JPH02164183A - ビデオカメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はビデオカメラに係り、特に電動ズーム機構を備
えたビデオカメラに関する。

〔従来の技術〕

従来のこの種のビデオカメラには、カメラ本体の側部に
サイドグリップが設けられ、このサイドグリップによっ
てカメラ保持したときに、その保持した手で操作可能な
カメラ本体上の位置にズームスイッチが設けられている
ものがある。

また、近年の軽量小型化されたビデオカメラには、カメ
ラ底部の三脚取付用のねじ穴を利用してカメラ本体の底
部にアンダーグリップを装着し、このアンダーグリップ
によってもカメラ保持できるものがある。

このアンダーグリップには、撮影のスタート／ストップ
を指令する撮影ボタンが設けられており、更にズームス
イッチが設けられているものもある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記アンダーグリップに設けられたズー
ムスイッチは、操作が難しく操作時に手振れが生じ易い
という問題がある。一方、アンダ−グリップによってカ
メラ保持したときに、サイドグリップ又はその近傍のカ
メラ本体に設けられたズームスイッチを操作する場合に
は、カメラ本体上方からズームスイッチを操作する手を
回さなければならず、センサー類をカメラ本体上部に設
けられないことや、デザイン的制限が生じる。

本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、アン
ダーグリップの装着が可能なビデオカメラにおいて、ア
ンダーグリップによってカメラ保持したときにズーム操
作が簡単で、且つサイドグリップ側のズームスイッチを
操作することによって生じる不具合を未然に防止するこ
とができるビデオカメラを提供することを目的とする。

〔問題点を解決する為の手段〕

本発明は前記目的を達成するために、カメラ本体の側部
にサイドグリップを有すると共にカメラ本体の底部にア
ンダーグリップの装着が可能なビデオカメラに於いて、
前記サイドグリップによってカメラ保持したときに、そ
の保持した手で操作可能なカメラ本体上の位置にズーム
動作を行わせる第１のズームスイッチを設けると共に、
前記サイドグリップと反対側又はカメラ本体の前面にア
ンダーグリップ使用時に用いられる第２のズームスイッ
チを設け、前記アンダーグリップのカメラ本体への装着
時に前記第１のズームスイッチの操作によるズーム動作
を阻止するようにしたことを特徴としている。

〔作用〕

本発明によれば、アンダーグリップによってカメラ保持
したときに、スイッチ操作が容易なカメラ本体上の位置
、即ち、サイドグリップと反対側又はカメラ本体の前面
にアンダーグリップ使用時用のズームスイッチを設ける
ようにし、また、アンダーグリップのカメラ本体への装
着時にサイドグリップ側のズームスイッチによるズーム
動作を阻止するようにして、カメラ本体上方から手を回
してサイドグリップ側のズームスイッチを操作すること
によって生じる不具合を未然に防止するようにしている
。

〔実施例〕

以下添付図面に従って本発明に係るビデオカメラの好ま
しい実施例を詳説する。

第１図は本発明に係るビデオカメラの一実施例を示す斜
視図で、カメラ本体１０とアンダーグリップ２０とが分
離した状態に関して示している。

このビデオカメラ１０はカメラ一体型ＶＴＲで、カメラ
本体１０の図示しない側部にはサイドグリップが設けら
れており、このサイドグリップによってカメラ本体１０
を右手でカメラ保持したとき、その右手の人差指、中指
等によって操作し得るカメラ本体１０上の位置にズーム
スイッチ１２Ａ。

１２Ｂが設けられている。

また、カメラ本体ｌＯの前方のサイドグリップと反対側
には、別のズームスイッチ１４Ａ、１４Ｂが設けられて
いる。このズームスイッチ１４Ａ１１４Ｂはアンダーグ
リップ２０の装着時に用いられる。尚、第１図上で、１
６は自動的に白バランスを調整するために色温度を測定
するセンサの受光窓であり、１８はズームレンズである
。

アンダーグリップ２０は、取付ねじ２２及び突起部２４
によってカメラ本体１０の底部に対して着脱自在になっ
ている。即ち、アンダーグリップ２０をカメラ本体１０
の底部に装着する場合には、取付ねじ２２をカメラ本体
１０の底部の三脚取付用のねじ穴に位置させると共に、
突起部２４をカメラ本体１０の底部に形成された凹部（
図示せず）に挿入し、取付ねじ２２を回して三脚取付用
のねじ穴に螺合させる。

また、アンダーグリップ２０にはトリガー式の撮影ボタ
ン２６が配設されると共に、この撮影ボタン２６のボタ
ン操作による撮影のスタート／ストップを指令する信号
をカメラ本体１０側に人力するためのプラグ２８Ａ付き
のコード２８が設けられている。そして、このプラグ２
８Ａはカメラ本体１０側の図示しないジャックに差し込
まれる。

第２図はカメラ本体内の要部ブロック図であり、３０は
カメラ全体の動作を統括、制御するマイクロコンビ二一
夕、３２はモータ駆動回路、３４はズームモータ、３６
は切換スイッチである。

切換スイッチ３６は、ズームスイッチ１２Δ、１２Ｂを
有効又は無効にするためのスイッチで、アンダーグリッ
プ２０が未装着時にはその接点を閉じているが、アンダ
ーグリップ２０がｍｌＦされると、第３図に示すように
その装着に連動して接点を開く。

即ち、切換スイッチ３６の接点が閉じた状態でズームス
イッチ１２Ａ又は１４ＡがＯＮにされると、マイクロコ
ンビ二−タ３０にテレ指令Ｔが加えられる。マイクロコ
ンピュータ３０はこのテレ指令Ｔの人力により、ズーム
モータ３４をテレ方向に回転させるべくモータ駆動回路
３２を介して駆動信号を出力する。同様に、ズームスイ
ッチ１２Ｂ又は１４ＢがＯＮにされると、マイクロコン
ピユータ３４にワイド指令Ｗが加えられ、マイクロコン
ピュータ３０はこのワイド指令Ｗの入力により、ズーム
モータ３４をワイド方向に回転させるべくモータ駆動回
路３２を介して駆動信号を出力する。

一方、切換スイッチ３６の接点がアンダーグリップ２０
の装着によって開くと、上記ズームスイッチ１２Ａ、１
２Ｂのスイッチ操作によるテレ指令Ｔ１ワイド指令Ｗの
マイクロコンピュータ３０への入力が阻止され、ズーム
スイッチ１４Ａ、１４Ｂのみが使用可能になる。

このように、カメラ本体１０にアンダーグリップ２０を
装着した場合には、サイドグリップ側のズームスイッチ
１２八、１２Ｂによるズーム動作が禁止され、これによ
り、右手でアンダーグリップ２０を把持し、カメラ本体
上方から左手を回してサイドグリップ側のズームスイッ
チ１２Ａ、１２Ｂを操作するといった撮影姿勢を未然に
防止することができる。尚、この撮影姿勢はカメラ保持
の点から正しい撮影姿勢とは言えず１．また、カメラ本
体上方から回した左手によって受光窓１６を覆ったり、
カメラ本体上に設けられた種々のスイッチをｍ１作する
虞もある。

尚、本実施例では、アンダーグリップ２０の装着時に操
作されるズームスイッチ１４Ａ、１４Ｂをカメラ本体１
０の前方のサイドグリップと反対側に設けるようにした
が、これに限らず、カメラ本体の前面に設けるようにし
てもよい。また、ズームスイッチ１２Ａ、１２Ｂによる
ズーム動作の禁止も、アンダーグリップ２０の装着に伴
う切換スイッチ３６の機械的な切り換えに限らず、カメ
ラ本体ｌＯとアンダーグリップ２０との電気的な接続に
基づいてズームスイッチ１２Ａ、１２Ｂｌ：よるズーム
動作を禁止させるようにしてもよい。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明に係るビデオカメラによれ・
ば、アンダーグリップによってカメラ保持したときにズ
ーム操作を簡単に行うことができ、且つサイドグリップ
側のズームスイッチを操作することによって生じる不具
合も未然に防止することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るビデオカメラの一実施例を示す斜
視図、第２図は第１図のカメラ本体内の要部ブロック図
、第３図はアンダーグリップの装着に伴う切換スイッチ
の切り換え動作を説明するために用いた図である。 ｌＯ・・・カメラ本体、　　１２Ａ、１２Ｂ、１４Ａ。 １４Ｂ・・・ズームスイッチ、　　２０・・・アンダー
グリップ、　３０・・・マイクロコンピユータ、　　３
４・・・ズームモータ、　　３６・・・切換スイッチ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 カメラ本体の側部にサイドグリップを有すると共にカメ
   ラ本体の底部にアンダーグリップの装着が可能なビデオ
   カメラに於いて、 前記サイドグリップによってカメラ保持したときに、そ
   の保持した手で操作可能なカメラ本体上の位置にズーム
   動作を行わせる第１のズームスイッチを設けると共に、
   前記サイドグリップと反対側又はカメラ本体の前面にア
   ンダーグリップ使用時に用いられる第２のズームスイッ
   チを設け、前記アンダーグリップのカメラ本体への装着
   時に前記第１のズームスイッチの操作によるズーム動作
   を阻止するようにしたことを特徴とするビデオカメラ。