JP2001318421A - カメラ - Google Patents

カメラ

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JP2001318421A
JP2001318421A JP2000137272A JP2000137272A JP2001318421A JP 2001318421 A JP2001318421 A JP 2001318421A JP 2000137272 A JP2000137272 A JP 2000137272A JP 2000137272 A JP2000137272 A JP 2000137272A JP 2001318421 A JP2001318421 A JP 2001318421A
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Gohachi Katagiri
護八 片桐
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Camera Bodies And Camera Details Or Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常は右利き用のカメラとほぼ同等の外観を
有しながら、左利きでも使うことのできるカメラを提供
すること。 【解決手段】 複数のレリーズ釦(5a,5b)等を有す
るカメラ1において、これらのうち例えば第1のレリー
ズ釦5aをこのカメラ1の上方に配置させ、第2のレリ
ーズ釦5bをそのカメラ1の撮影レンズの光軸を通る水
平線を跨いでカメラ下方に配置して構成することで、ユ
ーザがこのカメラ1をその光軸に関し180°逆に構え
ても、あくまで利き手でレリーズ釦(5a,5b)何れか
を操作できるように、右利き及び左利きの何れのユーザ
にも操作容易なカメラを提案する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの外観に係
わるカメラの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のカメラの外観に係わる技術として
例えば、実開平5−15027号公報には、二光軸の撮
影レンズを一組もち、これらのレンズを保護するための
レンズカバーを有するカメラが示されている。このカメ
ラ上面には左右にそれぞれ専用のレリーズ釦が一個づつ
設けられ、ユーザの利き手に従って左右何れかのレリー
ズ釦が操作可能に構成されている。よって、このカメラ
の構造および外観は左右対称であり、複数の同一部材を
多数有したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】通常、右利き用のカメ
ラは左利きのユーザには使い難いため、カメラの左側に
もレリーズ釦を設ける事が必要となり、この実施は比較
的容易ではあった。しかしながら、利き手の異なるより
多数のユーザに等しく使用可能なカメラにする工夫は、
そのカメラの外観とコスト的な無駄などを考慮する必要
がある。
【0004】また、従来のようにレリーズ釦をカメラ上
面に二つ設けると、特殊なカメラであるという印象を抱
くユーザも多く、さらには、レリーズ釦の一方がフラッ
シュ発光用の窓のほぼ真上に存在する故に、通常のグリ
ップの仕方で保持することが難いという不具合もあっ
た。
【0005】そこで本発明の目的は、通常は右利き用の
カメラとほぼ同等の外観を有しながら、左利きでも使う
ことのできるカメラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するため、本発明では次のような手段を講じてい
る。第1の発明によれば、複数のレリーズ釦を有するカ
メラにおいて、第1のレリーズ釦をカメラ上方に位置さ
せたカメラであり、このカメラを、撮影レンズの光軸を
通る水平線を跨いで、カメラ下方に配置された第2のレ
リーズ釦を備えたようなカメラを提案する。第2の発明
によれば、複数のレリーズ釦を有するカメラにおいて、
第1のレリーズ釦をカメラ上方に位置させたカメラであ
り、このカメラを撮影レンズの光軸に関して180度回
転させた場合、その第1のレリーズ釦とは異なる操作可
能な位置になるように第2のレリーズ釦を備えたような
カメラを提案する。
【0007】また第3の発明によれば、複数のレリーズ
釦を有するカメラにおいて、右手の指で操作するための
第1のレリーズ釦をカメラ撮影方向に向かって右側に位
置させたカメラであり、このカメラを撮影レンズの光軸
に関して180度回転させると、左手の指で操作可能
な、上記第1のレリーズ釦とは異なる位置に配置された
第2のレリーズ釦を備えたようなカメラを提案する。さ
らに第4の発明によれば、レリーズ釦を特にカメラ前面
に有するカメラにおいて、そのレリーズ釦は撮影レンズ
の側方に、この撮影レンズの中心を通る水平線を跨いで
そのカメラの上下方向に長細く形成され、配置されてい
るカメラである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下に、複数の実施形態を挙げて
本発明の要旨について詳しく説明する。 (第1実施形態)図1(a)〜(f)に本発明のカメラ
に係わる外観の一例を六面図で示し、その外観上の特徴
について説明する。カメラ1は、この内部に組み込むカ
メラ本体(不図示)を外装部材としての前カバー2と後カ
バー3とで覆い、裏蓋17を閉じることで、このカメラ
1の外観を形成している。
【0009】図1(a)に示すカメラ1上面には、右利
き用に第1のレリーズ釦5a及び第1のズームレバー6
aが配置されている。カメラ1前面には、図1(b)に
示す如く鏡筒4が中央近傍に配置され、その上部には、
ファインダ7を含む測光測距用の窓が並設されている。
上述の第1のレリーズ釦5a及び第1のズームレバー6
aが上部に含まれる部分はこのカメラ1のグリップ部1
5を成しており、その下部にももう一組の第2のレリー
ズ釦5b及び第2のズームレバー6bが設けられている
(詳細後述)。また、鏡筒4に対してこのグリップ部1
5と反対側には上下それぞれにフラッシュ窓8a,8b
が配置されている。
【0010】図1(c)に示すカメラ1底面の中央近傍
には、三脚座11が設けられ、三脚ネジ穴13がここに
一体的に配置されている。また、左側には、上述のよう
に第2のレリーズ釦5b及び第2のズームレバー6bが
左利き用にもう一組配置されている。なお、カメラ1裏
面には、図1(d)に示す如く例えばLCDから成る表
示部9や各種の設定釦が配置されている。さらにまた、
カメラ1両側面には、図1(e),(f)に示すような
後蓋17を軸支する後蓋軸14と、その蓋ツマミ16が
それぞれ設けられている。
【0011】つまり、この第1実施形態に例示したカメ
ラ1では、第1のレリーズ釦5a及び第1のズームレバ
ー6aが、第2のレリーズ釦5b及び第2のズームレバ
ー6bに対し、このカメラ1の撮影レンズの光軸を通る
水平線を跨いで、正逆対称に配置されている。
【0012】図2(a),(b)には第1実施形態のカ
メラ1の使用例を示している。右利きユーザの場合は、
図2(a)に示すようにカメラ1を左手で第2のフラッ
シュ窓(不図示)近傍を把持すると共に、右手でグリップ
部15を把持しながら、その右手の人差し指で第1のレ
リーズ釦5aを押下操作できるように構えている。
【0013】一方、左利きユーザの場合は、図2(b)
に示すようにカメラ1を右手で第1のフラッシュ窓8a
の近傍を把持すると共に、左手でグリップ部15を把持
しながら、その左手の人差し指で第2のレリーズ釦5b
を押下操作できるように構えている。
【0014】ただし、カメラ前面において下側となるフ
ラッシュ窓8b(又は8a)は図示の如くに、このカメ
ラ1を把持する手指で隠される傾向があるので、フラッ
シュ発光が必要な場合には、手指で隠されていない上側
のフラッシュ窓8a(又は8b)から発光するように、
そのフラッシュ発光は、カメラ1が構えられた正逆に従
って、常に上方にくるフラッシュ窓(8a又は8b)を
介して発光が行なわれるように、公知技術(但し特に説
明せず)によって適宜に切替え制御される。このよう
に、ユーザの所望によってカメラ1を正逆何れかに構え
た場合でも、発光駆動するフラッシュ発光管(詳細後
述)を切り替えて制御すれば、把持している手指で下方
のフラッシュ窓が隠された状態でもフラッシュ撮影には
何ら支障が無くなる。
【0015】図3には、本発明に係わるカメラの電気的
な内部構成を概略的に回路図で示しており、この中枢部
の制御手段としてのCPUと、このCPUにバスライン
で接続されたフラッシュ回路を所定基板上に搭載してい
る。内蔵回路30は電池などを電源31として稼動可能
であり、メインSW32のON/OFF操作でカメラを
撮影可能状態/休止状態になるように設定されている。
【0016】上記CPUには、このカメラ1に備えられ
た二つのレリーズ釦(5a,5b)にそれぞれ対応した
第1のレリーズSW33a及び第2のレリーズSW33
bが接続されている。同様に、二つのズームスイッチ
(6a,6b)にもそれぞれ対応したワイド(W)端スイ
ッチ接片36a及びテレ(T)端スイッチ接片36bが接
続され、広角撮影から望遠撮影のためのズーミング操作
に用いられる。
【0017】そのほか、このCPUには、第1の手操作
姿勢検出接点34aと第2の手操作姿勢検出接点34b
および、正逆検知センサ37が接続され、この正逆検知
センサ37で重力の方向を検知して、第1の手操作姿勢
検出接点34aと第2の手操作姿勢検出接点34bが何
れかに切り替わり、選択的な導通によりこれに伴う姿勢
信号をCPUに出力するように構成されており、このカ
メラ1が構えられた際の姿勢の正逆を判定できるように
なっている。一方、フラッシュ回路には、Xe管から成
る第1のフラッシュ発光管35aと、第2のフラッシュ
発光管35bが接続されており、CPUからの指令で選
択的に何れかを発光可能状態に設定できるように構成さ
れている。
【0018】ここでさらに具体的に、上述したカメラの
動作について説明する。図4に示すフローチャートに
は、本発明のカメラの動作シーケンスを示している。た
だしここに例示する手順は、このカメラに係わるカメラ
シーケンスの中のフラッシュ撮影に係わる部分を中心に
示している。
【0019】ステップS10にて、このカメラに係わる
事項の初期化を行なう(S10)。次にステップS20
にて、第1のレリーズSWがON操作されたか否かを判
定し(S20)、否の場合は、続くステップS30に
て、第2のレリーズSWがON操作されたか否かを判定
する(S30)。否の場合は、何れのレリーズSWもO
N操作されなかったと判断して、再び上記ステップS2
0に戻ってレリーズ操作がされるまで監視を繰り返す。
【0020】上記のそれぞれの判定ステップS20、S
30において、第1のレリーズSWがON操作された事
は右利きのユーザが通常姿勢(正姿勢)にこのカメラを
構えて押下操作したと判断できるので、ステップS50
にて、第1のフラッシュ使用可能状態にフラッシュ回路
で切り替えてから露光する(S50)。その後、ステッ
プS60に進む。一方、第2のレリーズSWがON操作
された事は左利きのユーザが逆姿勢にこのカメラを構え
て押下操作したと判断できるので、ステップS40に
て、第2のフラッシュ使用可能状態にフラッシュ回路で
切り替えてから露光する(S40)。
【0021】ステップS60にて、露光終了と共に、次
の撮影のためフィルムを一コマ分だけ巻き上げておく
(S60)。
【0022】ステップS70にて、メインSWがOFF
操作されたか否かを判定し(S70)、否の場合は上記
ステップS10まで戻り、同様なステップを繰り返す。
一方、OFFされれば、ステップS80にて、カメラを
待機状態(ホルト状態又はスリープ状態)にする(S8
0)。なお、フラッシュ撮影をする場合には特に、この
カメラの姿勢の正逆を検知して、上下二つのフラッシュ
発光管のうち一つを選択的に発光駆動制御を行なうよう
に、CPUの統括的な制御によってフラッシュ撮影モー
ドと連動した設定がされる。
【0023】(作用効果1)このように第1実施形態で
は、複数のレリーズ釦(5a,5b)等を有するカメラ1
において、これらのうち例えば第1のレリーズ釦5aを
このカメラの上方に配置させ、第2のレリーズ釦5bを
そのカメラ1の撮影レンズの光軸を通る水平線を跨いで
カメラ下方に配置して構成することによって、このカメ
ラ1の上面と下面にそれぞれ配置された第1のレリーズ
釦5aと第1のズームレバー6a、および第2のレリー
ズ釦5bと第2のズームレバー6bは、上下対称に位置
する。
【0024】この配置構成によって、ユーザがこのカメ
ラ1を光軸に関し180°逆にして構えても、ユーザは
あくまでその利き手でレリーズ釦等を操作できるように
なり、右利き及び左利きの何れのユーザにも等しく操作
容易なカメラとすることができる。したがって、利き手
側の通常の位置に常にこれらの主要な操作部材がくるよ
うに配置構成したことは、構えたときカメラとしての外
観もほとんど変らず、利き手が左右何れであっても、カ
メラを上下逆転させるだけで、外観上の違和感なく且
つ、操作上の違和感の無い通常どおりの使用感をユーザ
に与えることができる。
【0025】(変形例1)上述の第1実施形態は次のよ
うに変形実施してもよい。例えば、カメラ1の姿勢検知
の方法は、例示した内臓回路に組み込まれた正逆検知セ
ンサ37を利用してもよいし、それぞれ二つ設けられた
レリーズ釦(5a,5b)又はズームレバー(6a,6b)
において、操作による入力を電気的に検知して判断して
もよい。
【0026】あるいは、二つのフラッシュ窓(8a,8
b)の何れかが手指で遮蔽されたことを所定の光センサ
等で検知し、そのフラッシュ窓近傍が把持されていると
判断して、これに対する他方のフラッシュ窓から発光で
きるように適宜制御してもよい。また、そのほかの周知
技術との組合せで実施してもよい。勿論、センサ等を廃
して簡単に構成してもよく、この場合はユーザの手動に
よる事前設定によってカメラを構える使用時の姿勢を左
利き又は右利きの何れかで登録しておいてもよい。これ
らの変形実施によっても、前述と同等またはそれ以上の
効果が期待できる。
【0027】(第2実施形態)次に、図5(a)〜
(f)に示した六面図に基づき、本発明の第2実施形態
に係わるカメラの特徴について説明する。ここでは、前
述の第1実施形態との外観上の相違点を中心に述べる。
カメラ1は、レリーズ釦5及びズームレバー6を、図5
(a)が示すカメラ上面にではなく、図5(b),
(d)に示す如くこのカメラ1の前面と裏面にそれぞれ
一つだけ設けたものであり、フラッシュ窓8もまた一つ
だけ前面に設けたものである。
【0028】レリーズ釦5は、このカメラ1の前面の略
中央近傍に上下方向に長く例えば長円形に形成されてお
り、右利き又は左利きのユーザでも操作し易くなってい
る。図5(c)が示すカメラ底面には、三脚ネジ穴13
が開口したカートリッジ蓋が開閉可能に設けられてい
る。
【0029】ズームレバー6も同様に、図5(d)が示
す如くこのカメラ1の裏面の略中央近傍に一つ設けら
れ、ワイド(W)及びテレ(T)を指示操作する部分をそれ
ぞれ上下両端に有した例えば長円形のシーソー型スイッ
チ部材で形成され、広角撮影から望遠撮影の為のズーミ
ング操作がこのスイッチ部材一つでできるように構成さ
れている。この近傍には、LCDで成る表示部9と、フ
ァインダ系の接眼窓(接眼レンズ)10が配置されてい
る。
【0030】また図5(e)に示す如く、カメラ両側面
には底部のカートリッジ蓋を開く為のカートリッジ蓋開
ツマミ12が設けられ、フィルムカートリッジ交換の際
にこれを廻すことで開閉容易に構成されている。
【0031】ここで図6に、この第2実施形態のカメラ
のファインダ光学系を例示する。ファインダ光学系20
のレンズ群は、ズーミング操作に同期して周知機構で変
倍するレンズ群で構成され、これらレンズ群を通過した
光は、プリズム21でフィルム面(不図示)に沿って下
方に屈折され、更にフィルム面に沿って90°屈折され
た後、視野マスク22で視界を矩形に制限され、光軸に
平行な方向に曲げられてから接眼窓を兼ねる接眼レンズ
10を通過して、ユーザの眼に導かれるように構成され
ている。このように、フィルム背面でファインダ光路を
複数回屈折させる構造の採用により、カメラ本体の高さ
がその分節約でき、小型化に寄与できるようになってい
る。
【0032】図7(a),(b)には、第2実施形態の
カメラの使用例を示している。右手でレリーズ釦5を操
作する場合は、図7(a)の如くファインダ7が上にく
るような通常姿勢にカメラ1を構え、左手でレリーズ釦
5を操作する場合は、図7(b)の如くこのカメラ1を
180°逆にして構える。この場合は、三脚ネジ穴13
が上にきて、ファインダ7の窓が下にくる。なお、何れ
の場合であっても、フラッシュ窓8は中央近傍に上下に
細長く設けられているので、このカメラ1を支える側の
手指でこのフラッシュ窓8の全てが覆われることは起こ
り難い、よって、この配置はフラッシュ撮影には支障が
ない。
【0033】(作用効果2)このように第2実施形態に
おいては、レリーズ釦5およびフラッシュ窓8をカメラ
前面に一つづつ備え、これらを特に、撮影レンズが在る
鏡筒4の側方に、その光軸を通る水平線を跨いでこのカ
メラ1の上下方向に長く形成すると共に、ズームレバー
6をカメラ裏面に同様な上下方向に長く形成することに
よって、レリーズ釦5、ズームレバー6およびフラッシ
ュ窓8はそれぞれ一つだけでよくなり、部品の無駄な重
複が無い分、コスト軽減に寄与できる。
【0034】また、このような構成配置によっても、前
述の第1実施形態と同様に、右利き及び左利きの何れの
ユーザにも操作容易で操作上の違和感がないカメラとし
て提供することができる。また、外観的もシンプルでし
かも、ファインダ系の配置的な更なる改良にて、より小
型なカメラを提供できる。
【0035】(変形例2)第2実施形態はさらに次のよ
うに変形実施してもよく、前述の第1実施形態と同等な
効果が期待できる。例えば、第2実施形態のカメラの例
えばファインダ光学系を構成するレンズ群およびプリズ
ムの組合せとそれらの配置変更によれば、接眼窓の位置
をカメラの例えば中央近傍にも配置可能となる。これに
より、ファインダを覗く位置は、カメラの正逆姿勢に影
響されない好適な位置に設計できる。
【0036】(その他の変形例)なお、例示したレリー
ズ釦やズームレバー等の操作部位およびフラッシュ窓の
ほか、ファインダ窓やこれ以外にも本発明は同様に適用
してもよい。このほかにも、本発明の要旨を逸脱しない
範囲で種々の変形実施が可能である。
【0037】以上、複数実施形態とそれらの変形例に基
づき説明したが、本明細書中には次の発明が含まれる。
例えば、(1) 撮影光軸の周りにカメラを180°回
転させると、元の位置と横方向で線対称となる位置に、
少なくともレリーズ操作を行なうためのレリーズ釦が配
置されていることを特徴とするカメラを提供できる。
【0038】(2) 上記(1)に記載のカメラであっ
て、このカメラの右手側の上面に設けられた第1のレリ
ーズ釦と、このカメラの右手側の下面に設けられた第2
のレリーズ釦と、を有することを特徴とするカメラを提
供できる。(3) 上記(1)に記載のカメラであっ
て、上記レリーズ釦がこのカメラの前面の上下、略中央
近傍に配置されていることを特徴とするカメラを提供で
きる。(4) カメラの通常姿勢から、光軸中心に18
0°回転させることで、レリーズ釦などの撮影操作部位
が、上記通常姿勢における位置と左右略対称となるよう
に配置されていることを特徴とするカメラを提供でき
る。
【0039】(5) 複数のレリーズ釦を有し、これら
のうち、第1のレリーズ釦は、撮影方向に向かってカメ
ラ右側にあって、右手で操作可能な位置に設けられ、第
2のレリーズ釦は、撮影レンズの光軸に関して180°
逆転した位置にて、左手で操作可能に設けられているこ
とを特徴とするカメラを提供できる。
【0040】
【発明の効果】以上、本発明によれば、通常は右利き用
のカメラとほぼ同等の外観を有しながら、左利きでも使
うことの可能なカメラを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1(a)〜(f)は本発明の第1実施形態
のカメラを示し、図1(a)は、カメラ上面の外観を示
す図、図1(b)は、カメラ前面の外観を示す図、図1
(c)は、カメラ底面の外観を示す図、図1(d)は、
カメラ裏面の外観を示す図、図1(e),(f)は、カ
メラ両側面の外観をそれぞれ示す図。
【図2】 図2(a),(b)は第1実施形態のカメラ
の使用例を示し、図2(a)は、右手でレリーズ操作す
る場合のカメラを示す斜視図、図2(b)は、左手でレ
リーズ操作する場合のカメラを示す斜視図。
【図3】図3は、本発明のカメラの電気的な内部構成を
概略的に示す回路図。
【図4】図4は、本発明のカメラの動作シーケンスを示
すフローチャート。
【図5】 図5(a)〜(f)は本発明の第2実施形態
のカメラを示し、図5(a)は、カメラ上面の外観を示
す図、図5(b)は、カメラ前面の外観を示す図、図5
(c)は、カメラ底面の外観を示す図、図5(d)は、
カメラ裏面の外観を示す図、図5(e),(f)は、カ
メラ両側面の外観をそれぞれ示す図。
【図6】図6は、本発明の第2実施形態に係わるカメラ
のファインダ光学系を含む光路を示す概略斜視図。
【図7】 図7(a),(b)は第2実施形態のカメラ
の使用例を示し、図7(a)は、右手でレリーズ操作す
る場合のカメラを示す斜視図、図7(b)は、左手でレ
リーズ操作する場合のカメラを示す斜視図。
【符号の説明】
1…カメラ、 2…前カバー、 3…後カバー、 4…鏡筒、 5,5a,5b…レリーズ(釦)、 6,6a,6b…ズームレバー、 7…ファインダ、 8,8a,8b…フラッシュ窓、 9…表示部(LCD)、 10…接眼窓(接眼レンズ)、 11…三脚座、 12…カートリッジ蓋開ツマミ、 13…三脚ネジ穴、 14…裏蓋軸、 15…グリップ部、 16…蓋ツマミ、 17…裏蓋、 20…ファインダ光学系、 21…プリズム、 22…視野マスク、 30…内蔵回路、 31…電源(電池)、 32…メインSW、 33(,33a,33b)…(第1、第2の)レリーズ
SW、 34(,34a,34b)…(第1、第2の)手操作姿
勢検出接点、 35(,35a,35b)…(第1、第2の)フラッシ
ュ発光管(Xe管)、 36a…ワイド端スイッチ接片、 36b…テレ端スイッチ接片、 37…正逆検知センサ。 S10〜S80…カメラシーケンスの処理ステップ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のレリーズ釦を有するカメラにおい
    て、 第1のレリーズ釦をカメラ上方に位置させたカメラであ
    って、 上記カメラを、撮影レンズの光軸を通る水平線を跨い
    で、カメラ下方に配置させた第2のレリーズ釦を具備す
    ることを特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 複数のレリーズ釦を有するカメラにおい
    て、 第1のレリーズ釦をカメラ上方に位置させたカメラであ
    って、 上記カメラを撮影レンズの光軸に関して180度回転さ
    せた場合、上記第1のレリーズ釦とは異なる操作可能な
    位置になるように第2のレリーズ釦を具備することを特
    徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 複数のレリーズ釦を有するカメラにおい
    て、 右手の指で操作するための第1のレリーズ釦を撮影方向
    に向かって右側に位置させたカメラであって、 上記カメラを撮影レンズの光軸に関して180度回転さ
    せると、左手の指で操作可能な上記第1のレリーズ釦と
    は異なる位置に配置された第2のレリーズ釦を具備する
    ことを特徴とするカメラ。
  4. 【請求項4】 レリーズ釦をカメラ前面に有するカメラ
    において、 上記レリーズ釦は撮影レンズの側方に、この撮影レンズ
    の中心を通る水平線を跨いでこのカメラの上下方向に細
    長く形成され、配置されていることを特徴とするカメ
    ラ。
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