JP3093473B2 - テクスチャード糸におけるトーションモーメントを低下させるための装置 - Google Patents
テクスチャード糸におけるトーションモーメントを低下させるための装置Info
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- D02G1/00—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics
- D02G1/16—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics using jets or streams of turbulent gases, e.g. air, steam
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- D02G1/02—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist
- D02G1/0206—Producing crimped or curled fibres, filaments, yarns, or threads, giving them latent characteristics by twisting, fixing the twist and backtwisting, i.e. by imparting false twist by false-twisting
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、仮撚り加工装置に設け
られた加撚器から進出したテクスチャード糸におけるト
ーションモーメントを低下させるための装置に関する。
られた加撚器から進出したテクスチャード糸におけるト
ーションモーメントを低下させるための装置に関する。
【0002】
【従来の技術】公知の仮撚り加工装置では、テクスチャ
ード加工したいマルチフィラメント糸が加撚器に供給さ
れるようになっており、この加撚器には、加熱区域が前
置されている。高度に撚りをかけられた糸を加熱し、引
き続き冷却することにより、糸のフィラメント内の分子
は変形された状態で固定される。加撚器を通過した後
に、糸の撚りは自ら解撚し、フィラメントは捲縮し、こ
れによって糸はバルキー性と高い弾性とを得る。それと
同時に、この糸にはトーションモーメントが生じる。
ード加工したいマルチフィラメント糸が加撚器に供給さ
れるようになっており、この加撚器には、加熱区域が前
置されている。高度に撚りをかけられた糸を加熱し、引
き続き冷却することにより、糸のフィラメント内の分子
は変形された状態で固定される。加撚器を通過した後
に、糸の撚りは自ら解撚し、フィラメントは捲縮し、こ
れによって糸はバルキー性と高い弾性とを得る。それと
同時に、この糸にはトーションモーメントが生じる。
【0003】たいていこの糸は次いで、加撚器に後置さ
れた第2の加熱区域に供給され、これによって高い弾性
が減じられる。それと同時に、糸のバルキー性と糸内の
トーションモーメントの大きさも低下する。しかし、ト
ーションモーメントをほぼ完全に消滅させようとする
と、第2の加熱区域における温度が極めて高く設定され
なけれならず、その結果、糸は再びそのバルキー性をも
かなり失ってしまうので、このような手段を実施するこ
とは不可能である。したがって、やはりこのように仮撚
り加工された糸には、常にトーションモーメントが生じ
てしまう。
れた第2の加熱区域に供給され、これによって高い弾性
が減じられる。それと同時に、糸のバルキー性と糸内の
トーションモーメントの大きさも低下する。しかし、ト
ーションモーメントをほぼ完全に消滅させようとする
と、第2の加熱区域における温度が極めて高く設定され
なけれならず、その結果、糸は再びそのバルキー性をも
かなり失ってしまうので、このような手段を実施するこ
とは不可能である。したがって、やはりこのように仮撚
り加工された糸には、常にトーションモーメントが生じ
てしまう。
【0004】テクスチャード糸におけるトーションモー
メントは、糸を織布または編成品に加工する場合に不都
合となる。たとえばラッシェルマシンへの供給時では、
糸に比較的小さな引張り力が加えられただけで、糸は直
ぐに収縮して、ループを形成してしまい、これらのルー
プの脚は互いに絡まってしまう。このようなループは機
械部分に懸吊されたままとなって、糸破断を招くおそれ
がある。さらに、ループが、引き続き行われる処理にお
いて再びほどかれない限り、これらのループは完成した
編成品に欠陥を形成してしまう。さらに、トーションモ
ーメントはループ形成のない場合でも、テクスチャード
糸を用いて製造された編成品のひずみを生ぜしめてしま
う。
メントは、糸を織布または編成品に加工する場合に不都
合となる。たとえばラッシェルマシンへの供給時では、
糸に比較的小さな引張り力が加えられただけで、糸は直
ぐに収縮して、ループを形成してしまい、これらのルー
プの脚は互いに絡まってしまう。このようなループは機
械部分に懸吊されたままとなって、糸破断を招くおそれ
がある。さらに、ループが、引き続き行われる処理にお
いて再びほどかれない限り、これらのループは完成した
編成品に欠陥を形成してしまう。さらに、トーションモ
ーメントはループ形成のない場合でも、テクスチャード
糸を用いて製造された編成品のひずみを生ぜしめてしま
う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、仮撚
り加工装置の加撚器から進出したテクスチャード糸にお
けるトーションモーメントを低下させるか、または排除
することのできるような装置を提供することである。
り加工装置の加撚器から進出したテクスチャード糸にお
けるトーションモーメントを低下させるか、または排除
することのできるような装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、ブローノズルが設けられていて、
該ブローノズルが、テクスチャード糸を通過させるため
の糸通路と、側方で該糸通路に開口した少なくとも1つ
の空気供給孔とを備えており、該空気供給孔の軸線が、
前記糸通路の軸線から所定の距離を有しており、さらに
前記ブローノズルが、側方で前記糸通路に開口した糸の
ための挿入スリットを備えているようにした。
に本発明の構成では、ブローノズルが設けられていて、
該ブローノズルが、テクスチャード糸を通過させるため
の糸通路と、側方で該糸通路に開口した少なくとも1つ
の空気供給孔とを備えており、該空気供給孔の軸線が、
前記糸通路の軸線から所定の距離を有しており、さらに
前記ブローノズルが、側方で前記糸通路に開口した糸の
ための挿入スリットを備えているようにした。
【0007】
【発明の効果】テクスチャード糸は、仮撚り加工装置の
加撚器とブローノズルとの間でさらに第2の加熱区域に
通して案内されると有利である。
加撚器とブローノズルとの間でさらに第2の加熱区域に
通して案内されると有利である。
【0008】圧縮空気を供給される空気供給孔を備えた
ブローノズルは第2の加撚器として働き、この第2の加
撚器は、仮撚り加工装置の第2の加熱区域を通過する糸
に仮撚りを付与する。この仮撚りが、第1の加撚器で糸
に付与された仮撚りとは逆向きであると、糸のバルキー
性が大きく減少することなくテクスチャード糸における
トーションモーメントが減じられるか、または実際に完
全に取り除かれる。
ブローノズルは第2の加撚器として働き、この第2の加
撚器は、仮撚り加工装置の第2の加熱区域を通過する糸
に仮撚りを付与する。この仮撚りが、第1の加撚器で糸
に付与された仮撚りとは逆向きであると、糸のバルキー
性が大きく減少することなくテクスチャード糸における
トーションモーメントが減じられるか、または実際に完
全に取り除かれる。
【0009】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面につき詳しく
説明する。
説明する。
【0010】図1に示した仮撚り加工装置では、テクス
チャード加工したいマルチフィラメント糸10が、第1
の加熱装置11を介して加撚器12、たとえば摩擦式加
撚器に供給される。加撚器12から出たテクスチャード
糸はバルキー性と高弾性とを有している。加撚器12に
よって糸に付与された撚りは加撚器の背後で再び自動的
に解撚する。公知の仮撚り加工装置では、この場合に糸
を再びねじれさせようとするトーションモーメントが形
成される。
チャード加工したいマルチフィラメント糸10が、第1
の加熱装置11を介して加撚器12、たとえば摩擦式加
撚器に供給される。加撚器12から出たテクスチャード
糸はバルキー性と高弾性とを有している。加撚器12に
よって糸に付与された撚りは加撚器の背後で再び自動的
に解撚する。公知の仮撚り加工装置では、この場合に糸
を再びねじれさせようとするトーションモーメントが形
成される。
【0011】糸は次いで公知の形式で、加撚器12に後
置された第2の加熱装置13を通って案内されると有利
である。この第2の加熱装置は糸の弾性を減少させる。
置された第2の加熱装置13を通って案内されると有利
である。この第2の加熱装置は糸の弾性を減少させる。
【0012】本発明の構成では、第2の加熱装置13に
ブローノズル14が後置されている。このブローノズル
は第2の加熱装置13を通過する糸に再び仮撚りを付与
するが、この場合、この仮撚りは加撚器12で与えられ
た仮撚りの方向とは逆の方向で行われる。これによっ
て、第2の加熱装置13では、糸における前記トーショ
ンモーメントが低減されるか、または実際に完全に排除
される。ブローノズル14には、圧縮空気導管15から
圧縮空気が供給される。
ブローノズル14が後置されている。このブローノズル
は第2の加熱装置13を通過する糸に再び仮撚りを付与
するが、この場合、この仮撚りは加撚器12で与えられ
た仮撚りの方向とは逆の方向で行われる。これによっ
て、第2の加熱装置13では、糸における前記トーショ
ンモーメントが低減されるか、または実際に完全に排除
される。ブローノズル14には、圧縮空気導管15から
圧縮空気が供給される。
【0013】ブローノズル14は図2および図3に拡大
して図示されている。このブローノズルは、テクスチャ
ード糸を通過させるための一貫して延びる糸通路16を
有している。糸通路16は真ん中に円筒状の区分を有し
ており、この区分は約8〜15mm、有利には約10m
mの長さL(図5)と、約1〜3mm、有利には約1.
5mmの直径D(図4)とを備えている。この真ん中の
区分に続いて、2つの円錐状の端区分が設けられてお
り、この端区分はたとえば約30゜の円錐頂角α(図
5)を備えている。
して図示されている。このブローノズルは、テクスチャ
ード糸を通過させるための一貫して延びる糸通路16を
有している。糸通路16は真ん中に円筒状の区分を有し
ており、この区分は約8〜15mm、有利には約10m
mの長さL(図5)と、約1〜3mm、有利には約1.
5mmの直径D(図4)とを備えている。この真ん中の
区分に続いて、2つの円錐状の端区分が設けられてお
り、この端区分はたとえば約30゜の円錐頂角α(図
5)を備えている。
【0014】糸通路16には、側方で少なくとも1つの
空気供給孔が開口している。図2〜図5に示した実施例
では、3つの空気供給孔17,18,19が設けられて
おり、これらの空気供給孔は糸通路16の軸線Aに対し
て平行な1列で、相前後して配置されている。すなわ
ち、空気供給孔17,18,19の軸線は軸線Aに対し
て平行な共通の平面に位置している。空気供給孔18は
長さLのほぼ中心に位置しており、空気供給孔17,1
9は空気供給孔18の手前もしくは背後にたとえば約
1.5mmの間隔aをおいて位置している。空気供給孔
17,18,19はそれぞれ所定の直径d(図5)と長
さl(図4)とを有しており、この場合、直径dは0.
1・D〜0.6・Dに等しく、長さlは約1.5・d〜
3・dに等しい。これらの空気供給孔はほぼ接線方向で
糸通路16に開口している。すなわち、空気供給孔1
7,18,19の軸線は糸通路の軸線Aからそれぞれ距
離b(図5)を有していることになる。距離bの大きさ
は、ほぼb=0.5・(D−d)であると有利である。
その結果、糸通路16の軸線から最も遠ざけられた前記
空気供給孔17,18,19の母線は糸通路16の周面
に対してほぼ接線方向に延びている。前記空気供給孔
は、ブローノズル14のボデーに構成された導管20,
21,22と、カップリング23とを介して圧縮空気導
管15(図1)と接続されている。導管20,21,2
2はそれぞれ減径区分を介して徐々に空気供給孔17;
18;19に移行している。この減径区分は図4に示し
た構成では、凹面環状の内壁を有している。減径区分の
内壁は、単純な円錐状に構成されていてもよい。しか
し、このような減径区分を完全に取り除いてしまうこと
もできる。
空気供給孔が開口している。図2〜図5に示した実施例
では、3つの空気供給孔17,18,19が設けられて
おり、これらの空気供給孔は糸通路16の軸線Aに対し
て平行な1列で、相前後して配置されている。すなわ
ち、空気供給孔17,18,19の軸線は軸線Aに対し
て平行な共通の平面に位置している。空気供給孔18は
長さLのほぼ中心に位置しており、空気供給孔17,1
9は空気供給孔18の手前もしくは背後にたとえば約
1.5mmの間隔aをおいて位置している。空気供給孔
17,18,19はそれぞれ所定の直径d(図5)と長
さl(図4)とを有しており、この場合、直径dは0.
1・D〜0.6・Dに等しく、長さlは約1.5・d〜
3・dに等しい。これらの空気供給孔はほぼ接線方向で
糸通路16に開口している。すなわち、空気供給孔1
7,18,19の軸線は糸通路の軸線Aからそれぞれ距
離b(図5)を有していることになる。距離bの大きさ
は、ほぼb=0.5・(D−d)であると有利である。
その結果、糸通路16の軸線から最も遠ざけられた前記
空気供給孔17,18,19の母線は糸通路16の周面
に対してほぼ接線方向に延びている。前記空気供給孔
は、ブローノズル14のボデーに構成された導管20,
21,22と、カップリング23とを介して圧縮空気導
管15(図1)と接続されている。導管20,21,2
2はそれぞれ減径区分を介して徐々に空気供給孔17;
18;19に移行している。この減径区分は図4に示し
た構成では、凹面環状の内壁を有している。減径区分の
内壁は、単純な円錐状に構成されていてもよい。しか
し、このような減径区分を完全に取り除いてしまうこと
もできる。
【0015】糸を挿入するための挿入スリット24は同
じく側方で、糸通路16に対してほぼ接線方向で開口し
ており、しかもこの場合挿入スリット24は、空気供給
孔17,18,19によって供給されて糸通路16内で
回転する空気が、挿入スリットを通って挿入された糸を
連行して、糸通路に引き込むような方向で開口してい
る。挿入スリット24の、糸通路16に移行したスリッ
ト壁は、空気供給孔17,18,19の軸線と共に約4
5゜の鋭角な角度を形成している。挿入スリット24の
幅は0.1〜0.3mmであってよく、約0.2mmで
あると有利である。挿入スリット24は外方に向かって
拡張しており、この場合、挿入スリットを形成する両壁
のうちの一方の壁が、丸み部分を介して他方の壁に対し
てほぼ垂直な面24.1に移行している。
じく側方で、糸通路16に対してほぼ接線方向で開口し
ており、しかもこの場合挿入スリット24は、空気供給
孔17,18,19によって供給されて糸通路16内で
回転する空気が、挿入スリットを通って挿入された糸を
連行して、糸通路に引き込むような方向で開口してい
る。挿入スリット24の、糸通路16に移行したスリッ
ト壁は、空気供給孔17,18,19の軸線と共に約4
5゜の鋭角な角度を形成している。挿入スリット24の
幅は0.1〜0.3mmであってよく、約0.2mmで
あると有利である。挿入スリット24は外方に向かって
拡張しており、この場合、挿入スリットを形成する両壁
のうちの一方の壁が、丸み部分を介して他方の壁に対し
てほぼ垂直な面24.1に移行している。
【0016】図6に示した変化実施例では、糸通路16
に同じく3つの空気供給孔17.1,18.1,19.
1が開口している。これらの空気供給孔の軸線は互いに
約120゜の角度間隔で、糸通路16の軸線に糸通路1
6の長さL(図5)のほぼ真ん中で垂直に交差する共通
の平面に位置している。空気供給孔17.1,18.
1,19.1は、図4および図5につき説明したように
ほぼ接線方向で糸通路16に開口しており、これらの空
気供給孔の長さおよび直径は同じく図4および図5につ
き説明したように設定されている。空気供給孔17.
1,18.1,19.1の手前に位置する減径区分は、
図示したように円錐状に形成されている。
に同じく3つの空気供給孔17.1,18.1,19.
1が開口している。これらの空気供給孔の軸線は互いに
約120゜の角度間隔で、糸通路16の軸線に糸通路1
6の長さL(図5)のほぼ真ん中で垂直に交差する共通
の平面に位置している。空気供給孔17.1,18.
1,19.1は、図4および図5につき説明したように
ほぼ接線方向で糸通路16に開口しており、これらの空
気供給孔の長さおよび直径は同じく図4および図5につ
き説明したように設定されている。空気供給孔17.
1,18.1,19.1の手前に位置する減径区分は、
図示したように円錐状に形成されている。
【0017】別の変化形(図示しない)では、空気供給
孔の軸線が、図5および図6に示した配置の組合せにほ
ぼ相当するように、糸通路の軸線Aに対して平行な軸線
を有するねじ面もしくは螺旋階段面に位置していてもよ
い。
孔の軸線が、図5および図6に示した配置の組合せにほ
ぼ相当するように、糸通路の軸線Aに対して平行な軸線
を有するねじ面もしくは螺旋階段面に位置していてもよ
い。
【0018】一般に、空気供給孔の数は1〜6つであ
り、この場合、空気供給孔は全て等しい直径を有してい
るか、または互いに異なる直径を有していてもよい。
り、この場合、空気供給孔は全て等しい直径を有してい
るか、または互いに異なる直径を有していてもよい。
【0019】図7および図8には、1つの空気供給孔1
8.2しか有しない変化形が示されている。この空気供
給孔はほぼ横断面方形のスリットの形を有している。こ
のスリットは糸通路16の軸線の方向で測定した、1・
D〜2・Dの長さと、この長さに対して垂直に測定し
た、0.1・D〜0.6Dの幅とを有している。このス
リットは糸通路16の長さのほぼ真ん中で、ほぼ接線方
向で前記糸通路に開口している。
8.2しか有しない変化形が示されている。この空気供
給孔はほぼ横断面方形のスリットの形を有している。こ
のスリットは糸通路16の軸線の方向で測定した、1・
D〜2・Dの長さと、この長さに対して垂直に測定し
た、0.1・D〜0.6Dの幅とを有している。このス
リットは糸通路16の長さのほぼ真ん中で、ほぼ接線方
向で前記糸通路に開口している。
【0020】前記実施例では、空気供給孔の軸線が糸通
路16の軸線に垂直に交差しており、ブローノズル14
全体が、糸通路の軸線に対して垂直な中心平面(図2に
示した3−3線)に関して対称的に構成されている。こ
のような対称性は次のような利点を持っている。すなわ
ち、糸は図2で見て左側から右側にも、右側から左側に
も、ブローノズルを通って案内され得る。この場合、糸
は一方の場合ではZ字撚りを有し、他方の場合ではS字
撚りを有する。したがって、両撚り方向に対して同じブ
ローノズルを使用することができる。変化実施例では、
空気供給孔の軸線が、糸通路の軸線に斜角で、たとえば
70〜80゜の角度で交差していてもよい。
路16の軸線に垂直に交差しており、ブローノズル14
全体が、糸通路の軸線に対して垂直な中心平面(図2に
示した3−3線)に関して対称的に構成されている。こ
のような対称性は次のような利点を持っている。すなわ
ち、糸は図2で見て左側から右側にも、右側から左側に
も、ブローノズルを通って案内され得る。この場合、糸
は一方の場合ではZ字撚りを有し、他方の場合ではS字
撚りを有する。したがって、両撚り方向に対して同じブ
ローノズルを使用することができる。変化実施例では、
空気供給孔の軸線が、糸通路の軸線に斜角で、たとえば
70〜80゜の角度で交差していてもよい。
【0021】以下に、前記ブローノズルの作用形式を説
明する。空気供給孔を通って糸通路16に流入した圧縮
空気は糸通路内で膨張して、渦流を形成する。この渦流
は本発明によるブローノズルにおいては2つの機能を有
している。第1に、渦流の空気流は、前で説明したよう
にほぼ接線方向で糸通路16に開口している挿入スリッ
トを遮蔽するので、運転中に糸は挿入スリット24に進
入することができなくなる。第2に、渦流は第2の加熱
装置13(図1)を通過する糸に撚りを付与するので、
加熱装置13における糸のフィラメントは、平均してほ
ぼねじられてない位置をとる。これによって、糸内の内
部トーションモーメントは低減されるか、または解消さ
れる。ブローノズルから流出した糸におけるトーション
モーメントは、ブローノズルなしで形成されたテクスチ
ャード糸に比べてはるかに大きく低減されているか、ま
たは実際に完全に取り除かれている。ブローノズルを作
動させるために必要となる空気圧および空気消費量は僅
かである。第2の加熱装置13における温度と、糸のテ
ックス番手とに応じて、一般に約0.4〜1.5バール
の正圧で充分となり、また空気消費量は相応して約1〜
1.7m3/hとなる。
明する。空気供給孔を通って糸通路16に流入した圧縮
空気は糸通路内で膨張して、渦流を形成する。この渦流
は本発明によるブローノズルにおいては2つの機能を有
している。第1に、渦流の空気流は、前で説明したよう
にほぼ接線方向で糸通路16に開口している挿入スリッ
トを遮蔽するので、運転中に糸は挿入スリット24に進
入することができなくなる。第2に、渦流は第2の加熱
装置13(図1)を通過する糸に撚りを付与するので、
加熱装置13における糸のフィラメントは、平均してほ
ぼねじられてない位置をとる。これによって、糸内の内
部トーションモーメントは低減されるか、または解消さ
れる。ブローノズルから流出した糸におけるトーション
モーメントは、ブローノズルなしで形成されたテクスチ
ャード糸に比べてはるかに大きく低減されているか、ま
たは実際に完全に取り除かれている。ブローノズルを作
動させるために必要となる空気圧および空気消費量は僅
かである。第2の加熱装置13における温度と、糸のテ
ックス番手とに応じて、一般に約0.4〜1.5バール
の正圧で充分となり、また空気消費量は相応して約1〜
1.7m3/hとなる。
【0022】テクスチャード加工装置(図1)に設けら
れた、図2〜図5に示したブローノズルの作用を比較試
験によって説明する。マルチフィラメント糸PES16
7f30およびPES167f52を速度500m/分
で、第1の加熱装置11において200゜の温度、第2
の加熱装置13において190゜の温度でそれぞれテク
スチャード加工した。第2の加熱装置への引渡しは4%
であり、この加熱装置後の糸におけるテンションは7c
Nであった。ブローノズル14の使用なしのテクスチャ
ード糸におけるトーションと、供給された空気の1バー
ルの圧力でブローノズル14を使用した場合のテクスチ
ャード糸におけるトーションとを次のようにして求め
た。1mの長さの糸区分の両端部を固持し、次いで一方
の端部を他方の端部に向かって移動させ、この場合、形
成されたループの両脚部は互いに絡み合った。次いで、
標準条件下での24時間の状態調整後に絡み合ったねじ
れの数を数えた。結果は次の通りであった。ブローノズ
ルなしでのPES167f30糸:1m当たりの絡み合
ったねじれの数37、ブローノズル使用のPES167
f30糸:1m当たりの絡み合ったねじれの数1。この
ことは、97%の低減に相当する。ブローノズルなしで
のPES167f52糸:1m当たりの絡み合ったねじ
れの数50、ブローノズル使用のPES167f52
糸:1m当たりの絡み合ったねじれの数5。このこと
は、90%の低減に相当する。
れた、図2〜図5に示したブローノズルの作用を比較試
験によって説明する。マルチフィラメント糸PES16
7f30およびPES167f52を速度500m/分
で、第1の加熱装置11において200゜の温度、第2
の加熱装置13において190゜の温度でそれぞれテク
スチャード加工した。第2の加熱装置への引渡しは4%
であり、この加熱装置後の糸におけるテンションは7c
Nであった。ブローノズル14の使用なしのテクスチャ
ード糸におけるトーションと、供給された空気の1バー
ルの圧力でブローノズル14を使用した場合のテクスチ
ャード糸におけるトーションとを次のようにして求め
た。1mの長さの糸区分の両端部を固持し、次いで一方
の端部を他方の端部に向かって移動させ、この場合、形
成されたループの両脚部は互いに絡み合った。次いで、
標準条件下での24時間の状態調整後に絡み合ったねじ
れの数を数えた。結果は次の通りであった。ブローノズ
ルなしでのPES167f30糸:1m当たりの絡み合
ったねじれの数37、ブローノズル使用のPES167
f30糸:1m当たりの絡み合ったねじれの数1。この
ことは、97%の低減に相当する。ブローノズルなしで
のPES167f52糸:1m当たりの絡み合ったねじ
れの数50、ブローノズル使用のPES167f52
糸:1m当たりの絡み合ったねじれの数5。このこと
は、90%の低減に相当する。
【図1】本発明による装置を備えた仮撚り加工装置の概
略図である。
略図である。
【図2】本発明による装置に用いられるブローノズルの
拡大図である。
拡大図である。
【図3】図2の3−3線に沿った断面図である。
【図4】図3の一部を拡大して示す断面図である。
【図5】図2の5−5線に沿った断面図である。
【図6】第1変化実施例を示す、図4と同様の断面図で
ある。
ある。
【図7】第2変化実施例を示す、図4と同様の断面図で
ある。
ある。
【図8】図7に示した変化実施例の、図5に相当する断
面図である。
面図である。
10 マルチフィラメント糸、 11 加熱装置、 1
2 加撚器、 13加熱装置、 14 ブローノズル、
15 圧縮空気導管、 16 糸通路、17,17.
1,18,18.1,18.2,19,19.1 空気
供給孔、20,21,22 導管、 23 カップリン
グ、 24 挿入スリット、 24.1 面、 L,l
長さ、 D,d 直径、 α 円錐頂角、 A 軸
線、a 間隔、 b 距離
2 加撚器、 13加熱装置、 14 ブローノズル、
15 圧縮空気導管、 16 糸通路、17,17.
1,18,18.1,18.2,19,19.1 空気
供給孔、20,21,22 導管、 23 カップリン
グ、 24 挿入スリット、 24.1 面、 L,l
長さ、 D,d 直径、 α 円錐頂角、 A 軸
線、a 間隔、 b 距離
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D02J 1/00 D01H 1/115
Claims (10)
- 【請求項1】 空気渦流もしくは回転する空気流を発生
させるためのブローノズル(14)であって、糸を通過
させるための糸通路(16)が設けられていて、該糸通
路(16)にほぼ接線方向で、少なくとも1つの空気供
給孔(17,18,19;17.1,18.1,19.
1;18.2)が開口しており、該空気供給孔の軸線
が、糸通路(16)の軸線(A)から所定の距離(b)
を有しており、さらに挿入スリット(24)が設けられ
ていて、該挿入スリット(24)が、当該ブローノズル
(14)の長手方向にわたって配置されている形式のも
のにおいて、糸通路(16)が一貫して延びるように形
成されていて、真ん中の円筒状の区分を備えており、該
円筒状の区分に前記空気供給孔(17,18,19;1
7.1,18.1,19.1;18.2)が配置されて
おり、前記挿入スリット(24)が、円筒状の区分にお
いて、前記空気供給孔(17,18,19;17.1,
18.1,19.1;18.2)と同じ向きで接線方向
で糸通路(16)に開口していて、前記空気供給孔(1
7,18,19;17.1,18.1,19.1;1
8.2)によって供給されて糸通路(16)内で回転す
る空気が、挿入スリット(24)を通じて挿入された糸
を連行するようになっていることを特徴とするブローノ
ズル。 - 【請求項2】 前記少なくとも1つの空気供給孔が、前
記円筒状の区分の長さ(L)の中心に配置されている、
請求項1記載のブローノズル。 - 【請求項3】 前記空気供給孔(17,18,19)
の、糸通路(16)の軸線から最も遠ざけられた母線
が、糸通路(16)の周面に対してほぼ接線方向に延び
るように前記空気供給孔(17,18,19;17.
1,18.1,19.1;18.2)が接線方向で糸通
路(16)に開口している、請求項1または2記載のブ
ローノズル。 - 【請求項4】 挿入スリット(24)の、糸通路(1
6)に開口した壁が、前記空気供給孔(17,18,1
9;17.1,18.1,19.1;18.2)の軸線
と共に約45゜の鋭角な角度を形成している、請求項1
から3までのいずれか1項記載のブローノズル。 - 【請求項5】 前記空気供給孔の軸線が、糸通路(1
6)の軸線に垂直に交差しており、当該ブローノズル
(14)全体が、糸通路(16)の軸線に対して垂直な
中心平面に関して対称的に形成されており、糸が左側か
ら右側に向かっても、右側から左側に向かっても、当該
ブローノズル(14)を通って案内されるようになって
いて、糸が、一方の場合ではZ字撚りを有し、他方の場
合ではS字撚りを有するようになっており、両撚り方向
のために同じブローノズルが使用可能である、請求項1
記載のブローノズル。 - 【請求項6】 糸通路(16)が、8〜15mmの長さ
(L)と、1〜3mmの直径(D)とを備えた円筒状の
区分を有しており、前記空気供給孔(17,18,1
9;17.1,18.1,19.1)の数が、1〜6個
である、請求項1記載のブローノズル。 - 【請求項7】 前記空気供給孔(17,18,19;1
7.1,18.1,19.1)が円筒状に形成されてい
て、糸通路(16)の直径(D)の0.1〜0.6倍に
等しい直径(d)と、該直径(d)の1.5〜3倍に等
しい長さ(l)とを有しており、前記空気供給孔(1
7,18,19;17.1,18.1,19.1)の軸
線が、糸通路(16)の軸線(A)に対して平行な共通の
平面または糸通路(16)の軸線(A)に対して垂直な平面
または螺旋面に位置している、請求項1記載のブローノ
ズル。 - 【請求項8】 前記空気供給孔(18.2)が、スリッ
トの形状を有しており、該スリットの、糸通路(16)
の軸線(A)の方向で測定した長さ(e)が、糸通路
(16)の直径(D)の1〜2倍に等しく形成されてお
り、前記スリットの幅(f)が、糸通路(16)の直径
(D)の0.1〜0.6倍に等しく形成されている、請
求項1記載のブローノズル。 - 【請求項9】 挿入スリット(24)が、0.1〜0.
3mmの幅を有している、請求項1記載のブローノズ
ル。 - 【請求項10】 当該ブローノズルが、仮撚り加工装置
に設けられた加撚器(12)または付加的な加熱装置
(13)から進出したテクスチャード糸におけるトーシ
ョンモーメントを低下させるために仮撚り加工装置で使
用可能である、請求項1記載のブローノズル。
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