JPH0215903B2 - - Google Patents

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JPH0215903B2
JPH0215903B2 JP56047271A JP4727181A JPH0215903B2 JP H0215903 B2 JPH0215903 B2 JP H0215903B2 JP 56047271 A JP56047271 A JP 56047271A JP 4727181 A JP4727181 A JP 4727181A JP H0215903 B2 JPH0215903 B2 JP H0215903B2
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JP
Japan
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Saburo Kobayashi
Takao Yoshida
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Casio Computer Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F40/00Handling natural language data
    • G06F40/10Text processing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Artificial Intelligence (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Machine Translation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、効率的に単語情報を収録した電子
辞書に関する。
近年、第1の言語(例えば英語)を入力すると
第2の言語(例えば日本語)に翻訳して出力する
電子辞書が開発されているが、この種電子辞書は
限られた容量のメモリ内にいかに多くの単語を収
録するかが重大な課題となつている。しかして、
従来の電子辞書の単語収録方式としては、大別し
て次の3種を挙げることができる。
まず第1の方式は、英語と日本語とを夫々別の
エリアに記憶すると共に、英語エリアには各単語
の訳語が記憶されている日本語エリアのアドレス
を記憶し、日本語エリアには各単語の訳語が記憶
されている英語エリアのアドレスを記憶するよう
にしたものである。
この方式では、すべての単語に訳語アドレスを
付加しなければならないためメモリ容量が増大
し、また翻訳の際は訳語アドレスを読んでそのエ
リアヘジヤンプするため翻訳速度が遅いという欠
点がある。
第2の方式は、英語と日本語を交互に記憶し、
従つて英語は奇数のアドレスに、日本語は偶数の
アドレスに配列したものである。
この方式では全単語を固定長にしなければなら
ず、単語の選択が制約されるうえに、短い単語を
記憶するアドレスは無駄なエリアができてしまう
という欠点がある。
第3の方式は、第1図に示すように英語と日本
語とを可変長さのまま連続して記憶し、英語の先
頭には英語を示すフラグ“α”、日本語の先頭に
は日本語を示すフラグ“カナ”を付加して言語の
区別を行なうものである。
この方式では、各単語にフラグを設けるためビ
ツト数が増加しメモリ容量が増大するという欠点
があると共に、英語と日本語を異つたビツト体系
にすると処理が複雑化し、同一ビツト体系にする
と英語の方が文字の種類が少ないため英語におい
て無駄なビツトが多くなるという欠点があつた。
この発明は上述した事情を背景になされたもの
で、その目的とするところは、上記第3の方式に
おいて、アルフアベツトの1キヤラクタ内の1ビ
ツトを、該キヤラクタに続くキヤラクタがアルフ
アベツトか否かを区別する区別ビツトとすること
により、アルフアベツトとカナとの区別を容易と
し、したがつてアドレス制御を容易にすると共
に、メモリ内に効率的に単語を記憶するようにし
た電子辞書を提供することを目的とする。
以下図面を参照して本発明の一実施例を説明す
る。第2図において1はキーボードで、このキー
ボード1から入力されるデータはCPU2へ送ら
れる。このCPU2は例えば外部メモリ、表示部
等の外部回路を制御する外部制御回路21、各種
制御プログラムを記憶してなる制御ROM22、
内部に後述する各種レジスタが構成されるRAM
(ランダム・アクセス・メモリ)23、演算処理
を行う演算回路24、各部の制御を行う制御回路
25からなり、各相互間がバスラインによつて接
続されている。上記制御ROM22は、出力バス
a,bを備え、出力バスaからはRAM23のア
ドレスデータを出力し、出力バスbから各種イン
ストラクシヨン及び自己の次アドレスを出力す
る。制御回路25は制御ROM22から出力バス
bを介して送られてくるインストラクシヨンに従
つて動作し、RAM23に対する読出し/書込み
の制御、演算回路24に対する加算/減算の制御
及び外部制御回路21に対する制御を行う。ま
た、制御回路25は、制御ROM22から送られ
てくる次にアドレス及び演算回路24等に従つて
制御ROM22の次のアドレスを指定する。そし
て、外部制御回路21は、CPU2の外部に設け
られている。辞書3a〜3dの制御を行う。これ
らの辞書3a〜3dはROMによつて構成されて
おり、翻訳する言葉例えば英語、日本語の単語を
対応させて記憶している。そして、この辞書3a
〜3dの内容は、外部制御回路21によつて
CPU2内に読出され、表示すべきデータが表示
制御部4へ送られる。この表示制御部4は辞書3
a〜3dからのメモリを一時記憶する表示バツフ
ア41、この表示バツフア41に保持されたデー
タに対するドツトパターンデータを発生するキヤ
ラクタジエネレータ42、こキヤラクタジエネレ
ータ42から出力されるドツトパターンデータに
従つて表示部5を駆動する表示ドライバ43から
なつている。上記表示部5は例えば液晶表示素子
を用いてドツトマトリクスの電極構成とし、ドツ
トパターンにより文字表示を行なうようになつて
いる。
次に、第3図を参照して辞書3a〜3dの単語
の記憶方式を説明する。図示の例では「BACK」
と「ウシロ」、「BAKE」と「ヤク」、「BALL」
と「ボール」、「BASE」と「キソ」、
「BASEBALL」と「ヤキユウ」、「BFAT」と
「ウツ」の夫々一対の英単語とその訳語の日本語
の単語が記憶されている状態を示すものである。
そしてこの場合、BACK、BAKE、BALL、
BASE、BASEBALLの各英単語に共通の先頭の
2文字「BA」がこの実施例ではラベルと称され
るものである。即ち、上記英単語BACK、
BAKE、BALL、BASE、BASEBALLは夫々、
ラベル「BA」から始まる単語である。また英単
語BEATの先頭の2文字「BE」は他のラベルで
ある。このようにこの実施例では、各英単語の先
頭の2文字を夫々ラベルと称すものである。そし
てラベルを共通する英単語が複数ある場合、例え
ば上記ラベル「BA」を共通とする英単語
BACK、BAKE、BALL、BASE、BASEBALL
をその訳語と共に辞書3a〜3dに記憶させる際
には、第3図に示すようにして、各英単語はラベ
ル「BA」を除く残りの文字のみをアルフアベツ
ト順に記憶させ、全体の記憶容量を縮少できるよ
うになつている。即ち、上記例では、先ず8ビツ
ト、オール“1”の内容とされているラベルマー
クが例えば2000番地の先頭エリアから記憶されて
いる。次にラベル「BA」が所定の内容のコード
により2文字(2バイト)分使用して記憶されて
いる。茲で、1文字分は8ビツト(1バイト)に
より構成している。次に8ビツト、オール“0”
の内容とされているラベルエンドマークが記憶さ
れている。次に英単語BACKのラベル「BA」を
除く文字C,Kが夫々2バイト使用して記憶さ
れ、次いで英単語BACKの訳語ウシロ(カナ情
報による)が夫々1文字分ずつ使用して記憶され
ている。次に上位5ビツトの内容が「11110」で
あり、且つ下位3ビツトが上記ラベル以外の一致
文字数を示すデータ(図示の例では「000」)とに
より構成されるカナエンドマークが記憶され、こ
れにより英単語「BACK」とその訳語「ウシロ」
との記憶が行われたことになつている。
茲で、上述したようにアルフアベツトの各文字
のコードは夫々、8ビツト分の記憶エリアを与え
られているが、アルフアベツトは合計26文字であ
るから、その文字コードは実際には5ビツトによ
り表わされている。したがつてアルフアベツトの
記憶エリアとして8ビツト分が与えられておれば
3ビツト分は不使用のエリアとなるものである。
そこでこの実施例では、アルフアベツトを記憶す
る8ビツトのエリアのうち下位7ビツトのエリア
を上記文字コードの記憶エリアとして使用し、ま
た最上位ビツトのエリアを次の文字がアルフアベ
ツトか(“0”)、或いはカナか(“1”)を区別す
る区別ビツトのデータエリアとして使用するよう
になつている。即ち、上記例では、例えばラベル
「BA」のアルフアベツト「B」を記憶するエリ
アにおいて、その先頭の区別ビツトのデータ
“0”は、アルフアベツト「B」の次の文字がア
ルフアベツト「A」であることに拠つている。ま
た英単語BACKの最後のアルフアベツト「K」
に対する先頭の区別ビツトのデータ“1”はアル
フアベツト「K」の次の文字がカナ「ウ」である
ことに拠るものであり、上記英単語BACKの他
のアルフアベツト「A」,「C」の各区別ビツトの
データの内容についても同様な要領に拠るものと
なつている。
他方、上記ラベル以外の一致文字数を示すデー
タとは、連続記憶されているラベルが共通の英単
語において、ラベル以外に、更にラベルに続く文
字が一致しているときそのラベル以外の一致文字
数を示すものであり、例えば後述する英単語
「BASE」と英単語「BASEBALL」の場合、ラ
ベル「BA」以外にアルフアベツトS,Eの2文
字が一致しているから、上記3ビツトデータの内
容は2文字示す「010」となるものである。なお、
7文字以上が一致しているときには3ビツトデー
タの内容はすべて「111」とする。
上記英単語「BACK」の訳語「ウシロ」に対
するカナエンドマーク、ラベル以外の一致文字数
の各データに続いて上記要領にて英単語BAKE、
BALL、BASE、BASEBALLのラベル以外の各
文字とその訳語ヤク、ボール、キソ、ヤキユウが
図示の如く記憶されている。而して英単語
BASEBALLの場合、前の英単語BASEとラベル
「BA」以外に2文字が共通しているから、英単
語BASEのカナエンドマークのデータ「11110」
の次にはラベル以外の一致文字数を示すデータ
「010」が記憶されている。更に英単語
BASEBALLの訳語ヤキユウの次には、英単語
BEATのラベル「BA」に対するラベルコード
「11111111」、ラベル「BE」、ラベルエンドマーク
「00000000」、アルフアベツトA,T、訳語「ウ
ツ」が夫々同様な要領にて記憶されており、また
他の単語群についても全く同様にして辞書3a〜
3bに記憶されている。なお、辞書3a〜3dに
記憶する最初の英単語とその訳語の日本語の単語
の前には、辞書3a〜3dに記憶する最後の英単
語とその訳語の日本語の単語のアドレスデータを
記憶しておき、また上記最後の英単語とその訳語
の日本語の単語の次には、上記最初の英単語とそ
の訳語の日本語の単語のアドレスデータを記憶し
ておき、即ち、辞書3a〜3dの最後の単語と最
初の単語とをリンクさせておき、これにより単語
のサーチが最後までゆくと最初の単語に自動的に
復帰するようにし、或いはその逆のことも可能と
なるようになつている。
上述の通り、辞書3a〜3d内には各単語が英
語のアルフアベツト順に配列されており、従つて
日本語の単語についてはまつたくランダムな配列
となつている。そこで本実施例では、図示しない
が辞書5a〜5d内に日本語アドレステーブルを
備え、日本語の単語の50音順にその単語の記憶さ
れているアドレスを配列記憶している。例えば、
50音順に見た日本語の単語の先頭の3語がアー
チ、アイ、アイサツスルであつたとし、その単語
が記憶されているアドレスがそれぞれ300番地、
5000番地、9000番地であつたとすると、日本語ア
ドレステーブルの配列は「0300,5000,9000,
…」となる。而して、英単語をサーチする際は直
接第2図に示すエリアをサーチし、日本語をサー
チする際はまず日本語アドレステーブルをサーチ
するものである。
次に、第4図を参照して上記RAM23の構成
を説明する。RAM23は入力レジスタ231、
入力ラベルレジスタ232、ラベルレジスタ23
3、単語レジスタ234、カナレジスタ235、
判別レジスタ236を備えてなり、入力レジスタ
231はキーボード1から入力された単語を記憶
するレジスタ、入力ラベルレジスタ232は上記
入力レジスタ231に入力された単語のラベルを
記憶するレジスタである。また、ラベルレジスタ
233は辞書3a〜3dから読出したラベルを記
憶するレジスタ、単語レジスタ234は辞書3a
〜3dから読出した英単語を記憶するレジスタ、
カナレジスタ235は、同じく辞書3a〜3dか
ら読出した日本語単語を記憶するレジスタであ
る。そして判別レジスタ236は、辞書3a〜3
dから読出したデータを記憶し、演算回路24に
よつてその内容を判別させるためのレジスタであ
る。
次に上記実施例の動作を第5図のフローチヤー
トを参照して説明する。例えばいま、英単語
「BASEBALL」の和訳である単語「ヤキユウ」
をサーチするものとする。初めに英語入力モード
を指示したのち、キーボード1の図示しないアル
フアベツトキーにより英単語「BASEBALL」を
入力し、次いで翻訳キーを操作する。これにより
入力データはCPU2へ送られてRAM23内の入
力レジスタ231内に英単語「BASEBALL」が
記憶され、表示部上に表示されると共に和訳の単
語「ヤキユウ」サーチが開始される。
入力レジスタ231に入力された英単語
「BASEBALL」にもとづき、第5図のフローチ
ヤートのステツプS1の処理が先ず実行される。即
ち、上記英単語の先頭の2文字(ラベル)「BA」
が入力ラベルレジスタ232に入力される。次に
ステツプS2に進み、辞書3a〜3dの先頭アドレ
スから1バイトを判別レジスタ236に読込む。
そして次のステツプS3で判別レジスタ236の内
容を演算回路24へ送り、その内容が
「11111111」であるか否か、即ちラベルマークで
あるか否かを判別する。そして、ラベルマークで
あればステツプS4へ進み、ラベルマークでなけれ
ばステツプS2へ戻る。即ち、ラベルマークをサー
チする訳で、先頭アドレスはラベルマークから始
まるので初めてステツプS4へ進む。ステツプS4
は、次の2バイト、即ちラベルをラベルレジスタ
233へ読込む。例えば最初のラベルが「AB」
であつたとすると、辞書3a〜3dから先ず、ラ
ベル「AB」が読出される。次いでステツプS5
進み、入力レジスタ232からのラベル「BA」
とラベルレジスタ233からのラベル「AB」と
が演算回路24へ送られ比較動作が実行される。
この場合、上記各ラベル「BA」、「AB」のアル
フアベツト順の語順から、入力レジスタ232内
のラベル「BA」の語順がラベルレジスタ233
内のラベル「AB」の語順より後(即ち、“入力
ラベル「BA」>ラベル「AB」”)であることが判
断されてステツプS2へ戻り、次のラベルサーチを
行なう。この結果、次のラベル例えばラベル
「AC」が読出されて次のラベル比較動作が上述同
様にして実行される。
このようにして辞書3a〜3dから入力ラベル
「BA」と同じラベル「BA」が読出されるまでの
間、上述したステツプS2〜S5の各処理が実行さ
れ、ラベル比較動作が繰返される。また辞書3a
〜3dからラベル「BA」が読出され、したがつ
てステツプS5において入力ラベルレジスタ232
の内容とラベルレジスタ233の内容が等しいと
判別されたとき、次のステツプS6へ進む。このス
テツプS6と次のステツプS7とを繰返すことによ
り、先頭ビツトが“1”のバイトが検出されるま
で1バイトずつ判別レジスタ236へ読込む。即
ち、先頭ビツトが“1”のキヤラクタが検出され
ると、その次のキヤラクタはカナであるからであ
る。而して、ここでは「CA」が読込まれる。次
のステツプS8では、上記ラベルレジスタ233内
のラベル「BA」と上記ステツプS6で読込まれた
「CA」とが単語レジスタ234へ送られて、単語
「BACK」が作成される。そして、次のステツプ
S9の処理により入力レジスタ231内の単語
「BASEBALL」と比較される。この場合、演算
回路24で単語「BASEBALL」と単語
「BACK」との語順を比較し、いま入力単語
「BASEBALL」の語順があと(入力>単語)で
あるからステツプS10の処理に進行する。このス
テツプS10と次のステツプS11を繰返すことによ
り、カナエンドマーク、即ち上位5ビツトが
「11110」のバイトを検出するまで1バイトずつ読
み飛ばしていく。カナエンドマークが検出される
とステツプS12へ進み、そのバイトの下位3ビツ
トの値を「M」として判別レジスタ236内の所
定領域に記憶する。即ち、単語「BACK」の訳
語のカナ「ウシロ」を読みとばし、また該カナ
「ウシロ」のカナエンドマーク「11110000」を読
出して下位3ビツトの「000」の値、「0」をMと
するものである。次にステツプS13にて次の1バ
イトを読込み、そのバイトがラベルマークは否か
を判別する。即ち、ラベルマークであれば、入力
された単語と同一ラベルの単語の中に一致する単
語がなかつたことを意味し、NO FOU ND処理
を行ない、例えば「NO FOUND」という表示
を行なう。また、ラベルマークでないときはステ
ツプS15の処理に進行し、単語レジスタ10内の
M+2文字以降、即ち、単語「BACK」のラベ
ル「BA」を除く文字「CK」以降をすべてクリ
アする。次にステツプS16,S17の処理により上記
ステツプS6,S7と同様にして次の単語「KE」が
読出され、次のステツプS18にて単語レジスタ2
34のM+2桁目以降に与えられる。この結果、
単語レジスタ234内には単語「BAKE」が記
憶され、ステツプS9に戻る。
以下、単語「BAKE」に対する上記ステツプ
S9〜S18の処理が単語「BACK」同様に実行され、
また次いで単語「BALL」に対するステツプS9
S18の処理も同様に実行される。更に次いで単語
「BASE」の処理が開始され、ステツプS9〜S14
処理終了後、ステツプS15の処理が開始されると、
単語「BASE」のカナエンドマークの下位3ビツ
トのデータは「010」であり、このためいま単語
レジスタ234に記憶されている単語「BASE」
のM+2文字以降、即ち、単語「BASE」を除く
部分がクリアされ、この結果、単語レジスタ23
4には上記単語「BASE」がクリアされずに残さ
れることになる。次いでステツプS16〜S18の処理
により単語レジスタ234内の単語「BASE」の
記憶部分以下に、読出された次の単語「BALL」
が書込まれる。これにより単語レジスタ234に
は単語「BASEBALL」が記憶される。
次にステツプS9に復帰してその処理が実行され
ると、入力レジスタ231内の単語と単語レジス
タ234内の単語との一致が検出され、次にステ
ツプS19,S20に進行して上記ステツプS10,S11
同様にして読出されるカナ「ヤキユウ」がS21
カナレジスタ235に書込まれる。そしてこのカ
ナ「ヤキユウ」は表示制御部4へ出力され、表示
部5にて表示され、サーチが終了する。
他方、上記ステツプS5にて入力された単語のラ
ベルと同一のラベルが検出されずに“入力された
単語ラベル<辞書3a〜3d内のラベル”の語順
になつたとき、またステツプS9にて同一ラベル同
士でつても“辞書3a〜3d内の単語>入力単
語”の語順となつたときもNO FOUND処理を
行なう。
また、本実施例において、ラベルを2文字に限
定したためラベルエンドマークは特に機能してい
ないが、ラベルの文字数を可変とすることによつ
て、より一層データ圧縮をはかることができ、そ
の際にラベルマークとラベルエンドマークにはさ
まれているデータをラベルとして処理する。
なお、上記実施例では、データ圧縮の対象とし
て英語を例にとつたが、これに限るものではな
く、他の国語でも良いし、更に歴史情報などのい
わゆる国語以外のデータにも適用可能である。
以上説明したように、この発明によれば、アル
フアベツトキヤラクタと仮名キヤラクタとを同一
ビツト数で構成し、アルフアベツトキヤラクタの
余つたビツトを後続するキヤラクタが仮名キヤラ
クタか否かを区別するビツトとして利用すること
により、処理が簡単で且つ辞書メモリの容量を減
らすことができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の辞書メモリの構成を示す図、第
2図は本発明を適用した電子辞書のシステム構成
を示すブロツク図、第3図は辞書3a〜3dの構
成を示す図、第4図はRAM23の構成を示す
図、第5図は英語から日本語に翻訳する場合の動
作を示すフローチヤートである。 1……キーボード、2……CPU、3a〜3d
……辞書、4……表示制御部、5……表示部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 文字当り所定ビツトの記憶エリアを要する記
    憶手段に、アルフアベツトは該アルフアベツトを
    示す文字コードと後続する文字がカナ文字である
    か否かを示す区別ビツトとにより構成させて、ア
    ルフアベツトからなる単語情報とその意味を示す
    カナ文字情報とを、単語毎に交互に連続して記憶
    している辞書メモリと、 この辞書メモリから読出されたアルフアベツト
    の区別ビツトを判別し後続文字がカナ文字である
    か否かを判別する手段と、 この判別手段が後続文字をカナ文字と判別した
    場合に、後続のカナ文字情報を該区別ビツトを含
    むアルフアベツトの単語の訳語として表示させる
    制御手段とを具備したことを特徴とする電子辞
    書。
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