JPH021611Y2 - - Google Patents

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JPH021611Y2
JPH021611Y2 JP2122786U JP2122786U JPH021611Y2 JP H021611 Y2 JPH021611 Y2 JP H021611Y2 JP 2122786 U JP2122786 U JP 2122786U JP 2122786 U JP2122786 U JP 2122786U JP H021611 Y2 JPH021611 Y2 JP H021611Y2
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JP
Japan
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bearing
pivot pin
fitted
boss portion
handle body
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JP2122786U
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JPS62134123U (ja
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  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ハンドル本体を枢軸ピンによつて取
付座に枢着したハンドル装置の組立構造に関する
ものである。
[従来の技術] 従来のハンドル装置では、ハンドル本体と取付
座の双方に外部に挿通した軸孔をあけ、該軸孔に
枢軸ピンを挿入した後、軸孔の外端部にキヤツプ
円盤を嵌着することによつて、枢軸ピンの抜脱を
阻止している。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このようなハンドル装置では、
前記キヤツプ円盤を外すだけで枢軸ピンを容易に
抜取ることができるため、ハンドル装置が簡単に
分解されてしまう。
従つて本考案の目的は、十分堅固な組立が簡単
に行なえると共に、枢軸ピンの抜取りを的確に阻
止でき、外観体栽も優れた枢軸ピン隠蔽型ハンド
ル装置を提供することである。
[課題を解決するための手段] 以下、添付図面中の参照符号を用いて説明する
と本考案のハンドル装置では、ハンドル本体1に
は一対の軸受壁部14,14を背面側に突設して
あり、該各軸受壁部14には内側に開口した円形
凹部2を相対向して設けてあり、該各円形凹部2
には内側及び背面側に開口すると共に幅が該円形
凹部2の直径よりも狭い導入溝2aを連設してあ
る。該円形凹部2,2には枢軸ピン5の両端部が
該導入溝2a,2aを通つて挿入される。
取付座3にはハンドル本体1の前記軸受壁部1
4,14の間の空間に挿入される軸受ボス部13
を正面側に突設してあり、該軸受ボス部13には
枢軸ピン5が挿通される軸孔4を貫通して設けて
ある。外周面の直径が前記円形凹部2の直径にほ
ぼ合致している一対の軸受筒6,6は、軸受ボス
部13の両側に突出した部分の枢軸ピン5に摺動
可能に嵌合され、枢軸ピン5の端部に嵌合した状
態で該円形凹部2,2に嵌込まれる。枢軸ピン5
の周面には一対の抜止め部材7が突出固定され、
該軸受筒6,6が軸受ボス部13側に後退するの
を阻止する。
[作用] このハンドル装置の組立に当つては、先ず最初
に枢軸ピン5を軸受ボス部13の軸孔4に挿通す
る。軸受ボス部13の両側に突出した部分の枢軸
ピン5に軸受筒6,6を嵌合し、各軸受筒6を軸
受ボス部13の側面側に引寄せて置く。
次に、該枢軸ピン5の各端部を軸受壁部14の
導入溝2aより軸受壁部14の円形凹部2に挿入
し、各軸受筒6を軸受ボス部13の側面より離脱
させて各円形凹部2に嵌込む。
各軸受筒6の全体が各円形凹部2に嵌合された
後、枢軸ピン5の周面に抜止め部材7を突出固定
して該軸受筒6が円形凹部2から抜脱するのを阻
止することによつて、ハンドル本体1が取付座3
に対し枢着され、組立が完了する。
[実施例] 図示の各実施例では、取付座3は冷蔵庫の扉1
6に固着され、冷蔵庫本体15には受座9が固着
されている。フツク部材8の基端部8aは軸受ボ
ス部13の中央割溝部17に嵌合され、該基端部
8aの軸孔8cには枢軸ピン5が嵌挿されてい
る。フツク部材8はハンドル本体1の基端湾曲部
1aに押されて、ハンドル本体1と一対的に回動
し、先端のフツク部8bが受座9側のフツク部9
aと係脱する。
取付座3に設けた案内孔11には摺動棒12が
嵌挿され、該摺動棒12はコイルバネ10でフツ
ク部材8の方向に摺動付勢されている。摺動棒1
2の先端部はフツク部材8の側面凹部8dに押圧
し、フツク部8bとフツク部9aとの係合を保持
している。ハンドル本体1の正面側には化粧カバ
ー18を取付けてある。
軸受筒6は低摩擦係数の合成樹脂材で成型され
ている。第2図に示した実施例では、抜止め部材
7としてロツクピンが使用され、枢軸ピン5の直
径方向の貫通孔5bに嵌挿固着されている。第3
図に示した実施例では、抜止め部材7としてはE
リングが使用され、枢軸ピン5の周面に形成した
環状溝5aに嵌込み装着されている。尚、抜止め
部材7はこれらのものに特に限定されない。
[考案の効果] 以上のように本考案のハンドル装置は、取付座
3の軸受ボス部13の軸孔4に挿通した枢軸ピン
5の両端部を、ハンドル本体1の軸受壁部14の
導入溝2a,2aから円形凹部2,2に挿入した
後、軸受ボス部13より突出した部分の枢軸ピン
5に嵌合して置いた軸受筒6,6を枢軸ピン5の
端部に嵌合したままの状態で円形凹部2,2に嵌
込むことによつて、ハンドル本体1を取付座3に
枢着したものであるが、該各軸受筒6の外周面の
直径を該円形凹部2の直径とほぼ合致するように
設定し、該各導入溝2aの幅を円形凹部2の直径
よりも狭く設定してあると共に、枢軸ピン5の周
面に突出固定した抜止め部材7,7で軸受筒6,
6が軸受ボス部13側へ後退するのを阻止してい
るので、各軸受筒6が各円形筒部2から抜脱する
ことはあり得ず、十分堅固な組立が簡単に行なえ
る。
また、本考案のハンドル装置では、軸受ボス部
13を取付座3の正面側に突設し、軸受壁部1
4,14をハンドル本体1の背面側に突設し、円
形凹部2,2を軸受壁部14,14の内側に開口
させて設け、導入溝2a,2aを軸受壁部14,
14の内側及び背面側に開口させて設けてあるの
で組立後の状態では、枢軸ピン5の全長がハンド
ル本体1の背面側に隠蔽され、枢軸ピン5の端部
がハンドル本体1の外側面に露出していないた
め、枢軸ピン5の抜取りが的確に防止されると共
に、簡素化された優れた外観体栽が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る枢軸ピン隠蔽
型ハンドル装置の正面図であり、第2図は第1図
のA−A線断面図である。第3図は本考案の別の
実施例における第2図に対応した断面図である。
第4図は第2図のB−B線断面図であり、第5図
は第2図のC−C線断面図である。 1……ハンドル本体、1a……基端湾曲部、2
……円形凹部、2a……導入溝、3……取付座、
4……軸孔、5……枢軸ピン、6……軸受筒、7
……抜止め部材、8……フツク部材、8a……基
端部、8b……フツク部、8c……軸孔、8d…
…側面凹部、9……受座、9a……フツク部、1
0……付勢用バネ、11……案内孔、12……摺
動棒、13……軸受ボス部、14……軸受壁部、
15……冷蔵庫本体、16……冷蔵庫の扉、17
……割溝部、18……化粧カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の軸受壁部14,14を背面側に突設し、
    該各軸受壁部14に内側に開口した円形凹部2を
    相対向して設け、該各円形凹部2に内側及び背面
    側に開口すると共に幅が該円形凹部2の直径より
    も狭い導入溝2aを連設したハンドル本体1と;
    導入溝2a,2aを通つて円形凹部2,2に両端
    部が挿入される枢軸ピン5と;ハンドル本体1の
    前記軸受壁部14,14の間の空間に挿入される
    軸受ボス部13を正面側に突設し、該軸受ボス部
    13に枢軸ピン5が挿通される軸孔4を貫通して
    設けた取付座3と;外周面の直径が前記円形凹部
    2の直径にほぼ合致しており、軸受ボス部13の
    両側に突出した部分の枢軸ピン5に摺動可能に嵌
    合され、枢軸ピン5の端部に嵌合した状態で該円
    形凹部2,2に嵌込まれる一対の軸受筒6,6
    と;枢軸ピン5の周面に突出固定され、該軸受筒
    6,6が軸受ボス部13側に後退するのを阻止す
    る一対の抜止め部材7とから成る枢軸ピン隠蔽型
    ハンドル装置。
JP2122786U 1986-02-17 1986-02-17 Expired JPH021611Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2122786U JPH021611Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

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JP2122786U JPH021611Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

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Publication Number Publication Date
JPS62134123U JPS62134123U (ja) 1987-08-24
JPH021611Y2 true JPH021611Y2 (ja) 1990-01-16

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JP2122786U Expired JPH021611Y2 (ja) 1986-02-17 1986-02-17

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JPS62134123U (ja) 1987-08-24

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