,34に対応する
も、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではない。
例えば、上述の実施例では送出し機構の大きい
送出し量を、ローラ31,32と、ローラ33,
34との周速をそれぞれの外径の大小によつて差
を付ることで構成したが、他の構成としては、回
転差によつてローラ33,34の送り量を大きく
してもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は発
券装置の側面図、第2図は第1図の要部平面図、
第3図はチヤツク機構と横送り機構とを示す斜視
図、第4図は第3図の部分斜視図である。 9……切断券、12a……主ロール紙、12b
……副ロール紙、13a,13b……帯状紙、1
4……主ライン、15……副ライン、18……切
断機構、31〜34……ローラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 主ロール紙に巻回した帯状紙を送出す主ライン
    と、副ロール紙に巻回した帯状紙を送出す副ライ
    ンとを並設し、 前記主ラインの券送り方向前方に記録機構を備
    えると共に、この記録機構と前記各ロール紙との
    間に切断機構を形成し、 上記切断機構の券送り方向の前方側に上記切断
    機構で切断した切断券を待機させる待機位置を設
    け、 上記待機位置に、前記主・副の一方のライン上
    の帯状紙の送出しと同時に、該ライン上の送り量
    より大きい送り量で待機中の切断券を送出す送出
    し機構を設けた 発券装置。
JP8657784U 1984-06-11 1984-06-11 発券装置 Granted JPS614267U (ja)

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JP8657784U JPS614267U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 発券装置

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JP8657784U JPS614267U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 発券装置

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JPS614267U JPS614267U (ja) 1986-01-11
JPH021641Y2 true JPH021641Y2 (ja) 1990-01-16

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JP8657784U Granted JPS614267U (ja) 1984-06-11 1984-06-11 発券装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS531100A (en) * 1976-06-25 1978-01-07 Toshiba Corp Automatic ticket vending machine
JPS5652512U (ja) * 1979-09-29 1981-05-09
JPS5911481A (ja) * 1982-07-13 1984-01-21 沖電気工業株式会社 券発行装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5911481A (ja) * 1982-07-13 1984-01-21 沖電気工業株式会社 券発行装置

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JPS614267U (ja) 1986-01-11

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