JPH02163052A - 大豆の膨潤化方法 - Google Patents

大豆の膨潤化方法

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Publication number
JPH02163052A
JPH02163052A JP63315041A JP31504188A JPH02163052A JP H02163052 A JPH02163052 A JP H02163052A JP 63315041 A JP63315041 A JP 63315041A JP 31504188 A JP31504188 A JP 31504188A JP H02163052 A JPH02163052 A JP H02163052A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soybeans
ultrasonic waves
swelling
bean curd
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP63315041A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Hara
徹 原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYOUJIYOU SHIYOKUMOTSU KENKYUSHO KK
Original Assignee
MIYOUJIYOU SHIYOKUMOTSU KENKYUSHO KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、大豆の膨潤化方法に関するものである。さら
に詳しくいえば、本発明は水に浸漬された大豆に超音波
を照射することから成る大豆の膨潤化方法に関するもの
である。
この大豆の膨潤化方法は、膨潤化時間を大幅に短縮する
ことができ、また大豆表皮の不純物を分離排除すること
ができ、しかも豆腐製造に際し、原料大豆の浸漬膨潤化
から始まって連続的に作業を行えるので、原料大豆の前
処理方法として有用である。
従来の技術 豆腐製造に際しては、原料大豆を水に浸漬して膨潤化す
る工程が必要である。
しかしながら、このような膨潤化処理には、原料大豆に
水を浸潤させてふやけさせ、もとの2@の重量に膨潤さ
せるのに、外気温20℃、水温17°C前後において3
00分前後という長時間を要することから分かるように
、膨潤化時間が冬季では24時間、夏季でも9時間前後
の長時間となり、特に春季や秋季には外気温の変動が大
きいために外気温の影響を受ける浸漬膨潤化結果は極め
て不均一となり、製品の品位も不安定になる上に、最適
の浸漬膨潤化時間も設定しにくいという欠点があった。
発明が解決しようとする課題 本発明は、このような従来の大豆の膨潤化方法の欠点を
克服し、浸漬膨潤化時間を短縮でき、浸漬膨潤化を前処
理とする豆腐製造工程を連続的にスムーズに行うことが
可能な大豆膨潤化方法を提供することを目的としてなさ
れたものである。
課題を解決するだめの手段 本発明者らは、前記の特徴をもつ大豆膨潤化方法を開発
するために種々研究を重ねた結果、大豆を水に浸漬し、
これに超音波を照射することにより、その目的を達成し
うろことを見出し、この知見に基づいて本発明を完成す
るに至った。
すなわち、本発明は、大豆を水に浸漬し、これに超音波
を照射することを特徴とする大豆の膨潤化方法を提供す
るものである。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明方法においては、大豆を浸漬槽などの中で浸漬し
、これに超音波を照射することが必要である。この超音
波は常法例えば超音波発生用振動子と振動子駆動用高周
波発振器との組み合わせ機材を用いることにより容易に
発生させることができる。この超音波発生用振動子とし
ては、例えばチタン酸バリウム系やチタン酸ジルコン酸
鉛系などの電気ひずみ振動子又は圧電振動子あるいは磁
気ひずみ振動子などが用いられ、超音波の周波数として
は、通常20〜500KHz、好ましくは30〜300
KHzの範囲のものが用いられる。
本発明方法の具体例を示すと、超音波洗浄器(プランソ
ン グリー二ング エクィップメント カンパニー製)
を用いて、大豆400gを20’Oの水1 、000c
cに浸漬したのち、これに出力30Wで45KHzの超
音波を照射して大豆を浸漬膨潤化させると、水温は次第
に上がり140分前後には35℃前後に達するとともに
原料大豆はもとの2倍前後の重量になる。
このように、超音波を用いると浸漬膨潤化時間を大幅に
短縮することができる。また超音波の発信は方向性があ
るので、より均一に処理するため、被膨潤化大豆をかき
まぜることが好ましい。このかきまぜ操作は好ましくは
断続的に例えば20分ごとなどの時間間隔で行われる。
このかきまぜ操作、すなわちかくはん操作の仕方は常用
のものでよく、例えばかい型、プロペラ型、ファウドラ
ー型、タービン型、円板又は円錐台型、往復運動型など
のかくはん機を用いるもの、偏心かくはん、傾斜かくは
ん、偏心傾斜かくはん、側面かくはん、エアブロ−かく
はん又はジェット噴射かくはんなどの大直径の槽内部を
かくはんするのに適した方式を用いるものなどが挙げら
れる。
発明の効果 本発明方法によれば、大豆の浸漬膨潤化時間が大幅に短
縮されるので、膨潤化中に外気温の変動による影響を受
けることがほとんどなく、製品の安定化が可能になる。
また、大豆の浸漬槽は4槽1組のものが多く、浸漬膨潤
化済みのl検分の膨潤化大豆は約1時間で豆腐に製品化
されるが、140分程度の膨潤化で十分であることがら
、4檀の内のいずれかは膨潤化を終って直ちに豆腐製造
作業に連続的に移行しうるシステム化が可能となり、4
槽の浸漬槽の多槽を所定時間間隔をあけて順番に浸漬膨
潤化処理に付すことにより、膨潤化作業はもちろん、こ
れに続く豆腐製造作業も連続してスムーズに行え、作業
効率を大幅に向上させることができる。さらには、超音
波の振動により膨潤化中に大豆の表皮の不純物、特に豆
腐製品品質をそこなう芽包菌のような土壌菌等を分離す
ることができ、洗浄により不純物を大幅に減少させるこ
とができる。
特許出願人 株式会社明星食物研究所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 大豆を水に浸漬し、これに超音波を照射することを
    特徴とする大豆の膨潤化方法。 2 断続的にかきまぜる請求項1記載の大豆の膨潤化方
    法。
JP63315041A 1988-12-15 1988-12-15 大豆の膨潤化方法 Pending JPH02163052A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5498431A (en) * 1991-03-18 1996-03-12 Lindner; Wolfgang Decontamination and detoxification of cereals contaminated with mycotoxins
US5667952A (en) * 1992-12-18 1997-09-16 Eastman Kodak Company Photographic material and process comprising a bicyclic pyrazolo coupler
CN101965877A (zh) * 2010-11-01 2011-02-09 赵静 采用超声波处理豆浆原料的方法
CN102028037A (zh) * 2010-11-01 2011-04-27 赵静 一种豆浆原料的处理方法

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