JPH02160870A - 水性シリコーンエマルション及びその製造方法 - Google Patents

水性シリコーンエマルション及びその製造方法

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JPH02160870A
JPH02160870A JP20146889A JP20146889A JPH02160870A JP H02160870 A JPH02160870 A JP H02160870A JP 20146889 A JP20146889 A JP 20146889A JP 20146889 A JP20146889 A JP 20146889A JP H02160870 A JPH02160870 A JP H02160870A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、シリカ充填材で強化されたシリコーンの水
性エラストマーに関する。
水の除去によって硬化してエラストマーになる水性シリ
コーンエマルションは、シリカ源として水中に分散され
たヒユームドシリカのアニオン性の安定な分散液を使用
することにより強化するごとができ、コロイドシリカで
強化してつくられた類似の組成物より高い物理的強度を
生しる組成物を与える。
本発明は、架橋性ポリジオルガノシロキサンの水性のア
ニオン性エマルション及び強化用シリカを含んでなる、
水の除去により硬化して強化エラストマーになるシリコ
ーンエマルションであって、シリカ源としてヒユームド
シリカのアニオン性の安定な水中分散液を使用すること
を特徴とする水性シリコーンエマルションに関する。
アニオン性の安定化ヒ工−ムトシリ力の水中分散液は、
約5〜11の範囲のpi+で市販されている。
エマルション中のヒユームドシリカの量は約10重量%
から30重量%まで変化する。−iに、エマルションの
固形分が増加するにつれて、シリカの粒径はより大きく
なる。ヒユームドシリカの水中分j枚?良は、曲標[カ
フ゛−オーーースバース(Ca ji −03pers
e) Jとしてカボットコーポレーション(Cabot
Corporation)のカブ−オー−シル部門によ
り提供される。この分散液はアンモニアにより、及び水
酸化カリウムにより安定化されると言われる。カブ−オ
ー−スパース分散液中に使用されるカブオー−シルヒュ
ームトソリカは、水素及び酸素の火炎中の四塩化ゲイ素
蒸気の加水分解により製造された無定形の合成コロイド
シリカである。シリカを製造するこの火炎加水分解法は
、物理的性質及び化学的性質のまれな組合υ゛を特徴と
する生成物をもたらす。物理的性質には、大きい外表面
積、低密度及び−次粒子の三次元鎮状構造が含まれる。
ヒユームドシリカのこれらの性質は、本発明に使用され
るシリカの水中分散液に保持される。分散液が架橋性ボ
リジオルガノシロギザンのエマルションに添加される場
合、7より高いp++を有する水中に分散されたアニオ
ン性の安定化ヒユームドシリカを使用することが好まし
い。ソリ力がポリジオルガノシロキサンオリゴマーの重
合中に存在する方法でヒユームドシリカ分散液を使用す
る場合、シリカ分散液のpHは7未満であるごとが好ま
しい。
上記のアニオン性の安定化ヒユームドシリカ分散液は、
米国特許第4,221.688号明細書(1980年9
月9日発行)に記載されているような水性のナトリウム
イオン安定化コロイドシリカとは異なる。
そこに記載されたコロイドシリツノはヒユームコtJイ
ドシリカ及び沈降コロイドシリカを包含しており、好ま
しいコロイドシリカは水性媒体中で利用できるコロイド
シリカである。その発明者らは、水性媒体中のコロイド
シリカは通常、ナトリウムイオン、アンモニアまたはア
ルミニウムイオンで安定化されたものの如き安定化形態
で利用できること、及び、ナトリウムイオンで安定化さ
れた水性コロイドシリカが彼らの発明に特に有効である
ことを記載している。彼らは、水ガラス中に存在する少
量のアルカリ金属以外の全てを除去して重合ケイ酸とし
て説明されるかもしれないもののコロイド系を生成する
、ことにより一般に調製される水性シリカゾルについて
言及している。このような生成物を得、そしてそれを有
効濃度に濃縮する一つの方法は、ナルコ・ケミカル・カ
ンバニイ(Nalco Chemical Compa
ny)の米国再発行特許第25.252号明細書(19
62年IO月90に再発行)に記載されている。ナルコ
アグ(Nalcoag) 1115、即ち約75On?
/gの表面積のシリカ粒子を有する15%固形分のコロ
イドシリカ分散液、ナルコアグ1030、即ち約375
rrf/gの表面積のシリカ粒子を有する30%固形分
のコロイドシリカ分散液及びナルコアグ1050、即ち
約15On(/gの表面積のシリカ粒子を有する50%
固形分のコロイドシリカ分散液(全ての製品はナルコ・
ケミカル・カンパニイカラ供給される)の如き市販製品
が利用できる。
種々の方法が、架橋性ポリジオルガノシロキサンエマル
ションを得るのに必要な成分及びヒユームドシリカのア
ニオン性の安定な水中分散液を組合わせて本発明の組成
物を生成するのに使用し得る。
水の除去によってエラストマーを生成する架橋性ポリジ
オルガノシロキサンの好ましい水性アニオン性エマルシ
ョンは、米国特許第4,221,688号明細書(19
80年9月9日発行)に従ってつくられるものであり、
その特許明細書は好適なエマルション及びその製造方法
を示す。この発明は、アニオン性界面活性剤及び水を用
いて分子中に約2個のケイ素結合ヒドロキシル基を含む
ヒドロキシル化ポリジオルガノシロキサンを乳化し、コ
ロイドシリカ及び有機スズ化合物を添加し、そして結果
として得られたエマルションのpHを9〜11.5の範
囲内に調節することによりシリコーンエマルションを調
製する。この方法が米国特許第4.221.688号明
細書の方法に教示されているコロイドシリカの代りにヒ
ユームドシリカのアニオン性の安定な分散液を使用する
ように改良されると、その方法は本発明の方法になる。
ヒユームドシリカのアニオン性の安定な分散液がシリカ
を供給するのに使用される場合、水の除去により生成さ
れるエラストマーは米国特許第4,221,688号明
細書の方法に必要とされるコロイドシリカが使用される
場合よりも一層大きな引張強さを有する。
ポリジオルガノシロキサンの水性アニオン性エマルショ
ンは、米国特許第3,294,725号明細書(196
6年12月27日発行)の方法により生成でき、この特
許明細書はオルガノシロキサンを均質化し界面活性スル
ホン酸触媒を使用して重合することを教示している。こ
の操作は、架橋性ポリジオルガノシロキサンの水性アニ
オン性エマルションを生成する。所望により、ポリマー
の分子量は50.000より大きくすることができる。
このようなエマルションが次式、すなわち、 Rn5t(OR’ )a− (式中、nはOまたは1であり、R及びR′は水素また
は1〜6個の炭素原子を有する一価の炭化水素基である
)の架橋剤及びジアルキルスズジカルボキシレート触媒
と組合される場合、得られる生成物は水の除去によって
エラストマーを与える。
また、ヒユームドシリカのアニオン性の安定な水中分散
液が含まれる場合にも、結果として本発明の水性シリコ
ーンエマルションが得られる。
ジアルキルスズジカルボキシレート触媒の例には、ジブ
チルスズジアセテート、ジブチルスズジラウレート及び
ジオクチルスズジラウレートが含まれる。
50.000より大きい分子量を有する架橋性ポリジオ
ルガノシロキサンの上記の水性アニオン性エマルション
100重量部が水中にアニオン的に分散されたヒユーム
ドシリカ1〜40重量部並びに式Rn5t(OR’ )
4−11 (式中、nは0またはlであり、R及びR′
は水素または1〜6個の炭素原子を有する一価の炭化水
素基である)の架橋剤0.2〜2.0重量部及びジアル
キルスズジカルボキシレート触媒0.1〜2.0重量部
と混合される場合、水の除去によって硬化して強化エラ
ストマーになる水性シリコーンエマルションが生じる。
架橋性ポリジオルガノシロキサンのアニオン性エマルシ
ョンは、アニオン性の安定化ヒユームドシリカ分散液、
架橋剤及びジアルキルスズジカルボキシレート触媒と混
合して反応させることができる。生成物は水の除去によ
ってエラストマーを生成する。
別の有効な方法は、架橋性ポリジオルガノシロキサンの
アニオン性エマルション、アニオン性の安定化ヒユーム
ドシリカ分散液及び触媒を混合し、ついで熟成し、続い
て架橋剤を添加する。更に別の方法は、架橋性ポリジオ
ルガノシロキサンのアニオン性エマルション、架橋剤及
び架橋触媒を混合し、熟成し、ついでアニオン性の安定
化ヒユームドシリカ分散液を添加する。
また、組成物は、(A)(1)ヒドロキシルで末端をブ
ロックされたポリジオルガノシロキサンオリゴマー10
0重量部、(2)水中にアニオン的に分散されたヒユー
ムドシリカ1〜40部、(3)任意的に追加の水、及び
(4)界面活性剤を均質化し、ついで(B)pHを3未
満に調節するのに充分な酸を添加し、ついで(C)オリ
ゴマーを所望の重合度に重合させ、ついで(D)pHを
9より大きく上昇させることにより重合を停止させ、そ
して(E ) (5)ジアルキルスズジカルボキシレー
ト触媒0.1〜2.0重量部を添加し、ついで(F )
(6)式RfiSi(OR’ )4−(式中、nは0ま
たは1であり、R及びR′は水素または1〜6個の炭素
原子を有する一価の炭化水素基である)の架橋剤0.2
〜2.0重量部を混合して、水の除去により硬化して強
化エラストマーになる水性シリコーンエマルションを生
成することを包含している方法により充填材の存在下で
ポリジオルガノシロキサンを重合させる方法により製造
することもできる。
ポリジオルガノシロキサンオリゴマーの有機基は、1つ
の基当りに7個未満の炭素原子を含む一価の炭化水素基
及び1つの基当りに7個未満の炭素原子を含む2−(ペ
ルフルオロアルキル)エチル基でよい、オリゴマーは好
ましくは、少なくとも50%がメチル基である有機基を
含有する。界面活性剤は、安定なエマルションを形成し
そしてまたオリゴマーを重合させるように選ばれる。好
ましい界面活性剤はアルキルスルフェートであり、好ま
しいアルキルスルフェートはナトリウムラウリルスルフ
ェートである。
ナトリウムラウリルスルフェートを界面活性剤(4)と
して使用する場合、工程(B)の酸は希塩酸の如き希鉱
酸であることが好ましい。希塩酸はナトリウムラウリル
スルフェートと反応して水素ラウリルスルフェートを与
え、これはポリジオルガノシロキサンオリゴマーのため
の活性な重合触媒である。
また、(4)の界面活性剤はファインドリイ(Pind
ley)及びウェイエンベルブ(Weyenberg)
の米国特許筒3,294,725号明細書(1966年
12月27日発行)に記載されているような界面活性ス
ルホン酸であってもよく、この特許明細書はポリジオル
ガノシロキサンオリゴマーの乳化重合に好適な界面活性
剤及び重合触媒を示す。好ましいドデシルベンゼンスル
ホン酸の如き界面活性スルホン酸が界面活性剤(4)と
して使用される場合、混合物のpHは3未満であり、そ
れ故この方法の工程(B)で必要とされるような別の酸
を添加することは最早必要ではない。
いずれの場合にも、オリゴマーはついで所望の重合度に
重合させられる。この重合は室温で時間をかけて行なわ
れ、1日または2日が高分子量ポリマーを生成するのに
一般に充分な時間である。
重合が所望の重合度に進行した後、重合はエマルション
のρ11を9より大きく上昇させることにより停止され
る。好ましい方法は、希薄な水性水酸化ナトリウムまた
はジエチルアミンもしくは2−アミノ−2−メチル−1
−プロパツールの如き有機アミン化合物の添加である。
好ましい方法は20%の水性ジエチルアミン溶液を使用
する。
ついで、エマルションは触媒及び架橋剤の添加により触
媒作用を受は且つ硬化性にされる。触媒はジアルキルス
ズジカルボキシレートであり、ここでアルキル基はブチ
ルまたはオクチルの如き基であり、カルボキシレートは
アセテート、ラウレートまたはオクトエートの如き基で
ある。好ましい触媒はジオクチルスズジラウレートであ
る。触媒の量は重要ではなく、オリゴマー100重量部
当り0.1重量部から2.0重量部まで様々にすること
ができる。好ましい量は約0.5部であり、これは約1
日でエマルション中に架橋ポリマーを生じさせる。ポリ
マーが架橋されるのに必要とされる時間は触媒使用量及
び選ばれる架橋剤により変化する。
架橋剤は、弐R−Si(OR’ )a−(式中、nは0
または1であり、R及びR′は水素または1〜6個の炭
素原子を有する一価の炭化水素基である)の物質である
。有効な架橋剤には、ビニルトリメトキシシラン、メチ
ルトリメトキシシラン、エチルオルトシリケート及びメ
チルオルトシリケートが含まれ、好ましい架橋剤はビニ
ルトリメトキシシランである。
上記の方法は、成分(2)中に存在する水がエマルショ
ンをつくるのに使用される水の一部または全部であり得
る点で一層高い固形分含有量の工マルションの製造を可
能にする。
上記の方法は、エマルションを生成するのに使用される
ヒユームドシリカがアニオン性の安定な分散液であるた
めに、水の除去により硬化して改良された物理的性質を
有するエラストマーになる改良されたエマルションを製
造する。このエマルションは被覆材料として有用である
。それは、付加的な分散ヒユームドシリカ、増量充填材
、#1$4や、被覆物及びシーラントを生成するそのほ
かのタイプのものにより更に改質し得る。
以下に掲げる例は例示の目的のためにのみ含まれるもの
であり、特許請求の範囲に適切に示される本発明を限定
するものと解すべきではない。全ての部数は重量部数で
ある。
例−」− 約200 、000の分子量を有するアニオン性の乳化
重合されたポリジメチルシロキサンのエマルション(約
60重量%の固形分及び約10のpt+を有する)50
gをフラスコに入れ、カブ−オー−スパース(R) 5
C−2分散シリカ(pH約8.8、シリカ表面積160
rrf/g、固形分18%)27.4gと混合してポリ
マー100部当りのシリカを15部にした。撹拌混合物
にジオクチルスズジラウレートの50重量%固形分のエ
マルション、0.62g及びビニルトリメトキシシラン
O,16gを添加した。ついで混合物を室温で48時間
反応させた。この材料の試料をベトリ皿に注ぎ入れて乾
燥させた。更に8日後に別の試料をベトリ皿に注ぎ入れ
そして乾燥させた。混合してから4週間後に、乾燥試料
を物理的性質に関して測定し、下記の結果を得た。
2日 10日 2.34     855 3.18     900 倒−」− ポリジメチルシロキサンエマルション、シリカエマルシ
ョン及びジオクチルスズジラウレートエマルションを混
合することにより、例1のようにして試料を調製した。
この混合物を室温で48時間熟成させた。ついでビニル
トリメトキシシラン0、16 gを添加した。定期的に
試料をペトリ皿に注ぎ入れ、そして下記の時間乾燥させ
た。混合してから1ケ月後に、乾燥試料を物理的性質に
関して測定して下記の結果を得た。
10分 2日 10日 2.16     708 2.54     768 2.60     775 同じ量のコロイドシリカをエマルションに分散させるこ
とにより強化された類似のエマルションは、典型的に約
1.7 MPaの引張強さ及び約400%の伸びを有す
る。
■−1 例1のポリジメチルシロキサンエマルションの600g
分を、ビニルトリメトキシシラン1.86g及び例1の
触媒エマルション1.49 gと混合し、ついでジエチ
ルアミンを添加して約9.8のpHに調節することによ
り架橋させた。ついでエマルションを密閉容器中に20
日間貯蔵した。この貯蔵期間後に、試料20gをバイア
ルに入れ、ついで下記の表に示されるように水性の分散
ヒユームドシリカの試料を各バイアルに入れた。各エマ
ルションがポリマー100部当り15部または20部の
シリカを含むようにシリカ分散液を添加した。各バイア
ルを10分間振とうして混合し、ついで遠心分離して気
泡を排除した。ついで各試料をペトリ皿に注ぎ入れて周
囲条件で空気乾燥させた。6日間空気乾燥した後、フィ
ルムを物理的性質に関して測定し、下記の表に示される
結果を得た。
15        90       1.17  
   73015        130      
 2゜14     96015       200
       2.0?      70015   
    250       2.07     74
015        380       1.86
     58020         90    
   2.00    120020        
130       2.20    120020 
       200       1.86    
120020        250        
1.79    100020        380
        1.52    1040例−一1 ヒドロキシル基で末端をブロックされたポリジメチルシ
ロキサンオリゴマー(分子間約2600) 200gを
カブ−オー−スパース(R)B  (約200ポ/gの
表面積及び約5.3のpiを有するシリカの15%固形
分分散液) 100 g、脱イオン水130 g及びナ
トリウムラウリルスルフェート界面活性剤21gと混合
してポリマー100部当りのシリカを5部にしてポリジ
オルガノシロキサンを充填材の存在下で調製した。この
混合物を実験室用ホモジナイザーに三回通して安定なエ
マルションを得ることによりその装置中で6000ps
i(422kg/c+If)で均質化した。
ドデシルベンゼンスルJン酸を混合することによりエマ
ルションのpHを1.5に下げた。この混合物を室温で
5日間重合させ、その後エマルションをジエチルアミン
で中和した。
ついで上記のエマルション26gを、17%の固形分を
有するシリカ分散液7.94g及び例1の触媒0.27
9 gと混合した。これはポリマー100部当り15部
の全シリカ含量を与えた。室温で3日後に、ビニルトリ
メトキシシラン0.135gを添加し、試料をペトリ皿
に注ぎ入れて乾燥させた。乾燥フィルムは3.48MP
aの引張強さ及び890%の伸びを有していた。
劃−」− 本発明で使用されるヒユームドシリカのアニオン性の安
定な水中分散液を使用してエマルションを調製し、また
コロイドシリカを使用して比較エマルションを調製し、
これらの二つの異なる組成物により生成された生成物の
差異を見た。
まず、約70重量%の固形分及び約10のpiを有する
アニオン的に安定化されたポリジメチルシロキサンエマ
ルション(エマルション粒子ハ平均直径が0.6μII
1未満であり、そしてこのポリマーは240.000よ
り大きい平均分子量を有する)250gを計量してジャ
ーに入れて、次のようにしてエマルションAを調製した
。すなわち、このエマルションのρ■を2−アミノ−2
−メチル−1−プロパツール(AMP−95)の添加(
撹拌しながら)により約11に上昇させた。次に、ジオ
クチルスズジラウレートの50重量%固形分のエマルシ
ョン1.75gを添加し、エマルションを数分間撹拌し
た。次にカブ−オースハース5C−2(水性の分散ヒユ
ームドシリカ)145.8 gを添加し、ジャーを密閉
し、混合物を数分開拡とうし、そして撹拌しないで室温
で3日間放置した。次に、ビニルトリメトキシシラン(
VTM)0.88gを良く撹拌しながらエマルションに
添加した。ジャーに再びふたをし、混合物を撹拌しない
で室温で2日間放置した。この混合物約10gをバイア
ルに入れ、軽く遠心分離して気泡を排除し、直径100
mmのペトリ皿に注ぎ入れ、そして周囲条件で1週間乾
燥させた。得られたフィルムの機械的性質を測定した。
その結果を表1に示す。エマルションAは、スズ触媒0
.5部、νTM0.5部及び5C−2シリ力15部(全
て、ポリマー100部を基準とする)を含んでいた。
5C−2シリカの代りにナルコ社の1050コロイドシ
リカ52.5gを使用した以外は同じ手順を使用してエ
マルションBをエマルションAと同時に調製した。また
、エマルションBから得られたエラストマーフィルムの
機械的性質も、エマルションAから得られたフィルムの
機械的性質と同時に測定した。エマルションBは、スズ
触媒0.5部、VTMO05部及び1050コロイドシ
リカ15部(全てポリマー100部を基準とする)を含
んでいた。
表1 これらの結果の比較は、シリカ源としてヒユーJ、1゛
シIJ力のアニオン性の安定な水中分11(故を使用す
ることの優れているごとを明らかに示J−0例−−」− 例5のアニオン的に安定化されたポリジメチルソロート
サンエマルンヨン250 g ヲIa 城代11 拌a
 ヲ(Ilftえた1バインド(0,473ffi)の
ジャーに人で、次のようにしてエマルションlを調製し
た。すなわら、(賃拌機を始動し、ビニルトリメトキシ
シラン088gをエマルションに一浦ずつ添加し、続い
てジオクナルスズジラウレ−1の50%の固形分エマル
ション1.75gを添加した。次に、2−アミノ2−メ
チル−1−ブIコバノール(八MI”−95−) 3 
gの添加(撹拌しながら)、によりエマルションのpH
を約11に上げた。次に、カブ−オー−スパース5C−
2(水性の分散ヒユームドシリカ)146gを撹拌しな
がらエマルションに注ぎ入れた。撹拌を約5分間続け、
その後ジャーを密閉し、混合物を撹拌しないで室温で3
日間放置した。このエマルションは、ビニルトリメトキ
シシラン0.5pph、スズ触媒0.5 pph及びシ
リカ15pph (全てポリマーの重量を基準とする)
を含んでいた。
3日後に、ジャーを振とうして成分を混合し、30gの
アリコートをバイアルに注ぎ入れた。バイアルを軽く遠
心分離して気泡を排除し、そしてこの混合物約8gを直
径100mmのベトリ■1に注ぎ入れて周囲条件下で乾
燥させた。5日後、得られたエラストマーフィルムの機
(成約性質を測定した。
結果を表2に示す。
水性の分散ヒユームドシリカに代えてヒユームドシリカ
を使用した以外はエマルション1と同様にしてエマルシ
ョン2を作った。シリカを添加する時点まではエマルシ
ョンlを調製したのと同じ手順を使用してエマルション
2を調製した。エマルション2に関しては、脱イオン水
120gをエマルションに撹拌しながら添加し、続いて
カボット(R) LM−7ヒユームドシリカ26.3g
を添加した。ヒユームドシリカがエマルション全体に分
散できるように、ヒユームドシリカは約1〜2分間隔で
約2〜3gずつエマルションに添加した。シリカの最後
の1/4を添加しようとする時には、混合物は濃厚ペー
ストのコンシスチンシーを有し、混合が困難になった。
シリカの残部をエマルションに添加し適当に分散するこ
とができるようにするためには、脱イオン水を更に5g
添加しなければならなかった。シリカの全てを添加した
後、混合物を更に15分撹拌し、ジャーにふたをし、そ
して混合物を撹拌しないで室温で3日間放置した。
エマルションlについて使用した手順と同じ手順を使用
して、フィルムをエマルション2から流延しその機械的
性質を測定した。結果を表2に示す。
エマルション2は、ビニルトリメトキシシラン0.5ρ
ph 、スズ触媒0.5pph及びシリカ15ppl+
(ポリマーの重量を基準とする)を含んでいた。それは
5C−2水性分散ヒユームドシリカの代りにIJI−7
ヒユームドシリカを含んでいた以外はエマルションlと
同じであった。またエマルション2はエマルションlよ
りも水をわずかに多く含んでいた。
5C−2水性分散ヒユームドシリカは水中に分散された
LM−7ヒユームドシリカであるので、エマルションl
とエマルション2との間の唯一の有意な差異は、シリカ
が各混合物中に取入れられたや様式である。
表2 手 続 補 正 書(方式) %式% 事件の表示 平成1年特許願第201468号 発明の名称 水性シリコーンエマルシラン及びその製造方法補正をす
る者 事件との関係     特許出願人 名称タウ コーニング コーポレーション化 理 人 住所 〒105 東京都港区虎ノ門−丁目8番lO号 補正命令の日付 補正の対象 補正の内容 明細書の浄書(内容に変更なし) 添附書類の目録 浄書明細書 1通

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、架橋性ポリジオルガノシロキサンの水性のアニオン
    性エマルション及び強化用シリカを含んでなる、水の除
    去によって硬化して強化エラストマーになるシリコーン
    エマルションであって、シリカ源としてヒュームドシリ
    カのアニオン性の安定な水中分散液を使用することを特
    徴とする水性シリコーンエマルション。 2、(A)50,000より大きい分子量を有する架橋
    性ポリジオルガノシロキサンの水性のアニオン性エマル
    ション、 (B)ヒュームドシリカのアニオン性の安定な水中分散
    液、及び (C)(A)のための架橋系 を含んでなる、水の除去により硬化して強化エラストマ
    ーになる水性シリコーンエマルション。 3、水の除去によって硬化して強化エラストマーになる
    水性シリコーンエマルションの製造方法であって、 (A)(1)100重量部のヒドロキシル基で末端をブ
    ロックされたポリジオルガノシロキサンオリゴマー、 (2)1〜40重量部のアニオン的に水に分散されたヒ
    ュームドシリカ、 (3)任意的に追加の水、及び (4)界面活性剤、 を均質化する工程、ついで、 (B)pHを3未満に調節するのに充分な酸を添加する
    工程、ついで、 (C)上記オリゴマーを所望の重合度に重合させる工程
    、ついで、 (D)pHを9より高くすることにより重合を停止させ
    る工程、そして、 (E)(5)0.1〜2.0重量部のジアルキルスズジ
    カルボキシレート触媒を添加する工程、ついで(F)(
    6)0.2〜2.0重量部の式RnSi(OR′)_4
    _−_n(式中、nは0または1であり、R及びR′は
    水素または1〜6個の炭素原子を有する一価の炭化水素
    基である)の架橋剤を混合する工程、 を含んでなる、上記の製造方法。
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EP0354015A3 (en) 1991-04-03
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CA1340036C (en) 1998-09-08
AU628065B2 (en) 1992-09-10
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