JPH02162522A - 磁気ディスク媒体の洗浄方法 - Google Patents

磁気ディスク媒体の洗浄方法

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JPH02162522A
JPH02162522A JP31669588A JP31669588A JPH02162522A JP H02162522 A JPH02162522 A JP H02162522A JP 31669588 A JP31669588 A JP 31669588A JP 31669588 A JP31669588 A JP 31669588A JP H02162522 A JPH02162522 A JP H02162522A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic disk
disk medium
water
medium
moisture
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Pending
Application number
JP31669588A
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English (en)
Inventor
Takashi Watanabe
隆 渡辺
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要] コンピュータシステムにおけるファイル装置として使用
される磁気ディスク装置の、磁気ディスク媒体製造工程
における、磁気ディスク媒体の洗浄方法に関し、 磁気ディスク媒体上の残存水分を除去することによって
、該残存水分による微小な汚れの発生を無くし、磁気デ
ィスク装置の信頼性を高めることを目的とし、 磁気ディスク媒体を純水シャワーで洗浄する場合におい
て、純水振り切り後に、非水溶性で水よりも比重が大き
く、かつ水よりも蒸気圧の低い溶剤によって、磁気ディ
スク媒体上の残存水分を置換するよう構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、コンピュータシステムにおけるファイル装置
として使用される磁気ディスク装置の、磁気ディスク媒
体製造工程における、磁気ディスク媒体の洗浄方法に関
する。
〔磁気ディスク媒体の製造工程〕
第4図は、磁気ディスク媒体の製造方法を説明する工程
図である。
その製造方法は次に説明する順におこなわれる。
工程1 アルミニュウムなどの基板に磁性塗料を塗布する。
工程2 磁性塗膜のプリキュア(前焼き付け)を行なう。
工程3 磁性塗膜をポリッシュ加工し、突起などを除去する。
工程4 磁気ディスク媒体を洗浄し、ポリッシュ加工後の加工屑
等を除去する。
工程5 磁性塗膜のアフタキュア(後焼き付け)を行なつ。
工程6 潤滑剤を塗布する。
工程7 テープバニッシュを行ない微小突起を除去する。
工程8 電気的磁気的特性の試験を行ない、所定の特性であるこ
とを検査する。
以上の工程で、磁気ディスク媒体の製造が完了する。
本発明は、前記工程4の洗浄方法に関する。
〔従来の技術] 第5図は、従来の洗浄手順を説明する作業流れ図である
従来の洗浄手順は次のように行なわれている。
手順4−■ 磁気ディスク媒体を回転させる。
手順4−■ 磁気ディスク媒体の表面をスクラバー洗浄し、ンηれを
擦り落とす。
手順4−■ 磁気ディスク媒体に純水シャワーをかけ、汚れを洗い流
す。
手順4−■ 磁気ディスク媒体を高速回転させ、純水を振り切る。
手順4−■ 磁気ディスク媒体の回転を停止する。
以上の手順で、洗浄工程は終了する。
〔発明が解決しようとする課題〕
第6図は水分付着を説明する、磁気ディスク媒体とチャ
ックの斜視図と側面図である。
前記手順4−■は、磁気ディスク媒体に付着している純
水を、磁気ディスク媒体を高速回転させることによって
、遠心力で振り切るものである。
しかし、磁気ディスク媒体9とチャック10の間隙に水
分12が残ったり、洗浄機の洗浄槽内の水蒸気が磁気デ
ィスク媒体表面に付着し、水分11として表面に残って
いる。このように、回転振り切りの方法だけでは、水分
を完全に取り除くことができなかった。
そのため、純水シャワーで洗い流した汚れや純水中の極
微量の不純物が水分11や水分12の中に残っていると
、該水分蒸発後に、水分11.12付着部分に微小な汚
れとなって残ることになる。
この微小な汚れは、場合によっては1μm程度の高さが
ある。他方、磁気ディスク装置においては、磁気ディス
ク媒体上の磁気ヘッド浮上高は0゜1〜0.2μm程度
である。
したがって、前記の微小な汚れが残っていた場合は、ヘ
ッドクラッシュ発生の原因となっている。
本発明の技術的課題は、磁気ディスク媒体の洗浄工程に
おける、このような問題を解消し、磁気ディスク媒体上
の残存水分を除去することによって、該残存水分による
微小な汚れの発生を無くし、磁気ディスク装置の信頼性
を高めることにある。
[課題を解決するための手段〕 第1図は、本発明による洗浄方法を説明する作業流れ図
である。本方法は、純水振り切り後に溶剤による水分置
換を行なうものである。
磁気ディスク媒体を純水シャワーで洗浄する場合におい
て、純水振り切り(手順4a−■)後に、非水溶性で水
よりも比重が大きく、かつ水よりも蒸気圧の低い溶剤に
よって、磁気ディスク媒体上の残存水分を置換する(手
順4a−■)方法である。
尚、手順4a−■は磁気ディスク媒体の回転起動、手順
4a−■はスクラバー洗浄、手順4a■は純水シャワー
、手順4a−■は純水振り切りを説明しており、また、
手順4a−■では磁気ディスク媒体の回転停止を説明し
、これらの作業は従来の洗浄手順と同一である。
〔作用] 磁気ディスク媒体上の残存水分は、放置しておけば蒸発
して、その場所に残存水分中の不純物を汚れとして残し
てしまう。そこで本方法は、この残存水分を積極的に除
去しようとするものである。
すなわち、純水振り切り後の磁気ディスク媒体表面を、
非水溶性で、比重が水よりも大きく、かつ水よりも蒸気
圧の低い溶剤を用いて、該溶剤を拭き取り部材等に含浸
させ磁気ディスク媒体表面を拭くことにより、該溶剤が
残存水分の下部に入り込み、残存水分が磁気ディスク媒
体表面から浮き上がる。そのため、この浮き上がった水
分は拭き取り部材に吸収され、残存水分中の不純物も同
時に吸収される。他方、磁気ディスク媒体上に置換され
た該溶剤は、蒸気圧が低いので即座に蒸発する。
以上をもって洗浄を終了することにより、残存水分に原
因する微小な汚れが解消する。
(実施例〕 次に、本発明による磁気ディスク媒体の洗浄方法が、実
際上どのように具体化されるかを、実施例で説明する。
非水溶性で比重が水よりも大きく、かつ水よりも蒸気圧
の低い溶剤としては、パークロルエチレンやクロロセン
等が上げられる。
第2図は、本発明を実施した洗浄機を説明する正面図で
ある。
溶剤タンク19にはニパークロルエチレンやクロロセン
等の、非水溶性で比重が水よりも大きく、かつ水よりも
蒸気圧の低い溶剤が入っていて、加圧調整器20とニー
ドルバルブ21でクリーニング機22に供給している。
洗浄は、次の手順で行なう。
1)スピンドル13に磁気ディスク媒体9を取りつける
と、アーム14が回動してチャック10が磁気ディスク
媒体9を固定する。
2)シャッター15を閉めると磁気ディスク媒体が回転
を開始し、パット16で磁気ディスク媒体9の表面のス
クラバー洗浄を行なう。
3)磁気ディスク媒体9を、純水シャワー17により、
洗浄する。
4)磁気ディスク媒体9を高速回転させて、純水を振り
切る。
5)水分置換器18で、磁気ディスク媒体9上の残存水
分を溶剤で互換する。
6)磁気ディスク媒体9の回転を停止する。
以上をもって洗浄を終了する。
ここで、本発明の方法を適用した前記手順5)の、水分
置換器18を次に詳述する。
第3図は、水分置換器を説明する正面図と側面図である
スピンドルに磁気ディスク媒体9が取り付けられ、チャ
ックlOで固定し、該磁気ディスク媒体9は回転駆動さ
れる。
溶剤ノズル24.24aから溶剤25.25aが噴射し
、拭き取り部材である布26.26aに該溶剤25,2
5aを含浸させ、8亥布26,26aがゴムローラ27
 、27aを回りながら、回転している磁気ディスク媒
体9の表面を拭き取る仕組みである。
また、該溶剤ノズル24.24aとゴムローラ27,2
7aと布26,26aを一体で構成し、磁気ディスク媒
体9の外周から内周までの間を移動することにより、該
磁気ディスク媒体9の表面に残存している水分と、チャ
ック10と磁気ディスク媒体9の間隙に残っている水分
を、溶剤で置換する。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、純水洗浄後の磁気ディス
ク媒体上の残存水分を、溶剤によって置換することによ
り除去するので、該残存水分中の不純物等も一緒に除去
され、磁気ディスク媒体上に汚れが残ることが皆無とな
る。
したがって、クリーン度の高い磁気ディスク媒体が実現
し、磁気ディスク装置の信頼性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による洗浄方法を説明する作業流れ図
、 第2図は、本発明を実施した洗浄機を説明する正面図、 第3図は、水分置換器を説明する正面図と側面図、 第4図は、磁気ディスク媒体の製造方法を説明する工程
図、 第5図は、従来の洗浄手順を説明する作業流れ図、 第6図は、磁気ディスク媒体への水分付着を説明する、
斜視図と側面図である。 図において、lは磁性塗料塗布工程、2はプリキュア工
程、3はポリッシュ工程、4は洗浄工程、5はアフタキ
ュア工程、6は潤滑剤塗布工程、7はテープバニッシュ
工程、8は単板試験工程、9ば磁気ディスク媒体、10
はチャック、工1と12は水分、13はスピンドル、1
4はアーム、15はシャッター、16はバット、17は
シャワー、18は水分置換器、19は溶剤タンク、20
は加圧調整器、21はニードルバルブ、22はクリーニ
ング機、23は操作パネル、24.24aは溶剤ノズル
、25.25aは溶剤、26 、26aは布、27.2
7aはゴムローラ、Sは磁気ディスク媒体の回転、をそ
れぞれ示している。 特許出願人     冨士通株式会社 復代理人 弁理士  福 島 康 交 替す珂によう漿9子万ミ孜 薯1図 冨3目 工程 石舷気ディスク幌り恢の弥ト匠工程 冥4図 従来りV渉し)学生用具 第5圀

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 磁気ディスク媒体を純水シャワーで洗浄する場合におい
    て、 純水振り切り後に、非水溶性で水よりも比重が大きく、
    かつ水よりも蒸気圧の低い溶剤によって、磁気ディスク
    媒体上の残存水分を置換することを特徴とする磁気ディ
    スク媒体の洗浄方法。
JP31669588A 1988-12-15 1988-12-15 磁気ディスク媒体の洗浄方法 Pending JPH02162522A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31669588A JPH02162522A (ja) 1988-12-15 1988-12-15 磁気ディスク媒体の洗浄方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31669588A JPH02162522A (ja) 1988-12-15 1988-12-15 磁気ディスク媒体の洗浄方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02162522A true JPH02162522A (ja) 1990-06-22

Family

ID=18079873

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31669588A Pending JPH02162522A (ja) 1988-12-15 1988-12-15 磁気ディスク媒体の洗浄方法

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JP (1) JPH02162522A (ja)

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