JPH0216274Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0216274Y2 JPH0216274Y2 JP1984113678U JP11367884U JPH0216274Y2 JP H0216274 Y2 JPH0216274 Y2 JP H0216274Y2 JP 1984113678 U JP1984113678 U JP 1984113678U JP 11367884 U JP11367884 U JP 11367884U JP H0216274 Y2 JPH0216274 Y2 JP H0216274Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plug
- temperature
- sheathed thermocouple
- liquid
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 13
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
- CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N magnesium oxide Inorganic materials [Mg]=O CPLXHLVBOLITMK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000000395 magnesium oxide Substances 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
- AXZKOIWUVFPNLO-UHFFFAOYSA-N magnesium;oxygen(2-) Chemical compound [O-2].[Mg+2] AXZKOIWUVFPNLO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は液中に没入させて液温を測定するシー
ス熱電対に関するものである。
ス熱電対に関するものである。
「従来の技術および考案が解決しようとする問題
点」 従来のシース熱電対による液温の測定には、真
の温度を測定するために、シース熱電対の直径の
10倍から20倍程度の長さを液中に没入させて外気
の温度の影響がないようにして測定している。こ
のように、真の液温を測定するためには所定の長
さ以上を液中にシース熱電対を没入させなければ
ならないが、測定しようとする液体が高粘度で撹
拌される場合においては、シース熱電対が曲がつ
たり折損したりする虞がある。
点」 従来のシース熱電対による液温の測定には、真
の温度を測定するために、シース熱電対の直径の
10倍から20倍程度の長さを液中に没入させて外気
の温度の影響がないようにして測定している。こ
のように、真の液温を測定するためには所定の長
さ以上を液中にシース熱電対を没入させなければ
ならないが、測定しようとする液体が高粘度で撹
拌される場合においては、シース熱電対が曲がつ
たり折損したりする虞がある。
「問題点を解決するための手段」
本考案は、保護管内にシース熱電対を収納し、
保護管先端をプラグで閉蓋し、シース熱電対の感
温部側先端を前記プラグの中心栓部外周面に捲き
付けたものである。感温部側先端を捲き付けたこ
とにより、シース熱電対を所定の長さとし外気の
温度の影響をなくし真の温度を測定させ強度を充
分に保有させるものである。
保護管先端をプラグで閉蓋し、シース熱電対の感
温部側先端を前記プラグの中心栓部外周面に捲き
付けたものである。感温部側先端を捲き付けたこ
とにより、シース熱電対を所定の長さとし外気の
温度の影響をなくし真の温度を測定させ強度を充
分に保有させるものである。
「実施例」
第1〜3図に本考案の一実施例を示す。シース
熱電対1はシース2内に酸化マグネシウムMgO
等の無機絶縁物を介在させて熱電対素線を収容
し、シース2の管端部に感温部である熱接点を形
成する。このシース熱電対1を保護管3内に収納
し、保護管3の先端をプラグ4で閉蓋する。プラ
グ4はフランジ5と中心栓部6とよりなり、中心
栓部6を保護管3内に嵌めフランジ5を保護管3
の管端に当接させ溶接7にて固着する。このプラ
グ4の中心栓部6外周面の円環状溝8にシース熱
電対3の感温部側先端を捲き付ける。符号9はタ
ーミナルヘツド、10は回り止め金具、11はロ
ツクナツトである。
熱電対1はシース2内に酸化マグネシウムMgO
等の無機絶縁物を介在させて熱電対素線を収容
し、シース2の管端部に感温部である熱接点を形
成する。このシース熱電対1を保護管3内に収納
し、保護管3の先端をプラグ4で閉蓋する。プラ
グ4はフランジ5と中心栓部6とよりなり、中心
栓部6を保護管3内に嵌めフランジ5を保護管3
の管端に当接させ溶接7にて固着する。このプラ
グ4の中心栓部6外周面の円環状溝8にシース熱
電対3の感温部側先端を捲き付ける。符号9はタ
ーミナルヘツド、10は回り止め金具、11はロ
ツクナツトである。
第4図および第5図は他の実施例で、プラグ4
の一部を切除した中心栓部6外周面にシース熱電
対3の感温側先端を2回捲き付けた例で、他は前
記の実施例と全く同様である。
の一部を切除した中心栓部6外周面にシース熱電
対3の感温側先端を2回捲き付けた例で、他は前
記の実施例と全く同様である。
さらに、必要であれば保護管3を別個の保護管
に収容して保護することもできる。
に収容して保護することもできる。
「考案の効果」
本考案は、上述のように、液中に没入させて液
温を測定するシース熱電対であつて、保護管内に
シース熱電対を収容し、フランジと中心栓部とよ
りなるプラグをその中心栓部を保護管内に嵌めフ
ランジを保護管の先端面に当接させて固着し、シ
ース熱電対の感温側先端を前記プラグの中心栓部
外周面円環状溝に捲き付けたシース熱電対であ
り、感温部側の先端をプラグに捲き付けることに
より液の真の温度を測定するに必要な外気の影響
のない所定の長さとすることができ、液中に没入
する垂下距離は短くしてあるので強度的に充分で
あり、撹拌される粘性のある液中での使用にも耐
えることができる。また、本考案は感温部側先端
をプラグの中心栓部外周面に捲き付け保護管の先
端に位置させてあるので、プラグの温度を直接感
じ温度の変化に追従する追従性が良く、しかも応
答性も良い。
温を測定するシース熱電対であつて、保護管内に
シース熱電対を収容し、フランジと中心栓部とよ
りなるプラグをその中心栓部を保護管内に嵌めフ
ランジを保護管の先端面に当接させて固着し、シ
ース熱電対の感温側先端を前記プラグの中心栓部
外周面円環状溝に捲き付けたシース熱電対であ
り、感温部側の先端をプラグに捲き付けることに
より液の真の温度を測定するに必要な外気の影響
のない所定の長さとすることができ、液中に没入
する垂下距離は短くしてあるので強度的に充分で
あり、撹拌される粘性のある液中での使用にも耐
えることができる。また、本考案は感温部側先端
をプラグの中心栓部外周面に捲き付け保護管の先
端に位置させてあるので、プラグの温度を直接感
じ温度の変化に追従する追従性が良く、しかも応
答性も良い。
第1図は本考案の具体的実施例を示す一部を断
面した正面図、第2図は第1図の要部拡大縦断面
図、第3図はプラグの斜視図、第4図および第5
図は他の実施例で、第4図は要部の拡大縦断面
図、第5図第4図の−断面図である。 1……シース熱電対、3……保護管、4……プ
ラグ、6……中心栓部。
面した正面図、第2図は第1図の要部拡大縦断面
図、第3図はプラグの斜視図、第4図および第5
図は他の実施例で、第4図は要部の拡大縦断面
図、第5図第4図の−断面図である。 1……シース熱電対、3……保護管、4……プ
ラグ、6……中心栓部。
Claims (1)
- 液中に没入させて液温を測定するシース熱電対
であつて、保護管内にシース熱電対を収容し、フ
ランジと中心栓部とよりなるプラグをその中心栓
部を保護管内に嵌めフランジを保護管先端面に当
接させて固着し、シース熱電対の感温部側先端を
前記プラグの中心栓外周面の円環状溝に捲き付け
たことを特徴とするシース熱電対。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11367884U JPS6128030U (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | シ−ス熱電対 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11367884U JPS6128030U (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | シ−ス熱電対 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6128030U JPS6128030U (ja) | 1986-02-19 |
JPH0216274Y2 true JPH0216274Y2 (ja) | 1990-05-02 |
Family
ID=30672701
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11367884U Granted JPS6128030U (ja) | 1984-07-25 | 1984-07-25 | シ−ス熱電対 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6128030U (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007057430A (ja) * | 2005-08-25 | 2007-03-08 | Nidec-Read Corp | 接触式温度計 |
JP4672566B2 (ja) * | 2006-02-06 | 2011-04-20 | 三菱重工業株式会社 | 温度計測装置、燃焼監視装置、及び、ガスタービン |
JP5185851B2 (ja) * | 2009-02-12 | 2013-04-17 | 株式会社神鋼環境ソリューション | 撹拌装置 |
JP6343942B2 (ja) * | 2014-01-20 | 2018-06-20 | 山里産業株式会社 | 温度センサ用保護管及び温度測定装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5347883A (en) * | 1976-10-13 | 1978-04-28 | Toshiba Corp | Temperature detector |
JPS54147087A (en) * | 1978-05-11 | 1979-11-16 | Nakamura Kougiyoushiyo Kk | Thermocouple |
-
1984
- 1984-07-25 JP JP11367884U patent/JPS6128030U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5347883A (en) * | 1976-10-13 | 1978-04-28 | Toshiba Corp | Temperature detector |
JPS54147087A (en) * | 1978-05-11 | 1979-11-16 | Nakamura Kougiyoushiyo Kk | Thermocouple |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6128030U (ja) | 1986-02-19 |
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