JPH0216096Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 ［考案の目的］ （産業上の利用分野） 本考案は、燃料ガスをバーナーに供給する際
に、燃焼に必要な全ての量の空気を、予め遠心送
風機により強制的に燃料ガスに混合せしめる家庭
用給湯装置の全一次予混合ガスバーナーに関す
る。

（従来の技術） 従来、遠心送風機を利用したこの種のガスバー
ナーに於いては、遠心送風機のフアンケースと、
バーナーケースとを夫々別体とし（或いは、バー
ナーケースを、更にミキサー部分の下部ケースと
燃焼室部分の上部ケースとに分ける）、これらを
適宜フランジ状継手等を介して接合することでケ
ースが組立てられていた。しかも、フアンケース
自身も、二部材からなるプレス成形品を、ネジ止
め、カシメ、スポツト溶接等の適宜手段を介して
接合して構成されたものとなつている。

（考案が解決しようとする問題点） ところが、全一次予混合ガスバーナーにあつて
は、ケース全体の気密性は安全性の上から重要な
問題となつている。特に、遠心送風機の送風出口
部とガス燃焼用炎口面板との間のミキサー部分
は、燃焼用空気と燃料ガスの混合ガスによる正圧
力となるため十分な配慮が必要である。

そのため、各ケースの接合部分夫々の気密性を
維持するには、各ケースの高精度な加工が必要と
なる。

しかも、部品点数の多いこれら各ケースに、高
精度な加工を夫々施すことは、コスト高となる難
点があつた。

また、各ケースの接合部分に於ける気密性を高
めるためには、パツキン等を介装せしめるか、各
接合部分をろう付けしなければならず、製造コス
トの低減を図り難い難点があつた。特に、各接合
部分にパツキン等を介装せしめた場合は、ケース
全体の熱伝達性が悪くなり、加熱されて高温とな
るガス燃焼用炎口面板や燃焼室部分の上部ケース
等から熱伝達によつて熱が逃げ難くなる難点があ
り、これらに耐熱性の優れた高価な材料を使用し
なければならない等の難点もあつた。

［考案の構成］ （問題点を解決するための手段） そこで、本考案は、遠心送風機３０の空気取入
口１部分にガス供給部を配し、遠心送風機３０の
送風出口２部分に多孔性金属板にて形成したガス
燃焼用炎口面板５を配してなる全一次予混合ガス
バーナーに於いて、遠心送風機３０の羽根車３１
を囲繞するフアンケース部分３と、ガス燃焼用炎
口面板５部分を囲繞するバーナーケース部分４と
を一体的に連設してなるケースＡを構成する。そ
して、このケースＡ全体を、遠心送風機３０の羽
根車３１の回転中心に対して直交する縦割状に二
分割して形成し、バーナーケース部分４には、ガ
ス燃焼用炎口面板５を一体的に設けるか、或い
は、別体としてバーナーケース部分４に設けた炎
口面板取付部５ａに二分割したバーナーケース同
士で挟み込む状態に嵌め込み固定可能に形成する
と共に、分散板８は、バーナーケース部分４に設
けた分散板取付部８ａに二分割したバーナーケー
ス同士で挟み込む状態に嵌め込み固定可能に形成
することで、前述の如き難点の解消を図る。すな
わち、ケースＡの部品点数をより少なくすると共
に、その接合部分の減少を図り、ケースＡ全体の
気密性を向上せしめる。そして、ケースＡ全体の
熱伝達性を良好にして放熱性（冷却性）を高める
ことによつて、これらに耐熱性の優れた高価な材
料を使用しなくて済むようにする。しかも、製造
及び組立て容易で、ガスバーナー自体の低コスト
化を図ること等を目的として案出された。

（作用） しかして、燃焼用空気と燃料ガスの混合ガスの
燃焼によつてガス燃焼用炎口面板５やバーナーケ
ース部分４に加えられる熱がケースＡ全体に伝達
され、ガス燃焼用炎口面板５やバーナーケース部
分４の放熱性（冷却性）が良くなる。

また、ケースＡの部品点数が少なくなると共
に、接合部分が減少し、燃焼用空気と燃料ガスの
混合ガスは、ケースＡ外に濡れ出すこともなく、
遠心送風機３０によつてガス燃焼用炎口面板５に
向つて確実に送給される。

更に、バーナーケース部分４には、ガス燃焼用
炎口面板５を一体的に設けるか、或いは、別体と
してバーナーケース部分４に設けた炎口面板取付
部５ａに二分割したバーナーケース同士で挟み込
む状態に嵌め込み固定するようにして気密性を確
保しながら製造作業を容易にし、分散板８にあつ
ても、バーナーケース部分４に設けた分散板取付
部８ａに二分割したバーナーケース同士で挟み込
む状態に嵌め込み固定するようにして気密性を確
保しながら製造作業を容易にするものである。こ
れは、ガス燃焼用炎口面板５を一体的に設ける場
合には、分割したケースそれぞれ或いは一方の成
形金属の構造が複雑にはなるものの、一体である
から気密性は確保され、組み立ても容易となる。
また、ガス燃焼用炎口面板５及び分散板８が別体
の場合にあつては、二分割したバーナーケース同
士で挟み込む状態に嵌め込み固定するようにして
あるから、ガタのない状態に嵌め込めば、気密性
は確保され、組み立ても容易となる。

（実施例） 以下、本考案を図示例について説明する。

本考案のガスバーナーは、空気取入口１と送風
出口２とを備えたケースＡと、このケースＡに内
装される羽根車３１を備えた遠心送風機３０（例
えば、シロツコフアン）と、送風出口２上方に配
設されるガス燃焼用炎口面板５と、送風出口２上
方で且つガス燃焼用炎口面板５下方に配設される
分散板８と、ケースＡの空気取入口１部分に配設
される適数個のガス供給用ノズル２１とからな
る。

ケースＡは、吐出し方向が上部垂直方向となる
略うずまき状を呈し、且つ遠心送風機３０の羽根
車３１を囲繞するフアンケース部分３と、ガス燃
焼用炎口面板５部分を囲繞する略矩形筒状のバー
ナーケース部分４とを一体的に連設し、これを遠
心送風機３０の羽根車３１の回転中心に対して直
交する縦割状に二分割してなる一対の分割ケース
Ａ１，Ａ２で構成される。

すなわち、第１図乃至第３図に示すケースＡ
は、フアンケース部分３とバーナーケース部分４
とを一体的に連設し、これを羽根車３１の回転中
心に対して直交する縦割状に略二等分割してな
り、分割ケースＡ１，Ａ２夫々のバーナーケース
部分４には、分散板８の装着を可能とする溝状の
分散板取付部８ａと、ガス燃焼用炎口面板５の装
着を可能とする溝状の炎口面取板付部５ａとが適
位置に夫々形成され、一方の分割ケースＡ１のフ
アンケース部分３には空気取入口１が形成されて
いる。しかも、分割ケースＡ１，Ａ２相互の接合
部分には、外方に向つて突出する接合フランジ部
１０が夫々周設されており、この接合フランジ部
１０，１０相互の接合は、一方の接合フランジ部
１０を他方の接合フランジ部１０が抱持するよう
なカシメ手段によつて確実な接合状態や完全な気
密状態が得られるようにしてある。ところで、こ
の分割ケースＡ１，２は、量産に適し、安価とな
るプレス加工によつて夫々形成される。

第４図及び第５図に示すケースＡは、フアンケ
ース部分３とバーナーケース部分４とを一体的に
連設し、これを羽根車３１の回転中心に対して直
交する縦割状に略二等分割してなり、分割ケース
Ａ１，Ａ２夫々のバーナーケース部分４には、二
等分割されたガス燃焼用炎口面板５が一体的に
夫々連設され、また、分散板８の装着を可能とす
る溝状の分散板取付部８ａが適位置に夫々形成さ
れ、一方の分割ケースＡ１のフアンケース部分３
には空気取入口１が形成されている。しかも、分
割ケースＡ１，Ａ２相互の接合部分には、外方に
向つて突出する接合フランジ部１０が夫々周設さ
れており、この接合フランジ部１０，１０相互の
接合は、接合フランジ部１０に設けた複数の取付
孔１１と取付ネジ１２とを介した適宜ネジ止め手
段（例えば、図示例の如く取付ネジ１２を分割ケ
ースＡ１，Ａ２夫々の取付孔１１に挿通せしめ、
この取付ネジ１２にナツトを螺合せしめたり、或
いは、図示は省略したが、取付ネジ１２を他方の
分割ケースＡ２の取付孔１１に挿通せしめ、この
取付ネジ１２を、雌ネジを螺刻した一方の分割ケ
ースＡ１の取付孔１１に螺合せしめる。）によつ
て確実な接合状態が得られるようにしてある。
尚、接合フランジ部１０，１０相互間には、完全
な気密状態が得られるようにパツキン１３が介装
される。ところで、この分割ケースＡ１，Ａ２
は、ダイキヤスト成型によつて形成される。

第６図及び第７図に示すケースＡは、ケースＡ
の主要部（すなわち、空気取入口１に対向する側
板部分を除いた部分）を一体的に形成してなる一
方の分割ケースＡ１と、この一方の分割ケースＡ
１の側方開放部分を塞ぐ平板状の他方の分割ケー
スＡ２とで構成され、一方の分割ケースＡ１のバ
ーナーケース部分４には、ガス燃焼用炎口面板５
が一体的に連設され、また、分散板８の装着を可
能とする溝状の分散板取付部８ａが適位置に形成
され、一方の分割ケースＡ１のフアンケース部分
３には空気取入口１が形成されている。しかも、
一方の分割ケースＡ１の接合部分には、外方に向
つて突出する接合フランジ部１０が周設されてお
り、この接合フランジ部１０と他方の分割ケース
Ａ２の周縁部分（接合フランジ部１０）との接合
は、一方の分割ケースＡ１の接合フランジ部１０
に設けた複数の取付孔１１と、他方の分割ケース
Ａ２の周縁部分に設けた取付孔１１と、取付ネジ
１２とを介した適宜ネジ止め手段（例えば、図示
例の如く取付ネジ１２を分割ケースＡ１，Ａ２
夫々の取付孔１１に挿通せしめ、この取付ネジ１
２にナツトを螺合せしめたり、或いは、図示は省
略したが、取付ネジ１２を他方の分割ケースＡ２
の取付孔１１に挿通せしめ、この取付ネジ１２
を、雌ネジを螺刻した一方の分割ケースＡ１の取
付孔１１に螺合せしめる。）によつて確実な接合
状態が得られるようにしてある。尚、この接合部
分には、完全な気密状態が得られるようにパツキ
ン１３が介装される。ところで、一方の分割ケー
スＡ１はダイキヤスト成型によつて形成され、他
方の分割ケースＡ２は平板の打抜によつて形成さ
れ、その製作の容易化が図り易いようにしてあ
る。

第８図に示すケースＡは、ケースＡの主要部
（すなわち、空気取入口１に対向する側板部分を
除いた部分）を一体的に形成してなる一方の分割
ケースＡ１と、この一方の分割ケースＡ１の側方
開放部分を塞ぐ平板状の他方の分割ケースＡ２と
で構成され、一方の分割ケースＡ１のバーナーケ
ース部分４には、ガス燃焼用炎口面板５の装着を
可能とする溝状の炎口面板取付部５ａと、分散板
８の装着を可能とする溝状の分散板取付部８ａと
が適位置に夫々形成され、一方の分割ケースＡ１
のフアンケース部分３には空気取入口１が形成さ
れている。しかも、一方の分割ケースＡ１の接合
部分には、外方に向つて突出する接合フランジ部
１０が周設されており、この接合フランジ部１０
を他方の分割ケースＡ２の周縁部分（接合フラン
ジ部１０）が抱持するようなカシメ手段によつて
確実な接合状態や完全な気密状態が得られるよう
にしてある。ところで、一方の分割ケースＡ１は
プレス成形によつて形成され、他方の分割ケース
Ａ２は平板の打抜によつて形成され、その製作の
容易化が図り易いようにしてある。

第９図に示すケースＡは、フアンケース部分３
を、略うずまき状とはせずに、正面略Ｕ字状と
し、これにバーナーケース部分４を一体的に連設
して、分割ケースＡ１，Ａ２のプレス加工が容易
に行えるようにしたものである。そして、羽根車
３１の一部を囲撓するような正面略円弧状の隔壁
板１５をフアンケース部分３内に後から付設して
送風出口２が構成される。すなわち、略うずまき
状のフアンケース部分３とバーナーケース部分４
とを一体的にプレス加工により形成する場合、フ
アンケース部分３とバーナーケース部分４との間
の凹部が所定間隔以上に設定されていないと、プ
レス加工時に、この凹部に亀裂が生じる等の成形
上の問題点があつた。しかも、この凹部を所定間
隔以上とすることは、全高が高くなり、ケースＡ
全体の小型化が図り難くなる。そこで、前述の構
成によりこれらの難点を解消できるようにした。

ところで、分割ケースＡ１，Ａ２の具体的構成
及びこれらの接合手段等は、図示例等に限定され
ることなく適宜自由に採用できる。

ところで、バーナーケース部分４は、ガス燃焼
用炎口面板５上方の燃焼室部分の殆どを囲撓する
ような高さに設定して、熱交換器４０のケースを
簡素に構成できるようにしても良いし、或いは、
燃焼室部分の下部のみを囲撓するような高さに設
定し、冷却性の優れた熱交換器４０のケースで燃
焼室部分の殆どを囲撓するようにして、バーナー
ケース部分４の冷却性が良好となるようにしても
良い。

ガス燃焼用炎口面板５は、送風出口２上方に配
されており、炎口小孔６を小間隔で多数開穿する
ことで構成される。しかも、このガス燃焼用炎口
面板５は、その周縁部分の全部或いは一部が炎口
面板取付部５ａに差込まれることで二つの分割ケ
ースＡ１，Ａ２によつて挟み込むように装着さ
れ、ガス燃焼用炎口面板５装着作業の容易化が図
られている。尚、このガス燃焼用炎口面板５に
は、自身の冷却性を高めるため、下面に複数の冷
却フインを突設しても良く（図示せず）、その他
ガス燃焼用炎口面板５の具体的構成も図示例等に
限定されるものではない。

分散板８は、送風出口２とガス燃焼用炎口面板
５との間に配設され、送風出口２から送給される
燃焼用空気と燃料ガスとを攪拌しながら適宜分散
させ、それらの混合ガスをガス燃焼用炎口面板５
の全ての炎口小孔６に均一に送れるようにすべ
く、分散小孔９が多数開穿された多孔性板にてな
る。しかも、この分散板８は、その周縁部分の全
部或いは一部が分散板取付部８ａに差込まれるこ
とで二つの分割ケースＡ１，Ａ２によつて挟み込
むように装着され、分散板８装着作業の容易化が
図られている。

ガス供給用ノズル２１は、ガス供給管２０から
分岐されて空気取入口１に配設されており、燃料
ガス噴出の細分化を図ることもできる。

遠心送風機３０は、図示例の如きシロツコフア
ンが使用されている。これは、円周方向に沿つて
多数配設される前向きの送風用ブレード３２を主
板に接続してなる羽根車３１が形成され、燃料ガ
ス及び燃焼用空気が羽根車３１を径方向に通り抜
けるように構成されている。尚、図中３３は羽根
車３１を回転せしめるモーターである。

このように形成されるガスバーナーは、家庭用
給湯装置Ｓ内の熱交換器４０の下方に小間隔を隔
てガス燃焼用炎口面板５が位置するように配設さ
れる。このとき、熱交換器４０のケースは、バー
ナーケース部分４上部に適宜手段（例えば、ろう
付けやネジ止め等）で気密的に接合される。尚、
図中４１は熱交換器４０の水管、４２は熱交換器
４０のフインである。

［考案の効果］ 従つて、本考案は、遠心送風機３０の空気取入
口１部分にガス供給部を配し、遠心送風機３０の
送風出口２部分に多孔性金属板にて形成したガス
燃焼用炎口面板５を配してなる全一次予混合ガス
バーナーに於いて、遠心送風機３０の羽根車３１
を囲撓するフアンケース部分３と、ガス燃焼用炎
口面板５部分を囲撓するバーナーケース部分４と
を一体的に連設してなるケースＡを構成し、この
ケースＡ全体を、遠心送風機３０の羽根車３１の
回転中心に対して直交する縦割状に二分割して形
成したので、ケースＡ全体の部品点数を減少せし
められると共に、その組立て作業が容易となる。
しかも、量産性に優れ安価に提供できるものとな
る。更に、接合部分が少なくなつてケースＡ全体
の気密性が良好となる。また、加熱されて高温と
なるガス燃焼用炎口面板５やバーナーケース部分
４等から熱伝達によつてフアンケース部分３等へ
熱が逃げ易くなり、熱伝達性、放熱性（冷却性）
等が向上し、これらに耐熱性の優れた高価な材料
を使用しなくて済むようになる。

特に、バーナーケース部分４にガス燃焼用炎口
面板５を一体的に設けることにより、混合ガスの
燃焼によつてガス燃焼用炎口面板５に加えられる
熱がケースＡ全体に伝達され易く、ガス燃焼用炎
口面板５は熱の蓄積による高温状態とはなり難く
なり、ガス燃焼用炎口面板５の冷却効果が一層向
上する。

また、ガス燃焼用炎口面板５とケースＡとを別
体とし、バーナーケース部分４に、そこに設けた
炎口面板取付部５ａに二分割した分割ケースＡ
１，Ａ２同士で挟み込む状態に嵌め込み固定可能
に形成したことにより、二分割した分割ケースＡ
１，Ａ２同士で挟み込む状態に嵌め込み固定する
ようにしてあるから、ガタのない状態に嵌め込め
ば、気密性は確保され、組み立ても容易となり、
ガス燃焼用炎口面板５の取付け作業が簡単且つ確
実に行え、しかも、ガス燃焼用炎口面板５自体の
製作やケースＡ自体の製作が行い易くなる。

更に、バーナーケース部分４、特に分割ケース
Ａ１に設けた分散板取付部８ａに二分割した分割
ケースＡ１，Ａ２同士で挟み込む状態に嵌め込み
固定可能に形成することにより、同様に、分散板
８の取付け作業が簡単且つ確実に行えるようにな
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案を例示するもので、第１図乃至第
３図は第一実施例を示し、第１図はケースの分解
斜視図、第２図は縦断正面図、第３図は縦断側面
図、第４図及び第５図は第二実施例を示し、第４
図はケースの分解斜視図、第５図は縦断側面図、
第６図及び第７図は第三実施例を示し、第６図は
ケースの分解斜視図、第７図は縦断側面図、第８
図は第四実施例を示す縦断側面図、第９図は第五
実施例を示す縦断正面図である。 Ｓ……家庭用給湯装置、Ａ……ケース、Ａ１…
…分割ケース、Ａ２……分割ケース、１……空気
取入口、２……送風出口、３……フアンケース部
分、４……バーナーケース部分、５……ガス燃焼
用炎口面板、５ａ……炎口面板取付部、６……炎
口小孔、８……分散板、８ａ……分散板取付部、
９……分散小孔、１０……接合フランジ部、１１
……取付孔、１２……取付ネジ、１３……パツキ
ン、１５……隔壁板、２０……ガス供給管、２１
……ガス供給用ノズル、３０……遠心送風機、３
１……羽根車、３２……送風用ブレード、３３…
…モーター、４０……熱交換器、４１……水管、
４２……フイン。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 遠心送風機の空気取入口部分にガス供給部を配
   し、遠心送風機の送風出口部分に多孔性金属板に
   て形成したガス燃焼用炎口面板を配してなる全一
   次予混合ガスバーナーに於いて、遠心送風機の羽
   根車を囲繞するフアンケース部分と、ガス燃焼用
   炎口面板部分を囲繞するバーナーケース部分とを
   一体的に連設してなるケースを構成し、このケー
   ス全体を、遠心送風機の羽根車の回転中心に対し
   て直交する縦割状に二分割して形成し、バーナー
   ケース部分には、ガス燃焼用炎口面板を一体的に
   設けるか、或いは、別体としてバーナーケース部
   分に設けた炎口面板取付部に二分割したバーナー
   ケース同士で挟み込む状態に嵌め込み固定可能に
   形成すると共に、分散板は、バーナーケース部分
   に設けた分散板取付部に二分割したバーナーケー
   ス同士で挟み込む状態に嵌め込み固定可能に形成
   したことを特徴とする家庭用給湯装置の全一次予
   混合ガスバーナー。