JPH02163273A - 糸を結び目なしに結合する糸継ぎ装置及び糸端部を準備する方法 - Google Patents

糸を結び目なしに結合する糸継ぎ装置及び糸端部を準備する方法

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JPH02163273A
JPH02163273A JP1213118A JP21311889A JPH02163273A JP H02163273 A JPH02163273 A JP H02163273A JP 1213118 A JP1213118 A JP 1213118A JP 21311889 A JP21311889 A JP 21311889A JP H02163273 A JPH02163273 A JP H02163273A
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yarn
tube piece
thread
splicing device
tube
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JP1213118A
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English (en)
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Peter Artzt
ペーター、アルツト
Heinrich Preininger
ハインリッヒ、プライニンガー
Gerhard Egbers
ゲールハルト、エグベルス
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Rieter Ingolstadt Spinnereimaschinenbau AG
Original Assignee
Schubert und Salzer Maschinenfabrik AG
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H69/00Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device
    • B65H69/06Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing
    • B65H69/061Methods of, or devices for, interconnecting successive lengths of material; Knot-tying devices ;Control of the correct working of the interconnecting device by splicing using pneumatic means
    • B65H69/063Preparation of the yarn ends
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/30Handled filamentary material
    • B65H2701/31Textiles threads or artificial strands of filaments

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、糸継ぎ室が設けられており、かつ糸継ぎ室か
ら離れて配置された流体の流れる管片が設けられており
、この管片が、糸継ぎ過程のために糸端部を収容し、こ
の糸端部を準備する、糸を結び目なしに結合する糸継ぎ
装置、及びこのような糸継ぎ装置内で糸端部を準備する
方法に関する。
従来の技術 より継ぎによる糸端部の結合には、結合の良好な品質を
得るために糸端部の準備を入念に行うことが必要である
。糸端部は、所定の長さにわたって実質的によりがない
ようにしなければならず、従って同様に実質的によりか
ない第20糸端部と紡績装置内で良好に結合することが
できる。
周知のように糸端部の準備は、糸端部を流体流にさらす
装置において行われ、この流体流は、その原生じる圧力
又は吸引力により糸長手軸線に対して横向きに糸端部を
捕え、かつ糸端部におけるよりを戻すように糸端部をか
く乱する。
以下にお℃・ては、常に一方の糸端部の準備についてだ
け説明する。
流体流が長手軸線に対して角度をなして糸端部を引込む
又は押込む管片内に流通しており、かつ糸端部がその原
生じる乱流によってより゛とは反対にねじられることは
周知である。糸端部を形成する繊維は、この流れのため
に裸にされ、かつ広げられる。従来のリング糸はこのよ
うにして良好により継ぎできる。
互いにからみ合った2つ又はそれ以上の個別系から成り
かつ個別系のよりか互いにからみ合った個別系から成る
より糸のよりとは反対方向に延びている多重糸又はより
糸のより継ぎはさらに困難である。ドイツ連邦共和国特
許第3,417,367号明細書は、このような改善に
関するものである。この公知の構造によれば、それぞれ
のノズル管内にノズル管の長手軸線に対して角度をなし
て流体流が導入され、この流体流はノズル管内に配置さ
れた衝突板に当たる。流体噴流が衝突板に当たった際、
乱流が生じ、これら乱流内で糸端部は非旋回連動、すな
わち遠心運動及び振動を行い、かつ個々の糸のよりが戻
される。
別の公知の装置によれば(ドイツ連邦共和国特許箱3,
151;270号明細書)、同じ目的のためにさらに強
力な機械的及び気圧的負荷な糸端部に加えることが提案
されており、それにより糸端部な個別繊維にほぐし、清
掃しかつ広げるようにする。
このことは次のようにして行われる。丁なわち同時に打
撃的なかつ糸端部の方向に引裂く、引張る、機械的なか
つ気圧的な負荷を加えた際、個別繊維の長平方向に対し
て斜めに流れる圧縮ガスが糸端部を振動させる。この方
法は比較的高価である。
さらにこの強力で強引な糸端部の分解により個々の繊維
が損傷し、かつもはや良好なより継ぎに適さなくなる危
険がある。
新しい紡績法により作られた糸はより継ぎに特別な問題
を生じる。このことは、特にオープンエンドロータ紡績
法、繊維巻付は紡績法又は同様な新しい紡績法により作
られた糸にあてはまる。このような糸製造の際、糸に統
一的なよりは生じない。さらにこれらの糸は、極めてほ
ぐし難い個別繊維による巻付けをしばしば生じる(いわ
ゆる胴巻結合)。従来公知のより継ぎ法は、そのために
はあまり適していないとわかった。それ故に現在でもま
だこのような糸をより継ぎすることは問題である。
発明の目的 それ故に本発明の課題は、どのような糸のより継ぎも簡
単に可能にする方法及び装置を提供することにある。
発明の構成 本発明によれば、この課題は次のようにして解決される
。すなわち管片が粗い内面を有し、この内面に打撃的に
糸端部が接触し、かつ流体が乱流となってこの管片を通
って流れ、かつ糸端部は、乱流によって糸端部によりが
なくなるまで管片の構成された内面に当てられる。
有利な構成において、管片の内面はローレットを切るこ
とにより粗くされている。このことは、管片の内面の経
済的な表面処理をなしている。糸は構造部の谷にそれ程
容易に順応できないので、縁を不規則に配置すれば、糸
端部のより戻しは容易になる。構造部を鋭い縁として形
成されていると、糸端部のより戻しはさらに容易になる
。糸端部をていねいに仕上げるため、管片の粗く構成さ
れた内面は、軸線方向に及び/又は閏の一部に限定して
配置されている。それによりより戻しをしようとする糸
端部の正確に決められた領域があらかじめ決められてい
る。管片が糸の太さの複数倍の内径を有する場合、管片
内への糸端部の確実な挿入、及び管片内における糸の十
分な運動が保証されている。内径が最大で管片内に突出
した糸端部の長さの半分に相当するならば、糸端部の極
めて良好なより戻し結果が得られる。
より戻すべぎ糸端部の種々の長さへの迅速な整合は、軸
線方向における管片の可動の配置によって行われる。有
利な構成において、糸継ぎ室の方に向いた管片の端部に
、管片の端部の方へ増大する直径を有する糸挿入領域が
、例えば円すい膨拡大部の形にして配置されている。さ
らに糸挿入領域の表面が滑らかに構成されていれば、管
片内への糸端部の挿入が容易になる。糸挿入領域に管片
の長手軸線の方向に配置されたスリットによれば、糸の
挿入はさらに容易になる。
管片が糸継ぎ装置内に交互に挿入できるように構成され
て〜・れば、内面の構造部の異なった特性を有する管片
を種々の糸品質に整合できることが簡単に保証される。
その際管片は、まず管片の一方の端部において糸挿入を
行い、かつ管片を180゜だけ回転した後に他方の端部
において行うように回転される。少なくとも1つの管片
を内部に配置した回転可能な部分が糸継ぎ装置に配置さ
れている場合、管片の清掃又は交互使用が迅速かつ簡単
に行われる。回転可能な部分に、それぞれ異なった程度
の粗さの内面を有する複数の管片を配置すれば、種々の
糸品質にそれぞれ整合した管片が使用でき、有利である
。このことは、特に種々の品質の糸を製造する機械にお
いて有利である。同じことは、それぞれ異なった粗さ領
域を備えた内面を有する回転可能な部分に配置された管
片にあてはまる。
本発明による方法は次のようになっている。すなわち流
体が乱流を生じて管片を通って流れ、かつ乱流によって
糸端部を管片の構成した内面に打ちつけ、従って糸端部
のまりをなくす。その際例えば胴巻結合を有するより糸
又はロータ糸において生じるようながんこなよりでさえ
、構成した内面に打撃的に接触することにより比較的穏
やかにほどかれることは有利である。基端部準備1回あ
たりの流体流通の期間を所定の時間に制限することによ
って、それぞれの糸品質に依存して均一なより戻し結果
が得られる。さらに流体消費量を制限すると有利である
。基端部準備1回あたりの流体流通の期間に対して30
ms以下の時間が有利とわかった。
基端部準備1回あたりの流体が間隔を置いて流入すれば
、管片の構成した内面における糸端部の打撃的な接触は
、常に改めて糸端部に作用する加速力によって増進する
よるべき糸が太い程、かつ/又は糸のよりが強い程、流
体流通の期を長くすると有利なことがわかった。それに
より糸端部は、−層長い時間にわたって管片の内面に当
てられる。よるべき糸が太い程、かつ/又は糸のよりが
強い程、管片の内面の粗さを大きく選定すると有利なこ
とが同様に明らかになった。糸品質に依存して糸のより
戻しを制御するその他の方法は、−層大ぎな流体圧力を
選定することにある。それによっても糸端部の一層良好
なより戻しを行うことができる。
流体が管片の一方の端部から流入し、かつ管片の軸線に
沿って管片全体を通って流れれば、有利にも管片の長さ
を最適に利用することができる。
管片内への糸端部の挿入は、糸端部を管片内に吹込むの
であって、吸込むのではないので、管片内への側方かも
の流体の挿入に対してずつと容易になる。その他に管片
のこのような流通法により、糸継ぎ装置のずっと簡単な
構造が得られる。
驚くべきことに、この糸継ぎ装置及び糸端部を準備する
方法によれば、装置におけるわずかな機械費用により従
来巻付きをほぐすことが困難であった糸端部でも極めて
良好なより継ぎ結果が得られることがわかった。
実施例 本発明の実施例を以下図面によって詳細に説明する。
第2図は、管片1の本発明による別の構成を示している
。糸挿入傾斜部4には有利な糸挿入溝5が配置されてお
り、この糸挿入溝内には、管片1内に達する前に糸端部
11が入る。この糸挿入溝5は、溝形構成により糸端部
11を安定化し、かつ側方ずれ、従って誤った準備試行
を防止する。
第2図の管片1内では、糸挿入領域EVc続いて内面2
にまず滑らかな領域Gが配置されている。
この滑らかな領域GK特殊構造の領域Sが続いている。
内面2の特殊構造の領域Sは軸線方向に制限されている
。このような管片1を使用すれば、まりをほどくべぎ糸
端部11の長さが制限される。
よりのほどきは、滑らかな領域Gと特殊構造の領域Sの
間の境界範囲内まででしか行われない。挿入した糸端部
11の長さが第1図の管片lにおけるものと同じ場合、
第2図の管片lでは一層短い糸端部11でよりがほどか
れる。異なった管片1を使用すれば、はどくべぎ糸端部
11の長さが関連する異なった繊維長さの糸に合わせて
糸継ぎ装置20を簡単に切換えることができる。
第3図における管片lの実施例は、周方向に特殊構造領
域Sを制限した内面2を示している。内面2の滑らかな
領域Gは、管片1の内周の残りの部分にある。繊維の中
間的な強さの巻付きを有する糸の場合、このような構成
によれば、管片lの粗い内面3.6を全面的に構成した
場合よりもていねいな糸端部11のより戻しが行われる
第2図と第3図に示したような管片1の粗い内面3.6
の配置の組合わせは、糸端部11が常に粗い内面3.6
にさらされているのでないので、糸端部11の限定され
た部分をていねいにより戻ししようとする場合に有利で
ある。管片1の粗い内面3.6を軸線方向にかつ管片l
の内面2の周の一部に配置した場合、構造部3又は6は
、糸の種類に依存してしま模様状に直線的に又はらせん
状に形成できる。
第3図における管片1の構造部6は、第1図及び第2図
におけるものとは相異して、粒子3によって得られるの
ではなく、表面にローレットを切ることによって得られ
る。表面の構成は、レーザー照射又は浸食によって行う
こともできる。内面2のこの加工は、しばしば内面2に
材料を配置するよりも製造技術的に望ましい価格でかつ
じょうぶに行われる。
第1図ないし第3図によれば、糸端部11のていねいな
より戻しは、内面2の構造部を多少なりとも粗く選定す
ることによって行うことができる。
糸10が粗くかつ太く、かつ糸10のよりか密でかつ強
い程、管片1の内面2における構造部は粗く、効果的で
かつ大ぎな面積にしなければならない。
糸端部11がさらされる機械的負荷は、構造部を適当に
選択して最小値に制限される。
第4図は、内面2に粒子3を配置した管片1の平面図を
示している。その際粒子3の鋭い縁が管片1の通過開口
内に突出していることがわかる。
糸端部11の繊維の一部は、これら鋭い縁にひっかかり
、かつそれにより乱流となって流通する流体流のため振
動させられる間に、繊維により形成された結合が解かれ
る。それにより糸端部11は、広げられた繊維を含む繊
維束にされる。繊維束の長さは平均的な繊維長さによっ
て制限されている。
なぜなら糸端部11の繊維の一方の端部は、流体流によ
って糸から完全に離されないようにするため、系内に組
込まれていなければならないからである。
空いた内径りは、糸の太さdの複数倍であり、かつ最大
で管片1内に突出した糸端部11の長さの半分に相当す
る。それにより糸端部11が一方において打ちつけ運動
のために十分に空間を有し、また他方において十分な長
さの糸端部11が粗い内面3.6に接触することが保証
される。
第5図には、管片1の分割した構成が長手軸線に対して
横向きの断面で示しである。管片半部分1′と1“は、
接着剤、ねじ止め又は糸継ぎ装置20内でのクランプに
よって互いに結合されている。
管片10分割により、管片lの内面2に極めて簡単に構
造部を構成することができる。粒子3の配置及び第3図
に相応した内面の加工は、良好にアクセスできるので大
幅に簡単になる。さらに取はずし可能な結合を使用した
場合、構造部の清掃又は修理は、分割できない管片1の
場合よりも簡単に行うことができる。
第6図における糸継ぎ装置20と管片1の長手断面は、
糸継ぎ装置20内における管片1の配置の実施例を示し
ている。管片1は、糸継ぎ装置20内に軸線方向に無段
階に可動に取付けられている。この管片は、管片lの外
壁を押すねじ21によって締付けられている。ねじ21
をゆるめかつ管片lを軸線方向に動かすことによって、
間隔Aが調節できる。間隔Aは、管片1の長手軸線の方
法に測定した管片lかも糸クランプ点Kまでの距離を表
わしている。間隔Aを変えることにより、クランプ点K
から糸端部11までの糸10の長′:!−タ一定にした
ままで、糸11のよりを戻す範囲を調節することができ
る。間隔Aを変えた場合、糸端部11の一層長い又は−
層短い部分が管片1内又は特殊構造領域Sへ突出する。
第6図に示した糸継ぎ装置200例は、交互の側から使
用可能な管片1を使用している。この管片1は、管片を
反転することにより糸端部11のよりを戻そうとする範
囲をずっと大きくすることができるという利点を有し、
その際糸継ぎクランプ22に対する糸挿入領域Eの状態
は実質的に一定である。
図示した組込み方式においては、糸挿入側から出発して
、管片1の内面2に糸挿入補助部5を有する糸挿入領域
Eに滑らかな領域Gが続(・ている。
この領域Gは特殊構造領域S程効果的ではないので、こ
の領域Gで糸端部11のより戻しを行うことはできない
。滑らかな領域Gに続く特殊構造領域Sに接触する糸端
部11のよりは、管片1内に流体流を吹込んだ際にほど
かれる。従ってここに示した構成においてより戻した糸
端部11は、滑らかな領域(11)後で初めて始まる。
管片1の図示した開口とは別のものがノズル30の方に
向けられている場合、糸挿入領域Eの後にはすぐに特殊
構造領域Sが続くので、間隔Aが同じ際により戻した糸
端部11は一層長くなる。
管片1のいずれの配置方法の場合にも糸端部11を確実
に管片l内に挿入するため、管片lのそれぞれの端部に
それぞれ2つの糸挿入溝5を備えた糸挿入傾斜部4が配
置されている。両方の挿入溝5により、糸端部11は管
片1の開口上に横断して置くことができ、かつ挿入溝5
内に案内面がある。
それにより糸端部11は確実に管片1内に吹込まれ、管
片】の側方へ吹飛ばされなくなる。糸挿入傾斜部40円
すい面はこの効果をさらに強める。特に管片1の近くで
流体流入が行われる配置の場合、管片1又は糸継ぎ装置
20に両方の糸挿入補助部、糸挿入傾斜部4又は糸挿入
溝5のうち1つを配置するだけですでに十分なことがあ
る。
ノズル30は、第6図において管片lの軸線方向延長部
に配置されている。ノズル30によって流体、特に空気
が管片1に吹込まれる。流体は管片1を通って流れ、か
つ管片lの内面2の鋭い縁を持った構造部によって糸端
部11に打撃運動をさせる乱流になる。それにより糸端
部11は、管片lの内面2の攻撃的な構造部に当たり、
かつそれにより巻付いた繊維をほどく。同様にノズル3
0を管片1の他方の端部に配置して、かつ例えば圧縮空
気ノズルではなく吸気ノズルとして構成することもでき
る。しかし流体は、常に管片1の一方の端部かも挿入さ
れ、かつ軸線に沿って管片1全体を通って流れる。
よるべぎ糸10の太さ及び/又は糸ioのよりの強さに
依存して、多少なりとも大きな流体圧力が選定される。
それにより糸端部11をできるだけていねいにより戻す
という利点が得られる。
糸継ぎ室22におけるクランプ23は、クランプ点Kに
おいて糸10を締付ける。それにより糸端部11は、ノ
ズル30からの流体流により意図したものからそれ程は
ずれずに確実に管片1に挿入されるようになる。
第7図には、2つの管片l&と1bを回転可能な部分2
4に配置した実施例が示しである。回転可能な部分24
は、管片1a又は管片1bが糸端部11を収容できる2
つの異なった動作位置へ動かすことができる。ノズル3
0は、管片1aに軸線方向に整列して配置されているの
で、糸端部11は、ノズル30の流体流によって管片1
a内に吹込まれる。
管片1aの内面2aは全体に特殊構造になっているが、
一方管片11:lの内面2の構造部は軸線方向に制限さ
れている。回転軸25のまわりで回転可能な部分24を
矢印の方向に回転することによって、管片1aは管片1
bと交換でさる。回転可能な部分24を180°回転し
た後、流体流はもはや管片1aではなく管片1bを通っ
て流れる。
両方の管片1aと1bは、構造部3&、3bの配置及び
構造部3a、3bの効果について相違していてもよく、
かつそれにより種々の糸10のできるだけていね(・な
糸端部準備の必要性に応じることができる。
回転可能な部分24の移動は、手動で及び例えば保守装
置によって機械的に行うことができる。
第8図の糸継ぎ装置加においては、回転可能な部分24
に1つだけの管片lが配置されている。回転軸25は、
管片lの長手軸線に対して垂直に配置されており、かつ
この長手軸線に中央で交差している。回転可能な部分を
180°回転すると、管片1を交互の側から使用し、従
ってほどくべぎ糸端部11の長さを変えることが簡単に
可能である。
ノズル30の前に、流体の流入を制御する制御装置31
が接続されている。圧力容器32からノズル30内への
流体の流入は、それぞれのほどき過程の後に停止し、か
つ新たなほどき過程の際に初めて再び行うと有利である
。制御装置31は、基端部準備1回あたりの流体流通を
30 mB以下の時間に制限する。流体流通は糸端部1
1のよりの強さに依存している。糸端部11のよりか強
力でありかつ/又は不ぞろいであると、すなわち強力な
胴巻結合が存在し、又はよりが2形及びS形になってい
ると、まりをはどくためにゆるいよりの場合よりも長い
流通時間が必要である。流体が間欠的に流入すると、す
なわち流体流が繰返し短期間中断され又は弱められると
、糸端部11に流体が突発的に当たりかつそれにより加
速度尖頭値が生じることにより、糸端部11は、大ぎな
力で管片1の内面2の鋭い縁を持った構造部に向かって
投出され、糸端部11及びよりは極めて良好にほどかれ
る。
第9図には、回転可能な部分24に2つの管片1a及び
1bを配置した糸継ぎ装置20の断面が示しである。回
転可能な部分24の回転軸25は、管片la及び1bの
長手軸線に対して平行にかつ中央に配置されている。従
って矢印方向に回転可能な部分を回転することによって
、異なった管片1a又は1bをノズル30かも出る流体
流の範囲に動かして、異なった管片1a又は1bに流体
流を通すことができる。有利にも糸継ぎ装置加のこの構
成によれば、異なった品質の糸端部のよりをそれぞれそ
のために最も適した管片1a又は1bによってはどくこ
とができる。
回転可能な部分24の回転軸25について第9図に示し
た配置では、2つより多くの品質の糸のために管片を配
置することも明らかに可能である。このことは、回転軸
25のまわりの円周上に複数の管片な配置したリボルバ
マガジンの方式で行うことができる。その際それぞれよ
り継ぎすべぎ糸品質に望ましい管片は、回転可能な部分
24を流体流通位置へ回転することによって選ばれる。
本発明は、図示しかつ説明した実施例に限定されるもの
ではない。例えば多数の管片をテープ又はチェーン上に
配置し、かつ適当な管片を自動的に又は手動で流体流通
位置に動かすことかでさる。
その際糸品質に応じて最も適した管片、最も適した流体
流入期間及び流入経過をプログラムに順って選択するマ
イクロプロセッサを使用することもでさる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は、管片の縦断面図、第4図
は、管片の平面図、第5図は、管片の横断面図、第6図
、第7図及び第8図は、管片を取付けた糸継ぎ装置の縦
断面図、第9図は、管片を取付けた糸継ぎ装置の横断面
図である。 1・・・管片、2・・・内面、3.6・・・粗い内面、
4・・・糸挿入傾斜部、5・・・糸挿入溝、11・・・
糸端部、20・・・糸継ぎ装置、22・・・糸継ぎ室、
24・・・・回転可能な部分 図面の浄書(内容に変更なし)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)糸継ぎ室が設けられており、かつ糸継ぎ室から離
    れて配置された流体の流れる管片が設けられており、こ
    の管片が、糸継ぎ過程のために糸端部を収容し、この糸
    端部を準備する、糸を結び目なしに結合する糸継ぎ装置
    において、 管片(1)が粗く構成された内面(3、6)を有し、従
    つて糸(11)が、粗く構成された内面(3、6)に打
    撃的に接触した後に、実質的によりのない状態になるこ
    とを特徴とする、糸を結び目なしに結合する糸継ぎ装置
    。 (2)内面(6)がローレットを切ることにより粗くさ
    れている、請求項1記載の糸継ぎ装置。 (3)内面(3)が不規則に配置した縁により粗くされ
    ている、請求項1又は2記載の糸継ぎ装置。 (4)粗い内面(3、6)が鋭い縁を有する、請求項1
    〜3の1つに記載の糸継ぎ装置。(5)管片(1)の粗
    く構成された内面(3、6)が、軸線方向に及び/又は
    周の一部に限定して配置されている、請求項1〜4の1
    つに記載の糸継ぎ装置。 (6)管片(1)の粗く構成された内面(3、6)が、
    糸の太さ(d)の数倍の内径(D)を有する、請求項1
    〜5の1つに記載の糸継ぎ装置。 (7)内径(D)が、最大で管片内に突出した糸端部(
    11)の長さの半分に相当する、請求項6記載の糸継ぎ
    装置。 (8)管片(1)の粗く構成された内面(3、6)が、
    糸端部(11)に対して可動である、請求項1〜7の1
    つに記載の糸継ぎ装置。 (9)管片(1)が軸線方向に可動に配置されている、
    請求項1〜8の1つに記載の糸継ぎ装置。 (10)糸継ぎ室(22)の方に向いた管片(1)の端
    部に、管片(1)の端部の方へ増大する直径を有する糸
    挿入領域(E)が配置されている、請求項1〜9の1つ
    に記載の糸継ぎ装置。 (11)糸挿入領域(E)の表面が滑らかに構成されて
    いる、請求項10記載の糸継ぎ装置。 (12)糸挿入領域(E)が、管片(1)の長手軸線の
    方向にスリットを有する、請求項10又は11記載の糸
    継ぎ装置。 (13)管片(1)が糸継ぎ装置(20)内に交互に挿
    入可能である、請求項1〜12の1つに記載の糸継ぎ装
    置。 (14)少なくとも1つの管片(1)を内部に配置した
    回転可能な部分(24)が、糸継ぎ装置(20)に配置
    されている、請求項1〜13の1つに記載の糸継ぎ装置
    。 (15)回転可能な部分(24)に、それぞれ異なつた
    程度の粗さの内面(2)を有する複数の管片(1a、1
    b)が配置されている、請求項14記載の糸継ぎ装置。 (16)回転可能な部分(24)に、それぞれ異なつた
    領域の粗さの内面(2)を有する複数の管片(1a、1
    b)が配置されている、請求項14又は15記載の糸継
    ぎ装置。 (17)特に請求項1〜16の1つに記載の糸継ぎ装置
    内で糸端部を準備する方法において、 流体が乱流を生じて管片を通つて流れ、かつ乱流によつ
    て糸端部を管片の構成した内面に打ちつけ、従つて糸端
    部のよりをなくすことを特徴とする、糸端部を準備する
    方法。 (18)糸端部準備1回あたりの流体流通の時間が制限
    される、請求項17記載の方法。(19)糸端部準備1
    回あたりの流体流通の期間が30ms以下に制限される
    、請求項18記載の方法。 (20)糸端部準備1回あたりの流体が間隔を置いて流
    入する、請求項17〜19の1つに記載の方法。 (21)よるべき糸が太い程、かつ/又は糸のよりが強
    い程、流体流通の期間が長く選定される、請求項18〜
    20の1つに記載の方法。 (22)よるべき糸が太い程、かつ/又は糸のよりが強
    い程、管片の内面の粗さが大きく選定される、請求項1
    7〜21の1つに記載の方法。 (23)よるべき糸が太い程、かつ/又は糸のよりが強
    い程、流体圧力が大きく選定される、請求項17〜22
    の1つに記載の方法。 (24)流体が、管片の一方の端部から流入し、かつ管
    片の軸線に沿つて管片全体を通つて流れる、請求項17
    〜23の1つに記載の方法。
JP1213118A 1988-08-20 1989-08-21 糸を結び目なしに結合する糸継ぎ装置及び糸端部を準備する方法 Pending JPH02163273A (ja)

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