JPH02158250A - Ｉｓｄｎ端末装置のための自動電話番号帳作成方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 発信又は着信において表示される相手画像を利用したＩ
ＳＤＮ端末装置での電話番号帳作成方式相手を確実に識
別しつつ、電話番号帳を作成することを目的とし、 電話番号入力部と、ディスプレイ装置と、回線インタフ
ェースと、発着信処理装置と、表示制御手段とを有する
ＩＳＤＮ端末装置において、ディスプレイ装置の表示画
面内の特定領域を指定する指定手段と、電話識別データ
登録部と、発着信処理装置の着信画像処理に応答して前
記ディスプレイ装置の表示に用いられる相手画像をデジ
タイズする画像デジタイズ部と、前記指定手段による指
定に応答して前記電話識別データ登録部へ指定対応の、
前記発着信処理装置に保持されている相手電話番号及び
画像デジタイズ部からの相手画像データを登録させる登
録制御手段とを設け、発信又は着信に応答して相手電話
番号及び画像データの登録を行なうようにして構成した
。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、発信又は着信において表示される相手画像を
利用したＩＳＤＮ端末装置での電話番号帳作成方式に関
する。

従来の電話交換網の電話端末装置においても設けられて
いる事であるが、これからの通信網となるＩＳＤＮにお
いても、そのテレビ電話端末装置に電話番号帳を設けて
置き、発呼に際してその電話番号帳の利用を図るのがＩ
ＳＤＮを介しての通信においても便利である。

〔従来の技術〕

従来のテレビ電話端末装置の構成を第９図に示す。この
図において、２０はＣＰＵ、このＣＰＵ２０にバス２２
が接続されているが、そのバス２２にＲＯＭ２４、ＲＡ
Ｍ２６、表示インタフェース２８、動画Ｃ０ＤＥＣ又は
静止画Ｃ０ＤＥＣ３０、回線インタフェース６、音声Ｃ
０ＤＥＣインタフエース３４、キーボード／フックスイ
ッチインタフェース３７が接続されている。表示インタ
フェース２８にはディスプレイ装置４が接続され、又動
画Ｃ０ＤＥＣ又は静止画Ｃ０ＤＥＣ３０にはカメラ４０
が接続されている。回線インタフェース６にはＴＳＤＮ
等の回［４２が接続されている。

音声ｃＯＤＥｃ３４にはハンドセット４４が、又キーボ
ード／フックスイッチインタフェース３７にはフックス
イッチ４６及びキーボード４８が接続されている。その
ＲＯＭ２４には、通常のテレビ電話端末装置で必要な処
理を行なうのに必要なプログラムのほか、電話番号帳作
成用プログラム及びデイレクトリダイヤル用プログラム
が格納されている。表示インタフェース２８はＣＰＵ２
０の制御の下に、画像、各種のメツセージ又は入力を促
すアイコン等をディスプレイ装置３８の画面上に表示さ
せるものである。動画Ｃ０ＤＥＣ又は静止画Ｃ０ＤＥＣ
３０はカメラ４０からの画像信号を符号化して回線イン
タフェース３２を介して回線４２へ送出し、又回線４２
からの画像データを復号化してディスプレイ装置３８に
表示させるために表示インタフェース２８へ渡するもの
である。回線インタフェース６はＩＳＤＮとのプロトコ
ル変換及びハードウェアとのインタフェースを行なうも
のである。音声Ｃ０ＤＥＣ３４は音声の符号化又は復号
化を行なう。キーボード４８は電話番号帳の名前等のデ
ータや電話番号を入力する。

このテレビ電話端末装置において、デイレクトリダイヤ
ルを行なうには、それに先立って予め電話番号帳を作成
、登録して置かなければならなかった。その作成、登録
は次の通りであった。

その端末ユーザが相手名、その電話番号を入力するため
の所定の順序に従う操作をキーボードから行なうと、そ
れに応答する電話番号帳作成用プログラムによって電話
番号帳をＲＡＭ２６や他の補助記憶装置に記憶し、デイ
レクトリダイヤルに用いていた。その電話番号帳の索引
のために、相手名、その電話番号は五十音順やその他の
分類法に従って登録されていた。

このような電話番号帳を有するテレビ電話端末装置から
デイレクトリダイヤルをしようとするときは、キーボー
ド４８から上述登録形式に従う索引データを入力する。

それに応答するデイレクトリダイヤル用プログラムは電
話番号帳から索引データ対応の相手電話番号を呼び出し
、その電話番号についての発呼をキーボード４８から指
定すると、それに応答する発呼処理プログラムによって
回線インタフェース６、そしてＩ　ＤＳＮを介して相手
テレビ電話端末装置の呼び出しを行なう。これにより、
両テレビ電話端末装置間に通話路が形成されて両者で電
話やテレビ電話を行なうことが出来る。

〔発明が解決しようとする課題〕

この従来のテ［・ビ電話端末装置によれば、相手の電話
番号を覚えていなくても、相手の名を覚えてさえいれば
、デイレクトリダイヤルをすることはできるが、そのた
めには、上述の如き手間の掛かるキー操作を各登録項目
毎に行なって電話番号帳を作成しなければならず、非常
に煩わしいものであった。

本発明は、斯かる問題点に鑑みて創作されたもので、相
手を確実に識別しつつ、電話番号帳を作成することので
きるＩＳＤＮ端末装置のための自動電話番号帳方式を提
供することをその目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明の原理ブロック図を示す。この図に示す
ように、本発明は、電話番号入力部２と、ディスプレイ
装置４と、回線インタフェース６と、該回線インタフェ
ース６に接続され、前記電話番号入力部２による入力に
応答しての発信処理、及び着信に対する処理を行なう発
着信処理装置８と、発着信処理装置８の着信画像処理に
応答して前記ディスプレイ装置４０画面に相手画像を表
示せしめる表示制御手段１０とを有するＩＳＤＮ端末装
置に次の構成要素を設ける。その構成要素は、ディスプ
レイ装置４の表示画面内の特定領域を指定する指定手段
１２と、電話識別データ登録部１４と、発着信処理装置
８の着信画像処理に応答して前記ディスプレイ装置４に
表示するための相手画像をデジタイズする画像デジタイ
ズ部Ｉ６と、前記指定手段１２による指定に応答して前
記電話識別データ登録部１４へ指定対応の、前記発着信
処理装置８に保持されている相手電話番号及び前記画像
デジタイズ部１６からの相手画像データを登録させる登
録制御手段１８とであり、ＩＳＤＮ端末装置の発信又は
着信に応答して相手電話番号及び相手画像データの登録
を行なうようにして構成したものである。

〔作　用〕

ＩＳＤＮ端末装置の発信又は着信でのテレビ電話時に、
そのディスプレイ装置の画面に表示されている相手画像
の指示に応答して指定対応の、前記発着信処理装置８に
保持されている相手電話番号、及び画像デジタイズ部１
６からの相手画像データを電話識別データ登録部１４に
登録するようにして電話番号帳を作成する。

従って、発信又は着信とは別個の入力操作を行なうこと
なしに、電話番号帳を作成することが出来る０発信にお
いて、相手画像データを用いることが出来るから、デイ
レクトリダイヤルはより使い易いものになる。

〔実施例〕

第２図は本発明の一実施例を示す。この図は第９図と同
様に、テレビ電話端末装置の構成を示しているが、その
構成要素に第９図の構成要素のほかに、動画デジタイズ
部又は静止画デジタイズ部５０、ディスクインタフェー
ス５２がバス２２に接続されるほか、そのディスクイン
タフェース５２にはディスクドライブ５４が接続されて
いる。

これに加えて、ディスプレイ装置４とバス２２との間に
タッチパネルインタフェース５６を介してタッチパネル
５８が接続されている。その他の構成要素のうち、第９
図の構成要素の各々と同一なものには同一の参照番号を
付してその説明は省略する。

そのＲＯＭ２４には、第９図の場合と同様に、発着信処
理のためのプログラムのほかに、電話番号帳管理をする
プログラム（第３図に示す処理フローを実行するプログ
ラム）が格納されている。

動画デジタイズ部又は静止画デジタイズ部５０はＣＰＵ
２０の制御の下に動画Ｃ０ＤＥＣ又は静止画Ｃ０ＤＥＣ
３０からの復号データを取り込んでその表示のための処
理をして表示インタフェース２８へ渡すものである。デ
ィスクドライブ５４は外部記憶装置として電話番号帳を
格納する。電話番号帳の構成例は第４図に示す。この電
話番号帳は、電話番号及び相手の顔の静止画データを格
納する第１の領域と、従来の電話番号帳にもある項目、
即ち相手名、所属及び住所、相手に関するメモ等を格納
する第２の領域とを有する。その第２の領域は必要に応
じて、ユーザが従来の電話番号帳の作成手順を踏むこと
によりそれらのデータを作成、修正することの出来る領
域である。タッチパネル５８は電話番号帳のサービスや
その他のアプリケーションの動作を指定する際に表示さ
れている予め決められた表示領域がＩ旨で直接タッチさ
れたことを検出してその検出信号をタッチパネルインタ
フェース５６を介してＣＰＵ２２へ転送するためのもの
である。。

第２図及び第３図において、キーボード４８、キーボー
ドインタフェース３６は第１図の電話番号入力部２に対
応し、ＣＰＵ２０、バス２２、ＲＯＭ２４の発着信処理
プログラム、ＲＡＭ２６は第１図の発着信処理装置８に
対応し、又動画Ｃ０ＤＥＣ又は静止画Ｃ０ＤＥＣ３０、
表示インタフェース２８は表示制御手段１０に対応する
。ディスクインタフェース５２、ディスクドライブ５４
は電話識別データ登録部１４に対応し、タッチパネルイ
ンタフェース５６、タッチパネル５８は指定手段１２に
対応する。これはアプリケーションによっては電話番号
入力部２としても動作する。

動画デジタイズ部又は静止画デジタイズ部５０は画像デ
ジタイズ部１６に対応し、ＣＰＵ２０、バス２２、ＲＯ
Ｍ２４内の第３図処理フローのためのプログラムは登録
制御手段１８に対応する。

上述の構成の下での電話番号帳の作成過程を以下に説明
する。

先ず、テレビ電話端末装置には、電話番号の電話番号帳
への登録が全く為されていないものとする。

そのテレビ電話端末装置から電話を掛ける場合には、キ
ーボード４８から相手の電話番号を入力して電話を掛け
る。その電話番号はそのことに応答するプログラムの制
御の下にＲＡＭ２６の所定領域に書き込まれる。又、当
該テレビ電話端末装置へＩＳＤＮを介して他のテレビ電
話端末装置から電話が掛かって来た場合には、その着信
の際にＩＳＤＮから着信テレビ電話端末装置へ渡される
発信テレビ電話端末装置の電話番号が又、上述電話を掛
ける場合と同様に所定記憶領域に書き込まれる。

これらいずれの場合にも、発着信テレビ電話端末装置の
間にＩＳＤＮを介して通話チャネルが形成され、それら
テレビ電話端末装置間でテレビ電話による通話が始まる
と、その発着信処理プログラムの実行によって第５図に
示されるように自己及び相手の画像がディスプレイ装置
の画面上に表示される。タッチパネル５８を介して見え
る相手の画像表示部分にタッチすると（第３図のＳｌ）
、相手の画像は動画デジタイズ部又は静止画デジタイズ
部５０でデジタイズされて得られる画像データは一旦Ｒ
ＡＭ２６の所定記憶領域に書き込まれた後、当該相手の
電話番号と同一の電話番号が電話番号帳に既に登録され
ていないならば（第３図の３５のＮＯ）、先に記憶され
ていた相手の電話番号と共に（第３図の３３）ディスク
ドライブ５４の電話番号帳に新規に登録される（第３図
の８６）。

逆に、既に登録されているならば（第３図の３５のＹＥ
Ｓ）、つぎの処理が行なわれる。

その登録済の電話番号対応の静止画データをディスプレ
イ装置３８の画面に表示する（第５図参照）、その画面
の中に更新したいものがあれば、当該静止画像部分をタ
ッチして静止画データのみを更新する（第３図の３８の
Ｎ０１Ｓ９のＹＥＳ、３１０）。新規に作成したい場合
には９作成の部分をタッチすることにより、デジタイズ
された静止画データを電話番号帳に追加する（第３図の
８８のＹＥＳ、Ｓ６）。変更の必要がなければ、終了の
部分をタッチして継続中にあるテレビ電話の終了を待つ
（第３図のＳ８、Ｓ９及びＳｌのＮＯ１並びにＳｌｌの
ＹＥＳ）。テレビ電話中の画面は、例えば第６図に示す
如きものとなっている。そのテレビ電話の終了で電話番
号作成処理も又、終了する。

こうして作成された電話番号帳に他の必要なデータ、例
えば相手の名前、所属、住所その他のメモ等を従来方式
の手順に従ってキーボードから入力し登録して置くこと
も出来る。そして、この電話番号帳をその後に、電話番
号帳内の登録データ項目のうちの所定の登録データ項目
をキーワードとして用いて分類し、ディレクトリ発信の
ための検索に供することも出来る。

次に、電話番号帳を用いてのディレクトリ発信を説明す
る。

その起動入力をキーボード４８や、タッチパネル入力５
８から行なうと、それに応答した第７図に示す処理フロ
ーを実行するプログラムの実行が始まる。その最初に、
第８図に示すように、前記発信対応の静止画データの中
の使用頻度の高いものから最上欄から最下欄への順であ
って、且つ画面左から右へ順番に表示する（第７図の３
１）。

その表示画面中に相手の静止画データがない場合には、
順次に、次ページ、又は前ページをキーボード入力４８
やタッチパネル入力５８によって選択する（第７図のＳ
２、Ｓ３、Ｓ４．３５）。

このようにして表示されている画面中に発信したい相手
の静止画データが現れたとき、相手の顔の静止画データ
を見てその表示部分をタッチする（第７図の３６のＹＥ
Ｓ）。そのタッチ対応の電話番号が電話番号帳の中から
検索されてその電話番号が発呼要求と共に回線インタフ
ェース６を介してＩＳＤＮへ送信される（第７図の８７
、Ｓ８）。又、発信対応の使用頻度が更新される（第７
図の３９）。なお、画面に相手の静止画データが表示さ
れている状態において、終了の画像部分をタッチすれば
、ディレクトリ発信は終了する（第７図のＳＩＯのＹＥ
Ｓ）。

〔発明の効果〕

以上述べたところから明らかなように本発明によれば、
発着信時にテレビ電話端末装置に保持される相手の電話
番号、及び画像デジタイズ部の画像データを電話番号帳
の作成に活用する仕組みを用いているので、電話番号帳
を自動的に作成することが出来る。又、その電話番号帳
の中には、電話番号対応の相手の画像データも含まれて
おり、それを発信時の着信相手識別に用い得るので、発
信者による着信相手識別のための名前等のデータの特別
な入力なしの発信が可能になる。これは、ディレクトリ
発信を非常に使い易いものにする。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理ブロック図、 第２図は本発明の一実施例を示す図、 第３図は電話番号帳の自動作成更新処理フローを示す図 第４図は電話番号帳内の登録項目例を示す図、第５図は
電話番号帳作成時の表示例を示す図、第６図はテレビ電
話中の表示例を示す図、第７図はディレクトリ発信処理
フローを示す図、第８図はディレクトリ発信時の表示例
を示す図、第９図は従来のテレビ電話端末装置を示す図
である。 第１図乃至第３図において、 ２は電話番号入力部（キーボード４８、キーボードイン
タフェース３６）、 ４はディスプレイ装置、 ６は発着信処理部（ＣＰＵ２０、バス２２、ＲＯＭ２４
の発着信処理プログラム、ＲＡＭ２６、回線インタフェ
ース３２）、 ８は表示制御手段（動画Ｃ０ＤＥＣ又は静止画Ｃ０ＤＥ
Ｃ３０、表示インタフェース２８）、１０は電話識別デ
ータ登録部（ディスクインタフェース５２、ディスクド
ライブ５４） １２は指定手段（タッチパネルインタフェース５６、タ
ッチパネル５８）、 １４は画像デジタイズ部（動画デジタイズ部又は静止画
デジタイズ部５０）、 １６は登録制御手段（ＣＰＵ２０、バス２２、Ｒ０Ｍ２
４内の第３図処理フローのためのプログラム）である。 本％Ｂ目θ厚玉Ｔフ゛０・・／７０ 第１図 電鈴ネ号棟円の第係工Ｑロイ勿 第４図 テレヒ゛電話中θ表１・乍Ｊ 第６図 了・イレ７ト・）Ｒ５ｆムロ千で７０−第７図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）電話番号入力部（２）と、 ディスプレイ装置（４）と、 回線インタフェース（６）と、 該回線インタフェース（６）に接続され、前記電話番号
   入力部（２）による入力に応答しての発信処理、及び着
   信に対する処理を行なう発着信処理装置（８）と、 発着信処理装置（８）の着信画像処理に応答して前記デ
   ィスプレイ装置（４）の画面に相手画像を表示せしめる
   表示制御手段（１０）とを有するＩＳＤＮ端末装置にお
   いて、 ディスプレイ装置（４）の表示画面内の特定領域を指定
   する指定手段（１２）と、 電話識別データ登録部（１４）と、 発着信処理装置（８）の着信画像処理に応答して前記デ
   ィスプレイ装置（４）の表示に用いられる相手画像をデ
   ジタイズする画像デジタイズ部（１６）と、 前記指定手段（１２）による指定に応答して前記電話識
   別データ登録部（１４）へ指定対応の、前記発着信処理
   装置（８）に保持されている相手電話番号及び画像デジ
   タイズ部（１６）からの相手画像データを登録させる登
   録制御手段（１８）とを設け、発信又は着信に応答して
   相手電話識別データの登録を行なうことを特徴とするＩ
   ＳＤＮ端末装置のための自動電話番号帳作成方式。