JPH02160796A - 糖類の塩素化方法 - Google Patents

糖類の塩素化方法

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JPH02160796A
JPH02160796A JP1202247A JP20224789A JPH02160796A JP H02160796 A JPH02160796 A JP H02160796A JP 1202247 A JP1202247 A JP 1202247A JP 20224789 A JP20224789 A JP 20224789A JP H02160796 A JPH02160796 A JP H02160796A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は糖を塩素化してりc1oデオキシ誘導体を製造
する方法、特にシュクラロース(4,1’。
6′−トリクoa−4,1’、 6’−1−リデオキシ
ガラクトシユクロースノ又はその6−りoo類似体4゜
6 、1’、 6’−テトラクc1a−4,6,1’、
6’−テトラデオキシが2クトシユクロースのようなり
aaデオキシ塘甘味料の製造にかゆる糖および糖誘導体
の塩素化に関する。シュクラロースおよび他のりc1c
lデオキシシユクロースの甘味料としての測置に開示さ
れる。
〔従来技術および発明が解決しようとする課題〕シュク
ラロースへの経路(例えばカーノらの(7arbohy
drate Re5earch、 39 (1975)
 253および7エアクローらの□arbohydra
t8Research。
40 (19752258〜298参照)は、6−位置
はその位置における塩素化を妨害するために遮断し、一
方4−1′−および6′−位置は塩素化するシュクロー
ス誘導体の形成を含む。米国特許第4362869号明
細書およびフェアクローらの経路ではシユクロースは6
個のwc1位置(6−1′−および6′−ンでトリチル
化され、次に過アセチル化される。次にトリチル基は除
去して2,3゜4.3′,4′−ペンタアセテートを供
する。4−位置のアセテートは、特許方法の場合塩素化
できる2、3.6.3′,4′−ペンタアセテートを供
するために不活性溶媒中で稀酢酸により処理して6−位
置に移動させる。
多数の異る塩素化方法が米国特許第4362869号明
細書に開示される。シュクラロースの製造に最初に使用
される塩素化剤はビリシンのような有mアi ytJ[
基の存在でスルフリルクロリrであった。この方法によ
る問題はスルフリルクロリVが有機アミン、特にビリシ
ンを塩素化して分離が困難な不必要の副生物を形成しや
すいことである。
このため、多数の他の塩素化剤が上記特許で提案された
。これらはピリジン中の四塩化炭素とトリアリールホス
フィン、五塩化燐、ホス2ン又は塩化チオニルのような
無機酸クロリVとN、N−ジアルキルホルムアミV又t
XN、N−ジアルキルアセトアミ−との反応により形成
するビルスマイヤータイプの試薬;およびビリシン中の
ドリアリールジクC!ロホスホクン又はトリアリールオ
キシジクaaホスホ2ンである。
この反応に対し提案された他の塩素化剤はトルエンのよ
うな不活性溶媒中にトリアリールホスフィンオキシVを
存在させた塩化チオニルの使用である(英国特許@21
82039号A明細書)。
6− pAsを塩素化する方法はかなり多数あるが、こ
れらはすべて何らかの欠点を有する。キリジンを使用す
る場合、ピリジンと塩素化剤間のむだな副反応は通常分
離が困難な副生物を形成する。
同様に、ビルスマイヤー試薬の使用は明るさとは穆遠い
暗色の反応混合物および扱い難い副生物を生成する。ト
IJフェニルホスフィンオキシV/塩ft、チオニル試
薬はトルエンのような不活性溶媒中で使用してはるかに
明るい生成物を75%までの収量で得ることができる。
しかしこの方法は6〜PAS 1モルにつキトリフェニ
ルホスフインオキシp (’rppo)を1モル当量以
上で使用するのでTI’POの回収はこの方法の経済的
操作に対し必要である。さらに、塩素化生成物からTP
PO残渣の回収は困難である。
シュクラロースへの別の有用な経路はシュクロースの6
−位置を選択的アシル化し次いで2−3−3′−および
4′−位置の未保護ヒvaキシル基の存在で4−1′−
および6′−位置を選択的塩素化することである(例え
ば、米国特許第4380476号および英国特許第20
79749号明細書参照)。
関連方法は英国特許筒2181734号A明細書に開示
される。この方法では6−置換シュクロースは事実上ト
リサラカライルラフィノースである。ラフィノースの適
当な塩素化は6’4.1’。
6′−テトラゾc10−61 4.1’、 6’−テト
クデオキシガ2クト2フイノース(便宜上TORとして
引用する)を供する。TORは次に適当なα−が2クト
シダーゼの存在で開裂してシュク2c1−スを得ること
ができる。
この明細書に開示されたラフィノースの塩素化方法はト
リアリールホスフィンオキシV又はサルファイげの存在
できリジン中の順化チオニルを使用することである。こ
の方法は所要のりc10誘導体を与え、特に4−位置に
塩素原子を挿入するが、かなりの不利がある。第一に、
この方法はトリアリールホスフィンオキシp又はサルフ
ァイpの6モル当1 特にトリフェニルホスフィンオキ
シ206モル当量を使用するがこれは除去し、(オキシ
pの場合ン再循環することかめんど5である。
第二に、反応条件は仕上げに困難さをもたらす多量の黒
色不溶性副生物を生成する。第三に、収量は稍稍少ない
同41K、シュクロース6−R換シュクロース誘導体を
塩素化する場合、正確な塩素化度を得ることは容易では
なく、既知システムはスル7リルクロリ1.” (英国
特許第2079749号明細書〕又は塩化チオニル/T
PPO(英国特許第2195632号A明細書]を含む
ピリジンの使用であり、又は付随問題を有するビルスマ
イヤー試薬の使用(英国特許!2079749号B、 
英1m特許第2145080号B明細書)である。
アルコールはダルデンス法(ダルゼンス、□ompte
sRendues、 1911 e 152* 131
4*1601および1912.154.1615)で塩
化チオニルおよびぎリジンとの反応により塩素化できろ
ことは古くから知られていた。この方法の機作はゲラ−
IFKより稍々詳細に説明された(y2−Y、  、T
、Chem、  Boo、  1959 * 99 ;
1940.218;および1944.85)。第一段階
で、2個のアルコール分子FrOHは塩化チオニルと反
応して亜硫酸塩R2E103を形成し、2分子の塩化水
素はぎリジと反応してぎリシン塩酸塩を形成する。tg
2段階で、亜硫酸塩はさらに塩化チオニルと反応して分
解し、2分子のりcyoサルファイドR802IIJを
供する。第6段階で、りaoサルファイドはピリジン塩
酸塩と反応して2分子の塩化物RCjおよび2分子の二
酸化硫黄を供する。
こうして、ダルゼンスの方法ではピリジンは反応体に対
する溶媒として、亜硫酸塩を形成する塩化f−オニルと
アルコールとの初めの反応中遊離する塩化水素に対する
酸受容体として、そしてピリジン塩酸塩の形成では反応
の最終段階のりaすvイオンの遊離に対する触媒として
作用する。大量の塩化水素を遊離するポリヒげロキシ化
合物に対し酸受容体としてのピリシンの作用はポリサル
ファイドの分解を妨害する。
この方法は糖のようなボリヒVロキシ化合物に適用する
場合、分子内亜硫酸塩の生成を予想でき、実際に常には
なはだしい複合混合物を生成する。
糖の塩素化に使用して成功した塩化チオニル−ぎりジン
試薬系の公表例がないと思われるのは多分この理由のた
めであろう。もつとも近いアゾo −チは英国特許第2
181734号A明細書の方法に見られる。この方法は
ラフィノースの塩素化に塩化チオニルおよびピリシンと
同時にトリ7エ二ルホスフインオキシrを使用するが、
上記のように結果は満足できるものではない。
〔課題を解決するだめの手段〕
塩化チオニルをアルアルキル@4級塩化アンモニウムと
同時に使用して所望のりaロブオキシ糖誘導体を扱い難
い副生物を生成することなく丁ぐれた収量で得る糖およ
び糖誘導体の改良塩素化方法を見出した。この方法では
アルアルキル四級塩は触媒として使用し、これは中間体
過亜硫酸塩と塩化チオニルとの反応により形成する塩素
原子をW’f’)クロロサルファイドの置換を促進する
りaすrイオン源を供する。
中間体過亜硫酸塩と塩化チオニルとの反応は遊離f Q
シンを確実に存在させないで行なうことが重要であるこ
ともわかった。そうでないと混合物の他の成分と反応し
て望ましくない副生物を形成する。
例えばエステル又はエーテルのような多数のヒトミキシ
ル基が保護される糖誘導体の場合、適当な触媒、特に上
記アルアルキル四級塩が反応混合物中に存在することを
条件として、中間体過亜硫酸塩の形成中溶媒として、お
よび酸受容体としてピリジンを使用することは必要では
ない。従ってこのような場合、糖誘導体は単に触媒の存
在で不活性溶媒中で塩化チオニルにより処理できる。
しかし多数の未保護とげロキシル基を有する糖および糖
誘導体の場合、第一段階で酸受容体としてピリジンを使
用し、その形成中遊離する塩酸による中間体多亜硫酸塩
の分解を妨害することは必要である。中間体多亜硫酸塩
は塩化チオニルとの反応前に遊離ピリジンD・ら単離し
なければならない。
本発明によれば未保護ヒトミキシル基を塩化チオニルと
反応させて過亜硫酸塩を形成し、次いでサルファイド基
を分解してクロロサルファイド基を形成し、りooサル
ファイド基を置換し塩素原子を1個以上の位置に挿入し
、その場合クロロサルファイド基の形成および置換、お
よび塩素原子の挿入は一般式: %式%) (式中、R1,R”およびR3は同−又は異なってもよ
く、低級アルキル基、例えばメチル、エチル又はプロピ
ル基を表わし、モしてR4は少なくとも7個の炭素原子
を有する炭化水素基、特に了り−ルアルキル基を表わす
)を有する四級塩の存在で塩化チオニルとの反応により
行なう糖および部分保護糖誘導体の塩素化方法が供され
る。糖又は部分保護糖誘導体が6個以上の未保護ヒP、
キシル基を有する場合、本方法を工次の工程を含む:(
a)  ピリジンの存在で糖又は部分保護糖誘導体を塩
化チオニルと反応させて過亜硫酸塩を形成し、(切 多
亜硫酸塩を単離して遊離ぎりシンを除去し、そして (e)  単離した多亜硫酸塩と塩化チオニルを不活性
溶媒又はサスペンション系中で一般式(I)の四級塩の
存在で反応させる。
式■の塩は好ましくはベンジルアンモニウム塩、例えば
ペンシルトリメチルアンモニラムクミリ−であり、又は
もつとも好ましくはペンジルトリエチルアンモニラムク
aすy (BmTgc)である。ナト2メチルアンモニ
ウムクロリpおよびフェニルトリメチルアンモニラムク
、 )) l、eのような関連アリールおよびアルキル
誘導体を試験したが、これらはほとんど活性を有しない
式Iの四級塩tはごく僅かしか必要ではない。
その理由はクロロサルファイドを攻撃して二酸化硫黄を
遊離させるクロリVイオンおよび次に反応を継続させる
クロリVイオンを供する触媒として作用するからである
。実際に、約0.2〜0.4ME。
例えば約Q、3Mlが適当であることがわかった。
ピリジンに対する水切装置における引用はピコリン、ル
チジンおよびコリジンなどのようなビリジン同族体を含
むと解される。
少数の未保護ヒげaキシ基を有する糖誘導体、例えば6
− pAsの場合、比較的少量の酸が過亜硫酸塩の形成
中遊離し、反応の@1段階でビリシンのような酸受容体
を使用すること【工実際上必要ではない。このような場
合、出発材料、塩化チオニルおよびクロリrイオン源を
供する触媒、すなわち上記規定の式Iの塩は不活性溶媒
、例えばトルエン中で反応する一括反応を行な5ことが
できることがわかった。この反応では、最初の2工程(
サルファイドおよびクロロサルファイド)はピリジンの
ような酸受容体の不存在下にしかし次に第3工程で使用
するクロリvイオン源の存在で行なう。式■の塩を使用
するそれ以上の利点は易水溶性であることであり、従っ
て塩素化機から容易に分離し再使用のため回収できる。
一般に、比較的少過剰、例えば約1.25〜1.75M
E/遊離ヒ#Poキシ基、すなわち6− PABに対し
3.75〜5.25ME、通例的1.6〜j、4 MP
! 、丁なわち6− PAs K″gL3.9〜4.2
の塩化チオニルが望ましいことがわかった。
糖および多数(3個以上)の未保護ヒrクキシル基を有
する糖誘導体の場合に、中間体多亜硫酸塩の形成中溶媒
および酸受容体としてピリジンを使用する場合、第2工
穆に進む前に中間体を単離し遊離f IJジンを除去す
ることが必要である。
糖、特にラフィノース又は6−保護シュクロースは低温
でピリジン中の少過剰の塩化チオニルと反応し、こうし
て形成した中間体多亜硫酸塩は次に遊離ピリジンから単
離し、その後クロリpイオン源として作用する触媒の存
在で塩化チオニルと反応する場合、塩素化は欠点のない
正規の方法で行なわれる。特に、6−置換シュクロース
は4−1′−および67−位置で塩素化し、次いで4−
位置(シュクラロースに対し必要な)で配置の反転を行
なう。ラフィノースは6”  4− 1’−および6′
−位置で塩素比し、再度4−位置で反転しTCRを製造
する鴨 方法の第1工程はピリジン中で、任意には塩化チオニル
を含む他の適当な溶媒中で糖を処理することである。塩
化チオニルは少量〜適度の過剰、例えば約10%過剰で
含むべきである。例えば、11ヒ?aキシ基な有するラ
フィノースはサルファイドの完全形成に対し理論的に5
.5モル当量の塩化チオニルを必要とする。サルファイ
ド基は主として分子内橋であると信じられるが、いくつ
かの分子間反応も生じつる。ラフィノースの場合、約6
モル当量の塩化チオニルで十分であることがわかった。
同様に、シュクロース6−アセテートの場合、可能な7
個のヒP aキシ基の全部が約4モル当量の塩化チオニ
ルによりサルファイド基に転換する。
同様に、8mのヒIJ) oキシ基を有するシュクロー
スは4.5モル当量の塩化チオニルと反応できる。
方法の第2工程は遊離塩基ビリシンからサルファイド中
間体の分離である。これはピリジンを溶解するが、サル
ファイド中間体(および、任意にはぎリジン塩酸塩)は
溶解しない溶媒系により反応混合物を稀釈することによ
り有利に達成される。
適当な溶媒系は軽油又はトルエンのような炭化水素、お
よびジエチルエーテルのようなエーテル、およびメタノ
ールのような極性溶媒とのその混合物を含む。
別法では、反応混合物はサルファイドが溶解しないメタ
ノールのよ5なアルコールにより稀釈できる。いずれの
場合にも、次に固体せ科は液から分離し、溶媒系により
さらに洗滌し、次いで真空乾燥する。
方法の@3工程は)51Jジンの不存在下に、へロrン
化炭化水素、例えば1.2−ジクcIロエタン又はクロ
リVイオン源、特に式■の塩を含有するトルエンのよ5
な芳香族炭化水素のような不活性溶媒又はサスペンショ
ン媒体中で一層多い塩化チオニルにより単離サルファイ
ドを処理することを含む。反応は過剰の塩化チオニル、
例えば出発材料の初めのすべてのとPc1キシル基に対
し0.5モル当量を使用して行なうことが有利である。
本発明による反応で丁ぺてのとVロキシル基を塩素によ
り必ずしも置換するものではなく、M1ヒP 。
キシル基のみ、およびいくつかのg2ヒ59 aキシル
基を置換すると解される。例えば、シュラo −スロー
アセテートはシュクラロースの製造に必要な4.17−
および6′〜位置で塩素化する。同様にラフィノースは
TOHに対し必要なくS#−4−1′−および6′−位
置で塩素化する。
塩化チオニルによるfJ/c2反応は、触媒の存在で高
温で、例えば溶媒の還流温度で行なうことが有利であり
、次に反応混合物は水性メタノールアンモニアのような
ヒpoキシル塩基により処理して任意の未反応サルファ
イドおよびクロロサルファイド基をヒーロキシ基に加水
分解する。
次に生成物は任意の有利な方法で単離できる。
有利な手順はパーアセチレート、アイル−トおよびデー
アセチレートに対してであるが、シュククa−スはシュ
クラロース製造として、6−アセテートとして、又はペ
ンタアセテートとして単離できる。
本発明によれば、糖誘導体は: (43個より多い未保護遊離ヒVロキシル基を有する糖
又は糖誘導体を塩化チオニルおよびピリジンと反応させ
ることにより形成し、次に遊離塩基ピリジンから単離し
た多血硫酸塩、又は((9) 4個より少ない未保護遊
離ヒp aキシル基を有する糖誘導体、のいずれかであ
り、不活性溶媒中で式■の塩の存在で塩化チオニルとの
反応により塩素化できる。
本方法は高価な共反応体又は扱い難い副生物の不存在お
よび所要りoo糖の好収量を特徴とする。
シュクラロース製造における特に有用な工程を表わす。
次側はさらに発明を例示する: 例中温度は丁べて℃で表わす。
例で使用するシユクロース2.3.6.3′,4′−ペ
ンタアセテート(6−pAs)はLineonLimi
ted、 Swords、 Dubllnにより供給さ
れた物質で、87.5重t%の6− PASおよび6.
74重量%の4− FAS(シュクロース2.3.4.
3′,4′−ペンタアセテート)を含有する。例中6−
 FASに対する丁べての引用は6− FASおよび4
−PASの使用量に関し原料に存在する不純物に対して
は許容できる量である。モル当tは全PAs量を基準と
する。
シーク2a−スペンタアセテー) (TO8PA)はR
ad pak Aカラム(C18ン5ミクQ:/にょる
液体クロマトグラフを使用し、1.5m/分で0Fi3
CN/メタノール/水(3/3/4 )により溶離して
HPLOにより分析した。
造 6− FAS (20,9)をトルエン(40m)中で
スクリー化し、BITKO(2,5、!i+ )を添加
した。
次に塩化チオニル(106−14Mz)を添加した。反
応混合物は環境温度で30分攪拌し、次に45〜60分
圧わたって還流するまで加熱しく105°)、3時間還
流に保持した。次に混合物は300に冷却し、水(10
m)を添加した。15〜200で60分冷却後、生成物
は濾過して集め、トルエン(25−)および水(2!M
)により洗滌し、45°で真空乾燥した。収t 21.
9 g、82.3 % TO8PA 、 モル収量85
.1%。
6− FAS(1,0,!i+ )をトルエン(2,5
m)中にス2り一化し、ペンシルトリメチルアンモニラ
ムクミリ−(0,3,9)を添加した。次に塩化チオニ
ル(0,53rwl、 4ME )を添加した。反応混
合物は環境温度で30分攪拌し、次に45〜60分にわ
たって還流するまで加熱(105°)し、20時間還流
に保持した。次に混合物&X30°に冷却し、水(1−
)を添加しy、:、30分15〜20°に冷却後、生成
物は濾過して集め、トルエン(2−)および水(2−)
で洗滌し、45°で真空乾燥した。収IO,91Ii、
 69%TO8PA 、モル収量59.5%。
試験シリーズで6− FAS (20ji )をトルエ
ン([5,2,2,5又は3容1−)中にスラリー化し
、BETEC(2,5、3,75父は5 !j; 0.
3 。
0.45又は0.6 Ml!! )を添加した。次に塩
化チオニル(10,6ml、4ME )を添加し、反応
混合物は環境温度で60分攪拌し、次[45〜60分に
わたって還流するまで加勢しく105°)、2.5.3
又は4時間還流[保持した。次に混合物は300に冷却
し、水(10m)を添加したe、15〜20゜で30分
冷却後、生成物は濾過して集め、トルエン(25m)お
よび水(2!M)で洗滌し、45゜で真空乾燥した。結
果は次の通りであった:3.75 5.75 6.75 3.75 3.75 3.75 3.75 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 2.5 収量 (至) 21.4 21.2 16.5 21.1 21.7 19.3 20.7 19.4 18.5 21.6 22.7 20.5 22.2 16.5 20.4 21.2 08FA (釜) 82.5 80.3 84.1 81.7 80.7 82.6 76.3 82.4 79.2 74.5 81.0 79.5 82.8 81.9 76.9 82.2 75.6 モル収量 (%) 83.4 80.4 65.6 81.4 82.0 84.7 69.6 80.6 72.6 65.1 82.7 85.6 80.2 85.9 59.9 79.2 75.7 結果はもつとも経済的かつ効率的反応条件は2容のトル
エン中の4 MFi塩化チオニルおよび0.3ME B
!!:TEC!で、6時間還流加熱であることを示す。
例3記載の方法に従って、6− PAS(20gン、B
gTzc (2,51)および塩化チオニルC10,6
−)をトルエン(40d)中で2.5時間還流した。
次に反応混合物は5°に冷却し、水(10m)を添加し
、生成物は濾過して集め、82.3係TO8PA(モル
収量82%)を含有する粗収量21.2.Vを得た。
6− pAs (200g )およびBwTyra (
25,V。
Q、3 ME )をトルエン<400d)中にスラリー
化した。混合物は一5°以下に冷却しく浴温度−20°
)、次に塩化チオニル(106w、 4Mv)をよく攪
拌しながら30分にわたって添加した。
混合物は10分以上環境温度に加温し、さらに30分攪
拌4した。溶液は1時間にわたって還流加熱しく105
’)、3時間還流に保持した。次にトルエン(200d
)を添加し、混合物は70°に冷却し、次いで水(10
0d)を添加した。混合物は5分攪拌し、次いで沈降さ
せた。有機層は苛性ソーダ溶液(10%、120m)お
よび水(100m)で洗滌した。トルエン(200m)
12混合物を15°に冷却する前に50°で有機相から
減圧蒸留した。45分後結晶固体を濾別し、トルエン(
250+d)で洗滌し、次いで500で真空乾燥した。
4つの同じ試験で203.2g、203.3.?。
200.1 、?および202.0.9の、それぞれ8
2.3優、83.1 g、 81.1 ’lオヨび81
.0 % TO8PA(モル比収量79.2 %、 8
0.0%、76.9係および77.5%)を含有する粗
収量を得た。
平行比較試験で、6−pAS(110,9)を、還流時
間が2.5時間であることを除いて、同じ条件下テトル
エン(220m)中の塩化チオニル(72,2wt、5
.5 ME)およびトリフェニルホスフィンオキシ? 
(Tppo、  55.3 jiンにより処理した。生
成物は同じ方法で仕上げ、82.0%TO8PA (モ
ル収量77.8%)を含有する100.4Iの粗収普を
得た。反応は一層速かったが、6−PA8単位重量につ
き一層大量の塩素化剤を使用した(0.503fITp
pobよび0−66 Nmft5f、t =ル/ 9 
(S −PA8 、 Q、1259 BETKOと比較
して、および0.53.9 /塩化fオニル/116−
 PA8)。
6− PA8 (200g)を反応フラスコに入れ、ト
ルエン(300m)でおおった。BETKC(25,9
,0,3Myv )hs、直ちK トs、 x y (
100−)と−緒に洗い入れた。次に塩化チオニル(1
06−%4 ME )を5〜15分にわたって添加し、
その間温度は18°から25°に上昇した。
反応混合物は30分環境温度で攪拌し、次に1時間にわ
たって還流(105°)した。混合物は4時間還流下に
加熱し、次いで約60°に冷却し、水(100wj)を
添加した。サスペンションを15°に冷却しこの温度で
30分攪拌した。生成物を集め、トルエン(250−t
)で洗滌し、重炭酸ソーダ溶液(54,250m)でス
ラリー化し、最後に水(250m)で洗滌した。粗TO
8PAは450で真空乾燥し、202 g(84,2優
TO8PA 。
トルエン溶媒和)の収量を得た、モル収量80.6傷。
模製造 6− PA8 (7509)およびBmTxc (93
,75g 、O−3MEンをトルエン(1500−ン中
にス2リーfヒし、混合物は−100に冷却した。塩化
チオニル(397,5m、4ME)を攪拌しながら30
分にわたって添加した。次に混合物は約10分にわたっ
て環境温度に270温し、この温度に30分保持した。
溶液は1時間にわたって還流加熱しく105°)、4時
間還流に保持した。、次に混合物は約40°に冷却し、
水(375Ig)を添加した。冷却は0〜5°間で継続
し、混合物は低温で45分攪拌し、その後生成物を集め
、濾過した。
濾過ケーキはインプロパツール(937m)で洗滌して
大部分の色素を除去し、含水ケーキはインプロパツール
(3000−d)から再結晶した。再結晶生成物はイン
プロパツール(375d)Kより洗滌し、45°で真空
乾燥した。
3つの同じ試験で、それぞれ96.6%、92.9係お
よび95.2%TO8PAを含有jる641.9゜64
3gおよび604Iの収量を得た(モル収量78.3 
s、 75.5 ’lおよび72.7%)。
単離 ピリジン(50m)中のシユクロースローアセテート(
約り8%純度、111)を100以下の温度に維持する
ビリシンC2Q、at)中の塩化チオニル(15−57
MEン冷(0°)溶液に1時間にわたって滴加した。次
いで半固体混合物は5°で30分攪拌した。次に石油エ
ーテルを添加し、さらに30分攪拌を継続した。沈澱(
シュクロース6−アセテートパーサルファイトおよびピ
リジン壇酸塩を含有)を濾過して単離し、2時間真空乾
燥した(重量601)。
単離 シユクロースローアセテート1lF88%M度、14.
9 )、塩化チオニル(12−14,5MEンおよびぎ
リジン(22−110MI!i )を100で1時間溶
媒としてアセトニトリル(70=d)中で反応させた。
次に水(50m)を添加し、混合物を濾過し水で洗滌し
、乾燥した。
例9からの1,2−ジクロロエタン(50,d)中のシ
ュクロース6−アセテートパーサルファイ) (12,
3、F )に塩化チオニルC6,6ml、3.75MF
! )を、次いでBzTzc (1,1M 、 0.2
 Mg )を添加した。反応混合物はゆっくり還流(8
3°C)するまで加熱し、16時間還流に保持し、次い
で室温に冷却した。冷却混合物に水酸化アンモニウム溶
液(0,8808G、7m)および水(14m)を添加
し、混合物は室温で3時間烈しく攪拌した。
次いで濃壇酸をゆっくり添加して混合物を中和し、次い
で蒸発により濃縮して残留物を得た。残留物tz酢酸z
チル(30yd)に溶解し、溶液は水(6−)で洗滌し
た。有機層は木炭を通して濾過し、さらに酢酸エチル(
20m)により濾過層を洗滌した。ジエチルエーテルは
僅かな曇りが残るまで濾液に添加し、次に混合物は一夜
攪拌し、その間シュクラミースローアセテートが結晶し
た。結晶を濾過により集め、乾燥して2.6gシュクラ
o −スローアセテートを得た。
塩化チオニル(7−)をピリジン(2,2,5d )に
添加し、溶液は水浴を使用して0°に冷却した。
ラフィノース(5g)はピリジン(27,5m)に溶解
し、溶液は60分にわたって滴加した。混合物は0°で
60分攪拌し、次いで石油エーテル(40〜60° 5
0−)を添加し、混合物はさらに30分攪拌した。2フ
イノースパーサルフアイトおよびピリジン塩酸塩を含む
沈澱は濾過により分離し、石油エーテル(504)で洗
滌し、環境温度で2時間真空乾燥した。
例11の乾燥生成物を1.2−ジクaoエタン(507
)および塩化チオニル(7,5,d)K溶解し、溶液は
16時間還流下に加熱し、次いで蒸発により固体残留物
に濃縮した。残留物に0.880アンモニア/メタノー
ル、1:1(100wj)を添加し、混合物は固体、に
濃縮する前に30分50゜1c7JOat、りc 4.
3.9.59%TCR、例14記載のようにHPLOに
より測定、モル収144%)。
ピリジン<65−xi)中の無水2フイノース(15,
!?)溶液は一10°に冷却し、これに冷ピリジン(3
5m)中の塩化チオニル(24,1−st、(5,5M
F )溶液を、温度は一5°〜5°の範囲に維持し、3
0分にわたって攪拌しながら滴加した。
次にメタノール(100−+j)を100以下の温度に
保持しながら最初は滴加して添7JOした。混合物ハサ
ラに15分攪拌した。ラフィノースパーサルファイト沈
澱を濾過により単離し、メタノール(100m)、次に
エーテル(2x100=v)で洗滌し、P2O5上で一
夜真空乾燥し、21.8 gの中間体を得た。
例13の乾燥生成物を室温で1.2−ジクaaエタンC
65w1)にサスペンドした。塩化チオニル(11,9
gg、5.5 MFt )を添加し次いでBl!iT1
!fc(1,36、V、 0.2 ME )を添加し′
r−0混合物は還ff1(83°)するまでゆっくり加
温した。還流で18時間後、混合物は30−に濃縮し、
注意深く水冷却の0.8808Gアンモニア溶液(10
0=d)に圧加した。混合物は50°で1時間烈しく攪
拌した。室@に冷却後、有機相を分離し、等容の水で洗
滌した。併せた水性層は食塩で飽和し、ブタン(4X1
25d)で抽出した。併せた抽出液はDuolite 
DMF (H”/ OH−)樹脂を使用して中和し、濾
過した。濾液は気泡体(13,09)に濃縮し、Cし’
tl水(50d)VC溶解し、50°で木炭脱色剤によ
り処理した。濾過溶液は25−に濃縮し、播種し、結晶
させた。TCRの単離収量は8.5gで1モル収量は4
9釜であった( PRKP−PAK 5001018力
2ムを有する液体りaマドグラフを使用し、アセトニト
リル:水20:80により溶離しHPT、+OKより測
定)。
ピリジン(1807)中のシュクロース(12、@)K
温度を10°以下に保持しながら塩化チオニル(12−
14,5MB )をゆっくり添加した。
形成混合物にトルエン(40d)を添加し、シェフミー
スパーサルファイドを含む沈澱を濾別した。
固体物質は連続してトルエン、メタノールおよびエーテ
ルにより洗滌し、次に室温で真空乾燥して乾燥固体(2
El)を得た。
例16 4.6.1’、 6’−テトラクcIc2−4
9681′、6′−ナト2デオキシがラクトシュクロー
スを供するために塩化チオニルおよびBTLTFXCに
よるシユクロースパーサルファイドの塩素化 例15の1部の乾燥固体生成物(4g)をトルエン(3
0m)にサスベンジし、塩化チオニル(2,6m)、次
いでBITEC(0,4、!i+ )を添加した。混合
物は105°に加熱し4時間還流した。
次いで混合物は室温に冷却し、0.880アンモニア/
メタノール1 : 1 (50−d)を添加した。混合
物は50°に2時間加温し、次いで蒸発して残留物を得
、これを工水および酢酸エチル間で分配した。有機相は
濾過し、濾液は蒸発して81%4゜6.1’、6’−テ
トラクロロ−4,6,1’、 6’−ナト2デオキシが
2クトシエクロースを含有するシラツゾ状残留物を得た
(スチールリψルデ0185ミクロンカラムを有する液
体クロマトグラフを使用し、アセトニトリル:水28 
: 72により溶離し■PLOにより測定)、モル収t
50%。
例7からのTO8PAの試料(50g)をメタノール(
12FM)に採取し、ナトリウムメトキサイ)’ (0
,5、!i’ )を添加した。混合物は室温で165時
間真空下に攪拌した。形成溶液はAmber11tθ工
RC50(El”)樹脂(7,59)と攪拌することに
より中和した。欠く樹脂は濾過して除去し、メタノール
(25m)で洗滌した。濾液および洗滌液は木炭脱色剤
(2!i)およびセライ) < 2.V )と15分攪
拌し、次いで溶液は濾過して清澄化し、気泡体に真空濃
縮した。シュクラロースは酢酸エチル(100m)から
結晶させ、濾過し酢酸エチル(25d)で洗滌し40°
で12時間真空乾燥した。収量26.6 g(94%)
例8の生成物をトルエン、メタノールおよびエーテルで
連続して洗滌し、ピリジン塩酸塩の大部分を除去し、室
温で2時間真空乾燥した。1,1゜2−トリクミロエタ
ン(40d)中の乾燥シユクロースローアセテートパー
サルファイトの1部(109)に塩化チオニル(5−1
3,5Ml!! )、次いでBwTvc (0,9E 
、 0.2 MB )を添加し1こ。
反応混合物は還流(112°C)するまでゆっくり加熱
し、1.5時間還流に保持し、次いで室@に冷却した。
冷却混合物に水酸化アンモニウム溶液(0,880sG
、6y)および水(12gg)を添加し、混合物は3時
間室温で烈しく攪拌した。次に濃塩酸をゆっくり添加し
て混合物を中和し、これは次に蒸発によりシラツゾ状残
留物に濃縮した。
シ2ツゾは通例方法できリジン中の無水酢酸によりアセ
チル化した。シュクラロースペンタアセテ−) (TO
8PA)は反応混合物から結晶させて分離し、メタノー
ル中に採取し、通例方法でナトリウムメトキサイドによ
り処理して脱アセチル化し、シエクフa−ス(2,1、
Sl’ )を得た。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)未保護ヒドロキシル基を塩化チオニルと反応させ
    て過亜硫酸塩を得、続いて亜硫酸基を分解してクロロサ
    ルファイドを得、クロロサルファイド基を置換しかつ塩
    素原子を1つ以上の位置に挿入して、糖類および一部保
    護した糖誘導体を塩素化する方法において、クロロサル
    ファイド基の生成と置換および塩素原子の挿入は、一般
    式: N^+R^1R^2R^3R^4Cl^−( I )(式
    中、R^1、R^2およびR^3は同じでも異なつても
    よく、低級アルキル基であり、R^4は炭素原子7個以
    上の炭化水素基である)を有する四級塩の存在下、不活
    性溶媒中塩化チオニルと反応させて行ない、また糖又は
    一部保護した糖誘導体が5個より多い未保護ヒドロキシ
    ル基を有する場合は下記方法: (a)ピリジンの存在下、糖又は一部保護した糖誘導体
    を塩化チオニルと反応させて、過亜硫酸塩を得、 (b)多亜硫酸塩を単離して、遊離ピリジンを除き、そ
    して (c)一般式( I )の四級塩の存在下、不活性溶媒又
    はサスペンション系にて、単離した多亜硫酸塩を塩化チ
    オニルと反応させて行なうことを特徴とする、上記糖類
    の塩素化方法。
  2. (2)式 I の四級塩は、R^4がアリールアルキル基
    を示すものである、請求項1記載の方法。
  3. (3)式 I の四級塩は、R^4がベンジル基を示すも
    のである、請求項2記載の方法。
  4. (4)式 I の四級塩は、R^1、R^2およびR^3
    がメチル、エチル又はプロピル基を示すものである、請
    求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. (5)反応媒質に使用する式 I の四級塩の量は糖又は
    糖誘導体に基づいて約0.2から0.4MEである、請
    求項1から4のいずれか1項に記載の方法。
  6. (6)工程(a)で使用する塩化チオニルは少量から若
    干モル過剰で存在する、請求項1から5のいずれか1項
    に記載の方法。
  7. (7)塩化チオニルは約10%過剰で存在する、請求項
    6記載の方法。
  8. (8)一部保護した糖誘導体が4未満の未保護ヒドロキ
    シル基を有する場合、多亜硫酸塩を単離せずに、一般式
    ( I )の四級塩の存在下、不活性溶媒又はサスペンシ
    ョン系にて一部保護した糖誘導体を塩化チオニルと反応
    させる、請求項1記載の方法。
  9. (9)使用する塩化チオニルを少し過剰存在させる、請
    求項8記載の方法。
  10. (10)塩化チオニルは遊離ヒドロキシル基当り約1.
    25から1.75ME存在させる、請求項9記載の方法
  11. (11)部保護した糖誘導体はシユクロース2,3,6
    ,3′,4′−ペンタエステルである、請求項1から1
    0のいずれか1項に記載の方法。
  12. (12)請求項11記載の方法によりシユクロース2,
    3,6,3′,4′−ペンタエステルを塩素化してシユ
    クラロースペンタエステルを得、ついでそれを脱エステ
    ル化してシユクラロースを得ることを特徴とする、シユ
    クラロースの製造法。
  13. (13)一部保護したシユクロース誘導体はシユクロー
    ス6−エステルである、請求項1から7のいずれか1項
    に記載の方法。
  14. (14)請求項13記載の方法によりシユクロース6−
    エステルを塩素化して、シユクラロース6−エステルを
    得、この中間体をエステル化して、シユクラロースペン
    タエステルを得、ついで脱エステル化してシユクラロー
    スを得ることを特徴とする、シユクラロースの製造法。
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