JPH02159774A - アバランシェ・ホトダイオードの製造方法 - Google Patents
アバランシェ・ホトダイオードの製造方法Info
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- JPH02159774A JPH02159774A JP63315531A JP31553188A JPH02159774A JP H02159774 A JPH02159774 A JP H02159774A JP 63315531 A JP63315531 A JP 63315531A JP 31553188 A JP31553188 A JP 31553188A JP H02159774 A JPH02159774 A JP H02159774A
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- 238000002513 implantation Methods 0.000 claims abstract description 14
- 229910001423 beryllium ion Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
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- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract description 10
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明はInP系のアバランシェ・ホトダイオード(
APD)の製造方法に関し、特にガードリング形成方法
の改良により信転性の高いAPDを1Mることができる
APDの製造方法に関するものである。
APD)の製造方法に関し、特にガードリング形成方法
の改良により信転性の高いAPDを1Mることができる
APDの製造方法に関するものである。
第3図はBeのイオン注入によりキャリア濃度が1 ×
10 lbcm−’のn−InP基板にガードリングを
形成した場合についてガードリングの降伏電圧とイオン
注入量の関係を示す図である。
10 lbcm−’のn−InP基板にガードリングを
形成した場合についてガードリングの降伏電圧とイオン
注入量の関係を示す図である。
APDのガードリングはできるだけ高い降伏電圧が要求
される。第3図かられかるように、InP系のAPDの
ガードリングを形成するにあたってもっとも高い降伏電
圧が得られる最適な注入量は3 X 1013cm−”
程度である。また、このようなガードリングを形成する
ためのイオン注入は、形成されるpn接合の深さの制約
などから加速エネルギ−200keV程度で行なわれる
。
される。第3図かられかるように、InP系のAPDの
ガードリングを形成するにあたってもっとも高い降伏電
圧が得られる最適な注入量は3 X 1013cm−”
程度である。また、このようなガードリングを形成する
ためのイオン注入は、形成されるpn接合の深さの制約
などから加速エネルギ−200keV程度で行なわれる
。
第4図は上述のような条件で形成されたガードリングを
持つA P、Dの実使用状態を示す図であり、図におい
て、2はn−InP層、3はn−InP基板、6はSi
N膜、7及び8は電極、9はガードリング、10は拡散
部、11は反転部である。
持つA P、Dの実使用状態を示す図であり、図におい
て、2はn−InP層、3はn−InP基板、6はSi
N膜、7及び8は電極、9はガードリング、10は拡散
部、11は反転部である。
しかしながら、上述のような条件で形成されたガードリ
ングをもつAPDは、実使用に際してガードリング部最
表面が図中の反転部11に示すようにp型からn型に反
転するため、この表面部分で暗電流が生しる。この暗電
流はAPDの初期特性の問題に止まらず、装置の経時劣
化等の信頼性においても大きな問題である。
ングをもつAPDは、実使用に際してガードリング部最
表面が図中の反転部11に示すようにp型からn型に反
転するため、この表面部分で暗電流が生しる。この暗電
流はAPDの初期特性の問題に止まらず、装置の経時劣
化等の信頼性においても大きな問題である。
第5図は上記のような問題点を解消できるガドリングを
形成するためのイオン注入を示す断面図で、図において
、1はレジスト、2はn−InP、3はn−InP基板
、4は高加速エネルギーでBeイオンを注入した領域、
5は低加速エネルギーでBeをイオン注入した領域であ
る。
形成するためのイオン注入を示す断面図で、図において
、1はレジスト、2はn−InP、3はn−InP基板
、4は高加速エネルギーでBeイオンを注入した領域、
5は低加速エネルギーでBeをイオン注入した領域であ
る。
次にガードリングの効果について説明する。
APDのガードリングは高い降伏電圧と安定な最表面が
不可欠である。そのためにはガードリングのキャリア濃
度の分布を最表面では高く、その他の領域では低くする
必要がある。そのようなキャリア濃度の分布を形成する
1つの方法として、高い加速エネルギー(200〜30
0Ke■)と低い加速エネルギー(〜50KeV)の2
段階の加速エネルギーでイオン注入する方法がある。
不可欠である。そのためにはガードリングのキャリア濃
度の分布を最表面では高く、その他の領域では低くする
必要がある。そのようなキャリア濃度の分布を形成する
1つの方法として、高い加速エネルギー(200〜30
0Ke■)と低い加速エネルギー(〜50KeV)の2
段階の加速エネルギーでイオン注入する方法がある。
例えば、第5図に示すように高加速エネルギー注入した
領域5は低キヤリア濃度となり、低加速エネルギーで注
入した領域4は高いキャリア濃度となる。
領域5は低キヤリア濃度となり、低加速エネルギーで注
入した領域4は高いキャリア濃度となる。
このように最表面近傍のキャリア濃度を高くしてその濃
度を1 x l O17cm−”程度とした場合、上記
問題となった暗電流はほとんどなかれることはなく、良
好なガードリング効果を実現できる。
度を1 x l O17cm−”程度とした場合、上記
問題となった暗電流はほとんどなかれることはなく、良
好なガードリング効果を実現できる。
InP系のAPDのガードリング形成は、高い降伏電圧
と安定な最表面を得るために以上のようにイオン注入の
加速エネルギーを変えて行なわれていたが、上述のよう
に最表面近傍のキャリア濃度をl X l O17cm
−3程度とした場合においても、装置の実使用中に電気
容量が増加して素子特性が著しく阻害されるという問題
点があった。
と安定な最表面を得るために以上のようにイオン注入の
加速エネルギーを変えて行なわれていたが、上述のよう
に最表面近傍のキャリア濃度をl X l O17cm
−3程度とした場合においても、装置の実使用中に電気
容量が増加して素子特性が著しく阻害されるという問題
点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、電気容量の増加を抑えることができ、高い信
頼性を持つInP系のAPDを得ることを目的とする。
たもので、電気容量の増加を抑えることができ、高い信
頼性を持つInP系のAPDを得ることを目的とする。
この発明に係るアバランシェ・ホトダイオードの製造方
法は、InP層にBeイオンを注入してガードリングを
形成するに際し、高加速エネルギー注入では最も高い降
伏電圧が得られるような注入量と加速エネルギーで行な
い、同一のマスクを用いた低加速エネルギー注入では最
表面近傍のBeイオンのキャリア濃度が5 X I O
”cm−”以上となるような注入量と加速エネルギーで
イオン注入を行なうようにしたものである。
法は、InP層にBeイオンを注入してガードリングを
形成するに際し、高加速エネルギー注入では最も高い降
伏電圧が得られるような注入量と加速エネルギーで行な
い、同一のマスクを用いた低加速エネルギー注入では最
表面近傍のBeイオンのキャリア濃度が5 X I O
”cm−”以上となるような注入量と加速エネルギーで
イオン注入を行なうようにしたものである。
この発明においては、低加速エネルギー注入を最表面近
傍のBeイオンのキャリア濃度が5×IQ l ’T
c m −3以上となるような注入量と加速エネルギー
で行なうようにしたから、電気容量の増加を抑制できる
InP系のAPDが得られる。
傍のBeイオンのキャリア濃度が5×IQ l ’T
c m −3以上となるような注入量と加速エネルギー
で行なうようにしたから、電気容量の増加を抑制できる
InP系のAPDが得られる。
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図はInP系のAPDにBeのイオン注入によりガ
ードリングを形成した場合のガードリング最表面のキャ
リア濃度と電気容量の増加率の関係を示す図である。
ードリングを形成した場合のガードリング最表面のキャ
リア濃度と電気容量の増加率の関係を示す図である。
この図かられかるように、実使用に際して最表面近傍で
電気容量の増加の生じない最少比のキャリア濃度は5
X I Q ”am−”である。
電気容量の増加の生じない最少比のキャリア濃度は5
X I Q ”am−”である。
第2図はBeイオンの注入量をパラメータとした最表面
のキャリア濃度と加速エネルギーの関係を示す図である
。ただしアニール温度は700℃アニール時間は40分
である。
のキャリア濃度と加速エネルギーの関係を示す図である
。ただしアニール温度は700℃アニール時間は40分
である。
第2図より、最表面のキャリア濃度が5×107cm−
3となるためには、例えば300 k e V ”?:
IXIOI3cm−2,25keVで2 X FO1
3cm−2B eイオンをキャリア濃度2 X 101
6cm−”のn−InP層に注入すればよいことがわか
る。
3となるためには、例えば300 k e V ”?:
IXIOI3cm−2,25keVで2 X FO1
3cm−2B eイオンをキャリア濃度2 X 101
6cm−”のn−InP層に注入すればよいことがわか
る。
このような条件でガードリングを形成した場合、実使用
に際して電気容量が増加することはなく、ガードリング
最表面の安定した信頼性の高いInP系のAPDを得る
ことができる。
に際して電気容量が増加することはなく、ガードリング
最表面の安定した信頼性の高いInP系のAPDを得る
ことができる。
以上のように、この発明によればアバランシェ・ホトダ
イオードの製造方法において、InP層にBeイオンを
注入してガードリングを形成するに際し、高加速エネル
ギー注入では最も高い降伏電圧が得られるような注入量
と加速エネルギーで行ない、同一のマスクを用いた低加
速エネルギー注入では最表面近傍のBeイオンのキャリ
ア濃度が5 X 1017cm−3以上となるような注
入量と加速エネルギーでイオン注入を行なうようにした
から、電気容量の増加を抑制できる、高い信顛性をもつ
TnP系のアバランシェ・ホトダイオードを得ることが
できる効果がある。
イオードの製造方法において、InP層にBeイオンを
注入してガードリングを形成するに際し、高加速エネル
ギー注入では最も高い降伏電圧が得られるような注入量
と加速エネルギーで行ない、同一のマスクを用いた低加
速エネルギー注入では最表面近傍のBeイオンのキャリ
ア濃度が5 X 1017cm−3以上となるような注
入量と加速エネルギーでイオン注入を行なうようにした
から、電気容量の増加を抑制できる、高い信顛性をもつ
TnP系のアバランシェ・ホトダイオードを得ることが
できる効果がある。
第1図はInP系のAPDにBeのイオン注入によりガ
ードリングを形成した場合のガードリング最表面のキャ
リア濃度と電気容量の増加率の関係を示す図、第2図は
Beイオンの注入量をパラメータとした最表面のキャリ
ア濃度と加速エネルギーの関係を示す図、第3図はガー
ドリングの降伏電圧とイオン注入量の関係を示す図、第
4図は1段階のイオン注入により形成されたガードリン
グを有するAPDの実使用状態を示す図、第5図は2段
階のイオン注入によるガードリングの形成方法を説明す
るための図である。 1はレジスト、2はn−InP層、3はn−InP基板
、4は高加速エネルギーでイオンを注入した領域、5は
低加速エネルギーでイオンを注入した領域、6はSiN
膜、7,8は電極である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
ードリングを形成した場合のガードリング最表面のキャ
リア濃度と電気容量の増加率の関係を示す図、第2図は
Beイオンの注入量をパラメータとした最表面のキャリ
ア濃度と加速エネルギーの関係を示す図、第3図はガー
ドリングの降伏電圧とイオン注入量の関係を示す図、第
4図は1段階のイオン注入により形成されたガードリン
グを有するAPDの実使用状態を示す図、第5図は2段
階のイオン注入によるガードリングの形成方法を説明す
るための図である。 1はレジスト、2はn−InP層、3はn−InP基板
、4は高加速エネルギーでイオンを注入した領域、5は
低加速エネルギーでイオンを注入した領域、6はSiN
膜、7,8は電極である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- (1)Beイオンを高低2種類以上の加速エネルギーで
同一マスクパターン上からn型InP層に注入すること
により形成されたガードリングを有するInP系のアバ
ランシェ・ホトダイオードの製造方法において、 上記低加速エネルギーによるイオン注入を最表面近傍の
Beイオンのキャリア濃度が5×10^1^7cm^−
^3以上となるような注入量と加速エネルギーで行なう
ことを特徴とするアバランシェ・ホトダイオードの製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63315531A JPH02159774A (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | アバランシェ・ホトダイオードの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63315531A JPH02159774A (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | アバランシェ・ホトダイオードの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02159774A true JPH02159774A (ja) | 1990-06-19 |
Family
ID=18066463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63315531A Pending JPH02159774A (ja) | 1988-12-14 | 1988-12-14 | アバランシェ・ホトダイオードの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02159774A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6373676A (ja) * | 1986-09-17 | 1988-04-04 | Fujitsu Ltd | 半導体受光装置 |
-
1988
- 1988-12-14 JP JP63315531A patent/JPH02159774A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6373676A (ja) * | 1986-09-17 | 1988-04-04 | Fujitsu Ltd | 半導体受光装置 |
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