JPS5942869A - 熟成装置を備えた海苔機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熟成装置を備えた海苔機器に関し、更ｔこ詳し
くは海中より採取した海苔原藻を洗浄し、汚物や異物等
を除去して清浄した後切断機で一定長さに切断し、つい
でこの小片ｅこ刻まれた海苔原料を腐敗させることなく
適度に分解して、これｔこ軟性を付与する（以下これを
熟成という）熟成機を介し、この海苔原料ｔこ定量の水
を加えて調合する調合機を経て海苔撹拌槽ｅこ投入し、
これをポンプ等で汲み出して自動的ｅこ海苔抄きを行っ
て製品（こ仕上げる。いわゆる海苔抄き連続システムの
前記各種機器ｔこ振動子を付設した熟成装置を備えた海
苔機器ｔこ関するものである。

前述の海苔原料の熟成が必要とされるのは、二回目以後
採取された海苔原藻に特ｔこ必要とされている。それは
海苔原藻を収穫するごとにそれが順次硬くなるためであ
る。そこで、従来はこれら硬い海苔原藻を熟成するため
一般的ｔこ次のような作業がなされていた。即ち、細か
く刻んだり、真水につけたり、海水を切って外気ｅこ触
れさせたり或いは熟成機の温度を上げるなどしていた。

しかしながらこれらの作業は大変であると共に、海苔原
料の熟成までにかなりの時間を要すること、その作業ｅ
こある程度の熟練が要求されるなどその保守管理が大変
であった。

上記ｔこ鑑み本発明は、超音波が液体中を伝わるときそ
の振動ｅこよって液体をミクロに攪拌し、またキャビテ
ーション気泡の破裂等の際局部的に大きな圧力及び圧力
変化、発熱を生ずる超音波の特性を有効ｅこ利用して、
海苔原料の熟成を促進させようとするものである。

以下、本発明の一実施例を図面に基づいて具体的ｅこ説
明する。先ず本発明を装着するのｅこ好適な第１図の熟
成機ｔこりいて説明すると、１は外郭容器で、この外郭
容器１には熟成槽２が立設されている。そうして図示の
例ではこの熟成ｔＩＩ１２の側面下端部位に１個又は数
個の振動子３が付設されている。尚振動子６はこの一例
（こ限定されず熟成ｔｒＩｉ２内ｅこ吊設等したり、そ
の他種々の付設方法が考えられ、その個数等も時宜ｅこ
より設定される。そしてこの振動子３には超音波発振装
置４からの高周波電気が入力される。

図中５は熟成槽２内に設けた攪拌装置、６は給水管、７
は海苔原料排出管である。また第２図の調合機ｅこも装
着でき、調合機１０のフレーム１１上方ｅこ設けたホッ
パー１２の側面或いは底面等１こも振動子３を付設する
ことができる。また第３図の攪拌槽にも装置でき、攪拌
槽１３の側面、槽内等にも振動子３を付設することがで
きる。更をこ本発明を発展的ｔこ考察すれば、攪拌槽か
ら海苔抄き機ｔこ至る海苔原料の配送管（図示せず）ｅ
こ１個又は数個の振動子３を設けることができ、理想的
ｅこは配送管の一部位を拡径し、そこに一時的な海苔原
料留り部を設け、この部位に振動子３を付設する構造や
、数個の振動子３を付設する場合はその数値を適宜設定
できる構造とするとよい。

次に本発明の作動状態の一例を、前述の熟成機について
説明すると、小片ｅこ刻まれた所定量の海苔原料が熟成
槽２ｆこ投入され、ついで同時若しくは投入後ｅこ水を
供給する。そうして熟成槽２ｆこ海苔原料が充填された
ならば、攪拌装置５を作動させると同時若しくは場合ｅ
こより単独に振動子３ｅこよる超音波照射をなす。これ
ｅこよって超音波が海苔原料及び水ｔこ伝播され、その
振動ｔこよって海苔原料等がミクロｔこ攪拌される。

この攪拌と前述の攪拌装置５との同時若しくは単独ｅこ
よる攪拌作用と、キャビテーション気泡の破裂等の際、
局部的に大きな圧力及び圧力変化、発熱が生じ熟成槽２
の温度の自然上昇と相俟って海苔原料の熟成を一層促進
させることが可能となる。またそのミク°口の攪拌作用
は、海苔原料への水の浸透作用を促しその熟成を促進さ
せると共に、二次的ｔこは海苔原料中の異物等を除去す
ることができる。更Ｖこは海苔原料に鮮度を落さない程
度ｔこ幾分キズなつけ、その風味を向上させることが考
えられる。尚海苔原料の硬軟により海苔原料、給水量や
攪拌装置５、振動子３を適宜ｅこより設定、作動させる
ことｔこより理想的な熟成が達成される。このようｔこ
して安定した熟成海苔ができたならば、順次通常の調合
機（図示せず）へ供給されるのである。

本発明は以上詳述した通りであって、超音波を海苔機器
の海苔原料等に照射する構成とし、攪拌装置ｔこよる機
械的攪拌と同時ｅこ超音波振動１こよるミクロの攪拌若
しくはその一方のみの攪拌ｅこよって、誠ｅこ短時間で
その熟成が達成されるし、かつ安定した熟成海苔な確実
をこ生成することができる効果があって、作業性、品質
性等の向上が大いに期待できる。また塩分の除去も可能
となるし、従来の様に手間をかけずに比較的簡単に前述
の効果が可能となる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は熟成機に装着
した状態を示す模式図、第２図は調合機に装着した状態
を示す模式図、第３図は攪拌槽に装着した状態を示す模
式図である。 １・・・外郭容器、　　２・・・熟成槽、　　５・・・
振動子、　　４・・・超音波発振装置、　　　５・・・
攪拌装置、　　　１０・・・調合機、　　　１１・・・
フレーム、１２・・・ホッパー、　　　１５・・・攪拌
槽特　　許　　出　　願　人　　　　古　　１）　武　
雄”（′； 代理人　弁理士　　竹　中　−宣。 手続補正書Ｃｔ幻 昭和ｑ年７０月７日 ］　事件の表示 昭和！／イ、ｊ専ｔｔ　願第バ／櫂号 ３２９−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 海苔機器内ｔこ攪拌装置を配設すると共に、超音波で振
   動ｔこ変換する振動子を付設し、この振動子の振動を前
   記海苔機器内の海苔原料及び水に付与してこれにミクロ
   の攪拌を与え、場合により前記攪拌装置にて攪拌を与え
   、海苔抄き原料の熟成を促進させることを特徴とする熟
   成装置を備えた海苔機器。